JP2018094047A - ニット製品の手洗い洗濯方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ニット製品の手洗い洗濯を短時間で完了させて、縮みや型崩れを防止できるニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台を使用したニット製品の手洗い洗濯方法を提供する。【解決手段】ニット製品の手洗い洗濯方法は、ニット製品を手洗い洗濯する際、ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台1を用いて濯ぎを行う洗濯方法である。ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台1は、棚部10と脚部14とを備え、棚部10は平坦で通水孔13を有し、上面側は、ニット製品が重ならないよう広げた状態で載せることができる大きさで、脚部14は、棚部10を略水平に支持するように、棚部10の下面側に固定手段により固定されている。棚部10の上面側に、洗剤液の中で洗ったニット製品を広げて載せ、上方よりきれいな水を勢いよく散水することにより濯ぎを行う。【選択図】図1
Description
本発明は、ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台及び、そのニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台を使用したニット製品の手洗い洗濯方法に関する。
従来、ニット素材で作られたセーターやカーディガンなどのニット製品を、家庭において手洗い洗濯するときは、ニット製品を扱い易い大きさに折り畳み、容器に作った洗浄液の中で該ニット製品を押し洗いし、洗浄後は容器に溜めた水で濯ぎ、洗濯機で脱水するという方法が一般的である。
また、特許文献1の洗濯物干し具は、図21に示すように、セーター等の洗濯後の乾燥にあって、該洗濯物を干し癖との型くずれを生じさせることなく干すことができる構造を開示している。
また、特許文献1の洗濯物干し具は、図21に示すように、セーター等の洗濯後の乾燥にあって、該洗濯物を干し癖との型くずれを生じさせることなく干すことができる構造を開示している。
しかしながら、ニット製品は伸びるので型崩れしやすく、特にウール製品は、水の中で動かすと繊維が絡み合って縮みやすいので、短時間で洗い上げないといけないが、ニット製品によっては洗浄液がなかなか落ちず、濯ぎの時間が長くなってしまう。
また、特許文献1の洗濯物干し具は、本体を物干し竿に吊り下げて使用するのだが、一般的に、物干し竿は日光の当たる場所に設置される。そのような場所ではニット製品に日光が当たってしまい、ニット製品の日焼けによる変色の原因になってしまう。
また、特許文献1の洗濯物干し具は、本体を物干し竿に吊り下げて使用するのだが、一般的に、物干し竿は日光の当たる場所に設置される。そのような場所ではニット製品に日光が当たってしまい、ニット製品の日焼けによる変色の原因になってしまう。
したがって本発明の目的は、ニット製品の手洗い洗濯を短時間で完了させて、ニット製品の縮みや型崩れを防止し、ニット製品の日焼けによる変色を防ぐこともできるニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台及び、ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台を使用したニット製品の手洗い洗濯方法を提供することである。
本発明に係るニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台は、ニット製品を手洗い洗濯する際の濯ぎを行う工程で用いられる、あるいは、洗濯が完了したニット製品を乾燥させる際に用いられるものであって、
棚部と脚部とを備え、
棚部は、平坦で通水孔を有し、上面側は、ニット製品が重ならないよう広げた状態で載せることができる大きさで、
脚部は、棚部を略水平に支持するように、棚部の下面側に固定手段により固定されている。
棚部と脚部とを備え、
棚部は、平坦で通水孔を有し、上面側は、ニット製品が重ならないよう広げた状態で載せることができる大きさで、
脚部は、棚部を略水平に支持するように、棚部の下面側に固定手段により固定されている。
棚部は平坦で通水孔を有するので、手洗い洗濯用補助具兼平干し台の棚部の上面側に、洗浄後のニット製品を重ならないよう広げた状態で載せ、該ニット製品の上部からシャワー、あるいは、容器に溜めた水で勢いよく散水すれば、水がニット製品の内部を通過しながら、汚れや洗剤液をニット製品の外に押し流し、棚部を通過して、手洗い洗濯用補助具兼平干し台の下方に放出される。その結果、何度も濯ぎの水を取り替える必要がなく、濯ぎが短時間で完了する。
また、手洗い洗濯用補助具兼平干し台は、棚部が略水平なので、その上でニット製品を干せば、ニット製品の型崩れ防止になり、持ち運びも可能なので、風通しの良い日陰に設置すれば、ニット製品に直射日光が当たらず変色の心配がない。
好ましくは、棚部が略半分に分割され、該分割された棚部の上面側が合わさるように、該分割された部分が、折り畳み可能な連結手段により連結されている。
手洗い洗濯補助具兼平干し台を使用後は、棚部を折り畳むことにより、収納場所をとらない。
また、好ましくは、脚部は棚部に、折り畳み自在の連結手段により連結されている。
手洗い洗濯補助具兼平干し台を使用後は、脚部を折り畳むことにより、収納場所をとらない。
本発明に係るニット製品の手洗い洗濯方法は、第1工程から第2工程、第3工程、第4工程の順に行われる洗濯方法であって、
ニット製品が重ならないよう広げた状態で収納できる大きさの洗濯ネットに、ニット製品を重ならないよう広げた状態で収納する第1工程と、
ニット製品を、洗剤を含む洗浄液の中で手洗いする第2工程と、
洗浄後の洗濯ネットに収納されたニット製品を、前記手洗い洗濯用補助具兼平干し台のうちの何れか1つの棚部の上面側に広げて載せ、上方よりきれいな水を勢いよく散水することにより濯ぎを行う第3工程と、
濯ぎが完了したニット製品を、洗濯機で脱水し、洗濯ネットから取り出す第4工程とで構成されている。
ニット製品が重ならないよう広げた状態で収納できる大きさの洗濯ネットに、ニット製品を重ならないよう広げた状態で収納する第1工程と、
ニット製品を、洗剤を含む洗浄液の中で手洗いする第2工程と、
洗浄後の洗濯ネットに収納されたニット製品を、前記手洗い洗濯用補助具兼平干し台のうちの何れか1つの棚部の上面側に広げて載せ、上方よりきれいな水を勢いよく散水することにより濯ぎを行う第3工程と、
濯ぎが完了したニット製品を、洗濯機で脱水し、洗濯ネットから取り出す第4工程とで構成されている。
水を含むと重くなるニット製品が、第1工程から第4工程が完了するまで、洗濯ネットの中で重ならないよう広げた状態のままで収納されているので、ニット製品が取り扱いやすく、型崩れ防止にもなる。
また、第3工程では、手洗い洗濯用補助具兼平干し台の棚部の上面側に、洗浄後のニット製品を載せ、その上部からシャワー、あるいは、容器に溜めた水を勢いよく散水すれば、水がニット製品の内部の汚れや洗剤液をニット製品の外に押し流してくれるので、従来のように何度も濯ぎの水を取り替える必要がなく、短時間で濯ぎが完了する。その結果、ニット製品の縮みや型崩れの防止になる。
なお、ニット製品を重ならないよう広げた状態とは、例えば、セーターならば、前身頃と後ろ身頃は重なるが、袖の部分は身頃に重ならない状態であり、例えば、手袋なら、右手の手袋と左手の手袋が重ならならず、指の部分も重ならないように離した状態である。
以上のように本発明によれば、ニット製品の手洗い洗濯を短時間で完了させて、ニット製品の縮みや型崩れを防止し、ニット製品の日焼けによる変色を防ぐこともできるニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台及び、ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台を使用したニット製品の手洗い洗濯方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための好適な形態について図を用いて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の代表的な実施形態の一例を示したものであり、本発明の課題を解決できるものであれば、他の形態も実施可能である。
本発明に係る第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態におけるニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台1の斜視図である。ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台1は、棚部10と2つの脚部14とからなる。棚部10は平坦な棚で、脚部14は棚部10を略水平に支持するように、棚部10の下面側に設けられ、何れもステンレス製の杆状の線材を用いて一体的に溶着されている。
図2は、第1実施形態におけるニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台1の平面図である。図2に示すように、棚部10は、ニット製品6を広げて載せられるほどの大きさの四角形(80cm×80cm)の枠体11と、該枠体11の内側が線材12を用いて格子状になるように、各部材間が溶接で固定されている。また、枠体11は内側の線材12よりも大径のステンレス製ワイヤーを使用し、強度性を高めている。なお、棚部10の大きさは一例で、ニット製品6の大きさに合わせて決めればよい。
図3はニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台1の正面図(背面図)、図4はニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台1の右側面図(左側面図)である。図3、図4に示すように、2つの脚部14はステンレス製ワイヤーをU字型に折り曲げ、両端が棚部10の下面側に左右対称となるように、溶接により固定されている。
また、図5及び図7に示すように、脚部14がより安定するように、U字型の脚部14の底の部分を外側に折り曲げた脚部14aでもよい。なお、底を外側に折り曲げる部分はこれに限らず、底の一部分を外側に折り曲げてもよい。
ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台1では、枠体11の内側が線材12を用いて格子状に形成されているので、その格子の隙間が通水孔13の役目をする。図6に示すように、手洗い洗浄後のニット製品6を、ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台1の上面側に広げて載せ、その上方からシャワー7で勢いよく散水すると、ニット製品6の中の汚れた洗浄液がニット製品6の外に押し出され、通水孔13を通過して、棚部10の下方に放出される。その結果、容器に水を溜めてニット製品6を濯ぐ必要はなく、濯ぎの水を取り替える必要もないので、濯ぎが短時間で完了する。また、ニット製品6を何度も動かさないので、繊維が絡まず、型崩れや縮みを抑えることができる。なお、素材のステンレス製ワイヤーは錆びにくいが、酸性には弱いので、酸性の洗濯用品を使用してはならない。
また、ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台1は持ち運びが可能なので、洗濯後のニット製品6を干すときは、風通しの良い日陰に設置できる。ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台1の棚部10の上面側には、ニット製品6が重ならないように広げて載せられるので、図7に示すように、手洗い洗濯が完了したニット製品6を棚部10の上面側に広げて干せば、ニット製品6が型崩れせず、また、通水孔13が通風孔の役目をして、濡れたニット製品6の乾きが早い。
次に、第2実施形態について説明する。図8は、第2実施形態におけるニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台2の斜視図である。第2実施形態におけるニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台2は、合成樹脂製の棚部20と4つの脚部24とで構成されている。
ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台2に係る、図9は平面図、図10は底面図、図11は正面図(背面図、右側面図、左側面図)である。図9から図11に示すように、棚部20は、ニット製品6を広げて載せられるほどの大きさの四角形(縦80cm×横80cm)の枠体21と該枠体21の内側が格子状になるように合成樹脂で一体成型された平坦な棚である。脚部24は、棚部20を略水平に支持するように、棚部20の下面側にねじ込み式で連結されている。なお、棚部20の大きさは一例で、ニット製品6の大きさに合わせて決めればよい。
ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台2では、脚部24がねじ込み式で棚部20に連結されているので、脚部24を取り外せば、収納しやすい。その他の作用効果は実施の形態1と略同じであるので説明は省略する。
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態におけるニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台3は、第1実施形態におけるニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台1と略同じであるが、脚部34が折り畳める点が異なる。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図12は、第3実施形態におけるニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台3の棚部30の正面図(背面図)である。図12に示すように、棚部30の下面側には、脚部34を固定するためのステンレス製の固定枠35が、溶接により設けられ、該固定枠35には棚部30と脚部34を連結するための取付け穴36が設けられている。
図13は、第3実施形態におけるニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台3の右側面図(左側面図)である。図13に示すように、脚部34は、U字型のステンレス製のワイヤーの両端部が内側に略90度折り曲げられ、該両端部が取付け穴36に差し込まれている。脚部34は、固定枠35により動かないように固定されている。
図13から図15に示すように、取付け穴36に差し込まれた脚部34の両端を、固定枠35の外側まで手で広げて、脚部34を棚部30の中央側に折り畳むことができる。なお、棚部30と脚部34を折り畳み脚用の金具を介して連結して、脚部34が折り畳み自在になるようにしてもよい。
ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台3は、脚部34が折り畳めるので、収納するとき場所を取らない。その他の作用効果は第1実施形態と略同じであるので説明は省略する。
次に、第4実施形態について説明する。図16は、第4実施形態におけるニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台4の斜視図である。第4実施形態におけるニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台4は、第3実施形態におけるニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台3と略同じ構成であるが、ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台3の略半分の大きさのものを2つ並べ、棚部40の上面側を合わせて折り畳み自在になるように、棚部40の枠体41を、連結手段により連結した点に特徴がある。その他の構成は第3実施形態と同様であるので、以下、第3実施形態と異なる点を中心に説明する。
図16と図17に示すように、棚部40は、第3実施形態の棚部30の半分の大きさ(縦80cm×横40cm)で、棚部30と略同じ大きさ(縦80cm×横80cm)になるように、棚部40を2つ並べて連結する。棚部40の上面側が合わさって折り畳み自在になるように、2つの棚部40の隣り合う枠体41を、結束チューブ47で連結する。なお、棚部40の連結手段はこれに限らず、例えばヒンジを使用してもよい。
図16、図18、図19に示すように、脚部40も実施の形態3に係る手洗い洗濯用補助具兼平干し台3の脚部34と同じ構造で、大きさの違うものが、折り畳み自在となるように設けられている。
なお、棚部40と脚部44を折り畳み脚用の金具を介して連結して、脚部44が折り畳み自在になるようにしてもよい。
なお、棚部40と脚部44を折り畳み脚用の金具を介して連結して、脚部44が折り畳み自在になるようにしてもよい。
また、図20に示すように、棚部40を折り畳んだとき、棚部40が開かないようにするため、枠体41の縁に合成樹脂製の結束バント48が設けられている。なお、棚部40が開かないようにするための手段は、結束バント48に限らず、例えばビニール製の紐で縛ってもよい。
手洗い洗濯用補助具兼平干し台4では、棚部40及び脚部44を折り畳むことができるので、収納するとき場所を取らない。また、棚部40を折り畳んだとき、結束バンド48が設けられているので、折り畳まれた棚部40が開かない。その他の作用効果は第1実施形態と略同じであるので説明は省略する。
次に、第5実施形態について説明する。第5実施形態は、第1工程から第2工程、第3工程、第4工程の順に行われる洗濯方法である。
第1工程は、ニット製品6が重ならないよう広げた状態で収納できる大きさ(縦80cm×横80cm)の洗濯ネット8に、ニット製品6を重ならないよう広げた状態で収納する工程である。なお、洗濯ネット8の大きさは、これに限らず、ニット製品が重ならないように広げた状態で収納できる大きさであればよい。
第2工程は、ニット製品6を、洗剤を含む洗浄液の中で手洗いする工程である。容器に作った洗剤を含んだ洗浄液の中で、洗濯ネット8に収納されたニット製品6を折り畳み、押し洗い又はつけこみ洗いする工程である。
第3工程は、本発明のニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台1の棚部10の上面側に、洗浄後のニット製品6が収納された洗濯ネット8を広げて載せ、上方よりきれいな水を勢いよく散水することで濯ぎを行う工程である。
図6に示すように、洗浄後の洗濯ネット8に収納されたニット製品6を、手洗い洗濯用補助具兼平干し台1の上面側に広げて載せ、その上方からシャワー7で勢いよく散水して、ニット製品6の中に含まれる洗浄液を、該ニット製品6の外に押し流す。
なお、ニット製品6の上部からの散水は、シャワー7に限らず、容器に溜めた水を勢いよくかけてもよい。
なお、ニット製品6の上部からの散水は、シャワー7に限らず、容器に溜めた水を勢いよくかけてもよい。
第4工程は、濯ぎが完了したニット製品6を柔軟仕上げ剤の入った水につけた後、洗濯機で軽く脱水し、洗い上がったニット製品6を洗濯ネット8から取り出す工程である。
ニット製品は、水を含むと重くなり、扱いにくくなるので、洗う前に洗濯ネット8に入れておくことにより、洗い終わるまでの作業が非常に楽になる。特に、第3工程では、洗浄液を含んで重くなったニット製品でも、ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台の上面に広げやすく、その結果、ニット製品6の隅々まで、水をかけることができる。
また、ニット製品の上方からシャワー7で勢いよく散水することにより、ニット製品6の中の汚れた洗浄液がニット製品6の外に押し出され、通水孔13を通過して、棚部10の下方に放出される。その結果、容器に水を溜めてニット製品6を濯ぐ必要はなく、濯ぎの水を取り替える必要もないので、濯ぎが短時間で完了する。また、ニット製品6を何度も動かさないので、型崩れや縮みを抑えることができる。
なお、このニット製品の手洗い洗濯方法において、ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台2やニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台3及びニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台4も、ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台1と同様に使用することができる。
1、2、3、4:ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台
6:ニット製品
7:シャワー
8:洗濯ネット
10、20、30、40:棚部
11、21、41:枠体
12:線材
13、23、33、43:通水孔
14、14a、24、34、44:脚部
35:固定枠
36:取付け穴
47:結束チューブ
48:結束バンド
6:ニット製品
7:シャワー
8:洗濯ネット
10、20、30、40:棚部
11、21、41:枠体
12:線材
13、23、33、43:通水孔
14、14a、24、34、44:脚部
35:固定枠
36:取付け穴
47:結束チューブ
48:結束バンド
本発明は、ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台を使用したニット製品の手洗い洗濯方法に関する。
従来、ニット素材で作られたセーターやカーディガンなどのニット製品を、家庭において手洗い洗濯するときは、ニット製品を扱い易い大きさに折り畳み、容器に作った洗浄液の中で該ニット製品を押し洗いし、洗浄後は容器に溜めた水で濯ぎ、洗濯機で脱水するという方法が一般的である。
しかしながら、ニット製品は伸びるので型崩れしやすく、特にウール製品は、水の中で動かすと繊維が絡み合って縮みやすいので、短時間で洗い上げないといけないが、ニット製品によっては洗浄液がなかなか落ちず、濯ぎの時間が長くなってしまう。
したがって本発明の目的は、ニット製品の手洗い洗濯を短時間で完了させて、ニット製品の縮みや型崩れを防止できる、ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台を使用したニット製品の手洗い洗濯方法を提供することである。
本発明に係るニット製品の手洗い洗濯方法は、ニット製品を手洗い洗濯する際、ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台を用いて濯ぎを行う。ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台は、棚部と脚部とを備え、棚部は、平坦で通水孔を有し、上面側は、ニット製品が重ならないよう広げた状態で載せることができる大きさで、脚部は、棚部を略水平に支持するように、棚部の下面側に固定手段により固定されている。棚部の上面側に、洗剤液の中で洗ったニット製品を広げて載せ、上方よりきれいな水を勢いよく散水することにより濯ぎを行う洗濯方法である。
棚部は平坦で通水孔を有するので、手洗い洗濯用補助具兼平干し台の棚部の上面側に、洗浄後のニット製品を重ならないよう広げた状態で載せ、該ニット製品の上部からシャワー、あるいは、容器に溜めた水で勢いよく散水すれば、水がニット製品の内部を通過しながら、汚れや洗剤液をニット製品の外に押し流し、棚部を通過して、手洗い洗濯用補助具兼平干し台の下方に放出されるので、何度も濯ぎの水を取り替える必要がなく、濯ぎが短時間で完了する。その結果、ニット製品の縮みや型崩れの防止になる。
なお、ニット製品を重ならないよう広げた状態とは、例えば、セーターならば、前身頃と後ろ身頃は重なるが、袖の部分は身頃に重ならない状態であり、例えば、手袋なら、右手の手袋と左手の手袋が重ならず、指の部分も重ならないように離した状態である。
以上のように本発明によれば、ニット製品の手洗い洗濯を短時間で完了させて、ニット製品の縮みや型崩れを防止、ニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台を使用したニット製品の手洗い洗濯方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するためのニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台の好適な形態について図を用いて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の代表的な実施形態の一例を示したものであり、本発明の課題を解決できるものであれば、他の形態も実施可能である。
Claims (4)
- ニット製品を手洗い洗濯するときの濯ぎの工程で用いられる、あるいは、洗濯したニット製品を乾燥させるときに用いられるものであって、
棚部と脚部とを備え、
前記棚部は、平坦で通水孔を有し、上面側は、前記ニット製品が重ならないよう広げた状態で載せることができる大きさで、
前記脚部は、前記棚部を略水平に支持するように、前記棚部の下面側に固定手段により固定されていることを特徴とするニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台。 - 前記棚部が略半分に分割され、
該分割された前記棚部の上面側が合わさるように、該分割された部分が、折り畳み可能な連結手段で連結されていることを特徴とする請求項1に記載のニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台。 - 前記脚部が前記棚部に、折り畳み自在の連結手段により連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台。
- 第1工程から第2工程、第3工程、第4工程の順に行われる洗濯方法であって、
ニット製品が重ならないよう広げた状態で収納できる大きさの洗濯ネットに、前記ニット製品を重ならないよう広げた状態で収納する第1工程と、
前記ニット製品を、洗剤を含む洗浄液の中で手洗いする第2工程と、
洗浄後の前記洗濯ネットに収納された前記ニット製品を、請求項1から請求項3までの何れか1項に記載のニット製品の手洗い洗濯用補助具兼平干し台の前記棚部の上面側に広げて載せ、上方よりきれいな水を勢いよく散水することにより濯ぎを行う第3工程と、
濯ぎが完了した前記ニット製品を、洗濯機で脱水し、前記洗濯ネットから取り出す第4工程とで構成されていることを特徴とするニット製品の手洗い洗濯方法。
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2016
- 2016-12-13 JP JP2016240877A patent/JP2018094047A/ja active Pending
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