JPH08329181A - 2次元光走査装置 - Google Patents

2次元光走査装置

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JPH08329181A
JPH08329181A JP7135030A JP13503095A JPH08329181A JP H08329181 A JPH08329181 A JP H08329181A JP 7135030 A JP7135030 A JP 7135030A JP 13503095 A JP13503095 A JP 13503095A JP H08329181 A JPH08329181 A JP H08329181A
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Hideaki Nishikawa
英昭 西川
Tsukasa Komura
司 甲村
Yoshinori Otsuka
義則 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外乱の影響が小さく、光走査周期が適度な長
さを有する光走査装置を提供する。 【構成】 鏡面を有するミラー部2と、ミラー部2の外
周に設けられたフレーム16と、ミラー部2とフレーム
16とを連結し、ミラー部2の重心位置を通過する軸を
中心として捩じれ振動するスプリング14と、フレーム
16の外周に設けられたフレーム15と、フレーム16
とフレーム15とを連結し、ミラー部2の重心位置を通
過する軸を中心として捩じれ振動するスプリング13
と、スプリング14とスプリング13とに捩じれ振動を
生じさせる圧電バイモルフ21〜24とを備える。各ス
プリング13、14はミラー部2の重心位置を通過する
軸を中心軸として捩じれ振動するとともに、折り返し蛇
行部131、141を有するから捩じれ振動の共振周波
数が十分低い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を走査光に変
換するとともに、その走査方向を2次元的に変化させる
ことができる2次元光走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、バーコードリーダは、スーパーマ
ーケット等のPOS分野、物流分野など様々な分野で幅
広く利用されている。また、バーコードラベルも小型の
物から大型の物まで様々な物が使用されている。そし
て、バーコードリーダにおいて、読取方式で分類した場
合、ライトペン方式、CCDイメージセンサ方式、レー
ザ走査方式などがある。
【0003】この中でレーザ走査方式のバーコードリー
ダは、バーコードリーダとバーコードラベルとの間を離
して読むことができる遠隔読取が可能であるとともに、
距離の調節により小型のバーコードラベルから大型のバ
ーコードラベルまで読取りが可能であるという利点から
幅広く利用されている。そして、このレーザ走査方式の
バーコードリーダは、利用形態で分類すると設置型と手
持型とに分類することができ、また、走査方式で分類す
ると1次元走査型と2次元走査型に分類することができ
る。さらに、2次元走査型においては、多方向走査型
(以下マルチ走査型)とラスタ走査型に分類することが
できる。
【0004】まず、1次元走査型は、1方向のみの走査
のため、バーコードリーダをバーコードラベルの向きに
合わせるか、バーコードラベルの向きをレーザ光の走査
方向に合わせて読取りを行う必要がある。この方式は、
走査機構が比較的単純で小型化に適するため、主に手持
型に採用されている。一方、2次元走査型のうちマルチ
走査型は、レーザ光を多方向に走査させるため、様々な
向きのバーコードラベルを読取ることができ、バーコー
ドリーダの向き、またはバーコードラベルの向きを意識
的に走査方向に合わせなくても読取りができるという利
点がある。また、2次元走査型のうちラスタ走査型は、
面内の情報を2次元的に把握することができ、近年需要
が増加しつつある2次元バーコードの読取りには必要不
可欠である。しかし、これら2次元走査を行うには、走
査機構が比較的複雑かつ大型化するため、手持型での採
用は難しく、その採用はまだ少ない。
【0005】そこで、近年、単純化、小型化を目指した
新しい2次元走査機構として、特表平4−505969
号公報に記載されるように、4個の圧電バイモルフを共
振させ、それらの相対運動を利用してミラーを振動させ
る方法が提案されている。しかし、この公報に記載のも
のでは、1個のミラーをゴムのベアリングを利用して4
個のバイモルフに連結させているため構造的に弱いこと
が考えられ、また、圧電バイモルフそのものの共振を利
用しているため走査角を大きく取ると圧電バイモルフが
脆性破壊してしまうと思われる。
【0006】また、圧電バイモルフの共振周波数は、非
常に高く2kHz程度と考えられ、この速度で光ビーム
を走査した場合、受光信号処理には高速信号処理ができ
る回路が必要となり、手持型のバーコードリーダにおい
て、この高速信号処理できる回路を格納することは、現
在の技術レベルでは困難と考えられる。そこで、特開平
4−140706号公報に記載されるように、曲げと捩
じれの2自由度の振動モードを持つ弾性変形部を1個の
積層型圧電素子で共振させ、その振動面に光ビームを照
射して2次元走査を得る方法が提案されている。
【0007】この方法は、弾性変形部を駆動源で共振さ
せ、弾性変形部の弾性振動によって少なくとも1方向に
回動できるようになったスキャン部を備えるため、弾性
変形部の共振により振幅を拡大でき、振動子の設計によ
り、所望の共振周波数をほぼ任意に得ることができると
いう点で上記問題点を解決している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した公
報に記載のものでは、偏心した捩じれ回転軸を有する不
釣り合い構造に共振周波数の振動を作用させて、この時
の慣性力を利用して加振力を得ているため、加速度が外
乱として加わった場合に走査軌跡が変動してしまうとい
う欠点があり、手持型のバーコードリーダのように外乱
の影響が加わり易いものについては、使用がかなり困難
と考えられる。
【0009】そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされ
たものであり、ある1方向のモーメントベクトルがその
方向と直交しない2方向以上のモーメントベクトルに分
解できる原理を利用し、多自由度振動子を捩じれ振動子
のみから構成し、1軸のみからの加振により、2軸以上
の捩じれ振動子を共振させることのできる構造を実現す
ると共に、加速度が外乱として加わった場合にも影響を
受けない構造を実現する2次元光走査装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1に記載の発明によれば、光反射面を
有するミラー部(2)と、このミラー部に対して所定の
隙間を介して設けられた第1の保持部材(16)と、前
記ミラー部と前記第1の保持部材とを連結させると共
に、固有の周期的な外力が作用するときに捩じれ、この
捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの方向とは
逆方向に回転トルクが発生するような弾性体から構成さ
れ、前記ミラー部の重心を通る軸を中心軸として前記ミ
ラー部を強制振動させる第1の捩じれ振動部材(14)
と、前記第1の保持部材に対して所定の隙間を介して設
けられた第2の保持部材(15)と、前記第1の保持部
材と前記第2の保持部材とを連結させると共に、固有の
周期的な外力が作用するときに捩じれ、この捩じれの回
転角に応じた大きさで前記捩じれの方向とは逆方向に回
転トルクが発生するように弾性体から構成され、前記ミ
ラー部と前記第1の保持部材との重心を通る軸を中心軸
として前記第1の保持部材を介して前記ミラー部を強制
振動させる第2の捩じれ振動部材(13)と、前記第1
及び第2の捩じれ振動部材に各々前記固有の周期的な外
力を作用させる加振手段(21、22、23、24)
と、を備えかつ、前記第1及び第2の捩じれ振動部材
(14、13)を、少なくとも一部に折り返し蛇行部
(141、131)を有する形状に成形したものであ
る。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の2次元光走査装置において、前記第1及び第2の捩
じれ振動部材(13、14)を、二枚の薄板バネ材を粘
着材で貼り合わせて構成する。光反射面を有するミラー
部(2)と、このミラー部に対して所定の隙間を介して
設けられた第1の保持部材(16)と、前記ミラー部と
前記第1の保持部材とを連結させると共に、固有の周期
的な外力が作用するときに捩じれ、この捩じれの回転角
に応じた大きさで前記捩じれの方向とは逆方向に回転ト
ルクが発生するように弾性体から構成され、前記ミラー
部の重心を通る軸を中心軸として前記ミラー部を強制振
動させる第1の捩じれ振動部材(14)と、前記第1の
保持部材に対して所定の隙間を介して設けられた第2の
保持部材(15)と、前記第1の保持部材と前記第2の
保持部材とを連結させると共に、固有の周期的な外力が
作用するときに捩じれ、この捩じれの回転角に応じた大
きさで前記捩じれの方向とは逆方向に回転トルクが発生
するように弾性体から構成され、前記ミラー部と前記第
1の保持部材との重心を通る軸を中心軸として前記第1
の保持部材を介して前記ミラー部を強制振動させる第2
の捩じれ振動部材(13)と、前記第1及び第2の捩じ
れ振動部材に各々前記固有の周期的な外力を作用させる
加振手段(21、22、23、24)と、を備えかつ、
前記加振手段は、先端が互いに逆方向へ周期的に湾曲振
動する一対の駆動部材(21、22、23、24)と、
前記第2の保持部材を支持し、左右位置に前記駆動部材
(21、22、23、24)の先端が結合されて中心軸
回りに捩じれ振動する連結部材(17)とを備えるとと
もに、前記駆動部材の先端と前記連結部材との結合部
に、バネ変形部(18、19))が形成されている。
【0012】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の2次元光走査装置において、前記駆動部材は、基端
がプレート(1)に接合されて前記先端が変位する圧電
板(21、22、23、24)であり、前記バネ変形部
は前記先端に近い前記プレートの板面に形成されたスリ
ット(18)である。請求項5に記載の発明において
は、光反射面を有するミラー部(2)と、このミラー部
を囲んで環状に設けられた第1の保持部材(16)と、
前記ミラー部と前記第1の保持部材とを一の径方向の対
称位置で連結するとともに、固有の周期的な外力が作用
するときに捩じれ、この捩じれの回転角に応じた大きさ
で前記捩じれの方向とは逆方向に回転トルクが発生する
ように弾性体から構成され、前記ミラー部の重心を通る
軸を中心軸として前記ミラー部を強制振動させる一対の
第1の捩じれ振動部材(14)と、前記第1の保持部材
を囲んで環状に設けられた第2の保持部材(15)と、
前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とを他の径方
向の対称位置で連結するとともに、固有の周期的な外力
が作用するときに捩じれ、この捩じれの回転角に応じた
大きさで前記捩じれの方向とは逆方向に回転トルクが発
生するように弾性体から構成され、前記ミラー部と前記
第1の保持部材との重心を通る軸を中心軸として前記第
1の保持部材を介して前記ミラー部を強制振動させる一
対の第2の捩じれ振動部材(13)と、前記第2の保持
部材を囲んで環状に設けられた第3の保持部材(12)
と、前記第2の保持部材と前記第3の保持部材とをさら
に他の径方向の対称位置で連結する一対の連結部材(1
7)と、前記第3の保持部材に設けられて前記各連結部
材を中心軸回りに捩じれ振動させる駆動部材(21、2
2、23、24)とを具備する2次元光走査装置。
【0013】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載の2次元光走査装置において、前記第2の保持部材
(15)及び第3の保持部材(12)をそれぞれ円環状
に成形する。なお、上記各手段のカッコ内の符号は、後
述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0014】
【発明の作用効果】請求項1に記載の発明においては、
加振手段は、第1及び第2の捩じれ振動部材に各々固有
の周期的な外力を作用させる。すると、第1の捩じれ振
動部材は、固有の周期的な外力が作用するときに捩じ
れ、この捩じれの回転角に応じた大きさで、捩じれの方
向とは逆方向に回転トルクを発生し、ミラー部の重心を
通る軸を中心軸としてミラー部を強制振動させる。
【0015】また、第2の捩じれ振動部材は、固有の周
期的な外力が作用するときに捩じれ、この捩じれの回転
角に応じた大きさで捩じれの方向とは逆方向に回転トル
クを発生し、ミラー部と第1の保持部材との重心を通る
軸を中心軸として前記第1の保持部材を介して前記ミラ
ー部を強制振動させる。つまり、それぞれ捩じれ振動部
材は、ミラー部の重心を通る軸、あるいは、ミラー部と
第1の保持部材との重心を通る軸を中心軸としてミラー
部を強制振動させるため、この振動するミラーにより反
射光の走査がなされるとともに、振動系全体の構造的な
バランスが良いため、それぞれの部材の動作中に加速度
が外乱として加わったとしても外乱の影響を受け難くな
る。
【0016】そして、本構成によれば、第1及び第2の
捩じれ振動部材に繰り返し蛇行部が形成されているた
め、各捩じれ振動部材の実質長が長くなってその捩じれ
バネ定数が低下する。これにより、捩じれ振動を生じる
各捩じれ振動部材の固有の周期が長くなり(すなわち共
振周波数が低くなり)、ミラー部で反射される走査光の
受光信号処理を適度な速度で処理することが可能とな
る。
【0017】また、共振周波数が低くなることにより、
各捩じれ振動部材の振動振幅が大きくなるから、光走査
長を長くすることができる。請求項2に記載の発明によ
れば、第1及び第2の捩じれ振動部材に適度な振動減衰
が付与されて、これらの過渡応答時の振動減衰を速やか
に行うことができる。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、バネ変形
部を形成したことにより、湾曲振動する駆動部材先端の
変位が容易になされて、捩じれ振動の振幅を十分大きく
することができる。請求項4に記載の発明によれば、ス
リットを形成することにより、バネ変形部を簡易に実現
することができる。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、装置全体
をコンパクトに実現することができるとともに、請求項
6に記載の発明によれば、捩じれ振動部材の中心軸の方
向を任意に設定することができるとともに、装置全体を
円形にできるから、さらにコンパクト化が促進される。
【0020】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。 (第1実施例)この実施例においては、本発明を2自由
度捩じれ振動系に適用し、駆動源に圧電バイモルフを利
用した10mm×10mm程度の2次元光走査装置を実
現した例である。図1は、本発明の第1実施例を示す光
走査装置の構成図であり、図2は、光走査装置を構成す
るプレートの構造図である。
【0021】図1において、本実施例の2次元光走査装
置10は、薄板状のプレート1と、このプレート1の対
向辺の両端部に設置された駆動源である4個の圧電ユニ
モルフ21、22、23、24と、プレート1の中央付
近に設置された光反射面を有するミラー部2とから構成
されている。まず、プレート1の構造を図2に基づいて
説明する。
【0022】図2に示されるように、プレート1の中央
付近には、ミラー部2を取着するため四角形のミラー設
置部11が形成されており、このミラー設置部11の対
向辺には1対の第1スプリング14が形成されている。
各第1スプリング14は、全体が細幅の帯状をなし、交
互に内方へ折り返されて蛇行部141となっている。そ
して、各第1スプリング14は内端が互いに対称位置で
ミラー設置部11のコーナに連続している。
【0023】ミラー設置部11を囲んでその外側に環状
の第1フレーム16が形成され、これの一部に上記第1
スプリング14の各外端が連続して、ミラー設置部11
を第1フレーム16に連結支持している。第1スプリン
グ14は蛇行することによって実質長が長くなって、そ
の捩じれバネ力は小さくなっている。このような第1ス
プリング14によって支持されたミラー設置部11は、
図3に示されるように、その重心を通るj軸を中心軸と
して十分低い共振周波数で捩じれ振動可能となってい
る。
【0024】また、第1フレーム16は、第1スプリン
グ14を設けた方向と直交する方向で、一対の第2スプ
リング13により、対向する各辺が第1フレーム16の
外側に形成された矩形環状の第2フレーム15に支持さ
れている。第2スプリング13は第1スプリング14と
同様に全体に折り返し蛇行部131が形成されて捩じれ
バネ力が小さくなっており、第2フレーム15は、上記
j軸に直交しミラー設置部11の重心を通るk軸を中心
軸として、十分低い周波数で捩じれ振動可能となってい
る。
【0025】上記第2フレーム15は対向辺の中央が、
それぞれ連結部17によって、第2フレーム15の外側
に形成された矩形環状の第3フレーム12に支持されて
おり、連結部17の中央を通り、かつミラー設置部11
の重心を通る軸iを中心軸として捩じれ振動可能となっ
ている。この軸iは、図3に示されるように、軸j,軸
kに対して、それぞれ45°の角度をなしている。
【0026】なお、上記各連結部17が結合されている
部分で第3フレーム12は板幅が小さくなっており、こ
の小幅部121に続くフレーム12一般部の境界領域に
は、フレーム12の幅方向へ延びるスリット18が形成
されている。ミラー設置部11と各フレーム12、1
5、16が形成された上記プレート1は、薄板バネ材
(リン青銅、ベリリウム銅、バネ用ステンレス鋼等)を
エッチングまたは放電加工等して制作され、ミラー設置
部11の表面に、高反射コーティング(Al蒸着、Au
蒸着など)が施されたミラーを接着してミラー部2とす
る。
【0027】ミラーを接着する場合には、ミラー設置部
11の両面にミラーを接着して、表裏のバランスを確保
する。この表裏のバランスを確保することにより、加速
度が外乱として加わった場合の耐振性を向上することが
できる。なお、上記プレート1を、2枚の薄板を粘着材
で貼り合わせた構造とすれば、スプリング13、14の
過渡応答時の振動減衰を速やかに行うことができる。
【0028】連結部17が結合された第3フレーム12
の対向辺には、各辺の両端部板面に、図1に示すよう
に、駆動源である圧電ユニモルフ21、22、23、2
4が接着されており、各辺に設けた圧電ユニモルフ2
1、22と23、24は、分極方向が互いに逆にしてあ
る。なお、本実施例においては、ミラー部2がミラー部
に相当し、第1フレーム16が第1の保持部材に相当
し、第2フレーム15が第2の保持部材に相当し、第1
スプリング14が第1の捩じれ振動部材に相当し、第2
スプリング13が第2の捩じれ振動部材に相当し、圧電
バイモルフ21、22、23、24が加振手段に相当す
る。
【0029】次に、上記構成の光走査装置10の動作を
図3に基づいて説明する。図3において、光走査装置1
0は、駆動源である圧電バイモルフ21、22、23、
24のそれぞれ一端a、b、c、dを固定端とし、他端
を自由端とした片持ち梁状として、図示されない光学系
を構築する基板等に固定されている。この様子を図4に
模式的に示す。図4は2次元光走査装置10を図3のA
方向から見たものであり、27は駆動電源、28はスイ
ッチである。図4(a)は圧電ユニモルフ23、24に
電圧を印加していない状態、図4(b)はスイッチ28
を閉じて圧電ユニモルフ23、24に電圧を印加した状
態を示す。
【0030】図より知られるように、電圧印加により圧
電ユニモルフ23、24は互いに逆方向へ変位する。こ
れは圧電ユニモルフ21、22についても同様である。
その結果、連結部17は図4(b)の矢印に示すように
i軸回りに回転し、i軸についての回転力が発生する。
したがって、周期的に電圧が正逆変化する正弦波を印加
した場合には、往復回転する捩じれ加振力が発生し、こ
れが、2次元光走査装置10の駆動力になる。
【0031】ここで、第3フレーム12の板面に形成さ
れたスリット18は各圧電ユニモルフ21、22、2
3、24の自由端近くに位置しているから、左右の圧電
ユニモルフ21、22、23、24の、各自由端の互い
に逆方向への変位は、スリット18がバネ性を有して変
形することによって容易に行われ、i軸に対して大きい
回転力が得られる。
【0032】ところで、図3における、ミラー部2、第
1スプリング14、第1フレーム16、第2スプリング
13、第2フレーム15は共振振動系を構成している。
この系は多くの自由度を持っており、自由度の数と同じ
数の振動モードが存在するが、圧電ユニモルフ21、2
2、23、24による加振力はi軸回りについての捩じ
れ加振力であるため、この振動系の自由度のうち、捩じ
れ振動について考えると、j軸回りとk軸回りの捩じれ
振動であり、その自由度は2である。
【0033】したがって、この振動系は2個の捩じれ振
動モードを持ち、これらを以下、モード1、モード2と
呼ぶ。ここで、i軸回りについての捩じれ加振力はベク
トル分解されて、j軸回りの捩じれ加振力とk軸回りの
捩じれ加振力として作用する。したがって、モード1に
対応する共振周波数で圧電ユニモルフ21、22、2
3、24を駆動するとモード1が励起され、モード2に
対応する共振周波数で圧電ユニモルフ21、22、2
3、24を駆動するとモード2が励起され、振動系に2
通りの動作をさせることができる。
【0034】そこで、ミラー部2にレーザ光を照射し、
モード1を励起させれば、モード1に対応する光走査軌
跡が得られ、モード2を励起させれば、モード2に対応
する光走査軌跡が得られ、モード1とモード2を同時に
励起させれば2次元走査が得られる。モード1及びモー
ド2についての共振周波数はミラー部2、第1フレーム
16の慣性モーメント、第1スプリング14、第2スプ
リング13のバネ定数から決定される。
【0035】本実施例では第1スプリング14、第2ス
プリング13を既述のように折り返し蛇行する構造とし
たから、捩じれ振動時の各スプリング14、13のバネ
定数を十分小さくすることができ、共振周波数を100
Hz程度にして走査速度の過度な上昇を抑えることによ
り、手持ち型バーコードリーダへの応用が可能となると
ともに、捩じれ振幅の増大により走査領域の拡大も実現
される。
【0036】この振動系の回転軸であるj軸は、ミラー
部2の重心位置を通過するように構成されており、ミラ
ー部2を強制振動させる上で、j軸周りの振動系が構造
的にバランスが良くなる。また、もう一方の回転軸であ
るk軸は、ミラー部2と第1フレーム16との重心位置
を通過するように構成されており、ミラー部2と第1フ
レーム16とを強制振動させる上で、k軸周りの振動系
についても構造的にバランスが良くなる。
【0037】そして、j軸が通過するミラー部2の重心
位置と、k軸が通過するミラー部2と第1フレーム16
との重心位置とは、共に同じ重心位置になるように構成
されていることから、どちらの回転方向についても構造
的にバランスが良くなる。そのため、この2自由度の振
動系は、動作中に加速度が外乱として加わったとして
も、中心軸に対する偏心が生じることはなく、捩じれ振
動に対して外乱の影響を受けることが殆どない。
【0038】ところで、外乱による捩じれ振動への影響
は殆ど無いものの、落下等により図3の紙面垂直方向へ
の外部加振力が作用すると、ミラー部2、第1スプリン
グ14、第1フレーム16等で構成される共振振動系は
上記加振力が作用する方向へ大きく振動するおそれがあ
り、これによって、装置が破損することがある。そこ
で、装置全体を図5に示すような透明の窓部41を有す
るハウジング40に収納すれば、外部加振力が作用した
場合の装置の破損を未然に防止することができる。
【0039】上記ハウジング40の詳細構造を図6に示
す。図6はハウジング40の垂直断面図で、光走査装置
10のプレート1は、圧電ユニモルフ22、24の固定
端で、スペーサ25、26により両側から挟持されてハ
ウジング40内に固定されている。レーザ光は外部より
窓部41を透過して入射し、ミラー部2で反射して再び
窓部を透過して外部に照射される。
【0040】落下等により過大な加振力が作用すると、
ミラー部2は図の矢印方向へ振動するが、窓部41やハ
ウジング40の内壁42に当接し、装置の過大な変位が
規制されて破損等が防止される。 (第2実施例)本実施例における2次元光走査装置50
では、図7に示すように、第1実施例における第2フレ
ーム15及び第3フレーム12を円環状に成形してい
る。本実施例では圧電ユニモルフ31、32は第3フレ
ーム12上に半円弧状をなして左右一対設けられてお
り、これら圧電ユニモルフ31、32は分極が互いに逆
向きに形成されるとともに、中央位置e、fを固定端と
している。
【0041】左右の圧電ユニモルフ31、32に正弦波
信号を印加した場合、i軸回りの捩じり加振力が発生す
る。本実施例はj軸とk軸についての捩じれ振動モード
を有するため、j軸の共振周波数に等しい周波数の正弦
波信号を印加すれば、j軸回りの振動モードが励起さ
れ、k軸の共振周波数に等しい周波数の正弦波信号を印
加すれば、k軸回りの振動モードが励起される。
【0042】本実施例によれば、第3フレーム12に対
する第2フレーム15の相対位置、及び第2フレーム1
5に対する第3フレーム16の相対位置を変更すること
により、i軸に対するj軸、k軸の角度を任意に設定す
ることができ、光走査方向の設定の自由度が向上する。
また、装置を収納するハウジングを円形にできるから、
設置スペースを低減できるとともに、ハウジングを旋盤
等により簡易に製造できる。
【0043】(第3実施例)図8には第1スプリング1
4及び第2スプリング13の他の形状を示す。各フレー
ム15、16から内方へ延びる捩じれ部132、142
が形成され、捩じれ部132、142の先端から分岐し
た折り返し蛇行部131A、131B、141A、14
1Bが捩じれ部132、142を挟んで左右に位置して
いる。そして、折り返し蛇行部131A、131B、1
41A、141Bの各端部が第1フレーム16ないしミ
ラー部2に連続している。このような形状によっても、
捩じれ振動時のバネ定数の低減を図ることができる。
【0044】(第4実施例)図9には第1スプリング1
4及び第2スプリング13のさらに他の形状を示し、各
フレーム15、16から内方へ延びる捩じれ部132、
142の先端から分岐した左右の折り返し蛇行部131
A、131B、141A、141Bは、捩じれ部13
2、142の延長方向へ延びて、その各端部が第1フレ
ーム16ないしミラー部2に連続している。このような
形状によっても、捩じれ振動時のバネ定数の低減を図る
ことができる。
【0045】(第5実施例)圧電バイモルフ21、22
の自由端の変位を容易にするスリット18は、図10に
示すように、連結部17と第3フレーム12の結合部に
一か所だけ形成しても、形成しない場合に比べると十分
な効果がある。 (第6実施例)また、スリット18に代えて、図11に
示すように結合部に切り込み19を形成しても、圧電バ
イモルフ21、22の自由端の容易な変位を保証するこ
とができる。なお、切り込み先端の円弧部191は応力
集中を避けるためのものである。
【0046】なお、上記各実施例において、折り返し蛇
行部を各スプリングの一部にのみ形成しても効果があ
る。また、圧電バイモルフの自由端の容易な変位を保証
するバネ変形構造はスリットや切り込みに限られない
が、スリット等の形成により実現するのが簡易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る、光走査装置の平面
図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る、プレートの平面図
である。
【図3】本発明の第1実施例に係る、ミラー部の捩じれ
回転軸を示す光走査装置の平面図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る、光走査装置の作動
を示す模式的断面図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る、光走査装置のハウ
ジングの斜視図である。
【図6】本発明の第1実施例に係る、光走査装置のハウ
ジングの断面図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る、光走査装置の平面
図である。
【図8】本発明の第3実施例に係る、光走査装置の平面
図である。
【図9】本発明の第4実施例に係る、光走査装置の平面
図である。
【図10】本発明の第5実施例に係る、光走査装置の要
部平面図である。
【図11】本発明の第6実施例に係る、光走査装置の要
部平面図である。
【符号の説明】
2…ミラー部、12…第3フレーム、13…第2スプリ
ング、14…第1スプリング、131、141…繰り返
し蛇行部、15…第2フレーム、16…第1フレーム、
17…連結部、18…スリット、19…切り込み、2
1、22、23、24…圧電ユニモルフ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光反射面を有するミラー部と、 このミラー部に対して所定の隙間を介して設けられた第
    1の保持部材と、 前記ミラー部と前記第1の保持部材とを連結させると共
    に、固有の周期的な外力が作用するときに捩じれ、この
    捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの方向とは
    逆方向に回転トルクが発生するような弾性体から構成さ
    れ、前記ミラー部の重心を通る軸を中心軸として前記ミ
    ラー部を強制振動させる第1の捩じれ振動部材と、 前記第1の保持部材に対して所定の隙間を介して設けら
    れた第2の保持部材と、 前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とを連結させ
    ると共に、固有の周期的な外力が作用するときに捩じ
    れ、この捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの
    方向とは逆方向に回転トルクが発生するような弾性体か
    ら構成され、前記ミラー部の重心を通る軸を中心軸とし
    て前記第1の保持部材を介して前記ミラー部を強制振動
    させる第2の捩じれ振動部材と、 前記第1及び第2の捩じれ振動部材に各々前記固有の周
    期的な外力を作用させる加振手段と、 を備えかつ、前記第1及び第2の捩じれ振動部材を、少
    なくとも一部に折り返し蛇行部を有する形状に成形した
    ことを特徴とする2次元光走査装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の捩じれ振動部材を、
    二枚の薄板バネ材を粘着材で貼り合わせて構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の2次元光走査装置。
  3. 【請求項3】 光反射面を有するミラー部と、 このミラー部に対して所定の隙間を介して設けられた第
    1の保持部材と、 前記ミラー部と前記第1の保持部材とを連結させると共
    に、固有の周期的な外力が作用するときに捩じれ、この
    捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの方向とは
    逆方向に回転トルクが発生するように弾性体から構成さ
    れ、前記ミラー部の重心を通る軸を中心軸として前記ミ
    ラー部を強制振動させる第1の捩じれ振動部材と、 前記第1の保持部材に対して所定の隙間を介して設けら
    れた第2の保持部材と、 前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とを連結させ
    ると共に、固有の周期的な外力が作用するときに捩じ
    れ、この捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの
    方向とは逆方向に回転トルクが発生するように弾性体か
    ら構成され、前記ミラー部と前記第1の保持部材との重
    心を通る軸を中心軸として前記第1の保持部材を介して
    前記ミラー部を強制振動させる第2の捩じれ振動部材
    と、 前記第1及び第2の捩じれ振動部材に各々前記固有の周
    期的な外力を作用させる加振手段と、 を備えかつ、前記加振手段は、 先端が互いに逆方向へ周期的に湾曲振動する一対の駆動
    部材と、 前記第2の保持部材を支持し、左右位置に前記駆動部材
    の各先端が結合されて中心軸回りに捩じれ振動する連結
    部材とを備えるとともに、 前記駆動部材の各先端と前記連結部材との結合部に、バ
    ネ変形部が形成されていることを特徴とする2次元光走
    査装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動部材は、基端がプレートに接合
    されて前記先端が変位する圧電板であり、前記バネ変形
    部は前記先端に近い前記プレートの板面に形成されたス
    リットであることを特徴とする請求項3に記載の2次元
    光走査装置。
  5. 【請求項5】 光反射面を有するミラー部と、 このミラー部を囲んで環状に設けられた第1の保持部材
    と、 前記ミラー部と前記第1の保持部材とを一の径方向の対
    称位置で連結するとともに、固有の周期的な外力が作用
    するときに捩じれ、この捩じれの回転角に応じた大きさ
    で前記捩じれの方向とは逆方向に回転トルクが発生する
    ように弾性体から構成され、前記ミラー部の重心を通る
    軸を中心軸として前記ミラー部を強制振動させる一対の
    第1の捩じれ振動部材と、 前記第1の保持部材を囲んで環状に設けられた第2の保
    持部材と、 前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とを他の径方
    向の対称位置で連結するとともに、固有の周期的な外力
    が作用するときに捩じれ、この捩じれの回転角に応じた
    大きさで前記捩じれの方向とは逆方向に回転トルクが発
    生するように弾性体から構成され、前記ミラー部と前記
    第1の保持部材との重心を通る軸を中心軸として前記第
    1の保持部材を介して前記ミラー部を強制振動させる一
    対の第2の捩じれ振動部材と、 前記第2の保持部材を囲んで環状に設けられた第3の保
    持部材と、 前記第2の保持部材と前記第3の保持部材とをさらに他
    の径方向の対称位置で連結する一対の連結部材と、 前記第3の保持部材に設けられて前記各連結部材を中心
    軸回りに捩じれ振動させる駆動部材とを具備する2次元
    光走査装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の保持部材及び第3の保持部材
    をそれぞれ円環状に成形したことを特徴とする請求項5
    に記載の2次元光走査装置。
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