JPH08336366A - 麺類の製造方法 - Google Patents

麺類の製造方法

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JPH08336366A
JPH08336366A JP7169320A JP16932095A JPH08336366A JP H08336366 A JPH08336366 A JP H08336366A JP 7169320 A JP7169320 A JP 7169320A JP 16932095 A JP16932095 A JP 16932095A JP H08336366 A JPH08336366 A JP H08336366A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粘弾性の改良され、バランスよい食感を有す
る麺類の製造方法を提供する 【構成】 小麦グルテンより分画されたグリアジンを主
成分とする分画物の粉末を100〜300℃で熱処理し
たものを小麦粉等の粉原料に混合して麺類を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は麺類の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、麺類の改良方法として多くの
方法が行われている。その中でも、卵白や小麦グルテン
のような動植物性蛋白質を主成分とする改良剤を添加す
る方法が多く利用されている。この方法は、生麺類にお
いては茹で伸び防止を目的とした食感の改良方法であ
り、例えば長期保存の可能な即席茹で麺類であるLL麺
類、即席乾燥麺類、冷凍麺類のような加工度の高い麺類
においては、復元後の食感を生麺類に近くするための方
法である。しかし、この方法による麺質改良は麺類の食
感を表す、「硬さ」、「粘弾性」、「滑らかさ」のう
ち、特に「硬さ」を改良し、増強するものであり、麺本
来の粘弾性や滑らかさについては十分な改良がなされな
い。
【0003】このような麺質の改良のため、本発明者等
は、先に、小麦グルテンより分画されたグリアジン主成
分分画物を麺類製造に利用することを提案した(特開平
6−105662号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
は、まだ麺質の改良は不十分である。本発明は、麺類の
食感、特に前記した三特性のバランスのよい麺類の製造
方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成すべく、鋭意研究を重ねた結果、グリアジン主成
分分画物を熱処理して小麦粉等の粉原料に混合すること
により、食感、特に粘弾性が改良され、その目的を達成
できることを見いだし、本発明に到達した。
【0006】すなわち、本発明は、小麦グルテンより分
画されたグリアジン主成分分画物の粉末を100〜30
0℃で熱処理して得られる熱処理グリアジン主成分分画
物(以下、熱処理グリアジンという)を麺類中に含有さ
せることを特徴とする麺類の製造方法である。
【0007】本発明において用いるグリアジン主成分分
画物としては、一般に知られている50〜70容量%エ
タノール抽出方法、10〜30容量%イソプロピルアル
コール抽出方法、20〜50容量%アセトン抽出方法に
より得られる抽出物を挙げることができる。また、1〜
20容量%のエタノール水溶液にクエン酸、乳酸、リン
ゴ酸および酢酸よりなる有機酸の一種または二種以上を
0.01〜5.0重量/容量%溶解した溶媒を用いて小
麦グルテンから抽出する酸性エタノール水抽出方法(特
開平5−309261号公報参照)により得られるグリ
アジンを主成分とする分画物を用いることができる。
【0008】本発明においては、このような分画物を噴
霧乾燥、気流乾燥、凍結乾燥等の方法で乾燥させて得ら
れる粉末を熱処理して用いる。この分画物の粉末には、
一般に乾物基準で、30〜100%のグリアジンが含有
される。本発明においては、グリアジン含量が50重量
%以上のものを好ましく使用する。
【0009】また、熱処理方法としては、グリアジン主
成分分画物を、乾熱器などの装置の中にトレイなどの容
器に薄く敷いたものを入れ所定の温度で加熱する方法、
加熱装置を有するコンベア上に薄く敷くように乗せ熱処
理する方法、回転釜などで炒る方法、エクストルーダー
中で混合加熱する方法などを挙げることができるが、そ
の方法に限定されない。
【0010】熱処理条件は、熱処理雰囲気またはグリア
ジン主成分分画物の温度を100〜300℃、好ましく
は100〜150℃である。例えば、乾熱器内の雰囲気
または熱風温度、加熱装置の加熱部分の温度、例えばジ
ャケットや加熱壁の壁温をこの温度にすればよく、直火
式回転釜などの場合はグリアジン主成分分画物の温度を
上記温度にするとよい。その熱処理時間は数秒〜6時間
程度である。グリアジンの物性を熱処理により変化させ
る変化の度合いを一定とした場合には、低温ほど長時間
が必要であり、高温であるほど短時間である。例えば1
50℃、30秒の熱処理は100℃、6時間の熱処理と
ほぼ同等である。
【0011】熱処理グリアジンを麺類に含有させる方法
としては、小麦粉に混合する方法や澱粉や卵白などの小
麦粉以外の粉原料に混合する方法、捏ね水に分散させる
方法などがあるが、その方法に限定されない。好ましく
は粉原料に添加、混合する方法である。
【0012】熱処理グリアジンの添加量は、粉原料(主
として小麦粉または/および澱粉類)に対し、0.2〜
20重量%が好ましいが、その量に限定されるものでな
い。さらに好ましくは0.5〜10重量%である。
【0013】本発明においては、熱処理グリアジンのほ
かに、卵白、乳蛋白質(カゼイン、乳アルブミン、グロ
ブリンなど)、大豆蛋白、グリアジン以外の小麦蛋白
(グルテン、グルテニンなど)などの動植物性蛋白質;
キサンタンガム、グアガムなどのガム類;カラギーナ
ン、カードラン、寒天、コンニャク、ゼラチン、タマリ
ンドウガム、アルギン酸、ジェランガムなどのゲル化
剤;動植物油脂;グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、レシチン、酵
素処理レシチンなどの公知の食品用乳化剤;クエン酸、
乳酸、酢酸、リンゴ酸、酒石酸、アジピン酸、リン酸、
炭酸などの酸類およびそのナトリウム、カリウム、カル
シウムなどの塩類;澱粉などの混合物を用いることがで
きる。これらの混合物は、一種または二種以上を組み合
わせて使用することができる。
【0014】これらの混合物のうち、澱粉としては、馬
鈴薯澱粉、タピオカ澱粉、サゴ澱粉、コーン澱粉、小麦
澱粉、米澱粉などを挙げることができ、さらにこれら澱
粉の酢酸エステル、プロピオン酸エステル、リン酸エス
テル、リン酸架橋、エーテル化、酸化などの加工を施し
た化工澱粉を挙げることができる。
【0015】これらの混合物と熱処理グリアジンを共に
含有する麺類を製造する場合、予めこれらの混合物を混
合された小麦粉に熱処理グリアジンを混合してもよく、
熱処理グリアジンとこれらの混合物を混合したものを小
麦粉に混合してもよく、その混合方法には限定されな
い。また、混合物の添加量に限定されない。好ましく
は、澱粉においては小麦粉に対し5〜100重量%であ
り、澱粉以外の混合物においては小麦粉または小麦粉と
澱粉の混合物である粉原料に対し、各々の物質として
0.01〜5重量%である。
【0016】本発明における麺類としては、中華麺、う
どん、日本そば、焼きそば、パスタ類、およびこれらの
麺類の乾燥品、油揚げ即席麺類、α化後乾燥即席麺類、
α化後包装殺菌処理を行った長期間保存の可能な即席麺
類(LL麺類)、ギョウザ、シュウマイ、ワンタンなど
の皮物類などを挙げることができる。また、それらの製
造方法は通常の工程、操作に従い製造すればよい。
【0017】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。
【0018】参考例1,2 活性グルテン粉末ににその重量の10倍量の、10容量
%エタノールにクエン酸0.2重量/容量%を加えたク
エン酸酸性エタノール水溶液を加えた後、2時間攪拌抽
出を行い、遠心分離(4,000rpm、30分)によ
り得られた抽出液を噴霧乾燥機で乾燥させて、グリアジ
ンを主成分とする分画物(グリアジン主成分分画物)の
粉末を得た。抽出液中の固形分濃度は約7重量%であ
り、グリアジン主成分分画物の粉末中のグリアジン量は
約65重量%であった。得られたグリアジン主成分分画
物の粉末(未処理グリアジンという)をトレイに5〜1
0mmの厚さに敷き、110℃の乾熱器に入れ、30分
間熱処理を行って熱処理グリアジンを得た。熱処理中に
2〜3回グリアジン主成分分画物の粉末を攪拌し、熱処
理の均一化をはかった。
【0019】熱処理グリアジンおよび未処理グリアジン
(参考例2)にそれぞれ、それらのpHが4〜12とな
るような範囲で5倍量のpH調整用の塩酸またはカセイ
ソーダ水溶液を加え、攪拌混合を行ったのち、遠心分離
機でガス抜き(2,000rpmで30分間)を行い、
90℃、30分間の加熱処理を施し、得られたゲルの物
性をレオメーター〔(株)サン科学製〕を用いて測定
し、その物性を測定した。その結果を図1に示す。
【0020】レオメーターの測定条件は、5mmφの円
柱プランジャーを用いて昇降速度5cm/分の条件で、
プランジャーが10mm進入するに要する荷重を1cm
2 当たりの荷重gで表した。プランジャーが10mm進
入する前にゲルが破断した場合は破断後にプランジャー
が10mm進入した時の荷重を測定した。
【0021】図1にみるとおり、熱処理グリアジンは未
処理グリアジンに比べ、そのゲルの特性が大きく変化し
ている。すなわち、中華麺等のpH領域(pH11前
後)では未処理グリアジンの加熱ゲルは粘弾性がなくな
り、硬く脆いものとなるが、熱処理グリアジンの加熱ゲ
ルは弾性を保っている。また、うどんや日本そば、パス
タ類、LL麺類のpH領域(pH4〜7)では、未処理
グリアジンの粘弾性が低いのに対し、熱処理グリアジン
の粘弾性は増加している。その反面、ゴワゴワした硬さ
主体の物性や極端な粘弾性が嫌われる蒸し焼きそばのp
H領域(pH8〜9)では熱処理を施すことにより粘弾
性の急激な増加が抑制されている。
【0022】実施例1、比較例1,2 準強力粉1,000gに参考例1で得た熱処理グリアジ
ン20gを混合したものに、食塩10g、かん粉15g
を水380gに溶解させたものを加え、15分間の混捏
を行った後、成形ロールと複合ロールで厚さ約8mmの
麺帯とし、その麺帯を麺棒に巻取り、乾燥しないように
ビニール袋を被せて室温で1時間熟成させた。その後、
4段階のロール操作で圧延し、厚さ1.5mmの麺帯と
し、切歯20番で麺線とし、1食分が150gとなるよ
うに切断を行い、生中華麺を得た。熱処理グリアジンの
代わりに未処理グリアジン20gを用いて同様にして生
中華麺を得(比較例1)、これらを混合しない通常の生
中華麺を同一条件で試作した(比較例2)。
【0023】得られた3種の生中華麺を2分45秒間茹
でたのち、予め暖めておいた中華麺用スープの入った器
に入れ、直ちに官能試験を行うとともに、それらの麺の
一部を残し、麺の伸びの状態を見るため、6分後の麺に
ついても官能試験を行った。なお、官能試験の評価は理
想の中華麺の食感を、硬さ25点、粘弾性50点、滑ら
かさ25点に配点した上で、標準品(比較例2)を硬さ
15点、粘弾性30点、滑らかさ15点と配点したもの
との比較試験により、5点単位で採点した。結果を表1
に示す。
【0024】
【表1】
【0025】表1からわかるように、本発明の中華麺は
調理直後においては、硬さ、粘弾性および滑らかさが増
強され、食感のバランスがよく、調理6分後の伸びも少
なく、理想的な中華麺であった。
【0026】実施例2、比較例3,4 中力粉1,000gに参考例1で得られた熱処理グリア
ジン10gを混合したのち、これに50gの食塩を水4
00gに溶解したものを加え15分間の混捏を行い、成
形、複合を行い、厚さ約10mmの麺帯を得た。この麺
帯を実施例1と同様に熟成させた後、3段の圧延操作で
3mmの麺帯とし、10番の切歯で麺線として生うどん
を得た(実施例2)。また、同様の操作で、熱処理グリ
アジンの代わりに未処理グリアジンを用いた生うどん
(比較例3)、グリアジン無添加の生うどん(比較例
4:標準品)を得た。これらの生うどんを23分間茹で
た後、予め暖めておいた麺汁の入った器に入れ、実施例
1と同様に官能試験を行った。結果を表2に示す。表2
からわかるように本発明品は理想のうどんであった。
【0027】
【表2】
【0028】実施例3、比較例5,6 準強力粉500gと中力粉500gに参考例1で得た熱
処理グリアジン10gを混合した後、これに食塩10
g、かん粉6gを水360gに溶解したものを加え、1
5分間の混捏を行った。その後成形、複合を行い、厚さ
約8mmの麺帯を得た。この麺帯を実施例1と同様にし
て中華麺を得た。この中華麺を蒸し器を使用して10分
間の蒸しを行い、その後麺に油をまぶし、蒸し中華麺を
得た。この蒸し中華麺を200℃に加熱したホットプレ
ートに油を敷いた上に乗せ、麺をほぐした後、お湯をか
け蓋をして1分間麺を蒸し、焼きそばソースをからま
せ、ソース焼きそばとし、冷却後、ビニール袋に入れ、
冷凍庫で凍結を行い、冷凍焼きそばを得た(実施例
3)。
【0029】同様に、熱処理グリアジンの代わりに未処
理グリアジンを混合して冷凍焼きそばを得(比較例
5)、これらの冷凍焼きそばを電子レンジで解凍加熱を
行ったものを官能試験の試料とした。また、グリアジン
を添加しない蒸し焼きそばを作り、これをソース焼きそ
ばとして標準品とした(比較例6)。なお、官能試験の
評価は、標準品を100点とした。官能試験の結果を表
3に示す。表3からわかるように、本発明品は冷凍した
にもかかわらず、標準品に近いものであった。
【0030】
【表3】 *:標準品よりもさらに硬かった。
【0031】実施例4、比較例7,8 中力粉700gにタピオカ酢酸エステル化澱粉300g
と参考例1で得た熱処理グリアジン18gを混合した粉
に、50gの食塩を380gの水に溶解したものを加
え、15分間の混捏後、実施例2と同様の操作で生うど
んを得た。この生うどんを13分間茹でた後、水洗い
後、1重量%乳酸水溶液に60秒間浸漬した。酸浸漬
後、耐熱性の樹脂袋に茹でうどんを入れ、中心温度が8
5℃になってから、85〜90℃、30分間の殺菌条件
で殺菌を行い、LLうどんを得た(実施例4)。常温で
30日間保存しておいたこのLLうどんを袋より出し、
発泡スチロール製のカップに移し、熱水を注ぎ、蓋をし
た後、2分間で麺を戻し、麺汁を加え、実施例2と同様
に官能試験を行った。
【0032】同様に、熱処理グリアジンの代わりに未処
理グリアジンを混合してLLうどんを得(比較例7)、
30日保存後、熱水で戻し、試食試験を行った。同時に
グリアジン無添加のうどんを比較例4と同一の配合で試
作し、23分間茹でたものを官能試験の標準品とした
(比較例8)。標準品の配点を100とした。その結果
を表4に示す。表4からわかるように、本発明品は生う
どんを茹でた本来のうどんの食感に近いものであった。
【0033】
【表4】
【0034】実施例5、比較例9,10 準強力粉500gと中力粉500gに参考例1で得た熱
処理グリアジン12gを混合したものに食塩10gとか
ん粉6gを320gの水に溶解し加え、15分間混捏を
行った後、実施例1と同様にして生中華麺を得た。この
生中華麺を蒸し器で90秒間蒸した後、10×10×2
cmの網の籠に入れ、140℃の油で120秒間フライ
し、油揚げ即席中華麺を得た(実施例5)。鍋にお湯を
沸かした中にこの油揚げ即席中華麺を入れ、3分間茹で
たのち、スープを加え、実施例1と同様に官能試験を行
った。結果を表5に示す。
【0035】同様に、熱処理グリアジンの代わりに未処
理グリアジンを混合した油揚げ即席中華麺(比較例9)
およびこれらを混合しないで油揚げ即席中華麺(比較例
10、標準品)を得、これらについても同時に官能試験
を行った。結果を表5に併せて示す。表5からわかるよ
うに、本発明品は腰が強く茹で伸びの少ないものであっ
た。
【0036】
【表5】
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、熱処理グリアジンを原
料粉に混合することにより、麺質、特に粘弾性の改良さ
れた、バランスのよい食感の麺類を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例1,2のゲルの物性の測定結果を示すグ
ラフである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小麦グルテンより分画されたグリアジン
    主成分分画物の粉末を100〜300℃で熱処理して得
    られる熱処理グリアジン主成分分画物を麺類中に含有さ
    せることを特徴とする麺類の製造方法。
  2. 【請求項2】 熱処理グリアジン主成分分画物の量が、
    小麦粉または/および澱粉類に対し、0.2〜20重量
    %である請求項1記載の麺類の製造方法。
  3. 【請求項3】 グリアジン主成分分画物が、乾物基準で
    グリアジンを50重量%以上含有する請求項1または2
    記載の麺類の製造方法。
  4. 【請求項4】 動植物性蛋白質、ガム類、ゲル化剤、油
    脂、乳化剤、酸類およびその塩類、澱粉の一種または二
    種以上を併用する請求項1〜3のいずれか1項記載の麺
    類の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11225685A (ja) * 1998-02-19 1999-08-24 Asama Kasei Kk 食品の製造方法および品質改良剤
KR20040001732A (ko) * 2002-06-28 2004-01-07 주식회사농심 면선 풀림이 쉬운 면류
KR100479843B1 (ko) * 1997-04-11 2005-07-12 아지노모토 가부시키가이샤 면류의제조방법
JP2012105561A (ja) * 2010-11-15 2012-06-07 Riken Vitamin Co Ltd 茹で麺類および該茹で麺類の品質改良方法
JP2018064489A (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 日清製粉株式会社 麺類用素材、その製造方法及びこれを含有する麺類

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