JPH08322780A - 拭布交換型拭き掃除具 - Google Patents

拭布交換型拭き掃除具

Info

Publication number
JPH08322780A
JPH08322780A JP13828295A JP13828295A JPH08322780A JP H08322780 A JPH08322780 A JP H08322780A JP 13828295 A JP13828295 A JP 13828295A JP 13828295 A JP13828295 A JP 13828295A JP H08322780 A JPH08322780 A JP H08322780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiping
fitting groove
wiping cloth
locking
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP13828295A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Sakamoto
敬之 坂本
Shigeyuki Matsuura
茂行 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Azuma Industrial Co Ltd
Original Assignee
Lion Corp
Azuma Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp, Azuma Industrial Co Ltd filed Critical Lion Corp
Priority to JP13828295A priority Critical patent/JPH08322780A/ja
Publication of JPH08322780A publication Critical patent/JPH08322780A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 拭布の取付強度が高く、なおかつ掃除具自体
の構造、および拭布の取り付けおよび取り外しが簡単
で、製造コストが安価な拭布交換型拭き掃除具。 【構成】 拭布80が巻装される弾性板54と、弾性板
の上面側に取り付けられた基台55とを具備し、基台の
上部に嵌合溝65が形成され、嵌合溝内に挿入されて拭
布の端部を嵌合溝の中に挟み込む係止片63が係止部材
52の内面に形成され、係止片が嵌合溝内から離脱可能
に基台の上部に設けられ、係止片の側端部16と、嵌合
溝の側端壁22とが接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、清掃用品、特にフロー
ロング床用などの拭き掃除に好適な拭き掃除具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より床用拭き掃除具として、種々の
ものが提案されている。例えば、実開昭48−3595
2号公報には、図17に示すように、押台1と、押台1
の下部に取り付けられた弾性部材2と、この弾性部材2
を覆った拭布5の両端であって押台1の上部に巻き上げ
られた部分を固定する押えバネ3とを具備した掃除具4
が提案されている。
【0003】また、実開平3−58261号公報および
実開平3−58262号公報には、図18に示すよう
に、長さ方向一端部の係合部8を介して上板9と下板1
0とからなる掃除具11が提案されている。このもの
は、上板9の上部に設けられた弾性部材または突子12
により、下板10の下部に設けられた弾性部材13を覆
った拭布14の両端を仮止めし、さらに上板9を被せる
ことにより、拭布14を固定するようになっている。
【0004】さらに、実開平2−8360号公報および
実開平2−119151号公報および実開平2−119
152号公報には、図19および図20に示すように、
押台17と押台下部の弾性部材18とからなり、押台1
7と弾性部材18との間に未接合部19を設けた掃除具
20であって、弾性部材18を覆った拭布21の両端を
未接合部19に挟み込んで固定するものが開示されてい
る。
【0005】また、実開平4−89252号公報には、
図21に示すように、押台24と押台24の下部に設け
られた弾性部材25と、押台24の上部に形成された凸
部26とを具備した掃除具27であって、弾性部材25
を覆った拭布28の両端に形成された孔を凸部26に掛
けることにより拭布28を押台24に固定するものが開
示されている。また、実開昭63−3364号公報に
は、図22に示すように、押台下部31に面ファスナー
のオス部を形成した掃除具32であって、拭布33に形
成した面ファスナーのメス部34を上記オス部に係合固
定するものが開示されている。
【0006】実開平2−32760号公報には、図2
3,24に示すように、凹字状に屈曲した押台37と、
押台37の下部に設けられた弾性部材38と、押台37
の上部の溝間に突き合せ状に設けた弾性変形可能な挟持
部材39とを具備した掃除具40が開示されている。こ
のものは、弾性部材38を覆った拭布41の両端を挟持
部材39の間に押し込むことにより拭布41を固定する
ようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記掃
除具には、以下に示すような問題があった。例えば、実
開昭48−35952号公報に開示されている図17に
示すものは、拭布5の固定に際して、拭布5の両端を押
台1の中央付近まで伸ばさなければならず、掃除に伴う
拭布5の使用面積を大幅に越える広い面積の拭布5が必
要であり、また、拭布5を固定する押えバネ3は、押台
1とは別部材として設ける必要があり、コストが高くな
るといった欠点があった。
【0008】また、実開平3−58261号公報および
実開平3−58262号公報に開示されている図18に
示すものは、各部材の製造方法が煩雑で、掃除具11自
体の重量がかさみ、操作が困難であった。また、実開平
2−8360号公報および実開平2−119151号公
報および実開平2−119152号公報に開示されてい
る図19および図20に示すものは、拭布21が押台1
7と弾性部材18との間の隙間に差し込まれているだけ
なので、差し込み易さを向上させる為に押台17と弾性
部材18の隙間を広げると、拭布21の脱落や緩みが発
生し易くなり、逆に、拭布21の脱落や緩みを改善する
為に押台17と弾性部材18の隙間を狭めると、差し込
み易さが低下する欠点がある。
【0009】さらに、実開平4−89252号公報に開
示されている図21に示すものは、凸部26に掛けて固
定するには伸縮性の拭布28を使用する必要がある。と
ころが、前記伸縮性を有する拭布28を使用すると、使
用時の摩擦によっても拭布28の伸縮が発現するため清
掃性に劣り、かつ、伸縮性や面ファスナーとの接着性を
有する拭布28しか使用することができず、汎用の拭布
を利用できない欠点がある。また、実開昭63−336
4号公報に開示されている図22に示すものは、弾性部
材を有していないため、拭布33が薄い場合は面ファス
ナーのオス部が清掃面に凸部を形成し清掃性に劣り、ま
た、先の例と同様、伸縮性や面ファスナーとの接着性を
有する拭布しか使用することができず、汎用の拭布を利
用できない欠点を有する。
【0010】さらに、実開平2−32760号公報に開
示されている図23,24に示すものは、弾性変形可能
な挟持部材39が押台37の中央に設置されているた
め、拭布41を固定するには、掃除に伴う拭布41の使
用面積を大幅に越える広い面積の拭布41が必要であっ
た。また、突き合せ状態に形成される挟持部材39の成
形精度が低いと、拭布41を挟み込むことが満足にでき
なくなり、拭布41が外れ易くなるので、挟持部材39
の成形に高精度が求められ、成形装置のコストが高くな
るなどの問題があった。
【0011】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであって、拭布の取付強度が高く、なおかつ掃除具
自体の構造、および拭布の取り付けおよび取り外しが簡
単で、製造コストが安価な拭布交換可能な拭き掃除具を
提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、拭布が巻装さ
れる弾性板と、この弾性板の上面側に取り付けられた基
台とを具備し、前記基台の上部に嵌合溝が形成され、嵌
合溝内に挿入されて拭布の端部を嵌合溝の中に挟み込む
係止片が係止部材の内面に形成され、係止部材は係止片
が嵌合溝内から離脱可能に基台の上部に設けられた拭布
交換型拭き掃除具において、係止片の側端部と、嵌合溝
の側端壁とが接触することを特徴とする。
【0013】この際、基台の周縁部と嵌合溝との間に、
上方に突起した立上げリブが形成されていることが望ま
しい。
【0014】さらにまた、係止片が嵌合溝内で端部を下
方に向けた筒状体であることが望ましい。
【0015】また、係止部材の内面と、基台上の係止部
材の内面に対応する箇所に、突状リブが立設されている
ことが望ましい。
【0016】さらに、嵌合溝の側壁に、内方に突起した
突部が形成されていることが望ましい。
【0017】また、嵌合溝を基台の上部から弾性板に貫
通したものとし、嵌合溝内に挿入されて拭布の端部を嵌
合溝内の弾性板との間に挟み込む係止片が内面に形成さ
れた係止部材が、係止片が嵌合溝内から離脱可能に基台
の上部に設けるようにしても良い。
【0018】また、嵌合溝内に、嵌合溝の一方の側壁と
他方の側壁とを連結した連結リブを形成し、係止片に、
該連結リブと組み合う係止凹みを形成しても良い。
【0019】
【作用】本発明の拭き掃除具は、拭布を弾性板に装着し
て拭布の端部を基台上に沿わせた後、係止部材を下方に
回動させて嵌合溝に挿入して拭布を挟み込むことによ
り、拭布の装着と固定ができる。この状態で拭布付きの
弾性板を清掃場所に押し付けて拭き取ることにより清掃
作業ができる。この作業中に拭布が外れないように係止
部材が拭布を係止する。また、拭布を取り外すには、係
止部材を上方に回動させて嵌合溝から外し、拭布の係止
を解除し、拭布を引っ張って基台と弾性板から外すこと
により容易に外れる。
【0020】さらに、係止片を嵌合溝内に挿入した際
に、嵌合溝の側端壁に、係止片の側端部が接触するた
め、嵌合溝の端部においても拭布の取付強度が極めて高
くなり、特に、嵌合溝の長手方向に沿った動きの使用を
しても拭布が外れにくくなる。
【0021】また、嵌合溝と基台の周縁部との間に、上
方に突起した立上げリブを形成したものであると、拭布
を嵌合溝内で係止部材に形成された係止片で固定した際
に、蓋状の係止部材の内部において、拭布は立上げリブ
により一旦、上方に向かった後、嵌合溝内に係止片にて
押込まれるようになるので、拭布の基台への取付強度が
高められる。
【0022】また、係止片を筒状体としたものである
と、係止片の先端部に凹凸が形成された状態となるの
で、拭布が滑りにくく、拭布の抜出をより防止すること
ができるようになる。
【0023】基台の上面と係止部材の内面に、拭布を係
止する突状リブを形成したものであると、拭布をより確
実に挾持することが可能となる。
【0024】嵌合溝の側壁に、内方に突起した突部を形
成したものであると、拭布を係止片と突部の間で挾持す
ることができるようになり、拭布の取付強度をより高め
ることができるようになる。
【0025】基台を貫通した嵌合溝内に露出した弾性板
と係止片の先端部分との間で拭布を挾持すると、弾性力
を利用した取付けが可能となり、より取付強度を高めら
れる。
【0026】嵌合溝内に、嵌合溝の一方の側壁と他方の
側壁とを連結した連結リブを形成し、係止片に連結リブ
と組み合う係止凹みを形成したものであると、拭布を組
み合った連結リブ及び係止凹みとの間でも挾持すること
ができ、拭布の取付強度をより高めることができるよう
になる。また、係止凹みと連結リブが組み合うので、係
止片の嵌合溝内での横揺れが防止できる。
【0027】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 〔実施例1〕実施例1の拭き掃除具を図1〜3に示す。
この拭き掃除具15は、拭布80が巻装される弾性板5
4と、この弾性板54の上面側に取り付けられた基台5
5とを具備している。
【0028】弾性板54は、略矩形状で底面は平面状に
されている。この弾性板54は、拭布80を介して被清
掃体に接するものであるので、被清掃体を傷つけないよ
うに、また、被清掃体の凹凸面や曲部に対応できるよう
に、弾性を有する合成樹脂等から構成され、例えば、合
成ゴム、スポンジ、発泡ウレタン、発泡ポリエチレンな
どの発泡樹脂などが挙げられる。この弾性板54の上部
には、凹部が形成されており、その凹部に基台55が着
脱自在に嵌合して一体化される。
【0029】基台55は、高密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ABS樹脂などのインジェクション成形可能
な樹脂で成形され、弾性板54と類似した矩形状のもの
で、若干小さくされている。図1に示すように、この基
台55の上部には、両側部に長手方向に沿った2本の平
行な嵌合溝65が形成されている。尚、図1において
は、2本の嵌合溝65の内の1つは、後述する係止部材
52により覆われているため図示略とされている。
【0030】この基台55の上部には、嵌合溝65を覆
うように、係止部材52が設けられる。係止部材52
は、基台55とほぼ同様の長さの細長い蓋状のもので、
長方形の上板52aと、上板52aの短辺側に形成され
た側板52b、52bと、この係止部材52、52の長
辺側に形成された壁板52c、52cとから構成されて
いる。この係止部材52、52には、基台55と同材料
を用いるのが好ましい。基台55の各嵌合溝65,65
よりも中央側には、その長さ方向に沿って所定間隔で4
つの嵌入部66が形成されている。各嵌入部66内の側
面には孔(図示略)が設けられている。
【0031】係止部材52の中央側の壁板52cの所定
位置には、嵌入部66・・・に嵌入する取付部67・・・が形
成され、この取付部67・・・の側面には、基台55の嵌
入部66・・・の孔に挿入される軸(図示略)が形成さ
れ、図1に示すように、係止部材52、52が基台55
に対し回動自在に軸支されて取り付けられる。また、係
止部材52の外側の壁板52cの中央部側には、指掛部
69が形成されている。尚、2つの係止部材52,52
は、同一形状とすることで、成形コストの低減を図るこ
とができる。
【0032】さらに、図1に示すように、上板52aの
内面には、係止片6 ̄が上叛52aに垂直に形成されて
いる。この係止片63は、図2に示すように係止部材5
2を倒した際に、基台55の嵌合溝65内に挿入される
位置および大きさのものとされる。さらに、係止片63
を嵌合溝65内に挿入した際に、図3に示すように、基
台55の嵌合溝65の側端壁22に、係止片63の側端
部16が接触するようにしておく。この場合、嵌合溝6
5の側端壁22と、係止片63の側端部16とは僅かに
摺接するような状態が好ましい。
【0033】また、図示した拭き掃除具15において
は、係止片63は、係止部材52の上板52aの内面の
両側部に1つづつ形成されており、各係止片63の間に
は、係止板70が形成されている。この係止板70も、
係止片63と同様に、嵌合溝65内に挿入されるもので
あるが、この係止板70の先端には、係止板抜止用の突
起72が外方に向けて延出して形成されている。この突
起72は、嵌合溝65の外側の壁面に内方に向けて突出
した突起(図示略)と係合し、嵌合溝65内に係止板7
0を挿入して倒れた状態の係止部材52が、不用意に立
上がることを防止する。
【0034】本実施例の拭き掃除具で使用される拭布8
0は、特に限定されるものではないが、ポリエチレン、
ポリエチレンテレフタレートなどの合成繊維、レーヨン
などの再生繊維、コットンなどの天然繊維、パルプなど
を単独もしくは混合して製造した不織布、織布などのう
ちから任意のものを使用することができる。特に吸塵
性、耐摩耗性に優れているものが好ましい。また、拭布
80の大きさは特に限定されるものではないが、図1に
示すように、弾性板54の底面より大きく、巻装したと
きに端部が基台55の嵌合溝65内に入り込む大きさ及
び柔軟性のものである必要がある。
【0035】さらに、本実施例の拭き掃除具15におい
ては、図2に示すように、基台55の中央部近傍に凹曲
面形の窪み部58が形成されており、この窪み部58中
には、互いに離間して立設された支持片45a、45a
と、この支持片45a、45aに掛け渡された回転軸4
5bと、この回転軸45bに取り付けられた突部45c
とからなるユニバーサルジョイントが設けられている。
このユニバーサルジョイントには操作ロッド45が接続
されている。本実施例の拭き掃除具15を使用する際に
は、この操作ロッド45を把持して行えばよく、しかも
ユニバーサルジョイントを介して操作ロッド45が接続
されているので、操作ロッド45を基台55の長手方向
および短手方向のいずれの方向にも傾けて作業を行うこ
とができる。また、本実施例の構成であると、ユニバー
サルジョイントを窪み部58内に設けたので、基台55
の上面から突出する支持片45a、45aの高さは極め
て小さくなり、結果として、操作ロッド45を基板55
に接する程度まで倒すことができ、掃除具15を狭い場
所に挿入して清掃することがより可能となる。
【0036】このような構成の掃除具15を用いて清掃
する場合について説明する。拭布を取り付ける際には、
拭布80上に弾性板54を載置した状態で、拭布80の
端部を嵌合溝65上に巻き上げ、次いで、係止部材52
を倒して係止板70と係止片63、63とを嵌合溝65
内に挿入し、係止板70及び係止片63,63と嵌合溝
65の底面23との間に拭布80を挟んで固定する。こ
うして、図1に示すように、一方の係止部材52にて拭
布80を固定したら、他方も同様にして拭布80の端部
を挟んで固定する。この際、拭布80を係止板70と係
止片63、63とが嵌合溝65内を下方向に引っ張るこ
とになり、拭布80を弾性板54に緊着することが可能
になる。また、係止板70の嵌合溝65、65に対する
嵌合の際に、係止板70に形成された突起72と嵌合溝
65の壁面に形成された突起とが係合し、係止板70の
嵌合溝65、65に対する嵌合力を高められると共に、
拭布80の係止力を高める作用を奏する。
【0037】このように拭布80・・・を固定した後、弾
性板54ごと拭布80を被清掃体に押し付けて拭き掃除
に使用することができる。そして、清掃作業後、弾性板
54に巻装された拭布80が汚れたならば、係止部材5
2、52を上方に回動させて係止板70及び係止片63
を嵌合溝65、65から外し、拭布80の係止を解除し
て、汚れた拭布80を除去する。そして、再度清掃をし
ようとするならば、上述した方法にて新たな拭布80を
掃除具15に装着すればよい。なお、係止部材52、5
2を上方に回動させるには、係止部材52、52の壁板
52cの中央部に形成された指掛部69に指をかけて押
し上るようにすれば便利である。
【0038】上述したように、この拭き掃除具15で
は、拭布80の固定作業は、係止部材52、52を回動
させて拭布80を挟み込むだけの簡単な操作で実施でき
るので、使い勝手がよい。しかも、拭布80を係止板7
0及び係止片63、63とで抑えるとともに、係止部材
52の壁板52cで、拭布80のほぼ全幅を抑え込むこ
とができるので、拭布80の取付強度も十分高くするこ
とができ、拭布80の緊着ができる。
【0039】さらに、係止部材52、52と嵌合溝6
5、65とで拭布80を挟持するという簡単な構造から
なるので、拭布80の種類や形状を選ばず、汎用性に富
む。さらにまた、弾性板54や基台55などの掃除具1
5を構成する部品類の形状は簡単なものであるため、各
部品類の製造が容易で、大量生産しやすく、製造コスト
を安価に抑えるこができる。
【0040】また、本実施例の拭き掃除具15である
と、係止片63を嵌合溝65内に挿入した際に、係止片
63の側端部16が嵌合溝65の側端壁22に接触する
ので、使用中の拭布80の外れをより防止することがで
きる。すなわち、図4に示すように、係止片63’の側
端部16’と嵌合溝65の側端壁22とが離間している
と、使用時、特に基台をその長手方向に移動させたとき
に、拭布80が外れてしまったり、拭きムラが生じるお
それがある。そのような事例は、拭布80に洗剤等(ツ
ヤ出し剤など)を染み込ませて使用し、その洗剤等が乾
きだしたときに多く起き易い。しかしながら、本実施例
のものであると、嵌合溝65の端部においても拭布80
の取付強度が極めて高くなり、そのような不具合を防止
できるようになる。さらに、係止片63、63が嵌合溝
65に挿入された際に、係止片63、63が嵌合溝65
の側端壁22にあたって、係止部材52の横ゆれを防止
し、係止部材52のがたつきが防止される。
【0041】また、本実施例の構成であると、拭布80
は、基台55の側部に形成されている嵌合溝65内に入
り込めるような大きさであればよく、使用面積を大幅に
超える大きさを必要とせず、効率が良い。
【0042】また、本実施例の拭き掃除具15である
と、指掛部69が係止部材52のほぼ中央部に形成され
ているので、この指掛部69を押し上げる際、その押上
力の支点は係止部材52の中央部となり、係止部材52
を開ける際に、係止部材52を構成する上板52a、壁
板52cなどが大きく曲がることないため、前記上板5
2a、壁板52cに負担がかからず、耐久性に優れる。
【0043】尚、上記実施例においては、嵌合溝を各側
部に1本づつ形成したが、必ずしもその必要はなく、係
止部材の内面に2本以上の係止片を設け、その各係止片
に対応した複数の嵌合溝を形成するようにしてもかまわ
ない。
【0044】〔実施例2〕次に、本発明に係る掃除具の
第2の例を説明する。図5に示すこの例の掃除具29
も、実施例1の掃除具15と同様、弾性板54と基台8
6とを具備し、基台86には係止部材85・・・と支持ロ
ッド88が備えられている。
【0045】この拭き掃除具29では、基台86の四隅
の4ヵ所に長手方向に沿った嵌合溝99が形成され、各
係止部材85はそれぞれの嵌合溝99に対応して設けら
れている。各嵌合溝99は、その外側に設けられた、棒
状で中央部に窪み92が形成された基台補助部材90
と、内側に設けられた平面視略T字型の水平部材98と
で両側が囲まれている。各水平部材98とその側方の内
側壁96との間にストッパー挿入孔35が形成されてい
る。
【0046】係止部材85・・・は、図5に示すように、
嵌合溝99等を覆うことができる板状体であり、内側壁
96に掛け渡された取付軸に軸支されることによって、
回動自在に設けられている。さらに、係止部材85・・・
には実施例1と同様、嵌合溝99・・・に挿入される係止
片30・・・が、またストッパー挿入孔35に挿入される
三角形板状のストッパー36・・・が設けられている。
【0047】そして、実施例1と同様に、各嵌合溝99
・・・に係止片30・・・を挿入し、弾性板54に巻装された
拭布80の端部を、係止片30・・・と嵌合溝99・・・との
嵌合により挟持して、拭布80を掃除具29に装着、固
定することができる。さらに、係止片30は、これを嵌
合溝99内に挿入する際には、係止片30の側端部16
が嵌合溝の側端壁22に僅かに接触する大きさ及び形状
のものであるので、係止片30の側端部16と嵌合溝9
9の側端壁22との間でも拭布を挟み込んで固定するこ
ができる。さらに、係止部材85・・・を押し下げた際
に、係止部材85・・・に設けられたストッパー36・・・が
ストッパー挿入孔35に挿入されて、係止部材85・・・
の横ゆれを防止する。
【0048】また、拭布80を取り外す際も、実施例1
と同様、係止部材85・・・を上方に回動させて係止片3
0・・・を嵌合溝99・・・から外し、拭布80の係止を解除
してから拭布80を除去すればよい。なお、この際、基
台補助部材90・・・に形成された窪み92・・・に指を入れ
て、係止部材85・・・を上に押し上げれば、容易に係止
片30・・・を嵌合溝99・・・から外すことができる。
【0049】〔実施例3〕次に、本発明に係る掃除具の
第3の例を説明する。図6に示す実施例3の拭き掃除具
42では、係止部材52を構成する上板52aの内面両
側部に係止片63、63が形成され、係止片63、63
より内側に嵌合溝65に挿入される2つの係止板70、
70が形成され、さらに上板52aの内面中央部には、
係止板70と独立し、かつ、係止板70よりも長く、ま
た、拭布80脱落防止用の突起72を具備しない係止板
73が形成され、指掛部69が係止板70に対応した位
置の壁板52cに形成されている。
【0050】この例の掃除具42にあっては、拭布80
のほぼ全幅を係止片63及び係止板70、73で抑える
ことができるので、先の例と同様、拭布80の保持強度
を高めることができる。なお、係止板73にも、拭布8
0の脱落防止用の突起72を設ければ、拭布80の保持
強度をさらに高めることができる。この例の拭き掃除具
42においても、係止片63の側端部16と嵌合溝65
の側端壁22とが接触するように構成されているので、
拭布80を確実に保持することができる。
【0051】〔実施例4〕図7,8を参照して実施例4
の拭き掃除具43を説明する。なお、特記していない構
成については、上記実施例1と同様の構成を有している
ものとする。実施例4の拭き掃除具43は、基台44の
上部の4ヵ所に、嵌合溝46,46,46,46が形成
され、さらに、各嵌合溝46,46,46,46と基台
44の周縁部47との間に、上方に突起した立上げリブ
48,48,48,48が形成されていることを特徴と
している。各嵌合溝46に対応して設けられている係止
部材(図7では省略)を倒した際には、嵌合溝46と同
様に、立上げリブ48,48,・・・は、係止部材によっ
て覆われる位置および高さに形成される。
【0052】このように、立上げリブ48を形成したも
のであると、拭布を嵌合溝46内で係止部材に形成され
た係止片で固定した際に、拭布は弾性板を回り込んで、
基台44の周壁に沿って上方に向かい、基台44の上部
においては、係止部材の外側の壁板の下部と基台44の
間に挟まれ、蓋状の係止部材の内部において、立上げリ
ブ48により一旦、上方に向かった後、嵌合溝46内に
係止片にて押込まれるようになるので、拭布の基台44
への取付強度が高められる。
【0053】〔実施例5〕図9を参照して実施例5の拭
き掃除具49を説明する。なお、特記していない構成に
ついては、上記実施例4と同様の構成を有しているもの
とする。実施例5の拭き掃除具49においては、その係
止部材52に形成される係止片51が、板状ではなく、
中心に空隙53の形成された円筒状とされている。この
構成のものであると、弾性板54を巻き込んだ拭布80
は、まず、基台55の周縁部において、基台55と係止
部材52の端部との間に挟まれ、係止部材52内におい
て、立上げリブ48で上方に持ち上げられた後、嵌合溝
65の底面23と円筒状の係止片51の先端面56との
間に挟まれて取り付けられる。尚、図示したものである
と、係止片51を円筒状のものとしたが、必ずしもこれ
に限られるものではなく、四角柱筒状などであってもよ
い。このような構成のものであると、拭布80を嵌合溝
65の底面23に押し付ける係止片51の先端面56が
1つの平面のみで構成されたものでなく、係止片51の
先端部に凹凸が形成された状態となるので、拭布80が
滑りにくく、拭布80の抜出をより防止することができ
るようになる。
【0054】〔実施例6〕図10,11を参照して実施
例6の拭き掃除具50を説明する。尚、図10は図7の
VIII−VIII断面図であり、図11はその箇所における平
面図である。この拭き掃除具50は、実施例5で説明し
た拭き掃除具49において、さらに、突状リブ59,6
0を形成したことを特徴とする。すなわち、基台55の
一方の側部に形成された2つの嵌合溝65の間におい
て、基台55の上面に線状に起伏した突状リブ59を形
成し、また、係止部材52の内面にも突状リブ59に対
応して突状リブ60を形成した。この構成のものである
と、嵌合溝以外の箇所においても、基台55上に形成さ
れた突状リブ59と、係止部材52の内面に形成された
突状リブ60とで拭布80を挾持することができるの
で、拭布80をより確実に挾持することが可能となる。
【0055】〔実施例7〕上記実施例6において、突状
リブは必ずしも線状である必要はなく、図12に示す実
施例7のように、点状で起伏した突状リブ61であって
もかまわない。
【0056】〔実施例8〕図13を参照して実施例8の
拭き掃除具62を説明する。特記しない構成について
は、上記実施例1と同様のものとする。この図13に示
す拭き掃除具62においては、嵌合溝64は基台68を
貫通し、この嵌合溝64に挿入された係止片63の先端
部71と、嵌合溝64内に露出した弾性板54の上面と
の間に、拭布80が挟み込まれる。また、嵌合溝64の
幅は係止片63の厚さと近く、側壁74と係止片63の
間においても拭布80が挾持される。この構成のもので
あると、係止片63の側面と嵌合溝64の側壁74の間
においても拭布80が挾持されるので、拭布80の取付
強度をより高めることができる。
【0057】〔実施例9〕図14に示す実施例9の拭き
掃除具は、上記実施例8の拭き掃除具において、嵌合溝
64の側壁74に、内方に突起した突部75が形成され
ていることを特徴とする。このように、突部75を形成
することにより、拭布80を係止片63と突部75の間
で挾持することができるようになり、拭布80の取付強
度をより高めることができるようになる。
【0058】〔実施例10〕図15を参照して実施例1
0の拭き掃除具76を説明する。この拭き掃除具76に
おいては、基台68を貫通した嵌合溝64内に露出した
弾性板77の上部に、上方に突起した凸体78,78が
形成されており、これら凸体78間に係止片63の先端
部分が嵌め込まれるようになっている。このような構成
であると、係止片63の先端部分において、係止片63
の側面と弾性板77の材料からなる凸体78の間で挾持
することができるので、凸体78の弾性力により、係止
片63の先端部分の差込みが容易になりつつ、取付強度
を高められる。
【0059】〔実施例11〕図16に実施例11の拭き
掃除具79を示す。この拭き掃除具79においては、嵌
合溝65内に、嵌合溝65の一方の側壁と他方の側壁と
を連結し、溝を分断した4つの連結リブ81,81,・・
・が形成されている。また、係止部材52の内面に形成
された係止片82には、合計で4つの係止凹み83,8
3,・・・が形成されている。そして、係止部材52が倒
されたときには、各係止凹み83は、対応する各連結リ
ブ81と組合い、係止片82は嵌合溝65内に挿入する
ようになる。この構成の拭き掃除具79であると、係止
部材52を倒して係止片82を嵌合溝65内に挿入する
ことにより、拭布80を嵌合溝65の底面と係止片82
の間で挾持するとともに、組み合った各連結リブ81及
び係止凹み83との間でも拭布80を挾持することがで
き、拭布80の取付強度をより高めることができるよう
になる。また、係止凹み83と連結リブ81が組み合う
ので、係止片82の嵌合溝65内での横揺れが防止でき
る。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の拭布交換
型拭き掃除具であると、拭布の取付強度が高められてい
ると共に、拭布の固定作業は、係止部材の係止板を嵌合
溝に挿入して拭布を挟み込むだけの簡単な操作で実施で
きるため、使い勝手がよい。しかも、拭布をほぼ全幅を
係止板で抑えるので、拭布の保持強度も十分高くするこ
とができ、拭布の緊着ができる。さらに、係止部材と嵌
合溝とで拭布を挟持するという簡単な構造からなるの
で、拭布の種類や形状を選ばず、汎用性に富む。さらに
また、弾性板、基台など、掃除具を構成する部品類の形
状は簡単なものであるため、各部品類の製造が容易で、
大量生産しやすく、製造コストを安価に抑えることがで
きるなどの効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の拭き掃除具の斜視図である。
【図2】 同実施例の拭き掃除具の斜視図である。
【図3】 図2のIII−III断面図で示した基台である。
【図4】 図3に対応した参考例の断面図である。
【図5】 実施例2の拭き掃除具の斜視図である。
【図6】 実施例3の拭き掃除具の斜視図である。
【図7】 実施例4の拭き掃除具の平面図である。
【図8】 実施例4の基台を示す図7のVIII−VIII断面
図である。
【図9】 実施例5の拭き掃除具の部分側断面図であ
る。
【図10】 実施例6の拭き掃除具であって、図7での
VIII−VIII断面図である。
【図11】 同実施例の部分平面図である。
【図12】 実施例7での部分平面図である。
【図13】 実施例8の拭き掃除具の部分断面図であ
る。
【図14】 実施例9の部分断面図である。
【図15】 実施例10の拭き掃除具の部分断面図であ
る。
【図16】 実施例11の拭き掃除具の斜視図である。
【図17】 従来の掃除具の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図18】 従来の掃除具の一実施例を示す断面図であ
る。
【図19】 従来の掃除具の一実施例を示す断面図であ
る。
【図20】 従来の掃除具の一実施例を示す断面図であ
る。
【図21】 従来の掃除具の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図22】 従来の掃除具の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図23】 従来の掃除具の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図24】 従来の掃除具の一実施例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
15 拭き掃除具 16 側端部 22
側端壁 23 底面 29 拭き掃除具 30
係止片 42 拭き掃除具 43 拭き掃除具 44
基台 46 嵌合溝 47 周縁部 48
立上げリブ 49 拭き掃除具 50 拭き掃除具 51
係止片 52 係止部材 54 弾性板 55
基台 56 先端面 59 突状リブ 60
突状リブ 61 突状リブ 62 拭き掃除具 63
係止片 64 嵌合溝 65 嵌合溝 68
基台 71 先端部 72 突起 73
係止板 74 側壁 75 突部 76
拭き掃除具 77 弾性板 79 拭き掃除具 80
拭布 81 連結リブ 82 係止片 83
係止凹み 85 係止部材 86 基台 96
内側壁 99 嵌合溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拭布が巻装される弾性板と、この弾性板
    の上面側に取り付けられた基台とを具備し、前記基台の
    上部に嵌合溝が形成され、 嵌合溝内に挿入されて拭布の端部を嵌合溝の中に挟み込
    む係止片が係止部材の内面に形成され、係止部材は係止
    片が嵌合溝内から離脱可能に基台の上部に設けられた拭
    布交換型拭き掃除具において、 係止片の側端部と、嵌合溝の側端壁とが接触することを
    特徴とする拭布交換型拭き掃除具。
JP13828295A 1995-06-05 1995-06-05 拭布交換型拭き掃除具 Withdrawn JPH08322780A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13828295A JPH08322780A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 拭布交換型拭き掃除具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13828295A JPH08322780A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 拭布交換型拭き掃除具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08322780A true JPH08322780A (ja) 1996-12-10

Family

ID=15218266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13828295A Withdrawn JPH08322780A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 拭布交換型拭き掃除具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08322780A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101270723B1 (ko) * 2012-02-03 2013-06-03 (주)광진상사 패드 교체형 밀대걸레
JP2015116420A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 花王株式会社 清掃シート及びこれを有する清掃用具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101270723B1 (ko) * 2012-02-03 2013-06-03 (주)광진상사 패드 교체형 밀대걸레
JP2015116420A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 花王株式会社 清掃シート及びこれを有する清掃用具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7451519B2 (en) Sheet holding structure and cleaner having the same
EP0370698A1 (en) Cleaning devices
US6807707B2 (en) Air exhaust structure for an upright-type vacuum cleaner
JPH0654779A (ja) 雑巾掛けの可能な真空清掃機の吸入口
US10285558B2 (en) Floor cleaning mop apparatus
JPH08322780A (ja) 拭布交換型拭き掃除具
JP7121587B2 (ja) 清掃具
JPH08196498A (ja) 掃除具
JP3224706B2 (ja) モップの拭布取付台
JPH0970380A (ja) 掃除具
JP7336290B2 (ja) 清掃具
JP2001037698A (ja) モップのヘッドおよびこれを用いたモップ
JP3611541B2 (ja) 清掃用器具
US20030145425A1 (en) Multi-function vacuum cleaner accessory
JP3625931B2 (ja) 掃除具
JPH08131387A (ja) 掃除具
JP2003116765A (ja) 掃除具
JP2004187909A (ja) モップ保持具
JPH07327906A (ja) 掃除具
KR20190107995A (ko) 자루 걸레
JP3224705B2 (ja) モップの拭布取付台
JPH10262888A (ja) 清掃具
JP3598471B2 (ja) 肘かけ椅子における肘当てパッド取付装置
JP3224799B2 (ja) モップハンドル
JP3095773U (ja) 部材連結構造及び払拭具

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020806