JP2570237B2 - 光スキャナ、振動装置、光学装置及び光ビ−ムプリンタ - Google Patents

光スキャナ、振動装置、光学装置及び光ビ−ムプリンタ

Info

Publication number
JP2570237B2
JP2570237B2 JP2209804A JP20980490A JP2570237B2 JP 2570237 B2 JP2570237 B2 JP 2570237B2 JP 2209804 A JP2209804 A JP 2209804A JP 20980490 A JP20980490 A JP 20980490A JP 2570237 B2 JP2570237 B2 JP 2570237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light beam
optical scanner
unit
vibration
driving source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2209804A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0495917A (ja
Inventor
博史 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2209804A priority Critical patent/JP2570237B2/ja
Priority to AT91113316T priority patent/ATE151891T1/de
Priority to EP91113316A priority patent/EP0471291B1/en
Priority to US07/741,353 priority patent/US5245463A/en
Priority to DE69125666T priority patent/DE69125666T2/de
Publication of JPH0495917A publication Critical patent/JPH0495917A/ja
Priority to US08/075,292 priority patent/US5444565A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2570237B2 publication Critical patent/JP2570237B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光スキャナ、振動装置、光学装置及び光ビ
ームプリンタに関する。
[背景技術とその問題点] 第10図に従来例の光スキャナの構造を示す。これは、
ポリゴンミラー31を用いた光スキャナであり、正多角形
状をしたポリゴンミラー31の外周面にはミラー面31a,31
a,…が形成されており、ポリゴンミラー31はドライバ回
路35で制御された直流サーボモータ32によって一定角速
度で回転させられている。そして、半導体レーザ装置36
から出射されたレーザビームαは結像レンズ33によって
集光され、ポリゴンミラー31のミラー面31aに照射され
る。そして、ポリゴンミラー31のミラー面31aで反射さ
れたレーザビームαは、ビーススキャンレンズ34を透過
し、例えば感光ドラム37の表面に照射される。ここでポ
リゴンミラー31が一定角速度で回転していると、レーザ
ビームαを照射されているミラー面31aの角度が変化す
るので、ポリゴンミラー31で反射されたレーザビームα
の出射方向が変化し、レーザビームαが例えば感光ドラ
ム37の表面を走査される。
しかしながら、このようなタイプの光スキャナにあっ
ては、ポリゴンミラーと回転駆動用の直流サーボモータ
が必要不可欠であるため、光スキャナの小型化を図るの
が困難で、その小型化にも限界があった。また、光スキ
ャナによる走査幅や走査速度等を精度良く得ようとすれ
ば、ポリゴンミラーの各ミラー面の寸法や各ミラー面間
の角度等の精度が厳しく要求され、加工コスト及び組み
立て調整コストが高価となり、低コスト化が困難であっ
た。また、レーザビームのスキャン角は、ポリゴンミラ
ーの面数で決定されるため、各光スキャナのスキャン角
は一定であり、そのスキャン角を変更することは不可能
であった。
さらに、従来の光スキャナでは、レーザビームのスキ
ャン方向は1方向のみであり、1台の光スキャナによっ
てスキャン方向を切り換えたり、2方向で同時にスキャ
ンさせたりすることはできなかった。
また、特許第121498号明細書には、磁歪効果の異なる
2種の金属片を貼合せた2つのバイモルフ型の磁歪素子
を、各湾曲方向を互いに90度異なわせるようにして柱状
に接合し、この先端にミラーを取り付けた走査装置が開
示されている。
このような構造の走査装置では、各バイモルフ型の磁
歪素子を湾曲させることによってミラーの角度を変化さ
せ、ミラーに照射されている光ビームの反射方向を変化
させている。このため、ミラーの角度変化を大きくして
光ビームの走査範囲を広くする場合、磁歪素子に印加す
る磁場の強度を大きくする方法では、コイルの大型化や
ジュール損による発熱等の問題があり、磁歪効果の大き
な材質を用いる方法では材料面からの制約があるので、
ミラーの角度変化を大きくして光ビームの走査範囲を広
くしようとすれば、磁歪素子の軸方向の長さを長くする
必要があり、走査装置が長大化し、走査装置の小型化が
困難であった。また、ミラーの角度変化に伴うミラーの
変位が大きいので、光ビームの走査範囲を広くしようと
するとミラーを大きくする必要があり、この点からも走
査装置を小型化するのが困難であった。
[発明の開示] 本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなされたもので
あり、小型で、かつ光ビームの走査範囲を大きくでき
る、新規な原理に基づく光スキャナ、振動装置、光学装
置及び光ビームプリンタを提供することを目的としてな
されたものである。
本発明の請求項1に記載の光スキャナは、振動を発生
する駆動源、駆動源に結合され駆動源の振動によって直
線往復振動する加振部、一端が加振部に接続され少なく
ともねじれ変形モードを有する弾性変形部、弾性変形部
の他端に接続して支持され、形状が弾性変形部のねじれ
変形の軸に対して非対称なスキャン部、およびスキャン
部に設けられたミラー面、を含むことを特徴としてい
る。
しかして、加振部より振動(特に、ねじれ変形の共振
周波数の振動)を加えると、スキャン部がねじれ変形の
軸に対して非対称となっているために弾性変形部がねじ
れ変形モードで弾性振動(特に、弾性共振振動)する。
このため加振部の振動が弾性変形部で回転運動に変換及
び増幅され、スキャン部がねじれ変形の軸の回りで大き
な角度で回転し、スキャン部のミラー面に光ビームが照
射されているとスキャン部の回転に伴って光ビームが高
速で走査される。
本発明の請求項2に記載の光スキャナは、振動を発生
する駆動源、駆動源に結合され駆動源の振動によって直
線往復振動する加振部、一端が加振部に接続され少なく
ともねじれ変形モードを有する弾性変形部、弾性変形部
の他端に接続して支持され、重心が弾性変形部のねじれ
変形の軸上以外の位置にあるスキャン部、およびスキャ
ン部に設けられたミラー面、を含むことを特徴としてい
る。
しかして、加振部より振動(特に、ねじれ変形の共振
周波数の振動)を加えると、スキャン部の重心がねじれ
変形の軸上以外の位置にあるために弾性変形部がねじれ
変形モードで弾性振動(特に、弾性共振振動)する。こ
のため加振部の振動が弾性変形部で回転運動に変換及び
増幅され、スキャン部がねじれ変形の軸の回りで大きな
角度で回転し、スキャン部のミラー面に光ビームが照射
されているとスキャン部の回転に伴って光ビームが高速
で走査される。
しかも、請求項1及び請求項2の光スキャナにあって
は、スキャン部はねじれ変形の軸の回りで回転するの
で、スキャン部の回転に伴うスキャン部の移動がなく、
スキャン部のミラー面を小さくしても光ビームを走査さ
せることができる。従って、ミラー部を小さくすること
ができ、光スキャナの小型化が可能になる。また、光ビ
ームの走査範囲を広くするためには、弾性変形部の寸法
比や材質、スキャン部の形状等によって対応することが
できるので、制約が少なくて光スキャナを非常に小型化
することができる。
さらに、本発明の光スキャナの第1の実施態様におい
ては、弾性変形部が、ねじれ変形モードと曲げ変形モー
ドとを有している。
このように弾性変形部が2つの弾性変形モードを有し
ていれば、駆動源の駆動周波数を変化させて励起モード
を変えると、スキャン部の回動方向が変化し、光ビーム
のスキャン方向を変更することができる。したがって、
1つの光スキャナで2つのスキャン方向を達成できる。
また、両弾性変形モードの振動を励起することにより、
光ビームを2次元状に走査させることができる。
また、本発明の光スキャナの第2の実施態様において
は、加振部、弾性変形部およびスキャン部が、平板状部
材に一体に形成されている。
この場合には、加振部、弾性変形部及びスキャン部を
プレート状に形成することができるので、光スキャナを
超小形化することができる。しかも、製造が容易にな
り、構造も簡略となり、製作コストや組立て調整コスト
等も安価となり、低コストの光スキャナを提供できる。
また、本発明の光スキャナの第3の実施態様において
は、上記平板状部材がシリコンウエハまたはガラスウエ
ハから形成されている。
この第3の実施態様では、表面が平滑で表面精度の良
好なシリコンウエハやガラスウエハにエッチング等の微
細加工を施して作製でき、超小形の平板状部材を多量生
産できる。また、ミラー面もシリコンウエハ等にエッチ
ングを施すことによって形成でき、鏡面加工よりも安価
にミラー面を作製できる。
また、本発明の光スキャナの第4の実施態様において
は、上記弾性変形部が有する変形モードの共振周波数の
少なくとも1つと実質的に等しい周波数の信号を出力す
る駆動回路をさらに備え、駆動回路の出力信号により上
記駆動源が駆動されるようになっている。
従って、このような駆動回路を用いて光スキャナを駆
動することにより、特定の共振振動で弾性変形部を共振
振動させることができ、特定の向きに光ビームを走査す
ることができる。また、駆動源によって加振部の振幅を
変化させれば、弾性変形部における弾性振動の振幅(ス
キャン部の回動角)を変化させることができ、光ビーム
のスキャン角の調整も可能になる。
本発明の光スキャナの第5の実施態様においては、出
力信号の周波数が可変である駆動回路をさらに備え、駆
動回路の出力信号により上記駆動源が駆動されるように
なっている。
このような光スキャナでは、駆動回路から出力される
信号周波数を変化させることにより弾性変形部を異なる
弾性変形モードで励起振動させることができ、光ビーム
の走査方向を変化させることができる。
本発明の光スキャナの第6の実施態様においては、上
記弾性変形部が有するねじれ変形モードおよび曲げ変形
モードの各共振周波数と実質的に等しい周波数の信号を
それぞれ出力する少なくとも2つの信号源と、信号源の
出力の少なくとも1つを選択して出力する信号選択手段
とを含む駆動回路をさらに備え、駆動回路の出力信号に
より上記駆動源が駆動されるようになっている。
このような光スキャナでは、駆動回路から出力される
信号周波数を選択することにより弾性変形部をねじれ変
形モードまたは曲げ変形モードのいずれかで振動させる
ことができ、光ビームの走査方向を切り替えることがで
きる。
本発明の光スキャナの第7の実施態様においては、上
記弾性変形部が有するねじれ変形モードおよび曲げ変形
モードの各共振周波数と実質的に等しい2つの周波数の
成分を含む信号を出力する駆動回路をさらに備え、駆動
回路の出力信号により上記駆動源が駆動されるようにな
っている。
この光スキャナでは、ねじれ変形モードと曲げ変形モ
ードの弾性振動が同時に発生するので、スキャン部を同
時に2方向に回動させることができ、光ビームを2次元
状に走査させることができる。
本発明の光スキャナの第8の実施態様においては、上
記弾性変形部が有するねじれ変形モードおよび曲げ変形
モードの共振周波数が互いに一致または近接しており、
各変形モードが共に共振し得る周波数の信号を出力する
駆動回路をさらに備え、駆動回路の出力信号により上記
駆動源が駆動される。
この光スキャナにおいては、ねじれ変形モードの共振
周波数と曲げ変形モードの共振周波数が一致または近接
しているので、当該共振周波数近傍の信号を印加するこ
とによってスキャナ部を2方向に回動させることがで
き、光ビームを2次元状に走査させることができる。し
かも、共振周波数が一致または近接しているので、駆動
回路の構成を簡単にすることができる。
本発明の請求項11に記載の振動装置は、振動を発生す
る駆動源、駆動源に結合され駆動源の振動によって直線
往復振動する加振部、一端が加振部に接続され少なくと
もねじれ変形モードを有する弾性変形部、および弾性変
形部の他端に接続して支持され、形状が弾性変形部のね
じれ変形の軸に対して非対称なスキャン部、を含むこと
を特徴としている。
しかして、加振部より振動(特に、ねじれ変形の共振
周波数の振動)を加えると、スキャン部がねじれ変形の
軸に対して非対称となっているために弾性変形部がねじ
れ変形モードで弾性振動(特に、弾性共振振動)する。
このため加振部の振動が弾性変形部で回転運動に変換及
び増幅され、スキャン部がねじれ変形の軸の回りで大き
な角度で回転振動する。この振動装置によれば、ミラー
がスキャン部と別体となっている場合においても、ミラ
ーを回転させることにより光ビームを走査することがで
きる。
本発明の請求項12に記載の振動装置は、振動を発生す
る駆動源、駆動源に結合され駆動源の振動によって直線
往復振動する加振部、一端が加振部に接続され少なくと
もねじれ変形モードを有する弾性変形部、および弾性変
形部の他端に接続して支持され、形状が弾性変形部のね
じれ変形の軸上以外の位置にあるスキャン部、を含むこ
とを特徴としている。この振動装置によれば、ミラーが
スキャン部と別体となっている場合においても、ミラー
を回転させることにより光ビームを走査することができ
る。
しかして、加振部より振動(特に、ねじれ変形の共振
周波数の振動)を加えると、スキャン部の重心がねじれ
変形の軸上以外の位置にあるために弾性変形部がねじれ
変形モードで弾性振動(特に、弾性共振振動)する。こ
のため加振部の振動が弾性変形部で回転運動に変換及び
増幅され、スキャン部がねじれ変形の軸の回りで大きな
角度で回転振動する。
しかも、請求項11及び請求項12の振動装置にあって
は、スキャン部の振動振幅を大きくするためには、弾性
変形部の寸法比や材質、スキャン部の形状等によって対
応することができるので、制約が少なくて振動振幅が大
きくて超小型の振動装置を製作することができる。
さらに、本発明の振動装置の実施態様においては、弾
性変形部が、ねじれ変形モードと曲げ変形モードとを有
している。
このように弾性変形部が2つの弾性変形モードを有し
ていれば、駆動源の駆動周波数を変化させて励起モード
を変えると、スキャン部の回動方向が変化し、スキャン
部の回転振動方向を変更することができる。したがっ
て、1つの振動装置で2方向の振動が得られる。また、
両弾性変形モードの振動を同時に励起することにより、
スキャン部を2次元状に回転振動させることができる。
本発明の請求項14に記載の光学装置は、光ビームを出
射する光ビーム発生源と、光ビームを反射して走査させ
るための、請求項1から10のいずれか一項に記載の光ス
キャナとを含むことを特徴としている。
このような光学装置によれば、光ビーム発生源より出
射された光ビームを光スキャナで反射させることにより
1次元状あるいは2次元状に走査させることができ、小
型で走査範囲の広い光学装置を製作することができる。
本発明の請求項15に記載の光学装置は、光ビームを出
射する光ビーム発生源、光ビームを反射して走査させる
ための、請求項1から10のいずれか一項に記載の光スキ
ャナ、および光ビームの照射によって像を形成する像形
成媒体、を含むことを特徴としている。
このような光学装置によれば、光ビーム発生源より出
射された光ビームを光スキャナで1次元状あるいは2次
元状に走査させ、像形成媒体に像を形成することができ
る。従って、小さな光スキャナにより大きな像を得るこ
とができる。
本発明の請求項16に記載の光ビームプリンタにあって
は、光ビームを出射する光ビーム発生源、光ビームを反
射して走査させるための、請求項1から10のいずれか一
項に記載の光スキャナ、および光ビームの照射によって
像を形成する感光ドラム、を含むことを特徴としてい
る。
このような光ビームプリンタによれば、光ビーム発生
源より出射された光ビームを光スキャナで1次元状ある
いは2次元状に走査させ、感光ドラムに像を形成するこ
とができる。しかして、本発明による光スキャナを用い
ているので、小型で高速かつ安価な光ビームプリンタを
製作できる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を添付図に基づいて詳述す
る。
第1図に本発明の一実施例を示す。この光スキャナ1
は、薄板状のプレート7と圧電振動子や磁歪振動子等の
微小振動を発生する小形の駆動源8とから構成されてい
る。プレート7は、第2図及び第3図に示すような形状
をしており、長い細幅の弾性変形部2の下端に、駆動源
6から振動を印加させるための加振部5が一体に設けら
れ、弾性変形部2の上端に、レーザビームをスキャンさ
せるためのスキャン部3が一体に設けられている。ここ
で、弾性変形部2は、第2図に示すように軸心Pの回り
にねじれ変形するねじれ変形モードと、第3図に示すよ
うに軸心Pに沿って曲げ変形する曲げ変形モードが可能
になっており、ねじれ変形モードの弾性振動については
fTの共振周波数を有し、曲げ変形モードの弾性振動につ
いてはfBの共振周波数を有している。スキャン部3は、
弾性変形部2の軸心Pに関してアンバランスな形状に形
成されており、弾性変形部2の軸心Pから離れた部分に
ウエイト部8が形成されている。したがって、スキャン
部3の重心は、弾性変形部2の軸心Pから外れた位置に
あり、さらに、弾性変形部2の上端よりも上方に位置し
ている。また、スキャン部3には、レーザビームを反射
させるためのミラー面4が形成されている。このミラー
面4は、スキャン部3の全体に形成してもよく、部分的
に形成してもよいが、第1図の実施例では、軸心Pの近
傍の部分に設けてある。加振部5は、圧電振動子等の駆
動源6に接着もしくは接合されて駆動源6に固定されて
おり、スキャン部3は弾性変形部2によってフリーに支
持されている。
上記プレート7は、表面が平滑で表面精度の良好なシ
リコンウエハやガラスウエハ等の薄板部材にエッチング
等によって微細加工を施すことにより作成されるもので
あり、超小形のプレート7を多量生産できる。また、プ
レート7のミラー面4もシリコンウエハ等にエッチング
を施すことによって形成されており、鏡面加工よりも安
価にミラー面4を作成することができる。
加振部2へ高周波振動(例えば、数100Hz)を加える
圧電振動子等の駆動源6は、駆動回路によって制御され
ており、ねじれ変形モードの共振周波数fTもしくは曲げ
変形モードの共振周波数fBの振動を励起される。第7図
に示すものは、この駆動回路9の一例であり、ねじれ変
形モードの共振周波数fTと一致する周波数の電圧信号を
出力し続けている発振器10と、発振器10から出力されて
いる電圧信号を増幅する増幅器11と、曲げ変形モードの
共振周波数fBと一致する周波数の電圧信号を出力し続け
ている発振器12と、この発振器12から出力されている電
圧信号を増幅する増幅器13と、両増幅器11,13からの周
波数fTの出力電圧と周波数fBの出力電圧を切り換えて駆
動源6に印加させるためのスイッチ14とから構成されて
いる。さらに、スイッチ14の切り換えにより、両増幅器
11,13から出力された周波数fTの電圧信号と周波数fB
電圧信号を重畳させたミキシング信号を駆動源6に印加
させられるようにしても良い。またスイッチ14を両発振
器10,12と増幅器との間に配置すれば、増幅器を1台で
兼用させることができる。
また、第8図に示すものは別な駆動回路15であって、
電圧設定部16、電圧/周波数変換器17及び増幅器18から
構成されている。任意に設定された駆動軸指令信号に基
づき、電圧設定部16からV1(もしくは、V2)の電圧信号
を出力すると、その電圧信号は電圧/周波数変換器17に
よって対応する周波数fT(もしくは、fB)の信号に変換
され、増幅器18で電圧増幅された後、共振周波数fT(も
しくは、fB)の信号が駆動源6に印加される。
なお、第7図及び第8図では、周波数信号として正弦
波を示しているが、矩形波や三角波を用いても同様な効
果が得られる。
しかして、本発明に係る光スキャナ1は、上述のよう
に構成されているので、駆動回路によって駆動源6をあ
る周波数で振動させ、この振動を加振部5に印加させて
第1図のx方向に往復振動させると、スキャン部3に慣
性力が作用し、この慣性力によって弾性変形部2は、慣
性力の加わった方向に弾性変形し振動する。しかも、加
振部5に印加される駆動周波数fが、弾性変形部2のば
ね剛性や慣性モーメント等から決まるねじれ変形モード
の共振周波数fTまたは曲げ変形モードの共振周波数fB
一致すると、当該モードの弾性振動が弾性変形部2で増
幅され、スキャン部3が大きな回動角で駆動される。す
なわち、駆動周波数fとスキャン部3のねじれ変形モー
ドの回動角θまたは曲げ変形モードの回動角θとの
関係は、例えば第4図に示すようになる。第4図は、2
つの共振周波数がfT<fBの場合における、駆動源6の駆
動周波数fとスキャン部3の回動角との関係を示してお
り、横軸が駆動周波数f、縦軸がスキャン部のねじれ変
形モードの回動角θまたは曲げ変形モードの回動角θ
を示している。このようにねじれ変形モードにおける
回動角θは、駆動周波数fがfTに等しい時に最大とな
り、その両側では急激に減衰する。一方、曲げ変形モー
ドにおける回動角θは、駆動周波数fがfBに等しい時
に最大となり、その両側で急激に減衰する。したがっ
て、圧電振動子のように微小振動しか行なえないような
駆動源6であっても、各弾性変形モードの共振周波数と
等しい周波数で駆動させることにより、ミラー面4を大
きな角度で回動させることができる。
よって、加振部5をねじれ変形モードの共振周波数fT
で振動させると、弾性変形部2でねじれ変形モードの振
動が増幅され、スキャン部3は第2図に示すようにθ
の回動角で軸心Pの回りに回動させられる。この時、第
1図に示すように、ミラー面4にレーザビームαを照射
していれば、反射したレーザビームαはスキャン部3の
回動角θの2倍のスキャン角2θでスキャンされ
る。したがって、第5図に示すように、光スキャナ1で
反射されたレーザビームαをスクリーン19に照射させれ
ば、レーザビームαは第6図(a)に示すように左右に
スキャンされる。
また、加振部5を曲げ変形モードの共振周波数fBで振
動させると、弾性変形部2で曲げ変形モードの振動が増
幅され、スキャン部3は第3図に示すようにθの回動
角で軸心Pと直交する方向Qの回りに回動させられる。
このときミラー面4にレーザビームαを照射されている
と、反射したレーザビームαはスキャン部3の回動角θ
の2倍のスキャン角2θでスキャンされる。したが
って、光スキャナ1からの反射レーザビームαをスクリ
ーン19に照射させれば、第6図(b)に示すようにレー
ザビームαは上下にスキャンされる。
さらに、駆動源6により、ねじれ変形モードの共振周
波数fTをもつ振動と曲げ変形モードの共振周波数fBをも
つ振動とを重ね合わせた振動モードで加振部5を振動さ
せると、弾性変形部2でねじれ変形モードと曲げ変形モ
ードの両振動が増幅されるので、スキャン部3では軸心
P回りの回動角θの振動とQ方向の回りの回転角θ
の振動とが合成され、スキャン部3で反射されたレーザ
ビームαをスクリーン19に照射させていると、レーザビ
ームαは、第6図(c)に示すように面状にスキャンさ
れる。
また、駆動源6から加振部5に印加する駆動周波数f
をいずれかの共振周波数に保ちながら、駆動源6に印加
する電圧を調整することにより加振部5の振幅xを変化
させると、スキャン部3の回動角θもしくはθを制
御させることができる。すなわち、第4図の破線で示し
た曲線は、実線で示した曲線よりも大きな振動で加振部
5を振動させた場合であり、加振部5の振幅xが大きく
なると、スキャン部3の回動角θTも増大する。
したがって、この光スキャナ1は、駆動源6の駆動周
波数fとしていずれかの共振周波数を選択することによ
って直交2方向のうちのいずれかのスキャン方向を選択
し、駆動源6に印加する電圧を制御して加振部5の振幅
xを調整し(あるいは、駆動周波数fを微小変化させて
もよい。)、スキャン角2θもしくは2θを制御さ
せる使い方ができる。
なお、本発明の光スキャナは、上記実施例に限定され
るものでなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲にお
いて種々の設計変更が可能である。例えば、上記実施例
ではスキャン部の表面そのものがミラー面となっていた
が、ミラー面を形成された別なミラー板をスキャン部の
表面に接着させても差し支えない。また、スキャン部や
ミラー面の材質は、所望の機能が得られるものであれば
特に限定されるものではなく、上記のようなシリコンウ
エハやガラスウエハを用いたものに限られるわけではな
い。さらに、駆動源としては、圧電振動子や磁歪振動子
等以外にも、高速で微小振動可能なアクチャエータであ
ればよく、例えば静電力を用いて微小振動を発生させる
アクチュエータを用いてもよい。また、図示したプレー
トの形状は一例であって、2種以上の弾性変形モードを
得ることができる形状であれば図示の形状に限らない。
さらに、上記実施例では、2つの共振周波数fTとfBは互
いに異なる値であったが、これらの共振周波数fT,fB
弾性変形部のばね剛性や慣性モーメントの大きさ、プレ
ートの形状等によって任意に設定することができ、両共
振周波数fTとfBの値を一致させてもよい。
第9図に同上の光スキャナを用いた光ビームプリンタ
の概略斜視図を示す。この光ビームプリンタは、上記光
スキャナ1と、光スキャナ1のミラー面4にレーザービ
ームαを照射させる半導体レーザ装置36と、結像レンズ
33と、ビームスキャンレンズ34と、感光ドラム37とから
なっている。
しかして、半導体レーザ装置36から出射されたレーザ
ビームαは結像レンズ33によって集光され、光スキャナ
1のミラー面4に照射される。そして、ミラー面4で反
射されたレーザビームαは、ビームスキャンレンズ34を
透過し、感光ドラム37の表面に照射される。ここで、光
スキャナ1のミラー面4が回動すると、光スキャナ1で
反射されたレーザビームαが感光ドラム37の表面を走査
され、感光ドラム37の表面に潜像が形成される。
[発明の効果] 本発明によれば、弾性変形部を共振振動させてスキャ
ン部を高速で回転させることができる新規な原理の光ス
キャナや振動装置等を製作することができる。このよう
な光スキャナや振動装置等によれば、大きな振動振幅を
有する振動装置や光ビームの走査範囲が大きな光スキャ
ナを安価に超小型化することができる。
また、弾性変形部が2つ以上の弾性変形モードを有し
ていれば、いずれかのモードの共振周波数で加振部を励
振させれば、当該モードで弾性変形部を弾性振動させる
ことができ、スキャン部の回動方向を変更させることが
できる。したがって、2軸以上のスキャン方向を持つ光
スキャナを作成することができ、1台の光スキャナまた
は振動装置で2方向以上の光ビームをスキャンさせ、あ
るいはスキャン部を回転させることができる。また、2
次元状に光ビームを走査もしくはスキャン部を回転させ
ることができる。
さらに、加振部の振幅を調整することにより、スキャ
ン部の回動する角度を変化させることができ、1台で光
ビームを自由なスキャン角で走査させることができる。
また、本発明の光スキャナを用いることにより、小型
で高速、かつ安価な光学装置や光ビームプリンタを製作
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は同上
のプレートのねじれ変形モードを示す斜視図、第3図は
同上のプレートの曲げ変形モードを示す斜視図、第4図
は駆動周波数とスキャン部の回動角との関係を示す図、
第5図は本発明の光スキャナによってスクリーンにレー
ザビームを照射している様子を示す斜視図、第6図
(a)(b)(c)は各モードでスクリーン上にスキャ
ンされているレーザビームの軌跡を示す図、第7図は同
上の駆動源を駆動させるための駆動回路を示すブロック
図、第8図は同上の駆動源を駆動させるための駆動回路
の他例を示すブロック図、第9図は同上の光スキャナを
用いた光ビームプリンタの一実施例を示す斜視図、第10
図は従来例を示す斜視図である。 2……弾性変形部 3……スキャン部 4……ミラー面 5……加振部 6……駆動源

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動を発生する駆動源、 駆動源に結合され駆動源の振動によって直線往復振動す
    る加振部、 一端が加振部に接続され少なくともねじれ変形モードを
    有する弾性変形部、 弾性変形部の他端に接続して支持され、形状が弾性変形
    部のねじれ変形の軸に対して非対称なスキャン部、およ
    び スキャン部に設けられたミラー面、 を含む光スキャナ。
  2. 【請求項2】振動を発生する駆動源、 駆動源に結合され駆動源の振動によって直線往復振動す
    る加振部、 一端が加振部に接続され少なくともねじれ変形モードを
    有する弾性変形部、 弾性変形部の他端に接続して支持され、重心が弾性変形
    部のねじれ変形の軸上以外の位置にあるスキャン部、お
    よび スキャン部に設けられたミラー面、 を含む光スキャナ。
  3. 【請求項3】上記弾性変形部は、ねじれ変形モードと曲
    げ変形モードとを有する、請求項1または2に記載の光
    スキャナ。
  4. 【請求項4】上記加振部、弾性変形部およびスキャナ部
    が、平板状部材に一体に形成された、請求項1から3の
    いずれか一項に記載の光スキャナ。
  5. 【請求項5】上記平板状部材は、シリコンウエハまたは
    ガラスウエハから形成された、請求項4に記載の光スキ
    ャナ。
  6. 【請求項6】上記弾性変形部が有する変形モードの共振
    周波数の少なくとも1つと実質的に等しい周波数の信号
    を出力する駆動回路をさらに備え、 駆動回路の出力信号により上記駆動源が駆動される、請
    求項1から5のいずれか一項に記載の光スキャナ。
  7. 【請求項7】出力信号の周波数が可変である駆動回路を
    さらに備え、 駆動回路の出力信号により上記駆動源が駆動される、請
    求項1から5のいずれか一項に記載の光スキャナ。
  8. 【請求項8】上記弾性変形部が有するねじれ変形モード
    および曲げ変形モードの各共振周波数と実質的に等しい
    周波数の信号をそれぞれ出力する少なくとも2つの信号
    源と、信号源の出力の少なくとも1つを選択して出力す
    る信号選択手段とを含む駆動回路をさらに備え、 駆動回路の出力信号により上記駆動源が駆動される、請
    求項3から5のいずれか一項に記載の光スキャナ。
  9. 【請求項9】上記弾性変形部が有するねじれ変形モード
    および曲げ変形モードの各共振周波数と実質的に等しい
    2つの周波数の成分を含む信号を出力する駆動回路をさ
    らに備え、 駆動回路の出力信号により上記駆動源が駆動される、請
    求項3から5のいずれか一項に記載の光スキャナ。
  10. 【請求項10】上記弾性変形部が有するねじれ変形モー
    ドおよび曲げ変形モードの共振周波数が互いに一致また
    は近接しており、 各変形モードが共に共振し得る周波数の信号を出力する
    駆動回路をさらに備え、 駆動回路の出力信号により上記駆動源が駆動される、請
    求項3から5のいずれか一項に記載の光スキャナ。
  11. 【請求項11】振動を発生する駆動源、 駆動源に結合され駆動源の振動によって直線往復振動す
    る加振部、 一端が加振部に接続され少なくともねじれ変形モードを
    有する弾性変形部、および 弾性変形部の他端に接続して支持され、形状が弾性変形
    部のねじれ変形の軸に対して非対称なスキャン部、 を含む振動装置。
  12. 【請求項12】振動を発生する駆動源、 駆動源に結合され駆動源の振動によって直線往復振動す
    る加振部、 一端が加振部に接続され少なくともねじれ変形モードを
    有する弾性変形部、および 弾性変形部の他端に接続して支持され、重心が弾性変形
    部のねじれ変形の軸上以外の位置にあるスキャン部、 を含む振動装置。
  13. 【請求項13】上記弾性変形部は、ねじれ変形モードと
    曲げ変形モードとを有する、請求項11または12に記載の
    振動装置。
  14. 【請求項14】光ビームを出射する光ビーム発生源と、 光ビームを反射して走査させるための、請求項1から10
    のいずれか一項に記載の光スキャナとを含む光学装置。
  15. 【請求項15】光ビームを出射する光ビーム発生源、 光ビームを反射して走査させるための、請求項1から10
    のいずれか一項に記載の光スキャナ、および 光ビームの照射によって像を形成する像形成媒体、 を含む光学装置。
  16. 【請求項16】光ビームを出射する光ビーム発生源、 光ビームを反射して走査させるための、請求項1から10
    のいずれか一項に記載の光スキャナ、および 光ビームの照射によって像を形成する感光ドラム、 を含む光ビームプリンタ。
JP2209804A 1990-08-07 1990-08-07 光スキャナ、振動装置、光学装置及び光ビ−ムプリンタ Expired - Lifetime JP2570237B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2209804A JP2570237B2 (ja) 1990-08-07 1990-08-07 光スキャナ、振動装置、光学装置及び光ビ−ムプリンタ
AT91113316T ATE151891T1 (de) 1990-08-07 1991-08-07 Optischer abtaster
EP91113316A EP0471291B1 (en) 1990-08-07 1991-08-07 Optical scanner
US07/741,353 US5245463A (en) 1990-08-07 1991-08-07 Optical scanner
DE69125666T DE69125666T2 (de) 1990-08-07 1991-08-07 Optischer Abtaster
US08/075,292 US5444565A (en) 1990-08-07 1993-06-11 Optical scanner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2209804A JP2570237B2 (ja) 1990-08-07 1990-08-07 光スキャナ、振動装置、光学装置及び光ビ−ムプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0495917A JPH0495917A (ja) 1992-03-27
JP2570237B2 true JP2570237B2 (ja) 1997-01-08

Family

ID=16578877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2209804A Expired - Lifetime JP2570237B2 (ja) 1990-08-07 1990-08-07 光スキャナ、振動装置、光学装置及び光ビ−ムプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2570237B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10048490B2 (en) 2015-08-18 2018-08-14 Ricoh Company, Ltd. Drive system, video device, image projection device, and drive control method
US10491866B2 (en) 2015-08-26 2019-11-26 Ricoh Company, Ltd. Actuator controlling device, drive system, video device, image projection device, and actuator controlling method

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1039460C (zh) * 1992-09-10 1998-08-05 欧林巴斯光学工业股份有限公司 光学扫描器
JP2001311898A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Fuji Xerox Co Ltd 光ビーム走査駆動装置及び画像形成装置
JP2004354283A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Miyota Kk 表面検査用画像装置の照明ユニットとその制御方法。
US8411343B2 (en) 2006-09-27 2013-04-02 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Optical scanning device
US8125699B2 (en) 2006-09-27 2012-02-28 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Optical scanning device
JP5018323B2 (ja) * 2007-08-07 2012-09-05 パナソニック株式会社 光学反射素子およびこれを用いた画像投影装置
JP6613815B2 (ja) * 2015-10-30 2019-12-04 リコーインダストリアルソリューションズ株式会社 振動機構、スペックル解消素子
DE102017002866A1 (de) * 2017-03-24 2018-09-27 Blickfeld GmbH Scanner mit zwei sequentiellen Scaneinheiten
JP6840069B2 (ja) * 2017-12-14 2021-03-10 三菱電機株式会社 微小電子機械デバイスの検査方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10048490B2 (en) 2015-08-18 2018-08-14 Ricoh Company, Ltd. Drive system, video device, image projection device, and drive control method
US10491866B2 (en) 2015-08-26 2019-11-26 Ricoh Company, Ltd. Actuator controlling device, drive system, video device, image projection device, and actuator controlling method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0495917A (ja) 1992-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5245463A (en) Optical scanner
KR101050915B1 (ko) 광 편향기 및 이를 이용한 광학기구
JP4533407B2 (ja) 画像形成装置
JP4574396B2 (ja) 光偏向器
US20050078169A1 (en) Apparatus and methods for adjusting the rotational frequency of a scanning device
JP4893203B2 (ja) 光走査素子、光走査装置、光走査型表示装置及び網膜走査型表示装置
KR20070117487A (ko) 진동자 장치, 광 편향기 및 그를 이용한 광학기기
US20050128552A1 (en) Torsional vibrator, optical deflector and image forming apparatus
JP2570237B2 (ja) 光スキャナ、振動装置、光学装置及び光ビ−ムプリンタ
JPH0727989A (ja) 光偏向子
KR20090015179A (ko) 진동자 장치 및 진동자 장치의 제조 방법
JP2001004952A (ja) 光偏向子
JPH10104543A (ja) 光走査装置および方法
JP2008111882A (ja) アクチュエータ、光スキャナおよび画像形成装置
KR100939499B1 (ko) 요동체 장치, 광 편향기, 및 광 편향기를 이용한화상형성장치
JP5554895B2 (ja) 揺動構造体、及び揺動構造体を用いた揺動体装置
JP3246106B2 (ja) 光スキャナ
JPH04368907A (ja) 光スキャナ
JP2921218B2 (ja) 光スキャナ
JPH09185000A (ja) ミラーディバイス
JP2995836B2 (ja) 光走査装置
JP2995835B2 (ja) エリア光電センサ
JP2000019446A (ja) 光走査装置
JP2981579B2 (ja) 光スキャナ
JP2981576B2 (ja) 光スキャナ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term