JPH08335706A - 半導体力学量センサの製造方法 - Google Patents

半導体力学量センサの製造方法

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JPH08335706A
JPH08335706A JP14210095A JP14210095A JPH08335706A JP H08335706 A JPH08335706 A JP H08335706A JP 14210095 A JP14210095 A JP 14210095A JP 14210095 A JP14210095 A JP 14210095A JP H08335706 A JPH08335706 A JP H08335706A
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JP
Japan
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thin film
semiconductor
movable
thickness direction
film
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Application number
JP14210095A
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English (en)
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Kazuhiko Kano
加納  一彦
Kenichi Nara
健一 奈良
Nobuyuki Kato
信之 加藤
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】梁構造の可動部の反りを抑制することができる
半導体力学量センサの製造方法を提供する。 【構成】シリコン基板17上に犠牲層としてのシリコン
酸化膜22を形成するとともにその上に可動部形成用薄
膜としてのポリシリコン薄膜24を成膜し、このポリシ
リコン薄膜24に対し、P(リン)をイオン注入する。
この際、加速電圧を変化させて膜厚方向に所定の濃度分
布となるようにする。シリコン酸化膜22の除去により
シリコン基板17の上方に所定の間隔を隔てて梁構造の
可動部(可動ゲート電極)が配置される。シリコン基板
17には固定電極(ソース・ドレイン電極)が形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体力学量センサに
係り、詳しくは、加速度、ヨーレート、振動等の力学量
を検出する半導体力学量センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体加速度センサの小型化、低
価格化の要望が高まっている。このために、特表平4−
504008号公報にてポリシリコンを電極として用い
た差動容量式半導体加速度センサが示されている。この
種のセンサを図26,27を用いて説明する。図26に
センサの平面図を示すとともに、図27に図26のI−
I断面図を示す。
【0003】シリコン基板100の上方には所定間隔を
隔てて梁構造の可動部101が配置されている。ポリシ
リコン薄膜よりなる可動部101は、梁部102,10
3と重り部104と可動電極部105とからなる。可動
部101は、アンカー部106,107,108,10
9にてシリコン基板100の上面に固定されている。。
つまり、アンカー部106,107,108,109か
ら梁部102,103が延設され、この梁部102,1
03に重り部104が支持されている。この重り部10
4には可動電極部105が突設されている。一方、シリ
コン基板100上には、1つの可動電極部105に対し
固定電極110が2つ対向するように配置されている。
そして、シリコン基板100の表面に平行な方向(図2
6にYで示す)に加速度が加わった場合、可動電極部1
05と固定電極110との間の静電容量において片側の
静電容量は増え、もう一方は減る構造となっている。
【0004】このセンサの製造は、図28に示すよう
に、シリコン基板100の上にシリコン酸化膜等の犠牲
層111を形成するとともに犠牲層111におけるアン
カー部となる箇所に開口部112を形成する。その後、
図29に示すように、犠牲層111の上に可動部101
となるポリシリコン薄膜113を成膜し、所望のパター
ン形状にする。引き続き、図30に示すように、エッチ
ング液にてポリシリコン薄膜113の下の犠牲層111
を除去し、シリコン基板100の上方に可動部101を
所定間隔を隔てて配置する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図14に示
すように、可動部101となるポリシリコン薄膜113
には成膜時に内部応力σが発生しこの内部応力σは膜厚
方向に対し変化する。その結果、ポリシリコン薄膜11
3の膜厚方向に内部応力分布が存在し、犠牲層エッチン
グ後の可動部101が反ってしまう。つまり、図26に
示すように、可動電極部105は重り部104を固定端
とした片持ち梁構造となっており、膜厚方向に内部応力
分布が存在することにより可動電極部105が反ってし
まう。その結果、可動電極部105と固定電極110と
を精度よく対向配置することができなかった。又、重り
部104も膜厚方向に内部応力分布が存在することによ
り反りが発生してまう。その結果、この重り部104か
ら突出する可動電極部105も変位してしまい可動電極
部105と固定電極110とを精度よく対向配置するこ
とができなかった。
【0006】このような梁構造体の膜厚方向の内部応力
を小さくする一般的な手法として、長時間高温で熱処理
(例えば、1150℃、24時間)することが行われて
いる。しかしながら、この方法ではシリコン基板100
における可動部101の周辺に設けた周辺回路を構成す
るトランジスタ等にダメージを与えてしまう等の理由に
よりICプロセスと整合せず、半導体加速度センサに適
用することは実用的でなかった。
【0007】そこで、この発明の目的は、梁構造の可動
部の反りを抑制することができる半導体力学量センサの
製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、半導体基板と、前記半導体基板の上方において下側
に配置された犠牲層の除去により所定の間隔を隔てて配
置され、薄膜よりなる梁構造の可動部とを備え、力学量
の作用に伴う前記可動部の変位から力学量を検出するよ
うにした半導体力学量センサの製造方法であって、半導
体基板上に犠牲層を形成し、その上に可動部形成用薄膜
を形成する際または形成後に膜厚方向に所定の濃度分布
となるように内部応力調整物質をイオン注入法を用いて
導入して前記可動部の反りを抑制するようにした半導体
力学量センサの製造方法をその要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、イオン注入の際の加速電圧を変化させ
ることで、膜厚方向に所定の濃度分布を得るようにした
半導体力学量センサの製造方法をその要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、イオン注入の際の注入物質を変えるこ
とで、膜厚方向に所定の濃度分布を得るようにした半導
体力学量センサの製造方法をその要旨とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、半導体基板と、
前記半導体基板の上方において下側に配置された犠牲層
の除去により所定の間隔を隔てて配置され、薄膜よりな
る梁構造の可動部とを備え、力学量の作用に伴う前記可
動部の変位から力学量を検出するようにした半導体力学
量センサの製造方法であって、半導体基板上に犠牲層を
形成し、その上に可動部形成用薄膜を形成する際に膜厚
方向に所定の濃度分布となるように内部応力調整物質を
導入して前記可動部の反りを抑制するようにした半導体
力学量センサの製造方法をその要旨とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか1項に記載の発明において、前記可動部は、ポ
リシリコンまたはアモルファスシリコンよりなる半導体
力学量センサの製造方法をその要旨とする。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、半導体基板上
に犠牲層を形成し、その上に可動部形成用薄膜を形成す
る際または形成後に膜厚方向に所定の濃度分布となるよ
うに内部応力調整物質をイオン注入法を用いて導入して
可動部の反りを抑制する。つまり、内部応力調整物質を
薄膜の膜厚方向に所望の濃度分布にすることにより薄膜
の膜厚方向に分布する内部応力による曲げモーメントが
小さくなり、反りが抑制される。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加え、イオン注入の際の加速電圧
を変化させることで、膜厚方向に所望のイオン濃度分布
を得る。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加え、イオン注入の際の注入物質
を変えることで、膜厚方向に所定の濃度分布を得る。請
求項4に記載の発明によれば、半導体基板上に犠牲層を
形成し、その上に可動部形成用薄膜を形成する際に膜厚
方向に所定の濃度分布となるように内部応力調整物質を
導入して可動部の反りを抑制する。つまり、内部応力調
整物質を薄膜の膜厚方向に所望の濃度分布にすることに
より薄膜の膜厚方向に分布する内部応力による曲げモー
メントが小さくなり、反りが抑制される。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜4のいずれか1項に記載の発明の作用に加え、ポリシ
リコン薄膜またはアモルファスシリコン薄膜に対し内部
応力調整物質が導入される。
【0017】
【実施例】
(第1実施例)以下、この発明を具体化した第1実施例
を図面に従って説明する。
【0018】図1は、本実施例の半導体加速度センサの
平面図を示す。又、図2には図1のA−A断面を示し、
図3には図1のB−B断面を示す。本実施例では、MI
Sトランジスタ式の半導体加速度センサとなっている。
P型シリコン基板1上にはシリコン酸化膜2が形成され
ている。又、P型シリコン基板1上には、シリコン酸化
膜2の無い長方形状の領域、即ち、空隙部3が形成され
ている(図1参照)。シリコン酸化膜2にはゲート電極
としての可動部4の両端が支持されている。この可動部
4は空隙部3に延びる梁構造となっており、シリコン基
板1の上方に所定の間隔を隔てて配置されている。さら
に、可動部4は帯状にて直線的に延びるポリシリコン薄
膜よりなる。より詳細には、可動部4は、厚さ2μmの
ポリシリコン層からなり、可動部4は、P(リン)が導
入されており、このP(リン)は図15のように、膜厚
方向に所定の濃度分布となっている。つまり、下面側は
薄く、上面側は濃くなっている。
【0019】又、シリコン酸化膜2によりP型シリコン
基板1と可動部4とが絶縁されている。ここで、可動部
4の下部における空隙部3は、シリコン酸化膜2の一部
が犠牲層としてエッチングされることにより形成される
ものであり、その膜厚分だけの間隔(エアギャップ)を
隔てて配置されている。この犠牲層エッチングの際に
は、エッチング液として、可動部4がエッチングされ
ず、犠牲層であるシリコン酸化膜2がエッチングされる
エッチング液が使用される。
【0020】又、シリコン酸化膜2上には層間絶縁膜5
が配置され、その上にはコンタクトホール7を介して可
動部4と電気的接続するためのアルミ配線6が配置され
ている。
【0021】図3において、P型シリコン基板1の表面
における可動部4の両側には不純物拡散層からなる固定
電極8,9が形成され、この固定電極8,9はP型シリ
コン基板1にイオン注入等によりN型不純物を導入する
ことによって形成されたものである。
【0022】又、図1に示すように、P型シリコン基板
1には不純物拡散層からなる配線10,11が形成さ
れ、配線10,11はP型シリコン基板1にイオン注入
等によりN型不純物を導入することによって形成された
ものである。そして、固定電極8と配線10、固定電極
9と配線11とはそれぞれ電気的に接続されている。
【0023】さらに、配線10はコンタクトホール12
を介してアルミ配線13と電気的に接続されている。
又、配線11はコンタクトホール14を介してアルミ配
線15と電気的に接続されている。そして、アルミ配線
13,15及び6は同一基板内に形成した周辺回路と接
続されている。
【0024】又、図3に示すように、P型シリコン基板
1における固定電極8,9間には、反転層16が形成さ
れ、同反転層16は可動部(梁構造体)4に電圧を印加
することにより生じたものである。
【0025】次に、半導体加速度センサの作動を図3を
用いて説明する。ゲート電極としての可動部4とシリコ
ン基板1との間及び固定電極8,9間に電圧をかける
と、反転層16が形成され、固定電極8、9間に電流が
流れる。本加速度センサが加速度を受けて、図中に示す
Z方向(基板の表面に垂直な方向)に可動部4が変位し
た場合には電界強度の変化によって反転層16のキャリ
ア濃度が増大し電流が増大する。このように本加速度セ
ンサは電流量の増減で加速度を検出することができる。
【0026】次に、このように構成した半導体加速度セ
ンサの製造工程を図4〜図13を用いて説明する。ここ
で、図面の左側に可動部形成領域(センシング領域)、
右側には周辺回路の一部をなすトランジスタを示す。
【0027】図4に示すように、ウェハ状態のP型シリ
コン基板17を用意し、フォトリソ工程を経て、イオン
注入等によりセンサやトランジスタのソース・ドレイン
の配線部分となるN型拡散層18,19,20,21を
形成する。
【0028】そして、図5に示すように、その一部が犠
牲層となるシリコン酸化膜22をセンサ作製部に形成す
る。尚、このとき、基板全体にシリコン酸化膜22を成
膜し後からトランジスタ作製部上のシリコン酸化膜を除
去してもよい。
【0029】さらに、図6に示すように、ゲート酸化に
よりトランジスタ作製部分上にゲート酸化膜23を形成
する。そして、図7に示すように、可動部形成材料およ
びトランジスタのゲート電極形成材料であるポリシリコ
ン薄膜をLPCVD法により成膜し、可動部の形成領域
のポリシリコンにP(リン)をイオン注入する。この
際、加速電圧(加速エネルギー)を変化させることによ
り、図15のように膜厚方向に所定の濃度分布とする。
【0030】続いて、ポリシリコン薄膜に対し、フォト
リソ工程を経てドライエッチング等でセンサの可動部形
成用ポリシリコン薄膜24とトランジスタのゲート電極
形成用ポリシリコン薄膜25とにパターニングする。つ
まり、シリコン酸化膜22の上に可動部形成用ポリシリ
コン薄膜24を配置する。尚、この際、可動部形成用ポ
リシリコン薄膜24とゲート電極形成用ポリシリコン薄
膜25とは別々に形成してもよい。
【0031】引き続き、図8に示すように、N型拡散層
からなるセンサの固定電極を形成するために、フォトリ
ソ工程を経てシリコン酸化膜22における可動部形成用
ポリシリコン薄膜24の両側に開口部26,27を形成
する。又、トランジスタのソース・ドレインを形成する
ために、フォトリソ工程を経てレジスト28により開口
部29,30を形成する。
【0032】さらに、シリコン酸化膜22の開口部2
6,27、レジスト28の開口部29,30から可動部
形成用ポリシリコン薄膜24とゲート電極形成用ポリシ
リコン薄膜25に対して自己整合的にイオン注入等によ
って不純物を導入して、図9に示すように、N型拡散層
からなるセンサの固定電極31,32、トランジスタの
ソース・ドレイン領域33,34を形成する。
【0033】次に、図10に示すように、可動部形成用
ポリシリコン薄膜24とアルミ配線、およびゲート電極
形成用ポリシリコン薄膜25とアルミ配線を電気的に絶
縁するための層間絶縁膜(シリコン酸化膜)35を成膜
する。そして、図11に示すように、配線用拡散層1
8,19,20,21とアルミ配線を電気的に接続する
ためのコンタクトホール36,37,38,39をフォ
トリソ工程を経て形成する。
【0034】さらに、図12に示すように、電極材料で
あるアルミニウムを成膜して、フォトリソ工程を経てア
ルミ配線40,41,42,43等を形成する。そし
て、図13に示すように、層間絶縁膜(シリコン酸化
膜)35の一部と可動部形成用ポリシリコン薄膜24の
下のシリコン酸化膜22をフッ酸系エッチング液を用い
てエッチングする。その結果、シリコン基板17の上に
エアギャップを介して梁構造の可動部4が配置される。
【0035】このようにして、MISトランジスタ式半
導体加速度センサの製作工程が終了する。このようなセ
ンサ製造工程における可動部形成用ポリシリコン薄膜2
4への不純物導入に際して膜厚方向に所定の不純物濃度
分布とすることにより可動部4の反りが抑制される。
【0036】以下に、可動部4の反り抑制効果を図14
〜17を用いて説明する。図14に示すように、シリコ
ン酸化膜22(犠牲層)上に厚さhのポリシリコン薄膜
を成膜すると、一般的に膜厚方向に内部応力が不均一に
なる現象が発生する。
【0037】膜厚方向をZ軸とし、膜厚方向の内部応力
をσzとすると、中立軸に発生する曲げモーメントM1
は次のように求められる。
【0038】
【数1】
【0039】又、この曲げモーメントM1による梁の変
形はある曲率半径をもち、その時の曲率半径R1は次の
ように求められる。 R=EIz/M1 ・・・(2) ここで Iz=1/12・h3 ただし、Eはポリシリコン薄膜(可動部)のヤング率、
Izは断面2次モーメントである。
【0040】このように、膜厚方向に応力が不均一に分
布している場合、梁構造体は本来設計した値より変形し
てしまう。そこで本実施例は、形状を本来設計した値に
近づけるために、膜厚方向に所定の不純物濃度分布とし
て変形を抑制している。
【0041】一般的に薄膜の残留応力は、成膜手法(装
置)、成膜条件、熱処理温度、熱処理時間、不純物濃度
等により変化することが知られている。例えば、ポリシ
リコン薄膜の残留歪は図16(1991,IEEE,C
ontrolof residual stress of polysilicon thin film
by heavy doping in surfacemicromachining,957〜
960頁)のように不純物濃度で変化することが知られ
ている。この文献では横型減圧CVD炉、成膜条件:温
度570℃、圧力500mtorr、熱処理温度1050
℃、熱処理時間60分、不純物:P、Asを用いてい
る。この文献では、P、As等の不純物をポリシリコン
薄膜に導入していくと、イオン注入量とともに残留応力
(残留応力は歪と膜のヤング率の積であらわされる)が
引っ張り応力から圧縮応力に変化していく結果が報告さ
れている。
【0042】このように残留応力が不純物濃度に依存す
ることを用い、ポリシリコン薄膜の反り量を低減させて
いる。図17において実線にて示すσz1は、ポリシリコ
ン薄膜の応力分布の一例を示している。この図17のポ
リシリコン薄膜で半導体加速度センサを形成すると梁は
基板側に反ってしまう。そこで、応力分布σz1を有する
ポリシリコン薄膜に対し図15のような膜厚方向での不
純物濃度分布となるイオン注入を行う。このようにし
て、膜厚方向に所望の不純物濃度分布を形成すると、図
17において一点鎖線にて示す応力分布σz2が発生する
(不純物濃度分布による応力が発生する)。その結果、
このようにしてポリシリコン薄膜の膜厚方向に適当な不
純物濃度分布を与えることにより、図17において二点
鎖線にて示すように応力が一定値となった分布σz3とな
る。つまり、膜厚方向の応力が打ち消し合い(σz3=σ
z1+σz2)、中立軸に発生するモーメントが0に近くな
り反りが小さくなる。
【0043】ここで、不純物注入後の応力分布は図17
のσz3のように膜厚方向に必ずしも応力が均一になる必
要はなく、例えばZ=0(中立軸)に対して上下対称で
あってもよく、要は、(1)式で計算した値が0に近く
なるように膜厚方向に応力が分布していればよい。
【0044】このように本実施例では、シリコン基板1
7(半導体基板)上に犠牲層としてのシリコン酸化膜2
2を形成し、その上に可動部形成用薄膜としてのポリシ
リコン薄膜24を形成した後に膜厚方向に所定の濃度分
布となるように内部応力調整物質としてのリン(P)を
イオン注入して可動部4の反りを抑制した。つまり、リ
ン(P)を薄膜の膜厚方向に所望の濃度分布にすること
により薄膜の膜厚方向に分布する内部応力による曲げモ
ーメントが小さくなり、反りが抑制される。又、反りの
抑制のために長時間高温で熱処理(例えば、1150
℃、24時間)すると、周辺回路を構成するトランジス
タ等にダメージを与えてしまうが、本実施例では長時間
高温で熱処理することなく(周辺回路のトランジスタに
ダメージを与えることなく)、反りが抑制できる。
【0045】本実施例の応用例として、上記実施例で
は、導入する内部応力調整物質はP(リン)であった
が、リン(P)以外にも、B(ボロン)やAs(砒素)
等の他の不純物や不活性な原子や薄膜を構成する原子等
であってもよい。
【0046】又、上記実施例では、イオン注入の際の加
速電圧を変化させることにより膜厚方向での所定の不純
物濃度分布を得たが、他の方法として、イオン注入の際
の注入物質を変えることで、膜厚方向に所定の濃度分布
を得るようにしてもよい。つまり、B(ボロン)を注入
する場合において、加速電圧を一定とした状態で、BF
3 をイオン源とし、質量分析器でBF3 とBF2 とBF
とBとを選択的に分離し、BF3 とBF2 とBFとBと
を切り換えてウェハに注入してもよい。各分離物質(B
3 、BF2 、BF、B)はイオン打ち込み深さが異な
り膜厚方向での濃度分布を制御できる。 (第2実施例)次に、第2実施例を第1実施例との相違
点を中心に説明する。
【0047】図18に本実施例の半導体加速度センサの
平面図を示し、図19に図18のC−C路面を示し、図
20に図18のD−D断面を示し、図21に図18のE
−E断面を示す。
【0048】図1に示す第1実施例では、1本の梁が弾
性体としての機能と重りとしての機能と電極としての機
能を有しているが、図18に示す第2実施例では弾性体
としての機能と重りとしての機能を有する1本の両持ち
梁部45と、重りとしての機能と電極としての機能を有
する2本の電極部46,47とでポリシリコン薄膜より
なる可動部48が形成されている。
【0049】電極部46,47の下部のP型シリコン基
板49には、可動部48の電極部46,47に対しその
両側にN型拡散層よりなる固定電極50,51及び5
2,53が形成されている。それぞれの固定電極50,
51,52,53は配線用の拡散層54,55,56,
57と接続されており、コンタクトホール58,59,
60,61を介してアルミ配線62,63,64,65
と接続されている。可動部48はコンタクトホール66
を介してアルミ配線67と接続されている。
【0050】エッチング領域68は、図示されていない
絶縁膜のうち犠牲層としてエッチングされる領域を示
し、犠牲層エッチングを行うことで、可動部48(ポリ
シリコン薄膜)は2ケ所の固定端69,70で固定さ
れ、電極部46,47が可動構造となる。
【0051】図19において、電極部46,47よりも
固定電極50,51,52,53が図の両側で長めに形
成されていることを示している。図20,図21におい
て、電極部46,47と基板49との間、及び固定電極
50と51との間、52と53との間に電圧が加えられ
固定電極50と51間、52と53間に反転層71,7
2が形成され、固定電極50と51との間、52と53
との間にそれぞれ電流が流れる。
【0052】次に、二次元検出可能な半導体加速度セン
サの作動を、図19,20,21を用いて説明する。本
加速度センサは加速度を受けて、図19に示すX方向
(基板49の表面に平行な方向)に電極部46,47
(可動部)が変位した場合には、両固定電極間の反転層
領域の面積(トランジスタでいうゲート幅)が変わるこ
とにより、固定電極50,51に流れる電流は減少し、
固定電極52,53に流れる電流は逆に増大する。一
方、本加速度センサが加速度を受けて、図中に示すZ方
向(基板49の表面に垂直な方向)に電極部46,47
が変位した場合には、反転層71,72のキャリア濃度
が減少するため、前記電流は同時に減少する。
【0053】このように本加速度センサは、2つの電流
量の増減で二次元の加速度を検出することができる。つ
まり、可動電極と二つの固定電極の組み合わせを一対設
け基板表面に平行な方向の変位により両固定電極間の反
転層領域、即ち、ゲート幅が一方は増加し他方は減少す
る構造とした。よって、二つの電流量の増減から基板表
面に平行および垂直それぞれの方向の加速度を検出する
ことが可能となる。即ち、二つの電流量が同相で変化し
た場合には、梁は基板表面に垂直な方向に変位し、逆に
二つの電流量が逆相で変化した場合には、梁は基板表面
に平行な方向に変位したものとして加速度を検出するこ
とができる。
【0054】このようなセンサにおいて、可動部(ポリ
シリコン薄膜)48に対し膜厚方向の応力分布を打ち消
すように、膜厚方向に不純物濃度分布を形成する。これ
により、可動部48における電極部46,47は梁部4
5を固定端とした片持ち梁構造となっているが、曲げモ
ーメントが小さくなり電極部46,47の反りが抑制で
きる。 (第3実施例)次に、第3実施例を第1実施例との相違
点を中心に説明する。
【0055】本実施例は半導体ヨーレートセンサに具体
化したものである。図22には半導体ヨーレートセンサ
の平面図を示し、図23には図22のF−F断面図を示
し、図24には図22のG−G断面図を示し、図25に
は図22のH−H断面図を示す。
【0056】シリコン基板73上には、4箇所のアンカ
ー部74,75,76,77が形成され、このアンカー
部74,75,76,77にそれぞれ一端が支持される
梁78,79,80,81によって重り82が支持され
ている。この重り82には、可動電極83,84が突設
され、この可動電極83,84がトランジスタのゲート
電極として機能する。又、重り82には、互いに所定間
隔を隔てて平行に延びる励振電極85,86,87,8
8が突設されている。
【0057】重り82と可動電極83,84と励振電極
85,86,87,88が、図22中、紙面に平行な方
向(図中、V方向)および紙面に垂直な方向に変位でき
るようになっている。又、梁78〜81と重り82と可
動電極83,84と励振電極85〜88とは一体的に形
成されており、これらにより可動部89が構成されてい
る。この可動部89とアンカー部74〜77とはポリシ
リコン薄膜よりなる。
【0058】図24に示すように、シリコン基板73の
上には絶縁膜90が形成され、この絶縁膜90上に可動
部89が架設されている。図23に示すように、可動電
極84の下方におけるシリコン基板73には可動電極8
4を挟むように不純物拡散による固定電極91(ソース
・ドレイン領域)が形成されている。同様に、可動電極
83の下方におけるシリコン基板73には可動電極83
を挟むように不純物拡散による固定電極92(ソース・
ドレイン領域)が形成されている。又、図23に示すよ
うに、シリコン基板73における固定電極91間には、
反転層93が形成され、同反転層93はシリコン基板7
3と可動電極84との間に電圧を印加することにより生
じたものである。同様に、シリコン基板73における固
定電極92間には、反転層が形成され、同反転層はシリ
コン基板73と可動電極83との間に電圧を印加するこ
とにより生じたものである。
【0059】シリコン基板73の上面には、各励振電極
85,86,87,88に対し所定間隔だけ離れた状態
で励振用固定電極94,95,96,97が対向配置さ
れている。そして、電極85と94、電極86と95、
電極87と96、電極88と97との間に電圧を加え、
互いに引っ張り合う力を加えると、重り82と可動電極
83,84とが紙面に平行な方向(図22中、V方向)
に励振される。この励振状態でヨーレートが作用する
と、コリオリの力が働き、重り82と可動電極83,8
4とが紙面に垂直な方向に変位する。この変化が可動電
極83,84に対応して設けた固定電極91間および固
定電極92間のドレイン電流の変化として検出される。
【0060】このようなセンサにおいて、可動部(ポリ
シリコン薄膜)89に対し膜厚方向の応力を打ち消すよ
うに、膜厚方向に所望の不純物濃度分布を形成する。こ
れにより、可動電極83,84と励振電極85,86,
87,88は重り82を固定端とした片持ち梁構造とな
っているが、曲げモーメントが小さくなり可動電極8
3,84と励振電極85,86,87,88の反りが抑
制できる。その結果、励振電極85,86,87,88
においては、励振用固定電極94,95,96,97と
精度よく対向配置することができる。又、重り82も反
りが抑制されているので、この重り82から突出する可
動電極83,84と励振電極85,86,87,88も
精度よく配置することができる。
【0061】尚、この発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、上記第1及び第2実施例ではMI
Sトランジスタ式の半導体加速度センサに具体化した
が、図26に示した差動容量式の半導体加速度センサに
具体化してもよい。この場合においては、ポリシリコン
薄膜よりなる可動部101の反りが抑制される。よっ
て、可動電極部105の反りも抑制され、可動電極部1
05と固定電極110とを精度よく対向配置することが
できる。又、重り部104の反りも抑制でき、この重り
部104から突出する可動電極部105も所定の位置に
配置することができこのことからも可動電極部105と
固定電極110とを精度よく対向配置することができる
こととなる。
【0062】又、半導体加速度センサや半導体ヨーレー
トセンサの他にも、振動を検出する半導体振動センサに
具体化してもよい。又、可動部の材料はポリシリコンの
他にも、アモルファスシリコンやアルミニウムやタング
ステン等でもよい。特に、ポリシリコン薄膜やアモルフ
ァスシリコン薄膜を用いた場合には、ICプロセスと整
合がとれ製造が容易となる。さらに、可動部の成膜方法
としては、LPCVD法の他にも、プラズマCVD法等
の他のCVD法や蒸着法やスパッタリング法を用いても
よい。
【0063】さらには、犠牲層はシリコン酸化膜の他に
もシリコン窒化膜等の窒化膜やPSGやBSGやBPS
Gであってもよい。又、上述した実施例では、シリコン
基板上にシリコン酸化膜(犠牲層)を形成し、その上に
可動部形成用薄膜(ポリシリコン薄膜)を形成した後に
おいて膜厚方向に所定の濃度分布となるように内部応力
調整物質(リン等)を導入して可動部の反りを抑制する
ようにしたが、可動部形成用薄膜(ポリシリコン薄膜)
を形成する際に膜厚方向に所定の濃度分布となるように
内部応力調整物質を導入して可動部の反りを抑制するよ
うにしてもよい。つまり、イオン注入法を用いる場合に
おいて、所定厚さ分だけ可動部形成用薄膜(ポリシリコ
ン薄膜)を成膜した後にイオン注入を行い、さらに、そ
の上に所定厚さ分だけ可動部形成用薄膜(ポリシリコン
薄膜)を成膜した後にイオン注入を行い、これを繰り返
すことにより所望の可動部の膜厚を得る。あるいは、可
動部形成用薄膜(ポリシリコン薄膜)の成膜時において
添加する不純物濃度(ガス量)をコントロールししつ成
膜を行う(例えば、ホスフィン(PH3 )のガス流量を
変化させる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、梁構造の可動部の反りを抑制することがで
きる優れた効果を発揮する。
【0065】請求項2,3に記載の発明によれば、請求
項1に記載の発明の効果に加え、容易に所望の濃度分布
とすることができる。請求項4に記載の発明によれば、
請求項1と同様に、梁構造の可動部の反りを抑制するこ
とができる優れた効果を発揮する。
【0066】請求項5に記載の発明によれば、ポリシリ
コンまたはアモルファスシリコン薄膜を用いることで、
請求項1,2,3,4に記載の発明の効果に加え、半導
体力学量センサ作製時にICプロセスと整合がとれるた
め通常使用されている一般的な半導体プロセスで簡単に
製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の半導体加速度センサの平面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のB−B断面図。
【図4】半導体加速度センサの製造工程を説明するため
の断面図。
【図5】半導体加速度センサの製造工程を説明するため
の断面図。
【図6】半導体加速度センサの製造工程を説明するため
の断面図。
【図7】半導体加速度センサの製造工程を説明するため
の断面図。
【図8】半導体加速度センサの製造工程を説明するため
の断面図。
【図9】半導体加速度センサの製造工程を説明するため
の断面図。
【図10】半導体加速度センサの製造工程を説明するた
めの断面図。
【図11】半導体加速度センサの製造工程を説明するた
めの断面図。
【図12】半導体加速度センサの製造工程を説明するた
めの断面図。
【図13】半導体加速度センサの製造工程を説明するた
めの断面図。
【図14】可動部の応力状態を説明するための説明図。
【図15】不純物濃度分布を示す図。
【図16】ドーズ量と応力との関係を示した図。
【図17】応力分布を示す図。
【図18】第2実施例の半導体加速度センサの平面図。
【図19】図18のC−C断面図。
【図20】図18のD−D断面図。
【図21】図18のE−E断面図。
【図22】第3実施例の半導体ヨーレートセンサの平面
図。
【図23】図22のF−F断面図。
【図24】図22のG−G断面図。
【図25】図22のH−H断面図。
【図26】従来技術を説明するための半導体加速度セン
サの平面図。
【図27】図26のI−I断面図。
【図28】従来の半導体加速度センサの製造工程を説明
するための断面図。
【図29】従来の半導体加速度センサの製造工程を説明
するための断面図。
【図30】従来の半導体加速度センサの製造工程を説明
するための断面図。
【符号の説明】
4…可動部、17…半導体基板としてのシリコン基板、
22…犠牲層としてのシリコン酸化膜、24…可動部形
成用薄膜としてのポリシリコン薄膜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の上方において下側に配置された犠牲層
    の除去により所定の間隔を隔てて配置され、薄膜よりな
    る梁構造の可動部とを備え、力学量の作用に伴う前記可
    動部の変位から力学量を検出するようにした半導体力学
    量センサの製造方法であって、 半導体基板上に犠牲層を形成し、その上に可動部形成用
    薄膜を形成する際または形成後に膜厚方向に所定の濃度
    分布となるように内部応力調整物質をイオン注入法を用
    いて導入して前記可動部の反りを抑制するようにしたこ
    とを特徴とする半導体力学量センサの製造方法。
  2. 【請求項2】 イオン注入の際の加速電圧を変化させる
    ことで、膜厚方向に所定の濃度分布を得るようにした請
    求項1に記載の半導体力学量センサの製造方法。
  3. 【請求項3】 イオン注入の際の注入物質を変えること
    で、膜厚方向に所定の濃度分布を得るようにした請求項
    1に記載の半導体力学量センサの製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板と、 前記半導体基板の上方において下側に配置された犠牲層
    の除去により所定の間隔を隔てて配置され、薄膜よりな
    る梁構造の可動部とを備え、力学量の作用に伴う前記可
    動部の変位から力学量を検出するようにした半導体力学
    量センサの製造方法であって、 半導体基板上に犠牲層を形成し、その上に可動部形成用
    薄膜を形成する際に膜厚方向に所定の濃度分布となるよ
    うに内部応力調整物質を導入して前記可動部の反りを抑
    制するようにしたことを特徴とする半導体力学量センサ
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記可動部は、ポリシリコンまたはアモ
    ルファスシリコンよりなる請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の半導体力学量センサの製造方法。
JP14210095A 1995-06-08 1995-06-08 半導体力学量センサの製造方法 Pending JPH08335706A (ja)

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JP14210095A JPH08335706A (ja) 1995-06-08 1995-06-08 半導体力学量センサの製造方法
US08/663,001 US5922212A (en) 1995-06-08 1996-06-07 Semiconductor sensor having suspended thin-film structure and method for fabricating thin-film structure body
DE19623072A DE19623072B4 (de) 1995-06-08 1996-06-10 Verfahren zur Herstellung eines Dünnfilmstrukturkörpers

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2003010828A1 (ja) * 2001-07-23 2004-11-18 三菱電機株式会社 薄膜構造体の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2003010828A1 (ja) * 2001-07-23 2004-11-18 三菱電機株式会社 薄膜構造体の製造方法
JP4558315B2 (ja) * 2001-07-23 2010-10-06 三菱電機株式会社 薄膜構造体の製造方法

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