JPS61214671A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はセグメント方式磁気記録再生装置に係り、特に
可変速再生時に良好な再生画像を得る方式に関する。

〔発明の背景〕

従来のセグメント記録方式磁気記録再生装置では、可変
速再生時に良好な再生画像を得るために映像信号がどの
フィールドの映像信号かを示す情報を付加する方式が特
開昭５８−１９５３８０号に示されるとと（知られてい
る。しかし、上記の発明で扱われている記録信号はディ
ジタル信号であり、映像信号の１フィールドを複数１固
のトラックに分割して記録する、所謂アナログセグメン
ト記録方式の磁気記録再生装置には、上記考案は適用で
きない。

次に従来のアナログノンセグメント方式磁気記録再生装
置での町変速再生万式をアナログセグメント方式磁気記
録再生装置に適用した場合について説明する。

第２図は４セグメント方式磁気記録再生装置のトラック
パターン図を示す。図中で、１は１番目のセグメントの
映像信号を、２は２番目のセグメントの映像信号を、３
は６番目のセグメントの映像信号を、４は４番目のセグ
メントの映像信号を記録したトラックを示し、その数字
はそのトラックに記録されている映像信号が、画面をセ
グメント数に分割したときの上から何番目の画像か、に
対応している。また、トラック下端部に記した＋／−は
、各トラックを記録したヘッドのアジマス角の相違を示
し、互いにその極性が異なる。

一般に１セグメント記録方式磁気記録再生装置の可変速
再生は、第２図の破線矢印に示した４セグメント記鎌で
順方向５倚速再生の場合のヘッド軌跡から明らかなよう
に、１フィールド走査期間（第２図の４セグメント記録
ではテープ上をヘッドが４回走査する期間）中に、１（
２１！１＋４１１　、２（３）４（１１２、５（４）１
　ｆ２１３　、４（１１２＋３１４の順で再生される。

ことで０で括った数字はアジマス効果のため再生されな
いトラックのセグメント番号を示す。

この再生出力は、正規の再生順序の１．２，５．４に対
し画像の上下関係が滅茶苦茶であり、正規の画像を得る
ことは困難である。

〔発明の目的〕

不発明の目的は、１フィールドの映像信号を複数個の記
録トラックに分けて記録するセグメント方式磁気記録再
生装置に於て、可変速再生時に良好な再生画像を得る装
置を提供することにある。

〔発明の概要〕

上記目的を達成するため本発明は、１フィールドを複数
個のセグメントに分割して記録する磁気配録再生装置で
、記録時と異なるテープ速度で再生する際に、テープ走
行をフィールド周期成いはフレーム周期で位相同期制御
し、テープ走度及びヘッド切替え信号から、再生映像信
号がどのセグメントに属するかを判別し、この再生映像
信号を各セグメントに対応するメモリ領域内に書き込む
ことを特徴とする。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図面によって説明する。第１図
は、セグメント記録方式磁気記録再生装置に本発明を適
用した場合の再生回路の一実施例を示すブロック図であ
り、第５図は第１図の回路２０の構成の一実施例を示す
ブロック図第４図は第１図及び第３図のブロック図の動
作説明用の各部波形図、第５図は４セグメント５倍速再
生時のトラックパターン座標図を示す。

本実施例は１フィールドの映像信号を４１１！のセグメ
ントに分割して紀鎌した所謂４セグメント記鎌での順方
向５倍速再生を一例として示す。

第１図において、磁気テープ１の下端には、記録時にフ
ィールド周期成いはフレーム周期に等しい周期でコント
ａ−ル信号が記録されており、再生時にはこのコントロ
ール信号を用いてフィールド周期成いはフレーム周期で
トラッキング制御を行なっている。そして順方向５倍速
再生時には、コントａ−ルヘッド１１にて検出されたコ
ントロール信号Ａ（第４図のａ）は分周回路１２にて１
１５分周され、回路１２からはフィールド周期成いはフ
レーム周期に等しい周期のパルス信号Ｂ（第４図のｂ）
が出力され、遅延マルチ回路１３に供給される。遅延マ
ルチ回路１５にて回路１２からのパルスＢの立上りでト
リガされて時間Ｔ、の幅のパルスＣ（第４図のＣ）が出
力される。ここでパルスＣの幅は任意に変えることがで
き、トラッキング調整用として用いる。

回路１４はパルス形成回路であり回路１５からのパルス
Ｃの立下りに同期したパルスＤ（第４図のパルスｄ）が
出力され、サンプルパルスとしてサンプルホールド回路
１５に供給される。−万回路１９は台形波形成回路であ
り、基準信号発生回路１日からの基準信号Ｅに同期した
台形波Ｆ（第４図のｆ）を形成しサンプルホールド回路
１５に供給する。このサンプルホールド回路１５からは
トラッキング誤差圧基づくトラッキング制御信号が出力
され、キャプスタンモータドライバ回路１６を介してキ
ャプスタンモータ１７を制御する。

以上のトラッキング制御により、基準信号Ｅ（第４図の
ｅ）とコントロール信号Ａ（第４図のａ）がフィールド
周期で位相同期する。その結果、キャプスタンモータ１
７は記録時の５倍速で回転制御され、磁気テープ１は記
録時の５倍に等しい連間で走行する。

回転磁気ヘッド４．５は互いにアジマス角が異なりディ
スク２の上に互いに１８０度の角度で取付けられてディ
スクモータ６によりディスク２と共に回転される。磁気
テープ１はディスク２に１８０［より少し条目に巻付け
られている。ディスク２にはマグネット３が取付けられ
ておりこれをタックヘッド７で検出して、磁気ヘッド４
．５の回転に同期したパルスＧ（第４図のｇ）をタック
ヘッド７より得る。このタックヘッド７からのパルスＧ
は位相調整回路８により、磁気ヘッド４．５とテープ１
が所定の相対位置関係になるように位相調整されたのち
、その出力Ｈ（第４図のｈ）はパルス形成回路９に供給
される。このパルス形成回路９からは、磁気ヘッド４．
５の回転に同期したデー−ティ比５０％のパルスエ（第
４図のｉ）が出力される。このバルスエのパルス幅をＴ
、とする。回路９かうのバルメエは回路１０及びゲート
パルス発生回路２０に供給される。

回路１０はディスクサーボ回路であり、回路９からのパ
ルスＩが回路１８からの基準信号Ｅと位相同期するよう
にサーボ制御されて、ディスクモータ６及び磁気ヘッド
４．５はフレーム周波数のほぼ４倍に等しい回転数で回
転される。正確には再生映像信号の水平走査周波数が記
録時のそれと等しくなるように、ディスク回転数にオフ
セットを与えている。

回転磁気ヘッド４．５からの再生映像信号は、復調回路
２１により元の映像信号に復調され、ＡＤＤ変換器２２
でディジタル信号に変換される。

このディジタル信号に変換するためのクロック信号は、
例えば再生された水平同期信号を基準に作ることもでき
るし、又この目的のために付加されたバースト信号を基
準として作成することもできる。

Ａ／Ｄ変換器出力のディジタル映像信号はメモリ２３に
記憶される。メモリは、少なくとも映像信号１フイ一ル
ド分の容量を有するメモリ２ｆｌ！かう成り、片刃が読
み出している間に他方のメそりに記憶する様な構成にし
ている。このメモリに書き込むタイミングは、ゲートパ
ルス発生回路２０からのゲートパルスにより決定される
。

回路２０は例えば第３図に示す１０７２図の如く構成さ
れている。

回路２５はＤタイプのフリツプフロツプ回路であり、回
路２５のデータ入力端子には回路１３からのパルスＣが
入力されており、クロック入力端子には回路９からのパ
ルスＩが入力されておりバルスエの立上りをクロックと
している。その結果、回路２５からは一分周されたフィ
ールド周期成いはフレーム周期のコン）ｏ−ル信号Ｂに
同期したパルスＪ（第４図のｊ）が出力される。

ただし、本実施例ではＴ、　＜　Ｔ、としている。

また、回路２６は遅延マルチ回路であり、回路９かうの
パルスエの立上り及び立下りの両エッ図のｋ）が出力さ
れる。遅延マルチ回路２７にて、回路２６からのパルス
にの立下りでトリガされてれ、同様に遅延マルチ回路２
８にて回路２７からのパルスＭ（第４図のｍ）が出力さ
れる。

回路２９，５０．５１は４相分割回路であり、回路９か
うのパルスＩと回路２５からのパルスＪによつ【回路２
６からのパルスに１回路２７からのパルス形成回路２８
からのパルスＭが４相分割される。

すなわち、パルスエが＠Ｌｏｗ　゛でパルスＪが’　Ｌ
ｏｗ　’の期間では回路２９からはパルス１−１（第４
図にの１−１）が、回路３０からはパルス３−２．３−
３（第４図１の５−２．３−３）が、回路３１からはパ
ルス１−４（第４図ｍの１−４）が出力され、パルスＩ
　カ”　Ｈｉｇｈ　’でパルスＪが・Ｈｉｇｈ・の期間
では回路２９からはパルス２−１（第４図にの２−１）
が、回路３０からはパルス４−２゜４−６（第４図１の
４−２．４−５）が、回路６１からは２−４（第４図ｍ
の２−４）が出力され、パルスエが“Ｌｏｗ”でパルス
Ｊが°Ｈｉｇｈ”の期間では、回路２９からはパルス３
−１（第４図にの５−１）が、回路３０からはパルス１
−２．１−ｓ（第４図１の１−２．１−３）が、回路５
１からはパルス３−４（第４図ｍの３−４）が出力され
、パルスエが°Ｈｉｇｈ”でパルスＪが’　Ｌｏｗ“の
期間は、回路２９からはパルス４−１（第４図にの４−
１）が、回路３０からはパルス２−２．２−５（第４図
１の２−２．２−５）が、回路３１からはパルス４−４
（第４図ｍの４−４）が出力される。

回路２９，３０．３１からのゲートパルス信号１−１〜
４−４はメ七す２５に供給され、各ゲートパルス信号が
Ｈｉｇｈの期間に、そのゲートパルスにより指定される
メモリ領域に各再生映像信号が記憶される。

すなわち、パルス１−１が）（ｉｇｈの期間には、メモ
リ領域を１６分割しメモリ２３内のメモリ領域１−１に
再生映像信号が記憶され、）くルス３−２゜３−３がＨ
ｉｇｈの期間にはメモリ領域５−２．３−５に再生映像
信号が記憶され、以下同様にして各メモリ領域に再生映
像信号が記憶されてい（。

以上の書き込み処理により記憶された、メモリ２３内の
各メモリ領域の再生映像信号の画像内容を第５図に示す
トラックパターン座標図より求める。第５図のトラック
パターン座標図は、横軸１目盛りが１トラツクを走査す
る時間Ｔ、を示し、縦軸１目盛りが１トラツクピツチ（
すなわち、回転磁気ヘッドの時間Ｔの走査で進むテープ
の走行距離）を示す。図中の数字は１フィールドを４Ｗ
Ａのセグメントに分割して記録したことによる１〜４の
各セグメントの映１象信号を記録したトラックを示し、
そのトラックに記録されている映像信号が、画面をセグ
メント数に分割したときの上から何番目の画像か、に対
応している。また奇数／偶数の別でアジマス角の区別を
行なっている。第５図に示すＮは回転磁気ヘッド４．５
の５倍速再生時のヘッドトレースの状態図を示す。この
傾きはテープ速度によって決まり、通常再生時の傾きは
零であり、２倍速再生時の傾きは１、そして５倍速再生
時の傾きは４である。

前述したディスク制御及びキャプスタン制御により、５
倍速再生時のヘッドトレース状態図は、第５図Ｎとなり
、この状態図Ｎの斜線部分から、５倍速再生時の再生エ
ンペａ−プは第５図のｒに示した波形となる。再生エン
ベａ−プｒ内の数字は、最初の数字が記録されている映
像信号のセグメント番号を示し、次の数字が、各セグメ
ント番号の映像信号を更に４分割したときの上から何番
目の画像かを示している。すなわち、１−１は第１セグ
メントの上から１番目の映像信号を、６−２は第３セグ
メントの上から２番目の映像信号を示す。

第５図から、パルスＪがＬｏｗの期間でパルス３−２．
３−５が再生され、以下第５図のｒに示す順序及び期間
で再生される。

したがって、第３図及び第４図のパルス１−１が）（ｉ
ｇｈの期間に再生される映像信号すなわちメモリ２５の
メモリ領域１−１に書き込まれる映像信号は、第１セグ
メントの上から１番目の映像信号１−１であり、パルス
３−２．３−５が）（ｉｇｈの期間に再生される映像信
号すなわちメモリ領域３−２゜３−６に書き込まれる映
像信号は、第３セグメントの上から２番目、３番目の映
像信号３−２．３−５であり、以下同様に、各メモリ領
域１−４〜４−４に曹き込まれる映像信号は各映像信号
１−４〜４−４である。このメモリ２３への書き込み処
理を行なった後、メモリ内容を画面の上端から読み出し
、この読み出したメモリ２３の出力はＤ／Ａ変換器２４
でアナログ信号に変換され再生映像信号出力端子５０に
供給される。

以上の説明から明らかなように、前述したディスク・キ
ャプスタンのサーボ制御と、メモリへの書き込み処理に
より、メモリ内容を画面の上端から順次読み出してい（
。すなわち１−１゜１−２　、１−３．１−４　、２−
１　、２−２　、２−５　、２−４　、５−１　、３−
２　、５−５　。

３−４　、４−１　、４−２　、４−３　、４−４の順
で読み出してい（ことが可能となり、正しい画面の構築
ができ、良好な可変速再生画像を得ることができる。

以上の実施例では４セグメント記録での５倍速再生につ
いて示したが、本発明はこれに限るものではない。一般
に、任意の可変速再生を行うことができ、テープ走行方
向も正方向、逆方向のいずれでも良い。

以下に他の実施例について説明する。

第６図は４セグメント記鋒での７倍速再生時のトラック
パターン座標図を示す。第６図においてＮ′は回転磁気
ヘッド４，５０７倍速再生時のヘッドトレースの状態図
であり再生回路も５倍速再生時の場合とほとんど同じで
ある。ただし、コントロール信号の分周回路１２及びゲ
ートパルス発生回路２０が若干具なる。

すなわちフン）ｅｙ−ル信号Ａを分周回路１２にて−分
周し、５倍速再生時と同様に７４−ルド周期成いはフレ
ーム周期でキャプスタンモータをサーボ制御することに
より、再生映像信号は第６図のｒ′に示す様に、１−１
　、３−２　、５−３　、１−４　、・・・・・・２−
４　、２−５　、４−６の順で再生される。そこで、メ
モはメモリ領域３−２．５−５に再生映像信号を記憶し
、以下同様にして、１−４．ｉ−５・・・・・・・・・
、　２−４　、２−５　、４−６の各メモリ領域に、各
再生映像信号１−４　、１−５・・・・・・。

２−４　、２−５　、４−６を記憶していく。一般に、
ｋセグメント記録＋ｎ倍速今生時のメモリ分割数は、ｋ
ｘ（ｎ−１）であり、−〇倍速再生時はｋｘ（ｎ＋１　
）である。（ｎ＝２．５，４．・・・・・・）そして、
５倍速再生時と同様にメモリ内容を画面の上端から順次
読ｌみ出していく、すなわち１−１　、１−２　、１−
５　、１−４　、１−５　。

１−６　、２−１　、２−２　、２−３　、２−４　、
２−５　、２−６　、５−１　、３−２　、３−５　。

５−４　、５−５　、５−６　、４−１　、４−２　、
４−３．４−４　、４−５　、４−６の順で読み出して
い（ことが可能となり、正しい画面の構築ができ、良好
な可変速再生画像を得ることができる。

次に３セグメント記録での５倍速再生について説明する
。第７図は３セグメント記録でのトラックパターン座標
図である。図中で、数字は１フィールドを３＠のセグメ
ントに分割して記録したことによる１〜３の各セグメン
トの映像信号を記録したトラックを示し、そのトラック
に記録されている映像信号が画面をセグメント数に分割
したときの上から何番目の画像か、Ｋ対応している。ま
た＋／−はそのトラックを記録したヘッドのアジマス角
の相異を示す。３セグメントにおいては、第７図に示す
ごとく、各セグメント番号の映像信号を記録するヘッド
が、十ヘッドの場合と一ヘッドの場合とがあり、通常再
生時にフィールド周期でキャプスタンをサーボ制御する
と十ヘッドで記録したトラックを一ヘッドで走査してし
まう可能性があり、再生映像信号が得られない場合があ
る。

したがって、３セグメント記録を始め奇数セグメント記
録における通常再生時では一般に７レ一ム周期でキャプ
スタンをサーボ制御する。

すなわち、フレーム周期のコントロール信号を用いてト
ラッキング制御を行なう。図中で、Ｎ″は回転磁気ヘッ
ド４．５の５倍速再生時のヘッドトレースの状態図であ
り、この時、コントロール信号Ａを分周回路１２にて一
分周し、通常再生時と同様に、フレーム周期でキャプス
タンモータをサーボ制御する。このサーボ制御により再
生映像信号は第７図のｒ″に示す様に１−１．５−２゜
６−３．・・・・・・、　ｉ　−２、１−５、５−４の
順で再生される。そこで、フレーム周期のコントロール
信号に同期したパルス信号Ｊ′が′Ｌｏｗ　’の期間で
パルスエの立下りから時間叉の期間には、メモリ２３内
のメモリ領域１−１に再生映像信号１−１を記憶し、こ
領域５−２．５−３に再生映像信号を記憶し、以下同様
にして、２−４．３−１．・・・・・・、　１−２　、
１−３．５−４の各メモリ領域に、各再生映像信号２−
４．３−１．・・・・・・、１−２゜１−５．３−４を
記憶してい（。

そして、４セグメント記録での可変速再生時と同様にメ
モリ内容を画面の上端から順次読み出していく。すなわ
ち’　−１、１−２、１−５、１−４、２−１。

２−２　、２−５　、２−４　、５−１　、５−２　、
５−３　、５−４の順で読み出していくことが可能とな
り、正しい画面の構築ができ、良好な可変速再生画像を
得ることができる。

また以上述べた実施例では可変速再生として、通常再生
時よりテープを高速で走行させた場合について述べたが
、本発明はこれに限るものではなく、通常再生時よりテ
ープを低速で走行させる場合、すなわち−倍速スｏ−（
ｎ−±１．２，３゜・・・・・・）再生においても適用
できる。例えば、４セグメント−倍速スａ−でのトラッ
クパターン座標図を第８図に示すが、この場合において
も記録時に、フィールド周期で、或いはフレーム周期で
記録したコントａ　−／Ｉ／僅号でキャプスタンをサー
ボ制御する。すなわち、フィールド周期成いはフレーム
周期の２倍の周期で、サーボ制御 御することにより、回転磁気ヘッド４．５の一倍速スａ
−再生時のヘッドトレースの状態図は第８図のＮ”とな
り、再生映像信号は１　、Ｔ２＋、Ｆｌ）、　２　、３
．１４１゜＋３１．４の順で再生される。ここで、（）
で括ったセグメント番号は、再生出力の低いトラック番
号を示し、メモリ２３に書き込まない期間である。

そこで、前述した実施例と同様に、メモリ２３内の各メ
モリ領域１．２，５．４に各再生映像信号１，２゜３．
４を記憶する。そして、メモリ内容を画面の上端から順
次読み出していく。すなわち、各メモリ領域を１．２，
５．４の順で読み出してい（ことにより、正しい画面の
構築ができ、良好な可変速再生画像を得ることができる
。

また、以上述べた実施例では、磁気テープの走行制御す
なわち、Φヤプスタンのサーボ制御をコントロール信号
によって行なう場合を示したが、不発明はこれに限らず
、可変速再生時に、フィールド周期で、或いはフレーム
周期で、或いはフィールド周期又はフレーム周期の整数
倍の周期でキャプスタンをサーボ制御する方式であれば
、主信号に周波数多重されたパイロット信号又は主信号
と記録領域とを分離して記録したパイロット信号を用い
る所１１１ＡＴＦトラッキングによるキャプスタンのサ
ーボ制御の場合においても不発明は適用される。

４セグメント記碌でのＡＴＦ　）ラッキング方式の一実
施例を、第９図のトラックパターン図に示す。図中で、
Ｐはパイロット信号の記録領域を、Ｑは主信号の記録領
域を示す。

通常再生時には各フィールドのセグメント番号１の映像
信号を記録したトラックを磁気ヘッドがトレースする時
にのみ主トラツクからのパイロット信号ｆ０の検出に基
づき、両隣接トラックからのパイロット信号ｆ、、ｆ、
のクロストークを検出し、これら両者のりａストーク量
が等しくなるようにトラッキング制御を行なう。

可変速再生時、例えば５倍速再生時においても、通常再
生時と同様に、セグメント番号１の映像信号を記録した
トラックを磁気ヘッドがトレースする時にのみ王トラッ
クからのパイロット信号ｆ０の検出に基づき、両隣接ト
ラックからのパイロット信号ｆ、　、　ｆ、のクロスト
ーク童を検出して、フィールド周期でキャプスタンのサ
ーボ制御を行なう。

その結果、コントａ−左信号による４セグメント記碌５
倍速再生時と同様に、ヘッドトレースの状態図は第５図
のＮとなり、前述した実施例と同様に回路９からのパル
ス■と回路２５カラのパルスＪによりメモリ２３に書き
込むタイミングを求め、各再生映像信号を各メモリ領域
に書き込む。

そして、メモリ内容を画面の上端から順次読み出してい
くことＫより、正しい画面の構築ができ、良好な可変速
再生画像を得ること８ができる。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、セグメント記録方式
磁気記録再生装置での可変速再生時において、再生映像
信号がどのセグメントに属するかを判別することができ
るので、正規の順序で再生映像信号を出力することがで
き、良好な可変速再生画像を得ることができるなどの効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による磁気記録再生装置の再生回路の一
実施例を示すブロック図、第２図は公知例に基づくトラ
ックのパターン図、第３図は第１図の回路２０を説明す
るブロック図、第４図は第１図のブロック図の各部波形
図、第５図は４セグメント記録５倍速再生時の、第６図
は４セグメント記＠７倍速再生時の、第７図は３セグメ
ント記＃１５倍速再生時の、第８図は４セ一ン座標図、
第９図は他の実施例でのトラックパターン図である。 １２・・・・・・コントロール信号の分周回路９・・・
・・・パルス形成回路 ２０・・・・・・ゲートパルス発生回路２３・・・・・
・メモリ ＼′−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヘリカルスキャン式磁気記録再生装置で、１フィールド
   の映像信号を２個以上のセグメントに分割して、各セグ
   メントを第１のテープ走行速度で異なる記録トラックに
   記録する所謂セグメント記録方式磁気記録再生装置にお
   いて、記録時と異なる第２のテープ走行速度で再生する
   際に、テープ走行をフィールド周期で、或いはフレーム
   周期で、或いはフィールド周期又はフレーム周期の整数
   倍の周期で、位相同期制御する手段と、少なくとも２フ
   ィールドの記憶容量を有するメモリと磁気ヘッドの回転
   に同期した信号と前記第２のテープ走行速度を示す信号
   が入力され、両者により再生映像信号がどのセグメント
   に属するかを判別し、再生映像信号をセグメント毎に、
   各セグメントに対応するメモリの領域に書き込むゲート
   パルス信号を発生し、このゲートパルス信号をメモリに
   供給するゲートパルス発生回路とを備えていることを特
   徴とする磁気記録再生装置。