JPS64955Y2 - - Google Patents

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JPS64955Y2
JPS64955Y2 JP655683U JP655683U JPS64955Y2 JP S64955 Y2 JPS64955 Y2 JP S64955Y2 JP 655683 U JP655683 U JP 655683U JP 655683 U JP655683 U JP 655683U JP S64955 Y2 JPS64955 Y2 JP S64955Y2
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floor
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arm member
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JP655683U
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JPS59114195U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転走行玩具に関し、該走行玩具は、
走行動作と回転動作を交互に繰返すようにしたも
のである。
さらに詳しく説明すると、自動車形状のボデイ
本体の左右両側には回転可能な腕部材を突設し、
ボデイ本体の後方には該ボデイ本体の上下方向に
回転可能な作動杆を突設してある。この作動杆
は、腕部材の2回転する間に上下に1往復の作動
をするようにされていて、左右の腕部材があたか
も松葉杖のように床に直立してボデイ本体を床面
から離間して支持する。この状態でボデイ本体は
回転し、作動杆の先端が床に当つてボデイ本体を
前方に押出すと通常の走行作動ができるように構
成されている。
以下、実施例について図面を参照し詳細に説明
する。
第1図は回転走行玩具1の斜視図で、自動車形
状をしたボデイ本体3は、シヤシー2にフレーム
4を取付けてなり、またダミーの車輪を型どつた
突出部がシヤシー2と一体的に形成してある。ま
た、フレーム4の座席部5にはドライバーの胴体
部6が装着され、このドライバーの胴体部6に帽
子7を頂部に取付けた顔部材8が取付けてある。
ドライバーの胴体部6の両肩部から筒軸9,9
が突設してあり、それを回転自在に挿通して第2
図に示す回転軸10が突出しており、この回転軸
10の両端に腕部材11,11の基部が取付けら
れる。しかして、この回転軸10は後述する駆動
機構であるゼンマイユニツト20の巻込軸も兼ね
ている。従つて、一方の腕部材11を第3図失視
のように回転させれば、ゼンマイユニツト20に
は駆動力が蓄勢されることになる。
そして、他方の側の腕部材11の基端にはスリ
ツプタイプのクラツチ15が取り付けてあり、該
クラツチ15は回転軸10に巻装した押しバネ1
5aによつてクラツチ部材が圧接されている。こ
のクラツチ15はボデイ本体3を片手に持つてゼ
ンマイを巻き込む時の腕部材11の回転の逃げと
して作用するものである。また、各腕部材11,
11の先端には平たい底面13をもつ掌部14が
形成してあり、この腕部材11,11が垂直に下
がり、掌部14が床面と接したとき、ボデイ本体
3は床面から若干浮上ることができる長さに設け
てある。
しかして、シヤシー2とフレーム4とにより形
成される空間には駆動源となるゼンマイユニツト
20およびこの駆動によつて作動する各作動部材
などが収納され、その詳細な構成については、第
2図、第3図に示されている。
つぎにそれを説明するとまず、左右の腕部材1
1,11の基端を取付けた回転軸10は前述のよ
うにドライバー胴体部6を貫通するが、このドラ
イバー胴体部6内に小歯車21が軸着される。こ
の小歯車21はゼンマイユニツト20のゼンマイ
軸22に軸着される大歯車23に噛合している。
この大歯車23は小歯車21がもつ歯数の2倍の
歯数を有している。前記ゼンマイユニツト20の
ゼンマイ軸22には、さらに、偏心カム24が大
歯車23と同軸に軸着されている。
一方、上記偏心カム24の円周面に当接するよ
うに、基端に垂直平面25を形成した細長い部材
からなる作動杆26が設けられている。上記垂直
平面25の一部には、前方に突出して係止突起2
7が設けられていて、これはシヤシー2に固着さ
れたコ字状の支承片28に遊嵌している。また、
作動杆26には基端付近にピン軸29を設け、こ
れがシヤシー2に固着された軸受30に支承して
いる。そして、作動杆26の先端31にラツパ状
の排気筒を形どつて成型されている。
前述のゼンマイユニツト20の出力軸32には
歯車33を取りつけ、この歯車33に噛合する歯
車34が車軸35に軸着されており、車軸35の
両端には、前記シヤシー2に一体成型してある車
輪の内側に位置して駆動輪36,36を軸着し、
この駆動輪36,36の一部がシヤシー2に穿設
した開口37,37を通つて床面上に突出してい
る。
なお、シヤシー2に開口された孔38には右ま
たは左に少し傾斜させて補助車輪39を臨ませて
取りつけてある(第2図参照)。
以上の如くに構成された回転走行玩具はつぎの
ように機能するものである。
まず、第3図に拡大図示してあるように回転軸
10に軸着した側の腕部材11を図中、矢印方向
に回すと、該回転軸10がゼンマイ巻込軸となつ
て小歯車21および大歯車23を介してゼンマイ
ユニツト20に内装の図示されていないゼンマイ
が巻締められて駆動力が付勢される。このゼンマ
イを充分付勢した上で腕部材11から手を離して
ボデイ本体3を床面上に置くと、ゼンマイの解旋
力により駆動輪36,36が回転して回転走行玩
具が走行するとともに、大小歯車23および21
も回転して腕部材11,11は第1図矢視N方向
に回転する。そして、腕部材11,11が回転し
掌部底面13がボデイ本体3の前方の床面に接し
たとき、ボデイ本体3の前進駆動力と腕部材1
1,11に伝達される回転力によつて、腕部材1
1,11は床面に直立し、ボデイ本体3を床面か
ら離間させて支持することになる。従つて、腕部
材11,11に伝達される回転力はボデイ本体3
を第4図に示すように後方回転させることなる。
そして、作動杆26は、その垂直平面25の上
端面25′が偏心カム24によつて押圧されてい
るときは、作動杆26の先端31は若干の範囲で
強制的に押下げられることになり、また偏心カム
24によつて上端面25′が押圧されていないと
きはフリーとなつて若干の範囲で上動が可能な状
態になつている。従つて、作動杆26の先端31
がフリーの状態において、腕部材11,11が回
転し掌部底面13が床面に接して直立し、ボデイ
本体3を床面から離間させて支持したとき、偏心
カム24は垂直平面25の上端面25′と係合し
ない位置にある。このため、作動杆26の先端3
1はフリーであつて、床面と接触しても上動して
逃れるので、ボデイ本体3は回転軸10を支点と
して第4図A,B,Cの矢視で示す回転動作を行
うことになる。
そして、ゼンマイユニツト20の出力軸22に
軸着した大歯車23と、該大歯車23と噛合する
小歯車21の歯数の比率は2:1になつており、
大歯車23と同軸に偏心カム24が軸着されてい
る。従つて、大歯車23および偏心カム24が1
回転する間に、小歯車21を軸着した軸10は2
回転することになり、ボデイ本体3は腕部材1
1,11に支持されて第4図示の後方回転を2回
行うことになる。これは、前進走行中のボデイ本
体3が後方回転する動作の意外性を強調したもの
であり、大歯車23と小歯車21を同径で同数の
歯数を持つ歯車に設定すれば、ボデイ本体3の後
方回転動作は1回転となる。
そして、ボデイ本体3が2回転する後方回転の
終了時直前、即ち、ボデイ本体3が床面に対して
走行時の姿になつたとき、偏心カム24が作動杆
26の基端に形成した上端面25′に係合し、作
動杆26の先端31がボデイ本体3の下方に押下
げられることになる。
従つて、作動杆26の先端31が床面と接触し
て回転軸10を支点とするボデイ本体3の回転を
阻止し、それ故に、ボデイ本体3は回転すること
ができず、このとき腕部材11,11の掌部底面
13が支点となつて回転軸10とともにボデイ本
体3が前方にせり出してボデイ本体3が床面に接
地する。そして腕部材11,11は後方に逃れて
回転するとともに、走行玩具1は駆動輪36,3
6と補助車輪39により床面を所定のカーブを描
いて走行する。
従つて、本考案における回転走行玩具は、駆動
輪36,36で床面を走行しながら腕部材11,
11を回転させ、腕部材11,11の1回目の回
転時に腕部材11,11がボデイ本体3を持ち上
げて後方回転させ、このボデイ本体3の回転終了
時に作動杆26が床面に接地してボデイ本体3を
前方に押し出して通常走行させるものであり、通
常走行と回転作動を交互に繰返して行わせるもの
である。
以上の説明から明らかなように、本考案に係る
回転走行玩具によると、自動車形状のボデイ本体
と、回転する腕部材を有し、ボデイ本体の走行と
ともに腕部材が回転することにより、該ボデイ本
体は腕部材に支持されて回転し、つぎには腕部材
を支持部材として前方にせり出して床面に接地し
て走行するという動作を交互に繰返しながら行う
ものであつて、長い腕があたかも手のようでもあ
り、または杖のようにも動作されるので、これら
一連の動作には意外性に富み、コミカルであると
ともにサーカスにおけるピエロのような感を呈す
る態様で表現しており、そのうえ、構造上も極め
て簡単に構成されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す反転走行玩具全
体斜視図、第2図は分解斜視図、第3図は駆動部
分の拡大斜視図、第4図A,B,Cは回転時の態
様図、同図B1は同図Bの底面より見た側面図で
ある。 1…反転走行玩具、2…シヤシー、3…ボデイ
本体、6…胴体、11…腕部材、20…駆動機構
(ゼンマイユニツト)、26…作動杆、36…駆動
輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動機構を内蔵したボデイ本体の両側面には一
    対の腕部材を突設し、該腕部材は先端が該ボデイ
    本体の下方に突出する長さに形成し、該腕部材は
    前記駆動機構と連係し、走行玩具の走行時におい
    て該腕部材の先端部が前記ボデイ本体の前方の床
    面に接地する方向に回転し、床面に直立した前記
    腕部材によつて床面から離間して支持された前記
    ボデイ本体は該腕部材の軸を支点として後方回転
    し、該ボデイ本体が床面に対して走行時の姿勢に
    なつたとき、前記駆動機構と連係して回転する偏
    心カムがシヤシーに枢着し先端を該ボデイ本体の
    後方に突設した作動杆の基端部に係合し、該作動
    杆の先端を該シヤシーの下方に押下げ該作動杆の
    先端が床面に係合して該ボデイ本体を前方に押出
    し、該ボデイ本体が床面に接地して走行作動する
    回転走行玩具。
JP655683U 1983-01-20 1983-01-20 回転走行玩具 Granted JPS59114195U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP655683U JPS59114195U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 回転走行玩具

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JP655683U JPS59114195U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 回転走行玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59114195U JPS59114195U (ja) 1984-08-01
JPS64955Y2 true JPS64955Y2 (ja) 1989-01-10

Family

ID=30138103

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JP655683U Granted JPS59114195U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 回転走行玩具

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JPS59114195U (ja) 1984-08-01

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