JPH0832964B2 - 耐摩性装飾コーティング付着方法および製品 - Google Patents

耐摩性装飾コーティング付着方法および製品

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JPH0832964B2
JPH0832964B2 JP62500913A JP50091387A JPH0832964B2 JP H0832964 B2 JPH0832964 B2 JP H0832964B2 JP 62500913 A JP62500913 A JP 62500913A JP 50091387 A JP50091387 A JP 50091387A JP H0832964 B2 JPH0832964 B2 JP H0832964B2
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PURESHIIKOOTO SA
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    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B37/00Cases
    • G04B37/22Materials or processes of manufacturing pocket watch or wrist watch cases
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S205/00Electrolysis: processes, compositions used therein, and methods of preparing the compositions
    • Y10S205/917Treatment of workpiece between coating steps

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は基板上の下地層とその上に付着された表面
層とからなる多重構造でかつ金色調の退摩性装飾コーテ
ィング付着技術の改良に関するものである。
装飾品の表面は、非常にしばしば金色を有することが
要求されるが、これ等装飾品が純金のそれではなくて、
非貴金属、例えば、真鋳、鋼鉄、亜鉛等からなる場合、
金または金合金の表面層を施す(非常にしばしば行なわ
れるのは、電気メッキであるが)ことによって金の美観
が得られる。このコーティングを耐摩耗性および耐腐蝕
性にする必要のある場合には、その厚さを少なくとも10
μにしなければならない。
この目的のために一般には、電気メッキにより、14−
18カラットの貴金属合金からなる下コーティングが施さ
れるが、この合金の耐腐蝕性は不十分で、色も各純合金
のそれ等、例えば、スイス時計製作工業NIHS 03−50の
規格(1N14,2N18,3N,4N,5N合金)により定義された色と
は正確に一致しない。
金メッキの耐腐蝕性も、また色も、22カラット以上の
純度を有する金合金の表面層を電気メッキすることによ
って改善可能であり、また所要の色に正確に合致させる
ことも可能である。
金は、価格の高いことや耐摩耗性の低いために、金メ
ッキ法は付着が真空下で行われるハードコーティングや
蒸気相付着法(vapor phase deposition)によってとっ
て代られることが求められてきた。例えば、窒化チタニ
ウム・コーティングが一般に適用されるが、これ等コー
ティングは、蒸気相化学反応、反応性蒸発、イオン・プ
ロゼクション、或は陰極スパッタリング等によって、金
属性、焼結された炭化金属または窒化金属、或はセラミ
ック材料からなる装飾性物品の表面に施される。これ等
コーティングは、耐摩耗性を有し、かつ金の美観を呈す
という利点を備えている。
しかしながら、これ等方法によって得られる色は、金
のそれと類似しているだけであって、錬達されたひとの
眼には、容易に区別されるもので、この欠陥(Lack of
equivalence)について第2図から第5図までを参照し
ながら以下において説明することにする。
他方、非常に密な、かつ耐腐蝕性の窒化チタニウム、
コーティングをイオン・プロゼクション、或は陰極スパ
ッタリングによって得る場合、そのコーティング層には
非常に高い圧縮応力状態が伴い、その結果として、コー
ティング層とベース材料との間において剪断応力が働く
が、これは、コーティングの分離を促す。
耐摩耗性を付与する方法として、米国特許 第 3,85
7,682号には、真空下で、微細な金属を窒化チタニウム
の表面上に付着させることが提案され、この思想は、米
国特許第4,252,862号およびスイス特許第631,040号に取
り入れられ、窒化チタニウム表面に正確な金色、または
金合金の色を与える目的で、装飾の分野に応用されてい
る。このようにコーティングされた物品の利用中におい
ては、金コーティングの摩耗は、鋭い角度のエッジによ
ってのみしか起らず、しかも摩耗した部分は明らかに窒
化チタニウムの色をなし、他のコーティング部と比べて
区別し得るが、それは僅かである。
窒化チタニウム・コーティングの光沢および色を改善
する方法として、日本特許公告第58,153,776号およびヨ
ーロッパ特許公告38,294号には、コーティング厚さの全
部または一部に窒化チタニウム/金の化合物を形成すべ
く窒化チタニウムと金とを同時付着(cojugated deposi
tion)させることが記述されている。
しかし、この方法には、腐蝕の点について問題がある
ようで、得られる色も、金コーティングした場合の標準
色から離れている。
なお、窒化チタニウム層および金層の微細な両層の付
着が真空法によって成功的に行なわれるが、これはま
た、コーティングの光沢を改善するものである。
これ等公知のすべての方法について、主な欠点として
次のものが挙げられる: −窒化チタニウムトベス材料との接触面における剪断応
力によって惹起するコーティング分離の危険。
−窒化チタニウムと金とを同時に付着させる場合を除い
て、窒化チタニウムへの金の接着力が不十分であること
が、無作意にしばしば起る。
−真空付着によって標準色を得ること、特に利用者の要
望に応じて色を変えることが困難であり、他方、金また
は金合金を付着する(複数の)方法は、処理方法を変え
ることによって、コーティングの仕上げ色を変えること
はできない。
本発明の目的は、上述の種々の欠点を除去すること
で、特に、窒化チタニウムをベースとして金の仕上げコ
ーティングを施した付着層の耐摩耗性、接着力、および
外観を著しく改善する方法を提案することである。
この目的のために第1の発明においては、下地層(第
1層)と表面層(第2層、第3層)からなる多層構造の
耐摩性装飾コーティング製品を製造するに際して、硬く
て所望の色に近い第1層を基板上に真空付着し、第1層
をイオン衝撃により活性化するとともに所望の色に近い
第2層を付着し、所望の色の第3層を電気メッキにより
形成することを要旨とするものである。
また第2の発明においては、硬くて所望の色に近い下
地層(第1層)と、所望の色の貴金属の表面層(第2
層、第3層)とを、組合せて多層構造の耐摩性装飾コー
ティング製品としたことを要旨とするものである。
次に本発明を実施例により添付図面を参照して詳細に
説明する。
第1図は、本発明による方法の各段階によって付着形
成されるそれぞれの層を図解した断面図であり;第2図
は、International lighting Commission CIEの標準法
(1976)による色測定の原理を図解しており;第3図
は、窒化チタニウム・コーティングの着色面の光沢がそ
れに含まれる窒素量によって変化する様子を示したグラ
フであり、第4図は、窒化チタニウムにより反射される
緑色と赤色との比と、それに含まれる窒素量との関係を
示すグラフであり、および第5図は、窒化チタニウムに
より反射される青色と黄色との比とそれに含まれる窒素
量との関係を示すグラフである。
特に注目される実施例においては、真空下で、例えば
陰極スパッタリング、真空蒸着、或は、イオン・プロジ
ェクションにより、かつ窒素の存在において、金属また
は、非金属物品10(第1図に概略図示)の表面にチタニ
ウムを付着することにある。この付着の行われている
間、処理チャンバーに導入される窒素量は、次のよう
に、即ちコーティング11の組成が、物品の裸表面から出
発して、即ち、純粋なチタニウムから大約化学量論理的
組成を有する窒化チタニウムへ漸次変化するように、ゼ
ロから所要に応じて定められた値まで連続的に変化する
よう制御される。
特に有利な方法として、処理される物品の帯電(pola
rization)は、機械的圧縮応力がコーティング開始時の
最低値から終了時の最高値へ漸次変化するように、同時
に変化される。このようにして、物品の裸の表面から出
発して、窒素濃度および機械的応力について与えられた
匂配を有するコーティングが得られる。これによって得
られるコーティングは、所要の光学的特性、機械的特性
および耐腐蝕性についてはもちろん、物品のコーティン
グとの接触面において剪断応力が最低となる。
この方法では、窒化チタニウムの第1層(下地層)が
付着形成された後、第一層の最外表面の予備処理が、電
気メッキによる金または金合金の(仕上げ)層が付着形
成されるに先立って、この仕上げ層の色として、通常の
規格(Norms)によって定義された通常標準色にできる
だけ近い所要の色が最終的に得られるように、行なわれ
る。この目的から、強烈なイオン衝撃によって窒化チタ
ニウムの活性化が、第二処理期の第一階段中に行なわれ
る。この第一処理階段後、金原子の付着が第二処理期の
第二段階中に行なわれ、これにより中間層12が形成され
る。この金原子の付着は、窒化チタニウム表面に対して
イオン衝撃を連続的に行ないながら真空下で蒸発、イオ
ン・プロゼクション、または、陰極スパッタリングによ
って行なわれる。この第二段階中イオン衝撃の強度は漸
次低減される。
この工程が終了すると、活性化された窒化チタニウム
の表面に、電気メッキにより純粋の金または高純度の金
合金の層13を付着する(これにより表面に所要の色を付
与することができる)準備が整ったことになる。この色
は、電気メッキ浴の組成を変えるか或は電気メッキの条
件に関与するパラメータを改変することによって、思う
ままに変えることが可能である。このようにして、窒化
チタニウム下地層と次いで微細金属を真空付着によって
予めコーティングされた、同一バッチの種々の物品で
も、電気メッキ浴毎に個々の処理によっても、或は処理
条件が改変されることによっても、異なる色合いを有す
る仕上げ層が得られる。
物品表面に先ず窒化チタニウムの下地層を施し、次い
で、微細金層の真空付着を行い、さらに金の電気メッキ
を施すことからなる上述の実施例は、一般化が容易で、
他の種々の金属に適用され得る。
下地層は、厚さが0.1−20μであって、チタニウム、
ジルコニウム、ハフニウム、の群から選ばれた少なくと
も一金属の真空付着によって形成されるが、この付着
は、炭素、窒素、酸素、の群から選ばれた少なくとも一
元素の存在において行なわれ得る。窒化チタニウムに関
して、これ等元素の率は、上述した金属の真空付着期
中、漸次増大される。
同時に、コーティングの厚さが増大するにつれて、処
理されるべき物品は、ますます負に帯電され、従って、
得られるコーティング層の非金属元素の濃度は、高くな
り、そして機械的応力(の状態)が増大する。
この方法の第二期においては、強力なイオン・クリー
ニングが行われ、そして微細な金属層が、一部は同時に
付着されるが、この金属層は、金または金合金のそれで
あってもよい。この第二層の厚さは、100−10,000Aが好
ましい。次に最上層の仕上げ層がが、第二層を構成する
金属コーティング表面に電気メッキによって付着され
る。この電気メッキは、一般に、金または高カラットの
金合金、例えば、合金元素として、インジウム、ニッケ
ル、コバルト、カドミウム、銅、銀、パラジウム、亜
鉛、または、アンチモンを含む、少なくとも22カラット
の金合金について行われる。所要の色合および美観が得
られるように判然と定義された条件の下で電気メッキに
よって得られる表面層の厚さは、0.1−30μの間にある
のが好ましい。
この方法の場合、物品の表面を処理することによっ
て、その表面は、ほぼ所要の色を有する硬く付着した耐
腐蝕性の層によって被覆されると共に、この下コーティ
ング上に、この下コーティングに完全に付着した正確に
所要の色を有する仕上げコーティングを形成することが
可能である。
この方法は、種々の物品に適用できる。例えば、予め
脱脂し乾燥した不銹鋼の時計ケースを真空にされた陰極
スパッタリング・チャンバーに入れる。第一段階では、
アルゴンイオンを用いてイオン衝撃が行われ、最表面に
存在する微量の汚染物が除かれる。物品は、次に、数十
ボルトに負に帯電された後、陰極スパッタリングによる
チタニウムの付着が開始される。コーティングの厚さが
増すにつれて、この物品の帯電は、漸次増大され、次い
でこのチャンバへ導入される窒素流が増大されると、ま
すます窒素に富む窒化チタニウム化合物が付着される。
窒化チタニウムの付着終了時には、コーティング厚さは
1μに達するが、この時点で、物品の帯電は150−250V
に達し、また、窒化チタニウム中における窒素原子の率
は約50%になる。この場合、コーティング表面の色は、
金のそれに近い。
次の処理として、窒化チタニウム層をアルゴンイオン
での衝撃が行われる。この衝撃の強さが減少するにつれ
て、金の微細層が陰極スパッタリングによって付着さ
れ、この際、この層が0.1μの厚さになるまで金原子フ
ラックスの増大を伴う。次いで、時計ケースがチャンバ
ーから取り出される。微量のインジウムおよびニッケル
を含有する22カラット金合金の0.3μ厚さのコーティン
グを電気メッキすることによって表面の仕上げ色が得ら
れる。その色は規格の2N18である。
他の実施例として、良好な耐摩耗性を有するロジウム
の微細層を真鍮製ボールペンの外表面に付着する場合に
ついてのべる。ボールペンは、表面をニッケル電気メッ
キによって処理した後、陰極スパッタリング・チャンバ
ーに導入して、先の実施例と同様に処理される。チタニ
ウムの付着中、窒素は、炭化水素、例えば、メタンと置
換され、かくして、炭素の比率が増大するにつれて、炭
化チタニウムが付着する。炭化チタニウムの付着に続い
て、かつ表面のイオン衝撃と同時に、銀の微細層が陰極
スパッタリングによって付着される。
次に、銀層の上に、ロジウム層が最終的に0.3μの厚
さまで電気メッキされる。
第二図には、物品の表面から反射される光の色を測定
するための原理(International Lighting Commission
の1976年CIE標準法による)を図解しており、三つの変
数が測定され、三次元直交座標系の各軸にプロットされ
る。軸Lは光沢を規定し、軸−a,+aは二つの補色であ
る緑色と赤色にそれぞれ対応する。また、軸−b,+bは
二つの補色である青色と黄色にそれぞれ対応する。
第三図は、窒化チタニウムと種々の標準金合金との間
の光沢の比較グラフを示す。縦軸には、光沢を任意の
(arbitrary)単位で、横軸には窒化チタニウムに含ま
れる窒素量を任意単位に示されている。窒化チタニウム
コーティング表面の光沢は曲線20によって示されてい
る。種々の金合金の光沢は一連の点で示されている。特
に、示された全ての標準合金の光沢が、全ての窒化チタ
ニウム化合物より優れていることが認められる。
第四図は、一方では、窒化チタニウム・コーティング
によって、他方では種々の標準金合金によって反射され
る緑色および赤色の光の量を示す。先と同様に、窒化チ
タニウム化合物中の窒素の含有量が任意の単位で横軸に
ブロットされている。曲線21は窒化チタニウム・コーテ
ィングによって反射された緑色および赤色の光量を示
す。
第五図は、窒化チタニウム・コーティングおよび標準
金合金の種々のコーティングのそれぞれによって反射さ
れる青色および黄色の光量を示す。先と同様に、窒化チ
タニウム化合物中の窒素の含有量を任意の単位で横軸に
プロットした。曲線22は窒化チタニウム・コーティング
によって反射された青色および黄色の光量のその成分量
との関係を示す。種々の合金によって反射される青色お
よび黄色の光は一連の点で示される。
窒化チタニウムの窒素量がいかほどであろうと、与え
られた標準合金を、窒化チタニウムが表示される曲線の
点と正確に一致させることは不可能であることが認めら
れる。。例えば、合金5Nを取り上げた場合、曲線21上の
最も近い点Mは窒素含量が4と5との間にある窒化チタ
ニウムに対応するが、他方、曲線22上の最も近い点は窒
素含量が3と4との間にある窒化チタニウムに相当す
る。
同じことは、その他の標準金合金の場合にも認められ
る。結果として、標準金合金の美観を正確に呈する窒化
チタニウムの表面コーティングを得ること(これは上述
した方法の主な利点の一つである)は不可能である。
以上記載のようにこの発明によれば、硬い材料からな
る下地層を用いているので、耐摩性が大幅に向上する。
また下地層が有るために貴金属を用いた表面層を薄い構
造のものとできるので、コストを大幅に低減することが
できる。さらに下地層に所望の色に近い色の材料を用い
ているので、仮に表面層が剥離や摩耗して下地層が露出
しても、全体の美感を低下させることがないのである。
さらに中間層である第2層の付着時にイオン衝撃により
下地層である第1層を活性化しているので、下地層と中
間層との間の付着力が強化され、表面層の剥離が効果的
に防止されるのである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−62984(JP,A) 特開 昭57−120686(JP,A) 特開 昭57−120685(JP,A) 特開 昭58−64396(JP,A) 特開 昭61−104097(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1段階において基板の表面に所望の色に
    近い色の第1層を真空付着し、第2段階において第1層
    を真空下のイオン衝撃によって活性化するとともに金属
    および/または金属合金の所望の色に近い色の微細第2
    層を付着し、続いて第3段階において所望の色を有した
    第3層を上記の第2層上に電気メッキするに際して、 上記の第1段階においては、チタニウム、ジルコニウム
    およびハフニウムよりなる群から選ばれた1種以上の金
    属と、炭素、窒素および酸素よりなる群から選ばれた1
    種以上の元素とから上記の第1層を形成し、 金または、インジウム、ニッケル、コバルト、カドミウ
    ム、銅、銀、パラジウム、亜鉛およびアンチモニからな
    る群から選ばれた1種の元素と金との合金からなる少な
    くとも1種の貴金属により第2層を形成し、 金またはインジウム、ニッケル、コバルト、カドミウ
    ム、銅、銀、パラジウム、亜鉛およびアンチモニからな
    る群から選ばれた1種の元素と金との合金からなる群か
    ら選ばれた少なくとも1種の貴金属により第3層を形成
    し、かつ 上記の第2段階においては、まず第1層をイオン衝撃
    し、その続行下に第2層を付着し、然る後イオン衝撃を
    徐減する ことを特徴とする耐摩性装飾コーティング付着方法。
  2. 【請求項2】第2層が100から10000Aの厚さに付着され
    る ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】第3層の厚さが0.1μから30μである ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】耐摩性で所望の色に近い色の第1層と、耐
    摩性で所望の色に近い第2層と、所望の色の金属または
    合金の微細第3層とからなり、 第1層はチタニウム、ジルコニウム、ハフニウムよりな
    る群から選ばれた1種以上の金属と、炭素、窒素、酸素
    よりなる群から選ばれた1種以上の元素とからなり、 第2層は金または金合金からなり、該金合金はインジウ
    ム、ニッケル、コバルト、カドミウム、銅、銀、パラジ
    ウム、亜鉛およびアンチモニよりなる群から選ばれた1
    種の元素を含み、 第3層は金または金合金からなり、該金合金はインジウ
    ム、ニッケル、コバルト、カドミウム、銅、銀、パラジ
    ウム、亜鉛およびアンチモニよりなる群から選ばれた1
    種の元素を含む ことを特徴とする耐摩性装飾コーティング製品。
  5. 【請求項5】第2層の厚さが100から1000Aである ことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の製品。
  6. 【請求項6】第3層の厚さが0.1μから30μである ことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の製品。
JP62500913A 1986-02-04 1987-02-03 耐摩性装飾コーティング付着方法および製品 Expired - Lifetime JPH0832964B2 (ja)

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