JPH08330861A - 低電圧オペレーショナルトランスコンダクタンスアンプ - Google Patents

低電圧オペレーショナルトランスコンダクタンスアンプ

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JPH08330861A
JPH08330861A JP7158408A JP15840895A JPH08330861A JP H08330861 A JPH08330861 A JP H08330861A JP 7158408 A JP7158408 A JP 7158408A JP 15840895 A JP15840895 A JP 15840895A JP H08330861 A JPH08330861 A JP H08330861A
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JP
Japan
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current
differential pair
differential
input voltage
circuit
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Application number
JP7158408A
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Inventor
Katsuharu Kimura
克治 木村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
    • H03F1/3211Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion in differential amplifiers

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  • Nonlinear Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体集積回路上に形成される、広い入力電圧
範囲に亘り、トランスコンダクタンスの直線性が改善さ
れた低電圧動作可能なOTAの提供。 【構成】差動対を駆動する定電流源に、差動出力を持
ち、総和が等しい定電流で駆動される2乗回路の一方の
出力電流が流れ込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は差動増幅回路に関し、特
に半導体集積回路上に形成される、広い入力電圧範囲に
亘り、トランスコンダクタンスの直線性が改善された低
電圧OTAに関する。
【0002】
【従来の技術】入力された電圧信号を増幅して電流出力
するトランスコンダクタンスアンプ(transconductance
amplifier)は、アナログ信号処理において例えば基本
ビルディングブロック回路として有用である。差動増幅
回路からなる従来のオペーショナルトランスコンダクタ
ンスアンプ(operational transconductance amplifie
r;「OTA」という)において、比較的広い入力電圧
範囲に亘りトランスコンダクタンスの直線性が改善され
たものが、本発明者により例えば特開平6−30305
6号公報に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の通り、アナログ
信号処理においては、OTAは必須のファンクションエ
リメントである。
【0004】しかし、前記公報等に記載された従来のO
TAにおいては、例えば1V程度の低電圧で動作し、か
つ広い入力電圧範囲で直線性の良いトランスコンダクタ
ンス特性を有するOTAを、小さな回路規模で実現する
ことは困難であった。
【0005】従って、本発明の目的は、半導体集積回路
上に形成される、広い入力電圧範囲に亘り、トランスコ
ンダクタンスの直線性が改善された低電圧動作可能なO
TAを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、入力電圧を差動増幅する差動対を駆動す
る定電流源に、差動出力を有する2乗回路の一方の出力
電流が流れ込むように構成したことを特徴とする低電圧
型オペレーショナルトランスコンダクタンスアンプを提
供する。
【0007】本発明は、好ましくは、前記2乗回路を駆
動する電流源の電流値の総和と、前記差動対を駆動する
定電流源の電流値とがほぼ等しいことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、入力電圧を差動増幅する
差動対を含み、差動入力電圧に応じた電流を出力するオ
ペレーショナルトランスコンダクタンスアンプにおい
て、前記入力電圧を予め定めた所定値で分圧した電圧を
入力し該分圧された入力電圧の2乗特性の差動出力電流
を出力する2乗回路を備え、前記差動対を駆動する定電
流源の電流値を前記2乗回路を駆動する電流源の電流値
の総和とほぼ等しくすると共に、前記2乗回路の一方の
出力電流を前記定電流源に供給することを特徴とする低
電圧型オペレーショナルトランスコンダクタンスアンプ
を提供する。この場合、好ましくは、前記2乗回路が互
いに交差接続された2つの差動対からなり、該差動対
が、一方のトランジスタの電流駆動能力が他方のトラン
ジスタの電流駆動能力の所定倍とされてなる不平衡型の
差動対から構成される。
【0009】本発明は、好ましくは、前記差動対が、前
記入力電圧を予め定めた所定値で分圧した電圧を入力す
ることを特徴とする。
【0010】そして、本発明は、好ましくは、前記差動
対が、バイポーラトランジスタで構成されたことを特徴
とする。
【0011】さらに、本発明は、好ましくは、前記差動
対が、MOSトランジスタで構成されたことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】本発明によれば、差動対のトランスコンダクタ
ンスを2乗特性で補償することにより、広い入力電圧範
囲に亘り、トランスコンダクタンスの直線性を改善する
ものであり、低電圧動作を達成するものである。なお、
MOS差動対のトランスコンダクタンスは駆動電流の平
方根(√)に比例するが、MOS差動対の駆動電流ISS
に、入力電圧の2乗に比例する電流を加算すれば、√内
に含まれる入力電圧の2乗項(VIN 2)を消去すること
ができる。
【0013】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を以下に説
明する。
【0014】
【実施例1】図1に、本発明の第1の実施例の構成を示
すブロック図を示す。差動対101はバイポーラ差動対で
あれ、MOS差動対であれ、そのトランスコンダクタン
スgmは入力電圧VINが大きくなるにしたがって減少し
てゆく。
【0015】はじめに、図2を参照して、バイポーラ差
動対のトランスコンダクタンスを求める。図2に示すよ
うに、エミッタが共通接続され定電流IEEで駆動される
バイポーラ差動対(emitter coupled pair)Q1、Q2
の差動出力電流ΔICは、素子間の整合性が良いものと
仮定し、且つベース幅変調を無視すると、次式(1)で
示される。なお、図2に示すトランジスタQ1のコレク
タ電流IC1は図1の第1のカレントミラー回路103で折
り返され、第1のカレントミラー回路103の出力端とト
ランジスタQ2のコレクタとの接続点から差動出力電流
ΔIC=IC1−IC2が取り出される。
【0016】
【数1】
【0017】ここで、VTは熱電圧であり、VT=kT/
qと表される。ただし、kはボルツマン定数、Tは絶対
温度、qは単位電子電荷、トランジスタの電流増幅率α
Fは通常のプロセスでは0.98〜0.99であることから、こ
こではαF=1とおく。
【0018】上式(1)のtanh(VIN/2VT)をx=V
IN/VTとおいて展開すると、次式(2)のようにな
る。
【0019】
【数2】
【0020】上式(2)からわかるように、tanh(x/
2)の直線項はx/2、非直線項は1−x2/12+x4/120
−17x6/20160+…となっている。
【0021】したがって、差動対101の駆動電流IEE
(x/2)coth(x/2)であれば完全に線形となる。
【0022】(x/2)coth(x/2)も同様にして展開
できる。はじめに、coth(x/2)をxで展開すると、
次式(3)のようになる。
【0023】
【数3】
【0024】したがって次式(4)が成り立つ。
【0025】
【数4】
【0026】上式(4)をみると、バイポーラ差動対ト
ランジスタQ1、Q2のトランスコンダクタンス特性が
直線になるためには、バイポーラ差動対トランジスタQ
1、Q2の駆動電流IEEが入力電圧VINのほぼ2乗特性
であれば良いことがわかる。ただし、2乗の係数を合わ
せるために、通常は2乗回路の入力電圧は抵抗分圧する
ことが必要とされる。
【0027】したがって、バイポーラ差動対トランジス
タQ1、Q2の駆動電流IEEに2乗特性を持たせれば、
おおよそバイポーラ差動対トランジスタQ1、Q2のト
ランスコンダクタンスの直線性(linearity)が改善さ
れることが期待できる。
【0028】また、バイポーラ差動対のトランスコンダ
クタンス特性が、入力電圧VIN=0で最大平坦(maxima
lly flat)特性となるためには、次式(5)が成り立つ
ことと等価である。
【0029】
【数5】
【0030】ただし、
【0031】
【数6】
【0032】2乗回路の差動出力電流を、それぞれ
+、I-とおくと、I+は入力電圧VINの増加とともに
電流値が増加し、一方、I-は入力電圧VINの増加とと
もに電流値が減少する。すなわち、特開平6−3030
56号公報に示されるように、2乗回路102の出力電流
+にて差動対101を駆動すれば(図1参照)、バイポー
ラ差動対101のトランスコンダクタンス特性を平坦化で
きる。ここで、2乗回路102の駆動電流の総和をITとお
くと、次式(7)が成り立つ。
【0033】
【数7】
【0034】いま、差動対101の定電流源の値をITとす
れば、図1に示すように、差動対101の定電流源(定電
流値=IT)に、2乗回路102の差動出力電流の一方の電
流I-を流し込むことにより、差動対101の有効な駆動電
流IEEはITから電流I-を差し引いたものとなり、次式
(8)で表わされる。
【0035】
【数8】
【0036】したがって、上式(7)と上式(8)よ
り、駆動電流IEEは次式(9)で与えられる。
【0037】
【数9】
【0038】実質的に、差動対101の駆動電流はI+とな
り、特開平6−303056号公報で示されるそれぞれ
の2乗回路において、2乗回路の差動出力電流の一方の
電流I+の代わりに、2乗回路102の差動出力電流の他方
の電流I-を、差動対101を駆動する定電流源に流し込め
ば良いことがわかる(図1参照)。
【0039】図3に本実施例に係る低電圧バイポーラO
TAの回路構成の一例を示す。図3を参照して、2乗回
路は(図1の102に対応)、エミッタ面積比が1:Kの
第1及び第2の不平衡差動トランジスタ対Q4、Q3、
及びQ5、Q6のコレクタを交差接続して構成される。
また、図3において、差動トランジスタ対Q1、Q2は
図1の差動対101を構成し、トランジスタQ9、Q10
からなる第1のカレントミラー回路は図1の第1のカレ
ントミラー回路103、トランジスタQ7、Q8からなる
第2のカレントミラー回路は図1の2乗回路102の出力
電流I-を折り返す第2のカレントミラー回路104を構成
し、トランジスタQ12は差動対101の定電流源を、ト
ランジスタQ13、14は2乗回路を構成する第1、第
2の不平衡差動対の電流源をそれぞれ構成している。ま
た、ダイオード接続されたトランジスタQ11に電源V
CCからバイアス抵抗RBIASを介して入力される基準電流
は、トランジスタQ11のベースと共通接続されたトラ
ンジスタQ12〜Q15のコレクタ電流の和と等しいも
のとされる。
【0040】そして、第1、第2の不平衡差動トランジ
スタ対は定電流I0で駆動されることから、2乗回路の
駆動電流の総和ITは2I0となる。
【0041】抵抗R1とR2との比をd2=R2/R1
として、2乗回路の入力電圧はVIN/d2となり、出力
電流I+は次式(10)の最右端の式で与えられ(例え
ば文献;「Kimura.K、“Some Circuit Design Techniqu
es for Bipolar and MOS Pseudologalithmic Rectifier
s Operable on Low Supply Voltage”、IEEE Trans. Ci
rcuits and Systems-I、vol.39、第771〜777頁、Septem
ber、1992年」参照)、上式(9)から駆動電流IEE
次式(10)で与えられる。
【0042】
【数10】
【0043】差動対トランジスタQ1、Q2の駆動電流
はIEEであるため、上式(10)を上式(1)に代入し
て、ΔICとして次式(11)が導出される。
【0044】
【数11】
【0045】トランスコンダクタンスgmは、上式(1
1)を微分して得られる。
【0046】
【数12】
【0047】トランスコンダクタンスがVIN=0で最大
平坦となる条件はd3(ΔIC)/dVIN 3VIN=0=0よ
り、(13)が導かれる。
【0048】
【数13】
【0049】エミッタ面積比Kの値をパラメータにし
て、上式(11)で示されるバイポーラ差動対の伝達特
性を図4に示す。
【0050】また、上式(12)で示されるトランスコ
ンダクタンス特性を図5に示す。ただし、上式(6)を
満足するKの整数値の最大値は6となることがわかる。
【0051】図3に示したOTA回路の実測値を図6に
示す。ここでは、K=6、d2=1.982(R1=27Ω、R
2=55Ω)とし、差動出力電圧を表している。図6から
わかるように、電源電圧1Vから動作し、線形な入力電
圧範囲も200mVp-p以上得られる。
【0052】図3に、本発明の一実施例に係る低電圧バ
イポーラOTAの一例を示したが、これ以外にも、例え
ば前記特開平6−303056号公報で記載された各2
乗回路も同様にして適用できる。
【0053】
【実施例2】次に、本発明の第2の実施例として、MO
Sトランジスタからなる差動対のトランスコンダクタン
スを求める。図7に示すように、ソースが共通接続され
定電流ISSで駆動されるMOS差動対M1、M2の差動
出力電流において、素子間の整合性は良いと仮定し、基
板バイアス効果は無視し、飽和領域で動作するMOSト
ランジスタのドレイン電流とゲート・ソース間電圧の関
係は2乗則に従うものとすれば、出力差電流ΔID(=
D1−ID2)は次式(14)で与えられる。
【0054】
【数14】
【0055】ここで、β1=μ(COX/2)(W/L)1
はトランスコンダクタンスパラメータであり、μはキャ
リアの実効モビリティ、COXは単位面積当たりのゲート
酸化膜容量、W、Lはそれぞれゲート幅、ゲート長であ
る。但し、上式(16b)のsgnは符号演算子(VIN
正負に応じて正負をとる)を示す。
【0056】入力電圧VINが抵抗分圧されるとすると、
IN/d1が入力電圧となる(但し、d1は分圧抵抗の
比)。この時の差動出力電流ΔIDは次式(15)で与
えられる。
【0057】
【数15】
【0058】したがって、入力電圧をVIN/d1に抵抗
分圧すると、等価的に、トランスコンダクタンスパラメ
ータをβ1/d1 2とすることができる。この時に、MO
S差動対の差動出力電流ΔIDは、上式(15a)に示
されるように、直線項√(βISS)と非直線項√(1−
IN 2/{2ISS/(β1/d1 2)})を持つ。したがっ
て、MOS差動対のトランスコンダクタンスを平坦化す
るための条件は、次式(16)で表わされる。
【0059】
【数16】
【0060】ただし、IDCは直流電流の値である。
【0061】前記第1の実施例と同様にして、2乗回路
102の駆動電流の総和をITとおくと、次式(17)が成
り立つ。
【0062】
【数17】
【0063】いま、差動対の定電流源の値をITとすれ
ば、図1に示すように、差動対101の定電流源に2乗回
路102の差動出力電流の一方の電流I-を流し込めば、差
動対101の有効な駆動電流IEEは次式(18)となる。
【0064】
【数18】
【0065】したがって、上式(17)と上式(18)
より、次式(19)が成り立つ。
【0066】
【数19】
【0067】実質的に、差動対101の駆動電流はI+とな
り、前記特開平6−303056号公報で示されるそれ
ぞれの2乗回路において2乗回路の差動出力電流の一方
の電流I+の代わりに、2乗回路の差動出力電流の他方
の電流I-を差動対を駆動する定電流源に流し込めば良
いことがわかる。
【0068】以上説明したように、差動対のトランスコ
ンダクタンスは入力電圧が大きくなるにしたがって、放
物線を描いて減少する。このため、トランスコンダクタ
ンスを2乗特性で補償すればトランスコンダクタンス特
性を直線化できる。
【0069】バイポーラ差動対のトランスコンダクタン
スは駆動電流に比例し、MOS差動対のトランスコンダ
クタンスは駆動電流の平方根に比例するが、上式(14
a)からわかるように、MOS差動対の駆動電流I
SSに、入力電圧の2乗に比例する電流を加算すれば、√
内に含まれる入力電圧の2乗項(VIN 2)を消去するこ
とができる。
【0070】以上、本発明を上記実施例に即して説明し
たが、本発明は上記態様にのみ限定されるものでなく、
本発明の原理に準ずる各種態様を含むことは勿論であ
る。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小さな回路規模で広い入力電圧範囲にわたりトランスコ
ンダクタンスの直線性を確保でき、しかも低電圧で実現
できる。本発明の効果の一例を定量的に説明すると、例
えば1電源電圧略1Vで200mVp-pを越えた入力電圧範
囲で良好な直線性を示すトランスコンダクタンスアンプ
が得られた。また、請求項2以降に記載された本発明に
よっても上記効果を好適に奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を説明するためのブロ
ック図である。
【図2】バイポーラ差動対を示す図である。
【図3】本発明の一実施例の構成を示す回路図である。
【図4】本発明の一実施例の差動出力電流特性を示す図
である。
【図5】本発明の一実施例のトランスコンダクタンス特
性を示す図である。
【図6】本発明の一実施例に係るOTAの差動出力電圧
特性の実測値を示す図である。
【図7】MOS差動対を示す図である。
【符号の説明】
101 差動対 102 2乗回路 103 第1のカレントミラー回路 104 第2のカレントミラー回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力電圧を差動増幅する差動対を駆動する
    定電流源に、差動出力を有する2乗回路の一方の出力電
    流が流れ込むように構成したことを特徴とする低電圧型
    オペレーショナルトランスコンダクタンスアンプ。
  2. 【請求項2】前記2乗回路を駆動する電流源の電流値の
    総和と、前記差動対を駆動する定電流源の電流値とがほ
    ぼ等しいことを特徴とする請求項1記載の低電圧型オペ
    レーショナルトランスコンダクタンスアンプ。
  3. 【請求項3】入力電圧を差動増幅する差動対を含み、差
    動入力電圧に応じた電流を出力するオペレーショナルト
    ランスコンダクタンスアンプにおいて、 前記入力電圧を予め定めた所定値で分圧した電圧を入力
    し該分圧された入力電圧の2乗特性の差動出力電流を出
    力する2乗回路を備え、 前記差動対を駆動する定電流源の電流値を前記2乗回路
    を駆動する電流源の電流値の総和とほぼ等しくすると共
    に、前記2乗回路の一方の出力電流を前記定電流源に供
    給することを特徴とする低電圧型オペレーショナルトラ
    ンスコンダクタンスアンプ。
  4. 【請求項4】前記2乗回路が互いに交差接続された2つ
    の差動対からなり、該差動対が、一方のトランジスタの
    電流駆動能力が他方のトランジスタの電流駆動能力の所
    定倍とされてなる不平衡型の差動対から構成されたこと
    を特徴とする請求項3記載の低電圧型オペレーショナル
    トランスコンダクタンスアンプ。
  5. 【請求項5】前記差動対が、前記入力電圧を予め定めた
    所定値で分圧した電圧を入力することを特徴とする請求
    項1から3のいずれか一に記載の低電圧型オペレーショ
    ナルトランスコンダクタンスアンプ。
  6. 【請求項6】前記差動対が、バイポーラトランジスタで
    構成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか
    一に記載の低電圧型オペレーショナルトランスコンダク
    タンスアンプ。
  7. 【請求項7】前記差動対が、MOSトランジスタで構成
    されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記
    載の低電圧型オペレーショナルトランスコンダクタンス
    アンプ。
JP7158408A 1995-05-31 1995-05-31 低電圧オペレーショナルトランスコンダクタンスアンプ Pending JPH08330861A (ja)

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