JPH0833519A - 化粧用ブラシ - Google Patents

化粧用ブラシ

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JPH0833519A
JPH0833519A JP19191594A JP19191594A JPH0833519A JP H0833519 A JPH0833519 A JP H0833519A JP 19191594 A JP19191594 A JP 19191594A JP 19191594 A JP19191594 A JP 19191594A JP H0833519 A JPH0833519 A JP H0833519A
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storage cylinder
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brush
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Akira Amano
明 天野
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Takeuchi Industry Co Ltd.
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は部品点数が少なく、組立てが容易に
楽に行なうことができ、製造コストの低減を図ることが
できる化粧用ブラシを得るにある。 【構成】 軸心方向の案内溝3が形成された収納筒1
と、この収納筒内に収納されたスライド軸9、収納筒の
先端部より出没可能なブラシ10、収納筒内にガイド片
挿入孔16を残すことができるロッド11、収納筒の案
内溝より外方へ突出するガイドピン12およびロッドの
後端部寄り形成された係合部とからなる化粧用ブラシ本
体6と、収納筒の後端部の嵌合部15、この嵌合部と一
体成形されたガイド片17、ロッドのガイドピンを収納
筒内に収納できるように変形させた場合に、変形を受け
ロッドの係合部と係合し、ロッドを回動させる係合部と
からなる嵌合部材14と、化粧用ブラシ本体を常時ブラ
シを収納できるようにする付勢スプリング20とで化粧
用ブラシを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリップブラシ等の化粧す
る場合に使用される化粧用ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリップブラシは先端部に楕円形状
のブラシの出没孔が形成されたケース体と、このケース
体内の先端部寄りの部位に圧入固定されたガイド筒と、
前記ケース体の後端部に嵌合固定されたストッパー筒
と、このストッパー筒と前記ガイド筒にスライド移動可
能に取付けられた、不使用時には先端部が前記ケース体
内に位置し、後端部がケース体の後端部より突出する前
記出没孔と同形状のブラシを有するブラシ本体と、前記
ケース体内に収納された一端が前記ガイド筒に支持さ
れ、他端が該ガイド筒と前記ストッパー筒との間に位置
する前記ブラシ本体の係止片に支持され、常時ブラシ本
体の先端部を収納する方向に付勢する付勢スプリング
と、前記ケース体の後端部に着脱可能に嵌合し、前記ブ
ラシ本体を使用できるように押し圧することができるキ
ャップとで構成されている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従来のリップブラシ
はケース体内の先端部寄りの部位にガイド筒を圧入固定
しているため、ガイド筒の取付けに手数がかかり、コス
ト高になるという欠点があった。また、ケース体の先端
部のブラシの出没孔とブラシ本体の先端部のブラシとの
位置合せとに手数がかかり、組立てに苦労するという欠
点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
部品点数が少なく、組立てが容易に楽に行なうことがで
き、製造コストの低減を図ることができる化粧用ブラシ
を提供することを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定する
ものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は軸心方向の案内溝が形成された収納筒と、
この収納筒内にスライド可能に収納されたスライド軸、
このスライド軸の先端部に取付けられた前記収納筒の先
端部より出没可能なブラシ、前記スライド軸の後端部と
一体成形された前記収納筒内にガイド片挿入孔を残すこ
とができるロッド、このロッドの後端部寄りの外側面部
位に一体成形された前記収納筒の案内溝より外方へ突出
するガイドピンおよび前記ロッドの後端部寄りの内側面
部位に形成された係合部とからなる化粧用ブラシ本体
と、前記収納筒の後端部に嵌合固定される嵌合部、この
嵌合部と一体成形された前記ガイド片挿入孔内に位置す
るガイド片、このガイド片の先端部寄りの部位に形成さ
れた前記ロッドのガイドピンを前記収納筒内に収納でき
るように変形させた場合に、該変形を受けることができ
る凹部およびこの凹部に形成された前記ロッドの係合部
と係合し、該ロッドを回動させることができる係合部と
からなる嵌合部材と、前記収納筒の先端部寄りの部位に
前記化粧用ブラシ本体を常時ブラシを該収納筒内に収納
できるように付勢する付勢スプリングとで化粧用ブラシ
を構成している。
【0007】
【作用】上記のように構成された化粧用ブラシは、化粧
用ブラシ本体のスライド軸の外周部に付勢スプリングを
セットし、収納筒の後端部よりブラシを先端にして挿入
する。また、嵌合部材のガイド片の凹部の上部にロッド
の係合部を位置させ、ガイドピンを押し付けて変形させ
収納筒内へ押し込む。ガイドピンが収納筒内に位置する
と嵌合部材で内部に押し込むとともに、嵌合部材を回動
させることによりガイドピンが案内溝に位置して外方へ
突出し、嵌合部材の嵌合部を収納筒の後端部に嵌合させ
て組立てが完了する。
【0008】
【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
発明を詳細に説明する。
【0009】図1ないし図6の本発明の第1の実施例に
おいて、1は先端部にブラシの出没孔2が形成された筒
状の収納筒で、この収納筒1の後端部寄りの部位には軸
心方向の案内溝3が形成され、先端外周部と後端外周部
にキャップ嵌合部4、5が形成されている。
【0010】6は前記収納筒1内にスライド可能に収納
された化粧用ブラシ本体で、この化粧用ブラシ本体6は
前記収納筒1の内径寸法よりもわずかに小さい外径寸法
の軸部7およびこの軸部7よりも小径寸法で前記ブラシ
の出没孔2よりも先端部が外方に突出する小径軸部8と
からなるスライド軸9と、このスライド軸9の小径軸部
8の先端部に取付けられたブラシ10と、前記スライド
軸9の軸部7の後端一部外周部と一体成形された後方へ
突出する断面形状が弧状のロッド11と、このロッド1
1の後端部寄りの部位の外側部に一体成形された前記収
納筒1の案内溝3より外方へ突出する、該案内溝3をス
ライド移動するガイドピン12と、このガイドピン12
と対応する部位の前記ロッド11の内側面に形成された
凹部状の係合部13とで構成されている。
【0011】14は前記収納筒1の後端部に嵌合固定さ
れる嵌合部材で、この嵌合部材14は前記収納筒1の後
端部に嵌合固定される嵌合部15と、この嵌合部15と
一体成形された前記収納筒1内の前記ロッド11を除く
部位のガイド片挿入孔16に挿入されるガイド片17
と、このガイド片17の先端部寄りの部位に形成された
前記ガイドピン12を前記収納筒1内へ挿入するように
変形させた場合に、該変形を受けることができる凹部1
8と、この凹部18に形成された前記ロッド11の係合
部13と係合する突片状の係合部19とで構成されてい
る。
【0012】20は前記化粧用ブラシ本体6の小径軸部
8に収納された、常時ブラシ10を収納筒内に収納する
ように付勢する付勢スプリングである。
【0013】21は前記収納筒1の先端キャップ嵌合部
4と後端キャップ嵌合部5とに嵌合されるキャップであ
る。
【0014】上記構成の化粧用ブラシ22は、化粧用ブ
ラシ本体6の小径軸部8に付勢スプリング20をセット
し、収納筒1の後端部よりブラシ10が先端部となるよ
うに該収納筒1の内部に押し込むとともに、化粧用ブラ
シ本体6のロッド11と嵌合部材14のガイド片17と
を重ね合せて収納筒1内へ押し込む。
【0015】ロッド11のガイドピン12が収納筒1の
後端部に位置すると、図5に示すようにガイドピン12
を押し付けてガイド片17の凹部18内へ位置させ、収
納筒1内へ入り込むように変形させながら内部へ押し込
む。ガイドピン12が案内溝3部に位置する所まで押し
込んだ所で、図6に示すように嵌合部材14を回転さ
せ、ガイドピン12を案内溝3より突出させる。しかる
後、嵌合部材14を押し込み、収納筒1の後端部と嵌合
部15とを嵌合固定する。
【0016】この状態で、化粧用ブラシ本体6はブラシ
10が収納筒1内に収納された状態に付勢スプリング2
0で付勢された状態となる。使用する場合には収納筒1
の後端部にキャップ21を嵌合させることにより、キャ
ップ21がガイドピン12を押し付け、付勢スプリング
20の付勢力に抗して化粧用ブラシ本体6が前方へスラ
イド移動し、ブラシ10が収納筒1のブラシの出没孔2
より外方へ突出する。
【0017】
【本発明の異なる実施例】次に図7ないし図14に示す
本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これらの
本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の第
1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複す
る説明を省略する。
【0018】図7ないし図11の本発明の第2の実施例
において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、棒状のロッド11Aが形成された化粧用ブラシ本体
6Aと、この化粧用ブラシ本体6Aのロッド11Aが収
納されるロッドガイド溝23が形成されたガイド片17
Aを有する嵌合部材14Aとを用いた点で、このように
形成された化粧用ブラシ本体6Aと嵌合部材14Aとを
用いて構成した化粧用ブラシ22Aにしても、前記本発
明の第1の実施例と同様な作用効果が得られる。
【0019】図12ないし図14の本発明の第3の実施
例において、前記本発明の第2の実施例と主に異なる点
は、先端部に楕円形状のブラシの出没孔2Aを形成した
収納筒1Aと、この収納筒1Aのブラシの出没孔2Aよ
り出没する平らな形状のブラシ10Aを取付けた化粧用
ブラシ本体6Bとを用いた点で、このように形成された
収納筒1Aと化粧用ブラシ本体6Bとを用いて構成した
化粧用ブラシ22Bにしても、前記本発明の第2の実施
例と同様な作用効果が得られる。
【0020】
【本発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0021】(1)軸心方向の案内溝が形成された収納
筒と、この収納筒内にスライド可能に収納されたスライ
ド軸、このスライド軸の先端部に取付けられた前記収納
筒の先端部より出没可能なブラシ、前記スライド軸の後
端部と一体成形された前記収納筒内にガイド片挿入孔を
残すことができるロッド、このロッドの後端部寄りの外
側面部位に一体成形された前記収納筒の案内溝より外方
へ突出するガイドピンおよび前記ロッドの後端部寄りの
内側面部位に形成された係合部とからなる化粧用ブラシ
本体と、前記収納筒の後端部に嵌合固定される嵌合部、
この嵌合部と一体成形された前記ガイド片挿入孔内に位
置するガイド片、このガイド片の先端部寄りの部位に形
成された前記ロッドのガイドピンを前記収納筒内に収納
できるように変形させた場合に、該変形を受けることが
できる凹部およびこの凹部に形成された前記ロッドの係
合部と係合し、該ロッドを回動させることができる係合
部とからなる嵌合部材と、前記収納筒の先端部寄りの部
位に前記化粧用ブラシ本体を常時ブラシを該収納筒内に
収納できるように付勢する付勢スプリングとで構成され
ているので、部品点数が少なく、安価に製造することが
できる。
【0022】(2)前記(1)によって、化粧用ブラシ
本体と嵌合部材とを重ね合せて収納筒内へ押し込むとと
もに、ガイドピンも押し付けて変形させ、収納筒内へ押
し込むことができるので取付けが容易で、短時間に行な
うことができる。したがって、組立てコストの低減を図
ることができる。
【0023】(3)前記(1)によって、従来と同様な
外観が得られる。
【0024】(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同
様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の使用状態を示す断面
図。
【図2】本発明の第1の実施例の収納状態を示す断面
図。
【図3】図1の3−3線に沿う拡大断面図。
【図4】本発明の第1の実施例の分解斜視図。
【図5】収納筒内にガイドピンを押し込む状態の説明
図。
【図6】ガイドピンを案内溝内に位置させる状態の説明
図。
【図7】本発明の第2の実施例の使用状態を示す断面
図。
【図8】本発明の第2の実施例の収納状態を示す断面
図。
【図9】ガイド片とロッドの係合状態を示す説明図。
【図10】収納筒内にガイドピンを押し込む状態の説明
図。
【図11】ガイドピンを案内溝内に位置させる状態の説
明図。
【図12】本発明の第3の実施例の使用状態の断面図。
【図13】本発明の第3の実施例の平面図。
【図14】本発明の第3の実施例の分解斜視図。
【符号の説明】
1、1A:収納筒、 2、2A:ブラシの出没孔、 3:案内溝、 4:先端キャップ嵌合部、 5:後端キャップ嵌合部、 6、6A、6B:化粧用ブラシ本体、 7:軸部、 8:小径軸部、 9:スライド軸、 10、10A:ブラシ、 11、11A:ロッド、 12:ガイドピン、 13:係合部、 14、14A:嵌合部材、 15:嵌合部、 16:ガイド片挿入孔、 17、17A:ガイド片、 18:凹部、 19:係合部、 20:付勢スプリング、 21:キャップ、 22、22A、22B:化粧用ブラシ、 23:ロッドガイド溝。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸心方向の案内溝が形成された収納筒
    と、この収納筒内にスライド可能に収納されたスライド
    軸、このスライド軸の先端部に取付けられた前記収納筒
    の先端部より出没可能なブラシ、前記スライド軸の後端
    部と一体成形された前記収納筒内にガイド片挿入孔を残
    すことができるロッド、このロッドの後端部寄りの外側
    面部位に一体成形された前記収納筒の案内溝より外方へ
    突出するガイドピンおよび前記ロッドの後端部寄りの内
    側面部位に形成された係合部とからなる化粧用ブラシ本
    体と、前記収納筒の後端部に嵌合固定される嵌合部、こ
    の嵌合部と一体成形された前記ガイド片挿入孔内に位置
    するガイド片、このガイド片の先端部寄りの部位に形成
    された前記ロッドのガイドピンを前記収納筒内に収納で
    きるように変形させた場合に、該変形を受けることがで
    きる凹部およびこの凹部に形成された前記ロッドの係合
    部と係合し、該ロッドを回動させることができる係合部
    とからなる嵌合部材と、前記収納筒の先端部寄りの部位
    に前記化粧用ブラシ本体を常時ブラシを該収納筒内に収
    納できるように付勢する付勢スプリングとを備えること
    を特徴とする化粧用ブラシ。
  2. 【請求項2】 軸心方向の案内溝が形成された収納筒
    と、この収納筒内にスライド可能に収納されたスライド
    軸、このスライド軸の先端部に取付けられた前記収納筒
    の先端部より出没可能なブラシ、前記スライド軸の後端
    部と一体成形された前記収納筒内にガイド片挿入孔を残
    すことができる変形可能な棒状のロッドおよびこのロッ
    ドの後端部寄りの外側面部位に一体成形された前記収納
    筒の案内溝より外方へ突出するガイドピンとからなる化
    粧用ブラシ本体と、前記収納筒の後端部に嵌合固定され
    る嵌合部、この嵌合部と一体成形された前記ガイド片挿
    入孔内に位置し、前記ロッドがスライド移動可能に収納
    されるロッドガイド溝を有するガイド片およびこのガイ
    ド片の先端部寄りのロッドガイド溝内に前記ロッドのガ
    イドピンを前記収納筒内に収納できるように変形させた
    場合に、該変形を受けることができる凹部とからなる嵌
    合部材と、前記収納筒の先端部寄りの部位に前記化粧用
    ブラシ本体を常時ブラシを該収納筒内に収納できるよう
    に付勢する付勢スプリングと、前記収納筒の先端部およ
    び後端部と嵌合するとともに、前記ガイドピンを押し付
    けて収納筒の先端部よりブラシを突出させることができ
    るキャップとを備えることを特徴とする化粧用ブラシ。
JP19191594A 1994-07-21 1994-07-21 化粧用ブラシ Expired - Lifetime JP3589705B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200467975Y1 (ko) * 2011-12-14 2013-07-15 (주)아모레퍼시픽 화장용 브러쉬

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200467975Y1 (ko) * 2011-12-14 2013-07-15 (주)아모레퍼시픽 화장용 브러쉬

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