JPH08336675A - 線図描き玩具 - Google Patents

線図描き玩具

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JPH08336675A
JPH08336675A JP7148795A JP14879595A JPH08336675A JP H08336675 A JPH08336675 A JP H08336675A JP 7148795 A JP7148795 A JP 7148795A JP 14879595 A JP14879595 A JP 14879595A JP H08336675 A JPH08336675 A JP H08336675A
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brush
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wheels
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秀康 唐沢
Asami Asami
朝美 浅見
Tadayuki Watanabe
忠幸 渡辺
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Sente Creations Co Ltd
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    • B43L11/00Non-circular-curve-drawing instruments
    • B43L11/02Non-circular-curve-drawing instruments for drawing conic sections
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    • B43L11/05Non-circular-curve-drawing instruments for drawing conic sections for drawing ellipses with gears
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H33/00Other toys
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43LARTICLES FOR WRITING OR DRAWING UPON; WRITING OR DRAWING AIDS; ACCESSORIES FOR WRITING OR DRAWING
    • B43L11/00Non-circular-curve-drawing instruments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H13/00Toy figures with self-moving parts, with or without movement of the toy as a whole
    • A63H13/02Toy figures with self-moving parts, with or without movement of the toy as a whole imitating natural actions, e.g. catching a mouse by a cat, the kicking of an animal
    • A63H13/04Mechanical figures imitating the movement of players or workers
    • A63H13/15Mechanical figures imitating the movement of players or workers imitating drawing or writing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータなどの駆動源を用いることなく、自動
的に所定の図柄の線図を連続して描くことのできる線図
描き玩具を提供する。 【構成】 線図描き玩具10は、接触面との摩擦によっ
て回転する左右1対の車輪11L(11R)と、その前
方に位置する少なくとも1個の先導支持部13L、13
Rと、該先導支持部と前記車輪との間に位置し少なくと
も1本の筆先15A、15Bを有する筆部17と、前記
車輪の回転運動を前記筆先の所定の軌跡に変換する歯車
機構とを具備し、前記車輪、先導支持部及び筆先の端部
は同一平面上にあることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動的に所定の図柄の
線図を連続して描くことのできる線図描き玩具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、中空ケース状把持部の先端に取付
けた筆記具が振動する線図描き玩具は知られている(実
開昭52-131142 号公報、実開昭53-63943号公報)。この
ような線図描き玩具で線を描こうとすると、筆記具が常
に振動しているので、細かいループが連続した線にな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
線図描き玩具は、単に、描いた線が細かいループの連続
した線になるだけで、特殊な図柄の線図を連続して描け
るものではなく、また、筆記具に振動を起こすためのモ
ータなどを具備しているので、コストがかさみ、且つ重
たくなるなどの欠点もあった。
【0004】本発明の目的は、モータなどの駆動源を用
いることなく、自動的に所定の図柄の線図を連続して描
くことのできる線図描き玩具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の線図描き玩具
は、接触面との摩擦によって回転する左右1対の車輪
と、該車輪の前方に位置する少なくとも1個の先導支持
部と、該先導支持部と前記車輪との間に位置し少なくと
も1本の筆先を有する筆部と、前記車輪の回転運動を前
記筆先の所定の軌跡に変換する歯車機構とを具備し、前
記車輪、先導支持部及び筆先の端部は同一平面上にある
ことを特徴としている。
【0006】本発明の線図描き玩具の好ましい態様にお
いて、前記先導支持部はその下端に球体を回転自在に具
備し、玩具は任意の方向に移動可能である。
【0007】本発明の線図描き玩具の好ましい態様にお
いて、前記車輪にはクラウンギアが設けられ、前記筆部
は歯車を有する軸に取付けられ、前記歯車機構は前記ク
ラウンギアと歯車とを含む歯車列であることを特徴とし
ている。
【0008】また、前記歯車列が前記車輪の一方向への
回転運動を往復回転運動に変換する手段を含んでいれ
ば、複雑な軌跡を有する線図を描くことができる。
【0009】前記筆部の軸に設けた歯車がクラッチ機構
を具備していれば、車輪の回転や筆先の動きに異常な力
がかかったとき、その力を逃がして、歯車機構破損の危
険を回避することができる。
【0010】
【作用】玩具を画面上に置くと車輪、先導支持部及び筆
先の先端は画面に接触する。手で押して玩具を移動させ
ると、車輪は接触面との摩擦によって回転する。この回
転は、歯車機構を介して、筆部の筆先に伝達され、画面
上に筆先の軌跡が線図となって描かれる。筆部における
筆先の配置及び歯車機構の構成を変化させることにより
筆先の軌跡が変化し、種々の線図を描くことができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明による線図描き玩具の一実施例
の外観を示し、図2はその組立図、図3は図1の線図描
き玩具の歯車機構の上面図、図4はその側面図である。
【0012】図1に示すように、線図描き玩具10の基
台25の上部はカバー12で覆われ、基台25の下部に
は左右1対の車輪11L、11Rと、その前方に位置す
る2個の先導支持部13L、13Rと、先導支持部13
L、13Rと車輪11L、11Rとの中間に位置する筆
部17とが設けられている。筆部17から2本の筆先1
5A、15Bが下方に突出している。
【0013】基台25には、車輪11L、11Rの回転
を筆先15A、15Bの所定の軌跡に変換するための歯
車機構が配置されカバー12で覆われている。カバー1
2は手で押したり引いたりし易い形状をし、透明部材で
形成され、内部の歯車機構が外から見えるようになって
いる。
【0014】車輪11L、11R、先導支持部13L、
13R及び筆先15A、15Bの各下端は同一平面上に
ある。
【0015】次に、線図描き玩具10の構成を説明す
る。
【0016】図2に示すように、車輪11L、11Rは
その外周面が弾性体19L、19Rで形成され、車軸2
1に軸着している。一方の車輪11Lの内向き面にはク
ラウンギア23が形成されている。車軸21はその両端
が基台25に設けられた左右の軸受け27に嵌込まれ、
下から当て木29をネジ31で止めることにより回転自
在に保持されている。
【0017】基台25は前方の上段部と後方の下段部と
からなり、下段部上面には車輪11L、11Rの上部を
覆う湾曲面33が突出して形成されている。湾曲面33
の両端に前記軸受け27が形成されている。
【0018】基台25は上段部を支える2本の先導支持
部13L、13Rを有している。先導支持部13L、1
3Rは、前記車輪11L、11Rと共に基台25を支え
ている。先導支持部13L、13Rは上段部の先端付近
から下方に延びた支柱14L、14Rと球体33と球体
33を支柱14L、14Rの下端に取付ける筒枠35と
から成る。球体33は支柱14L、14Rの下端に筒枠
35によって回転自在に取付けられる。支柱14L、1
4Rの下端に取付けられた球体33はキャスターの役割
を果たし、遊戯者はカバー12を掴んで玩具10を任意
の方向へ自在に移動させることができる。
【0019】前記筆部17は基台25の上段部の後方寄
りで先導支持部13L、13Rと車輪11L、11Rの
間に設けられている。筆部17の構成は後述する。
【0020】基台25には、歯車の回転軸の軸受け(4
2)及び回転軸を通す孔(55、28)が形成され、カ
バー12の内側にも軸受けが形成されている。
【0021】次に歯車機構について説明する。
【0022】基台25に設けた孔28を貫通する軸40
の基台25の上方には歯車39(歯数18)が軸着し、
基台25の下方にはピニオン37(歯数10)が形成さ
れている。図3及び図4に示すように、前記車輪11L
のクラウンギア23(歯数28)とピニオン37は噛合
っている。歯車39はピニオン37と一体に回転する。
【0023】基台25の上面に形成された軸受け42と
カバー12の下面に形成された軸受けに、上下一体に形
成された大径歯車43と小径歯車41の回転軸が回転自
在に嵌込まれている。小径歯車41は歯車39と噛合っ
ている。小径歯車41が回転すると大径歯車43も一体
に回転する。
【0024】基台25の上段に孔55が形成され、軸棒
51が貫通している。軸棒51の基台25の上方にはク
ラッチ機構を具備する歯車45が嵌込まれている。図5
はクラッチ機構の断面図である。前記大径歯車43は歯
車45と噛合っている。軸棒51の基台25の下方には
筆部17が取付けられている。
【0025】図6は軸棒51に取付けられた歯車45及
び筆部17の側面図、図7は筆61を嵌込んだ筆ホルダ
ーの部分断面、図8及び図9はそれぞれ基台25を省略
した歯車45と筆ホルダーの斜視図である。
【0026】次に、クラッチ機構について説明する。図
5に示すように、軸棒51にはクラッチ部材47が軸着
している。クラッチ部材47は上方に小径の円柱部48
を有し、下方は大径の円板部(47)となっている。円
板部(47)の上面の直径線上に2個の突起50(図
2、図6、図7)が形成されている。突起50は直径方
向に半円柱を倒した形状である。前記歯車45は中心に
クラッチ部材47の円柱部48が嵌る大きさの孔を有
し、裾は広がった円板46となり直径線上に向かい合っ
て2個の切欠き49(図2、図6、図7)を有してい
る。歯車45はクラッチ部材47の円柱部48に回転自
在に嵌込まれ、切欠き49はクラッチ部材47の2個の
突起50と係合可能である。
【0027】図6及び図8に示すように、2個の突起5
0が歯車45の円板46の切欠き49と係合することに
より、歯車45とクラッチ部材47は一体に回転でき
る。軸棒51はクラッチ部材47と一体に回転する。
【0028】軸棒51には、クラッチ部材47の円柱部
48の上端に接して円板状の止板53が軸着している。
円柱部48の高さは歯車45の高さよりやや高い。従っ
て、歯車45は上方へ若干移動可能である。歯車45又
はクラッチ部材47に異常な力が加えられると、図7及
び図9に示すように、前記歯車45の切欠き49が前記
クラッチ部材47の突起50の曲面を乗り上げるので、
歯車45とクラッチ部材47の係合は解除され、歯車4
5はクラッチ部材47が軸着している軸棒51と連動し
なくなる。
【0029】次に、筆部17について説明する。図2に
示すように、筆部17は、筆先15A(B)を有する筆
61と、2本の筆を嵌込める筆ホルダー57と、筆ホル
ダー57の上蓋59と、筆先15Aを下方へ押し付ける
押し部材65と、スプリング63とからなり、円形の上
蓋59の中心に設けた孔58に軸棒51が嵌込まれ、固
定されている。図6及び図7においては1本の筆61が
筆ホルダー57に嵌込まれている。
【0030】筆61は、図2に示すように、筆先15A
を下端に有する筆芯70を、下端に突起71を有する筒
72及び下止73が覆う構造をしている。
【0031】図7に示すように、筒72の突起71が筆
ホルダー57の下面に接し、押し部材65の下端面が突
起71の上面に接し、スプリング63が押し部材65を
下方に付勢している。図8及び図9においては筆61は
筆ホルダー57に嵌込まれていない。
【0032】図2に示すように、上蓋59はネジ67に
よって筆ホルダー57にネジ止めされている。従って、
図6及び図8に示すように、クラッチ機構が作動せず、
歯車45が軸棒51を回転させる場合には、筆部17は
軸棒51と一体に回転する。図7及び図9に示すよう
に、クラッチ機構が作動し、歯車45が軸棒51を回転
させない場合には筆部17の回転は停止する。
【0033】次に、上記の構成を有する線図描き玩具1
0の動作を説明する。
【0034】平坦な紙(画面)の上に玩具10を置く。
カバー12に手をあてがい玩具10を任意の方向に押し
動かす。先導支持部13L、13Rの下端の球体33が
回転して玩具10は滑らかに任意の方向へ移動する。車
輪11L、11Rの外周面は弾性体19L、19Rで形
成されているので、車輪11L、11Rは紙面との摩擦
で回転する。車輪11Lの回転はクラウンギア23と噛
合うピニオン37を介して歯車39に伝達される。歯車
39の回転は歯車41を介して歯車43に伝達される。
歯車43の回転は歯車45に伝達される。歯車45の回
転はクラッチ部材47を介して軸棒51を回転させ、軸
棒51の下端に固定されている筆部材17を回転させ
る。筆部材17に筆61が1本取付けられ、筆先15A
だけが有る場合は、図10に示す線図が描かれる。筆部
材17に筆61が2本取付けられ、筆先15A、15B
が有る場合には、図11に示す線図が描かれる。車輪の
回転や筆先の動きに異常な力がかかると、クラッチ機構
が作動して、歯車機構破損の危険を回避するが、歯車4
5の回転が筆部材17に伝達されなくなり描かれる線は
直線となる。
【0035】次に、上記実施例と異なる歯車機構を有す
る実施例について説明する。図12は歯車機構の上面
図、図13はその側面図、図14はその歯車機構を内蔵
した線図描き玩具の組立て図である。
【0036】線図描き玩具80は前記線図描き玩具10
と同一の外観を呈し、車輪81、筆部82、先導支持部
84も同一の構成を有する。基台及びカバーもほぼ同様
の形状を有するが、軸受けの位置及び形状は必要に応じ
て変更されている。
【0037】歯車機構において、車輪81の内側にクラ
ウンギア83(歯数28)が設けられ、ピニオン85
(歯数10)と噛合い、ピニオン85の上方に延びた軸
87の上方に歯車89(歯数24)が設けてあり、ピニ
オン85と一体に回転する構成は線図描き玩具10と同
様である。
【0038】線図描き玩具80においては、基台の上面
に形成された軸受けに、上下一体に形成された円板91
と歯車93(歯数12)の回転軸が回転自在に嵌込まれ
ている。歯車93は前記歯車89と噛合っている。
【0039】歯車93が回転すると円板91も一体に回
転する。円板91の上面には回転軸と偏心して軸95が
突出して設けてある。この軸95には両端に軸孔を有す
る細長連結部材97の一端の孔が回転自在に嵌込まれて
いる。細長連結部材97の他端の孔は扇形歯車99(全
円として歯数56)の上面の一端に突出して設けた軸1
01に嵌込まれている。
【0040】円板91が回転すると、軸95は細長連結
部材97の一端と共に360 °の円軌道を描くが、細長連
結部材97の他端と連結している扇形歯車99は、一定
角度時計回りに回転した後反時計回りに回転して元の位
置に戻る往復回転運動を行なう。基台の上面に形成され
た軸受けとカバーの下面に形成された軸受けに、上下一
体に形成された大径歯車103(歯数26)と小径歯車
105(歯数16)の回転軸が回転自在に嵌込まれてい
る。小径歯車105は前記扇形歯車99と噛合ってい
る。扇形歯車99が時計回りに回転すると、小径歯車1
05は反時計回りに回転し、扇形歯車99が反時計回り
に回転すると、小径歯車105は時計回りに回転する。
小径歯車105が回転すると大径歯車103も一体に回
転する。大径歯車103はクラッチ機構を有する歯車1
07(歯数18)と噛合っている。
【0041】クラッチ機構を有する歯車107は、線図
描き玩具10における歯車45と同一の構成を有し棒軸
108に取り付けられ、軸棒108の下方には線図描き
玩具10における筆部17と同一の構成を有する筆部8
2が設けられている。
【0042】次に、上記の構成を有する線図描き玩具8
0の動作を説明する。
【0043】平坦な紙(画面)の上に玩具80を置く。
カバーに手をあてがい玩具80を任意の方向に押し動か
す。クラウンギア83を有する車輪81は紙面との摩擦
で回転する。車輪81の回転はクラウンギア83と噛合
うピニオン85を介して歯車89に伝達される。歯車8
9の回転は歯車93を介して円板91に伝達される。円
板91の回転は細長連結部材97により扇形歯車99を
約36°往復回転させ、扇形歯車99の往復回転は小径歯
車105及び大径歯車103をそれぞれ約 125°往復回
転させ、大径歯車103と噛合っている歯車107を 1
80°往復回転させる。
【0044】この歯車107の回転はクラッチ機構を介
して軸棒108に伝わり、軸棒に軸着している筆部材8
2に伝達され、筆部材82は 180°往復回転する。筆部
材82に筆61が1本取付けられて筆先15Aだけが有
る場合は、図15に示す線図が描かれる。筆部材82に
筆61が2本取付けられて筆先15A、15Bが有る場
合には、図16に示す線図が描かれる。
【0045】図17は、線図描き玩具80において、筆
部材82が上記実施例と90°ずらして軸棒108に取り
付けられている歯車機構の側面図である。この構成にお
いて、筆部材82に筆61が1本取付けられて筆先15
Aだけが有る場合は、図18に示す線図が描かれ、筆部
材82に筆61が2本取付けられて筆先15A、15B
が有る場合には、図19に示す線図が描かれる。このよ
うに、全ての構成が同一であっても筆部における筆先の
配置が異なっているだけで、描かれる線図の軌跡は全く
異なっている。
【0046】次に、上記実施例と歯車の歯数の異なる歯
車機構を有する実施例について説明する。図20は歯車
機構の上面図、図21はその側面図である。
【0047】線図描き玩具110は前記線図描き玩具8
0と同一の外観を呈し、車輪111、筆部112、先導
支持部114も同一の構成を有する。基台及びカバーも
同様の形状を有する。
【0048】歯車機構において、車輪111の内側にク
ラウンギア113(歯数28)が設けられ、ピニオン1
15(歯数10)と噛合い、ピニオン115の上方に延
びた軸117の上方に歯車119(歯数18)が設けて
あり、ピニオン115と一体に回転する構成は線図描き
玩具80と同様である。
【0049】線図描き玩具110においては、基台の上
面に形成された軸受けに、上下一体に形成された円板1
21と歯車123(歯数18)の回転軸が回転自在に嵌
込まれている。歯車123は前記歯車119と噛合って
いる。
【0050】歯車123が回転すると円板121も一体
に回転する。円板121の上面には回転軸と偏心して軸
125が突出して設けてある。この軸125には両端に
軸孔を有する細長連結部材127の一端の孔が回転自在
に嵌込まれている。細長連結部材127の他端の孔は扇
形歯車129(全円として歯数54)の上面の一端に突
出して設けた軸131に嵌込まれている。
【0051】円板121が回転すると、軸125は細長
連結部材127の一端と共に360 °の円軌跡を描くが、
細長連結部材127の他端と連結している扇形歯車12
9は、一定角度時計回りに回転した後反時計回りに回転
して元の位置に戻る往復回転運動を行なう。
【0052】基台の上面に形成された軸受けとカバーの
下面に形成された軸受けに、上下一体に形成された大径
歯車133(歯数36)と小径歯車135(歯数10)
の回転軸が回転自在に嵌込まれている。小径歯車135
は前記扇形歯車129と噛合っている。扇形歯車129
が時計回りに回転すると、小径歯車135は反時計回り
に回転し、扇形歯車129が反時計回りに回転すると、
小径歯車135は時計回りに回転する。小径歯車135
が回転すると大径歯車133も一体に回転する。大径歯
車133はクラッチ機構を有する歯車137と噛合って
いる。
【0053】クラッチ機構を有する歯車137は、線図
描き玩具10における歯車45と同一の構成を有し軸棒
138に取り付けられ、軸棒138の下方には線図描き
玩具10における筆部17と同一の構成を有する筆部1
12が設けられている。
【0054】次に、上記の構成を有する線図描き玩具1
10の動作を説明する。
【0055】平坦な紙(画面)の上に玩具110を置
く。カバーに手をあてがい、玩具110を任意の方向に
押し動かす。クラウンギア113を有する車輪111は
紙面との摩擦で回転する。車輪111の回転はクラウン
ギア113と噛合うピニオン115を介して歯車119
に伝達される。歯車119の回転は歯車123を介して
円板121に伝達される。
【0056】円板121の回転は細長連結部材127に
より扇形歯車129を約33.3°往復回転させ、扇形歯車
129の往復回転は小径歯車135及び大径歯車133
をそれぞれ約 180°往復回転させ、大径歯車133と噛
合っている歯車137を 360°往復回転させる。
【0057】この歯車137の回転はクラッチ機構を介
して軸棒138に伝わり、軸棒に軸着している筆部材1
12に伝達され、筆部材112は 360°往復回転する。
筆部材112に筆61が1本取付けられて筆先15Aだ
けが有る場合は、図22に示す線図が描かれる。筆部材
112に筆61が2本取付けられて筆先15A、15B
が有る場合には、図23に示す線図が描かれる。このよ
うに、全ての構成が同一であっても歯車の歯数の割合が
異なっているだけで、描かれる線図の軌跡は全く異なっ
ている。
【0058】以上、実施例について説明したが、本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、種々の設計変
更、新たな構成の附加なども本発明の範囲に含まれる。
例えば、筆先は3本以上でもよく、また、噛合う歯車の
組合わせで描かれる図柄を変化させることも可能であ
る。
【0059】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、紙の上
で玩具を動かすと、車輪が回転し、この車輪の回転が駆
動源となって歯車機構を駆動し、自動的に所定の図柄の
線図を紙の上に連続して描くことができ、駆動源として
電池やモータを必要としないので、軽くて操作し易く安
全であるという効果があるばかりでなく、モータの故障
や電池切れなどの問題が生じないという利点がある。ま
た、歯車機構の構成、歯車の歯数の割合、筆部における
筆先の配置などを変化させることにより、多種多様の図
柄の線図を描くことができる。筆先の軌跡がもたらす連
続した線図に遊戯者自らが玩具を任意の方向へ動かす手
の動きを加えることにより、遊戯者の予想を越えた面白
い絵を描くことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の外観を示す斜視図。
【図2】図1の実施例の組立て図。
【図3】図1の実施例の主要構成の上面図。
【図4】図1の実施例の主要構成の側面図。
【図5】図1の実施例の主要構成の一部の断面図。
【図6】図1の実施例の主要構成の一部の側面図。
【図7】図1の実施例の主要構成の部分断面図。
【図8】図1の実施例の主要構成の斜視図。
【図9】図1の実施例の主要構成の斜視図。
【図10】描かれた線図。
【図11】描かれた線図。
【図12】本発明の実施例の主要構成の上面図。
【図13】図12の実施例の主要構成の側面図。
【図14】図12の実施例の組立て図。
【図15】描かれた線図。
【図16】描かれた線図。
【図17】図12の実施例の主要構成の側面図。
【図18】描かれた線図。
【図19】描かれた線図。
【図20】本発明の実施例の主要構成の上面図。
【図21】図20の実施例の主要構成の側面図。
【図22】描かれた線図。
【図23】描かれた線図。
【符号の説明】 10、80、110…線図描き玩具、11L、11R、
81、111…車輪、13L、13R、84、114…
先導支持部、12…カバー、15A、15B…筆先、1
7、82、112…筆部、19L、19R…弾性体、2
3、83、113…クラウンギア、37、85、115
…ピニオン、25…基台、33…球体、35…筒枠、3
9、41、43、45、89、93、103、105、
107、119、123、133、135、137…歯
車、51、108、138…軸棒、61…筆、91、1
21…円板、95、101、125、129…軸、9
7、127…細長連結部材、99、129…扇形歯車。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接触面との摩擦によって回転する左右1対
    の車輪と、該車輪の前方に位置する少なくとも1個の先
    導支持部と、該先導支持部と前記車輪との間に位置し少
    なくとも1本の筆先を有する筆部と、前記車輪の回転運
    動を前記筆先の所定の軌跡に変換する歯車機構とを具備
    し、前記車輪、先導支持部及び筆先の端部は同一平面上
    にあることを特徴とする線図描き玩具。
  2. 【請求項2】前記先導支持部は、下端に球体を回転自在
    に具備していることを特徴とする請求項1の線図描き玩
    具。
  3. 【請求項3】前記車輪にはクラウンギアが設けられ、前
    記筆部は歯車を有する軸に取り付けられ、前記歯車機構
    は前記クラウンギアと歯車とを含む歯車列であることを
    特徴とする請求項1又は2の線図描き玩具。
  4. 【請求項4】前記歯車列は、前記車輪の一方向への回転
    運動を往復回転運動に変換する手段を含んでいることを
    特徴とする請求項3の線図描き玩具。
  5. 【請求項5】前記筆部の軸に設けた歯車はクラッチ機構
    を具備していることを特徴とする請求項3又は4の線図
    描き玩具。
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