JPH0832992A - 画像再生装置 - Google Patents

画像再生装置

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JPH0832992A
JPH0832992A JP6166896A JP16689694A JPH0832992A JP H0832992 A JPH0832992 A JP H0832992A JP 6166896 A JP6166896 A JP 6166896A JP 16689694 A JP16689694 A JP 16689694A JP H0832992 A JPH0832992 A JP H0832992A
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JP
Japan
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signal
circuit
image
output
black
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Withdrawn
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JP6166896A
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English (en)
Inventor
Masato Kosugi
真人 小杉
Yuji Eiki
裕二 栄木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 白黒画像の再生時に、出力画像を完全白黒に
する。 【構成】 白黒判別回路20は再生画像が白黒画像か否
かを判別し、映像信号判別回路26は再生信号が映像信
号かどうかを判別する。再生信号が映像で、しかも、白
黒の時、システム制御回路28はDSP22に指示し
て、固定値’0’をメモリ24Cに書き込ませる。これ
により、再生出力される画像は、完全白黒になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像再生装置に関し、
より具体的には、フロッピーディスクなどの記録媒体に
記録される画像を再生する画像再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像を記録再生する装置として、スチル
・ビデオ記録再生装置がある。このスチル・ビデオ記録
再生装置では、2インチのスチル・ビデオ・フロッピー
を記録媒体として、1枚の50トラック、1トラックに
1フィールドの映像信号をアナログ記録できる。映像信
号がアナログ記録されるので、記録再生の信号処理系も
基本的にアナログ回路からなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のアナログ・スチ
ル・ビデオ再生装置では、再生する記録画像が白黒画像
であるとき、完全な白黒で画像出力することができなか
った。
【0004】本発明は、このような欠点を解消した画像
再生装置を提示することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像再生装
置は、記録媒体に記録される画像を再生する画像再生装
置であって、再生画像信号が白黒かカラーかを判別する
判別手段と、当該判別手段の判別結果に応じて、カラー
の場合には、当該再生画像信号の色成分を選択し、白黒
の場合には固定値を選択する選択手段とを設けたことを
特徴とする。
【0006】
【作用】上記手段により、再生しようとする記録画像が
白黒画像のときには、上記選択手段が再生画像信号の色
成分に代わって固定値を選択する。従って、出力画像は
完全な単色になる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0008】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示しており、再生系と記録系を一緒に図示して
ある。
【0009】まず、記録系の動作を説明する。外部入力
端子10には、記録しようとする映像信号が入力する。
Y/C分離回路12は、入力端子10から入力する映像
信号を信号Y+S(同期信号の重畳された輝度信号)と
信号Cに分離する。Y/C分離回路12で分離された信
号Y+S,Cは、この信号と再生映像信号の同様の信号
Y+Sの一方を選択するスイッチ14Yを介してA/D
変換器16Yと同期分離回路18に印加され、また、Y
/C分離回路12で分離された信号Cは、この信号と再
生映像信号の同様の信号Cの一方を選択するスイッチ1
4Cを介してA/D変換器16Cと白黒判別回路20に
印加される。
【0010】A/D変換器16Y,16Cは、スイッチ
14Y,14Cからの信号Y+S,Cをディジタル信号
に変換し、ディジタル信号処理回路(DSP)22に印
加する。DSP22には、輝度データ用のYメモリ24
Yとクロマ・データ用のCメモリ24Cからなるフレー
ム・メモリが接続し、メモリ24Y,24Cは、外部映
像信号又は再生映像信号のフリーズに使用され、また、
文字画像などのスーパーインポーズにも利用される。
【0011】同期分離回路18は、信号Y+Sからコン
ポジット同期信号を分離し、更に、水平同期信号HD及
び垂直同期信号VDを分離して、映像判別回路26及び
システム制御回路28に印加する。映像判別回路26
は、同期分離回路18からの信号HD,VDから、処理
しようとする信号が映像信号か否かを判別し、その判別
結果をシステム制御回路28に出力する。白黒判別回路
20は、スイッチ14Cからのクロマ信号Cから、映像
信号が白黒信号かカラー信号かを判別し、判別結果をシ
ステム制御回路28に出力する。
【0012】システム制御回路28は、同期分離回路1
8からの信号HD,VD、映像判別回路26の判別結果
及び白黒判別回路20の判別結果に従い、DSP22を
制御する。周知のように、DSP22は、自身の各種タ
イミング信号を外部同期信号(外部入力映像信号から分
離されるコンポジット同期信号、再生映像信号から分離
されるコンポジット同期信号、又はPG信号)に追従さ
せることができる。また、自走(フリー・ラン)も可能
である。システム制御回路28は、映像信号判別回路2
6の判別結果及び白黒判別回路20の判別結果により、
処理している信号がカラー映像信号であると判定する
と、DSP22に指示して、外部同期信号に動作タイミ
ングを追従させて映像信号をフリーズさせる。フリーズ
のきっかけは、操作装置44の所定スイッチをユーザが
操作することにより与えられ、これに応じて、システム
制御回路28がDSP22にフリーズ開始の制御信号を
印加する。
【0013】DSP22は、Y信号をYメモリ24Y
に、C信号をCメモリ24Cに書き込む。このとき、C
メモリ24Cは2分割され、一方のエリアにR−Yデー
タが書き込まれ、他方のエリアにB−Yデータ書き込ま
れる。メモリ24Y,24Cへの書き込みが終了する
と、DSP22は、外部同期信号への追従を中止し、自
走モードになる。この自走モードで、DSP22は、メ
モリ24Y,24Cから所定速度で記憶データを読み出
し、それぞれD/A変換器32Y,32Cに印加する。
【0014】D/A変換器32Y,32Cによりディジ
タル/アナログ変換された信号は加算器34で加算され
てビデオ信号になり、スイッチ36で選択されると、加
算器38及び映像出力端子40を介して外部に出力され
る。加算器38には、キャラクタ・ジェネレータ(C
G)42の出力が印加されており、CG42はシステム
制御回路28の制御信号に従って、指定の文字の画像信
号を生成する。加算器38は、映像出力端子40から出
力すべき映像信号に指定の文字などを重畳する。
【0015】CG42の出力はDSP22にも印加され
ており、DSP22は、システム制御回路28からの制
御信号に応じて、A/D変換器16Y,16Cから供給
される画像データにCG42からの文字画像を重畳した
画像データをメモリ24Y,24Cに書き込むこともで
きる。
【0016】メモリ24Y,24Cにフリーズした画像
をスチル・ビデオ・フロッピーに記録したいとき、ユー
ザは、操作装置44の記録ボタンを押す。記録ボタンが
押されると、システム制御回路28は、液晶表示装置な
どからなる表示装置46及び外部映像出力に、記録動作
開始を示すメッセージを出力する。これをユーザが了承
し、確認ボタンを押すことで、記録動作が開始される。
【0017】記録動作が開始されると、システム制御回
路28は、まず、駆動回路48及びモータ50によりフ
ロッピー52をビデオ信号の1垂直期間に一定角速度で
1回転させる。PG検出回路54が、フロッピーの回転
位相を検出し、PG信号をシステム制御回路28に供給
する。システム制御回路28はまた、録再ヘッドを記録
すべきトラックに移動する。
【0018】システム制御回路28は、フロッピー52
の回転が安定して、フロッピー52への記録が可能にな
ったら、DSP22に記録開始を指示する。これに応じ
て、DSP22は、Y出力に付加するコンポジット同期
信号をスチル・ビデオ・フォーマットに合うように、P
G信号に追従して生成する。また、Cメモリ24Cから
読み出したディジタル・カラー信号を色差線順次化し、
1水平期間おきにRーY信号とB−Y信号を交互にD/
A変換器32Cに出力する。
【0019】FM変調回路58は、D/A変換器32Y
から出力される信号Y+Sをプリエンファシスしてから
FM変調し、FM変調回路60はD/A変換器32Cか
ら出力される線順次色差信号をプリエンファシスしてか
らFM変調し、DPSK変調回路62は、システム制御
回路28から出力されるID信号をDPSK変調する。
加算器64はFM変調回路58,60,62の出力を加
算し、録再アンプ(の記録アンプ)56に印加する。こ
れにより、メモリ24Y,24Cにフリーズされた画像
がフロッピー52に記録される。フレーム記録の場合に
は、ヘッドを隣のトラックに移動して、もう一度、記録
を行なう。
【0020】次に、再生時の動作を説明する。システム
制御回路28は、まず、駆動回路48及びモータ50に
よりフロッピー52をビデオ信号の1垂直期間に一定角
速度で1回転させる。PG検出回路54が、フロッピー
の回転位相を検出し、PG信号をシステム制御回路28
に供給する。システム制御回路28はまた、録再ヘッド
を再生すべき画像の記録されるトラックに移動する。フ
ロッピー52の回転が安定したら、録再アンプ56の再
生アンプをオンにし、フロッピー52から再生信号を読
み出す。再生信号はフィルタ66によりFM変調輝度信
号、FM変調線順次色差信号及びDPSK変調ID信号
に分離される。分離されたFM変調輝度信号及びFM変
調線順次色差信号それぞれ、FM復調回路68及びFM
復調回路70によりFM復調及びディエンファシスさ
れ、スイッチ14Y,14Cに印加される。また、分離
されたDPSK変調ID信号は、DPSK復調回路72
により復調されてシステム制御回路28に印加される。
【0021】録再アンプ56の再生出力はまた、RF検
出回路74にも印加される。RF検出回路74は、再生
しているトラックが記録済みか未記録かを判定し、判定
結果をシステム制御回路28に出力する。
【0022】FM復調回路68,70の出力はスイッチ
14Y,14C及びA/D変換器16Y,16Cを介し
てDSP22に印加される。DSP22は、この場合に
は、A/D変換器16Yの出力に含まれる同期信号に同
期して動作し、A/D変換器16Y,16Cの出力に雑
音低減処理、ドロップアウト補償及び色差線同時化処理
を施して、メモリ24Y,24Cに書き込む。フレーム
記録されている画像を再生するときに、隣接するトラッ
クについて同様の動作を繰り返して、第2フィールドの
画像データもメモリ24Y,24Cに書き込む。
【0023】メモリ24Y,24Cへの書き込むが終了
すると、システム制御回路28は、フロッピー52の回
転を停止し、DSP22は、自走モードに切り換わり、
メモリ24Y,24Cの記憶データを所定レートで繰り
返し読み出す。メモリ24Y,24Cから読み出された
画像データは、D/A変換器32Y,32C及び加算器
34によりビデオ信号になり、スイッチ36により選択
されて加算器38に印加される。加算器38は、システ
ム制御回路28がCG42に発生させた文字画像を再生
画像に重畳し、出力端子40に出力する。
【0024】また、再生時の機能として、マルチ画面表
示機能がある。マルチ画面表示のときには、DSP22
は、再生画像データを水平方法及び垂直方向で1/n
(nは整数)にサンプリングしてメモリ24Y,24C
に書き込む。これにより、1画面が縦、横共に、1/n
に縮小されて、メモリ24Y,24Cにフリーズされ、
この処理をn回繰り返すことで、n×n個の画像がメモ
リ24Y,24Cにフリーズされる。
【0025】フロッピー52から再生された画像が白黒
画像であったと想定する。RF検出回路74は、録再ア
ンプ56の再生出力からRF成分を検出し、検出結果を
システム制御回路28に供給する。RF検出回路74の
出力により再生トラックが記録済みトラックと判定され
ると、システム制御回路28は、次に、映像信号判別回
路26の出力及び白黒判別回路20の出力を調べる。
【0026】白黒判別回路20は、図2に示すパルス発
生回路、図3に示すライン判別回路及び図4に示す白黒
判定回路からなる。
【0027】先ず、図2に示すパルス発生回路は、水平
同期信号HD、クロック信号Clock及びCID信号
から、信号LS,RCLP,BCLPを生成する。水平
カウンタ110は、数MHzのクロック信号Clock
の立ち上がりによりカウント・アップし、水平同期信号
HDの立ち上がりによりリセットされる。デコーダ11
2は水平カウンタ110のカウント値に応じて、水平ブ
ランキング期間に2μs程度、H(高)になる細いパル
スを発生する。
【0028】Dフリップフロップ114は、水平同期信
HDの立ち上がりに従い、CID信号を取り込み、ナン
ド回路116は、Dフリップフロップ114の反転Q出
力とCID信号のナンドを出力する。従って、通常L
(低)のCID信号が水平同期信号HDの立ち上がりを
挟んでHに変化すると、ナンド回路116の出力がLに
なる。ナンド回路116の出力は排他的オア回路118
に印加され、排他的オア回路118の出力はDフリップ
フロップ120のデータ入力に印加され、Dフリップフ
ロップ120のQ出力は排他的オア回路118の別の入
力に印加されている。Dフリップフロップ120のクロ
ック入力には水平同期信号HDが印加されている。
【0029】通常、ナンド回路116の出力はHである
ので、信号LS(Dフリップフロップ120のQ出力)
は、Dフリップフロップ120の直前のQ値の反転値と
なる。ナンド回路116の出力がLになると、次の水平
同期信号HDの立ち上がりでも信号LSは反転しない。
【0030】Dフリップフロップ120のQ出力はイン
バータ122を介してアンド回路124に印加され、ま
た、直接、アンド回路126に印加される。アンド回路
124,126の別の入力には、デコーダ112の出力
が印加されている。従って、アンド回路124から出力
される信号RCLPは、信号LSがLのときの、デコー
ダ112の出力パルスであり、アンド回路126から出
力される信号BCLPは、信号LSがHのときの、デコ
ーダ112の出力パルスである。
【0031】図5は、図2に示すパルス発生回路で発生
される信号LS,RCLP,BCLPのパルス波形例を
示す。
【0032】図3に示すライン判別回路は、図2に示す
パルス発生回路で生成されたパルス信号をアナログ処理
する回路である。スイッチ130は、入力する色差線順
次信号を信号LSに従って、B−Y成分とR−Y成分に
分離する。即ち、スイッチ130は、信号LSがHのと
き、a接点に接続してB−Y成分をスイッチ132に供
給し、信号LSがLのときb接点に接続してR−Y成分
をスイッチ134に供給する。スイッチ132,134
はそれぞれ、信号BCLP,RCLPがHのときに閉成
し、Lのときに開放される。スイッチ132,134の
出力はそれぞれ、コンデンサ136,138を充電する
ようになっているので、コンデンサ136,138はそ
れぞれ、1Hおきに交互に、水平ブランキング期間中の
2μs程度の間、復調された色差線順次信号の電圧に充
電される。
【0033】比較回路140はコンデンサ136,13
8の電圧を比較する。比較回路140は例えば、オープ
ン・ドレイン構成で、その出力がプルアップ抵抗142
を介して電圧Vcc(例えば、5〔V〕)に接続するの
で、両コンデンサ136,138の電圧差が正ならば0
〔V〕となり、負ならば5〔V〕となる。比較回路14
0の出力がCID信号となる。
【0034】コンデンサ136,138の充電電圧は、
色差線順次信号のFM中心周波数に対応したDC値とな
る。スチル・ビデオ・フォーマットでは、B−Y信号の
FM中心周波数は1.3MHz、R−Y信号のFM中心
周波数は1.2MHzであるので、スイッチ130に正
しい色差線順次信号が入力しているとき、比較回路14
0の出力、即ちCID信号は、Lとなり、そうでなけれ
ば、CID信号は、Hとなる。
【0035】図5はまた、図3に示すライン判別回路で
生成されるCID信号の波形図も示している。図5で
は、復調された色差線順次信号のB−Y信号の期間で信
号LSがHになり、R−Y信号の期間出信号LSがLに
なる。図5の前半では、信号LSと信号R−Y,B−Y
が正しく対応しているので、再生信号の色差の順番が正
しく認識されているが、A点でB−Y信号が2H繰り返
されるので、信号LSと信号R−Y,B−Yが正しく対
応しなくなる。この結果、その直後にBCLPパルスが
出力される時点Cで、コンデンサ136はR−Y信号で
充電され、コンデンサ138はB−Y信号で充電され、
CID信号はHになる。CID信号がLからHになるこ
とにより、図2においてナンド回路116の出力は図5
の時点CでLになり、この結果、信号LSが反転しな
い。このようにして、再び、信号LSは、信号R−Y,
B−Yと正しく対応するようになる。
【0036】図4に示す白黒判定回路は、以上に説明し
たライン判別で1垂直期間に何回CID信号が立ち上が
るかで、白黒かどうかを判定する。白黒画像信号の場
合、比較回路140の2つの入力電圧がほぼ同じになる
ので、CID信号が頻繁に立ち上がるからである。CI
Dカウンタ150は、CID信号の立ち上がりでカウン
ト・アップし、垂直同期信号VDの立ち上がりによりリ
セットされる。比較回路152はカウンタ150のカウ
ント値を所定閾値THと比較し、カウンタ150のカウ
ント値が所定値TH以上になると、Hを出力する。Dフ
リップフロップ154は垂直同期信号VDの立ち上がり
で比較回路152の出力をラッチし、、その値を出力す
る。なお、比較回路152での比較基準値THは、シス
テム制御回路28から供給され、自由に変更できる。
【0037】Dフリップフロップ154の出力、即ち白
黒判定信号は、CID信号が頻繁に立ち上がる白黒再生
信号では、Hになり、カラー再生信号ではLになる。シ
ステム制御回路28は、この判定結果により、再生信号
がカラーか白黒かを知ることができる。
【0038】再生トラックが記録済みで且つその再生信
号が白黒信号であるとき、システム制御回路28は、D
SP22にCメモリ24Cへの固定データ書き込みを指
示する。
【0039】図6は、DSP22における固定データへ
の切り換え回路の回路例を示す。なお、この切り換え回
路は、未記録トラックの再生時に、所定画面(例えば、
青色画面)の画像を出力するためにも使用される。
【0040】この切り換え回路は基本的に、固定値を記
憶するフリップフロップ90Y−1,90Y−2;90
C−1,90C−2と、セレクタ92Y−1,92Y−
2;92C−1,92C−2と、セレクタ92Y−1,
92Y−2;92C−1,92C−2を制御するフリッ
プフロップ94Y,94Cからなる。図6中のYデータ
及びCデータはそれぞれ数ビットからなり、図示を省略
してあるが、フリップフロップ90Y−1,90Y−
2;90C−1,90C−2と同様のフリップフロップ
及び、セレクタ92Y−1,92Y−2;92C−1,
92C−2と同様のセレクタが、そのビット数をカバー
するだけある。
【0041】フリップフロップ90Y−1,90Y−2
は再生輝度データに代替すべき輝度データの固定値を記
憶し、フリップフロップ90C−1,90C−2は、再
生色データに代替すべき色データの固定値を記憶する。
通信回路96はシステム制御回路28と通信路を介して
接続している。システム制御回路28は、スタート・デ
ータの後に、アドレスとデータを付加して通信回路96
に出力する。
【0042】通信回路96はスタート・データを受信す
ると、その直後のアドレスとデータを解読し、指定され
たアドレスに対応するフリップフロップ90Y−1,9
0Y−2;90C−1,90C−2に指定値を書き込
む。通信回路96のD0,D1,D2,D3,・・・は
データを、A0,A1,A2,A3はアドレスを表わし
ている。例えば、A0アドレスにデータを書き込む場
合、D0,D1,D2,D3,・・・をフィックスして
から、A0を1クロックだけハイ(H)にする。これに
より、フリップフロップ90Y−1,90Y−2がライ
ト・イネーブルになり、それぞれ、データD0,D1の
値を読み込む。このようにして、システム制御回路28
は、輝度データについては、A0アドレスを指定して固
定値を通信回路96に転送し、色データについてはA1
アドレスを指定して通信回路96に転送することによ
り、どちらも自由に設定できる。
【0043】フリップフロップ94Yはセレクタ92Y
−1,92Y−2の切り換え制御信号を出力し、フリッ
プフロップ94Cは、セレクタ92C−1,92C−2
の切り換え制御信号を出力する。セレクタ92Y−1,
92Y−2は、フリップフロップ94Yの出力がハイ
(H)ならば、ディジタル信号処理された画像データを
選択し、フリップフロップ94Yの出力がロー(L)な
らば、フリップフロップ90Y−1,90Y−2の出
力、則ち固定値を選択する。同様に、セレクタ92C−
1,92C−1は、フリップフロップ94Cの出力がハ
イ(H)ならば、ディジタル信号処理された画像データ
を選択し、フリップフロップ94Cの出力がロー(L)
ならば、フリップフロップ90C−1,90C−2の出
力、則ち固定値を選択する。
【0044】このようにして、メモリ24Y,24Cに
書き込むデータを、画像データと固定データのどちらに
も切り換えることができ、その固定値も自由に変更でき
る。メモリ24Y,24Cへの書き込み終了後は、通常
の再生と同様に動作し、外部出力端子40からは、完全
な白黒映像信号が出力される。もちろん、加算器38に
おいて、白黒トラックであることを示すメッセージを付
加してもよい。
【0045】このように、Cメモリ24Cにデータ’
0’を書き込むことにより、図1に示す回路により出力
される再生画像は完全な白黒画像になる。
【0046】以上の動作は、マルチ画面再生時でも同様
である。マルチ画面再生時に白黒トラックが含まれてい
ると、その子画面内は完全な白黒画像になる。
【0047】上記実施例では、再生信号から白黒を判別
したが、外部入力信号の場合、バースト・フラグの有無
によっても白黒か否かを判別できる。即ち、外部入力を
メモリにフリーズする場合、同様に、Cメモリに固定
値’0’を書き込めばよい。
【0048】ディジタル画像データでは、画像データ・
ファイルと、その画像データに関する様々な管理情報フ
ァイルを1つのディレクトリに収容して管理したり、管
理情報を画像データのヘッダとして1ファイルに収容す
る管理方法が考えられる。その管理情報に白黒画像か否
かを示すフラグを設け、再生時には、このフラグを参照
することで、再生しようとする画像が白黒か否かを判別
できる。
【0049】上記実施例では、フロッピー・ディスクで
静止画を記録再生したが、本発明は、半導体メモリなど
の固体メモリ、光ディスク又は光磁気ディスクなどの、
その他の記録媒体に記録される画像信号を再生する装置
にも適用できる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、白黒画像を本来の白黒画像として
出力でき、不必要な色が部分的に出現してしまうことを
完全に防止できる。マルチ画面の表示時も同様である。
メモリの読み出し時に読み出しデータを固定値に切り換
えて子画面を白黒化する方法よりも、簡単な回路構成で
実現できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 白黒判別回路20内のパルス発生回路の概略
構成ブロック図である。
【図3】 白黒判別回路20内のライン判別回路の概略
構成ブロック図である。
【図4】 白黒判別回路20内の白黒判定回路の概略構
成ブロック図である。
【図5】 図2及び図3に示す回路のタイミング例を示
す図である。
【図6】 DSP22内の切り換え回路の回路例であ
る。
【符号の説明】
10:外部入力端子 12:Y/C分離回路 14Y,14C:スイッチ 16Y,16C:A/D変換器 18:同期分離回路 20:白黒判別回路 22:ディジタル信号処理回路(DSP) 24Y:Yメモリ 24C:Cメモリ 26:映像判別回路 28:システム制御回路 32Y,32C:D/A変換器 34:加算器 36:スイッチ 38:加算器 40:映像出力端子 42:キャラクタ・ジェネレータ(CG) 44:操作装置 46:表示装置 48:駆動回路 50:モータ 52:フロッピー 54:PG検出回路 56:録再アンプ 58:FM変調回路 60:FM変調回路 62:DPSK変調回路 64:加算器 66:フィルタ 68:FM復調回路 70:FM復調回路 72:DPSK復調回路 74:RF検出回路 90Y−1,90Y−2,90C−1,90C−2:フ
リップフロップ 92Y−1,92Y−2,92C−1,92C−2:セ
レクタ 94Y,94C:フリップフロップ 96:通信回路 110:水平カウンタ 112:デコーダ 114:Dフリップフロップ 116:ナンド回路 118:排他的オア回路 120:Dフリップフロップ 122:インバータ 124:アンド回路 126:アンド回路 130:スイッチ 132:スイッチ 134:スイッチ 136,138:コンデンサ 140:比較回路 142:プルアップ抵抗 150:CIDカウンタ 152:比較回路 154:Dフリップフロップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録される画像を再生する画
    像再生装置であって、再生画像信号が白黒かカラーかを
    判別する判別手段と、当該判別手段の判別結果に応じ
    て、カラーの場合には、当該再生画像信号の色成分を選
    択し、白黒の場合には固定値を選択する選択手段とを設
    けたことを特徴とする画像再生装置。
JP6166896A 1994-07-19 1994-07-19 画像再生装置 Withdrawn JPH0832992A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100807476B1 (ko) * 2006-05-23 2008-02-25 엘지전자 주식회사 컬러 간섭 방지 장치 및 방법
JP2009201153A (ja) * 2009-06-08 2009-09-03 Fujifilm Corp ディジタルカメラおよび撮影方法

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