JPH05219038A - 伝送装置位相補償タイミング再生方式 - Google Patents

伝送装置位相補償タイミング再生方式

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JPH05219038A
JPH05219038A JP4019986A JP1998692A JPH05219038A JP H05219038 A JPH05219038 A JP H05219038A JP 4019986 A JP4019986 A JP 4019986A JP 1998692 A JP1998692 A JP 1998692A JP H05219038 A JPH05219038 A JP H05219038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock signal
data
timing
reference clock
pointer
Prior art date
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Pending
Application number
JP4019986A
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English (en)
Inventor
Seiichi Yamato
勢一 大和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4019986A priority Critical patent/JPH05219038A/ja
Publication of JPH05219038A publication Critical patent/JPH05219038A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対向する伝送装置において、受信側で伝送の
タイミングを再生する伝送装置位相補償タイミング再生
方式に関し、フレーム周期よりも大きな周期でビット同
期のとれた信号が得られるようにすることを目的とす
る。 【構成】 送信側で基準クロック信号の元となるポイン
タを送信データの中に挿入して、送信データの送信を行
い、受信側では受信した受信データからポインタを抽出
し、そのポインタに基づいてタイミングジェネレータに
より基準クロック信号を生成し、生成した基準クロック
信号をフェーズドロックループに入力して必要な周波数
のクロック信号を生成するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対向する伝送装置にお
いて、受信側で位相補償を行って伝送のタイミングを再
生する伝送装置位相補償タイミング再生方式に関し、映
像や音声等のデータ伝送を行う際に伝送データからクロ
ック信号を再生する場合に用いられ、特に、フレーム周
期よりも大きな周期で位相補償の必要なクロック信号を
再生する場合や、基準タイミングのタイミング周期を変
えたい場合に有効に用いられる。
【0002】
【従来の技術】一般に伝送装置では、映像や音声等のデ
ータの伝送を行うが、受信側では、そのデータを再生す
る場合、クロック信号を再生する。このようなとき、フ
レーム周期よりも大きな周期で位相補償の必要なクロッ
ク信号を再生する場合や、基準タイミングのタイミング
周期を変えたい場合がある。
【0003】従来のタイミング再生方式においては、伝
送データからクロック信号を再生する場合、フレーム同
期周期や受信クロックを分周してタイミング再生を行っ
ていた。
【0004】図5は従来におけるタイミング再生の一例
を示す説明図であり、ディジタル同期ハイアラーキ(S
DH)用のネットワークノードインタフェース(NN
I)で統一されたフレームフォーマットでデータ伝送を
行う伝送装置における例を示したものである。
【0005】図において、31は伝送する伝送データを
SDH伝送フレームに変換するデータIF部、32はデ
ータの多重を行う多重部、33は生成されたフレームを
光信号に変換して送出するOS部、34はクロック信号
を発生するクロック発生器、35は光信号を受信して電
気信号に変換するOR部、36は多重されているデータ
を分離する分離部、37は受信したSDH伝送フレーム
をもとのデータに変換するデータIF部、38はOR部
34からのクロック信号(図中、CLKで示す)に基づ
いて必要な周波数の信号を生成するPLL部(フェーズ
ドロックループ部)、39はPLL部38から出力され
た信号を分周する分周器である。
【0006】この図に示すように、従来においては、送
信側にクロック発生器34を持ち、その出力クロックに
より回路を動作させている。受信側では、そのクロック
成分を抽出し、OR部35のタンク回路などによりクロ
ック信号を生成していた。また、データの周波数と別の
周波数が必要な場合は、そのデータから抽出したクロッ
ク信号を分周して生成していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この場合、フレーム周
期よりも大きな周期でクロック信号の同期をとりたい場
合などは、受信側で内部クロック信号を倍周してフレー
ム周期よりも大きな周期の信号を作らなければならない
が、ビット同期が必要な場合には受信側で勝手にクロッ
ク信号を生成しても同期がとれない。
【0008】したがって、従来のタイミング再生方式で
は、フレームの周期内でしかビット同期を取らない場合
は問題ないが、フレーム周期よりも大きな周期で位相補
償の必要なクロック信号を再生する場合や、基準タイミ
ングのタイミング周期を変えたい場合には、正確にビッ
ト同期した信号が得られないという問題が生ずる。
【0009】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、ポインタを用いて基準クロックを生成する
ようにして、フレーム周期よりも大きな周期でビット同
期のとれた信号が得られるようにした伝送装置位相補償
タイミング再生方式を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1はこの発明の原理を
示すブロック図であり、図に示すように、この発明は、
送信側で基準クロック信号の元となるポインタを送信デ
ータの中に挿入して(101)、送信データの送信を行
い、受信側では受信した受信データからポインタを抽出
し(102)、そのポインタに基づいてタイミングジェ
ネレータ(103)により基準クロック信号を生成し、
生成した基準クロック信号をフェーズドロックループ
(104)に入力して必要な周波数のクロック信号を生
成する、ことからなる伝送装置位相補償タイミング再生
方式である。
【0011】
【作用】この発明によれば、送信側で基準クロック信号
の元となるポインタが挿入され、受信側ではそのポイン
タが抽出されて基準クロック信号が生成され、生成され
た基準クロック信号から必要な周波数のクロック信号が
生成される。
【0012】したがって、必要な基準クロック信号に応
じた位置にポインタを挿入しておき、受信側でそのポイ
ンタを抽出して基準クロック信号を生成することによ
り、フレーム周期よりも大きな周期であっても、フレー
ムタイミングとビット同期のとれた任意の周期のタイミ
ング信号を再生することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なお、この発明はこれによって限定される
ものではない。
【0014】図2は本発明の伝送装置位相補償タイミン
グ再生方式に適用される送受信回路の一実施例の構成を
示す回路ブロック図であり、ディジタル同期ハイアラー
キ(SDH)用のネットワークノードインタフェース
(NNI)で統一されたフレームフォーマットでデータ
伝送を行う伝送装置における例を示したものである。
【0015】この実施例では、SDH伝送フレームのZ
バイトをポインタとしたときの構成を示している。図に
おいて、1は伝送する伝送データをSDH伝送フレーム
に変換するデータIF部、2はデータの多重を行う多重
部、3はセクションオーバーヘッドを付加するOH付加
部(オーバーヘッド付加部)であり、このOH付加部3
は、セクションオーバーヘッドのZバイトにポインタを
挿入する機能と、セクションオーバーヘッドを生成しデ
ータと多重する機能を有している。4はセクションオー
バーヘッドの付加されたフレームを光信号に変換して送
出するOS部、5はクロック信号を発生するクロック発
生器である。
【0016】6は光信号を受信して電気信号に変換する
OR部、7はセクションオーバーヘッドの終端を分離す
るOH分離部(オーバーヘッド分離部)、8は多重され
ているデータを分離するデータ分離部、9は受信したS
DH伝送フレームをもとのデータに変換するデータIF
部である。
【0017】10はオーバーヘッド分離部7で分離され
たセクションオーバーヘッドからZバイトを抽出するZ
バイト抽出部、11は抽出したZバイトからタイミング
を生成するタイミング生成部、12はタイミング生成部
11からのクロック信号に基づいて必要な周波数の信号
を生成するPLL部(フェーズドロックループ部)であ
る。
【0018】図3はSDH伝送フレームのフォーマット
を示す説明図である。この図に示すように、SDH伝送
フレームのフォーマットは、制御情報であるセクション
オーバーヘッドと実際の送信情報であるペイロードから
構成されている。セクションオーバーヘッドの終端には
Z1バイトとZ2バイト(各1バイトずつ)が付加され
ているので、このZ1バイトとZ2バイトのいずれか一
方を利用してポインタとしてデータを送信し、データの
受信時には、このZバイトの位置により、基準クロック
を生成する。
【0019】以下、動作を説明する。送信側では、ま
ず、データIF部1で伝送する伝送データをSDH伝送
フレームに変換し、そのSDH伝送フレームを多重部2
で多重し、次に、OH付加部3でセクションオーバーヘ
ッドを生成してデータに付加するとともに、セクション
オーバーヘッドのZバイトにポインタを挿入する。そし
て、セクションオーバーヘッドの付加されたフレームを
OS部4により光信号に変換して外部に送出する。
【0020】受信側では、まず、OR部6により光/電
気変換をして、その変換したデータをOH分離部7に渡
す。次に、OH分離部7では、各種のオーバーヘッド処
理を行って、セクションオーバーヘッドの終端を分離
し、それをZバイト抽出部10へ送る。Zバイト抽出部
10では、Zバイトを抽出し、抽出したZバイトをタイ
ミング生成部11に渡し、タイミング生成部11でポイ
ンタによるタイミングの生成を行う。
【0021】そして、タイミング生成部11は、生成し
た基準タイミングをPLL部12に送り、PLL部12
では基準タイミングに同期したクロック信号を生成す
る。この生成されたタイミングはデータ分離部8に渡さ
れる。データ分離部8では、基準タイミングに同期した
クロック信号により、データを分離してクロック信号
(IFクロック)にのせかえる。のせかえられたデータ
は、データIF部9に渡され、データIF部9により各
端末にデータが渡される。
【0022】図4はフレームタイミングが8kHzの場
合のタイミング再生の一例を示すタイムチャートであ
る。この図に示す様に、例えば必要とする基準クロック
が4kHzであれば、8kHzのフレームタイミングで
は正確なビット同期までとれた基準クロックを生成でき
ないが、このように、フレームタイミングから基準クロ
ックを生成できないような場合に再生したいクロックが
ある様な時に、本方式は有効である。
【0023】例えば図4に示すように、68kHzを再
生したい場合には、4kHzの基準クロックをポインタ
で伝送することにより、基準クロックに合った68kH
zを再生する事が可能となる。
【0024】なお、ポインタによる周期を切り替えて、
タイミング再生の周期を切り替えることが可能である
が、ポインタの挿入周期よりも大きな周期でタイミング
が必要な場合には、ポインタに飛び越しコードを挿入す
ることにより、その周期を拡張するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、送
信側で基準クロック信号の元となるポインタを挿入し、
受信側でそのポインタを抽出して基準クロック信号を生
成するようにしたので、必要な基準クロック信号に応じ
た位置にポインタを挿入しておけば、フレーム周期より
も大きな周期であっても、フレームタイミングとビット
同期のとれた任意の周期のタイミング信号を再生するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の原理を示すブロック図である。
【図2】本発明の伝送装置位相補償タイミング再生方式
に適用される送受信回路の一実施例の構成を示す回路ブ
ロック図である。
【図3】SDH伝送フレームのフォーマットを示す説明
図である。
【図4】フレームタイミングが8kHzの場合のタイミ
ング再生の一例を示すタイムチャートである。
【図5】従来におけるタイミング再生の一例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 データIF部 2 多重部 3 OH付加部 4 OS部 5 クロック発生器 6 OR部 7 OH分離部 8 データ分離部 9 データIF部 10 Zバイト抽出部 11 タイミング生成部 12 PLL部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側で基準クロック信号の元となるポ
    インタを送信データの中に挿入して、送信データの送信
    を行い、受信側では受信した受信データからポインタを
    抽出し、そのポインタに基づいてタイミングジェネレー
    タにより基準クロック信号を生成し、生成した基準クロ
    ック信号をフェーズドロックループに入力して必要な周
    波数のクロック信号を生成する、ことからなる伝送装置
    位相補償タイミング再生方式。
JP4019986A 1992-02-05 1992-02-05 伝送装置位相補償タイミング再生方式 Pending JPH05219038A (ja)

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JP4019986A JPH05219038A (ja) 1992-02-05 1992-02-05 伝送装置位相補償タイミング再生方式

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JP4019986A JPH05219038A (ja) 1992-02-05 1992-02-05 伝送装置位相補償タイミング再生方式

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JPH05219038A true JPH05219038A (ja) 1993-08-27

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ID=12014508

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JP4019986A Pending JPH05219038A (ja) 1992-02-05 1992-02-05 伝送装置位相補償タイミング再生方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006222894A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Fujitsu Ltd 伝送装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006222894A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Fujitsu Ltd 伝送装置
JP4571518B2 (ja) * 2005-02-14 2010-10-27 富士通株式会社 伝送装置
US7881346B2 (en) 2005-02-14 2011-02-01 Fujitsu Limited Method and apparatus for transmitting terrestrial digital signal

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020723