JPH01228391A - カラー映像信号処理回路 - Google Patents

カラー映像信号処理回路

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JPH01228391A
JPH01228391A JP63053808A JP5380888A JPH01228391A JP H01228391 A JPH01228391 A JP H01228391A JP 63053808 A JP63053808 A JP 63053808A JP 5380888 A JP5380888 A JP 5380888A JP H01228391 A JPH01228391 A JP H01228391A
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JP
Japan
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color
field
signal
video signal
line
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JP63053808A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Okada
浩 岡田
Toshiharu Motohashi
本橋 俊治
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明を以下の順序で説明する。 A〔産業上の利用分野〕 B〔発明の概要〕 C〔従来の技術〕 D〔発明が解決しようとする問題点〕 E〔問題点を解決するための手段〕 F〔作用〕 G〔実施例〕 H〔発明の効果〕 A〔産業上の利用分野〕 本発明は、PAL方式に基づくカラー映像信号(PAL
カラー映像信号)もしくはSECAM方式に基づくカラ
ー映像信号(SECAMカラー映像信号)の如く、特定
の色信号ラインシーケンスを有するカラー映像信号に、
フィールドメモリへの書込みを所定のタイミングで読み
出す際に有用なカラー映像信号処理回路に関するもので
ある。 B〔発明の概要〕 本発明は、PALもしくはSECAMカラー映像信号の
如く、特定の色信号ラインシーケンスを有するものとさ
れたカラー映像信号を、フィールド期間対応区分のメモ
リ手段(フィールドメモリ)へ水平ライン毎に順次カラ
ーシーケンスを保って書き込み、記録された映像データ
を読み出す際は、フィールドメモリに記録されたデータ
の水平方向のライン数を検出し、このライン数が奇数の
場合は、フィールド毎のリセ−/ )が例えば2回にわ
たって行うようにすることにより、読み出した映像デー
タのカラーシーケンスが乱れないようにしたものである
。 C〔従来の技術〕 カラー映像信号の記録及び再生に用いられるビデオテー
プレコーダ(V T R)においては、カラー映像信号
におけるlフィールド期間分を記録単位とするものが多
く、また、記録時における磁気テープの送り速度と同じ
速度をもって記録済みの磁気テープを走行させ、磁気テ
ープに記録されたカラー映像信号を再生するノーマル再
生動作モードに加え、記録時における磁気テープの送り
速度とは異なる速度をもって記録済みの磁気テープを走
行させ、磁気テープから特殊な効果を伴う再生画像を得
ることができることになるカラー映像信号を再生する変
速再生動作モードを採り得るようにされたものが提案さ
れている。 かかるVTRが変速再生動作モード、例えば、倍速再生
モードを採るもとで磁気テープから再生されるカラー映
像信号、すなわち、再生カラー映像信号にあっては、各
フィールド期間対応区分が、磁気テープ上における複数
の順次隣接する傾斜記録トラックが1個の回転磁気ヘッ
ドにより横断走査されて得られる再生出力で形成される
ことになり、従って、各フィールド期間対応区分には、
所定の周期をもって、適正な読取情報が得られない部分
が含まれることになる。そのため、変速再生動作モード
が採られる際には、磁気テープからの再生カラー映像信
号の各フィールド期間対応分を順次フィールドメモリ手
段に書き込み、その後、フィールドメモリ手段に書き込
まれた再生カラー映像信号の各フィールド期間対応区分
のうちの適正な読取情報が得られている部分を読み出し
、再生カラー映像信号の他のフィールド期間対応区分の
うちの適正な読取情報が得られない部分に代えて用い、
それにより、再生カラー映像信号における各フィールド
期間対応区分中の適正な読取情報が得られない部分に対
する補間を行うようになすことが、すでに知られている
。そして、かかる場合におけるフィールドメモリ手段と
しては、半導体により形成されたデジタル・フィールド
メモリが用いられ、例えば、横アドレスによって再生カ
ラー映像信号の1フイ一ルド期間対応区分を構成するラ
イン期間対応区分のそれぞれにおける各部の記憶位置が
特定され、また、縦アドレスによって再生カラー映像信
号の1フイ一ルド期間対応区分を構成する各ライン期間
対応区分の記憶位置が特定されるようになされる。 上記のように、VTRにおいて、例えば、倍速再生モー
ドが採られたもとで、再生カラー映像信号についてのデ
ジタル・フィールドメモリが用いられての処理がなされ
るにあたって、再生カラー映像信号が、PALあるいは
SECAMカラー映像信号のように、特定の色信号ライ
ンシーケンスを伴うものとされる場合には、再生カラー
映像信号の1フイ一ルド期間対応区分の書込みがなされ
たフィールドメモリ手段から読み出されて、再生カラー
映像信号の他のフィールド期間対応区分のうちの適正な
読取情報が得られない部分の補間に用いられる再生カラ
ー映像信号の部分が、色信号ラインシーケンスに関して
の不適正部分を形成するものとして得られることになり
、その結果、再生カラー映像信号が復調される際に正し
い復調出力が得られなくなってしまう虞がある。 例えば、PALカラー映像信号においては、搬送色信号
がR−Y軸とB−Y軸とによる直交2軸変調信号とされ
るとともにR−Y軸の極性がライン期間毎に反転される
ものとされ、従って、搬送色信号のR−Y軸が正とされ
たライン期間対応区分と搬送色信号のR−Y軸が負とさ
れたライン期間対応区分とが交互に配列される色信号ラ
インシ−ケンスを伴うことになる。また、SECAMカ
ラー映像信号においては、搬送色信号が周波数変調され
たR−Y色差信号成分とB−Y色差信号成分とがライン
期間毎に交互に配列されて形成されるものとされ、従っ
て、搬送色信号のR−Y色差信号成分を含むライン期間
対応区分とB−Y色差信号成分を含むライン期間対応区
分とが交互に配列される色信号ラインシーケンスを伴う
ことになる。 そして、このようなPALもしくはSECAMカラー映
像信号が、VTRにおける変速再生動作モードが採られ
たもとで得られる再生カラー映像信号とされ、上述のよ
うに、デジタル・フィールドメモリが用いられての処理
に供されると、上述された、フィールドメモリ手段から
読み出されて、再生カラー映像信号における適正な読取
情報が得られない部分の補間に用いられる再生カラー映
像信号の部分が形成する色信号ラインシーケンスに関し
ての不適正部分は、PALカラー映像信号の場合には、
搬送、色信号のR−Y軸が正とされたライン期間対応区
分もしくは搬送色信号のR−Y軸が負とされたライン期
間対応区分が2個連続することになってしまう部分とな
ってあられれ、また、SECAMカラー映像信号の場合
には、搬送色信号のR−Y色差信号成分を含むライン期
間対応区分もしくはB−Y色差信号成分を含むライン期
間対応区分が2個連続することになってしまう部分とな
ってあられれる。 そこで1本出願人は先にかかる問題点を解消するカラー
映像信号処理方式として、搬送色信号のラインシーケン
ス状態を検出する手段と、この検出出力に基づいて、搬
送色信号のラインシーケンスを、当該搬送色信号の各フ
ィールド期間対応区分においてその全体にわたって調整
を行った後、ラインシーケンス調整がなされた搬送色信
号とカラー映像信号を構成する輝度信号とを合成して複
合映像信号を形成し、その複合映像信号の各フィールド
期間対応区分を、搬送色信号についての適正なラインシ
ーケンスが保たれる状態をもってフィールド期間に対応
するメモリ手段(以下、フィールドメモリという)に書
き込むようにした発明を提案した(特願昭62−287
932号)。 このような方式によると、フィールドメモリ内に占き込
まれる水平ライン期間に対応する区分のデータには、例
えばPAL方式の場合には、フィールドメモリ内の1ラ
イン毎に色差信号R−Yの搬送色信号の位相が反転した
順に記録でき、また、SECAM方式の場合でも各ライ
ン毎に色差信号のラインシーケンスが適正となっている
カラー映像信号のデータがフィールドメモリ内の各ライ
ンに順次記録することができる。 DC発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、フィールドメモリ内の色信号データがラ
イン期間に対応する区間毎に適正なシーケンスで配列し
て記録されていても、例えば、変速再生時においてカラ
ー映像信号を再生する場合には、テープの斜め方向のト
ラックを追跡している回転ヘッドの軌跡がトラックを横
切ることになるから、この場合に再生されるlフィール
ド期間に対応する水平ライン信号の本数はテープスピー
ドによって正規のライン本数と異なるものになり1例え
ば、成る倍速の変速再生時には第6図(a)に示すよう
にフィールドメモリFに記録されるライン期間に対応す
る区分(以下、ライン数という)が奇数n+1となり、
他の変速再生時には第6図(b)に示すように偶数nと
なる場合が生じる。 ところで、例えばPAL方式の場合は色差信号のR−Y
軸が正となるラインをP、負となるラインをPkとする
と、フィールドメモリの第1番目のラインがP、最終ラ
インがPとなるような奇数の場合は、このフィールドメ
モリからスチル画を出力するときに、 となり、各フィールドの接続の部分でカラーシーケンス
が逆相となり連続したカラーシーケンスが保たれない。 すると、このカラーシーケンスの乱れによってフィール
ド画面の特に上半部では色相が乱れ、色ずれや色の消失
を引き起すという問題があった。 E〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、かかる問題点を解消することを目的としてな
されたもので、特に、PAL方式、またはSECAM方
式にみられるようにライン毎に色差信号の反転、または
色差信号の順次が変化するようなカラーシーケンスを有
するカラー映像信号をフィールドメモリから読み出す際
は、フィールドメモリに書き込まれるカラー映像データ
を水平同期信号を基準としてライン毎に記録するように
構成すると共に、このフィールドメモリからデータを読
み出すときは、まず、フィールドメモリ内の記録されて
いるライン数が奇数であるか偶数であるかを判定し、そ
の結果フィールドメモリの読み出しアドレスをlライン
分進め6(または遅らせる)ようにするものである。 F〔作用〕 フィールドメモリ内に記録されるカラー映像データのラ
イン数が偶数の場合は通常の読み出しサイクルが適用さ
れるが、カラー映像データのライン数が奇数の場合は、
フィールド間に1ライン分の時間差を与えた読み出しサ
イクルを与えるようにし、読み出されたカラー映像信号
のフィールド間でのカラーシーケンスが連続するように
コントロールする。 G〔実施例〕 第1図は本発明によるカラー映像信号処理回路の一実施
例を示すブロック図であって、20は例えばVTRにお
ける信号再生部、21はカラープロセス回路を示す。 このカラープロセス回路21は前記した先願の特許出願
にも詳細に説明されているが、PAL方式の場合は搬送
色信号Cの色差信号R−Yをライン毎に反転するR−Y
軸反転回路21A、輝度信号との加算回路21B、位相
検波回路21C,位相反転回路21Dから構成されてい
る。 位相反転回路21Dは後述するフィールドメモリ28(
A、B、C)の垂直方向アドレスコードVA、iの最少
ピッ) (LSB)が入力され、このLSHのレベルに
よって1ライン毎に信号再生部20から出力されている
色副搬送波信号(サブキャリアf sc)を反転する。 そして、このサブキャリアfSCを検波軸とし、搬送色
信号CにおけるバーストフラッグBFの期間の信号を位
相検波回路21Cにおいて同期検波し、その検波出力に
よって、R−Y軸反転回路21Aを制御する。その結果
、信号再生部から得られる信号が変速再生等によってカ
ラーシーケンスが乱れている場合でもカラーシーケンス
が適正な順序となっているカラー映像信号が加算回路2
1Bから出力され、例えば、第2図に示すように、映像
信号が再生されているラインではそのカラーシーケンス
のライン期間対応区分がPの場合はフィールドメモリF
上では奇数の水平ラインに、P”の場合は偶数の水平ラ
インに記録されるように制御するものである。 22はカラープロセス回路21の映像データをデジタル
信号に変換するA/D変換器、23はサブキャリア周波
数fscのクロック信号を発生するためのバースト検出
回路で、その出力をタイミング制御回路40に入力する
ことによりクロックが3逓倍されて3fscの周波数を
形成し、これがA/D変換器22にサンプリングクロッ
クとして供給される。 24は同期分離回路を示し、この回路で抽出された水平
及び垂直同期信号は同じくタイミング制御回路40に入
力されて、後述するフィールドメモリ28の読み出し及
び書き込みの制御を行うものである。 A/D変換器22からのデジタル映像信号は0”禁止回
路25に供給される。そして、A/D変換器22よりの
デジタルレベルが(0)のサンプルデータはこれにおい
てレベル(1)のデータに変換される。この禁止回路2
5よりのデジタル信号はシリアル−パラレル変換回路2
6に供給されて、サブキャリア周波数単位、すなわちこ
の例では3サンプル毎のパラレルデータとされ、これが
スイッチ回路27を介してメモリ28(A。 B、C)に供給される。メモリ28(A、B。 C)はこの例では、書き込みと読み出しが同時に行うこ
とができるタイプのものが使用され、例えば3枚のフィ
ールドメモリ28A、28B、28Cからなるものに等
しく、それぞれ水平方向及び垂直方向にアドレスが割当
てられている。そしてシリアル−パラレル変換回路26
からの3サンプル並列のデジタルデータは、スイッチ回
路27を介しこのメモリ28の3枚のメモリ28A、2
8B 、28Cの同じアドレスにそれぞれlサンプルず
つ同時に書き込まれることになる。 29A、29Bはメモリ28に書き込まれる映像データ
の1水平ラインの終了を示すデータ、及びlフィールド
の終了点を示すデータを出力するHエンドコード発生回
路及び■エンドコード発生回路を示したものであり、H
エンドコード発生回路29Aから出力されたHエンドコ
ードはタイミング制御回路40から出力される水平同期
信号によって切り換わるスイッチS^を介して、フィー
ルドメモリ28Aに入力される。 また、■エンドコード発生回路29Bから出力されるV
エンドコードは後述するように回転ドラムのスイッチン
グパルスSWPに同期する信号によって切り換わるスイ
ッチSOを介して、例えばフィールドメモリ28Bに画
像データと共に供給されるようにしている。なお、この
実施例ではHエンドコードとvエンドコートハ同一のコ
ード
〔0〕を使用している。 31は特に変速再生時に前記スイッチS8を駆動する信
号を出力するゲート回路、32A、32Bはフィールド
メモリ28(A、B、C)の記録アドレスカウンタを示
し、特に32Aは水平アドレスカウンタ、32Bは垂直
アドレスカウンタを示す。 また、33A、33Bは同様に読み出し時における水平
アドレスカウンタ、及び垂直アドレスカウンタを示す。 なお、水平アドレスカウンタ32A、33Aは前記した
色副搬送波周波数fscをクロック信号として供給され
、フィールドメモリの横方向のアドレスを歩進し、垂直
アドレスカウンタ32B。 33Bは水平同期信号を計数するカウンタで構成され、
フィールドメモリの縦方向のアドレスを歩進するもので
ある。 フィールドメモリ28(A、B、C)から読み出された
映像データはS−P変換回路34を介して直列信号に変
換され、ホールド回路35を介してD/A変換器36に
入力され、アナログ信号に変換される。 50は後述するように、フィールドメモリ28(A 、
 B 、 C)から読み出された映像データの中に含ま
れているHエンドコード(H−EC)及びVエンドコー
ド(V@EC)を検出し、フィールドメモリ28(A、
B、C)から1フイ一ルド分のカラー映像信号がライン
毎に連続して読み出されるように水平アドレスカウンタ
33A、及び垂直アドレスカウンタ33Bを制御し、か
つ、本発明の特徴であるフィールド間でカラーシーケン
スが連続するような縦方向のリセット信号を与える読み
出しアドレス制御部を示す。 本発明のカラー映像信号処理回路は上述したような回路
構成とされているので、PAL方式の場合、信号再生部
20から得られた輝度信号及び色信号は色副搬送波信号
fsc(サブキャリアfsc)及びバーストフラッフ信
号と共にカラープロセス回路21に入力され、ここで、
変速再生時でも、ライン毎にカラーシーケンスが確立し
ているカラー映像信号に変換される。そして、A/D変
換器22、禁止回路25及びスイッチSA、5Bを介し
てフィールドメモリ28(A、B、C)に1水平ライン
毎に順次記録されることになるが、特に、フィールドメ
モリ28Aには第3図に示すように、ライン期間の終了
点でHエンドコード発生回路29Aから出力されるHエ
ンドコード
〔0〕(このHエンドコードは禁止回路25
から出力されない映像データのコードである)が付加さ
れ、また、第3図のフィールドメモリ28Bに示すよう
に、lフィールドの最終ラインのデータの最後には■エ
ンドコード
〔0〕が付加される。 このVエンドコードは通常再生の場合は、垂直同期信号
■がスイッチ37のa接点から供給されたときにスイッ
チSSを切り換えることにより、■エンドコード発生回
路29Bから出力されるものであり、キューレビュー等
変速再生で同期信号が得られない場合は、スイッチ37
がb接点に切り換わり、ドラムのスイッチングパルスS
WPの到来によって開かれるゲート回路31を介して最
初に供給された水平同期信号(PLL出力)が。 同様にスイッチ37のb接点から供給され、スイッチS
sを切り換えることにより付加されるようになされてい
る。 したがって、フィールドメモリ28(A、B。 C)にはライン期間対応区分毎にその最終位置にHエン
ドコードが付加され、フィールド期間の最終の水平ライ
ンの最後のデータにはVエンドコードが付加されるから
、このHエンドコード及びVエンドコードを読み出しア
ドレス制御部50において検出し、読み出し用の水平ア
ドレスカウンタ33A、及び垂直アドレスカウンタにリ
セットをかけると、変速再生等によってライン期間に対
応する区分のデータ数が変動し、または、再生映像デー
タのライン本数そのものが変化していても、サブキャリ
アの連続性を保ち、かつ、1フイールド内ではカラーシ
ーケンスの適正な映像データを読み出すことができる。 そして、さらに本発明の場合は次のフィールドに対する
カラーシーケンスを保つために、フィールドメモリ28
A内に記録されている映像データのライン・本数が偶数
か、または奇数かを次に説明するように、読み出しアド
レス制御部50によって検出し、垂直方向のリセットタ
イミングを変化させるようにしている。 第4図は読み出しアドレス制御部50の一例を示す回路
図で、51A、51Bは読み出された6ビツトの映像デ
ータの中から(000000)コードを検出するための
エンドコード検出器で、フィールドメモリ28Aの出力
データからエンドコード検出器51Aで検出されたHエ
ンドコードH・ECはサブキャリアをクロックとして計
数している水平アドレスカウンタ33Aをリセットし。 フィールドメモリ28Bの出力データからエンドコード
検出器51Bで検出されたVエンドコードV・ECはオ
ア回路′57を介してHエンドコード検出器Cをカウン
トしている垂直アドレスカウンタ33Bをリセットする
。 したがって、前記2つのアドレスカウンタ33A、33
Bからはフィールドメモリ2B(A。 B、C)の横方向のアドレス信号(HllAd)と縦方
向のアドレス信号(vllAd)を出力し、lフィール
ドの画像データを各フィールドメモリ28(A 、 B
 、 C)から読み出す。 しかし、フィールドメモリ28A内のHエンドコード(
H@EC)が奇数個の場合、すなわち再生された映像デ
ータの水平ライン数が奇数の場合は垂直アドレスカウン
タ33Bがリセットされ、次のフィールドの1ライン分
のデータを読み出した時点で出力される第1番目のHエ
ンドコードによって再び垂直アドレスカウンタ33Bが
リセットされるようにしている。 すなわち、第5図の信号波形に示すように、Hエンドコ
ード(H@E C)が奇数個251のときは、このライ
ンの読み出しが終了した時点でVエンドコードV−EC
が出力されるが、このときに出力される■エンドコード
はDフリップフロップ52めクロック端子GKに入力さ
れ、そのD端子に供給されている垂直アドレスカウンタ
33Bの出力アドレスデータのLSHのレベルを検出す
る。 このアドレスデータのLSHのデータは遅延回路53を
介してLSB (t)波形とされているので時点11で
HレベルのデータがDフリップフロップのQ;端子に出
力され、このQ+  レベルとLSB (t)のLレベ
ルを検出する第1のアンド回路54Aが時点t2でHレ
ベルとなることにより、S−Rフリップフロップ55の
Q2出力がHレベルになる。すると、アンドゲート56
が開き次のフィールドの第1番目の水平ラインに付加さ
れているHエンドコード検出器−1がオア回路57を介
して垂直アドレスカウンタ33Bを再びリセットする、
その結果、次のフィールドは第1水平ラインのデータを
読み出したのち再び第1の水平ラインのデータを最初か
ら読み出すような読み出しサイクルとなり、実質的に次
のフィールドは偶数本のラインデータを読み出すことに
なる。 S−Rフリップフロップ55は第2のアンド回路54B
がLSB (t)のHレベルとQl出力のHレベルを検
出した時点t3でリセットされ、アンドゲート56は再
び閉じる。 なお、Dフリップフロップ52はそのリセット端子に供
給されている初期リセット信号IR(この信号はlフィ
ールドの終了前に出力される信号例えば、アドレスデー
タの2ビツト目の信号の立ち上がりでもよい)によりリ
セットされる。そして、このフィールドの終了を示す■
エンドコード(V−EC)が出力されるまで待機する。 なお、■エンドコード■・ECが出力されたときLSB
 (t)がLレベルの場合は、フィールドメモリの最終
水平ラインは偶数になるから、この場合はDフリップフ
ロップ52及びS−Rフリップフロ7プのQl、Q2出
力はLレベルのままであり、垂直アドレスカウンタ33
Bはlフィールド毎に1回のリセット動作を行うことに
なる。 その結果、奇数の場合のカラーシーケンスはとなり、水
平ラインの第1番目、及び第2番目のカラーシーケンス
のみが乱れることになるが、この部分は画面上に表われ
ることはなく、フィールド間で全体的にみれば点線で示
すようにカラーシーケンスは連続したものにすることが
できる。 しかし、上記した本発明のようなリセット操作が行われ
ていない場合は となり、第1フイールドのカラーシーケンスがそのまま
第2フイールドのカラーシーケンスに連続しないことに
なる。 すると、例えば同一フィールド画面をスチル画として出
力するときにモニタテレビ等のカラー復調回路が各フィ
ールド毎に逆位相で追従するように駆動されるため正常
な色がつかないことになる。 以」二はPAL方式の場合について説明したが、本発明
はライン毎に色差信号の順序が入れかわるような線順次
方式のSECAM方式でも採用できることはいうまでも
ない。 なお、読み出しアドレス制御部50の実施例では奇数ラ
インのときに垂直アドレスカウンタ33Bに対して2回
のリセット信号を供給するようにしているが、奇数フィ
ールドでVエンドコードを検出されたとき、第1水平ラ
インのデータを読み出さないように制御し、lライン期
間だけ短縮するように操作してもよい。 H〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明のカラー映像信号処理回路
は、1ライン毎にカラーシーケンスが設定されているよ
うなカラー映像信号をライン毎に所定のカラーシーケン
スを持って整然とフィールドメモリに記録するカラー映
像信号処理回路において、当該フィールドメモリ内の記
録ライン数の奇数または偶数の検出を行い、この記録ラ
イン数が奇数の場合は、次のフィールドの読み出しライ
ン本数が実質的に偶数となるように制御しているから、
例えば、フィールドメモリ内に記録されるカラー映像信
号のライン数が変速再生等によって変化した場合でも、
カラーシーケンスがフィールド間で常に連続した画面情
報を読み出すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラー映像信号処理回路の全体的なブ
ロック図、第2図はカラーシーケンスをともなったフィ
ールドメモリの記録パターン図。 第3図はHエンドコードとVエンドコードの位置を示す
フィールドメモリの記録パターン図、第4図は読み出し
アドレス制御部の一例を示す回路図、第5図はフィール
ドメモリのリセット動作を説明するための信号波形図、
第6図はフィールドメモリのライン本数を示すパターン
図である。 図中、20は信号再生部、21はカラープロセス回路、
28(A、B、C)はフィールドメモリ、32A、32
Bは書き込み用の水平及び垂直アドレスカウンタ、33
A 、33Bは読み出し用の水平及び垂直7ドレスカウ
ンタ、50は読み出しアドレス制御部を示す。 区 へ 罷 ′1 区 気

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水平ライン毎に特定のカラーシーケンスを有するカラー
    映像信号をフィールドメモリの水平方向に前記カラーシ
    ーケンスを保って記録するカラー映像信号処理回路にお
    いて、前記フィールドメモリ内に記録されている映像デ
    ータのライン期間対応区分が奇数であるか偶数であるか
    を判別する検出手段と、奇数であることが検出されたと
    きに前記フィールドメモリの縦方向のアドレス数が実質
    的に偶数となるようにリセットするリセット手段とを読
    み出しアドレス制御部に設け、読み出される映像データ
    がフィールド間で連続したカラーシーケンスを保つよう
    に制御することを特徴とするカラー映像信号処理回路。
JP63053808A 1988-03-09 1988-03-09 カラー映像信号処理回路 Pending JPH01228391A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0216894A (ja) * 1988-07-05 1990-01-19 Sanyo Electric Co Ltd フイールドメモリ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0216894A (ja) * 1988-07-05 1990-01-19 Sanyo Electric Co Ltd フイールドメモリ装置

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