JPS5917211Y2 - カ−トリツジ式棒状化粧品繰出し容器 - Google Patents
カ−トリツジ式棒状化粧品繰出し容器Info
- Publication number
- JPS5917211Y2 JPS5917211Y2 JP12071382U JP12071382U JPS5917211Y2 JP S5917211 Y2 JPS5917211 Y2 JP S5917211Y2 JP 12071382 U JP12071382 U JP 12071382U JP 12071382 U JP12071382 U JP 12071382U JP S5917211 Y2 JPS5917211 Y2 JP S5917211Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push rod
- cartridge
- spring
- core
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はカートリッジ式棒状化粧品繰出し容器に関する
ものである。
ものである。
アイブロウ、アイシャドウ、アイライン、口紅などの棒
状化粧品の繰出し容器として、棒状化粧品をカートリッ
ジに収納し、カートリッジごと交換使用するタイプのも
のが広く知られているが、従来のこの種カートリッジ式
繰出し容器は、一般に、カートリッジと押棒とを連結す
る手段として、カートリッジ本体に柵状の可撓性胴部と
内向き係止爪と外向き突起を備えた芯チャツクを内蔵さ
せると共に、カートリッジ本体に芯チヤツク可縮用の2
段内壁を形成し、押棒側にはくびれ付き尖頭部を形成し
、カートリッジを容器に押込んだ状態で押棒を前進させ
ることにより、くびれ付き尖頭部で内向き係止爪を拡げ
て可撓性胴部の挿込み、かつ芯チャツクを2段内壁の細
径側に移動させて挿込み状態を固定するようにしていた
。
状化粧品の繰出し容器として、棒状化粧品をカートリッ
ジに収納し、カートリッジごと交換使用するタイプのも
のが広く知られているが、従来のこの種カートリッジ式
繰出し容器は、一般に、カートリッジと押棒とを連結す
る手段として、カートリッジ本体に柵状の可撓性胴部と
内向き係止爪と外向き突起を備えた芯チャツクを内蔵さ
せると共に、カートリッジ本体に芯チヤツク可縮用の2
段内壁を形成し、押棒側にはくびれ付き尖頭部を形成し
、カートリッジを容器に押込んだ状態で押棒を前進させ
ることにより、くびれ付き尖頭部で内向き係止爪を拡げ
て可撓性胴部の挿込み、かつ芯チャツクを2段内壁の細
径側に移動させて挿込み状態を固定するようにしていた
。
そのため、カートリッジと押棒との連結構造が複雑で高
い加工精度を必要とする欠点があり、またカートリッジ
の押込み時に押棒が後退し、ているように操作する必要
があるため操作が面倒で、誤って押棒を前進させたまま
カートリッジを押込むことにより、芯チャツクやくびれ
付き尖頭部を損傷するトラブルが生じやすいという欠点
があった。
い加工精度を必要とする欠点があり、またカートリッジ
の押込み時に押棒が後退し、ているように操作する必要
があるため操作が面倒で、誤って押棒を前進させたまま
カートリッジを押込むことにより、芯チャツクやくびれ
付き尖頭部を損傷するトラブルが生じやすいという欠点
があった。
さらに従来のこの種繰出し容器では、押棒の移動構造と
して、外筒に対し内周ねし溝付きのネジ筒を嵌着し、こ
のネジ筒の内側に直線溝付きの溝部を固定し、溝部に押
棒を内挿して突起を直線溝を貫いて内周ねし溝に係合さ
せた構造となっていたので、この面でも部品数が多くな
ると共に構造が複雑化し、金属部品を要することとあい
まち製造コストが高価となる欠点があった。
して、外筒に対し内周ねし溝付きのネジ筒を嵌着し、こ
のネジ筒の内側に直線溝付きの溝部を固定し、溝部に押
棒を内挿して突起を直線溝を貫いて内周ねし溝に係合さ
せた構造となっていたので、この面でも部品数が多くな
ると共に構造が複雑化し、金属部品を要することとあい
まち製造コストが高価となる欠点があった。
本考案は前記のような従来のものの欠点を解消し、押棒
の後退操作を要さず完全なワンタッチ操作で芯ホルダー
と本体との結合および沖皿と押棒との結合を図ることが
でき、また化粧品の支えが確実で、しかも部品数が少な
く構造が簡単かつ安価なこの種カートリッジ式棒状化粧
品繰出し容器を提供しようとするものである。
の後退操作を要さず完全なワンタッチ操作で芯ホルダー
と本体との結合および沖皿と押棒との結合を図ることが
でき、また化粧品の支えが確実で、しかも部品数が少な
く構造が簡単かつ安価なこの種カートリッジ式棒状化粧
品繰出し容器を提供しようとするものである。
以下本考案の一実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図ないし第5図は本考案に係るカートリッジ式棒状
化粧品繰出し容器を示すもので、芯ホルダ−1と、棒状
化粧品である芯体2と、中皿3と底キャップ4によりカ
ートリッジAが構成され、本体5と嵌合バネ6と外筒7
と押棒8とスプリング9およびキャップ10により容器
本体Bが構成される。
化粧品繰出し容器を示すもので、芯ホルダ−1と、棒状
化粧品である芯体2と、中皿3と底キャップ4によりカ
ートリッジAが構成され、本体5と嵌合バネ6と外筒7
と押棒8とスプリング9およびキャップ10により容器
本体Bが構成される。
芯ホルダ−1は筒状をなし、その外径側には先端からテ
ーパ一部11が形成されると共に中間部に設けた段部1
2を介して細径部13が延設されている。
ーパ一部11が形成されると共に中間部に設けた段部1
2を介して細径部13が延設されている。
そして内径側は細径部後端から中間部にかけて直孔15
が形成されると共に、この直孔15に続いて所定ピッチ
でらせん溝14が形成されている。
が形成されると共に、この直孔15に続いて所定ピッチ
でらせん溝14が形成されている。
このらせん溝14は芯ホルダ−1の先端から適度の後方
で終り、それより先にはガイド孔22が形成されている
。
で終り、それより先にはガイド孔22が形成されている
。
前記直孔15はらせん溝14の谷径以上の直径を有し、
ガイド孔22はらせん溝14の山径以下の直径となって
いる。
ガイド孔22はらせん溝14の山径以下の直径となって
いる。
そして、前記直孔15には筒状の底キャップ4が嵌合さ
れ、後端フランジ16をもって芯ホルダー底を構成して
いる。
れ、後端フランジ16をもって芯ホルダー底を構成して
いる。
次に、中皿3は、芯体2の後端部に対する嵌着部17を
有すると共に、この嵌着部17の外周側に、前記芯ホル
ダ−1のらせん溝14に係合する複数の突起18.18
が一体形成され、さらに嵌着部17に続く軸部20の端
面にはかみあいクラッチ部19 aが欠設されている。
有すると共に、この嵌着部17の外周側に、前記芯ホル
ダ−1のらせん溝14に係合する複数の突起18.18
が一体形成され、さらに嵌着部17に続く軸部20の端
面にはかみあいクラッチ部19 aが欠設されている。
また、本体5は外径が前記芯ホルダ−1の段部外径と略
合致するように筒状に構成され、その内径側には芯ホル
ダ−1の細径部13を嵌合する筒孔21が形成されてい
る。
合致するように筒状に構成され、その内径側には芯ホル
ダ−1の細径部13を嵌合する筒孔21が形成されてい
る。
この筒孔21は細径部13の長さと底キャップ4の後端
フランジ16の厚さにほぼ対応する深さを持っている。
フランジ16の厚さにほぼ対応する深さを持っている。
さらに、この本体5には後部に細径の突部23が連成さ
れ、突部外周には係止用周溝24が形成されている。
れ、突部外周には係止用周溝24が形成されている。
本実施例では、突部23にスリット231を形成し、拡
縮可能に構成している。
縮可能に構成している。
そして、筒孔21には内径方向に張出す可撓部61を備
えた嵌合バネ6が挿着固定され、可撓部61により芯ホ
ルダ−1の細径部13と密着しこれを保持固定するよう
になっている。
えた嵌合バネ6が挿着固定され、可撓部61により芯ホ
ルダ−1の細径部13と密着しこれを保持固定するよう
になっている。
外筒7は、前記本体5とほぼ同径をなす筒状体として構
成され、前部には本体後部の突部23を内嵌する凹部2
5が形成されると共に、この凹部25には突部23の係
止用周溝24にはまる突周条26が内設され、この突周
条26と係止用周溝24により本体5と外筒6とが相対
回転自由に連結されるようになっている。
成され、前部には本体後部の突部23を内嵌する凹部2
5が形成されると共に、この凹部25には突部23の係
止用周溝24にはまる突周条26が内設され、この突周
条26と係止用周溝24により本体5と外筒6とが相対
回転自由に連結されるようになっている。
さらに凹部25に続く突壁27を境として後方には、後
述する押棒の移動を許す径の軸孔28が形成され、この
軸孔28の後端開口からスプリング9が装入され、後端
開口に取付けたキャップ10により軸孔が閉止されると
共にスプリング9の後端を支承している。
述する押棒の移動を許す径の軸孔28が形成され、この
軸孔28の後端開口からスプリング9が装入され、後端
開口に取付けたキャップ10により軸孔が閉止されると
共にスプリング9の後端を支承している。
そして前記軸孔28の外径側にはその軸線方向にそって
走る複数のガイド溝29.29が凹設されている。
走る複数のガイド溝29.29が凹設されている。
押棒8は軸状に構成され、その後部をもって前記スプリ
ング9に接し、スプリング9の弾性により軸線方向すな
わち中皿方向に向は常時押圧されるようになっている。
ング9に接し、スプリング9の弾性により軸線方向すな
わち中皿方向に向は常時押圧されるようになっている。
そして後部位置には半径方向に複数の突起30.30が
形成され、この突起30が前記軸孔28のガイド溝29
,29に係合することにより外筒7と一体に回転し、中
皿3の突起18.18からせん溝14の終端に到る位置
まで前進できるようになっている。
形成され、この突起30が前記軸孔28のガイド溝29
,29に係合することにより外筒7と一体に回転し、中
皿3の突起18.18からせん溝14の終端に到る位置
まで前進できるようになっている。
すなわちらせんのストロークと同等以上まで押棒が移動
できるようになっている。
できるようになっている。
押棒8は本体突筒部23の通孔31を介して筒孔21お
よび底キャップ4の中心線に沿って延出し、その延出端
部には、前記中皿3のかみあいクラッチ部19 aに対
応する形状のかみあいクラッチ部19bが形成されてい
る。
よび底キャップ4の中心線に沿って延出し、その延出端
部には、前記中皿3のかみあいクラッチ部19 aに対
応する形状のかみあいクラッチ部19bが形成されてい
る。
第5図a、l)は前記かみあいクラッチ部19a。
19 bの実施例を示すもので、第5図aは凸部ないし
ツメを2個形成した例を、第5図すは凸部ないしツメを
4個形成した例を示す。
ツメを2個形成した例を、第5図すは凸部ないしツメを
4個形成した例を示す。
凸部ないしツメは、本実施例の場合、垂直部]61とテ
ーパ部162からなっている。
ーパ部162からなっている。
なお、かみあいクラッチ部19a、19bは押棒8と中
皿3間で回転力を伝達でき軸線方向への離間が可能な構
造であれば他の形状を採用してもよい。
皿3間で回転力を伝達でき軸線方向への離間が可能な構
造であれば他の形状を採用してもよい。
その他本実施例では図示しないが、本体5や外筒の外周
に装飾用の金属筒を施したり、金属の蒸着被膜を施す場
合もあるのは勿論である。
に装飾用の金属筒を施したり、金属の蒸着被膜を施す場
合もあるのは勿論である。
本考案は上記のような構成からなるので、芯体2を中皿
3に取付け、芯ホルダ−1の直孔側から中皿3を装入し
、次いで底キャップ4を挿着することでカートリッジA
が組立てられる。
3に取付け、芯ホルダ−1の直孔側から中皿3を装入し
、次いで底キャップ4を挿着することでカートリッジA
が組立てられる。
一方、嵌合バネ6を本体に挿着固定し、本体5の突部2
3をもって外筒7に嵌合し、外筒7の後端から軸孔28
に押棒8およびスプリング9を順次挿入し、キャップ1
0を取付けることで容器本体Bの組立てが完了する。
3をもって外筒7に嵌合し、外筒7の後端から軸孔28
に押棒8およびスプリング9を順次挿入し、キャップ1
0を取付けることで容器本体Bの組立てが完了する。
そして、使用にあたっては、第1図と第3図のように、
芯ホルダ−1を本体5の筒孔21に挿込むものであり、
これにより芯ホルダ−1の固定と、押棒8と中皿3との
結合が完全にワンタッチ操作で行われ、従来のように押
棒を後退させておいたりこれを確認する予備操作は全く
要しない。
芯ホルダ−1を本体5の筒孔21に挿込むものであり、
これにより芯ホルダ−1の固定と、押棒8と中皿3との
結合が完全にワンタッチ操作で行われ、従来のように押
棒を後退させておいたりこれを確認する予備操作は全く
要しない。
すなわち、容器本体Bとカートリッジ4が独立した状態
においては、中皿3はらせん溝14の後端に位置してお
り、これに対し、押棒8は外筒7の軸(L28に装着さ
れているスプリング9で押圧付勢されるため、第1図の
ように本体5の筒孔より前方に突出する状態に保たれる
。
においては、中皿3はらせん溝14の後端に位置してお
り、これに対し、押棒8は外筒7の軸(L28に装着さ
れているスプリング9で押圧付勢されるため、第1図の
ように本体5の筒孔より前方に突出する状態に保たれる
。
従って、この突出している押棒8にカートリッジAの底
キャップ4を外嵌させ、そのまま芯ホルダ−1を段部1
2が本体5の口端に当接するまで挿込めば、細径部13
が嵌合バネ6により半径方向からしつかり固定されると
同時に、押棒8のかみあいクラッチ部19 bが中皿3
のかみあいクラッチ部19 aと当接し、押棒8はスプ
リング9の弾性に抗して後退させられる。
キャップ4を外嵌させ、そのまま芯ホルダ−1を段部1
2が本体5の口端に当接するまで挿込めば、細径部13
が嵌合バネ6により半径方向からしつかり固定されると
同時に、押棒8のかみあいクラッチ部19 bが中皿3
のかみあいクラッチ部19 aと当接し、押棒8はスプ
リング9の弾性に抗して後退させられる。
これが第3図の状態である。
そして化粧品の使用に際しては、外筒7を時計方向に回
転するもので、こうすれば外筒7の回転力がガイド溝2
9 、29と突起30.30を介して押棒8に伝達され
る。
転するもので、こうすれば外筒7の回転力がガイド溝2
9 、29と突起30.30を介して押棒8に伝達され
る。
押棒8はさきのようにスプリング9で背後から押圧され
ているため、芯ホルダ−1の挿入時にかみあいクラッチ
部19a、19bがかみ合っていなくても、この段階で
しっかりとかみ合い、押棒8の回転が確実に中皿3へと
伝達される。
ているため、芯ホルダ−1の挿入時にかみあいクラッチ
部19a、19bがかみ合っていなくても、この段階で
しっかりとかみ合い、押棒8の回転が確実に中皿3へと
伝達される。
中皿3は、さきの芯ホルダー装着段階では突起18.1
8がらせん溝14にはまっていないが、かみあいクラッ
チ部19 a 、19 bにより押棒8から中皿3へ回
転が伝達され、かつスプリング9の押圧力が中皿3に作
用しているため、自然に突起18.18がらせん溝14
の始端からはまり込み、以後外筒7の回転操作により芯
ホルダ−1のらせん溝14を介して中皿3が前進し、芯
体2が芯ホルダ−1から突出する。
8がらせん溝14にはまっていないが、かみあいクラッ
チ部19 a 、19 bにより押棒8から中皿3へ回
転が伝達され、かつスプリング9の押圧力が中皿3に作
用しているため、自然に突起18.18がらせん溝14
の始端からはまり込み、以後外筒7の回転操作により芯
ホルダ−1のらせん溝14を介して中皿3が前進し、芯
体2が芯ホルダ−1から突出する。
このように芯体2が繰出された状態においては、単に中
皿3がらせん溝14の溝壁により支えられるだけでなく
、後方のスプリング9の押圧力が押棒8およびかみあい
クラッチ部19a、19bを介して中皿に加えられてい
る。
皿3がらせん溝14の溝壁により支えられるだけでなく
、後方のスプリング9の押圧力が押棒8およびかみあい
クラッチ部19a、19bを介して中皿に加えられてい
る。
そのため、中皿3の突起18.18とらせん溝14の間
にギャップがあってもこれをうまく吸収でき、中皿3の
突起18.18とらせん溝14のギャップを調整するこ
とにより芯体2に適度のばね効果を与えることもできる
。
にギャップがあってもこれをうまく吸収でき、中皿3の
突起18.18とらせん溝14のギャップを調整するこ
とにより芯体2に適度のばね効果を与えることもできる
。
そして、芯体2を戻すときには外筒7を反時計方向に回
転すれは゛よく、このときにもスプリング9によるスラ
ストでかみあいクラッチ部19 a 、19bがしっか
りと噛合っているため自在に芯体2を後退させることが
できる。
転すれは゛よく、このときにもスプリング9によるスラ
ストでかみあいクラッチ部19 a 、19bがしっか
りと噛合っているため自在に芯体2を後退させることが
できる。
なお、第4図のように中皿3はらせん溝14の終端に繰
り出された状態で移動を停止するが、そのまま外筒7を
回転しても、押棒8のかみあいクラッチ部19 bと中
皿3のかみあいクラッチ部19 aとがテーパ一部16
2により互いに滑りを起しラチェット式に空転するため
、芯ホルダ−1が本体5から不用意に脱出する心配はな
い。
り出された状態で移動を停止するが、そのまま外筒7を
回転しても、押棒8のかみあいクラッチ部19 bと中
皿3のかみあいクラッチ部19 aとがテーパ一部16
2により互いに滑りを起しラチェット式に空転するため
、芯ホルダ−1が本体5から不用意に脱出する心配はな
い。
また、使用済みの芯ホルダ−1はテーパ一部11を持っ
て引張ることにより容易に取出すことができ、このとき
に押棒8がスプリング9により本体5から突出するため
、この押棒8をガイドとして次の芯ホルダ−1をワンタ
ッチで挿着することができる。
て引張ることにより容易に取出すことができ、このとき
に押棒8がスプリング9により本体5から突出するため
、この押棒8をガイドとして次の芯ホルダ−1をワンタ
ッチで挿着することができる。
以上説明した本考案のカートリッジ式棒状化粧品繰出し
容器によるときには、カートリッジの構造および容器本
体の構造がきわめて簡単で部品数が少なく、ことにカー
トリッジと本体の結合構造、押棒とカートリッジ中皿と
の結合用構造ならびに押棒の進退用構造が簡潔になるた
め、安価なこの種容器とすることができる。
容器によるときには、カートリッジの構造および容器本
体の構造がきわめて簡単で部品数が少なく、ことにカー
トリッジと本体の結合構造、押棒とカートリッジ中皿と
の結合用構造ならびに押棒の進退用構造が簡潔になるた
め、安価なこの種容器とすることができる。
しかも使用上も、いちいち押棒を後退させる予備操作を
必要とせず、芯ホルダーを本体に押込むだけの完全かつ
単純なワンタッチ操作で中皿と押棒とをしっかりと結合
することができ、繰出し時においても、中皿がらせん溝
により支えられるだけでなくスプリングにより押棒を介
してスラストが作用するため、化粧品に不必要がガタつ
きや不用意な戻りが生じないというすぐれた効果が得ら
れる。
必要とせず、芯ホルダーを本体に押込むだけの完全かつ
単純なワンタッチ操作で中皿と押棒とをしっかりと結合
することができ、繰出し時においても、中皿がらせん溝
により支えられるだけでなくスプリングにより押棒を介
してスラストが作用するため、化粧品に不必要がガタつ
きや不用意な戻りが生じないというすぐれた効果が得ら
れる。
第1図は本考案に係るカートリッジ式棒状化粧品繰出し
容器の一実施例を示す縦断側面図、第2図は同じくその
分解斜視図、第3図と第4図は使用状態を示す縦断側面
図、第5図a、bは夫々本考案における押棒および中皿
のクラッチ部を例示する拡大斜視図である。 1・・・・・・芯ホルダ−,2・・・・・・芯体、3・
・・・・・中皿、5・・・・・・本体、6・・・・・・
嵌合バネ、7・・・・・・外筒、8・・・・・・押棒、
9・・・・・・スプリング、10・・・・・・キャップ
、13・・・・・・細径部、14・・・・・・らせん溝
、17・・・・・・嵌着部、18・・・・・・突起、1
9a、19b・・・・・・かみあいクラッチ部、21・
・・・・・筒孔、23・・・・・・突部、25・・・・
・・凹部、29・・・・・・ガイド溝、30・・・・・
・突起、31・・・・・・通孔。
容器の一実施例を示す縦断側面図、第2図は同じくその
分解斜視図、第3図と第4図は使用状態を示す縦断側面
図、第5図a、bは夫々本考案における押棒および中皿
のクラッチ部を例示する拡大斜視図である。 1・・・・・・芯ホルダ−,2・・・・・・芯体、3・
・・・・・中皿、5・・・・・・本体、6・・・・・・
嵌合バネ、7・・・・・・外筒、8・・・・・・押棒、
9・・・・・・スプリング、10・・・・・・キャップ
、13・・・・・・細径部、14・・・・・・らせん溝
、17・・・・・・嵌着部、18・・・・・・突起、1
9a、19b・・・・・・かみあいクラッチ部、21・
・・・・・筒孔、23・・・・・・突部、25・・・・
・・凹部、29・・・・・・ガイド溝、30・・・・・
・突起、31・・・・・・通孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 芯体を内装したカートリッジを容器本体に着脱可能に取
付け、容器本体の回動によりカートリッジ中の芯体を出
没させる棒状化粧品の繰出し容器であって、 (1)外径側にはめ込み用の細径部13を、内径側にら
せん溝14を形成した芯ホルダ−1と、(2)芯体2の
後端に対する嵌着部17と、前記らせん溝14にはまる
複数の突起18を有しかつ後端にかみあいクラッチ部1
9 aを形成した中皿3と、(3)前記芯ホルダ−1の
細径部13を嵌合する筒孔21を有すると共に後部に突
部23を形成した本体5と、 (4)前部に前記本体5の突部23と相対回転自在に嵌
合する凹部25を有すると共に、この凹部より後方にキ
ャップ10を介してスプリング9を内蔵させた外筒7と
、 (5)前記突部23の空孔31を通して芯ホルダー中に
挿入させると共に後部をもって前記スプリング9により
付勢され、後部には外筒7に形成したガイド溝29.2
9にはまる突起30.30を、前端には前記中皿3のか
みあいクラッチ部19 aと係合するかみあいクラッチ
部19bを夫々一体形成した押棒8とを備えてなるカー
I・リッジ式棒状化粧品繰出し容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12071382U JPS5917211Y2 (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | カ−トリツジ式棒状化粧品繰出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12071382U JPS5917211Y2 (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | カ−トリツジ式棒状化粧品繰出し容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5927015U JPS5927015U (ja) | 1984-02-20 |
JPS5917211Y2 true JPS5917211Y2 (ja) | 1984-05-19 |
Family
ID=30276549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12071382U Expired JPS5917211Y2 (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | カ−トリツジ式棒状化粧品繰出し容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917211Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-08-09 JP JP12071382U patent/JPS5917211Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5927015U (ja) | 1984-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5236270A (en) | Writing tool for advancing lead with eraser dispenser | |
JP6143229B2 (ja) | 多種ペンシル | |
JP2585911Y2 (ja) | 棒状物繰り出し容器 | |
JPS5917211Y2 (ja) | カ−トリツジ式棒状化粧品繰出し容器 | |
JPWO2004049857A1 (ja) | 棒状化粧料繰出容器 | |
JP2989920B2 (ja) | 棒状物繰り出し容器及び筆記具 | |
CN110547585B (zh) | 按动笔 | |
JPH11139470A (ja) | 棒状物繰り出し容器 | |
JP2607654Y2 (ja) | 棒状物繰り出し具 | |
JP4192280B2 (ja) | 化粧料等の繰出容器 | |
JP6248289B2 (ja) | 多種ペンシル | |
JP4814901B2 (ja) | 複式筆記具 | |
JPH056900Y2 (ja) | ||
JPS6329453Y2 (ja) | ||
JPH0825878A (ja) | 棒状物繰り出し具 | |
JP3029072B2 (ja) | 伸縮式ボールペン | |
JP3589705B2 (ja) | 化粧用ブラシ | |
JPH0646862Y2 (ja) | カートリッジ式繰出容器 | |
JPH023911Y2 (ja) | ||
JPH0436739Y2 (ja) | ||
JPS5811300Y2 (ja) | カ−トリッジ式棒状化粧料繰出し容器 | |
JPS62297199A (ja) | 複合筆記具 | |
JPH09156288A (ja) | 複式筆記具 | |
JPH1178376A (ja) | 棒状物繰り出し装置 | |
JPS5839680B2 (ja) | シヤ−プペンシル |