JPH0832566A - クロック供給回路 - Google Patents

クロック供給回路

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JPH0832566A
JPH0832566A JP6166858A JP16685894A JPH0832566A JP H0832566 A JPH0832566 A JP H0832566A JP 6166858 A JP6166858 A JP 6166858A JP 16685894 A JP16685894 A JP 16685894A JP H0832566 A JPH0832566 A JP H0832566A
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clock
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data signal
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Shunji Sato
俊二 佐藤
祐樹 ▲高▼橋
Yuki Takahashi
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NEC Miyagi Ltd
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NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クロックの受給側において、データ信号に挿入
されたクロック位相信号を別伝送線路で伝送されたクロ
ック窓信号を用いて抽出しクロックを再生することによ
り、データ信号と再生クロックとの位相づれをなくし、
抽出回路を簡単にし、またクロック伝送による放射ノイ
ズを抑圧する。 【構成】送信部1のクロック挿入回路11でデータ信号
101の空タイムスロットにクロック102より生成さ
れたクロック位相信号を挿入し伝送線路3へ送出する。
またクロック102により制御されたPG2よりクロッ
ク窓信号103を伝送線路4へ送出する。受信部2にお
いて、受信した送信データ信号201とクロック窓信号
とをAND21でANDをとりクロック位相信号を抽出
し、PLL22に加えて再生クロック202を得る。ク
ロック窓信号は伝送線路間の位相差をカバーする分のパ
ルス巾を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロック供給回路に関
し、特に装置内ユニット間におけるクロック供給回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のクロック供給回路は図3
に示す2つの供給方法がある。図3は従来例の回路構成
を示し(a)はデータ信号とクロックとを別個に2本の
伝送線路で供給する方法、(b)はクロック情報をデー
タ信号に多重化し1本の伝送線路で供給する方法を示
す。
【0003】図3(a)の方法は送信部5でクロック8
01を発生し、このクロックを伝送線路8を介し受信部
6へ供給し、受信部6はこのクロック801によりデー
タ信号701を取り込むものである。図3(b)は送信
部9でクロックを発生しこのクロック位相を示すクロッ
ク信号をフレーム化したデータ信号の空タイムスロット
に挿入し、データ信号と一緒に伝送線路を介し受信部へ
送信する。受信部はこのデータ信号111に挿入された
クロック信号を抽出し、このクロック信号を同期入力と
するPLL回路などにより送信側と同期したクロックを
再生する。この従来例としては特開平4−240936
号公報「データ伝送方式」に記載されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のクロ
ック供給回路は2つの供給方法があるが、前者は回路が
極めて簡単である反面、専用の伝送線路が必要となる。
このため両者の伝送線路長に差があると受信側ではクロ
ックとデータ信号との間で位相づれを生ずる。特にクロ
ックが高速となるとこの伝送線路長の僅かな差が影響
し、受信データの取り込みに誤りが発生するという問題
がある。また高周波のクロックを直接伝送するので不要
な放射ノイズが増加するという問題がある。
【0005】一方、後者の方法では、伝送線路が1本で
あるのでクロックと受信データ信号との位相づれは生じ
ないが、送信部においてクロック情報をデータ信号に挿
入するための回路、また受信部においてクロック情報を
抽出し再生する回路が複雑となる問題がある。特に受信
部においてはデータ信号がオール0を連続するなどのパ
ターンによりクロック情報の抽出が困難になる場合があ
り抽出回路が複雑となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック供給回
路は、データ信号の各フレームの空タイムスロットにク
ロックの位相を示すクロック位相信号を挿入した送信デ
ータ信号と前記クロック位相信号の挿入位置を示すクロ
ック窓信号とをそれぞれ別個の伝送線路へ送出する送信
手段と、前記伝送線路からの前記送信データ信号と前記
クロック窓信号とを受信しこの両者の論理積をとること
により前記クロック位相信号を抽出しこのクロック位相
信号から前記クロックを再生する受信手段とを備えてい
る。
【0007】あるいは、複数のデータ信号の各フレーム
の空タイムスロットにクロックの位相を示すクロック位
相信号をそれぞれ挿入した複数の送信データ信号と前記
クロック位相信号の挿入位置を示す共通のクロック窓信
号とをそれぞれ別個の伝送線路へ送出する送信手段と、
それぞれ対応する前記伝送線路から前記送信データ信号
と共通の前記クロック窓信号とを受信しこの両者の論理
積をとることにより前記クロック位相信号を抽出しこの
クロック位相信号から前記クロックを再生する複数の受
信手段とを備えている。
【0008】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本実施例のクロック供給回路のブロ
ック図を示す。また図2は図1における各信号の波形図
である。
【0009】図1において、本クロック供給回路はクロ
ックを供給する側の送信部1とデータ信号およびクロッ
ク情報を伝送する伝送線路3,4とクロックを受信する
側の受信部2とから構成されている。尚、本実施例は装
置内のユニット間のクロック供給回路例を示すもので、
送信部1,受信部2はユニット構造のものであり、また
伝送線路3,4はユニット間配線である。
【0010】送信部1において、クロック挿入回路11
は装置内部で生成されたデータ信号101とクロック1
02とを入力し、データ信号101の各フレームの空タ
イムスロットにクロック102を分周して得られたクロ
ック位相信号(1ビット構成,図示せず)をパルスジェ
ネレータ12より供給されたクロック窓信号103によ
り挿入し、送信データ信号201として伝送線路3へ送
出する。また、パルスジェネレータ(PG)12はクロ
ック102を入力し、このクロックにより制御されたク
ロック窓信号103を発生し、先のクロック挿入回路1
1と伝送線路4とに出力する。このクロック窓信号10
3はクロック位相信号の挿入ビット位置を示す信号でク
ロック位相信号103と同一周期で、かつ伝送線路3,
4間の位相差をカバーする分のパルス巾を有する。図2
は以上説明した各信号の波形を示す。
【0011】受信部2において、伝送線路3より受信さ
れた送信データ信号201は受信信号抽出用のフリップ
フロップ(F/F)23とAND21とに入力される。
また伝送線路4より受信されたクロック窓信号103は
先のAND21に入力される。AND21は送信データ
信号201とクロック窓信号とのAND出力、即ち送信
データ信号201に挿入されたクロック位相信号204
を出力する。このクロック位相信号204は位相同期発
振器を構成するPLL22に同期入力信号として入力さ
れる。PLLはこのクロック位相信号に位相同期し、所
定の周波数に逓倍された再生クロック202を出力す
る。F/F23はこの再生クロック202により、伝送
線路3からの送信データ信号201より受信信号203
を読み出す。尚、以上各信号の波形は図2に示す。
【0012】以上説明したように再生クロックは、デー
タ信号201に挿入され同一の伝送線路3で伝送された
クロック位相信号204から再生しているのでデータ信
号との位相づれが生ずることがない。またクロック位相
信号204の抽出の際は、クロック窓信号が伝送線路
3,4間に位相差があったとしても抽出に支障ない充分
なパルス巾を有しているので抽出は確実に行なわれる。
【0013】尚、以上説明した実施例は送信部と受信部
とが1対1の場合であるが、異なるデータ信号を複数の
受信部に伝送する1対Nあるいはn対Nの場合も同様に
適用することができる。この場合クロック窓信号の伝送
は1本の伝送線路で共用することができる。
【0014】本実施例ではクロック窓信号を伝送するた
めに専用の伝送線路を要するが、ユニット間配線は、通
常ケーブルを使用するのでこの空き線を利用することが
でき、また、バックボードによる印刷配線の場合もある
のでこの伝送線路のための配線の負担は少ない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクロック
供給回路は、送信部でデータ信号の空タイムスロットに
クロック位相信号を挿入し受信部に伝送し、受信部で別
の伝送線路で伝送されたクロック窓信号とのANDをと
ることによりクロック位相信号を抽出してクロックを再
生しているので、受信データ信号と再生クロックとの位
相づれが発生せず、更に抽出回路が簡単になるという効
果がある。またクロックを直接伝送線路で供給する方法
に比べるとクロックよりはるかに低周波のクロック窓信
号を伝送するので不要な放射ノイズの発生が抑圧される
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における各信号の波形図である。
【図3】従来例を示す(a)はクロック専用線路を用い
て供給する方法、(b)はクロックを多重化して供給す
る方法のブロック図である。
【符号の説明】
1 送信部 2 受信部 3,4 伝送線路 11 クロック挿入回路 12 パルスジェネレータ(PG) 21 AND 22 PLL 23 フリップフロップ(F/F)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ信号の空タイムスロットにクロッ
    クの位相を示すクロック位相信号を挿入した送信データ
    信号と前記クロック位相信号の挿入位置を示すクロック
    窓信号とをそれぞれ別個の伝送線路へ送出する送信手段
    と、前記伝送線路からの前記送信データ信号と前記クロ
    ック窓信号とを受信しこの両者の論理積をとることによ
    り前記クロック位相信号を抽出しこのクロック位相信号
    から前記クロックを再生する受信手段とを備えることを
    特徴とするクロック供給回路。
  2. 【請求項2】 複数のデータ信号の各フレームの空タイ
    ムスロットにクロックの位相を示すクロック位相信号を
    それぞれ挿入した複数のデータ信号と前記クロック位相
    信号の挿入位置を示す共通のクロック窓信号とをそれぞ
    れ別個の伝送線路へ送出する送信手段と、それぞれ対応
    する前記伝送線路から前記送信データ信号と共通の前記
    クロック窓信号とを受信しこの両者の論理積をとること
    により前記クロック位相信号を抽出しこのクロック位相
    信号から前記クロックを再生する複数の受信手段とを備
    えることを特徴とするクロック供給回路。
JP6166858A 1994-07-19 1994-07-19 クロック供給回路 Expired - Lifetime JP2644189B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8565362B2 (en) 2009-12-29 2013-10-22 Dongbu Hitek Co., Ltd. Clock recovery apparatus

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