JP3001234B2 - パスタの製造方法 - Google Patents
パスタの製造方法Info
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- JP3001234B2 JP3001234B2 JP2201597A JP20159790A JP3001234B2 JP 3001234 B2 JP3001234 B2 JP 3001234B2 JP 2201597 A JP2201597 A JP 2201597A JP 20159790 A JP20159790 A JP 20159790A JP 3001234 B2 JP3001234 B2 JP 3001234B2
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- JP
- Japan
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- pasta
- dough
- heated
- minutes
- coated
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L7/00—Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
- A23L7/10—Cereal-derived products
- A23L7/109—Types of pasta, e.g. macaroni or noodles
- A23L7/111—Semi-moist pasta, i.e. containing about 20% of moist; Moist packaged or frozen pasta; Pasta fried or pre-fried in a non-aqueous frying medium, e.g. oil; Packaged pasta to be cooked directly in the package
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
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- A23L7/00—Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
- A23L7/10—Cereal-derived products
- A23L7/109—Types of pasta, e.g. macaroni or noodles
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Noodles (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はパスタの製造方法に関する。
従来の技術および発明が解決しようとする課題 しっかりしたテクスチャーを有するパスタは非常に望
ましい。これは加工中吸収する水分量による。パスタの
水分吸収を減少させるために使用する通例方法にはある
不利がある。これらの方法は (a) 卵生成物および他のタン白材料の使用−比較的
大量を必要とする。
ましい。これは加工中吸収する水分量による。パスタの
水分吸収を減少させるために使用する通例方法にはある
不利がある。これらの方法は (a) 卵生成物および他のタン白材料の使用−比較的
大量を必要とする。
(b) 乳化剤の使用−天然製品ではない (c) 繊維物質の使用−良好なテクスチャーを示さな
い (d) 厚いパスタの使用−所望形態および外観を示さ
ない (e) 酸化水ブランチングおよび酸性ソースの使用−
脆いパスタのテクスチャーおよび不十分な食性を示す (f) 粘稠ソースの使用−所望の稠度および外観を示
さない を含む。
い (d) 厚いパスタの使用−所望形態および外観を示さ
ない (e) 酸化水ブランチングおよび酸性ソースの使用−
脆いパスタのテクスチャーおよび不十分な食性を示す (f) 粘稠ソースの使用−所望の稠度および外観を示
さない を含む。
驚くべきことに、パスタを卵生成物および食用油の混
合物で被覆することによりしっかりしたテクスチャーを
有するレトルト加熱又は滅菌処理パスタが得られるのみ
でなく、パスタの構造又はテクスチャーを崩壊させず
に、冷水又は温水から出発して消費に対しマイクロ波オ
ーブンで加熱し、ベーキングし、又はボイルすることが
できる未加熱パスタをも供しうることが分かった。
合物で被覆することによりしっかりしたテクスチャーを
有するレトルト加熱又は滅菌処理パスタが得られるのみ
でなく、パスタの構造又はテクスチャーを崩壊させず
に、冷水又は温水から出発して消費に対しマイクロ波オ
ーブンで加熱し、ベーキングし、又はボイルすることが
できる未加熱パスタをも供しうることが分かった。
課題を解決するための手段 従って、本発明はドウシート状又はパスタ形の未加
熱、部分加熱又は予備加熱ドウを形成し、ドウを卵生成
物および食用油の混合物により被覆し、次に加熱して被
覆を凝固、乾燥、接着させることを含むパスタの製造方
法を供する。
熱、部分加熱又は予備加熱ドウを形成し、ドウを卵生成
物および食用油の混合物により被覆し、次に加熱して被
覆を凝固、乾燥、接着させることを含むパスタの製造方
法を供する。
被覆パスタは乾燥し、又は部分乾燥してもよい。
ドウシートは押出し、シート形成又はシート形成/ラ
ミネート化により未加熱ドウから形成できる。被覆する
シートは (a) 部分加熱又は予備加熱ドウシート (b) 未加熱ドウを押出し又は押出し加熱し、次に脱
水して製造した脱水パスタ形 (c) 未加熱ドウシートを細長く切り、次に脱水して
製造した脱水パスタ形 でよい。
ミネート化により未加熱ドウから形成できる。被覆する
シートは (a) 部分加熱又は予備加熱ドウシート (b) 未加熱ドウを押出し又は押出し加熱し、次に脱
水して製造した脱水パスタ形 (c) 未加熱ドウシートを細長く切り、次に脱水して
製造した脱水パスタ形 でよい。
ドウを被覆する卵生成物および食用油の混合物量は、
ドウ重量基準で1〜25%、好ましくは3〜15%、特に5
〜10重量%でよい。
ドウ重量基準で1〜25%、好ましくは3〜15%、特に5
〜10重量%でよい。
被覆混合物のたん白対油の重量比は10:90〜90:10、好
ましくは20:80〜80:20、特に40:60〜60:40でよい。
ましくは20:80〜80:20、特に40:60〜60:40でよい。
卵生成物および食用油の混合物は通例液状で、噴霧又
は浸漬によりドウを被覆できる。卵生成物は新鮮又は殺
菌したものでよい。
は浸漬によりドウを被覆できる。卵生成物は新鮮又は殺
菌したものでよい。
卵生成物は卵白、全卵又は卵黄であり、液状で使用で
きる。粉末卵生成物は使用できるが、油との混合前に水
により再水和すべきである。
きる。粉末卵生成物は使用できるが、油との混合前に水
により再水和すべきである。
食用油は動物油又は食物油、例えばコーン油、綿実
油、大豆油でよい。部分水素添加植物油も使用できる。
油、大豆油でよい。部分水素添加植物油も使用できる。
本発明の第1態様では、ドウシートは部分加熱又は予
備加熱し、卵生成物および食用油の混合物により被覆
し、80〜200℃の温度で20〜0.5分間予備乾燥して被覆を
凝固、乾燥および接着させ、パスタ形に細長く切り、次
に2〜60%水分含量に部分乾燥し、次いでレトルト処理
する。ドウシートの加熱はボイル、蒸気加熱、エクスト
ルージョンクッキング又はGoudaドラム加熱により行な
うことができる。パスタの形状は例えばヌードル、フェ
ットゥチーネ、リングウィーネなどであってよい。成形
パスタの部分乾燥は95〜110℃の温度で5〜15分、好ま
しくは20〜35%の水分含量まで実施できる。
備加熱し、卵生成物および食用油の混合物により被覆
し、80〜200℃の温度で20〜0.5分間予備乾燥して被覆を
凝固、乾燥および接着させ、パスタ形に細長く切り、次
に2〜60%水分含量に部分乾燥し、次いでレトルト処理
する。ドウシートの加熱はボイル、蒸気加熱、エクスト
ルージョンクッキング又はGoudaドラム加熱により行な
うことができる。パスタの形状は例えばヌードル、フェ
ットゥチーネ、リングウィーネなどであってよい。成形
パスタの部分乾燥は95〜110℃の温度で5〜15分、好ま
しくは20〜35%の水分含量まで実施できる。
レトルト加熱前に、パスタは通例パスタに使用する他
の固形成分と予備混合し、次に缶に詰め、ソースを添加
できる。レトルト加熱処理は静置又は回転方法により実
施できる。回転レトルト加熱は110〜150℃の温度で40〜
15分、さらに通例的には30〜20分、例えばトマトのよう
なソースタイプ又はチキンブロスのようなスープタイプ
の液状媒体中で実施できる。液状媒体中のドウ量は総重
量基準で20〜50重量%であることが好ましい。
の固形成分と予備混合し、次に缶に詰め、ソースを添加
できる。レトルト加熱処理は静置又は回転方法により実
施できる。回転レトルト加熱は110〜150℃の温度で40〜
15分、さらに通例的には30〜20分、例えばトマトのよう
なソースタイプ又はチキンブロスのようなスープタイプ
の液状媒体中で実施できる。液状媒体中のドウ量は総重
量基準で20〜50重量%であることが好ましい。
本発明の第2態様では、未加熱ドウシートはパスタ形
に細長く切り、脱水し、卵生成物および食用油の混合物
により被覆し、さらに80〜200℃の温度で20〜0.5分乾燥
して被覆を凝固、乾燥および接着させる。成型パスタは
ヌードル、フェットゥチーネ、リングウィーネなどでよ
い。成型未加熱パスタの脱水は通例高湿度および相対的
低温条件下で長時間、例えば40〜60℃、70〜90%関係湿
度でパスタの大きさおよび厚さにより5〜10時間行な
う。好ましくは、被覆パスタのそれ以上の乾燥は125〜1
75℃の温度で5〜1分行なう。
に細長く切り、脱水し、卵生成物および食用油の混合物
により被覆し、さらに80〜200℃の温度で20〜0.5分乾燥
して被覆を凝固、乾燥および接着させる。成型パスタは
ヌードル、フェットゥチーネ、リングウィーネなどでよ
い。成型未加熱パスタの脱水は通例高湿度および相対的
低温条件下で長時間、例えば40〜60℃、70〜90%関係湿
度でパスタの大きさおよび厚さにより5〜10時間行な
う。好ましくは、被覆パスタのそれ以上の乾燥は125〜1
75℃の温度で5〜1分行なう。
本発明の第2態様のパスタはマイクロ波オーブンで冷
水又は温水中で加熱することにより消費に対し調製でき
る。しかし、必要ならば第1態様のパスタに対するよう
にレトルト加熱できる。
水又は温水中で加熱することにより消費に対し調製でき
る。しかし、必要ならば第1態様のパスタに対するよう
にレトルト加熱できる。
本発明の第3態様では、未加熱ドウはパスタ形にエク
ストルージョン又はエクストルージョンクッキングし、
脱水し、卵生成物および食用油の混合物により被覆、さ
らに80〜200℃の温度で20〜0.5分乾燥して被覆を凝固、
乾燥および接着させ、次いでレトルト加熱する。成形パ
スタはヌードル、スパゲティ、ロチニ、エルボウマカロ
ニなどでよい。
ストルージョン又はエクストルージョンクッキングし、
脱水し、卵生成物および食用油の混合物により被覆、さ
らに80〜200℃の温度で20〜0.5分乾燥して被覆を凝固、
乾燥および接着させ、次いでレトルト加熱する。成形パ
スタはヌードル、スパゲティ、ロチニ、エルボウマカロ
ニなどでよい。
本発明のレトルト加熱パスタの固さは生のブランチし
たパスタのものよりすぐれている。固さは油被覆又は卵
生成物被覆パスタより良好である。さらに、固さは予備
加熱又は予備加熱しない正規の乾燥パスタ(被覆せず)
より良好である。
たパスタのものよりすぐれている。固さは油被覆又は卵
生成物被覆パスタより良好である。さらに、固さは予備
加熱又は予備加熱しない正規の乾燥パスタ(被覆せず)
より良好である。
本発明方法は小麦パスタ製品および非−小麦パスタ製
品、例えば米、コーンなどに適用できる。必要ならばパ
スタの製造に通例使用する他の材料、例えばタン白、全
卵、卵黄、小麦グルテン、大豆粉又は分離大豆タン白の
ようなたん白材料、アルギン酸プロピレングリコールエ
ステルのようなガム又はグリセリンモノステアリン酸エ
ステルのような界面活性剤を殻粉に添加できる。
品、例えば米、コーンなどに適用できる。必要ならばパ
スタの製造に通例使用する他の材料、例えばタン白、全
卵、卵黄、小麦グルテン、大豆粉又は分離大豆タン白の
ようなたん白材料、アルギン酸プロピレングリコールエ
ステルのようなガム又はグリセリンモノステアリン酸エ
ステルのような界面活性剤を殻粉に添加できる。
次例はさらに本発明を説明する。
これらの例において、水分含量はComputrac水分試験
装置により測定した。パスタの固さは100gのレトルト加
熱パスタを秤量し、Framer Shear Test attachmentを使
用することによりInstorn Universal testing Instrume
ntでパスタの剪断に必要なピーク力(kg/g)を記録する
ことにより測定した。
装置により測定した。パスタの固さは100gのレトルト加
熱パスタを秤量し、Framer Shear Test attachmentを使
用することによりInstorn Universal testing Instrume
ntでパスタの剪断に必要なピーク力(kg/g)を記録する
ことにより測定した。
例1 5.5%全卵固形を含有する押出しドウシートを95℃で
1分、水ブランチングにより部分加熱し、次に14%の新
鮮卵白および食用油の50:50混合物を噴霧し、95℃で10
分予備乾燥し、厚さ0.125センチのヌードルに切り、さ
らに95℃で15分20〜30%H2Oの水分含量まで乾燥した。
1分、水ブランチングにより部分加熱し、次に14%の新
鮮卵白および食用油の50:50混合物を噴霧し、95℃で10
分予備乾燥し、厚さ0.125センチのヌードルに切り、さ
らに95℃で15分20〜30%H2Oの水分含量まで乾燥した。
部分乾燥パスタはフレーバ付与剤、スパイスおよびつ
けあわせ成分と予備混合し、缶に詰め、パスタ量が30%
になるようにチキンブロスソースを添加した。パスタは
125℃で20分回転滅菌器でレトルト加熱した。
けあわせ成分と予備混合し、缶に詰め、パスタ量が30%
になるようにチキンブロスソースを添加した。パスタは
125℃で20分回転滅菌器でレトルト加熱した。
レトルト加熱パスタの固さは0.180kg/gおよび水分含
量は75%であった。外観はすぐれていた。対照的に、同
じ卵含量を有するが未被覆レトルト加熱湿性/ブランチ
ングパスタは僅かに0.095kg/gの固さであり、水分含量8
3%であった。
量は75%であった。外観はすぐれていた。対照的に、同
じ卵含量を有するが未被覆レトルト加熱湿性/ブランチ
ングパスタは僅かに0.095kg/gの固さであり、水分含量8
3%であった。
比較例A〜G レトルト加熱パスタは被覆を変えて例1記載と同様に
製造した。結果は第I表に示す。
製造した。結果は第I表に示す。
上記結果から、例1に従って製造した本発明のパスタ
はすぐれた固さを有し、どの比較パスタより水分の吸収
が少ない。さらに、その外観は比較例E、FおよびGの
パスタよりすぐれている。
はすぐれた固さを有し、どの比較パスタより水分の吸収
が少ない。さらに、その外観は比較例E、FおよびGの
パスタよりすぐれている。
例2 ドウは70.70%デューラム小麦粉、17.30%液状全卵お
よび12.00%水から処方し、厚さ0.125cmのシートに押出
した。ドウシートは95℃で100秒蒸気トンネル中で飽和
蒸気により加熱し、次に10%のコーン油および新鮮卵白
の50:50混合物により被覆し、102℃で8分、24%の水分
含量まで乾燥した。乾燥パスタはヌードル形に切り、次
の成分: 水 93.00% コーン油 3.80% 塩 1.88% グアーガム 0.60% CMCガム 0.30% デキストロース 0.20% レシチン 0.20% ナツメグ 0.02% を有する2倍重量のポンプ搬送できるソースと混合し
た。
よび12.00%水から処方し、厚さ0.125cmのシートに押出
した。ドウシートは95℃で100秒蒸気トンネル中で飽和
蒸気により加熱し、次に10%のコーン油および新鮮卵白
の50:50混合物により被覆し、102℃で8分、24%の水分
含量まで乾燥した。乾燥パスタはヌードル形に切り、次
の成分: 水 93.00% コーン油 3.80% 塩 1.88% グアーガム 0.60% CMCガム 0.30% デキストロース 0.20% レシチン 0.20% ナツメグ 0.02% を有する2倍重量のポンプ搬送できるソースと混合し
た。
次に混合物は121℃で21分レトルト加熱した。ヌード
ルのテクスチャーは良好で、粘着せず、パスタ試料は容
易に分離でき、しっかりしたテクチャーであった。
ルのテクスチャーは良好で、粘着せず、パスタ試料は容
易に分離でき、しっかりしたテクチャーであった。
比較例H 例2のドウシートをヌードル形に切り、過熱蒸気によ
り加熱し、24%の水分含量まで乾燥後、さらに蒸気ブラ
ンチングし、最後にソースと混合し、例2におけるよう
にレトルト加熱した。得たヌードルは粘着し、テクスチ
ャーは劣った。
り加熱し、24%の水分含量まで乾燥後、さらに蒸気ブラ
ンチングし、最後にソースと混合し、例2におけるよう
にレトルト加熱した。得たヌードルは粘着し、テクスチ
ャーは劣った。
例3 未加熱パスタドウシートをヌードル形に細長く切り、
50℃および85%相対湿度で6時間脱水した。0.075cmの
厚さおよび10%の水分含量を有するヌードルは8%新鮮
卵白およびコーン油の50:50混合物により被覆し、150℃
で15分加熱した。50部のこの被覆パスタを250部の冷水
に添加し、高出力でマイクロ波オーブンで8分加熱し
た。水は透明のままであり、加熱パスタはしっかりした
ものであった。
50℃および85%相対湿度で6時間脱水した。0.075cmの
厚さおよび10%の水分含量を有するヌードルは8%新鮮
卵白およびコーン油の50:50混合物により被覆し、150℃
で15分加熱した。50部のこの被覆パスタを250部の冷水
に添加し、高出力でマイクロ波オーブンで8分加熱し
た。水は透明のままであり、加熱パスタはしっかりした
ものであった。
比較例I 未被覆未加熱パスタを例3におけるようにマイクロ波
オーブンで加熱した。加熱パスタは軟かく、粘着し、水
は濁った。
オーブンで加熱した。加熱パスタは軟かく、粘着し、水
は濁った。
例4および5 グリセリンモノステアリン酸エステルを含有する殻粉
から製造した未加熱パスタドウシートをヌードル形に細
長く切り、50℃および80%湿度で7時間脱水した。グリ
セリンモノステアリン酸エステルを含有し上記のように
製造した0.14cmの厚さおよ10%の水分含量を有する2つ
の脱水ヌードル生成物を12%の新鮮卵白およびコーン油
の50:50混合物により被覆し、150℃で1分加熱し、40部
のヌードルに対し100部のソース量でソースと混合し
た。例4のソース添加ヌードルは直ちにレトルト加熱し
たが、一方例5のソース添加ヌードルは30分浸漬後レト
ルト加熱した。レトルト加熱は回転レトルトで125℃で2
1分行なった。双方のパスタはしっかりしたもので、粘
着せず、形状は良好であった。
から製造した未加熱パスタドウシートをヌードル形に細
長く切り、50℃および80%湿度で7時間脱水した。グリ
セリンモノステアリン酸エステルを含有し上記のように
製造した0.14cmの厚さおよ10%の水分含量を有する2つ
の脱水ヌードル生成物を12%の新鮮卵白およびコーン油
の50:50混合物により被覆し、150℃で1分加熱し、40部
のヌードルに対し100部のソース量でソースと混合し
た。例4のソース添加ヌードルは直ちにレトルト加熱し
たが、一方例5のソース添加ヌードルは30分浸漬後レト
ルト加熱した。レトルト加熱は回転レトルトで125℃で2
1分行なった。双方のパスタはしっかりしたもので、粘
着せず、形状は良好であった。
比較例JおよびK 例4および例5で使用したものと同じ2つのヌードル
生成物は被覆せずに加熱したことを除いて同様に処理し
た。双方のパスタは例4および5のものより一層軟か
く、一層粘着性であったが、一方ソースに30分浸漬した
パスタ(J)はソースに浸漬しなかったパスタ(K)よ
り一層軟かく、一層粘着性であった。
生成物は被覆せずに加熱したことを除いて同様に処理し
た。双方のパスタは例4および5のものより一層軟か
く、一層粘着性であったが、一方ソースに30分浸漬した
パスタ(J)はソースに浸漬しなかったパスタ(K)よ
り一層軟かく、一層粘着性であった。
例6〜9 未加熱パスタドウシートはヌードル形に細長く切り、
55℃および80%湿度で8時間10%の水分含量まで脱水し
た。上記のように製造した0.15cmの厚さを有する4つの
脱水ヌードル生成物は10%の卵白およびコーン油の50:5
0混合物により被覆し、2つは新鮮卵を使用し(例6お
よび7)および2つの殺菌冷凍卵白を使用した(例8お
よび9)。すべては150℃で2分加熱し、次に50部ヌー
ドル対100部ソースの比でソースと混合した。例6およ
び8のソース添加ヌードルは直ちにレトルト加熱した
が、一方例7および9のものは30分ソースに浸漬後125
℃で21分回転レトルトでレトルト加熱を行なった。結果
は第II表に示す: 比較例LおよびM 例6〜9に対し行なったものと同じ方法を未被覆の2
つの未加熱脱水ヌードル生成物に対し行ない、そのうち
の1つは直ちにレトルト加熱し、もう1つは30分浸漬後
レトルト加熱した。結果は第III表に示す: 例6〜9および比較例LおよびMの結果は被覆した厚
いパスタはソース中の長時間浸漬に耐えうることを示
す。
55℃および80%湿度で8時間10%の水分含量まで脱水し
た。上記のように製造した0.15cmの厚さを有する4つの
脱水ヌードル生成物は10%の卵白およびコーン油の50:5
0混合物により被覆し、2つは新鮮卵を使用し(例6お
よび7)および2つの殺菌冷凍卵白を使用した(例8お
よび9)。すべては150℃で2分加熱し、次に50部ヌー
ドル対100部ソースの比でソースと混合した。例6およ
び8のソース添加ヌードルは直ちにレトルト加熱した
が、一方例7および9のものは30分ソースに浸漬後125
℃で21分回転レトルトでレトルト加熱を行なった。結果
は第II表に示す: 比較例LおよびM 例6〜9に対し行なったものと同じ方法を未被覆の2
つの未加熱脱水ヌードル生成物に対し行ない、そのうち
の1つは直ちにレトルト加熱し、もう1つは30分浸漬後
レトルト加熱した。結果は第III表に示す: 例6〜9および比較例LおよびMの結果は被覆した厚
いパスタはソース中の長時間浸漬に耐えうることを示
す。
例10 未加熱ドウをロチニパスタにエクストルージョンし、
55℃および80%湿度で6時間10%の水分含量まで脱水し
た。これらのパスタは10%の卵白およびコーン油の50:5
0混合物により被覆し、150℃で2分加熱した。この被覆
パスタの水分吸収は10gのパスタを200mlの水に90分浸漬
することにより測定し、次に浸漬重量を秤量した。浸漬
パスタ重量は15.5gで、しっかりしたものであった。
55℃および80%湿度で6時間10%の水分含量まで脱水し
た。これらのパスタは10%の卵白およびコーン油の50:5
0混合物により被覆し、150℃で2分加熱した。この被覆
パスタの水分吸収は10gのパスタを200mlの水に90分浸漬
することにより測定し、次に浸漬重量を秤量した。浸漬
パスタ重量は15.5gで、しっかりしたものであった。
比較例N,O,PおよびQ 例10で使用したロチニパスタは次の条件で処理した: N=被覆又は加熱せず O=被覆しないが、150℃で1分加熱 P=コーン油のみで被覆し、150℃で1分加熱 Q=卵白のみで被覆し、150℃で2分加熱。
10gの各パスタを200mlの水に90分浸漬し、次いで秤量
した。浸漬パスタの重量および固さは次の通りであっ
た: N=19.4g、軟かい O=17.6g、軟かい P=16.6g、例10の試料程固くない Q=19.0g、軟かい。
した。浸漬パスタの重量および固さは次の通りであっ
た: N=19.4g、軟かい O=17.6g、軟かい P=16.6g、例10の試料程固くない Q=19.0g、軟かい。
例10および比較例N,O,PおよびQの結果は、卵白/油
被覆パスタは1)未被覆/未加熱2)加熱3)油被覆加
熱4)卵白被覆加熱パスタより水分吸収を一層強く抑制
することを示した。これらの結果は、例10の被覆パスタ
が比較例N,O,PおよびQのパスタよりレトルト加熱後一
層しっかりしたパスタテクスチャーを有することも示
す。
被覆パスタは1)未被覆/未加熱2)加熱3)油被覆加
熱4)卵白被覆加熱パスタより水分吸収を一層強く抑制
することを示した。これらの結果は、例10の被覆パスタ
が比較例N,O,PおよびQのパスタよりレトルト加熱後一
層しっかりしたパスタテクスチャーを有することも示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイクル エス.プロクター イギリス国リンカンシャー,ロウス,ア ップゲイト,シドニィ ハウス(番地な し) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/16
Claims (1)
- 【請求項1】ドウシート又はパスタ形の未加熱、部分加
熱又は予備加熱したドウを形成し、卵製品と食用油の混
合物によりドウを被覆し、ついで加熱して、被覆を凝
固、乾燥および接着させることを特徴とする、パスタの
製造法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/387,785 US5030462A (en) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | Pasta preparation |
US387785 | 1989-08-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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