JPH0466150B2 - - Google Patents

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JPH0466150B2
JPH0466150B2 JP59072800A JP7280084A JPH0466150B2 JP H0466150 B2 JPH0466150 B2 JP H0466150B2 JP 59072800 A JP59072800 A JP 59072800A JP 7280084 A JP7280084 A JP 7280084A JP H0466150 B2 JPH0466150 B2 JP H0466150B2
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JP
Japan
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signal
video signal
circuit
synchronization
generation circuit
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JP59072800A
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JPS60217773A (ja
Inventor
Hitoaki Owashi
Takashi Furuhata
Atsushi Yoshioka
Katsuo Mori
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS60217773A publication Critical patent/JPS60217773A/ja
Publication of JPH0466150B2 publication Critical patent/JPH0466150B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/89Time-base error compensation
    • H04N9/896Time-base error compensation using a digital memory with independent write-in and read-out clock generators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は一垂直走査期間内の映像信号を複数の
ヘツドで切換えて記録再生する磁気記録再生装置
に係り、特に水平ブランキング期間の短い信号を
記録再生する場合に好適なスキユー歪除去装置に
関する。
〔発明の背景〕
輝度信号と色度信号を時分割多重重して伝送す
る信号方式にはいくつかの方式がある。例えばテ
レビジヨン学会技術報告、Vcl.7,No.44(1984年3
月)における二宮、大塚、和泉による“高品位テ
レビの衛星1チヤンネル伝送方式(MUSE)”と
題する文献で論じられているMUSE信号方式や、
IEEE Trans.on Consumer Electronics,Vol.
cE−29、No.3、pp.403−413(1983年8月)にお
けるStallardおよびCourtによる“C−MAC−A
High Quality Television Service for DBS”
と題する文献において論じられているC−MAC
信号方式がある。
しかし、VTRなどの磁気記録再生装置に上記
MUSE信号、、C−MAC信号などの映像信号を
適確に記録再生する技術については開示されてい
ない。
いずれの方式においても、高品位な映像情報を
伝送するために信号帯域は従来のテテレビ映像信
号帯域の2倍以上である。MUSE信号、C−
MAC信号などの信号を従来のVTRなどで記録す
るためには、テープ・ヘツドの相対速度を2倍以
上に高める必要がある。このため、映像信号を1
フイールド内で2つ以上に分割して複数トラツク
に記録するいわゆるセグメント記録が必須とな
る。
セグメント記録方式VTRではトラツクの切換
わり部分で、それぞれのトラツクから再生される
信号の位相がずれるため、信号の不連続が生じス
キユー歪を生じてしまう。さらに、MUSE信号
やC−MAC信号では水平ブランキング期間が短
いため、ヘツド切換えをブランキング期間内に収
めることができず、信号の欠落を生じてしまうと
いう問題がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、不連続な映像信号が入力され
た場合に生ずるスキユー歪を除去するスキユー歪
除去装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は上記の目的を達成するために、メモリ
を介して水平走査周期毎に時間軸補正を行ない、
さらにヘツド切換え位置で発生する信号不連続に
ついては前ライン、あるいは後ラインの信号で補
間することによりスキユー歪を除去するものであ
る。
〔発明の実施例〕 以下、本発明を2つのヘツドが同時に磁気テー
プに接触するオーバーラツプ期間を有し、かつ映
像信号をセグメント記録する2ヘツドヘリカルス
キヤン形VTRに適用した場合の実施例を説明す
る。
第1図は本発明によるスキユー歪除去装置のブ
ロツク図を示しており、第2図はその各部波形を
示す。
第1図において10は再生映像信号の入力端子
20はスキユー歪を除去した再生映像信号の出力
端子、11は低域通過ろ波器(以下LPFと記
す)、12はクランプ回路、13はAD変換器、
14はランダムアクセスメモリ(以下RAMと記
す)、15はDA変換器、16はLPF、17は加
算回路、30は同期分離回路、31は遅延回路、
32は書込みクロツク発生回路、33は書込みア
ドレス発生回路、34は遅延回路、35はプリセ
ツタブルカウンタ、36はAND回路、40は読
取りクロツク発生回路、41は読取りアドレス発
生回路、42は基準同期信号発生回路、43は遅
延回路、44は基準垂直同期信号の出力端子、4
5は遅延回路、46はプリセツタブルカウンタ、
50はヘツド切換え信号入力端子、51はD型フ
リツプフロツプ52はラツチされたヘツド切換え
信号の出力端子である。
第2図において、a,bはそれぞれのヘツドで
再生された映像信号を示す。cは後で述べるラツ
チされたヘツド切換え信号を用いそれぞれのヘツ
ドで再生された信号を所定位置で切換えることに
より得た一連の再生信号を示す。
端子10より入力された第2図cに示す再生映
像信号cはLPF11、クランプ回路12を介して
AD変換器13に入力される。LPF11ではAD変換
器13でのサンプリングによる折返し雑音が生じ
ないように映像信号cの帯域をサンプリング周数
の1/2以下となるように、クランプ回路12では
ベデスタルレベルを一定電位に固定する。
再生映像信号c中、テレビ画面上に映し出され
るのは第2図cの波形中に示すAからBまでの映
像内容を伝送する期間(以下この期間の信号を映
像情報信号と呼ぶ)であり、BからA′までの期
間は水平ブランキング期間であり、画面上には映
出されない。
一方、映像信号cは同期分離回路30にも入力
され、水平走査に基づく同期情報WHS及び垂直
走査に基づく同期情報WVSが分離出される。回
路30で分離出力された水平同期信号WHSは、
遅延回路31を経て書込みクロツク発生回路32
に入力される。
遅延回路31はたとえばモノマルチバイブレー
タで、第2図dに示すように水平同期信号WHS
を位置Aまで時間τ遅延する。
第2図eは第1図の書込みクロツク発生回路3
2の出力信号eを示しており、第2図dに示す遅
延した水平同期信号dの立下りエツジに位相同期
して発信を開始し、信号dが低レベル(以下
“L”と記す)の期間は発振を継続する。そして
信号dが高レベル(以下“H”と記す)になると
発振を停止する。信号dは書込みクロツクeの発
振開始点を制御するので以下スタートパルスと呼
ぶ。また、書込みクロツク発生回路32の発振周
波数は書込みクロツクeの周数と後述する読取り
クロツクkの周波数がほぼ一致するように設定す
る。書込みクロツクeはAD変換器13及び書込
みアドレス発生回路33に入力される。
AD変換器13では書込みクロツクeに従い、
第2図cに示す再生映像信号を位置AからBまで
の期間AD変換し、AD変換器13の出力信号は
RAM14に入力される。
書込みアドレス発生回路33はカウンタ回路よ
り成り、書込みクロツクeが停止している期間に
水平同期信号WHSに基づく信号により上記カウ
ンタをクリアし、位置Aからカウントを開始し所
定値となる位置Bでカウントを停止するように構
成してある。このカウンタの値をデータアドレス
信号としてRAM14に与える。
また、RAM14は一水平走査を一単位とした
複数のラインメモリから成つており、どのライン
メモリにデータを記憶するかは、書込みアドレス
発生回路33で作られるラインアドレス信号で制
御し、ラインメモリ内のデータの格納位置は前記
データアドレス信号で制御する。ラインアドレス
信号は水平同期信号WHSに同期して変化し、垂
直同期信号WVSに基づいて形成した垂直ブラン
キング信号によりリセツトされる。
以上のようにして、AD変換された映像情報信
号をRAM14の所定位置に格納することができ
る。
端子50から入力されるヘツド切換え信号fは
ヘツドの搭載されたシリンダの回転に基づくタツ
クパルスから作られており、映像信号と同期する
ように制御されている。しかし、シリンダの回転
むら、ドリフトなどによつてヘツド切換え信号と
再生映像信号の相対的な位相変動は大きく、映像
信号の特定の位置でヘツドが切換わるわけではな
い。また、再生時のヘツドの切換わり位置ではス
キユーの原因となる時間不連続が生じる。その想
定される時間不連続の最大値をτ1とする。第2図
aにおいて、同期信号のτ1の手前を位置Cで表わ
す。位置Cでヘツドを切換え、その時に生じる信
号の不連続をなくすために、ヘツドを切換えたラ
インの前後のラインの映像情報で不連続部分の信
号を置換えるようにする。
以上の動作を行なう回路を次に説明する。同期
分離回路30で分離出力された垂直同期信号
WVSを遅延回路34に入力し、その出力信号を
プリセツタブルカウンタ35のプリセツトト端子
に入力し、カウンタ35を所定値にプリセツトす
る。カウンタ35のクロツク入力端子には水同期
信号WHSが入力されており、カウンタ35は水
平同期信号WHSを計数する。また、カウンタ3
5は一垂直走査期間内の水平走査線数(MUSE
信号の場合562.5)のほぼ1/4(MUSE信号の場合
たとえば141)でカウントアツプし、キヤリ信号
gを出力し、さらにクロツク信号が入力されると
1から再カウントし所定値(上記の例では141ラ
イン)カウントするとキヤリ信号gを出力すると
いうカウント動作をくり返す。
カウンタ35の出力信号であるキヤリ信号gは
カウントアツプしてから次のクロツクが入力され
るまでの期間“H”となり、AND回路36に入
力される。AND回路の他の入力端子には、書込
みアドレス発生回路33で位置Cに相当するアド
レス値で発生するタイミング信号hが入力され
る。従つて、AND回路路36からはカウンタ3
5からのキヤリ信号gが“H”の期間の位置Cで
回路33からのタイミング信号hがゲートされて
出力される。また、キヤリツプ信号の出力される
位置は遅延回路34の遅延時間で設定することが
でき、常に、ヘツド切換え信号fが変化した後
で、かつ2つのヘツドが同時にテープに接触して
いるオーバーラツプ期間内となるように設定す
る。
AND回路36の出力信号iはD型フリツプフ
ロツプ51のクロツク入力端子に入力され、端子
50からD型フリツプフロツプ51のD入力端子
に入力されたヘツド切換え信号fをラツチし、ラ
ツチされたヘツド切換え信号jを出力する。端子
52から出力される信号jを用いて一方のヘツド
で再生された映像信号aと他方のヘツドで再生さ
れた映像信号bを切換え制御することにより、一
連の映像信号cを得る。
信号jは位置Cでのみ状態反転するので、次の
ラインの水平平同期信号を失うことなく確実に検
出することができ、書込みクロツク発生回路32
でヘツド切換直後にも水平同期信号に位相同期し
た書込みクロツク信号eを作ることが可能であ
る。
次に読取りの方法について説明する。読取りク
ロツク発生回路40はクリスタル等を用いた位安
な連続信号を発生する発振器より成り、この基準
発振出力は基準同期信号発生回路42に入力さ
れ、安定な基準同期信号を生成する。
同期信号発生回路42で作られた基準水平同期
信号RHSは遅延回路31の遅延時間τとほぼ同
じ遅延時間を有する遅延回路43を介して読取り
クロツク発生回路40に入力される。読取りクロ
ツク発生回路40では遅延回路43の出力信号を
ゲート信号とし第2図kに示すように、基準水平
同期信号RHSから時間τの間クロツク信号を停
止する読取りクロツクkを生成し、読取りアドレ
ス発生回路41とDA変換器15に入力する。
読取りアドレス発生回路41は書込みアドレス
発生回路と同様にカウンタ回路で構成されてい
る。RAM14を構成するラインメモリを選択す
るラインアドレスは回路42からの垂直同期信号
RVSに基づいて形成した垂直ブランキング信号
によりリセツトされる。また、一ラインメモリ内
のデータアドレス信号は読取りクロツクkが停止
している期間に水平同期信号RHSに基づく信号
でカウンタはクリアされる。読取りクロツクkが
入力されるとカウントを開始し、カウンタの出力
信号を読取りアドレスとしてRAM14に入力
し、RAM14に格納されていた第2図cに示す
期間AからBに相当する映像情報信号を読取る。
また、RAM14への書込み時にヘツドを切換
えた水平走査線内では第2図に示す。位置Cに相
当する部分で信号不連続が生じているので、期間
CからB′までの信号は次のようにして補う。
基準同期信号発生回路42からの垂直同期信号
RVSは遅延回路45を経てプリセツタブルカウ
ンタ46に入力される。回路45の遅回時間及び
回路46のプリセツト値の設定は書込み系の回路
34,35の設定と同様にする。そして、回路4
6から出力されるキヤリ信号は読取りアドレス発
生回路41に入力される。カウンタ46からキヤ
リ信号が出力された場合には、その水平走査期間
内でヘツドが切換えられたことを示している。従
つてその水平走査期間内のCからB′の期間に相
当するRAM内の信号は正しい信号ではない。そ
こでCからB′の期間に相当する期間の信号の読
取り時には、ラインアドレスを一ライン前のアド
レス値にし前ラインの信号を読取り、信号の不連
続を補正する。
第3図は上記読取りアドレス発生回路41のラ
インアドレス発生回路の実施例を示すブロツク図
である。60は回路46の出力信号であるキヤリ
信号の入力端子、61は位置Cに相当するアドレ
ス値で発生する回路41内で発生するタイミング
信号の入力端子、62はデータアドレスのクリア
パルス入力端子、63はラインアドレス入力端
子、64はスキユー補正操作をするためのライン
アドレス出力端子、70はAND回路、71はR
−Sフリツフロツプ、72はシフトレジスタ、7
3は切換え回路である。
通常動作時には、R−Sフリツプフロツプ71
はリセツト状態になつており、Q出力は“L”に
なつている。切換え回路73はR−Sフリップフ
ロツプ71のQ出力信号により制御され、Q出力
“L”ならば端子63より入力されたラインアド
レスが直接端子64から出力されるように接続さ
れている。
端子60からキヤリ信号が入力され、かつ位置
Cに相当するアドレス値になつた時、端子61に
はタイミング信号が入力され、アンド回路70か
らタイミング信号が出力される。この信号に同期
してR−Sフリツプフロツプ71は状態反転しQ
出力信号は“H”になる。Q出力信号が“H”に
なると切換え回路73はシフトレジスタ72側に
接続される。シフトレジスタ2はラインアドレス
を一水平期間遅延するように設定してあり、端子
64からは一ライン前のデータが記憶されている
ラインメモリのアドレスが出力される。
以上のようにして不連続のない信号がRAM1
4から読取られ、DA変換器15で同期信号が除
去された第2図lに示す映像信号がlが復元され
る。
上記映像信号lは読取りクロツク信号kの1/2
の周波数以下の帯域を持つLPF16で不要帯域
を除去された後、加算回路17に入力され、基準
同期信号発生回路42で作られた所定の時間間隔
を有する基準同期信号RCSを加算され、同期信
号間隔の変化がない映像信号が端子20から出力
される。
なお基準同期信号発生回路42からの基準垂直
同期信号RVSは端子44を介して図示しないサ
ーボ制御装置の基準信号として出力される。
このサーボ制御装置は、上記第1図の実施例に
基づくスキユー歪除去装置を適用するVTRなど
において、磁気ヘツドなどの信号検出媒体と磁気
テープなどの記録媒体との相対的な位相を制御し
て信号を正しく再生するためのトラツキング制御
系などで構成され、従来から公知のものが用いら
れる。このサーボ制御装置に上記端子44からの
基準垂直同期信号RVSが入力されることによつ
て、端子10からの入力映像信号cがこの基準垂
直同期信号RVSに位相同期するように、更に具
体的には入力映像信号cの垂直同期信号の位相に
対して上記基準垂直同期信号RVSの位相が時間
的に遅れた状態で位相同期するようにサーボ制御
される。
このサーボ制御により、RAM14への書込み
動作が読取り動作より時間先行するように制御さ
れるため、RAM14に書込まれた映像情報は欠
落なくそのすべてが変動のない安定した時間軸で
正しく読取られ、またRAM14への書込み時に
削除されたブランキングと同期情報は加算回路1
7にて読取りと同じ安定した時間軸の基準同期信
号RCSによつて補われるため、端子20からは
入力映像信号cのスキユー歪が除去された安定な
映像信号が正しく復元されて出力され、著しい画
質改善効果が得られる。
以上の例では読取りアドレス発生回路41がカ
ウンタ回路及び第3図に示す論理回路から成る場
合の一実施例について説明を行なつたが、データ
アドレス及びラインアドレスをROMに記憶させ
ておき、ROMの内容を読出すことにより、ヘツ
ドが切換わり、映像信号が不連続となつた部分で
一ライン前のアドレスに変更し、情報を置換する
ことも可能である。
MUSE信号やC−MAC信号では同期情報の後
に色度信号、輝度信号の順に配置されている。ま
た、色度信号は輝度信号に対して周波数帯域が狭
いため時間軸圧縮率が大きい。従つて、色度信号
が欠落した場合には欠落した時間が時間圧縮率に
正比例し、拡大されてしまうので、画質劣化度は
大きくなる。本発明によれば第1図に示す実施例
のように信号の後部分(第2図aのCからB′ま
で)だけを置換しているため、置換したことによ
る画質劣化はほとんど問題にならず、スキユー歪
を著しく改善できる。
第1図に示した実施例ではメモリとしてRAM
を用いた場合について説明を行なつたがメモリと
してはRAMの代りにシフトレジスタ、CCD遅延
線などを用いても良く、本発明の主旨をはずれる
ものではない。
またメモリは一定容量を持つており、巡環的に
データの書込み、読取りを行なう。上記したよう
に入力映像信号と基準同期信号はサーボ制御装置
により位相同期しているが、位相のゆらぎは残
る。メモリ容量はこの位相ゆらぎを除去しスキユ
ー歪を補正するに足るだけのラインメモリ数必要
がある。
また第1図に示す実施例では時間τ1を最少限に
設定してτ1の期間だけ置換しているがそのライン
全体を前ラインの信号で置換えても良い。
また、第1図に示す実施例ではスキユー歪発生
部の信号置換はメモリからの読出し時に行なつて
いるが、書込み時に行なつても良い。一例とし
て、ヘツド切換えを行なつたライン(第mライン
とする)の信号を次のライン(第m+1ラインと
する)の信号で置換する方法を示す。第m+1ラ
インの信号をRAM14内のラインメモリに書込
む場合、位置CからB′に相当する信号の書込み
時には第mラインの信号が記憶されているライン
メモリも同時に書込みモードとし、同一データア
ドレス信号を用い同一信号を書込む。このように
すれば、第mラインの信号が記憶されているライ
ンメモリにも連続し信号を書込むことができる。
以後これを順次読取るようにすれば、ヘツド切換
え時の信号不連続なくスキユー歪補正される。
さらに、書込み時に信号置換えを行なう方式で
は、ヘツド切換え位置を特定のラインに固定する
必要はなくなる。
以上いずれにおいても本発明の主旨をはずれる
ものではない。
また、可変速再生のように複数のトラツクにま
たがつた再生を行う際に生じる位相不連続に対し
ても、ヘツド切換制御信号に応答して置換処理を
行うことにより、スキユー歪を同様に除くことが
できる。
第1図に示す実施例では常に期間CからB′ま
での信号は前ラインの信号で置換えている。一方
期間CからB′までの信号は原信号を用い、前ラ
インで置換しない方法もある。第4図はその説明
用の波形図である。
第4図において、aは一方のヘツドで再生され
た映像信号を示している。信号aに対し、他方の
ヘツドで再生される信号の位相はbのように位相
が遅れる場合と、cのように位相が進む場合があ
る。
第4図aに示す位置Bでヘツド切換え信号をラ
ツチし、その信号を用いてヘツドを切換え一連の
再生信号を作る。位置Bでヘツド切換え信号をラ
ツチするためには、第1図に示す信号hを第2図
aのB′に相当するアドレス値で出力すれば良い。
他方ののヘツドの再生信号が第6図bに図示する
ように位相が遅れている場合には、ヘツドを切換
えた次のラインの同期信号を検出可能なので、位
置Aからメモリに記憶することが可能であり、ヘ
ツドの切換え部においても前ラインの信号に置換
する必要もなくスキユー歪を補正できる。
一方、他方のヘツドの再生信号の位相がcに図
示するように進んでいる場合には次のラインの同
期信号をもはや検出することはできない。この場
合には、ヘツド切換直後の信号は前ラインの信号
で置換える。MUSE信号のように色度信号の伝
送方法として、2つの色度信号を水平走査線毎に
交互に線順次で送る場合には、色度信号のみ22ラ
イン前の信号で置換えることによりその置換部分
で疑色を発生させないようにすることができる。
第4図dはヘツド切換え直後に位置Bで形成さ
れる所定パルス幅τ2のゲート信号を示している。
上記τ2はヘツド切換え時に生じると予想されるス
キユーの最大値τ1と水平ブランキング期間の和で
ある。従つて、この期間τ2に同期信号が表われれ
ばbの場合に相当しアドレス切換え後最初に表わ
れた同期信号を次のラインの同期信号とみなすこ
とができる。一方、dに示すゲート期間に同期信
号が表われなければcの場合に相当し、位相が進
んでいたことになる。
以上のようにして信号置換処理を最少限にして
スキユー歪を補正することが可能でである。
特に水平ブランキング期間のフロントポーチが
期間τ1よりも大きくとれれば、常にヘツド切換え
後に次のラインの同期信号を検出することがで
き、前ラインで信号を置換することなく、確実に
スキユー歪を除去することができる。この場合に
は、第1図において、回路34,35,36,4
5,46は省くことができ、信号hをD型フリツ
プフロツプ51のクロツク入力端子に入力すれば
良い。また第3図において示したラインアドレス
発生回路も不要になる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ヘツド切換時に信号及びその
時間軸の不連続をなくすことができ、スキユー歪
を完全に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図第
2図はその各部波形図、第3図は本発明のライン
アドレス発生回路の一実施例を示すブロツク図、
第4図は他の実施例を示す波形図である。 13……AD変換器、14……ランダムアクセ
スメモリ、15……DA変換器、30……同期分
離回路、32……書込みクロツク発生回路、33
……書込みアドレス発生回路、35,46……プ
リセツタブルカウンタ、40……読取りクロツク
発生回路、41……読取りアドレス発生回路、4
2……基準同期発生回路、51……D型フリツプ
フロツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 映像信号を磁気テープの平行な斜めのトラツ
    クに記録し、複数のヘツドを切換えて再生する回
    転ヘツド形磁気記録再生装置のスキユー歪除去装
    置において、 上記テープより再生される再生映像信号に同期
    した書き込みクロツクを発生する書込みクロツク
    発生回路と、 所定周波数の読取りクロツクを発生する読取り
    クロツク発生回路と、 メモリと、 上記再生映像信号を上記書込みクロツクに同期
    して上記メモリに書込む第1のメモリ制御回路
    と、 上記メモリより書込まれた再生映像信号を上記
    読取りクロツクに同期して読出す第2のメモリ制
    御回路と、 上記複数のヘツドを切換えた位置を検出する手
    段と、 を有し、 上記再生映像信号の上記複数のヘツドを切換え
    て再生した水平走査線を、その水平走査線に先行
    あるいは後続する上記再生映像信号で置換えるよ
    うに上記メモリ制御回路を制御するようにしたこ
    とを特徴とするスキユー歪除去装置。 2 上記メモリ制御回路は、 上記複数のヘツドが切換えられた後、上記再生
    映像信号に含まれる新たな同期情報が表れるまで
    の期間の信号部分を置き換えるように制御される
    構成である特許請求の範囲第1項に記載のスキユ
    ー歪除去装置。
JP59072800A 1984-04-13 1984-04-13 スキュ−歪除去装置 Granted JPS60217773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59072800A JPS60217773A (ja) 1984-04-13 1984-04-13 スキュ−歪除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59072800A JPS60217773A (ja) 1984-04-13 1984-04-13 スキュ−歪除去装置

Publications (2)

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JPS60217773A JPS60217773A (ja) 1985-10-31
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