JPH083308A - ポリカーボネートの化学的再生法 - Google Patents

ポリカーボネートの化学的再生法

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JPH083308A
JPH083308A JP17157295A JP17157295A JPH083308A JP H083308 A JPH083308 A JP H083308A JP 17157295 A JP17157295 A JP 17157295A JP 17157295 A JP17157295 A JP 17157295A JP H083308 A JPH083308 A JP H083308A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱可塑性芳香族ポリカーボネートの化学的再
生法を提供する。 【構成】 触媒の存在下において炭酸ジアリールを用い
てポリカーボネートを分解してカーボネート・オリゴマ
ーにし、このカーボネート・オリゴマーを晶出させ、精
製し、縮重合させて再び熱可塑性ポリカーボネートに戻
す。必要な場合には、晶出工程の前において不溶成分を
除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は触媒の存在下において炭酸ジアリ
ールを用いてポリカーボネートを分解してカーボネート
・オリゴマーにし、このカーボネート・オリゴマーを晶
出させ、精製し、縮重合させて再び熱可塑性ポリカーボ
ネートに戻し、随時晶出工程の前において随時不溶成分
を除去することを特徴とする熱可塑性芳香族ポリカーボ
ネートの化学的再生法に関する。
【0002】熱可塑性ポリカーボネートは炭酸ジアリー
ルを用いると単量体単位にまで分解されることは公知で
ある(例えば東ドイツ特許46 353号参照)。しか
しこの方法ではこの単量体単位を分離して精製すること
はできない。不純物を多量に含むポリカーボネートの場
合には、得られる反応混合物を先ずアルコールに溶解
し、活性炭を用いて透明化した後、直ちに再縮合させ
る。この方法ではせいぜい着色した不純物を除去するこ
とだけが可能であり、添加物、および熱、酸化および光
化学的な劣化によるポリカーボネートの分解生成物を除
去することはできない。これらは再合成中に不都合が生
じる原因、例えば色の品質や機械的強度が不満足になる
原因となる。
【0003】1992年1月12日付けのドイツ特許願
P 4 240 314.6号(LeA 29274
号)には、モノフェノールと反応させることによりポリ
カーボネートを分解してカーボネート・オリゴマーに
し、このオリゴマーを次に縮合させてポリカーボネート
に戻すことができることが記載されている。この方法も
オリゴマーを精製することができず、OH末端基をもつ
オリゴマーは熱および酸化に極めて敏感で、直ちに変色
し、劣化するという欠点をもっている。
【0004】本発明においては、モノフェノールを用い
るのではなく、炭酸ジアリールを用いてポリカーボネー
トを分解させ、この分解反応の進行をカーボネート・オ
リゴマーの段階までに止め、単量体単位までは行わない
ことによりポリカーボネートの化学的再生法が著しく改
善されることが見出だされた。
【0005】本明細書においてポリカーボネートとは、
一般に工業的規模で使用されまた使用し得る種類の脂肪
族および/または脂肪芳香族および/または芳香族ジヒ
ドロキシ化合物を意味する。
【0006】脂肪族ジヒドロキシ化合物は例えばエチレ
ングリコール、1,2−および1,3−プロピレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、ヘキサン−1,6−
グリコール、シクロヘキサンジメタノール、2,2,5
−トリメチルヘキサン−1,6−ジオール、ドデカン−
1,2−ジオール、トリメチロールプロパンモノアリル
エーテル、ジアンヒドロソルビトール、ジグリコール、
トリグリコール、テトラグリコールまたはこれらのジオ
ールの混合物、好ましくはネオペンチルグリコールおよ
びヘキサンジオールである。
【0007】脂肪芳香族ジヒドロキシ化合物は例えばキ
シレンジオール、ビスフェノールのエトキシル化生成
物、例えばヒドロキノン、レゾルシン、ピロカテコー
ル、ビスフェノールA、ジヒドロキシジフェニル、ジヒ
ドロキシジフェニルスルフォン、ビスフェノールF、ビ
スフェノールZ、および他の典型的に使用されるビスフ
ェノール、またはこれらのジオールの混合物、好ましく
は2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパ
ンである。
【0008】芳香族ジヒドロキシ化合物は例えばジヒド
ロキシベンゼン、ジヒドロキシビフェニル、ジヒドロキ
シジフェニルエーテル、ジヒドロキシジフェニルスルフ
ィド、ジヒドロキシジフェニルスルフォン、ジヒドロキ
シジフェニルメタン(ビスフェノールF)、ジヒドロキ
シジフェニルエタン、ジヒドロキシジフェニルプロパン
(ビスフェノールA)、ジヒドロキシジフェニルシクロ
ヘキサン(ビスフェノールZ)、3,3,5−トリメチ
ル−1,1−(ジヒドロキシジフェニル)−シクロヘキ
サン、α,α’−(ジヒドロキシジフェニル)−ジイソ
プロピルベンゼン、ジヒドロキシベンゾフェノン、また
はこれらの芳香族ジヒドロキシ化合物の混合物、好まし
くはビスフェノールA、ビスフェノールZ、ジヒドロキ
シジフェニルメタン、および3,3,5−トリメチル−
1,1−(ジヒドロキシジフェニル)−シクロヘキサン
である。ビスフェノールAが特に好適である。
【0009】本発明方法で分解し得るポリカーボネート
は文献から公知である。
【0010】分解し得るポリカーボネートは分子量Mw
(ゲル透過クロマトグラフ法により決定された重量平均
分子量)が12,000〜200,000、好ましくは
15,000〜80,000の範囲にある。分子量はま
た温度25℃、濃度0.5重量%においてCH2Cl2
の相対粘度を測定することにより決定することができ
る。
【0011】分解し得る好適なポリカーボネートは芳香
族熱可塑性ポリカーボネートであり、これは下記のジフ
ェノールの少なくとも1種からつくられていることがこ
とが好ましい。 4,4’−ジヒドロキシジフェニル、
2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
(ビスフェノールA)、2,4−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)−2−メチルブタン、1,1−ビス−(4
−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、α,α’−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピ
ルベンゼン、2,2−ビス−(3−クロロ−4−ヒドロ
キシフェニル)−プロパン、2,2−ビス−(3,5−
ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,
2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロパン、および1,1−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン。
【0012】本発明方法により分解し得るポリカーボネ
ートは3個以上の官能基をもつ化合物を混入させること
により公知方法で分岐させることができる。
【0013】種々のポリカーボネート成形用化合物、好
ましくはもはや他の用途がないポリカーボネートの廃棄
物、またはポリカーボネート成形体の製造の際に蓄積さ
れる廃物、使用されなくなったポリカーボネート成形品
等は一般に、随時形を縮小させた後、本発明方法に使用
することができる。
【0014】従って本発明方法により分解し得るポリカ
ーボネートはなお典型的な添加物、例えばシリカ粉末の
ような鉱物性充填剤、ガラス粉末、ガラス繊維、安定
剤、紫外線安定剤、潤滑剤、顔料、染料、および重合体
の配合用化合物、例えばスチレン、アクリロニトリルお
よびブタジエンのビニル重合体を含んでいることができ
る。
【0015】本発明に使用される触媒は公知のエステル
交換反応触媒、例えばアルカリ金属、例えばリチウム、
ナトリウム、カリウム、ルビジウム、およびセシウム、
好ましくはリチウム、ナトリウム、またはカリウム、さ
らに好ましくはナトリウムおよびカリウムの水素化物、
酸化物、水酸化物、アルコレート、アミド、または塩で
ある。アルカリ金属の塩は無機酸または有機酸の塩、例
えば酢酸、ピロピオン酸、酪酸、安息香酸、ステアリン
酸、炭酸、塩化水素酸、HBr、HI、硝酸、H2
4、HF、燐酸、硼酸、錫酸、およびアンチモン酸の
塩である。好適なアルカリ金属触媒はアルカリ金属の酸
化物、水酸化物、アルコレート、酢酸塩、プロピオン酸
塩、安息香酸塩、炭酸塩、および水素炭酸塩である。好
適なアルカリ金属触媒はアルカリ金属の水酸化物、アル
コレート、酢酸塩、安息香酸塩、および炭酸塩である。
アルカリ金属触媒は分解させるポリカーボネートの全重
量の0.00005〜10重量%、好ましくは0.00
01〜5重量%、さらに好ましくは0.0002〜3重
量%の量で使用される。
【0016】アルカリ金属触媒は随時錯化剤、例えばク
ラウンエーテル、ポリエチレングリコールまたは二環式
窒素含有クリプタンド(cryptand)と組み合わ
せて使用することができる。
【0017】適当なクラウンエーテルの例としてはジベ
ンゾ−18−クラウン−6があり、窒素含有クリプタン
ドの例としては1,9−ジメチル−1,9−ジアザ−ジ
ベンゾ−18−クラウン−6がある。
【0018】錯化剤はアルカリ金属化合物1モル当たり
0.1〜200モル%、好ましくは1〜100モル%の
量で使用される。
【0019】本発明によりポリカーボネートを分解する
のに使用される他の触媒には、窒素含有塩基、例えば2
級および3級アミン、例えばトリエチルアミン、トリブ
チルアミン、メチルジベンジルアミン、およびジメチル
シクロヘキシルアミン、ジアザビシクロウンデカンまた
はジアザビシクロノナンがある。
【0020】窒素含有塩基は分解させるポリカーボネー
トの全重量の0.0001〜21重量%、好ましくは
0.0005〜6重量%、さらに好ましくは0.001
〜3重量%の量で使用される。
【0021】本発明によりポリカーボネートを分解する
のに使用される他の適当な触媒には、マグネシウム、カ
ルシウム、バリウム、亜鉛、錫、チタン、またはジルコ
ニウムの錯体または塩または化合物がある。このような
系の例としては錫メトキシド、ジメチル錫、酸化ジブチ
ル錫、ジブチル錫ジラウレート、水素化トリブチル錫、
塩化ジブチル錫、エチルヘキサン酸錫(II)、ジルコ
ニウムアルコキシド(メチル、エチル、ブチル)、ハロ
ゲン化ジルコニウム(IV)(F、Cl、Br、I)、
硝酸ジルコニウム、ジルコニウムアセチルアセトネー
ト、チタンアルコキシド(メチル、エチル、イソプロピ
ル)、酢酸チタン、およびチタンアセチルアセトネート
がある。
【0022】これらの触媒は分解させるポリカーボネー
トの全重量の0.00005〜10重量%、好ましくは
0.0001〜5重量%、さらに好ましくは0.000
2〜3重量%の量で使用される。
【0023】本発明によるポリカーボネートの分解は不
均一触媒を用いて行うこともできる。これらの触媒は粉
末の形、またはビーズ、粒、小棒状、または細片の形で
存在することができ、その長さおよび直径は0.3〜2
0mmの範囲、好ましくは0.5〜10mmの範囲内で
変わることができる。
【0024】本明細書において不均一触媒は特に活性
炭、即ち種々の炭素生成原料からつくり得る賦活された
炭素である。賦活された形に変える方法は非常に多彩に
亙っている。これらの方法によりBET表面が200〜
3,000m2/g、好ましくは300〜2,000m2
/g、さらに好ましくは500〜1,500m2/gの
範囲にある活性炭が得られる。
【0025】適切な活性炭は例えば木材、種々の種類の
石炭、瀝青炭、鉱油タール、ピート、リグニン、ポリサ
ッカリド、骨およびコークスをベースにしたものであ
る。これらの活性炭は公知方法で使用される。
【0026】本明細書において炭酸ジアリールは炭酸の
ジフェニル、ジクレジル、ジキシレニル、ジクロロフェ
ニル、ジ−t−ブチルフェニル、ジナフチル、およびジ
ビフェニル−エステル、好ましくは炭酸ジフェニルおよ
び炭酸ジクレジルであり、さらに好ましくは炭酸ジフェ
ニルである。
【0027】炭酸ジアリールと反応させてポリカーボネ
ートを分解する本発明方法は不連続的または連続的に、
溶媒を用いずにまたはポリカーボネートに対する溶媒を
存在させて行うことができる。
【0028】適当な溶媒は反応条件下において不活性で
あり、反応条件下においてポリカーボネートを溶解する
溶媒である。
【0029】適当な溶媒の例としては、炭化水素、例え
ばオクタン、ドデカン、イソオクタン、イソドデカン、
デカリン、トルエン、キシレン、クメン、チモール、ト
リメチルベンゼン、テトラメチルベンゼン、ジイソプロ
ピルベンゼン、テトラリン、ナフタレンおよびビフェニ
ル;エーテル、例えばジブチルエーテル、ジオキサン、
ジメチルジグリコール、ジエチルトリグリコール、ジメ
チルテトラグリコール、アニソール、フェニルブチルエ
ーテル、メトキシトルエン、ジメトキシベンゼンおよび
ジフェニルエーテル;ハロゲン化炭化水素、例えばクロ
ロベンゼン、ジクロロベンゼン、ブロモベンゼン、ジブ
ロモベンゼン、クロロナフタレン、クロロトルエン、ク
ロロキシレンおよびクロロクメン;並びにアミド、例え
ばジメチルアセトアミド、N−アセチルモルフォリンお
よびN,N−ジメチルベンズアミドが含まれる。
【0030】溶媒の量は分解させるポリカーボネートの
重量の1〜20倍、好ましくは2〜15倍、さらに好ま
しくは3〜12倍である。
【0031】分解工程を不連続的に行う場合には、この
反応は撹拌槽反応器、捏和機、または当業界の専門家に
は公知の他の加熱可能な混合機中で行われる。連続分解
工程は例えば高粘度の材料の混合機、例えば種々の型の
押出機を用いることが好ましく、この中にポリカーボネ
ート、炭酸ジアリールおよび触媒を種々の場所で別々
に、或いは一緒にして導入することができる。
【0032】反応は温度120〜320℃、好ましくは
150〜310℃、さらに好ましくは160〜300℃
で行われる。溶媒を存在させる場合には、溶媒が混合物
中に残るように溶媒の蒸気圧に対応し、最高約100気
圧の圧力をかけて反応を行わなければならない。
【0033】ポリカーボネートのモル数(構造単位に基
づく)対炭酸ジアリールのモル数は1:0.05〜1:
3.5、好ましくは1:0.10〜1:3.0、さらに
好ましくは1:0.15〜1:2.5、最も好ましくは
1:0.20〜1:2.0の範囲にある。
【0034】反応時間は、反応混合物の粘度、触媒の量
および温度に依存して、数時間から数分の間で変わり、
一般には分解反応の後に一定値に達する粘度を測定する
ことにより容易に決定することができる。
【0035】不均一触媒を使用する場合、反応を不連続
的に行う際にはこれを粉末の形で反応混合物中に加え、
分解反応後、カーボネート・オリゴマーを晶出させる前
に、遠心分離または濾過のような種々の方法で再び除去
することができる。しかし連続工程を行い、反応原料の
熔融物または溶液を、必要な温度で反応に十分とされる
滞在時間の間、粒状の触媒のベッドの上に通すことが好
ましい。 この滞在時間は温度、粘度および触媒の活性度
に依存して数時間〜約10分の間にあることができる。
滞在時間は予備試験で粘度を測定することにより容易に
決定することができる。
【0036】こもようにして得られたカーボネート・オ
リゴマーは、使用したポリカーボネート対炭酸ジアリー
ルのモル比に依存し、またどのような手段で平衡の調節
を行ったかに依存して、平均分子量Mw(例えばゲル透
過クロマトグラフ法で決定された重量平均分子量)が約
500〜10,000、好ましくは800〜8,00
0、さらに好ましくは1,000〜7,000の範囲に
ある。実際はいずれの場合においても、ポリカーボネー
トと炭酸ジアリールとの反応は完結するまで、即ち単量
体とカーボネート・オリゴマーの間の平衡が確立するま
で行う必要はない。原理的にはこの反応はいつでも中断
して反応生成物を回収することができる。後での処理に
対して粘度があまり高くならないような十分に低い分子
量をもったカーボネート・オリゴマーが生じたとき、即
ちカーボネート・オリゴマーのMwが10,000以下
になった時に、反応を停止させるのが最も良いであろ
う。処理を良好に行う目的で、溶媒を加えるのではな
く、カーボネート・オリゴマーの熔融物を過剰の炭酸ジ
アリールで希釈する場合には、このような工程は有利に
行うことができる。
【0037】カーボネート・オリゴマーと一般に未反応
の炭酸ジアリールとから成る反応器から出る随時溶媒を
含んだ混合物を冷却し、後の段階で晶出を行わせる場合
にはこれを粒状化する。
【0038】しかしこの混合物は、熔融物の形で晶出に
使用する溶媒中に導入することが好ましい。 加圧下で操
作できるように設計された冷却可能な撹拌槽反応器中で
熔融物を溶媒中に導入し、熔融物を溶媒と混合し、これ
を直ちに結晶の形で沈澱させるか、冷却後公知方法で溶
媒から結晶を分離することができる。
【0039】この方法は連続的に行うこともできる。そ
のためには反応器を出る熔融物を溶媒と共に連続的に操
作される晶出器に導入する。典型的に使用される晶出器
がこの目的に適している。
【0040】晶出温度は10〜180℃、好ましくは2
5〜150℃の範囲にあり、特定の溶媒、カーボネート
・オリゴマーの組成およびその中の分子量分布に依存し
ている。一般に分子量が高いほど晶出温度は高い。
【0041】溶媒対熔融物の割合は10:0.5〜1
0:100、好ましくは10:1〜10:50、さらに
好ましくは10:2〜10:30の範囲にある。
【0042】適当な晶出用の溶媒はグリコールおよびア
ミド以外の上記の溶媒、並びにエステル、例えば酢酸エ
チル、酢酸ブチル、酢酸メチル、炭酸エステル、例えば
炭酸ジメチルおよびジエチル、ケトン、例えばアセトン
およびメチルエチルケトン、低沸点アルコール、例えば
メタノール、エタノールおよびイソプロパノールであ
る。低級炭化水素、ケトン、エステル、炭酸エステルお
よびアルコールが好適である。
【0043】最後に、得られた結晶を乾燥する。
【0044】使用するポリカーボネートが比較的多量の
不純物を含んでいるか、かなり劣化しているか、または
縮合工程前に除去しなければならない添加剤を含んでい
る場合には、第2または第3の晶出を随時他の溶媒を用
いて行い、純度の高いカーボネート・オリゴマーを得る
ことが望ましい。
【0045】カーボネート・オリゴマーの熔融物または
溶液中に溶解した成分はこの方法で除去することができ
る。
【0046】少なくとも1回の工程から成るカーボネー
ト・オリゴマーの晶出は公知の種々の方法を用い連続的
または不連続的に行うことができる。
【0047】カーボネート・オリゴマーの熔融物または
溶液中の不溶な成分は、熔融物または溶液を晶出工程に
導入する前に、瀘過、遠心分離または沈降により除去さ
れる。不溶な成分の除去は随時不均一触媒の除去と一緒
に行われる。
【0048】不均一触媒を使用しない場合には、反応器
を出る熔融物または溶液(高温で)は使用した均一触媒
を全部含んでいる。晶出中溶媒によってこれを洗滌しな
い限り、均一触媒は次の縮合工程中カーボネート・オリ
ゴマー中に残っている。
【0049】しかし或る場合には、触媒を除去すること
が望ましい。種々の吸着剤またはイオン交換剤を使用す
ると、カーボネート・オリゴマーの熔融物または溶液か
ら触媒を定量的に除去することができる。これは公知方
法で行われる。
【0050】適当な吸着剤およびイオン交換剤は例えば
活性炭、珪藻土、セルロースまたはゼオライト、交叉結
合したアクリル酸重合体、アルミナ、酸で賦活した層状
珪酸塩、および交叉結合したスルフォン化ポリスチレン
樹脂である。勿論吸着剤またはイオン交換剤の量は、反
応混合物の中に含まれる触媒の量を吸着し得るように計
量されていなければならない。即ち吸着剤は触媒に少な
くとも対応するような量で使用しなければならない。し
かし一般に、触媒の除去が迅速且つ効果的に行われるよ
うに、触媒を多量に、例えば使用するポリカーボネート
の量に関して2〜50重量%、好ましくは5〜40重量
%、さらに好ましくは8〜25重量%の量で使用する。
【0051】原料のポリカーボネート中に存在する着色
した不純物は、上記の晶出工程ばかりでなく、後で述べ
た吸着剤およびイオン交換剤を用いる吸着法による精製
法によってもカーボネート・オリゴマーの熔融物または
溶液から除去することができる。
【0052】本発明方法で得られるカーボネート・オリ
ゴマーは、すべてのフェノール基がフェニルカーボネー
ト基でふさがれているため、酸化または変色する傾向を
もたない取扱いの容易な自由流動性の乾燥粉末の形で貯
蔵され、従って室温においても空気と接触させることが
できる。再縮合させる際この粉末は容易に反応器に導入
され、随時他の物質と混合することができる。
【0053】晶出したカーボネート・オリゴマーを縮重
合させてポリカーボネートにする。縮重合反応は100
ミルバールより低く0.01ミルバールまでの圧力下に
おいて温度100〜400℃、好ましくは220〜32
0℃で行われる。しかし反応原料の末端OH基対炭酸ア
リール基の比が >25%OH:<75%炭酸アリール
ないし <50%OH:>50%炭酸アリール にな
るようにして縮重合反応を容易にする、即ち促進するこ
とが望ましい。このことは例えば計算値に従いビスフェ
ノールAを加えることにより達成することができる。
【0054】精製したオリゴマーの結晶にエステル交換
触媒(上記参照)を再び加えることも有利である。本発
明方法においては、オリゴマーの縮重合は例えば撹拌槽
反応器、薄層蒸発器、カスケード式撹拌槽反応器、押出
機、捏和機、単一円板反応器、および高粘度円板反応器
中において、連続的または不連続的に行うことができ
る。
【0055】再合成したポリカーボネートは通常のすべ
ての用途、即ち電気機器用、建築の分野および車輌の建
造に適している。
【0056】溶液からカーボネート・オリゴマー触媒を
除去すると、瀘液が残る。この瀘液は過剰の炭酸ジアリ
ールの他に、他のカーボネート・オリゴマー、および随
時添加剤、またはポリカーボネートが劣化して生じた生
成物を含んでいる。この炭酸ジアリールは例えば濾過に
よって回収し、分解工程に再利用することができる。残
されたカーボネート・オリゴマーの量、その純度、或い
はむしろ望ましくない成分の除去の可能性に依存して、
少なくとも大部分の、時には最高90%に達するカーボ
ネート・オリゴマーを本発明方法によるポリカーボネー
トの再合成に利用することができる。残りのカーボネー
ト・オリゴマーは需要の少ない重合体、例えばフェノー
ル樹脂に使用するか、または焼却して廃棄することがで
きる。
【0057】
【実施例】
実施例 1〜4 300g(1.40モル)の炭酸ジフェニルを窒素下で
熔融し、0.0026gのKOHを加えた後、200℃
に加熱する。1,016g(4.0モル)の分子量約2
8,000のビスフェノールAポリカーボネートを撹拌
しながら少しずつ加えた。
【0058】全部が熔融した後、温度を240℃に1時
間保ち、熔融物を注ぎ出し、放置して固化させ粉砕す
る。得られた材料を窒素下に置き、沸騰温度において2
時間、2.5〜3倍量の溶媒と共に処理し、ゆっくり撹
拌しながら放置して冷却する。オリゴマーから生じた泥
状の結晶を濾過して分離し、圧縮し、溶媒で洗滌して乾
燥させ、一緒にした瀘液を蒸発させて濃縮し、残渣を高
真空下で蒸溜し、結晶性の溜出物(実質的に炭酸ジアリ
ール)および僅かに着色したガラス状の残渣を得た。
【0059】結果を表1に示す。
【0060】
【表1】
【0061】表1から判るように、溶媒および方法に依
存して、析出混合物1,316gからポリカーボネート
の再合成に適した結晶性オリゴマー混合物の形で約70
0〜1,000g(50〜76%)を分離することがで
きる。
【0062】溜出した炭酸ジフェニル(使用量の約20
%)は完全に工程に循環させることができる。蒸溜後に
残ったオリゴマー残渣の殆ど全部(この場合は少なくと
も90%)はその純度に依存して再利用することができ
る。残りはポリカーボネートが劣化して生じた二次生成
物、および目的生成物とは別の他の成分であった。
【0063】この方法で95%より高い循環収率が得ら
れた。
【0064】実施例 5〜8 実施例1〜4記載の方法で、ビスフェノールAポリカー
ボネート1,016g(4モル)および炭酸ジフェニル
670g(3.13モル)から熔融物をつくり、250
℃において粒状活性炭のベッドに0.3ベッド容積/時
間の速度で通した。
【0065】元の粘度は1.171から明らかに低い値
へと低下した。その結果を表2に示す。
【0066】このようにして得られたオリゴマー混合物
は実施例1〜4記載の方法で晶出させ回収することがで
きる。
【0067】表2 実施例 活性炭 粘度 5 I 1.114 6 II 1.118 7 III 1.065 8 IV 1.086 I ノリット(Norit)RS、ノリット社の製
品。
【0068】II ノリット E2030、ノリット
社の製品。
【0069】III ノリット RB1、ノリット社の
製品。
【0070】IV ソルボノリット(Sorbono
rit)2、ノリット社の製品。
【0071】実施例 9〜12 実施例1〜4記載の方法で、ビスフェノールAポリカー
ボネート1,016g(4モル)および炭酸ジフェニル
1,700g(7.9モル)から熔融物をつくり、20
0℃において粒状活性炭のベッドに2ベッド容積/時間
の速度で通した。
【0072】結果を表3に示す。
【0073】表3 (初期粘度 1.017) 実施例 活性炭* 粘度 9 I 1.015 10 II 1.017 11 III 1.015 *表2の註参照。
【0074】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 1.触媒の存在下において炭酸ジアリールを用いてポリ
カーボネートを分解してカーボネート・オリゴマーに
し、このカーボネート・オリゴマーを晶出させ、精製
し、縮重合させて再び熱可塑性ポリカーボネートに戻
し、随時晶出工程の前において不溶成分を除去する熱可
塑性芳香族ポリカーボネートの化学的再生法。
【0075】2.分解させるポリカーボネートの全重量
に関して0.00005〜10重量%の量で触媒を使用
する上記第1項記載の方法。
【0076】3.分解させるポリカーボネートの全重量
に関して0.0001〜5重量%の量で触媒を使用する
上記第1項記載の方法。
【0077】4.温度120〜320℃でポリカーボネ
ートを炭酸ジアリールと反応させる上記第1項記載の方
法。
【0078】5.ポリカーボネート対炭酸ジアリールの
比は1:0.05〜1:3.5の範囲にある上記第1項
記載の方法。
【0079】6.カーボネート・オリゴマーのMwは約
500〜10,000の範囲にある上記第1項記載の方
法。
【0080】7.カーボネート・オリゴマーを縮重合さ
せてカーボネートにする反応は温度100〜400℃で
行われる上記第1項記載の方法。
【0081】8.反応原料の末端OH基対炭酸アリール
基の比は >25%OH:<75%炭酸アリール ない
し <50%OH:>50%炭酸アリール である上記
第1項記載の方法。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒の存在下において炭酸ジアリールを
    用いてポリカーボネートを分解してカーボネート・オリ
    ゴマーにし、このカーボネート・オリゴマーを晶出さ
    せ、精製し、縮重合させて再び熱可塑性ポリカーボネー
    トに戻し、随時晶出工程の前において不溶成分を除去す
    ることを特徴とする熱可塑性芳香族ポリカーボネートの
    化学的再生法。
  2. 【請求項2】 分解させるポリカーボネートの全重量に
    関して0.00005〜10重量%の量で触媒を使用す
    ることを特徴とする請求項1項記載の方法。
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