JPH08325530A - 接着方法及び剥離方法 - Google Patents

接着方法及び剥離方法

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JPH08325530A
JPH08325530A JP15697995A JP15697995A JPH08325530A JP H08325530 A JPH08325530 A JP H08325530A JP 15697995 A JP15697995 A JP 15697995A JP 15697995 A JP15697995 A JP 15697995A JP H08325530 A JPH08325530 A JP H08325530A
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acetate resin
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Katsuyoshi Kokusho
勝義 国生
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 皺の発生がない紙等の接着を行い,その剥離
も簡単にしかも確実に行い、接着及び剥離の繰り返しを
可能とする。 【構成】 酢酸ビニル樹脂を主成分とし、金属石鹸及び
ワックスを含有したエマルジョン型接着剤を合板等の基
材面に塗布して乾燥し、この基材面に紙等の可撓性シー
トを当接した状態で熱エネルギーを作用させて接着す
る。接着剤が乾燥した状態で接着するため、シートに皺
が生じることがない。接着後の剥離は接着構造体に熱エ
ネルギーを作用させて熱軟化させ、この状態でシートを
剥がす。接着及び剥離では、金属石鹸及びワックスの熱
伝導性で酢酸ビニル樹脂に確実に熱を伝達することがで
き、接着及び剥離を確実に行うことができ,接着及び剥
離を繰り返して行うことも可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合板、壁等に経師紙(化
粧紙)、樹脂製フィルム等の可撓性シートを接着する方
法及び可撓性シートを剥離する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】展示会等においては、展示領域を区画す
るため、合板等からなるパネルを立てつけている。ま
た、このパネルに対しては経師紙等を貼りつけて表面化
粧を施すことが行われている。かかる展示会等のパネル
はその繰り返し使用を行うため、経師紙を剥がし、新た
な経師紙を貼りつける作業が頻繁に行われている。この
ような経師紙の接着は、従来、澱粉糊等の水溶性の糊剤
(商品名「アミノール」等)を水に溶かし、この糊溶液
を経師紙に塗り、糊剤塗布状態の経師紙を合板、壁等の
基材に貼り付けていた。
【0003】一方、パネルの再使用のための経師紙の剥
離は、以上のようにして接着された経師紙を手で剥がす
ものであり、剥離が不十分の場合は、残っている経師紙
をカッター等を用いて、削り取ることが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の接着方
法では、接着剤が当初から粘着性を有しているため、パ
ネル等の表面への塗布を均一に行うこと難しいと共に、
経師紙等のシートの接着剤塗布面が粘ってその取り扱い
が面倒となっている。また、接着剤は乾燥すると、接着
力が無くなるため、水が共存した湿気を有した状態で接
着作業を行う必要がある。このため接着作業に迅速性が
要求され、塗布後に長時間放置しておくことができず、
例えば、接着作業を中断する等の作業手順の変更もでき
ない不便さを有している。さらに、水溶性の接着剤を経
師紙に塗布するため、経師紙に皺を生じ易く、基材への
貼り付けに熟練を要している。
【0005】一方、接着後に剥離する場合においては、
手作業で行っており、作業が面倒となっている。また、
紙全体の剥離が難しく、部分的に残存し易く、この残存
によってカッターを用いた削り取りが必要となり、剥離
作業が長時間となる問題を有している。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、迅速性を要求されることなく、しかも皺
等の発生がなく、熟練を要することのない接着方法を提
供することを目的とする。また、本発明は接着状態から
のシートの剥離を簡単に、しかも完全に行うことができ
る剥離方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の接着方
法は、酢酸ビニル樹脂を主成分とし、金属石鹸及びワッ
クスを含有したエマルジョン型接着剤を基材面上に塗布
して乾燥し、この基材面に可撓性シートを当接した状態
で熱エネルギーを作用させるものである。また本発明の
剥離方法は、酢酸ビニル樹脂を主成分とし、金属石鹸及
びワックスを含有したエマルジョン型接着剤によって可
撓性シートが基材に接着された構造体に対して、熱エネ
ルギーを作用させて接着剤を熱軟化し、この熱軟化状態
で可撓性シートを基材から剥離するものである。
【0008】本発明の接着方法及び剥離方法に使用され
るエマルジョン型接着剤は酢酸ビニル樹脂を主成分とし
ており、この樹脂に対して金属石鹸及びワックスを添加
したものである。酢酸ビニル樹脂は熱可塑性樹脂の一種
であり、従来より木工用の接着剤として使用されてい
る。この酢酸ビニル樹脂はその熱軟化温度以上に加熱す
ることにより、接着力が発現されて基材とシートとを接
着する。
【0009】本発明では、この酢酸ビニル樹脂を水に分
散したエマルジョンの形態で使用する。酢酸ビニル樹脂
は本質的に疎水性であるところから、水溶性高分子物質
を適量、添加して保護コロイドとし、水系内での安定化
を図るものである。この水溶性高分子物質としては、ポ
リビニルアルコール(PVA)、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、ポリビニルアミン、カゼイン等の内の一種または
複数を選択することができる。酢酸ビニル樹脂の水への
配合比は接着力、粘性、乾燥度合い等の条件を加味し
て、選定され、水45〜65重量部に対して、酢酸ビニ
ル樹脂が35〜50重量部、より好ましくは、40〜4
5重量部が配合される。35重量部以下では、良好な接
着力を発揮することができず、50重量部以上では接着
剤の粘性が大きくなって、取り扱いに不便となると共
に、塗布を均一に行うことが難しくなる。また、水溶性
高分子物質は0.2〜0.5重量部、好ましくは、0.
3重量部前後、添加されたものを本発明に用いることが
できる。
【0010】金属石鹸及びワックスは酢酸ビニル樹脂系
エマルジョンに配合されることにより、エマルジョンの
骨材として作用すると共に、熱伝導を良好にする。すな
わち、これらはその溶融温度(mp)が酢酸ビニル樹脂
の熱軟化温度よりも高温のものが使用され、これによ
り、熱軟化のための酢酸ビニル樹脂への加熱時にも溶融
することがなく、ミクロ粒子となって接着剤中に分散し
ている。これにより、これらの物質は接着後において酢
酸ビニル樹脂内で分散して、樹脂相互の結合力を高める
と共に、その良好な熱伝導によって加熱時に酢酸ビニル
樹脂が熱軟化温度へ達することを助長する。
【0011】かかる金属石鹸としては、ステアリン酸の
金属塩が良好であり、特にそのカルシウム塩(mp15
0℃)、マグネシウム塩(mp110℃)、亜鉛塩(m
p120℃)が好適である。なお、ステアリン酸のナト
リウム塩はゼラチン状となって乾燥性が低下するため、
使用上、好ましくない。ワックスとしては、パラフィン
ワックス、ポリオレフィンワックス等を使用できるが、
特に熱伝導性、安定性、溶融温度等の特性からポリエチ
レンワックス(mp110℃)が良好である。これらの
金属石鹸及びワックスの配合比は酢酸ビニル樹脂35〜
50重量部に対して、2〜5重量部、より好ましくは3
重量部前後である。
【0012】このような接着剤の作製は、酢酸ビニル樹
脂、水溶性高分子物質、金属石鹸を水に混合し、その
後、ワックスを投入して攪拌することにより行われ、こ
れにより白濁状のエマルジョンとなる。作製されたエマ
ルジョンは安定で、長期間放置しておいても、分離する
ことがなく、接着にそのまま使用することができる。ま
た、このエマルジョンは粘性が小さく、このため取り扱
いが容易であると共に、基材への塗布を均一に行うこと
ができる。
【0013】本発明の接着方法は、以上のような配合比
で作製されたエマルジョン型接着剤を基材面上に塗布す
ることにより行う。基材としては、合板、木板、モルタ
ル、コンクリート、煉瓦等、種々のものを用いることが
できる。この塗布後においては、接着剤を乾燥する。乾
燥は天日や放置等の自然乾燥、ドライヤー等を用いた加
熱乾燥その他の方法によって行うことができるが、迅速
で大量の処理を行うことができる点で加熱乾燥が良好で
ある。この乾燥は水を完全に除去するまで行うものであ
り、乾燥後においては、基材面が乾燥状態となってい
る。このため、基材を積み重ねても、基材が相互に結着
することがなく、その取り扱いが容易となる。
【0014】この乾燥の後、可撓性シートを基材面に当
接し、乾燥状態の接着剤に対して熱エネルギーを作用さ
せる。可撓性シートとしては、経師紙等の紙類、不織
布、布或いはプラスチックシートその他のものを使用で
きる。この可撓性シートを基材面に接触させた状態で熱
エネルギーを付与する。この熱エネルギーは、加熱、超
音波振動その他の手段により付与することができる。か
かる熱エネルギーは酢酸ビニル樹脂が熱軟化するまで作
用させるものである。これにより酢酸ビニル樹脂の接着
力が発現して、シートを基材面に接着することができ
る。この熱エネルギーの付与時において、金属石鹸及び
ワックスはミクロ粒子の状態で接着剤の塗布領域に均一
に分散している。そして、これらの粒子は付与された熱
を即座に且つ良好に酢酸ビニル樹脂に伝達する。このた
め、基材面に塗布された酢酸ビニル樹脂の全体が均一に
熱伝導されて、均一の加熱状態となる。これにより酢酸
ビニル樹脂が均一の接着力を発現することができ、シー
トも全体を均等に基材面に接着することができる。
【0015】この熱エネルギーの付与と共に、シートを
基材面に加圧すると良い。この加圧はローラ等を転接さ
せたり、プレス板を押しつける等により行うことができ
る。この加圧により、シートが可撓性を有していても、
良好な引張状態となって、全面が基材面と接触するた
め、皺の発生がない状態でシートを接着することができ
る。この場合、加圧と熱エネルギーの付与とを同時に行
っても良い。これは例えば、加熱状態のローラを転接し
たり、ヒータ内蔵のプレス板を用いることにより、簡単
に達成することができ、これにより、接着を迅速に行う
ことができる。
【0016】以上のような加熱及び加圧の後、基材を冷
却することにより接着が終了する。この冷却は放冷でも
良く、ファン等により空気を吹きつけて行っても良い。
また、この冷却時においては、シートを基材面に押圧し
た状態で行うことが好ましく、これにより、シートが巻
き癖等を備えていても、全体を基材面に接着させること
ができる。
【0017】以上のような接着方法は、エマルジョン型
接着剤を完全に乾燥した後に、熱エネルギーを作用させ
て接着を行うため、接着剤の乾燥状態のまま、基材を放
置することができる。すなわち、接着剤の乾燥に続いて
シートの接着を行う必要がなく、接着作業全体を一連さ
せて行う必要がなくなる。このため、例えば、まず接着
剤の塗布、乾燥だけを行い、その後、シートの接着だけ
をまとめて行う等の作業手順の変更もでき、計画性のあ
る作業工程を組むことができる。
【0018】本発明の剥離方法は、以上のようにして酢
酸ビニル樹脂系エマルジョン型接着剤を用いて接着した
構造体に対して、熱エネルギーを作用させて可撓性シー
トを剥離するものである。この熱エネルギーの付与は接
着と同様に、加熱、超音波振動その他の手段により行う
ことができる。この熱エネルギーの付与により、酢酸ビ
ニル樹脂が熱軟化する。この熱エネルギーの付与時にお
いて、金属石鹸及びワックスはミクロ粒子の状態となっ
ており、付与された熱を即座に且つ良好に酢酸ビニル樹
脂に伝達する。このため、酢酸ビニル樹脂の全体が均一
に熱伝導されて、加熱されるため、熱軟化を均等に行う
ことができる。
【0019】かかる酢酸ビニル樹脂の熱軟化状態で、シ
ートを基材から引き剥がすことにより、シートの剥離を
行う。このような剥離では、熱エネルギーの付与で酢酸
ビニル樹脂が熱軟化しているため、シート全体を円滑に
剥がすことができ、しかもシートが基材面に部分的に残
存することもない。また、従来のように、水への浸漬
や、水のスプレー等を行う必要がないため、剥離を簡単
に行うことができる。なお、熱エネルギーの付与に際し
ては、接着と同様に、熱ローラ、ヒータ内蔵のプレス板
を用いて行っても良い。
【0020】本発明においては、この剥離を行った後
に、シートを再度、基材に接着することも可能である。
すなわち、シートを剥離した後の基材面に接着剤が付着
している場合においては、新たなシートをこの基材面に
接触させて、上述と同様に熱エネルギーを付与する。こ
れにより基材面に付着している酢酸ビニル樹脂が再度、
熱軟化して接着力が発現し、シートの接着を行うことが
できる。一方、基材面に付着している接着剤の量が少な
い場合には、その不足量の接着剤を新たに塗布すること
により、シートの再接着を行うことができる。このよう
に本発明では、熱エネルギーの付与を繰り返すことによ
り、接着、剥離を繰り返すことができ、特に、展示会用
のパネルに対する経師紙の頻繁な接着、剥離に適用する
ことにより、これらの作業を迅速に、しかも簡単に行う
ことができるメリットがある。
【0021】
【実施例】金属石鹸としてステアリン酸カルシウム、ワ
ックスとしてポリエチエンワックス、水溶性分散物質と
してPVAを用い、表1の処方により接着剤A〜Hを作
製した。表1において、各欄の数値は重量比である。こ
れらの接着剤を1m四方の合板に刷毛によって塗布し
た。塗布量はいずれも、30g/m2 とした。この塗布
後に、ドライヤーから50〜60℃の温度の温風を各合
板に吹きつけて乾燥した。この乾燥は水が完全に蒸発す
るまで行い、各合板の表面には固形化した接着剤が白濁
状態で残存した。
【0022】次に、1m四方の経師紙を各合板の表面に
載置し、熱エネルギーを付与して、接着した。この熱エ
ネルギーの付与は接着剤Bに対しては、超音波振動子を
経師紙上に接触させ、超音波振動させながら、経師紙面
を摺動させることで行い、他の接着剤に対しては、ヒー
タ内蔵のプレス板を経師紙上に押圧させることで行っ
た。この場合、プレス板の表面温度は80〜90℃であ
った。この熱エネルギーの付与後に、各合板への経師紙
の接着状態を観察した。
【0023】結果を表1の「接着性」欄に記載してあ
る。同欄における「○」は経師紙に皺がなく、しかもそ
の全面が合板に良好に密着したものである。「△」は経
師紙の一部に接着不良があったものを、「×」は経師紙
のほとんどが接着不良となっていたものを示す。接着剤
Dにおいては、酢酸ビニル樹脂の配合比が少なく、接着
力が充分でないため、接着不良となったものと思われ
る。接着剤F、G、Hはステアリン酸カルシウム及び/
またはポリエチレンワックスが充分に配合されていない
ため、熱エネルギーが酢酸ビニル樹脂に良好に伝達され
ず、酢酸ビニル樹脂が充分に熱軟化しなかったためと思
われる。
【0024】次に、以上のようにして接着が終了したも
のに対して、ヒータ内蔵のプレス板を加熱状態で接触さ
せた。このときのプレス板の表面温度は80〜90℃で
あった。このプレス板の接触による加熱の後、直ちに経
師紙を掴んで、それぞれの合板から引き剥がし、その状
態を観察した。
【0025】結果を表1の「剥離性」欄に記載してあ
る。同欄における「○」は経師紙の全体が合板から良好
に剥がれ、部分的にも残存していないものを示し、
「×」は経師紙の一部が残存したものを示す。接着剤E
においては、酢酸ビニル樹脂の配合比が多すぎて、酢酸
ビニル樹脂の全体が充分に熱軟化しなかったためと思わ
れる。接着剤F、G、はステアリン酸カルシウム及び/
またはポリエチレンワックスの量が不十分で、酢酸ビニ
ル樹脂に熱が充分に伝達しなかったためと思われる。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】本発明の接着方法は、酢酸ビニル樹脂、
金属石鹸、ワックスを含有するエマルジョン型接着剤を
完全に乾燥した後に、熱エネルギーを作用させて接着を
行うため、接着剤の乾燥状態のまま、放置することがで
きる。すなわち、接着剤の乾燥に続いてシートの接着を
行う必要がなく、接着作業全体を一連させて行う必要が
なくなる。このため、例えば、接着剤の塗布、乾燥だけ
を行い、その後、シートの接着だけを行う等の作業手順
の変更もでき、計画性のある作業工程を組むことが可能
となる。また、シートが可撓性を有していても、接着剤
が完全な乾燥状態で接着されるため、皺等を生じること
なく、外観の向上した接着状態とすることができると共
に熟練を要することがない。
【0028】本発明の剥離方法は、上述した酢酸ビニル
樹脂系エマルジョン型接着剤を用いて接着した構造体に
対して、熱エネルギーを作用させるものであり、この熱
エネルギーは金属石鹸及びワックスにより良好に酢酸ビ
ニル樹脂に伝達されるため、酢酸ビニル樹脂を確実に熱
軟化させることができる。これにより、シートの部分的
な残存がなく、シートの全体を簡単にしかも確実に剥離
することができると共に、短時間での剥離が可能とな
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 131/04 JCY C09J 131/04 JCY

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酢酸ビニル樹脂を主成分とし、金属石鹸
    及びワックスを含有したエマルジョン型接着剤を基材面
    上に塗布して乾燥し、この基材面に可撓性シートを当接
    した状態で熱エネルギーを作用させることを特徴とする
    接着方法。
  2. 【請求項2】 前記熱エネルギーを作用させると同時
    に、可撓性シートを基材面に押圧することを特徴とする
    請求項1記載の接着方法。
  3. 【請求項3】 酢酸ビニル樹脂を主成分とし、金属石鹸
    及びワックスを含有したエマルジョン型接着剤によって
    可撓性シートが基材に接着された構造体に対して、熱エ
    ネルギーを作用させて接着剤を熱軟化し、この熱軟化状
    態で可撓性シートを基材から剥離することを特徴とする
    剥離方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004346239A (ja) * 2003-05-23 2004-12-09 San Nopco Ltd ワックス−金属石鹸複合乳化分散体
JP2005282165A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Sekisui Chem Co Ltd 表面材の剥離方法

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