JPH10200920A - ジャミング信号を付加する出力装置 - Google Patents

ジャミング信号を付加する出力装置

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JPH10200920A
JPH10200920A JP9002986A JP298697A JPH10200920A JP H10200920 A JPH10200920 A JP H10200920A JP 9002986 A JP9002986 A JP 9002986A JP 298697 A JP298697 A JP 298697A JP H10200920 A JPH10200920 A JP H10200920A
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JP
Japan
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signal
jamming
output
phase
color difference
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JP9002986A
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Shinji Yoda
信治 依田
Hiroaki Unno
裕明 海野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種のタイプの出力信号に対してジャミング信
号を付加して出力することができ、コピー防止機能を有
効に発揮する。 【解決手段】輝度信号(Y)と第1と第2の色差変調信
号(Cb)、(Cr)を出力する出力回路において、前
記輝度信号又は第1又は第2の色差信号のいずれか1つ
の水平帰線消去期間の一部に、色副搬送波の位相が大幅
に変動したジャミング信号を重畳するジャミング信号付
加器15を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体(例え
ばディスク)再生装置や受信装置の出力を、他の記録装
置によって記録媒体(例えばディスク、テープやメモ
リ)に記録したとしても、コピープロテクト手段の作用
により前記記録媒体からの再生をジャミングするように
したジャミング信号を付加して出力する出力装置に関す
るものであり、前記ディスク再生装置や受信装置の出力
段に設けられて有効な装置である。
【0002】
【従来の技術】従来、コピー防止装置を開示した文献と
して、米国特許4,631,603号、米国特許4,5
77,216号、米国特許4,819,098号等があ
る。これらの文献の米国特許4,577,216号にお
いては、コンポジットビデオ信号のカラーバースト期間
を選択し、選択したカラーバースト期間のカラーバース
ト信号の位相を乱して、出力する回路が開示されてい
る。
【0003】カラーバースト信号の位相を乱す程度は、
通常のテレビジョン受信機では色副搬送波の乱れが生じ
ない程度に設定されている。しかし、ビデオテープレコ
ーダ等で位相の乱れたカラーバーストを含むビデオ信号
をテープに記録し、このテープからビデオ信号が再生さ
れた場合は、前記位相の乱れたカラーバースト信号の影
響で再生画像が乱れるようになる。
【0004】テレビジョン受信機には、カラーバースト
信号に位相同期した色副搬送波を発生する色副搬送波発
生回路が設けられている。この色副搬送波発生回路は、
位相同期回路(PLL回路)を有し、カラーバースト信
号に位相同期した色副搬送波を発生するようになってい
る。この回路は、自走動作を行うことができように時定
数が設定されている。そして、一度、カラーバースト信
号に位相ロックした後は、入力するカラーバースト信号
に少しの位相乱れがあっても、簡単には色副搬送波の位
相が乱れないように設計されている。
【0005】一方、ビデオテープレコーダでは、ビデオ
信号を再生する場合、再生されたカラーバースト信号に
忠実に位相同期して、色信号の周波数変換を行う周波数
変換手段や、再生されたカラーバースト信号の位相と水
平同期信号との位相関係を所定の位相関係に保つ同期手
段が内蔵されている。この結果、カラーバースト信号の
位相が乱れていると、正確なクロマ信号が得られない
し、また正確な同期信号が得られないという問題が生じ
る。これは結果的には、再生画像が色、色同期ともに乱
れるという結果になり、いわゆるコピー防止機能が実現
されていることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のコピー
防止装置は、コンポジットビデオ信号のカラーバースト
信号の位相を乱すということで実現されていた。しか
し、最近の多様化の時代の再生装置や受信装置では、コ
ンポジットビデオ信号の出力端子のみならず、種々の状
態の画像信号の出力端子をもつことが要望される。
【0007】例えば、コンポジットビデオ信号の出力端
子のほかに、いわゆるS端子と称される出力端子があ
る。この出力端子は輝度信号とクロマ信号とを独立して
出力する端子である。このS端子は、輝度信号をクロマ
信号とを分離した形で出力するために、受け側の装置
(例えばモニタ)でわざわざ輝度クロマ分離処理を行う
必要がなく、供給側からの良質の輝度、クロマ信号をそ
のまま取り込むことができるという利点をもつ。さらに
は、再生装置には、輝度信号と第1、第2の色差信号を
独立して出力するための出力端子も設置されているもの
もある。
【0008】このような再生装置を考えた場合、上述し
たコピー防止機能はあくまでもコンポジットビデオ信号
のカラーバースト信号の位相を乱すということで実現さ
れていたために、輝度信号と第1、第2の色差変調信号
が独立して出力された場合には、コピー防止信号は付加
されていないことになる。
【0009】そこでこの発明は、各種のタイプの出力信
号に対してジャミング信号を付加して出力することがで
き、コピー防止機能を有効に発揮できる得るジャミング
信号を付加する出力装置を提供することを目的とする。
【0010】またこの発明は、コピー禁止フラッグに基
づき動作し、コピー禁止フラッグが存在するときはジャ
ミング信号を付加するが、存在しないときは、適性なバ
ースト信号を付加するようにしたジャミング信号を付加
する出力装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、輝度信号と第1と第2の色差変調信
号を出力する出力回路において、前記輝度信号又は第1
又は第2の信号のいずれか1つの水平帰線消去期間の一
部にジャミング信号を重畳するジャミング信号付加手段
を設けたことを特徴とする。
【0012】上記のジャミング信号は、色副搬送波の位
相を強制的に変動させたジャミング信号である。そし
て、前記ジャミング信号付加手段は、前記第1及び第2
の色差信号の位相の基準となる色副搬送波をバースト期
間に位相制御し、前記色搬送波の位相を強制的に変動さ
せたジャミング信号を生成している。
【0013】またこの発明では前記ジャミング信号付加
手段は、水平同期信号に同期してタイミングパルスを生
成する回路であって、バースト期間内に位相反転制御用
のタイミングパルスを得るとともに、バースト期間の全
体にジャミング信号付加期間用のタイミングパルスを生
成するタイミングパルス発生回路と、色副搬送波発生回
路と、前記色副搬送波発生回路の出力が供給され、前記
位相反転制御用のタイミングパルスに応答して前記色副
搬送波を位相反転して出力する位相制御回路と、前記位
相制御回路の出力が一方の入力端子に供給され、他方の
入力端子に前記輝度信号又は第1又は第2の色差信号が
入力され、前記ジャミング付加期間用のタイミングパル
スに応答して、バースト期間には前記位相制御回路から
出力されているジャミング信号を、前記輝度信号又は第
1又は第2の色差信号のいずれか1つに重畳させて導出
する手段とを具備する。
【0014】さらにまた前記ジャミング信号が付加され
てない場合には、前記出力輝度信号又は第1又は第2の
色差信号に対して、強制的にカラーバースト信号を付加
するバースト付加手段が設けられていることを特徴とす
る。
【0015】上記の手段により、コンポジットビデオ信
号にのみならず、輝度信号と色差信号を独立して出力す
るような装置においても、ジャミング機能を発揮させる
ことができる。またジャミング信号が付加されていない
場合には、正確なバースト信号が付加されるようになっ
ており、通常の取扱いには問題が生じない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1(A)はこの発明の基本的
構成であり、記録媒体再生装置又は受信装置に出力段の
部分を示している。入力端子11、12、13には輝度
信号(Y)と、色差信号(Cb)と、色差信号(Cr)
とがそれぞれ供給される。
【0017】入力端子11の輝度信号(Y)は、スイッ
チ14の一方の入力端子14aに供給されるとともに、
ジャミング信号付加器15に供給されている。ジャミン
グ信号付加器15は、ジャミング信号を出力し、スイッ
チ14の他方の入力端子14bに供給する。またこのジ
ャミング信号付加器15はタイミングパルスも出力する
ことができる。このタイミングパルスは、ジャミング付
加期間用のタイミングパルスであり、例えばバースト信
号期間に一致している。スイッチ14は、ジャミング付
加期間用のタイミングパルスが供給されると、この期間
は、入力端子14bのジャミング信号を選択導出する
が、この期間を除く期間は、入力端子14aの輝度信号
(Y)を選択導出する。スイッチ14の出力端子14c
は、コピー防止処理が施された輝度信号(Y)を出力す
る出力端子16に接続されている。
【0018】なお先の入力端子12、13は、それぞれ
色差信号(Cb)、(Cr)の出力端子17、18に接
続されている。また、スイッチ14はジャミング信号を
重畳する重畳手段(加算器等)でも実現できることは勿
論である。
【0019】図1(B)は、上記の実施の形態の動作を
説明するために信号例を示している。即ち、輝度信号
(Y)の水平同期信号(H)の次に到来するペデスタル
レベル期間に、コピー防止用のジャミング信号(Jm)
が付加された状態を示している。このジャミング信号
(Jm)は、周波数はカラーバースト信号の周波数(色
副搬送波周波数)であり、カラーバースト信号期間にお
いて、例えば、前半と後半の位相が反転されている。第
1、第2の色差変調信号(Cb)、(Cr)は、変化は
与えられず、カラーバースト信号も含まない。
【0020】このような形態のジャミング信号に限定さ
れる訳ではないが、要は、色副搬送波の位相が大幅に変
動していればよい。そしてその変動の程度は、通常のテ
レビジョン受信機では、カラーバースト信号に同期して
発振する位相ロック回路の動作により色副搬送波の乱れ
が生じない程度に設定されている。しかし、ビデオテー
プレコーダ等で位相の乱れたカラーバースト信号を含む
ビデオ信号をテープに記録し、このテープからビデオ信
号が再生された場合は、前記位相の乱れたカラーバース
ト信号の影響で再生画像が乱れる程度に設定されてい
る。したがって、図1(B)に示した1/2の期間に限
定されるのではなく、ランダムにその期間が変化しても
よいことは勿論であり、このような位相制御が強制的に
実行されてジャミング信号が生成されている。
【0021】なお、またジャミング信号の付加時期は、
水平周期毎のカラーバースト信号位置に100%付加し
ても良いが、1フィールドのうちの何割りかの水平期間
のカラーバースト信号位置に付加するようにしてもよ
い。付加するタイミングは例えば乱数発生器によりラン
ダムとされる。そしてこの場合、付加率を可変できるよ
うにすると、画像の乱れる程度を選択調整できるように
なる。
【0022】上記の手段を設けることにより、輝度信号
と第1、第2の色差信号が独立して出力される装置にお
いても、コピー防止信号が付加されることになる。上記
の実施の形態であると、輝度信号(Y)に対してジャミ
ング信号を付加している。しかしこれに限らず、第1の
色差信号(Cb)、または第2の色差信号(Cr)に付
加するようにしてもよい。付加する期間は、カラーバー
スト信号期間である。
【0023】図2(A)は、上記と同様なジャミング信
号を第1の色差信号(Cb)に付加できるようにした変
形例である。したがって、この実施の形態では、スイッ
チ14が入力端子12と出力端子17との間に設けられ
ている。
【0024】また図2(B)は、上記と同様なジャミン
グ信号を第2の色差信号(Cr)に付加できるようにし
た変形例である。したがって、この実施の形態では、ス
イッチ14が入力端子13と出力端子18との間に設け
られている。
【0025】図3は、上記ジャミング信号を出力するジ
ャミング信号付加器15の具体的構成例を示している。
タイミングパルス発生回路21は、水平同期信号Hに位
相同期した各種のタイミングパルスを発生している。ま
ずカラーバースト期間に位置したタイミングパルスTP
1を出力し、これをスイッチ14の制御端子に供給して
いる。さらにカラーバースト期間の例えば、1/2の位
置で反転するタイミングパルスTP2を発生し、これを
位相制御回路22の制御端子に供給している。このタイ
ミングパルスTP2はランダムに乱数発生器により制御
されて、その立上がりタイミングがバースト期間毎にシ
フトするようにしてもよい。
【0026】一方、23は色副搬送波発生回路であり、
正常なカラーバースト信号または、色基準信号を取り込
んで、連続する色副搬送波を生成し、これを位相制御回
路22に供給している。正常なカラーバースト信号また
は色基準信号は、入力する輝度信号、または第1又は第
2の色差信号に含まれているものが用いられる。この色
副搬送波は、位相制御回路22に入力され、タイミング
パルス発生回路21からのタイミングパルスTP2に基
づいて、ジャミング信号に変換される。
【0027】図4は、この発明の装置を例えばデジタル
ビデオディスク(DVD)プレーヤに適用した例を示し
ている。デジタルビデオディスク30は、ディスク駆動
モータ31により回転駆動される。デジタルビデオディ
スク30の記録情報は、光学式ピックアップ32により
光学的に読み取られ、電気信号(高周波信号)に変換さ
れる。高周波信号は、RF増幅器33において増幅さ
れ、復調器34にて所定のビット単位のデータに復調さ
れる。この復調データは、エラー訂正回路35において
エラー訂正処理が施され、管理データ等はシステム制御
部36において読み取られて格納される。また復調デー
タはデータ分離器37に供給される。
【0028】データ分離器37においては、復調データ
の中からメインビデオ圧縮データ、副映像圧縮データ、
音声圧縮データを分離し、かつシステム制御部36から
のユーザが選択した選択制御情報に基づいて、副映像ス
トリームや、音声チャンネルを設定する。これは副映像
や音声としては例えば1つのメインビデオ(映画等)に
対して言語の異なる複数の字幕映像情報(複数ストリー
ム)が記録され、また言語の異なる複数の音声情報(複
数チャンネル)が記録されているからである。データ分
離器37で分離されたメインビデオ圧縮データはビデオ
デコーダ38に入力されてデコードされる。また、デー
タ分離器37で分離され、選択された副映像情報は、副
映像デコーダ39に入力されたエンコードされる。この
エンコードされた副映像は、メイン映像にスーパーイン
ポーズされて出力される。またデータ分離器37で分離
され、選択された音声情報はオーディオデコーダ40に
てデコードされ、出力端子41に出力される。
【0029】ここでビデオデコーダ38の出力信号が例
えば輝度信号(Y)、第1、第2の色差変調信号(C
b)、(Cr)として出力され、最終的な装置出力を得
るためにジャミング信号付加装置45に入力される。ジ
ャミング信号付加装置45は、輝度信号(Y)とクロマ
信号(C)を独立して出力するいわゆるS端子が設けら
れている。またジャミング信号付加装置45には、コン
ポジットビデオ信号(CV)を出力する端子、さらに輝
度信号(Y)と第1と第2の色差変調信号(Cb)、
(Cr)を出力端子が設けられている。そしてこのジャ
ミング信号付加装置45においては、上記の各種の出力
信号に対してジャミング信号を付加して出力することが
できる。
【0030】但し、この実施の形態の場合は、再生して
いる光ディスクの管理情報にコピー禁止フラッグが含ま
れているときにジャミング信号付加処理を行うようにな
っている。したがって、システム制御部36は、読み取
った管理情報にコピー禁止フラッグが存在するかどうか
を判定するソフトウエアを有し、コピー禁止フラッグが
存在する場合にはそのフラッグをジャミング信号付加装
置45に与えるようにしている。コピー禁止フラッグが
無い場合には、ジャミング信号は付加されないようにな
っている。
【0031】そしてジャミング信号を付加しない場合に
は、最終出力に対して正常なカラーバースト信号を付加
するカラーバースト付加回路をドライブするように構成
されている。
【0032】図5は、上記ジャミング信号付加装置45
の内部構成例を具体的に示している。入力端子11の輝
度信号(Y)は、S端子を構成する出力端子51に供給
されるともに、スイッチ14の一方の入力端子14aに
供給される。
【0033】入力端子12の第1、第2の色差信号(C
b)、(Cr)は、色差信号出力端子17、18に供給
されるとともに位相軸を変換する変換器54、55に供
給されてベースバンドの色差信号U(=R−Yに対
応)、V(=B−Yに対応)に復調される。この変換
は、次に、所望の方式(NTSCやPAL、SECAM
方式)のクロマ信号(色差変調信号)に変換しやすくす
るためである。
【0034】変換器54、55の出力は、それぞれ乗算
器56、57に入力される。そして乗算器56、57に
おいては、互いに位相が90度異なるキャリアと乗算さ
れる。90度位相の異なるキャリアは、サイン/コサイ
ン波発生器59から得られている。乗算器56、57か
らの変調信号は、加算器58に入力されて直交変調信号
としてスイッチ60の一方の入力端子60aに供給され
る。スイッチ60の他方の入力端子60bにはジャミン
グ信号付加器15からのジャミング信号が供給されてい
る。またスイッチ60の制御端子には、先の図3で説明
したタイミングパルスTP1が供給される。
【0035】これによりスイッチ60からはジャミング
信号が付加されたクロマ信号を得ることができ、このク
ロマ信号は、S端子を構成する端子52に供給されると
ともに、加算器61に供給される。加算器61には輝度
信号(Y)も供給されている。これにより加算器61か
らはコンポジットビデオ信号(CV)が得られ、出力端
子53に導出される。
【0036】上記のジャミング信号付加装置45による
と、コピー禁止フラッグがジャミング信号付加器15に
与えらえると、スイッチ14、60が制御されジャミン
グ信号が付加されることになる。しかし、コピー禁止フ
ラッグが存在しない場合には、ジャミング信号付加器1
5からのタイミングパルスTP1は、例えばローレベル
に固定され、この結果、スイッチ14、60は、端子1
4a、60a側に固定状態となり、ジャミング信号は付
加されなくなる。そして、バースト発生部71は、コピ
ー禁止フラッグが存在しないときは、適性なカラーバー
ストの存在するタイミングで、適性な位相のカラーバー
スト信号を出力してクロマ信号及び輝度信号(Y)に重
畳するようになっている。なお、カラーバースト付加手
段はこの実施形態に示されるものに限定されず、各種の
実施の形態が可能だである。
【0037】図6は他の実施の形態である。図5の実施
の形態では、出力端子17、18に色差信号(Cb)、
(Cr)を導きだしたが、図6の実施の形態では、ベー
スバンド色差信号(U)、(V)を導き出すようにして
いる。さらに図5、図6の実施の形態の組み合わせとし
て、色差信号(Cb)、(Cr)、ベースバンド色差信
号(U)、(V)のいずれも導き出すことができるよう
にしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
各種のタイプの出力信号に対してジャミング信号を付加
して出力することができ、コピー防止機能を有効に発揮
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本構成と動作を説明するための
図。
【図2】この発明の他の実施の形態を示す図。
【図3】この発明の要部となるジャミング信号付加器の
例を示す図。
【図4】この発明を用いたディスク再生装置の構成を示
す図。
【図5】図4のジャミング信号付加装置の構成例を示す
図。
【図6】この発明の他の例を示す図。
【符号の説明】
11〜13…入力端子 14…スイッチ 15…ジャミング信号付加器 16〜18…出力端子。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度信号と第1と第2の色差信号を出力す
    る出力回路において、前記輝度信号又は第1又は第2の
    信号のいずれか1つの水平帰線消去期間の一部に、ジャ
    ミング信号を重畳するジャミング信号付加手段を設けた
    ことを特徴とするジャミング信号を付加する出力装置。
  2. 【請求項2】前記ジャミング信号は、コピー禁止フラッ
    グが存在するときに色副搬送波の位相を強制的に変動さ
    せたジャミング信号であることを特徴とする請求項1記
    載のジャミング信号を付加する出力装置。
  3. 【請求項3】前記ジャミング信号付加手段は、 前記第1及び第2の色差信号の位相の基準となる色副搬
    送波をバースト期間に位相制御し、前記色搬送波の位相
    を強制的に変動させたジャミング信号を生成しているこ
    とを特徴とする請求項1記載のジャミング信号を付加す
    る出力装置。
  4. 【請求項4】前記ジャミング信号付加手段は、 水平同期信号に同期してタイミングパルスを生成する回
    路であって、バースト期間内に位相反転制御用のタイミ
    ングパルスを得るとともに、バースト期間の全体にジャ
    ミング信号付加期間用のタイミングパルスを生成するタ
    イミングパルス発生回路と、 色副搬送波発生回路と、 前記色副搬送波発生回路の出力が供給され、前記位相反
    転制御用のタイミングパルスに応答して前記色副搬送波
    を位相反転して出力する位相制御回路と、 前記位相制御回路の出力が一方の入力端子に供給され、
    他方の入力端子に前記輝度信号又は第1又は第2の色差
    信号が入力され、前記ジャミング付加期間用のタイミン
    グパルスに応答して、バースト期間には前記位相制御回
    路から出力されているジャミング信号を、前記輝度信号
    又は第1又は第2の色差信号のいずれか1つに重畳させ
    て導出する手段とを具備したことを特徴とする請求項1
    記載のジャミング信号を付加する出力装置。
  5. 【請求項5】第1のベースバンド色差信号と、第2のベ
    ースバンド色差信号とでそれぞれ所定位相分異なる第1
    と第2の変調波をそれぞれ第1のベースバンド色差信号
    と、第2のベースバンド色差信号とで変調した第1と第
    2の色差変調信号を得る手段と、 前記第1と第2の色差変調信号を合成してクロマ信号を
    得る加算手段と、 前記加算手段からの前記クロマ信号に対して、前記ジャ
    ミング信号付加手段からのジャミング信号を重畳して出
    力することができる重畳手段と、 前記重畳手段からのクロマ信号と、輝度信号と独立させ
    て導出するための第1の出力端子部と、 前記重畳手段からのクロマ信号と輝度信号とを合成して
    コンポジットビデオ信号として出力するための第2の出
    力端子部とをさらに具備したことを特徴とする請求項1
    記載のジャミング信号を付加する出力装置。
  6. 【請求項6】前記第1のベースバンド色差信号は、前記
    第1の色差信号を位相軸変換したものであり、前記第2
    のベースバンド色差信号は、前記第2の色差信号を位相
    軸変換したものであることを特徴とする請求項5記載の
    ジャミング信号を付加する出力装置。
  7. 【請求項7】コピー禁止フラッグが存在せず前記ジャミ
    ング信号が付加されない場合には、前記出力輝度信号又
    は第1又は第2の色差信号に対して、強制的にカラーバ
    ースト信号を付加するバースト付加手段が設けられてい
    ることを特徴とする請求項2記載のジャミング信号を付
    加する出力装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001074067A1 (fr) * 2000-03-30 2001-10-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede de protection anti-copie et appareil de reception de radiodiffusion numerique

Cited By (3)

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