JPH08327252A - 焼成炉用台車 - Google Patents
焼成炉用台車Info
- Publication number
- JPH08327252A JPH08327252A JP15835495A JP15835495A JPH08327252A JP H08327252 A JPH08327252 A JP H08327252A JP 15835495 A JP15835495 A JP 15835495A JP 15835495 A JP15835495 A JP 15835495A JP H08327252 A JPH08327252 A JP H08327252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- truck
- shell
- fixed
- shell bodies
- refractory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 台車本体の上面の両側縁に、炉体の内面との
間にラビリンスシールを構成する外面を有し、かつ、そ
の外面にほぼ沿う形状の内面を有する耐火物製の殻体を
並べ、その両殻体間の台車本体上にセラミックファイバ
を敷き詰めた焼成炉用台車において、殻体を台車本体に
金具で固定した構成とした。 【効果】 殻体を台車に金具で固定したから、台車にし
っかりと固定され、傾きにより炉体に接触する事故を確
実に防止することができる。
間にラビリンスシールを構成する外面を有し、かつ、そ
の外面にほぼ沿う形状の内面を有する耐火物製の殻体を
並べ、その両殻体間の台車本体上にセラミックファイバ
を敷き詰めた焼成炉用台車において、殻体を台車本体に
金具で固定した構成とした。 【効果】 殻体を台車に金具で固定したから、台車にし
っかりと固定され、傾きにより炉体に接触する事故を確
実に防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックファイバを
断熱材として使用した焼成炉用台車に関する。
断熱材として使用した焼成炉用台車に関する。
【0002】
【従来の技術】セラミックファイバは軽量で断熱性に優
れる利点があるが、成型性が悪い欠点がある。
れる利点があるが、成型性が悪い欠点がある。
【0003】一方、焼成炉用台車は焼成室内の高温度の
ガスが台車の下面にまわって軸受などを焼損しないよう
に、台車の両側面は炉体内面と屈曲した狭い間隙をあけ
て対応させてラビリンスシールを構成する必要があるた
め、セラミックファイバを用いた台車でも、外周面、特
に、両側面は耐火物製の殻体で囲わなければならない
が、この殻体も軽量化のために内面が外面にほぼ沿う形
にえぐられていて不安定である。
ガスが台車の下面にまわって軸受などを焼損しないよう
に、台車の両側面は炉体内面と屈曲した狭い間隙をあけ
て対応させてラビリンスシールを構成する必要があるた
め、セラミックファイバを用いた台車でも、外周面、特
に、両側面は耐火物製の殻体で囲わなければならない
が、この殻体も軽量化のために内面が外面にほぼ沿う形
にえぐられていて不安定である。
【0004】このため、台車上に並べただけでは、加熱
と冷却の繰り返しや、被焼成物の積み降ろし作業の際の
振動などにより、殻体が傾いて炉体の内面に接触する事
故が発生しやすかった。
と冷却の繰り返しや、被焼成物の積み降ろし作業の際の
振動などにより、殻体が傾いて炉体の内面に接触する事
故が発生しやすかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、炉殻が傾いて炉体の内面に接触するおそれ
があるということである。
する課題は、炉殻が傾いて炉体の内面に接触するおそれ
があるということである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、台車本体の上面の両側縁に、炉
体の内面との間にラビリンスシールを構成する外面を有
し、かつ、その外面にほぼ沿う形状の内面を有する耐火
物製の殻体を並べ、その両殻体間の台車本体上にセラミ
ックファイバを敷き詰めた焼成炉用台車において、殻体
を台車本体に金具で固定した構成とした。
するための手段として、台車本体の上面の両側縁に、炉
体の内面との間にラビリンスシールを構成する外面を有
し、かつ、その外面にほぼ沿う形状の内面を有する耐火
物製の殻体を並べ、その両殻体間の台車本体上にセラミ
ックファイバを敷き詰めた焼成炉用台車において、殻体
を台車本体に金具で固定した構成とした。
【0007】
【発明の作用及び効果】本発明は上記構成になり、殻体
を台車に金具で固定したから、台車にしっかりと固定さ
れ、傾きにより炉体に接触する事故を確実に防止するこ
とができる。
を台車に金具で固定したから、台車にしっかりと固定さ
れ、傾きにより炉体に接触する事故を確実に防止するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0009】図1において、1はバーナー2を備えた炉
体であって、バーナー2の下側の内面に凸部3と凹部4
からなる屈曲面5が構成されている。
体であって、バーナー2の下側の内面に凸部3と凹部4
からなる屈曲面5が構成されている。
【0010】6は車輪8によりレール7上を走行する台
車であって、鋼板製の台車本体9の上に圧縮されたセラ
ミックファイバ10が敷き詰められ、その上に耐火物製
の薄板11が乗せられている。
車であって、鋼板製の台車本体9の上に圧縮されたセラ
ミックファイバ10が敷き詰められ、その上に耐火物製
の薄板11が乗せられている。
【0011】台車本体9には、セラミックファイバ10
及び薄板11を貫いて多数の耐火物製のパイプ材からな
る支柱12が立設され、その上端に差し渡された縦横の
耐火物製の支持棒13上に、匣鉢a内に収容された被焼
成物bが積み重ねられている。
及び薄板11を貫いて多数の耐火物製のパイプ材からな
る支柱12が立設され、その上端に差し渡された縦横の
耐火物製の支持棒13上に、匣鉢a内に収容された被焼
成物bが積み重ねられている。
【0012】台車本体9の側縁には、炉体1の屈曲面5
に狭い間隙14をあけて対応する耐火物製の殻体15が
金具16により固定されていて、間隙14がラビリンス
シールとなって台車6の上側の高温度のガスが下側に流
れ込むのを妨げるようになっている。
に狭い間隙14をあけて対応する耐火物製の殻体15が
金具16により固定されていて、間隙14がラビリンス
シールとなって台車6の上側の高温度のガスが下側に流
れ込むのを妨げるようになっている。
【0013】殻体15は、図2に拡大して示すように、
軽量化のために、内面も外面にほぼ沿う形状にえぐられ
ていて、金具16は台車本体9に溶接により固定された
縦板18に殻体15の下部上面15aを押さえる曲板1
9をボルト20、ナット21で固定するようになってお
り、殻体15の下部外端は台車本体9の端部の立ち上が
り部9aに押し付けられて外へ落下しないようになって
いる。
軽量化のために、内面も外面にほぼ沿う形状にえぐられ
ていて、金具16は台車本体9に溶接により固定された
縦板18に殻体15の下部上面15aを押さえる曲板1
9をボルト20、ナット21で固定するようになってお
り、殻体15の下部外端は台車本体9の端部の立ち上が
り部9aに押し付けられて外へ落下しないようになって
いる。
【0014】図3は金具16の他の実施例を示し、台車
本体9に溶接により固定された縦板22に形成された長
孔23にボルト24を通し、これに螺合したナット25
を殻体15の下部上面15aに押し付けてボルト24を
締め付けることにより、殻体15を台車本体9に固定す
るようになっている。
本体9に溶接により固定された縦板22に形成された長
孔23にボルト24を通し、これに螺合したナット25
を殻体15の下部上面15aに押し付けてボルト24を
締め付けることにより、殻体15を台車本体9に固定す
るようになっている。
【0015】図4は金具16のその他の実施例を示し、
台車本体9に溶接により固定された曲板26に螺合した
ボルト27で殻体15の下部上面15aを押し付け、ロ
ックナット28で緩まないようにしている。
台車本体9に溶接により固定された曲板26に螺合した
ボルト27で殻体15の下部上面15aを押し付け、ロ
ックナット28で緩まないようにしている。
【0016】なお、本発明はトンネル炉にもシャットル
炉にも適用することができる。
炉にも適用することができる。
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】その要部の拡大断面図である。
【図3】他の実施例の要部の拡大断面図である。
【図4】その他の実施例の要部の拡大断面図である。
1:炉体 5:屈曲面 6:台車 9:台車本体 10:セラミックファイバ 14:間隙 15:殻体 16:金具
Claims (1)
- 【請求項1】 台車本体の上面の両側縁に、炉体の内面
との間にラビリンスシールを構成する外面を有し、か
つ、該外面にほぼ沿う形状の内面を有する耐火物製の殻
体を並べ、該両殻体間の前記台車本体上にセラミックフ
ァイバを敷き詰めた焼成炉用台車において、前記殻体を
台車本体に金具で固定したことを特徴とする焼成炉用台
車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15835495A JPH08327252A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 焼成炉用台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15835495A JPH08327252A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 焼成炉用台車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08327252A true JPH08327252A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15669834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15835495A Pending JPH08327252A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 焼成炉用台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08327252A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002333277A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-22 | Chugai Ro Co Ltd | ガス冷却式単室型熱処理炉 |
JP2005195238A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Murata Mfg Co Ltd | 熱処理炉 |
JP2010286153A (ja) * | 2009-06-10 | 2010-12-24 | Chokoon Zairyo Kenkyusho:Kk | 焼成用容器及び焼成用搬送台車 |
JP2018128179A (ja) * | 2017-02-07 | 2018-08-16 | Dowaエコシステム株式会社 | ラビリンスシール構造、熱処理炉および熱処理方法 |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP15835495A patent/JPH08327252A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002333277A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-22 | Chugai Ro Co Ltd | ガス冷却式単室型熱処理炉 |
JP2005195238A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Murata Mfg Co Ltd | 熱処理炉 |
JP4561100B2 (ja) * | 2004-01-07 | 2010-10-13 | 株式会社村田製作所 | 熱処理炉 |
JP2010286153A (ja) * | 2009-06-10 | 2010-12-24 | Chokoon Zairyo Kenkyusho:Kk | 焼成用容器及び焼成用搬送台車 |
JP2018128179A (ja) * | 2017-02-07 | 2018-08-16 | Dowaエコシステム株式会社 | ラビリンスシール構造、熱処理炉および熱処理方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041119 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050316 |