JPH0789666B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JPH0789666B2
JPH0789666B2 JP60054578A JP5457885A JPH0789666B2 JP H0789666 B2 JPH0789666 B2 JP H0789666B2 JP 60054578 A JP60054578 A JP 60054578A JP 5457885 A JP5457885 A JP 5457885A JP H0789666 B2 JPH0789666 B2 JP H0789666B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
circuit
recording
segment
video signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60054578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61214671A (ja
Inventor
富二男 岡村
隆 降旗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP60054578A priority Critical patent/JPH0789666B2/ja
Publication of JPS61214671A publication Critical patent/JPS61214671A/ja
Publication of JPH0789666B2 publication Critical patent/JPH0789666B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はセグメント方式磁気記録再生装置に係り、特に
可変速再生時に良好な再生画像を得る方式に関する。
〔発明の背景〕
従来のセグメント記録方式磁気記録再生装置では、可変
速再生時に良好な再生画像を得るために映像信号がどの
フィールドの映像信号かを示す情報を付加する方式が特
開昭58−195380号に示されるごとく知られている。しか
し、上記の発明で扱われている記録信号はディジタル信
号であり、映像信号の1フィールドを複数個のトラック
に分割して記録する、所謂アナログセグメント記録方式
の磁気記録再生装置には、上記考案は適用できない。
次に従来のアナログノンセグメント方式磁気記録再生装
置での可変速再生方式をアナログセグメント方式磁気記
録再生装置に適用した場合について説明する。
第2図は4セグメント方式磁気記録再生装置のトラック
パターン図を示す。図中で、1は1番目のセグメントの
映像信号を、2は2番目のセグメントの映像信号を、3
は3番目のセグメントの映像信号を、4は4番目のセグ
メントの映像信号を記録したトラックを示し、その数字
はそのトラックに記録されている映像信号が、画面をセ
グメント数に分割したときの上から何番目の画像か、に
対応している。また、トラック下端部に記した+/−
は、各トラックを記録したヘッドのアジマス角の相違を
示し、互いにその極性が異なる。
一般に、セグメント記録方式磁気記録再生装置の可変速
再生は、第2図の破線矢印に示した4セグメント記録で
順方向5倍速再生の場合のヘッド軌跡から明らかなよう
に、1フィールド走査期間(第2図の4セグメント記録
ではテープ上をヘッドが4回走査する期間)中に、1
(2)3(4)1,2(3)4(1)2,3(4)1(2)3,
4(1)2(3)4の順で再生される。ここで()で括
った数字はアジマス効果のため再生されないトラックの
セグメント番号を示す。
この再生出力は、正規の再生順序の1,2,3,4に対し画像
の上下関係が滅茶苦茶であり、正規の画像を得ることは
困難である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、1フィールドの映像信号を複数個の記
録トラックに分けて記録するセグメント方式磁気記録再
生装置に於て、可変速再生時に良好な再生画像を得る装
置を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため本発明は、1フィールドを複数
個のセグメントに分割して記録する磁気記録再生装置
で、記録時と異なるテープ速度で再生する際に、テープ
走行をフィールド周期或いはフレーム周期で位相同期制
御し、テープ走度及びヘッド切替え信号から、再生映像
信号がどのセグメントに属するかを判別し、この再生映
像信号を各セグメントに対応するメモリ領域内に書き込
むことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。第1図
は、セグメント記録方式磁気記録再生装置に本発明を適
用した場合の再生回路の一実施例を示すブロック図であ
り、第3図は第1図の回路20の構成の一実施例を示すブ
ロック図、第4図は第1図及び第3図のブロック図の動
作説明用の各部波形図、第5図は4セグメント5倍速再
生時のトラックパターン座標図を示す。本実施例は1フ
ィールドの映像信号を4個のセグメントに分割して記録
した所謂4セグメント記録での順方向5倍速再生を一例
として示す。
第1図において、磁気テープ1の下端には、記録時にフ
ィールド周期或いはフレーム周期に等しい周期でコント
ロール信号が記録されており、再生時にはこのコントロ
ール信号を用いてフィールド周期或いはフレーム周期で
トラッキング制御を行なっている。そして順方向5倍速
再生時には、コントロールヘッド11にて検出されたコン
トロール信号A(第4図のa)は分周回路12にて1/5分
周され、回路12からはフィールド周期或いはフレーム周
期に等しい周期のパルス信号B(第4図のb)が出力さ
れ、遅延マルチ回路13に供給される。遅延マルチ回路13
にて回路12からのパルスBの立上りでトリガされて時間
T1の幅のパルスC(第4図のc)が出力される。ここで
パルスCの幅は任意に変えることができ、トラッキング
調整用として用いる。回路14はパルス形成回路であり回
路13からのパルスCの立下りに同期したパルスD(第4
図のパルスd)が出力され、サンプルパルスとしてサン
プルホールド回路15に供給される。一方回路19は台形波
形成回路であり、基準信号発生回路18からの基準信号E
に同期した台形波P(第4図のf)を形成しサンプルホ
ールド回路15に供給する。このサンプルホールド回路15
からはトラッキング誤差に基づくトラッキング制御信号
が出力され、キャプスタンモータドライバ回路16を介し
てキャプスタンモータ17を制御する。
以上のトラッキング制御により、基準信号E(第4図の
e)とコントロール信号A(第4図のa)がフィールド
周期で位相同期する。その結果、キャプスタンモータ17
は記録時の5倍速で回転制御され、磁気テープ1は記録
時の5倍に等しい速度で走行する。
回転磁気ヘッド4,5は互いにアジマス角が異なりディス
ク2の上に互いに180度の角度で取付けられてディスク
モータ6によりディスク2と共に回転される。磁気テー
プ1はディスク2に180度より少し多目に巻付けられて
いる。ディスク2にはマグネット3が取付けられてお
り、これをタックヘッド7で検出して、磁気ヘッド4,5
の回転に同期したパルスG(第4図のg)をタックヘッ
ド7より得る。このタックヘッド7からのパルスGは位
相調整回路8により、磁気ヘッド4,5とテープ1が所定
の相対位置関係になるように位相調整されたのち、その
出力H(第4図のh)はパルス形成回路9に供給され
る。このパルス形成回路9からは、磁気ヘッド4,5の回
転に同期したデューティ比50%のパルスI(第4図の
i)が出力される。このパルスIのパルス幅をT2とす
る。回路9からのパルスIは回路10及びゲートパルス発
生回路20に供給される。
回路10はディスクサーボ回路であり、回路9からのパル
スIが回路18からの基準信号Eと位相同期するようにサ
ーボ制御されて、ディスクモータ6及び磁気ヘッド4,5
はフレーム周波数のほぼ4倍に等しい回転数で回転され
る。正確には再生映像信号の水平走査周波数が記録時の
それと等しくなるように、ディスク回転数にオフセット
を与えている。
回転磁気ヘッド4,5からの再生映像信号は、復調回路21
により元の映像信号に復調され、A/D変換器22でディジ
タル信号に変換される。このディジタル信号に変換する
ためのクロック信号は、例えば再生された水平同期信号
を基準に作ることもできるし、又この目的のために付加
されたバースト信号を基準として作成することもでき
る。
A/D変換器出力のディジタル映像信号はメモリ23に記憶
される。メモリは、少なくとも映像信号1フィールド分
の容量を有するメモリ2個から成り、片方が読み出して
いる間に他方のメモリに記憶する様な構成にしている。
このメモリに書き込むタイミングは、ゲートパルス発生
回路20からのゲートパルスにより決定される。回路20は
例えば第3図に示すブロック図の如く構成されている。
回路25はDタイプのフリップフロップ回路であり、回路
25のデータ入力端子には回路13からのパルスCが入力さ
れており、クロック入力端子には回路9からのパルスI
が入力されておりパルスIの立上りをクロックとしてい
る。その結果、回路25からは1/5分周されたフィールド
周期或いはフレーム周期のコントロール信号Bに同期し
たパルスJ(第4図のj)が出力される。ただし、本実
施例ではT2<T1としている。
また、回路26は遅延マルチ回路であり、回路9からのパ
ルスIの立上り及び立下りの両エッジでトリガされて時
間T2/4の幅のパルスK(第4図のk)が出力される。遅
延マルチ回路27にて、回路26からのパルスKの立下りで
トリガされて時間T2/2の幅のパルスL(第4図のl)が
出力され、同様に遅延マルチ回路28にて回路27からのパ
ルスLの立下りでトリガされて時間T2/4の幅のパルスM
(第4図のm)が出力される。
回路29,30,31は4相分割回路であり、回路9からのパル
スIと回路25からのパルスJによって回路26からのパル
スK、回路27からのパルスL、回路28からのパルスMが
4相分割される。
すなわち、パルスIが“Low"でパルスJが“Low"の期間
では回路29からはパルス1−1(第4図kの1−1)
が、回路30からはパルス3−2,3−3(第4図lの3−
2,3−3)が、回路31からはパルス1−4(第4図mの
1−4)が出力され、パルスIが“High"でパルスJが
“High"の期間では回路29からはパルス2−1(第4図
kの2−1)が、回路30からはパルス4−2,4−3(第
4図lの4−2,4−3)が、回路31からは2−4(第4
図mの2−4)が出力され、パルスIが“Low"でパルス
Jが“High"の期間では、回路29からはパルス3−1
(第4図kの3−1)が、回路30からはパルス1−2,1
−3(第4図lの1−2,1−3)が、回路31からはパル
ス3−4(第4図mの3−4)が出力され、パルスIが
“High"でパルスJが“Low"の期間は、回路29からはパ
ルス4−1(第4図kの4−1)が、回路30からはパル
ス2−2,2−3(第4図lの2−2,2−3)が、回路31か
らはパルス4−4(第4図mの4−4)が出力される。
回路29,30,31からのゲートパルス信号1−1〜4−4は
メモリ23に供給され、各ゲートパルス信号がHighの期間
に、そのゲートパルスにより指定されるメモリ領域に各
再生映像信号が記憶される。
すなわち、パルス1−1がHighの期間には、メモリ領域
を16分割しメモリ23内のメモリ領域1−1に再生映像信
号が記憶され、パルス3−2,3−3がHighの期間にはメ
モリ領域3−2,3−3に再生映像信号が記憶され、以下
同様にして各メモリ領域に再生映像信号が記憶されてい
く。
以上の書き込み処理により記憶された、メモリ23内の各
メモリ領域の再生映像信号の画像内容を第5図に示すト
ラックパターン座標図より求める。第5図のトラックパ
ターン座標図は、横軸1目盛りが1トラックを走査する
時間T2を示し、縦軸1目盛りが1トラックピッチ(すな
わち、回転磁気ヘッドの時間Tの走査で進むテープの走
行距離)を示す。図中の数字は1フィールドを4個のセ
グメントに分割して記録したことによる1〜4の各セグ
メントの映像信号を記録したトラックを示し、そのトラ
ックに記録されている映像信号が、画面をセグメント数
に分割したときの上から何番目の画像か、に対応してい
る。また奇数/偶数の別でアジマス角の区別を行なって
いる。第5図に示すNは回転磁気ヘッド4,5の5倍速再
生時のヘッドトレースの状態図を示す。この傾きはテー
プ速度によって決まり、通常再生時の傾きは零であり、
2倍速再生時の傾きは1、そして5倍速再生時の傾きは
4である。
前述したディスク制御及びキャプスタン制御により、5
倍速再生時のヘッドトレース状態図は、第5図Nとな
り、この状態図Nの斜線部分から、5倍速再生時の再生
エンベロープは第5図のrに示した波形となる。再生エ
ンベロープr内の数字は、最初の数字が記録されている
映像信号のセグメント番号を示し、次の数字が、各セグ
メント番号の映像信号を更に4分割したときの上から何
番目の映像かを示している。すなわち、1−1は第1セ
グメントの上から1番目の映像信号を、3−2は第3セ
グメントの上から2番目の映像信号を示す。
第5図から、パルスJがLowの期間でパルスIの立下り
から時間T2/4の期間には1−1が再生され、このT2/4の
期間に後続する時間T2/2の期間には3−2,3−3が再生
され、以下第5図のrに示す順序及び期間で再生され
る。
したがって、第3図及び第4図のパルス1−1がHighの
期間に再生される映像信号すなわちメモリ23のメモリ領
域1−1に書き込まれる映像信号は、第1セグメントの
上から1番目の映像信号1−1であり、パルス3−2,3
−3がHighの期間に再生される映像信号すなわちメモリ
領域3−2,3−3に書き込まれる映像信号は、第3セグ
メントの上から2番目,3番目の映像信号3−2,3−3で
あり、以下同様に、各メモリ領域1−4〜4−4に書き
込まれる映像信号は各映像信号1−4〜4−4である。
このメモリ23への書き込み処理を行なった後、メモリ内
容を画面の上端から読み出し、この読み出したメモリ23
の出力はD/A変換器24でアナログ信号に変換され再生映
像信号出力端子50に供給される。
以上の説明から明らかなように、前述したディスク・キ
ャプスタンのサーボ制御と、メモリへの書き込み処理に
より、メモリ内容を画面の上端から順次読み出してい
く。すなわち1−1,1−2,1−3,1−4,2−1,2−2,2−3,2
−4,3−1,3−2,3−3,3−4,4−1,4−2,4−3,4−4の順で
読み出していくことが可能となり、正しい画面の構築が
でき、良好な可変速再生画像を得ることができる。
以上の実施例では4セグメント記録での5倍速再生につ
いて示したが、本発明はこれに限るものではない。一般
に、任意の可変速再生を行うことができ、テープ走行方
向も正方向,逆方向のいずれでも良い。
以下に他の実施例について説明する。
第6図は4セグメント記録での7倍速再生時のトラック
パターン座標図を示す。第6図においてN′は回転磁気
ヘッド4,5の7倍速再生時のヘッドトレースの状態図で
あり再生回路も5倍速再生時の場合とほとんど同じであ
る。ただし、コントロール信号の分周回路12及びゲート
パルス発生回路20が若干異なる。
すなわちコントロール信号Aを分周回路12にて1/7分周
し、5倍速再生時と同様にフィールド周期或いはフレー
ム周期でキャプスタンモータをサーボ制御することによ
り、再生映像信号は第6図のr′に示す様に、1−1,3
−2,3−3,1−4,……2−4,2−5,4−6の順で再生され
る。そこで、メモリ領域を24分割しパルスJが“Low"の
期間でパルスIの立下りから時間T2/6の期間にはメモリ
23内のメモリ領域1−1に再生映像信号1−1を記憶
し、このT2/6の期間に後続する時間T2/3の期間にはメモ
リ領域3−2,3−3に再生映像信号を記憶し、以下同様
にして、1−4,1−5………,2−4,2−5,4−6の各メモ
リ領域に、各再生映像信号1−4,1−5……,2−4,2−5,
4−6を記憶していく。一般に、kセグメント記録+n
倍速再生時のメモリ分割数は、k×(n−1)であり、
−n倍速再生時はk×(n+1)である。(n=2,3,4,
……)そして、5倍速再生時と同様にメモリ内容を画面
の上端から順次読み出していく、すなわち1−1,1−2,1
−3,1−4,1−5,1−6,2−1,2−2,2−3,2−4,2−5,2−6,3
−1,3−2,3−3,3−4,3−5,3−6,4−1,4−2,4−3,4−4,4
−5,4−6の順で読み出していくことが可能となり、正
しい画面の構築ができ、良好な可変速再生画像を得るこ
とができる。
次に3セグメント記録での5倍速再生について説明す
る。第7図は3セグメント記録でのトラックパターン座
標図である。図中で、数字は1フィールドを3個のセグ
メントに分割して記録したことによる1〜3の各セグメ
ントの映像信号を記録したトラックを示し、そのトラッ
クに記録されている映像信号が画面をセグメント数に分
割したときの上から何番目の画像か、に対応している。
また+/−はそのトラックを記録したヘッドのアジマス
角の相異を示す。3セグメントにおいては、第7図に示
すごとく、各セグメント番号の映像信号を記録するヘッ
ドが、+ヘッドの場合と−ヘッドの場合とがあり、通常
再生時にフィールド周期でキャプスタンをサーボ制御す
ると+ヘッドで記録したトラックを−ヘッドで走査して
しまう可能性があり、再生映像信号が得られない場合が
ある。
したがって、3セグメント記録を始め奇数セグメント記
録における通常再生時では一般にフレーム周期でキャプ
スタンをサーボ制御する。すなわち、フレーム周期のコ
ントロール信号を用いてトラッキング制御を行なう。図
中で、N″は回転磁気ヘッド4,5の5倍速再生時のヘッ
ドトレースの状態図であり、この時、コントロール信号
Aを分周回路12にて1/5分周し、通常再生時と同様に、
フレーム周期でキャプスタンモータをサーボ制御する。
このサーボ制御により再生画像信号は第7図のr″に示
す様に1−1,3−2,3−3,……,1−2,1−3,3−4の順で再
生される。そこで、フレーム周期のコントロール信号に
同期したパルス信号J′が“Low"の期間でパルスIの立
下りから時間T2/4の期間には、メモリ23内のメモリ領域
1−1に再生映像信号1−1を記憶し、このT2/4の期間
に後続する時間T2/2の期間にはメモリ領域3−2,3−3
に再生映像信号を記憶し、以下同様にして、2−4,3−
1,……,1−2,1−3,3−4の各メモリ領域に、各再生映像
信号2−4,3−1,……,1−2,1−3,3−4を記憶してい
く。
そして、4セグメント記録での可変速再生時と同様にメ
モリ内容を画面の上端から順次読み出していく。すなわ
ち1−1,1−2,1−3,1−4,2−1,2−2,2−3,2−4,3−1,3
−2,3−3,3−4の順で読み出していくことが可能とな
り、正しい画面の構築ができ、良好な可変速再生画像を
得ることができる。
また以上述べた実施例では可変速再生として、通常再生
時よりテープを高速で走行させた場合について述べた
が、本発明はこれに限るものではなく、通常再生時より
テープを低速で走行させる場合、すなわち1/n倍速スロ
ー(n=±1,2,3,……)再生においても適用できる。例
えば、4セグメント1/2倍速スローでのトラックパター
ン座標図を第8図に示すが、この場合においても記録時
に、フィールド周期で、或いはフレーム周期で記録した
コントロール信号でキャプスタンをサーボ制御する。す
なわち、フィールド周期或いはフレーム周期の2倍の周
期で、サーボ制御することにより、回転磁気ヘッド4,5
の1/2倍速スロー再生時のヘッドトレースの状態図は第
8図のNとなり、再生映像信号は1,(2),(1),
2,3,(4),(3),4の順で再生される。ここで、()
で括ったセグメント番号は、再生出力の低いトラック番
号を示し、メモリ23に書き込まない期間である。そこ
で、前述した実施例と同様に、メモリ23内の各メモリ領
域1,2,3,4に各再生画像信号1,2,3,4を記憶する。そし
て、メモリ内容を画面の上端から順次読み出していく。
すなわち、各メモリ領域を1,2,3,4の順で読み出してい
くことにより、正しい画面の構築ができ、良好な可変速
再生画像を得ることができる。
また、以上述べた実施例では、磁気テープの走行制御す
なわち、キャプスタンのサーボ制御をコントロール信号
によって行なう場合を示したが、本発明はこれに限ら
ず、可変速再生時に、フィールド周期で、或いはフレー
ム周期で、或いはフィールド周期又はフレーム周期の整
数倍の周期でキャプスタンをサーボ制御する方式であれ
ば、主信号に周波数多重されたパイロット信号又は主信
号と記録領域とを分離して記録したパイロット信号を用
いる所謂ATFトラッキングによるキャプスタンのサーボ
制御の場合においても本発明は適用される。
4セグメント記録でのATFトラッキング方式の一実施例
を、第9図のトラックパターン図に示す。図中で、Pは
パイロット信号の記録領域を、Qは主信号の記録領域を
示す。
通常再生時には各フィールドのセグメント番号1の映像
信号を記録したトラックを磁気ヘッドがトレースする時
にのみ主トラックからのパイロット信号f0の検出に基づ
き、両隣接トラックからのパイロット信号f1,f2のクロ
ストークを検出し、これら両者のクロストーク量が等し
くなるようにトラッキング制御を行なう。
可変速再生時、例えば5倍速再生時においても、通常再
生時と同様に、セグメント番号1の映像信号を記録した
トラックを磁気ヘッドがトレースする時にのみ主トラッ
クからのパイロット信号f0の検出に基づき、両隣接トラ
ックからのパイロット信号f1,f2のクロストーク量を検
出して、フィールド周期でキャプスタンのサーボ制御を
行なう。
その結果、コントロール信号による4セグメント記録5
倍速再生時と同様に、ヘッドトレースの状態図は第5図
のNとなり、前述した実施例と同様に回路9からのパル
スIと回路25からのパルスJによりメモリ23に書き込む
タイミングを求め、各再生映像信号を各メモリ領域に書
き込む。
そして、メモリ内容を画面の上端から順次読み出してい
くことにより、正しい画面の構築ができ、良好な可変速
再生画像を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、セグメント記録方式
磁気記録再生装置での可変速再生時において、再生映像
信号がどのセグメントに属するかを判別することができ
るので、正規の順序で再生映像信号を出力することがで
き、良好な可変速再生画像を得ることができるなどの効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気記録再生装置の再生回路の一
実施例を示すブロック図、第2図は公知例に基づくトラ
ックのパターン図、第3図は第1図の回路20を説明する
ブロック図、第4図は第1図のブロック図の各部波形
図、第5図は4セグメント記録5倍速再生時の、第6図
は4セグメント記録7倍速再生時の、第7図は3セグメ
ント記録5倍速再生時の、第8図は4セグメント記録1/
2スロー再生時の各トラックパターン座標図、第9図は
他の実施例でのトラックパターン図である。 12……コントロール信号の分周回路 9……パルス形成回路 20……ゲートパルス発生回路 23……メモリ 29,30,31……4相分割回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘリカルスキャン式磁気記録再生装置で、
    1フィールドの映像信号を2個以上のセグメントに分割
    して、各セグメントを第1のテープ走行速度で異なる記
    録トラックに記録する所謂セグメント記録方式磁気記録
    再生装置において、 記録時のテープ速度の+n倍,−(n−2)倍(nは3
    以上の整数)の第2のテープ走行速度で再生する際に、
    テープ走行をフィールド周期で、或いはフレーム周期
    で、或いはフィールド周期又はフレーム周期の整数倍の
    周期で、位相同期制御する手段と、 少なくとも2フィールドの記憶容量を有するメモリと、 前記第2のテープ走行速度を示す信号により、磁気ヘッ
    ドの回転に同期した信号より得る磁気ヘッドのテープ走
    査期間を(n−1)個の期間に分割し、それぞれの分割
    期間の再生映像信号毎にセグメントを割り振る手段と、 該割振手段からの出力信号により、再生映像信号を記憶
    しようとするメモリの記憶領域を制御する手段と、 を備えることを特徴とする磁気記録再生装置。
JP60054578A 1985-03-20 1985-03-20 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0789666B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60054578A JPH0789666B2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60054578A JPH0789666B2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61214671A JPS61214671A (ja) 1986-09-24
JPH0789666B2 true JPH0789666B2 (ja) 1995-09-27

Family

ID=12974580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60054578A Expired - Lifetime JPH0789666B2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0789666B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614726B2 (ja) * 1986-10-28 1994-02-23 三菱電機株式会社 映像信号記録再生装置
JPH0828862B2 (ja) * 1987-01-09 1996-03-21 キヤノン株式会社 ビデオ信号再生装置
JPH04266277A (ja) * 1991-02-20 1992-09-22 Kenwood Corp ビデオテープ再生装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5416889B2 (ja) * 1973-12-31 1979-06-26
JPS58195380A (ja) * 1982-05-10 1983-11-14 Sony Corp ビデオ信号再生装置
JPS5998342A (ja) * 1982-11-26 1984-06-06 Victor Co Of Japan Ltd 磁気再生装置のサ−ボ回路
JPS59205880A (ja) * 1983-05-10 1984-11-21 Sony Corp 映像信号の再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61214671A (ja) 1986-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4139867A (en) Method for fast- and slow-motion reproduction of video signals stored in a succession of parallel tracks on a record medium
JP2584006B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0687330B2 (ja) ディジタル信号の再生装置
US4800447A (en) Slow-playback for helical scanning type VCR-VTR
US4930024A (en) Variable speed magnetic medium recording and playback apparatus
US4635134A (en) Video signal processing apparatus for processing video signals at the time of a special reproduction mode
KR910001467B1 (ko) 비데오신호 재생시스템의 화상메모리 제어장치
JPH0789666B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0652941B2 (ja) 回転ヘツド型磁気録画再生装置
JPH0750923B2 (ja) 回転ヘツド型再生装置
JP2542825B2 (ja) ビデオ信号再生装置
JPH03790Y2 (ja)
JPS6356082A (ja) Clvビデオデイスクの再生装置
JPH043714B2 (ja)
JPH03791Y2 (ja)
JPS61176297A (ja) フイ−ルドメモリ装置
JPH0442875B2 (ja)
JP2524492B2 (ja) 記録装置
JPH07101492B2 (ja) トラツキング装置
JPS6145917B2 (ja)
JPS61273084A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0132719B2 (ja)
JPS62269486A (ja) 高速再生回路
JPH0154786B2 (ja)
JPS6387087A (ja) 磁気記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term