JPH08336696A - 洗濯機 - Google Patents
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- JPH08336696A JPH08336696A JP7144601A JP14460195A JPH08336696A JP H08336696 A JPH08336696 A JP H08336696A JP 7144601 A JP7144601 A JP 7144601A JP 14460195 A JP14460195 A JP 14460195A JP H08336696 A JPH08336696 A JP H08336696A
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F39/00—Details of washing machines not specific to a single type of machines covered by groups D06F9/00 - D06F27/00
- D06F39/08—Liquid supply or discharge arrangements
- D06F39/088—Liquid supply arrangements
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F37/00—Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
- D06F37/30—Driving arrangements
- D06F37/40—Driving arrangements for driving the receptacle and an agitator or impeller, e.g. alternatively
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
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- D06F39/083—Liquid discharge or recirculation arrangements
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
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- D06F39/12—Casings; Tubs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗濯液を洗濯槽内の洗濯物に散水して洗濯を
行う洗濯機において、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）
を洗濯槽に広範囲にわたってふりかかるように吐出し、
洗浄水を洗濯物全体に上から注ぎ、洗濯時の水位が低く
ても、洗いむらを起こすことなく、節水、節洗剤を実現
する。 【構成】 上方を開口した洗濯兼脱水槽４の内底部にパ
ルセーター５を配設し、このパルセーター５の回転時の
ポンプ作用により循環水路１１を通して洗浄水を洗濯兼
脱水槽４の側壁高さ途中まで導き、循環水路１１の上方
部に吐出口１２を設け、洗浄水を洗濯兼脱水槽４の中央
に向けて吐出する。吐出口１２から略水平方向へ吐出す
る洗浄水の吐出形態を洗濯兼脱水槽４の広範囲にわたっ
てふりかかることが可能なように構成した。
行う洗濯機において、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）
を洗濯槽に広範囲にわたってふりかかるように吐出し、
洗浄水を洗濯物全体に上から注ぎ、洗濯時の水位が低く
ても、洗いむらを起こすことなく、節水、節洗剤を実現
する。 【構成】 上方を開口した洗濯兼脱水槽４の内底部にパ
ルセーター５を配設し、このパルセーター５の回転時の
ポンプ作用により循環水路１１を通して洗浄水を洗濯兼
脱水槽４の側壁高さ途中まで導き、循環水路１１の上方
部に吐出口１２を設け、洗浄水を洗濯兼脱水槽４の中央
に向けて吐出する。吐出口１２から略水平方向へ吐出す
る洗浄水の吐出形態を洗濯兼脱水槽４の広範囲にわたっ
てふりかかることが可能なように構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯液を洗濯槽内の洗
濯物に散水して洗濯を行う洗濯機に関する。
濯物に散水して洗濯を行う洗濯機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の洗濯方式を、パルセーター式洗濯
機を例に挙げて説明すると、底部にパルセーターを備え
た洗濯兼脱水槽に衣類を投入した後、所定量の水と洗剤
を投入し、パルセーターを回転させることによって、衣
類と洗剤液を攪拌し、衣類相互の摩擦や、衣類と洗濯兼
脱水槽の内壁およびパルセーターとの摩擦によって、汚
れの除去を行っていた。
機を例に挙げて説明すると、底部にパルセーターを備え
た洗濯兼脱水槽に衣類を投入した後、所定量の水と洗剤
を投入し、パルセーターを回転させることによって、衣
類と洗剤液を攪拌し、衣類相互の摩擦や、衣類と洗濯兼
脱水槽の内壁およびパルセーターとの摩擦によって、汚
れの除去を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のパル
セーター式洗濯機では、衣類の種類によっては、摩擦に
よる衣類表面の毛羽立ちやほつれ、あるいは衣類同士の
絡みによる伸び、型くずれなど衣類を損傷させてしまう
といった問題を有していた。
セーター式洗濯機では、衣類の種類によっては、摩擦に
よる衣類表面の毛羽立ちやほつれ、あるいは衣類同士の
絡みによる伸び、型くずれなど衣類を損傷させてしまう
といった問題を有していた。
【０００４】また、洗濯物の汚れをむらなく落とすため
には、洗濯物の全体が洗濯液に浸るだけの十分の洗濯液
を必要とし、多量の水と洗剤を使っていた。
には、洗濯物の全体が洗濯液に浸るだけの十分の洗濯液
を必要とし、多量の水と洗剤を使っていた。
【０００５】本発明は上記課題を解決するもので、洗浄
水（洗濯液またはすすぎ液）を洗濯槽に広範囲にわたっ
てふりかかるように吐出することにより、洗浄水を洗濯
物全体に上から注ぎ、洗濯時またはすすぎ時の水位が低
くても、洗いむら、すすぎむらを起こすことなく、節
水、節洗剤を実現することを第１の目的としている。
水（洗濯液またはすすぎ液）を洗濯槽に広範囲にわたっ
てふりかかるように吐出することにより、洗浄水を洗濯
物全体に上から注ぎ、洗濯時またはすすぎ時の水位が低
くても、洗いむら、すすぎむらを起こすことなく、節
水、節洗剤を実現することを第１の目的としている。
【０００６】また、本発明は、洗濯物を洗濯物載置用ネ
ット上に置くことにより、パルセーターの回転によって
洗濯物が直接攪拌されないようにし、かつ洗浄水（洗濯
液またはすすぎ液）をネット上の洗濯物全体に上から注
ぎ、洗濯物内部に洗浄水を通過させることにより、衣類
を傷めることなく汚れを落とし、すすぐことを第２の目
的としている。
ット上に置くことにより、パルセーターの回転によって
洗濯物が直接攪拌されないようにし、かつ洗浄水（洗濯
液またはすすぎ液）をネット上の洗濯物全体に上から注
ぎ、洗濯物内部に洗浄水を通過させることにより、衣類
を傷めることなく汚れを落とし、すすぐことを第２の目
的としている。
【０００７】また、本発明は、洗濯物を洗濯物載置用ネ
ット上に置くことにより、パルセーターの回転によって
洗濯物が直接攪拌されないようにし、かつ洗浄水（洗濯
液またはすすぎ液）をネット上の洗濯物全体に上から注
ぎ、洗濯物内部に洗浄水を通過させることにより、衣類
を傷めることなく、少ない水でもむらなく汚れを落と
し、すすぐことにより、節水、節洗剤を実現することを
第３の目的としている。
ット上に置くことにより、パルセーターの回転によって
洗濯物が直接攪拌されないようにし、かつ洗浄水（洗濯
液またはすすぎ液）をネット上の洗濯物全体に上から注
ぎ、洗濯物内部に洗浄水を通過させることにより、衣類
を傷めることなく、少ない水でもむらなく汚れを落と
し、すすぐことにより、節水、節洗剤を実現することを
第３の目的としている。
【０００８】また、本発明は、吐出口を略水平方向に長
いスリット上の形状とすることにより、洗浄水（洗濯液
またはすすぎ液）を洗濯物全体に注ぐことを可能にし、
むらなく汚れを落とし、すすぐことを第４の目的として
いる。
いスリット上の形状とすることにより、洗浄水（洗濯液
またはすすぎ液）を洗濯物全体に注ぐことを可能にし、
むらなく汚れを落とし、すすぐことを第４の目的として
いる。
【０００９】また、本発明は、吐出口を略水平方向に長
いスリット上の形状で、両端を中央部より広くすること
により、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）を洗濯槽に沿
って広げて吐出し、洗濯物全体に注ぐことを可能にし、
むらなく汚れを落とし、すすぐことを第５の目的として
いる。
いスリット上の形状で、両端を中央部より広くすること
により、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）を洗濯槽に沿
って広げて吐出し、洗濯物全体に注ぐことを可能にし、
むらなく汚れを落とし、すすぐことを第５の目的として
いる。
【００１０】また、本発明は、吐出口を略水平方向に長
いスリット上の形状で、両端に切り欠き部を設けること
により、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）を洗濯槽に沿
って広げて吐出し、洗濯物全体に注ぐことを可能にし、
むらなく汚れを落とし、すすぐことを第６の目的として
いる。
いスリット上の形状で、両端に切り欠き部を設けること
により、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）を洗濯槽に沿
って広げて吐出し、洗濯物全体に注ぐことを可能にし、
むらなく汚れを落とし、すすぐことを第６の目的として
いる。
【００１１】また、本発明は、パルセーターの反転時限
を制御することにより、洗浄水（洗濯液またはすすぎ
液）の吐出形態を変えることを第７の目的としている。
を制御することにより、洗浄水（洗濯液またはすすぎ
液）の吐出形態を変えることを第７の目的としている。
【００１２】また、本発明は、洗浄水（洗濯液またはす
すぎ液）の吐出距離を順次変えることにより、洗浄水を
洗濯物全体に上からまんべんなく注ぐことを第８の目的
としている。
すぎ液）の吐出距離を順次変えることにより、洗浄水を
洗濯物全体に上からまんべんなく注ぐことを第８の目的
としている。
【００１３】また、本発明は、洗浄水（洗濯液またはす
すぎ液）の吐出量および吐出回数を変えることにより、
洗剤溶解行程、泡立ち抑制行程を実現することを第９の
目的としている。
すぎ液）の吐出量および吐出回数を変えることにより、
洗剤溶解行程、泡立ち抑制行程を実現することを第９の
目的としている。
【００１４】また、本発明は、循環水路が洗濯物の布回
りを阻害しないようにし、洗浄性能を維持することを第
１０の目的としている。
りを阻害しないようにし、洗浄性能を維持することを第
１０の目的としている。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第１の目的
を達成するために、上方を開口した洗濯兼脱水槽の内底
部に配設したパルセーターと、このパルセーターの回転
時のポンプ作用により洗浄水を前記洗濯兼脱水槽の側壁
高さ途中まで導く循環水路と、この循環水路の上方部に
設け前記洗浄水を洗濯兼脱水槽の中央に向けて吐出する
吐出口とを備え、前記吐出口から略水平方向へ吐出する
洗浄水の吐出形態を前記洗濯兼脱水槽の広範囲にわたっ
てふりかかることが可能なように構成したことを第１の
課題解決手段としている。
を達成するために、上方を開口した洗濯兼脱水槽の内底
部に配設したパルセーターと、このパルセーターの回転
時のポンプ作用により洗浄水を前記洗濯兼脱水槽の側壁
高さ途中まで導く循環水路と、この循環水路の上方部に
設け前記洗浄水を洗濯兼脱水槽の中央に向けて吐出する
吐出口とを備え、前記吐出口から略水平方向へ吐出する
洗浄水の吐出形態を前記洗濯兼脱水槽の広範囲にわたっ
てふりかかることが可能なように構成したことを第１の
課題解決手段としている。
【００１６】また、上記第２の目的を達成するために、
吐出口から吐出する洗浄水でほぼ覆われるように洗濯兼
脱水槽に洗濯物を載置するネットを配設したことを第２
の課題解決手段としている。
吐出口から吐出する洗浄水でほぼ覆われるように洗濯兼
脱水槽に洗濯物を載置するネットを配設したことを第２
の課題解決手段としている。
【００１７】また、上記第３の目的を達成するために、
上方を開口した洗濯兼脱水槽の内底部に配設したパルセ
ーターと、このパルセーターの回転時のポンプ作用によ
り洗浄水を前記洗濯兼脱水槽の側壁高さ途中まで導く循
環水路と、この循環水路上方部に設け前記洗浄水を洗濯
兼脱水槽中央に向け吐出する吐出口と、前記洗濯兼脱水
槽の側壁の高さ方向の途中に略水平方向に設けた洗濯物
を載置するネットとを備え、前記ネットと前記吐出口の
高さ方向の間に水位が位置するように構成したことを第
３の課題解決手段としている。
上方を開口した洗濯兼脱水槽の内底部に配設したパルセ
ーターと、このパルセーターの回転時のポンプ作用によ
り洗浄水を前記洗濯兼脱水槽の側壁高さ途中まで導く循
環水路と、この循環水路上方部に設け前記洗浄水を洗濯
兼脱水槽中央に向け吐出する吐出口と、前記洗濯兼脱水
槽の側壁の高さ方向の途中に略水平方向に設けた洗濯物
を載置するネットとを備え、前記ネットと前記吐出口の
高さ方向の間に水位が位置するように構成したことを第
３の課題解決手段としている。
【００１８】また、上記第４の目的を達成するために、
吐出口は略水平方向に長いスリット状に形成し、その吐
出口の上壁および下壁を循環水路を構成するために合体
した２つの水路構成部材の上端部で構成したことを第４
の課題解決手段としている。
吐出口は略水平方向に長いスリット状に形成し、その吐
出口の上壁および下壁を循環水路を構成するために合体
した２つの水路構成部材の上端部で構成したことを第４
の課題解決手段としている。
【００１９】また、上記第５の目的を達成するために、
吐出口は略水平方向に長いスリット状に形成し、その上
下方向の開口寸法を左右の端部に向かうに従い徐々に拡
がる形状としたことを第５の課題解決手段としている。
吐出口は略水平方向に長いスリット状に形成し、その上
下方向の開口寸法を左右の端部に向かうに従い徐々に拡
がる形状としたことを第５の課題解決手段としている。
【００２０】また、上記第６の目的を達成するために、
吐出口の両端に連続して循環水路の後方部に回り込むよ
うに切り欠き部を設けたことを第６の課題解決手段とし
ている。
吐出口の両端に連続して循環水路の後方部に回り込むよ
うに切り欠き部を設けたことを第６の課題解決手段とし
ている。
【００２１】また、上記第７の目的を達成するために、
吐出口からの洗浄水の吐出形態をパルセーターの回転時
限制御により設定するようにしたことを第７の課題解決
手段としている。
吐出口からの洗浄水の吐出形態をパルセーターの回転時
限制御により設定するようにしたことを第７の課題解決
手段としている。
【００２２】また、上記第８の目的を達成するために、
複数の異なるパルセーターの回転時限を有し、これらを
順次自動的に実行可能な制御手段を備え、特定の回転制
御において、吐出口から略水平方向へ吐出する洗浄水を
洗濯兼脱水槽の広範囲にわたってふりかかることが可能
なように構成したことを第８の課題解決手段としてい
る。
複数の異なるパルセーターの回転時限を有し、これらを
順次自動的に実行可能な制御手段を備え、特定の回転制
御において、吐出口から略水平方向へ吐出する洗浄水を
洗濯兼脱水槽の広範囲にわたってふりかかることが可能
なように構成したことを第８の課題解決手段としてい
る。
【００２３】また、上記第９の目的を達成するために、
パルセーターの異なる回転時限の組み合わせが、複数存
在するようにしたことを第９の課題解決手段としてい
る。
パルセーターの異なる回転時限の組み合わせが、複数存
在するようにしたことを第９の課題解決手段としてい
る。
【００２４】また、上記第１０の目的を達成するため
に、循環水路は、洗濯兼脱水槽の側壁より連続した曲面
を有する形状としたことを第１０の課題解決手段として
いる。
に、循環水路は、洗濯兼脱水槽の側壁より連続した曲面
を有する形状としたことを第１０の課題解決手段として
いる。
【００２５】
【作用】本発明は上記した第１の課題解決手段により、
洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）を洗濯槽全面に吐出す
ることにより、洗浄水を洗濯物全体に上から注ぎ、洗濯
時の水位が低くても水面より上にある洗濯物にも絶えず
洗浄水を注ぐことができるので、洗いむら、すすぎむら
を起こすことなく、節水、節洗剤を実現することができ
る。
洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）を洗濯槽全面に吐出す
ることにより、洗浄水を洗濯物全体に上から注ぎ、洗濯
時の水位が低くても水面より上にある洗濯物にも絶えず
洗浄水を注ぐことができるので、洗いむら、すすぎむら
を起こすことなく、節水、節洗剤を実現することができ
る。
【００２６】また、第２の課題解決手段により、洗濯物
を洗濯物載置用ネット上に置くことにより、パルセータ
ーの回転によって洗濯物が直接攪拌されないようにし、
かつ洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）をネット上の洗濯
物全体に上から注ぐことにより、洗濯物内部に洗浄水を
通過させることにより、衣類を傷めることなく汚れを落
とし、すすぐことができる。
を洗濯物載置用ネット上に置くことにより、パルセータ
ーの回転によって洗濯物が直接攪拌されないようにし、
かつ洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）をネット上の洗濯
物全体に上から注ぐことにより、洗濯物内部に洗浄水を
通過させることにより、衣類を傷めることなく汚れを落
とし、すすぐことができる。
【００２７】また、第３の課題解決手段により、洗濯物
を洗濯物載置用ネット上に置くことにより、パルセータ
ーの回転によって洗濯物が直接攪拌されないようにし、
かつ洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）をネット上の洗濯
物全体に上から注ぐことにより、洗濯物内部に洗浄水を
通過させ、衣類を傷めることなく、少ない水でもむらな
く汚れを落とし、すすぐことにより、節水、節洗剤を実
現することできる。
を洗濯物載置用ネット上に置くことにより、パルセータ
ーの回転によって洗濯物が直接攪拌されないようにし、
かつ洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）をネット上の洗濯
物全体に上から注ぐことにより、洗濯物内部に洗浄水を
通過させ、衣類を傷めることなく、少ない水でもむらな
く汚れを落とし、すすぐことにより、節水、節洗剤を実
現することできる。
【００２８】また、第４の課題解決手段により、吐出口
が略水平方向に長いスリット上の形状とすることによ
り、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）を略水平方向に広
がって吐出させることができ、洗浄水を洗濯物全体に注
ぐことを可能にし、むらなく汚れを落とし、すすぐこと
ができる。
が略水平方向に長いスリット上の形状とすることによ
り、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）を略水平方向に広
がって吐出させることができ、洗浄水を洗濯物全体に注
ぐことを可能にし、むらなく汚れを落とし、すすぐこと
ができる。
【００２９】また、第５の課題解決手段により、吐出口
が略水平方向に長いスリット上の形状で、両端を中央部
より広くすることにより、洗浄水（洗濯液またはすすぎ
液）を洗濯槽に沿って広げて吐出させることができ、洗
濯物全体に注ぐことを可能にし、むらなく汚れを落と
し、すすぐことができる。
が略水平方向に長いスリット上の形状で、両端を中央部
より広くすることにより、洗浄水（洗濯液またはすすぎ
液）を洗濯槽に沿って広げて吐出させることができ、洗
濯物全体に注ぐことを可能にし、むらなく汚れを落と
し、すすぐことができる。
【００３０】また、第６の課題解決手段により、吐出口
が略水平方向に長いスリット上の形状で、両端に切り欠
き部を設けることにより、洗浄水（洗濯液またはすすぎ
液）を洗濯槽に沿って広げて吐出させることができ、洗
濯物全体に注ぐことを可能にし、むらなく汚れを落と
し、すすぐことができる。
が略水平方向に長いスリット上の形状で、両端に切り欠
き部を設けることにより、洗浄水（洗濯液またはすすぎ
液）を洗濯槽に沿って広げて吐出させることができ、洗
濯物全体に注ぐことを可能にし、むらなく汚れを落と
し、すすぐことができる。
【００３１】また、第７の課題解決手段により、パルセ
ーターの回転時限を制御することにより、洗浄水（洗濯
液またはすすぎ液）の吐出形態を変えることができる。
ーターの回転時限を制御することにより、洗浄水（洗濯
液またはすすぎ液）の吐出形態を変えることができる。
【００３２】また、第８の課題解決手段により、異なる
パルセーターの回転時限を複数有し、洗浄水（洗濯液ま
たはすすぎ液）の吐出距離を順次変えることにより、洗
濯物全体に渡り、洗浄水をまんべんなく注ぎ、むらなく
汚れを落とし、すすぐことができる。
パルセーターの回転時限を複数有し、洗浄水（洗濯液ま
たはすすぎ液）の吐出距離を順次変えることにより、洗
濯物全体に渡り、洗浄水をまんべんなく注ぎ、むらなく
汚れを落とし、すすぐことができる。
【００３３】また、第９の課題解決手段により、複数の
異なるパルセーターの回転時限の組み合わせを複数設
け、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）の吐出量および吐
出回数を変えることにより、吐出量、吐出回数を多くし
循環量を増やすことにより、洗剤溶解を促進する行程を
実現でき、また、吐出量、吐出回数を少なくし循環量を
抑えることにより、泡立ちを抑制する行程を実現するこ
とができる。
異なるパルセーターの回転時限の組み合わせを複数設
け、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）の吐出量および吐
出回数を変えることにより、吐出量、吐出回数を多くし
循環量を増やすことにより、洗剤溶解を促進する行程を
実現でき、また、吐出量、吐出回数を少なくし循環量を
抑えることにより、泡立ちを抑制する行程を実現するこ
とができる。
【００３４】また、第１０の課題解決手段により、循環
水路は、洗濯兼脱水槽の側壁より連続した曲面を有する
形状とすることにより、循環水路が洗濯物の布回りを阻
害しないようにし、洗浄性能を維持することができる。
水路は、洗濯兼脱水槽の側壁より連続した曲面を有する
形状とすることにより、循環水路が洗濯物の布回りを阻
害しないようにし、洗浄性能を維持することができる。
【００３５】
【実施例】以下、本発明の第１の実施例を、図１を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００３６】図に示すように、洗濯機外枠１は、内部に
吊り棒２により水受け槽３を吊り下げている。洗濯兼脱
水槽（以下、洗濯槽という）４は、水受け槽３内に回転
自在に配設し、洗濯槽４の底部にパルセーター５を回転
自在に配設している。モータ６は、Ｖベルト７および減
速機構８を介して、パルセーター５および洗濯槽４を駆
動する。パルセーター５の裏羽根９の外周部には、ポン
プ室１０が形成されており、洗濯槽４内の洗浄水（洗濯
液またはすすぎ液）をポンプ室１０から循環水路１１を
経由して、洗濯槽４の高さ方向途中に形成した吐出口１
２に送水する。
吊り棒２により水受け槽３を吊り下げている。洗濯兼脱
水槽（以下、洗濯槽という）４は、水受け槽３内に回転
自在に配設し、洗濯槽４の底部にパルセーター５を回転
自在に配設している。モータ６は、Ｖベルト７および減
速機構８を介して、パルセーター５および洗濯槽４を駆
動する。パルセーター５の裏羽根９の外周部には、ポン
プ室１０が形成されており、洗濯槽４内の洗浄水（洗濯
液またはすすぎ液）をポンプ室１０から循環水路１１を
経由して、洗濯槽４の高さ方向途中に形成した吐出口１
２に送水する。
【００３７】上記構成において動作を説明すると、洗濯
槽４内に洗濯物と所定量の水と洗剤を投入した後、運転
を開始する。これによって、モータ６が駆動し、Ｖベル
ト７および減速機構８を介してパルセーター５およびパ
ルセーター５の裏羽根９がが回転し、洗濯槽４の中の洗
濯物と洗濯液が攪拌され、洗濯物が洗浄される。一方、
パルセーター５の裏羽根９の回転により、洗濯槽４内の
洗濯液がポンプ室１０から循環水路１１へと送水され
る。循環水路１１へと送水された洗濯液は、洗濯槽４の
高さ方向途中に設けた吐出口１２へ送られ、洗濯槽４の
広範囲にわたってふりかかるように洗濯液が吐出され、
洗濯物にまんべんなく洗濯液を注ぐ。
槽４内に洗濯物と所定量の水と洗剤を投入した後、運転
を開始する。これによって、モータ６が駆動し、Ｖベル
ト７および減速機構８を介してパルセーター５およびパ
ルセーター５の裏羽根９がが回転し、洗濯槽４の中の洗
濯物と洗濯液が攪拌され、洗濯物が洗浄される。一方、
パルセーター５の裏羽根９の回転により、洗濯槽４内の
洗濯液がポンプ室１０から循環水路１１へと送水され
る。循環水路１１へと送水された洗濯液は、洗濯槽４の
高さ方向途中に設けた吐出口１２へ送られ、洗濯槽４の
広範囲にわたってふりかかるように洗濯液が吐出され、
洗濯物にまんべんなく洗濯液を注ぐ。
【００３８】この吐出形態について、今少し詳述する
と、パルセーター５が回転、停止を繰り返すことで、吐
出口１２から吐出される洗濯液はパルセーター５の回転
開始時点から回転終了時点において、勢いが変化するこ
ととなる。すなわち、吐出口１２から吐出される洗濯液
は、洗濯槽４内の水面に対する落下位置が洗濯槽４の径
方向にて移動することとなり、結果として、洗濯槽４内
の水面上に広範囲にわたってふりそそぐことができ、洗
濯物にまんべんなく洗濯液を注ぐことができる。
と、パルセーター５が回転、停止を繰り返すことで、吐
出口１２から吐出される洗濯液はパルセーター５の回転
開始時点から回転終了時点において、勢いが変化するこ
ととなる。すなわち、吐出口１２から吐出される洗濯液
は、洗濯槽４内の水面に対する落下位置が洗濯槽４の径
方向にて移動することとなり、結果として、洗濯槽４内
の水面上に広範囲にわたってふりそそぐことができ、洗
濯物にまんべんなく洗濯液を注ぐことができる。
【００３９】このように、本実施例によれば、洗濯液を
洗濯槽４の広範囲にわたってふりかかるように吐出する
ことにより、洗濯液を洗濯物全体に上からまんべんなく
注ぎ、洗濯時の水位が低くても水面より上にある洗濯物
にも絶えず洗濯液を注ぐことができるので、洗いむらを
起こすことなく、節水、節洗剤を実現することができ
る。
洗濯槽４の広範囲にわたってふりかかるように吐出する
ことにより、洗濯液を洗濯物全体に上からまんべんなく
注ぎ、洗濯時の水位が低くても水面より上にある洗濯物
にも絶えず洗濯液を注ぐことができるので、洗いむらを
起こすことなく、節水、節洗剤を実現することができ
る。
【００４０】なお、上記実施例では、吐出口１２より洗
濯液を吐出する洗濯行程について説明したが、すすぎ行
程で、吐出口１２よりすすぎ液を吐出させることによ
り、すすぎ液を洗濯物全体に上からまんべんなく注ぎ、
むらなくすすぐことができる。
濯液を吐出する洗濯行程について説明したが、すすぎ行
程で、吐出口１２よりすすぎ液を吐出させることによ
り、すすぎ液を洗濯物全体に上からまんべんなく注ぎ、
むらなくすすぐことができる。
【００４１】つぎに、本発明の第２の実施例を図２を参
照にしながら説明する。なお、上記第１の実施例と同じ
構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
照にしながら説明する。なお、上記第１の実施例と同じ
構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【００４２】図に示すように、ネット１３は、洗濯物を
載置するもので、洗濯槽４の側壁に着脱自在に配設して
いる。
載置するもので、洗濯槽４の側壁に着脱自在に配設して
いる。
【００４３】上記構成において動作を説明すると、洗濯
物を洗濯物載置用のネット１３の上にセットし、つぎ
に、所定量の水と洗剤を投入した後、運転を開始する。
これによって、モータ６が駆動し、Ｖベルト７および減
速機構８を介してパルセーター５およびパルセーター５
の裏羽根９が回転する。パルセーター５の裏羽根９の回
転により、洗濯槽４内の洗濯液がポンプ室１０から循環
水路１１へと送水される。
物を洗濯物載置用のネット１３の上にセットし、つぎ
に、所定量の水と洗剤を投入した後、運転を開始する。
これによって、モータ６が駆動し、Ｖベルト７および減
速機構８を介してパルセーター５およびパルセーター５
の裏羽根９が回転する。パルセーター５の裏羽根９の回
転により、洗濯槽４内の洗濯液がポンプ室１０から循環
水路１１へと送水される。
【００４４】循環水路１１へと送水された洗濯液は、洗
濯槽４の高さ方向途中に設けた吐出口１２へと送られ、
洗濯槽４の開口を広範囲にわたってふりかかるように、
洗濯液が吐出され、洗濯物載置用のネット１３の上にセ
ットした洗濯物にまんべんなく洗濯液を注ぐ。一方、洗
濯物は、洗濯物載置用のネット１３により、パルセータ
ー５と仕切られているので、パルセーター５の回転によ
り直接攪拌されることはない。
濯槽４の高さ方向途中に設けた吐出口１２へと送られ、
洗濯槽４の開口を広範囲にわたってふりかかるように、
洗濯液が吐出され、洗濯物載置用のネット１３の上にセ
ットした洗濯物にまんべんなく洗濯液を注ぐ。一方、洗
濯物は、洗濯物載置用のネット１３により、パルセータ
ー５と仕切られているので、パルセーター５の回転によ
り直接攪拌されることはない。
【００４５】パルセーター５上部の洗濯液は、パルセー
ター５の回転によって、洗濯槽４の中央からパルセータ
ー５の上面部を経由して、外側へと強制的に送水され
る。このため、洗濯液面中央部の上方から下方に向けて
水流が発生することになる。このようにパルセーター５
の回転により洗濯物載置用のネット１３上面の洗濯物に
対し、洗濯液が上部から供給されるとともに、上方から
下方への水流によって、洗濯物内部を強制的に通過させ
ることになる。
ター５の回転によって、洗濯槽４の中央からパルセータ
ー５の上面部を経由して、外側へと強制的に送水され
る。このため、洗濯液面中央部の上方から下方に向けて
水流が発生することになる。このようにパルセーター５
の回転により洗濯物載置用のネット１３上面の洗濯物に
対し、洗濯液が上部から供給されるとともに、上方から
下方への水流によって、洗濯物内部を強制的に通過させ
ることになる。
【００４６】このように、本実施例によれば、洗濯液を
洗濯槽４の広範囲にわたってふりかかるように吐出し、
洗濯液を洗濯物載置用のネット１３の上にセットした洗
濯物全体に上から注ぎ、洗濯液を洗濯物内部を強制的に
通過させることにより、洗濯物を傷めることなく汚れを
落とすことができる。
洗濯槽４の広範囲にわたってふりかかるように吐出し、
洗濯液を洗濯物載置用のネット１３の上にセットした洗
濯物全体に上から注ぎ、洗濯液を洗濯物内部を強制的に
通過させることにより、洗濯物を傷めることなく汚れを
落とすことができる。
【００４７】なお、上記実施例では、吐出口１２より洗
濯液を吐出する洗濯行程について説明したが、すすぎ行
程で、吐出口１２よりすすぎ液を吐出させることによ
り、すすぎ液を洗濯物載置用のネット１３の上にセット
した洗濯物全体に上から注ぎ、すすぎ液を洗濯物内部を
強制的に通過させることにより、洗濯物をむらなくすす
ぐことができる。
濯液を吐出する洗濯行程について説明したが、すすぎ行
程で、吐出口１２よりすすぎ液を吐出させることによ
り、すすぎ液を洗濯物載置用のネット１３の上にセット
した洗濯物全体に上から注ぎ、すすぎ液を洗濯物内部を
強制的に通過させることにより、洗濯物をむらなくすす
ぐことができる。
【００４８】つぎに、本発明の第３の実施例を図３を参
照にしながら説明する。なお、上記第１および第２の実
施例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
照にしながら説明する。なお、上記第１および第２の実
施例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
【００４９】図に示すように、１４は、パルセーター５
の回転時の水位で、洗濯物載置用のネット１３と吐出口
１２の高さ方向の間に位置するようにしている。
の回転時の水位で、洗濯物載置用のネット１３と吐出口
１２の高さ方向の間に位置するようにしている。
【００５０】上記構成において動作を説明すると、洗濯
物を洗濯物載置用のネット１３の上にセットし、つぎ
に、所定量の水と洗剤を投入した後、運転を開始する。
これによって、モータ６が駆動し、Ｖベルト７および減
速機構８を介してパルセーター５およびパルセーター５
の裏羽根９が回転する。パルセーター５の裏羽根９の回
転により、洗濯槽４内の洗濯液がポンプ室１０から循環
水路１１へと送水される。
物を洗濯物載置用のネット１３の上にセットし、つぎ
に、所定量の水と洗剤を投入した後、運転を開始する。
これによって、モータ６が駆動し、Ｖベルト７および減
速機構８を介してパルセーター５およびパルセーター５
の裏羽根９が回転する。パルセーター５の裏羽根９の回
転により、洗濯槽４内の洗濯液がポンプ室１０から循環
水路１１へと送水される。
【００５１】循環水路１１へと送水された洗濯液は、洗
濯槽４の高さ方向途中に設けた吐出口１２へと送られ、
洗濯槽４の開口を広範囲にわたってふりかかるように、
洗濯液が吐出され、洗濯物載置用のネット１３の上にセ
ットした洗濯物にまんべんなく洗濯液を注ぐ。一方、洗
濯物は、洗濯物載置用のネット１３により、パルセータ
ー５と仕切られているので、パルセーター５の回転によ
り直接攪拌されることはない。
濯槽４の高さ方向途中に設けた吐出口１２へと送られ、
洗濯槽４の開口を広範囲にわたってふりかかるように、
洗濯液が吐出され、洗濯物載置用のネット１３の上にセ
ットした洗濯物にまんべんなく洗濯液を注ぐ。一方、洗
濯物は、洗濯物載置用のネット１３により、パルセータ
ー５と仕切られているので、パルセーター５の回転によ
り直接攪拌されることはない。
【００５２】パルセーター５上部の洗濯液は、パルセー
ター５の回転によって、洗濯槽４の中央からパルセータ
ー５の上面部を経由して、外側へと強制的に送水され
る。このため、洗濯液面中央部の上方から下方に向けて
水流が発生することになる。このようにパルセーター５
の回転により洗濯物載置用のネット１３上面の洗濯物に
対し、洗濯液が上部から供給されるとともに、上方から
下方への水流によって、洗濯物内部を強制的に通過させ
ることになる。
ター５の回転によって、洗濯槽４の中央からパルセータ
ー５の上面部を経由して、外側へと強制的に送水され
る。このため、洗濯液面中央部の上方から下方に向けて
水流が発生することになる。このようにパルセーター５
の回転により洗濯物載置用のネット１３上面の洗濯物に
対し、洗濯液が上部から供給されるとともに、上方から
下方への水流によって、洗濯物内部を強制的に通過させ
ることになる。
【００５３】このように、本実施例によれば、洗濯液を
洗濯槽４の広範囲にわたってふりかかるように吐出し、
洗濯液を洗濯物載置用のネット１３の上にセットした洗
濯物全体に上から注ぎ、洗濯液を洗濯物内部を強制的に
通過させることにより、洗濯物を傷めることなく、また
洗濯液を効率よく活用することができるので、少ない水
でもむらなく汚れを落とし、節水、節洗剤を実現するこ
とできる。
洗濯槽４の広範囲にわたってふりかかるように吐出し、
洗濯液を洗濯物載置用のネット１３の上にセットした洗
濯物全体に上から注ぎ、洗濯液を洗濯物内部を強制的に
通過させることにより、洗濯物を傷めることなく、また
洗濯液を効率よく活用することができるので、少ない水
でもむらなく汚れを落とし、節水、節洗剤を実現するこ
とできる。
【００５４】なお、上記実施例では、吐出口１２より洗
濯液を吐出する洗濯行程について説明したが、すすぎ行
程で、吐出口１２よりすすぎ液を吐出させることによ
り、すすぎ液を洗濯物載置用のネット１３の上にセット
した洗濯物全体に上から注ぎ、すすぎ液を洗濯物内部を
強制的に通過させることにより、洗濯物をむらなくすす
ぐことができる。
濯液を吐出する洗濯行程について説明したが、すすぎ行
程で、吐出口１２よりすすぎ液を吐出させることによ
り、すすぎ液を洗濯物載置用のネット１３の上にセット
した洗濯物全体に上から注ぎ、すすぎ液を洗濯物内部を
強制的に通過させることにより、洗濯物をむらなくすす
ぐことができる。
【００５５】つぎに、本発明の第４の実施例を図４から
図６を参照にしながら説明する。なお、上記第１から第
３の実施例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を
省略する。
図６を参照にしながら説明する。なお、上記第１から第
３の実施例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を
省略する。
【００５６】図４および図５に示すように、吐出口１５
は略水平方向に長いスリット形状をしており、吐出口１
５は上壁を水路構成部材１６ａの上端で構成し、下壁を
水路構成部材１６ｂの上端で構成している。図６に示す
ように、水路構成部材１６ａは洗濯槽４の側壁に沿わせ
るように構成している。
は略水平方向に長いスリット形状をしており、吐出口１
５は上壁を水路構成部材１６ａの上端で構成し、下壁を
水路構成部材１６ｂの上端で構成している。図６に示す
ように、水路構成部材１６ａは洗濯槽４の側壁に沿わせ
るように構成している。
【００５７】このように本実施例によれば、吐出口１５
が略水平方向に長いスリット状の形状とすることによ
り、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）を水平方向に広が
って吐出させることができ、洗浄水を洗濯物全体に注ぐ
ことを可能にし、むらなく汚れを落とし、すすぐことが
できる。
が略水平方向に長いスリット状の形状とすることによ
り、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）を水平方向に広が
って吐出させることができ、洗浄水を洗濯物全体に注ぐ
ことを可能にし、むらなく汚れを落とし、すすぐことが
できる。
【００５８】つぎに、本発明の第５の実施例を図７から
図９を参照にしながら説明する。なお、上記第１から第
３の実施例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を
省略する。
図９を参照にしながら説明する。なお、上記第１から第
３の実施例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を
省略する。
【００５９】図７および図８に示すように、吐出口１７
は、略水平方向に長いスリット形状をしており、上下方
向の中央部の開口寸法をｃ、左右の端部の開口寸法をｄ
とすると、ｃよりｄが大きくなるよう構成している。吐
出口１７は上壁を水路構成部材１８ａの上端で構成し、
下壁を水路構成部材１８ｂの上端で構成している。
は、略水平方向に長いスリット形状をしており、上下方
向の中央部の開口寸法をｃ、左右の端部の開口寸法をｄ
とすると、ｃよりｄが大きくなるよう構成している。吐
出口１７は上壁を水路構成部材１８ａの上端で構成し、
下壁を水路構成部材１８ｂの上端で構成している。
【００６０】このように本実施例によれば、吐出口１７
が略水平方向に長いスリット状の形状で、吐出圧が低く
なり吐出量が少なくなる端部の開口寸法を中央部より広
くすることにより、吐出量を吐出口１７全体にわたって
均一にでき、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）を広げて
吐出し、洗濯物全体に注ぐことを可能にし、むらなく汚
れを落とし、すすぐことができる。
が略水平方向に長いスリット状の形状で、吐出圧が低く
なり吐出量が少なくなる端部の開口寸法を中央部より広
くすることにより、吐出量を吐出口１７全体にわたって
均一にでき、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）を広げて
吐出し、洗濯物全体に注ぐことを可能にし、むらなく汚
れを落とし、すすぐことができる。
【００６１】つぎに、本発明の第６の実施例を図１０か
ら図１２を参照にしながら説明する。なお、上記第１か
ら第３の実施例と同じ構成のものは同一符号を付して説
明を省略する。
ら図１２を参照にしながら説明する。なお、上記第１か
ら第３の実施例と同じ構成のものは同一符号を付して説
明を省略する。
【００６２】図１０および図１１に示すように、吐出口
１９は、略水平方向に長いスリット形状をしており、上
壁を水路構成部材２０ａの上端で構成し、下壁を水路構
成部材２０ｂの上端で構成している。水路構成部材２０
ａには両端に切り欠き部２０ｃを設けている。
１９は、略水平方向に長いスリット形状をしており、上
壁を水路構成部材２０ａの上端で構成し、下壁を水路構
成部材２０ｂの上端で構成している。水路構成部材２０
ａには両端に切り欠き部２０ｃを設けている。
【００６３】このように本実施例によれば、吐出口１９
が略水平方向に長いスリット上の形状で、両端に切り欠
き部２０ｃを設けることにより、両端部から吐出する洗
浄水（洗濯液またはすすぎ液）を洗濯槽４に沿うように
吐出することができ、洗浄水を洗濯槽４の全面に広げて
吐出することにより、洗濯物全体に注ぐことを可能に
し、むらなく汚れをおとし、すすぐことができる。
が略水平方向に長いスリット上の形状で、両端に切り欠
き部２０ｃを設けることにより、両端部から吐出する洗
浄水（洗濯液またはすすぎ液）を洗濯槽４に沿うように
吐出することができ、洗浄水を洗濯槽４の全面に広げて
吐出することにより、洗濯物全体に注ぐことを可能に
し、むらなく汚れをおとし、すすぐことができる。
【００６４】つぎに、本発明の第７の実施例を図１３を
参照にしながら説明する。図１３は、パルセーター５の
回転オン時間と吐出口１２からの洗浄水の吐出形態を示
している。パルセーター５の回転オン時間が０.８秒以
上のとき、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）を洗濯槽４
の洗濯槽４のほぼ全面にわたってふりかかるように吐出
される。オン時間が短くなると、吐出距離が短くなる。
参照にしながら説明する。図１３は、パルセーター５の
回転オン時間と吐出口１２からの洗浄水の吐出形態を示
している。パルセーター５の回転オン時間が０.８秒以
上のとき、洗浄水（洗濯液またはすすぎ液）を洗濯槽４
の洗濯槽４のほぼ全面にわたってふりかかるように吐出
される。オン時間が短くなると、吐出距離が短くなる。
【００６５】このように本実施例によれば、パルセータ
ー５の回転時限を制御することにより、洗浄水の吐出形
態を変えることができる。
ー５の回転時限を制御することにより、洗浄水の吐出形
態を変えることができる。
【００６６】つぎに、本発明の第８の実施例を図１４を
参照にしながら説明する。図１４は、パルセーター５の
異なる回転時限を複数有した場合の一例である。回転オ
ン時間を０.２秒、０.４秒、１.０秒と組み合わせてい
る。パルセーター５の回転オン時間と吐出口１２からの
洗浄水の吐出形態は、図１３に示すように、０.２秒で
吐出口付近、０.４秒で洗濯槽中央部、１.０秒で洗濯槽
全面に吐出する。これらを順次繰り返し実行することに
より、洗濯槽４全体にわたって洗浄水（洗濯液またはす
すぎ液）を供給することができる。
参照にしながら説明する。図１４は、パルセーター５の
異なる回転時限を複数有した場合の一例である。回転オ
ン時間を０.２秒、０.４秒、１.０秒と組み合わせてい
る。パルセーター５の回転オン時間と吐出口１２からの
洗浄水の吐出形態は、図１３に示すように、０.２秒で
吐出口付近、０.４秒で洗濯槽中央部、１.０秒で洗濯槽
全面に吐出する。これらを順次繰り返し実行することに
より、洗濯槽４全体にわたって洗浄水（洗濯液またはす
すぎ液）を供給することができる。
【００６７】このように本実施例によれば、パルセータ
ー５の異なる回転時限を複数有することにより、洗浄水
の吐出距離を順次変え、洗濯槽中央部や、吐出口付近に
ある洗濯物にも十分に洗浄水を供給することができ、洗
濯物の汚れをむらなく落とし、すすぐことができる。
ー５の異なる回転時限を複数有することにより、洗浄水
の吐出距離を順次変え、洗濯槽中央部や、吐出口付近に
ある洗濯物にも十分に洗浄水を供給することができ、洗
濯物の汚れをむらなく落とし、すすぐことができる。
【００６８】つぎに、本発明の第９の実施例を図１５を
参照にしながら説明する。図に示すように、洗濯時間の
前半は、パルセーター５のオフ時間を短くして吐出回数
を多くし、循環量を増やして洗剤を溶解を速め、洗濯液
を洗濯物に十分行きわたらせる。洗濯時間の後半は、オ
フ時間を長くして吐出回数を少なくし、循環量を抑える
ことにより、洗剤を洗濯物の汚れに十分作用させ、また
泡立ちを抑制している。
参照にしながら説明する。図に示すように、洗濯時間の
前半は、パルセーター５のオフ時間を短くして吐出回数
を多くし、循環量を増やして洗剤を溶解を速め、洗濯液
を洗濯物に十分行きわたらせる。洗濯時間の後半は、オ
フ時間を長くして吐出回数を少なくし、循環量を抑える
ことにより、洗剤を洗濯物の汚れに十分作用させ、また
泡立ちを抑制している。
【００６９】このように本実施例によれば、複数の異な
るパルセーターの回転時限の組み合わせを複数設け、洗
濯液の吐出量および吐出回数を変えることにより、循環
量を増やすことで、洗剤溶解を促進する行程、循環量を
抑えることで、泡立ちを抑制する行程を実現することが
できる。
るパルセーターの回転時限の組み合わせを複数設け、洗
濯液の吐出量および吐出回数を変えることにより、循環
量を増やすことで、洗剤溶解を促進する行程、循環量を
抑えることで、泡立ちを抑制する行程を実現することが
できる。
【００７０】つぎに、本発明の第１０の実施例を図１６
から図１８を参照にしながら説明する。なお、上記第１
の実施形と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省
略する。
から図１８を参照にしながら説明する。なお、上記第１
の実施形と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省
略する。
【００７１】図１６および図１７に示すように、循環水
路１１を水路構成部材２１ａと水路構成部材２１ｂとで
構成し、吐出口２２は上壁を水路構成部材２１ａの上端
で構成し、下壁を水路構成部材２１ｂの上端で構成して
いる。水路構成部材２１ａの上端は、洗濯槽４の側壁よ
り連続した曲面を有し、丸みを帯びた屋根部２３を設け
ている。また、図１８に示すように、水路構成部材２１
ｂも洗濯槽４の側壁より連続した曲面を有し、丸みを帯
びた形状をしている。
路１１を水路構成部材２１ａと水路構成部材２１ｂとで
構成し、吐出口２２は上壁を水路構成部材２１ａの上端
で構成し、下壁を水路構成部材２１ｂの上端で構成して
いる。水路構成部材２１ａの上端は、洗濯槽４の側壁よ
り連続した曲面を有し、丸みを帯びた屋根部２３を設け
ている。また、図１８に示すように、水路構成部材２１
ｂも洗濯槽４の側壁より連続した曲面を有し、丸みを帯
びた形状をしている。
【００７２】このように本実施例によれば、循環水路１
１を洗濯槽４の側壁より連続した曲面を有し、丸みを帯
びた形状にすることにより、循環水路１１が洗濯物の布
回りを阻害しないようにでき、洗浄性能を維持すること
ができる。
１を洗濯槽４の側壁より連続した曲面を有し、丸みを帯
びた形状にすることにより、循環水路１１が洗濯物の布
回りを阻害しないようにでき、洗浄性能を維持すること
ができる。
【００７３】
【発明の効果】以上のように本発明は、上方を開口した
洗濯兼脱水槽の内底部に配設したパルセーターと、この
パルセーターの回転時のポンプ作用により洗浄水を前記
洗濯兼脱水槽の側壁高さ途中まで導く循環水路と、この
循環水路の上方部に設け前記洗浄水を洗濯兼脱水槽の中
央に向けて吐出する吐出口とを備え、前記吐出口から略
水平方向へ吐出する洗浄水の吐出形態を前記洗濯兼脱水
槽の広範囲にわたってふりかかることが可能なように構
成したから、洗浄水を洗濯物全体に上からまんべんなく
注ぎ、洗濯時の水位が低くても水面より上にある洗濯物
にも絶えず洗浄水を注ぐことができるので、洗いむら、
すすぎむらを起こすことなく、節水、節洗剤を実現する
ことができる。
洗濯兼脱水槽の内底部に配設したパルセーターと、この
パルセーターの回転時のポンプ作用により洗浄水を前記
洗濯兼脱水槽の側壁高さ途中まで導く循環水路と、この
循環水路の上方部に設け前記洗浄水を洗濯兼脱水槽の中
央に向けて吐出する吐出口とを備え、前記吐出口から略
水平方向へ吐出する洗浄水の吐出形態を前記洗濯兼脱水
槽の広範囲にわたってふりかかることが可能なように構
成したから、洗浄水を洗濯物全体に上からまんべんなく
注ぎ、洗濯時の水位が低くても水面より上にある洗濯物
にも絶えず洗浄水を注ぐことができるので、洗いむら、
すすぎむらを起こすことなく、節水、節洗剤を実現する
ことができる。
【００７４】また、吐出口から吐出する洗浄水でほぼ覆
われるように洗濯兼脱水槽に洗濯物を載置するネットを
配設したから、洗濯物がパルセーターで直接攪拌される
ことなく、また、洗浄水を洗濯物内部を強制的に通過さ
せることにより、洗濯物を傷めることなく汚れを落と
し、すすぐことができる。
われるように洗濯兼脱水槽に洗濯物を載置するネットを
配設したから、洗濯物がパルセーターで直接攪拌される
ことなく、また、洗浄水を洗濯物内部を強制的に通過さ
せることにより、洗濯物を傷めることなく汚れを落と
し、すすぐことができる。
【００７５】また、上方を開口した洗濯兼脱水槽の内底
部に配設したパルセーターと、このパルセーターの回転
時のポンプ作用により洗浄水を前記洗濯兼脱水槽の側壁
高さ途中まで導く循環水路と、この循環水路上方部に設
け前記洗浄水を洗濯兼脱水槽中央に向け吐出する吐出口
と、前記洗濯兼脱水槽の側壁の高さ方向の途中に略水平
方向に設けた洗濯物を載置するネットとを備え、前記ネ
ットと前記吐出口の高さ方向の間に水位が位置するよう
に構成したから、洗浄水を洗濯物載置用のネットの上に
セットした洗濯物全体に上から注ぎ、洗浄水を洗濯物内
部を強制的に通過させることにより、洗濯物を傷めるこ
となく、また洗浄水を効率よく活用することができるの
で、少ない水でもむらなく汚れを落としすすぐことがで
き、節水、節洗剤を実現することできる。
部に配設したパルセーターと、このパルセーターの回転
時のポンプ作用により洗浄水を前記洗濯兼脱水槽の側壁
高さ途中まで導く循環水路と、この循環水路上方部に設
け前記洗浄水を洗濯兼脱水槽中央に向け吐出する吐出口
と、前記洗濯兼脱水槽の側壁の高さ方向の途中に略水平
方向に設けた洗濯物を載置するネットとを備え、前記ネ
ットと前記吐出口の高さ方向の間に水位が位置するよう
に構成したから、洗浄水を洗濯物載置用のネットの上に
セットした洗濯物全体に上から注ぎ、洗浄水を洗濯物内
部を強制的に通過させることにより、洗濯物を傷めるこ
となく、また洗浄水を効率よく活用することができるの
で、少ない水でもむらなく汚れを落としすすぐことがで
き、節水、節洗剤を実現することできる。
【００７６】また、吐出口は略水平方向に長いスリット
状に形成し、その吐出口の上壁および下壁を循環水路を
構成するために合体した２つの水路構成部材の上端部で
構成したから、洗浄水を略水平方向に広がって吐出する
ことができ、洗浄水を洗濯物全体に注ぐことを可能に
し、むらなく汚れを落とし、すすぐことができる。
状に形成し、その吐出口の上壁および下壁を循環水路を
構成するために合体した２つの水路構成部材の上端部で
構成したから、洗浄水を略水平方向に広がって吐出する
ことができ、洗浄水を洗濯物全体に注ぐことを可能に
し、むらなく汚れを落とし、すすぐことができる。
【００７７】また、吐出口は略水平方向に長いスリット
状に形成し、その上下方向の開口寸法を左右の端部に向
かうに従い徐々に拡がる形状としたから、端部と中央部
の吐出量を均一にすることができ、洗浄水を広げて吐出
し、洗濯物全体に注ぐことを可能にし、むらなく汚れを
落とし、すすぐことができる。
状に形成し、その上下方向の開口寸法を左右の端部に向
かうに従い徐々に拡がる形状としたから、端部と中央部
の吐出量を均一にすることができ、洗浄水を広げて吐出
し、洗濯物全体に注ぐことを可能にし、むらなく汚れを
落とし、すすぐことができる。
【００７８】また、吐出口の両端に連続して循環水路の
後方部に回り込むように切り欠き部を設けたから、両端
部から吐出する洗浄水が洗濯槽に沿い、洗浄水を洗濯槽
のほぼ全面に広げて吐出することができ、洗濯物全体に
注ぐことを可能となり、むらなく汚れを落とし、すすぐ
ことができる。
後方部に回り込むように切り欠き部を設けたから、両端
部から吐出する洗浄水が洗濯槽に沿い、洗浄水を洗濯槽
のほぼ全面に広げて吐出することができ、洗濯物全体に
注ぐことを可能となり、むらなく汚れを落とし、すすぐ
ことができる。
【００７９】また、吐出口からの洗浄水の吐出形態をパ
ルセーターの回転時限制御により設定するようにしたか
ら、パルセーターの回転時限を制御することにより、洗
浄水の吐出形態を変えることができる。
ルセーターの回転時限制御により設定するようにしたか
ら、パルセーターの回転時限を制御することにより、洗
浄水の吐出形態を変えることができる。
【００８０】また、複数の異なるパルセーターの回転時
限を有し、これらを順次自動的に実行可能な制御手段を
備え、特定の回転制御において、吐出口から略水平方向
へ吐出する洗浄水を洗濯兼脱水槽の広範囲にわたってふ
りかかることが可能なように構成したから、洗浄水の吐
出距離を順次変え、洗濯槽の中央部や吐出口付近にある
洗濯物にも十分に洗浄水を供給することができ、洗濯物
の汚れをむらなく落とし、すすぐことができる。
限を有し、これらを順次自動的に実行可能な制御手段を
備え、特定の回転制御において、吐出口から略水平方向
へ吐出する洗浄水を洗濯兼脱水槽の広範囲にわたってふ
りかかることが可能なように構成したから、洗浄水の吐
出距離を順次変え、洗濯槽の中央部や吐出口付近にある
洗濯物にも十分に洗浄水を供給することができ、洗濯物
の汚れをむらなく落とし、すすぐことができる。
【００８１】また、パルセーターの異なる回転時限の組
み合わせが、複数存在するようにしたから、洗浄水の吐
出量および吐出回数を変えることにより、吐出量、吐出
回数を多くし循環量を増やすことにより、洗剤溶解を促
進する行程を実現し、吐出量、吐出回数を少なくし循環
量を抑えることにより、泡立ちを抑制する行程を実現す
ることができる。
み合わせが、複数存在するようにしたから、洗浄水の吐
出量および吐出回数を変えることにより、吐出量、吐出
回数を多くし循環量を増やすことにより、洗剤溶解を促
進する行程を実現し、吐出量、吐出回数を少なくし循環
量を抑えることにより、泡立ちを抑制する行程を実現す
ることができる。
【００８２】また、循環水路は、洗濯兼脱水槽の側壁よ
り連続した曲面を有する形状としたから、循環水路が洗
濯物の布回りを阻害せず、洗浄性能を維持することがで
きる。
り連続した曲面を有する形状としたから、循環水路が洗
濯物の布回りを阻害せず、洗浄性能を維持することがで
きる。
【図１】本発明の第１の実施例の洗濯機の縦断面図
【図２】本発明の第２の実施例の洗濯機の縦断面図
【図３】本発明の第３の実施例の洗濯機の縦断面図
【図４】本発明の第４の実施例の洗濯機の縦断面図
【図５】同洗濯機の循環水路の拡大正面図
【図６】同洗濯機の循環水路のＡ−Ａ線拡大断面図
【図７】本発明の第５の実施例の洗濯機の縦断面図
【図８】同洗濯機の循環水路の拡大正面図
【図９】同洗濯機の循環水路のＢ−Ｂ線拡大断面図
【図１０】本発明の第６の実施例の洗濯機の縦断面図
【図１１】同洗濯機の循環水路の拡大正面図
【図１２】同洗濯機の循環水路のＣ−Ｃ線拡大断面図
【図１３】本発明の第７の実施例の洗濯機のパルセータ
ーの回転オン時間と洗浄水吐出形態を示す図
ーの回転オン時間と洗浄水吐出形態を示す図
【図１４】本発明の第８の実施例の洗濯機の水流の基本
パターン図
パターン図
【図１５】本発明の第９の実施例の洗濯機の水流の基本
パターン図
パターン図
【図１６】本発明の第１０の実施例の洗濯機の縦断面図
【図１７】同洗濯機の循環水路の拡大正面図
【図１８】同洗濯機の循環水路のＤ−Ｄ線拡大断面図
４ 洗濯兼脱水槽 ５ パルセーター １１ 循環水路 １２ 吐出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 文夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (10)
- 【請求項１】 上方を開口した洗濯兼脱水槽の内底部に
配設したパルセーターと、このパルセーターの回転時の
ポンプ作用により洗浄水を前記洗濯兼脱水槽の側壁高さ
途中まで導く循環水路と、この循環水路の上方部に設け
前記洗浄水を洗濯兼脱水槽の中央に向けて吐出する吐出
口とを備え、前記吐出口から略水平方向へ吐出する洗浄
水の吐出形態を前記洗濯兼脱水槽の広範囲にわたってふ
りかかることが可能なように構成した洗濯機。 - 【請求項２】 吐出口から吐出する洗浄水でほぼ覆われ
るように洗濯兼脱水槽に洗濯物を載置するネットを配設
した請求項１記載の洗濯機。 - 【請求項３】 上方を開口した洗濯兼脱水槽の内底部に
配設したパルセーターと、このパルセーターの回転時の
ポンプ作用により洗浄水を前記洗濯兼脱水槽の側壁高さ
途中まで導く循環水路と、この循環水路上方部に設け前
記洗浄水を洗濯兼脱水槽中央に向け吐出する吐出口と、
前記洗濯兼脱水槽の側壁の高さ方向の途中に略水平方向
に設けた洗濯物を載置するネットとを備え、前記ネット
と前記吐出口の高さ方向の間に水位が位置するように構
成した洗濯機。 - 【請求項４】 吐出口は略水平方向に長いスリット状に
形成し、その吐出口の上壁および下壁を循環水路を構成
するために合体した２つの水路構成部材の上端部で構成
した請求項１〜３のいずれか１項に記載の洗濯機。 - 【請求項５】 吐出口は略水平方向に長いスリット状に
形成し、その上下方向の開口寸法を左右の端部に向かう
に従い徐々に拡がる形状とした請求項１〜３のいずれか
１項に記載の洗濯機。 - 【請求項６】 吐出口の両端に連続して循環水路の後方
部に回り込むように切り欠き部を設けた請求項１〜３の
いずれか１項に記載の洗濯機。 - 【請求項７】 吐出口からの洗浄水の吐出形態をパルセ
ーターの回転時限制御により設定するようにした請求項
１〜３のいずれか１項に記載の洗濯機。 - 【請求項８】 複数の異なるパルセーターの回転時限を
有し、これらを順次自動的に実行可能な制御手段を備
え、特定の回転制御において、吐出口から略水平方向へ
吐出する洗浄水を洗濯兼脱水槽の広範囲にわたってふり
かかることが可能なように構成した請求項７記載の洗濯
機。 - 【請求項９】 パルセーターの異なる回転時限の組み合
わせが、複数存在する請求項８記載の洗濯機。 - 【請求項１０】 循環水路は、洗濯兼脱水槽の側壁より
連続した曲面を有する形状とした請求項１〜９のいずれ
か１項に記載の洗濯機。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14460195A JP3385797B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 洗濯機 |
| TW084217161U TW353474U (en) | 1995-06-12 | 1995-07-08 | Washing machine |
| CN95108725A CN1082110C (zh) | 1995-06-12 | 1995-07-31 | 洗衣机 |
| KR1019960011537A KR100343349B1 (ko) | 1995-06-12 | 1996-04-17 | 세탁기 |
| IN1087CA1996 IN189413B (ja) | 1995-06-12 | 1996-06-11 | |
| MYPI96002369A MY123055A (en) | 1995-06-12 | 1996-06-12 | Washing machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14460195A JP3385797B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08336696A true JPH08336696A (ja) | 1996-12-24 |
| JP3385797B2 JP3385797B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=15365837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14460195A Expired - Lifetime JP3385797B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 洗濯機 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3385797B2 (ja) |
| KR (1) | KR100343349B1 (ja) |
| CN (1) | CN1082110C (ja) |
| IN (1) | IN189413B (ja) |
| MY (1) | MY123055A (ja) |
| TW (1) | TW353474U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015113449A1 (zh) | 2014-01-29 | 2015-08-06 | 海尔亚洲国际株式会社 | 部件以及洗衣机 |
| JP2018094047A (ja) * | 2016-12-13 | 2018-06-21 | 久美代 森田 | ニット製品の手洗い洗濯方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1176683A (ja) * | 1997-08-31 | 1999-03-23 | Hitachi Ltd | 全自動洗濯機 |
| KR100741809B1 (ko) * | 2001-01-10 | 2007-07-24 | 주식회사 엘지이아이 | 세탁기의 헹굼 제어 방법 |
| KR100689338B1 (ko) | 2001-01-16 | 2007-03-08 | 주식회사 엘지이아이 | 세탁기의 헹굼 방법 |
| KR100413465B1 (ko) * | 2001-11-23 | 2004-01-03 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기의 세탁제어방법 |
| CN105568608B (zh) * | 2014-10-14 | 2017-12-01 | 苏州三星电子有限公司 | 波轮洗衣机 |
| JP7011379B2 (ja) * | 2016-02-29 | 2022-01-26 | 青島海爾洗衣机有限公司 | 洗濯機 |
| CN108951011B (zh) * | 2018-08-28 | 2023-08-08 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗涤设备及其控制方法 |
| JP7394281B2 (ja) * | 2019-07-10 | 2023-12-08 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 洗濯器具、及びそれを備えた洗濯機 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02241485A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-26 | Brother Ind Ltd | フィルタを有する洗たく機 |
| JP3036294B2 (ja) * | 1993-04-16 | 2000-04-24 | 松下電器産業株式会社 | 洗濯機 |
| JP3030798B2 (ja) * | 1994-04-06 | 2000-04-10 | 東京電力株式会社 | 改良土の無害化処理方法と無害化改良土 |
-
1995
- 1995-06-12 JP JP14460195A patent/JP3385797B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-08 TW TW084217161U patent/TW353474U/zh unknown
- 1995-07-31 CN CN95108725A patent/CN1082110C/zh not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-04-17 KR KR1019960011537A patent/KR100343349B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-06-11 IN IN1087CA1996 patent/IN189413B/en unknown
- 1996-06-12 MY MYPI96002369A patent/MY123055A/en unknown
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015113449A1 (zh) | 2014-01-29 | 2015-08-06 | 海尔亚洲国际株式会社 | 部件以及洗衣机 |
| KR20160111527A (ko) | 2014-01-29 | 2016-09-26 | 하이얼 아시아 인터내셔널 가부시키가이샤 | 부재 및 세탁기 |
| JP2018094047A (ja) * | 2016-12-13 | 2018-06-21 | 久美代 森田 | ニット製品の手洗い洗濯方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR970001712A (ko) | 1997-01-24 |
| KR100343349B1 (ko) | 2002-11-30 |
| IN189413B (ja) | 2003-02-22 |
| CN1138117A (zh) | 1996-12-18 |
| JP3385797B2 (ja) | 2003-03-10 |
| TW353474U (en) | 1999-02-21 |
| CN1082110C (zh) | 2002-04-03 |
| MY123055A (en) | 2006-05-31 |
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