JP2645860B2 - フイールドメモリ装置 - Google Patents

フイールドメモリ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は映像信号のフィールドメモリ装置に関する。
(ロ)従来の技術 ビデオテープレコーダ(VTR)等において、映像信号
の1フィールド分を記憶するフィールドメモリ装置を備
えるものがある。このフィールドメモリ装置は、特殊再
生時にノイズのない再生画を得るため等の目的で用いら
れている。
映像信号がPAL方式の場合、コンポジット信号をその
まま記憶するフィールドメモリ装置では、フィールドと
フィールドのつなぎ目において、水平同期信号が連続
すること。色副搬送波の連続。バーストシーケンス
が連続すること。が必要である。の条件はNTSC方式
のカラー映像信号が記憶されるフィールドメモリ装置で
も必要であり、に関しては、映像信号をメモリに書込
むときのサンプリングを色副搬送波(fsc)に位相ロッ
クさせ、メモリへの書込み、読出しの単位を色副搬送波
周期の整数倍とすることにより実現可能である。更に、
書込み、読出しの単位を水平同期周期(H)の整数倍に
することにより実現できる。
実際には、とを同時に満足させるため、fsc周期
の整数倍でHの整数倍に最も近い値を選択することが行
なわれる。
のバーストシーケンスの問題はPAL方式のカラー映
像信号特有の問題である。周知の様に、PAL方式のカラ
ー映像信号では、1H毎にバースト信号の位相が±135度
の位相差で切りかわっている。このシーケンスが狂う
と、TV受像機上で正常な色がつかないという現象が生じ
る。
バーストシーケンスを連続化せしめるという問題は、
VTRで特殊再生を行なうときにも生じる。そして、例え
ば、特公昭57−50117号公報(H04N 9/491)では、バー
ストシーケンスの不連続を検出して、1H遅延出力を選択
する構成が示されている。
尚、バーストシーケンスの問題は、PAL方式だけでな
く、SECAM方式の1H毎に2つの変調色信号が交互に伝送
される場合でも生じる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、上記公報中に示された構成では、バースト
シーケンス不連続判別のための構成や、1H遅延線などが
必要であり、構成が複雑となり、コスト的にも不利であ
る。又、回路の調整も必要である。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明では、フィールドメモリからの映像信号の読出
しをHの2n(nは整数)倍で1フィールド周期に近い倍
数の期間を単位として行なう。
(ホ)作用 そこで、フィールドメモリから読出される2nH期間
(例えば312H)の映像信号では、最後のH期間から最初
のH期間に移るとき(同一フィールドを繰り返し再現し
てチル再生等を実現する場合)、バーストシーケンスが
連続する様になる。
(ヘ)実 施 例 以下、図面に従い本発明の実施例を説明する。まず第
2図に従いフィールドメモリ装置の概略を説明する。第
2図において(1)は処理すべき映像信号(例えばVTR
の再生PALカラー映像信号)の入力される入力端子、
(2)は処理された映像信号の出力端子である。(3)
は8bitのA/Dコンバータ、(4)は8ビットのD/Aコンバ
ータ、(5)は1MビットのDRAM(ダイナミックRAM)、
(6)は水平同期信号補間のためのAFC回路、(7)は
混合回路、(9)は入力されている映像信号の副搬送波
(fsc)信号の3倍の周波数の信号3fsc信号を作成する
3てい倍回路、(10)はDRAM等の制御回路である。
制御回路(10)にはVTRの再生モード信号、25Hzの基
準信号、システムコントロール回路等からの書込ゲート
(WG)信号、3fsc信号等を入力してDRAM(5)の制御信
号等を出力する。
1MビットのDRAM(5)には日本TI社製のTMS4C1050(2
56K×4bit)を2個用いる。このメモリチップについて
は日経エレクトロニクス1987.5.18(No421)PP.154〜15
5に構成等の説明がなされている。このメモリチップは
シリアルクロックとリセット信号を供給するだけで、ア
ドレスを内部で作成する機能を有する。又、書込みアド
レスと読出しアドレスの差が600より大きくないと直前
に書込んだデータが読出されないことがあるので、非同
期読出し(書込みと読出しが同期しない動作)の場合、
対策が必要である。
又、このメモリチップでは、PALカラー信号を3fsc信
号でサンプリングした場合のサンプル数((3fsc/fv)
=(3×4.43361875×106/50)≒266017)の全てを記憶
することができない。256Kバイトであるから262264個の
アドレスしかなく、約4.4H(Hは水平同期間)分不足す
る。このため、不足する分については書込み動作をしな
いようにしている。尚、この動作についても後述する。
DRAM(5)の読出し、書込み動作については前述の様
に容器動作と非同期動作の2種類が可能であり、制御回
路(10)の構成もこの2種類の動作に対応した装置が実
現できる。
まず、第1図に従い、同期式の制御回路の実施例につ
いて説明する。(11)は3fsc信号の入力端子、(12)は
サーボ回路(図示省略)からの25Hz(フィールド周波
数)基準信号(Ref25)の入力端子、(13)はシステム
コントロール回路(図示省略)からの書込ゲート信号
(WG信号)の入力端子である。(14)は書込指示(WE)
信号の出力端子、(15)は書込リセット(RSTW)信号の
出力端子、(16)は読出リセット(RSTR)信号の出力端
子、(17)は疑似垂直同期信号基準の出力端子、(18)
は書込指示(RE)信号の出力端子、(19)は欠落保証信
号の出力端子、(20)(21)(22)(23)はシリアル書
込クロック(SWCK)信号、A/Dクロック(ADCK)信号、
シリアル読出しクロック(SRCK)信号、D/Aクロック(D
ACK)信号の夫々の出力端子である。又制御回路には、
システムコントロール回路からのモード信号(再生モー
ドの種類等を指示する信号)も入力されている。
(24)は書込カウンタ、(25)は読出しカウンタであ
る。書込みカウンタ(24)は、1/3分周された3fsc信号
(1/3分周機(26)により)を計算し、Ref25信号により
リセットされる。読出しカウンタ(25)は同じくfsc信
号を計数し、後述のRefB信号によりリセットされる。
書込カウンタ(24)の出力には、306H(Hは水平同期
期間)及び300Hのデコーダ(27)(28)が接続されてい
る。306Hデコーダ(27)は書込カウンタ(24)がリセッ
トされてから306H後に所定幅のパルスを出力する。同様
に、300Hデコーダ(28)は300H後に所定幅のパルスを出
力する。
そして、この306Hデコーダ(27)出力がRefB信号とな
る。(29)は300Hデコーダ(28)出力でリセットされ、
306Hデコーダ(27)出力でセットされるR−Sフリップ
フロップ、(30)はWG信号とR−Sフリップフロップ
(29)のQ出力が供給されるANDゲート、(31)はANDゲ
ート(30)出力及びRefB信号を入力とするRSTW信号作成
回路である。ANDゲート(30)出力がWE信号となる。
読出カウンタ(25)の出力には、0.5H、1H、1.5、2
H、2.5H、3.5、307Hデコーダ(32)(33)(34)(35)
(36)(37)(38)が接続されている。0.5H〜2.5Hのデ
コーダ(32)(33)(34)(35)(36)の出力はセレク
タ(39)に供給されている。このセレクタ(39)で選択
された信号がRSTR信号となる。
セレクタ(39)の制御はモード信号その他によって行
なわれる。そのため、モード信号、We信号、We信号を1/
2分周した信号(1/2分周機(40)を用いて)、第2EX−O
Rゲート(41)出力、2進カウンタ(42)のQo出力が供
給されている。
(43)はRefB信号の1/2分周機、(44)はこの1/2分周
機(43)出力をデータ入力とし、RSTW信号をクロックと
する2段のシフトレジスタ(Dフリップフロック(45)
(46)よりなる)、(47)はシフトレジスタ(44)の2
つの出力を入力とする第1EX−ORゲート、(42)はRefB
信号を計数する2進カウンタ、(48)は第1EX−ORゲー
ト(47)出力とRSTW信号(必要であれば所定量遅延し
て)を入力とするANDゲート、(49)はANDゲート(48)
出力にトリガされるT−FF、(41)はT−FF(49)出力
及び2進カウンタ(42)のQ1出力が供給される第2EX−O
Rゲートである。
(50)はR−Sフリップフロップであり、3.5Hデコー
ダ(37)出力でセットされ、RSTR信号でリセットされ
る。このR−Sフリップフロップ(50)のQ出力が擬似
V信号基準となる。(51)は307Hデコーダ(38)出力で
セットされ、RSTR信号でリセットされるR−Sフリップ
プロップであり、出力がRE信号、又、この出力で制
御されるバッファ(52)の出力が欠落補償信号となる。
次に動作について説明する。対象となる特殊再生には
スチル再生(メモリ再生)、ストロボ再生間欠スロー再
生、2倍速再生、1/3スロー再生がある。
まずスチル再生について説明する。スチル再生はテー
プが走行している通常再生の状態で、約1フイールド分
の映像信号がメモリに書込まれる。その後テープが停止
される。そして、この映像信号が繰り返し読出されるこ
とによりスチル再生が実現される。
メモリ(5)への書込はWE信号、RSTW信号SECK信号に
より制御される。fRef25信号はサーボ回路で作成される
もので、1対の回転ヘッドの回転もこれに位相同期して
いる。又、Ref25信号の立上り、立下りエッジは垂直同
期信号の位相と対応する。そして、特殊再生次の擬似V
挿入には垂直同期信号より前のタイミングが必要なの
で、6.5H前のRefB信号を306Hデコーダ(27)(312.5−3
06=6.5H)で作成している(第3図(イ)(ロ)参
照)。
R−Sフリップフロップ(29)はRefB信号でセットさ
れ、300Hデコーダ(28)出力でリセットされるので第3
図(ハ)の如き波形がQ出力となる。つまり、1フイー
ルド期間より6H期間短い期間Hレベルとなる信号が得ら
れる。この信号(第3図(ハ))とWG信号のANDがとら
れて、WE信号が作成される。
6H期間短いのは、前述の様にメモリの容量が約4.4H分
不足するから、余分な書込を行なわない様にするためで
ある。
尚、RSTW作成回路(31)ではRefB信号を所定時間遅延
させてWE信号でゲートをかけることが行なわれる。
そして、スチル再生が指示されると、テープ走行が行
なわれた状態での通常再生における再生出力の1フイー
ルド分がフイールドメモリに記憶される。尚、実施例に
おいては、記憶されるフイールドは、必ず一方のヘッド
(A)からの出力となる様に、システムコントロール回
路からのWG信号で制御される。
実際の書込動作はメモリ(5)にWE信号とRSTW信号を
印加するだけで、メモリ(5)自身により自動的に実行
される。そして、例えば第4図(C)の最初のフイール
ドの様なバーストシーケンスのフイールドがメモリ
(5)に書込みまれることになる。
読出動作においては、セレクタ(39)は、2Hデコーダ
(35)、1.5Hデコーダ(34)、1Hデコーダ(33)、2.5
デコーダ(36)の出力が順次選択される様に制御され
る。つまり、スチル再生ではRefB信号を計数する2進カ
ウンタ(42)の2ビットの出力(Q0)(Q1)によって上
記の4つのデコーダ(35)(34)(33)(36)が選択さ
れることになる。
この選択動作により、RSTR信号のRefB信号からの遅延
量が2H、1.5H、1H、2.5Hのシーケンスで変化し、引き続
き読出されるフイールド期間は312H、312H、314H、312
H、となる。そこで第4図(g)に示した様にフイール
ドのつなぎ目においてもバーストシーケンスが連続する
ことになる。
つまり、上記のシーケンスは、312.5H間隔で出力され
るRefB信号に基づき312H又は314H間隔のリセットパルス
を作成するように定められている。
尚、このスチル動作は、放送映像信号を書込んで読出
しを行なって静止画を表示する動作でも略同じである。
次に、ストロボ再生について説明する。ストロボ再生
は、テープ走行は通常再生のままで、映像信号を間欠的
(例べば3フレームおきや4フレームおき)に記憶し、
次の記憶まで繰返し読出すことにより間欠的な動きを実
現するものである。
ストロボ再生におけるタイミングは第5図に示されて
いる。尚第5図(d)〜(g)は奇数フレーム分の先頭
フイールドを書込む場合であり、(h)〜(k)は偶数
フレーム分の先頭フイールドを書込む場合を示してい
る。
偶数フレームが書込動作の一単位である場合(h)〜
(k)(A0のフイールドの次にA4のフイールドが記憶さ
れる)、スチル再生時と同じ制御を行なうことでバース
トのシーケンスは問題がない。逆に奇数フレームが一単
位の場合(d)〜(g)では書込まれるフイールドの先
頭のバーストベクトルが反転する状態となる(A0
A3)。そこで、この様な場合には2進カウンタ(42)の
上位ビット(Q1を反転させてシーケンスを2フイールド
分進める。
これにより書込直前では313H期間のリセットパルス間
隔となり、次の読出しフイールドとの間でバーストシー
ケンスの不連続は生じない。
この判別はRefB信号1/2分周による方形波信号をデー
タ入力とする2段シストレジスタ(RSTW信号をクロック
とする)の出力状態によってなされる。偶数フレームが
書込動作の単位期間となっている場合には、Dフリップ
プロップ(45)(46)にラッチされるレベルは常に同じ
レベルとなるはずであるからEX−ORゲート(47)の出力
は常にLレベルとなる(第6図参照)。逆に書込動作の
単位が奇数フレームのときにはRSTW信号の毎にラッチさ
れるレベルが異なるのでEX−ORゲート(47)の出力は常
にHレベルとなる(第7図参照)。
そこで偶数フレームの場合には2進カウンタ(42)の
出力はそのままセレクタ(39)に印加され、RSTR信号作
成のシーケンスはスチル再生と変わらない(第5図
(j))。逆に、奇数フレームの場合には、第1EX−OR
ゲート(47)の出力が常にHレベルであるから、T−FF
(49)がRSTW信号によってトリガされ、書込みが実行さ
れる毎にT−FF(49)出力が反転する。つまり、2進カ
ウンタ(42)のQ1出力がそのまま供給されたり、反転し
て供給されたりすることになる。これにより、第5図
(f)の如く、書込みが実行される毎に、シーケンスが
2フイールド分進められ、バーストシーケンスが不連続
となることはない。
書込み、読出しの単位が奇数フレーム、偶数フレーム
と混ざっているときには、第8図に示す様に動作が行な
われる。つまり、先行する書込みから奇数フレーム目の
書込ではQ1出力を反転せしめ、偶数フレーム目の書込で
はそのままの状態に保つ。
次に間欠スロー再生について説明する(第9図参
照)。間欠スロー再生は周知の如く、スチル再生と通常
再生を交互に繰り返すものであり、メモリを使用する場
合、スチル再生時の再生映像信号を書込んで読出すよう
にする。実施例では、テープ走りの量が1フレーム分と
なっている。つまり、第9図の如く、A1のフイールドを
再生した後はA2のフイールドを再生すべく、テープが走
行せしめられる。
テープ走行はRFスイッチングパルスに関連したタイミ
ングで開始され、この開始からRFスイッチングパルス3
個分あとのテープ走行が停止したと考えられるタイミン
グで、メモリの内容が書換えられる。この制御はシスコ
ンからのWG信号により行なわれる。
実施例が対象としているVHS−PAL方式のVTRの標準モ
ードでは、スチル再生時の1フイールド期間の水平同期
信号の数は314Hとなる(相対速度が記録時と異なるか
ら)。そこでメモリに単に書込み、読出す場合にはH期
間の補正は必要ない。ただし、メモリ内容が破壊される
ことを防止するため、RSTR信号は、RSTW信号から1H又は
2H遅延される。
書込動作が1フイールドおきに行なわれるのでそのま
までは、バーストのシーケンスが一致しない。そこでwe
信号を1/2分周して、Hレベル、Lレベルに応じて1H、2
Hのデコーダ(33)(35)出力を選択する様にしてい
る。
次に2倍速再生について説明する(第10図)。2倍速
再生ではテープ速度が通常再生時の2倍に設定されると
ともに、テープ走行位相は、Aヘッドで記録されたトラ
ックの奇数番目が正しくトレースされる様に制御され
る。そして、このフイールドがメモリに書込まれ読度さ
れる。2倍速再生では、VHS−PALの標準再生モードで
は、1フイールドが311Hとなるから、WE信号に応じて1
H、2Hデコーダ(33)(35)を交互に選択されることに
より、1フイールドが310H、312Hとなりバーストシーケ
ンスが連続する(第10図(f)参照)。
次に1/3スローについて説明する(第11図参照)。1/3
スローはテープ速度を通常再生時の1/3として、連続的
にテープ走行せしめる特殊再生である。1/3スローの場
合、3フイールドごとに出力が得られる(第11図
(b))。そして、Aヘッドの出力だけがメモリに書込
まれる(第11図(c))。
1/3スローの場合、VHS−PALの標準モードでは、1フ
イールドが313.5Hとなる。このため、スチル再生と同様
のシーケンスで、RSTR信号を選択する。実際には、2H、
0.5H、1H、1.5Hの順でデコーダ(35)(32)(33)(3
4)を選択する。これにより、1フイールドは、312H、3
14H、314H、314Hの如く変化する。
又、ストロボ再生時と同様、書込むフイールドのシー
ケンスが反転するから、書込動作毎に2進カウンタ(4
9)のQ1出力を反転又はそのままで制御し、選択のシー
ケンスを2フイールド分シフトさせている。このための
構成としては、ストロボ再生のための構成がそのまま利
用できる(書込みの単位は1/3スローのとき奇数フレー
ムの場合と等しくなるから)。
次に非同期方式の構成について、第12図に従い説明す
る。非同期方式では、書込と読出が同期しない動作であ
る。第12図において、書込カウンタ(24)付近の第1図
と共通の構成については図示省略してある。
読出カウンタ(25)の出力は夫々、308Hデコーダ(5
5)、310Hデコーダ(56)、311Hコーダ(57)、312Hデ
コーダ(58)、313Hデコーダ(59)、314Hデコーダ(6
0)、315Hデコーダ(61)が接続されている。そして、
夫々のデコーダ(55)(56)(57)(58)(59)(60)
(61)の出力はセレクタ(54)によって選択されてRSTR
信号として端子(16)に出力される。このセレクタ(5
4)による制御は、VTRモードを示すモード信号、we信
号、ストロボ時の制御を行なうANDゲート(53)出力、S
K1P信号によって制御される。
読出カウンタ(25)は、同期方式の場合と異なりRSTR
信号によりリセットされる。
ストロボ時のシーケンス制御のための回路は同期方式
の場合と略共通である。異なる点はシフトレジスタの出
力に設けられたEX−ORゲート(47)の出力とwe信号をAN
Dゲート(53)に供給し、このANゲート(53)出力をセ
レクタ(54)に付与する点である。
非同期方式の場合、RSTW信号とRSTR信号のタイミング
が近接して、前述の如く、直前に書込んだ内容が読出せ
なくなる(破壊される)ことがある。そこでSK1P信号を
作成してこの様な場合RSTR信号のタイミングを変える様
にしている。このため書込カウンタ(24)出力にデコー
ダ(62)を接続し危険な領域を表示する信号を得て、こ
の出力(デコーダ(62)出力)を2段のシフトレジスタ
を構成するD−フリップフロップ(63)(64)(RSTR信
号をクロック入力とする)のデータ入力としている。そ
して、このD−フリッププロップ(63)(64)の出力が
セレクタ(54)に与えられる。
スチル再生動作の説明を第13図に従い説明する。スチ
ル再生では、1度書込が行なわれると(第13図(d))
後は読出動作だけが行なわれる。そこで、読出リセット
パルス(RSTR信号)(第13図f)の周期が312Hとなる様
に312Hデコーダ(58)の出力がセレクタにより選択され
る。つまりセレクタ(54)はモード信号でスチル再生が
指示されたとき、312Hデコーダ(58)を選択する。また
RSTW信号(第13図(e))とRSTR信号(第13図(f))
の関係は、最初のタイミングで2H以上離れていれば問題
ない。
これには、例えば、書込みカウンタ(24)の出力に2H
デコーダを設け、スチル再生開始後の最初のRSTR信号を
この2Hデコーダ出力を利用し同時に読出しカウンタ(2
5)のリセットを最初だけ2Hデコーダ出力で行なう様に
すればよい。この様に2Hずらせることにより、バースト
シーケンスが連続するし、vガタも生じない。
ストロボ再生時にも読出しは基本的には、312H期間の
RSTR信号が作成される。偶数フレームが書込/読出の1
周期であるならば、312H期間の読出動作を行なえばバー
ストのシーケンスは連続する。奇数フレームが書込読出
の単位の場合書込動作直前の読出期間を313Hとすること
によりバーストシーケンスを連続化する(第14図参
照)。
このために、書込の周期が奇数フレームであることを
シフトレジスタ(44)、EX−ORゲート(47)で判別しwe
信号をセレクタ(54)に供給するようにしている。そこ
で、第14図(f)の如く、313Hのデコーダ(59)出力が
選択される。
次に間欠スローの再生について説明する(第15図参
照)。間欠スローでの1フイールドは前述の様に314Hで
あるから、本来補正する必要はない。しかし、書込時に
は同期式と同じく、1フイールドを奇数H倍にしなけれ
ばならない。そこで、WE信号がHレベルの時には、313H
デコーダ(59)の出力が選択されるよう、セレクタ(5
4)が制御される。
第17図は2倍速再生を示している。2倍速再生では1
フイールド311Hとなるので、310Hのデコーダ(56)出力
が選択されることによりバーストシーケンスは連続す
る。
1/3スロー再生の場合は第18図の如くなる。つまり、
1フイールド、313.5Hに近い314Hの周期が、この1/3ス
ロー再生モードでは選択される。ただし、書込時には、
バースト位相が反転するので、WE信号がHレベルのとき
には、セレクタ(54)で313Hデコーダ(59)出力が選択
されて、補正が行なわれる。
次にSK1P動作について説明する。前述の如く、実施例
で使用されるD−RAMは読出アドレスと書込アドレスの
差が600より小さい場合には内容が破壊されるおそれが
ある。そこで、RSTW信号とRSTRの差が600より小さくな
る打とき、RSTR信号のタイミングを変える必要がある。
スチル再生は一度書込むだけなので、前述の様に最初
のRSTR信号が2H、RSTW信号と離れていればSK1Pの必要は
ない。
危険領域検出デコーダ(62)は、RSTW信号から約2Hの
期間Lレベルを出力する。この間隔はRSTR信号がこの期
間に入ったとき、次のRSTR信号では必ずアドレス差が60
0より小さくなる様に定めている。
ストロボ再生で、書込みの間隔が偶数フレームの場
合、フリップフロック(63)の出力がHレベルのとき
310Hデコーダ(56)出力がRSTR信号として選択される
(第19図参照)。書込みの間隔が奇数フレームの場合
(第20図)、前述の様にWE信号がHレベルのとき313Hデ
コーダ(59)出力を選択する様にしているが、この直前
にSK1P動作が行なわれるときにはD−FF(63)の出力
レベルのときに310Hデコーダ(56)出力を選択し、D−
FF(64)の出力がHレベルのときに311Hデコーダ(5
7)出力を選択するようにして、バーストシーケンスを
合わせている。
2倍速再生ではSK1P動作により308Hデコーダ(55)出
力が選択され(第17図矢印参照)、1/3スロー再生では3
15Hデコーダ(61)出力が選択される(第18図矢印参
照)。又、間欠スロー再生では、ストロボ再生奇数フレ
ーム書込の場合と同様に314H→312H→313H→314Hの切換
がD−FF(63)(64)出力に基づき実行される。
次に欠落補償の動作について、説明する。前述の様に
メモリの容量がPALカラーテレビジョン信号を3fscでサ
ンプリングした場合に不足するので、WE信号でマスキン
グを行なうと同時に、読出し時にも不適当なデータが出
力されない様に、RE信号が307H期間だけHレベルとなる
様に制御される(第1図のR−SFF(51)の出力)。
そして、このRE信号で制御されるバッフア(52)(ト
ライステートゲート、74HC267)の出力(Lレベル)を
D−RAM(5)のMSB出力とワイアードオア接続してお
く。D−RAM(5)の8ビットの出力はプルアップして
おく。D−RAM(5)において、RE信号がLレベルのと
きは、D−RAM(5)出力はアヒインピーダンス状態と
なる。そこで、RE信号がLレベルのときにはD−RAM
(5)出力として(01111111)の固定値が出力されるこ
とになる。RE信号Hレベルのときには、バッフア(52)
の出力はハイインピーダンス状態となって、D−RAM
(5)出力に影響はない。
又、出力を一定にするだけでなく水平同期信号がなく
なるので、AFC回路(6)からの水平同期信号をRF信号
がLレベルの期間、D−RAM(5)出力に混合する様に
している。この動作は同期式、非同期方式どちらの場合
も同じである。
擬似V信号は、1フイールド期間が変動することから
生じるVガタを防止する等の目的で再生映像信号中に挿
入される。その基準としては、RS−FF(50)の出力が利
用される。
以上の説明では、VHS−PALのVTRの標準モードの場合
が対象であるが、長時間モードの場合でも、同様に実現
できる。非同期式の場合は変換する必要はない。同期式
の場合、必要な遅延量のデコーダを増設しなければなら
ない。
つまり、間欠スローでは、スチル再生時の1フイール
ドが となるから、 2倍速再生では1フイールドが となるから、 1/3スロー再生では、1フイールドが313Hとなるから、 1H→2H→1H→2H の如きシーケンスが必要となる。スチル再生、ストロボ
再生では、標準モードと長時間モードで差はない。
又、PAL方式だけでなく、SECAM方式のVTRにも適用す
ることができる。というのは、SECAM方式の場合でも色
信号は線順次で伝送されるから、このシーケンスが狂う
とテレビジョン受像機上で色トビ等が発生するおそれが
あるからである。そして、SECAM方式は、2つの線順次
であるから、PAL方式と同様にメモリから読出されるH
数を偶数にする様に制御すればよいから、実施例をその
まま利用することができる。
(ト)発明の効果 以上述べた様に本発明によれば、フイールドメモリを
用いた処理回路において、変調色信号におけるシーケン
スを連続化することが、簡単な構成で実現でき、その効
果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の要部を示すブロック図、
第2図はフイールドメモリ装置のブロック図、第3図、
第4図、第5図、第6図、第7図第8図、第9図、第10
図、第11図は第1実施例に係る波形図、第12図は第2実
施例の要部を示すブロック図、第13図、第14図、第15図
第16図、第17図、第18図、第19図、第20図は第2実施例
に係る波形図である。 (5)……D−RAM、(10)……制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1水平期間毎に異なる2つの成分の変調色
    信号が伝送されるカラーテレビジョン信号を処理するフ
    ィールドメモリ装置において、1フィールドを構成する
    H数(Hは水平同期期間)に近い2nH(nは整数)期間
    をサンプリングクロックに関連して各特殊再生モードに
    応じて作成し、この期間に基づき、メモリの読出しアド
    レスカウンタのリセットを行うことを特徴とするフィー
    ルドメモリ装置。
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