JPH08326273A - 畳 - Google Patents

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JPH08326273A
JPH08326273A JP16002895A JP16002895A JPH08326273A JP H08326273 A JPH08326273 A JP H08326273A JP 16002895 A JP16002895 A JP 16002895A JP 16002895 A JP16002895 A JP 16002895A JP H08326273 A JPH08326273 A JP H08326273A
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JP
Japan
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tatami
tatami mat
carbonized
board
mat
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Noboru Isogaki
昇 磯垣
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 臭いを消し、害虫等の発生を防止した清潔な
畳を提供する。 【構成】 内部に炭化木質ボード(炭化コルクボード)
14の層を設ける。なお、その上下には、わらマット1
2、15等を積層する。 【効果】 畳に付き易い足の臭い等を除去し、白アリ、
ダニ等の発生、繁殖を防止する。また、床下からの湿気
を吸収し、畳表を湿らせない。このため、畳の清潔さ、
すがすがしさが長期間維持され、さわやかな住環境を提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は畳に関する。
【0002】
【従来の技術】わらの間に炭を層状に閉じこめた考案が
既に出願されている(実開平6−6583号)。また、
仕切板により略マス状に区画された外気と通気可能な木
炭収納部を畳の内部に設け、そこに木炭を収納したもの
も出願されている(実用新案登録第3002113号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者は木炭等の無定形
炭素を畳の間に挟むというものであるが、長期間使用す
るうちに木炭粉が上下のわらの層に滲出し、最終的には
畳表に木炭粉が出てきてしまうという問題がある。
【0004】後者の畳では内部に仕切板を縦に設けるた
め、畳のその箇所を踏んだときに硬い感じがするととも
に、長期間使用した後には仕切板以外の部分が沈み、そ
れ以外の部分が浮き上がってくるという不均一変形の問
題がある。また、構造が複雑であるため、畳のコストを
押し上げるという問題もある。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、上記問
題がなく、しかも臭いを消し、害虫等の発生を防止した
清潔な畳を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係る畳は、内部に炭化木質ボード層
を含むことを特徴とするものである。
【0007】なお、炭化木質ボードの上下には、従来の
畳で用いられている わらマット、木質系のインシュレ
ーションボード、ポリスチレンフォームマット等を積層
してもよい。
【0008】炭化木質ボードは畳1枚分が1枚板のもの
であってもよいし、薄いボードを複数枚積層したもの、
或いは小面積の複数枚のボードを適宜組み合わせて畳1
枚分としたものでもよい。更に、畳全面に完全に入って
いなくても、ほぼ均等に入っていさえすれば、少なくと
も半分以上の面積に入っているだけでも本発明の効果を
得ることができる。
【0009】
【作用及び効果】本発明に係る畳は内部に炭の層を有す
るため、畳に付き易い足の臭い等を除去し、白アリ、ダ
ニ等の発生、繁殖を防止する。また、わらマットや木質
系インシュレーションボード等の通気性のある層と組み
合わせた場合には、床下からの湿気を吸収し、畳表を湿
らせない。このため、畳の清潔さ、すがすがしさが長期
間維持され、さわやかな住環境を提供する。
【0010】本発明に係る畳は上記実開平6−6583
号公報記載の炭入り畳のように木炭粉を使用しないの
で、わらマットや畳表が汚れることがない。さらに、実
用新案登録第3002113号公報に記載の畳のような
仕切板を用いないので、自然な踏足感が得られ、不均一
な変形も生じない。
【0011】本発明に係る畳は、わらマットや木質系イ
ンシュレーションボードと同時に使用した場合、古畳の
廃棄に関して問題が少ない。すなわち、炭化木質ボード
は焼却可能であるため、畳を分解する(バラす)ことな
く、全体をそのまま焼却することが可能である。また、
バクテリア等により自然に分解するため、焼却せずにそ
のまま田や畑に廃棄することもできる。
【0012】なお、炭化木質ボードとしては炭化コルク
ボードが望ましい。これにより、上記作用・効果の他、
その適度な弾性により、従来のわら床或いはポリスチレ
ンフォーム床を用いた畳とほぼ同様の自然な踏足感が得
られるという効果がある。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例である畳の端部の断面図を
図1に示す。本実施例の畳10は、炭化コルクボード1
4の上下をわらマット12、15で挟んで畳床とし、そ
れを畳表11で覆ったものである。炭化コルクボード1
4とわらマット12、15は、積層後適度に圧縮し、糸
でさし固める。
【0014】炭化コルクボード14は、コルクボードを
蒸し焼きにして炭化したものである。蒸し焼きは完全炭
化まで行なうのではなく、コルクの弾性が残る程度の不
完全炭化とすることが望ましい。なお、炭化コルクボー
ド14の代わりに、間伐材を松ヤニ、糊等で固めた木質
ボードを蒸し焼きにしたものを使用してもよい。
【0015】図1のように炭化コルクボード14の上下
をわらマット12、15で挟むのは、畳床を裏返しても
使用できるようにするためであるが、いずれか一方の面
しか使用しないのであれば、わらマットを上表面側だけ
に置くようにしてもよい。
【0016】なお、図1のように、炭化コルクボード1
4と上側のわらマット12との間に薄い(約1mm程
度)ベニヤ板13を挟むことにより、畳の強度を増し、
しっかりした踏足感を得ることができるが、これは無く
ても構わない。また、一般の畳と同様、畳裏には各種目
的に応じてビニールシート、シュロ編シート、ござ、防
虫シート等の裏シート16を覆うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である畳の端部の断面図。
【符号の説明】
10…畳 11…畳表 12、15…わらマット 13…ベニヤ板 14…炭化コルクボード 16…裏シート 17…角保持材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に炭化木質ボード層を含むことを特
    徴とする畳。
  2. 【請求項2】 炭化木質ボードが炭化コルクボードであ
    る請求項1記載の畳。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100395309B1 (ko) * 2000-10-18 2003-08-21 조춘남 콜크 카페트 제조방법 및 그 방법에 의한 콜크 카페트

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58123141U (ja) * 1982-02-16 1983-08-22 東洋紡績株式会社 改良畳

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JP2874841B2 (ja) 1999-03-24

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