JPH0832182A - プリント配線板及びその半田付け方法 - Google Patents

プリント配線板及びその半田付け方法

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JPH0832182A
JPH0832182A JP18664394A JP18664394A JPH0832182A JP H0832182 A JPH0832182 A JP H0832182A JP 18664394 A JP18664394 A JP 18664394A JP 18664394 A JP18664394 A JP 18664394A JP H0832182 A JPH0832182 A JP H0832182A
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 板厚t=3.2mmのプリント配線板1で
も、板厚t=1.6mm用のガイド爪2によって掴持す
ることができるプリント配線板、及びその状態で半田付
けを行う半田付け方法を提供する。 【構成】 板厚t=3.2mmという比較的に板厚の厚
いプリント配線板1の両側縁部1a、1aを、その全域
に渡って階段状に加工する。ここで、t1 =1.6m
m、d=2乃至3mmとする。即ち、このプリント配線
板1は、板厚t=3.2mmの基板で形成されている
が、その両側縁部1a、1aについては、一般によく使
用されている基板の板厚t=1.6mmと同等の板厚で
ある。そして、半田付けを行う際、この板厚t=1.6
mmに加工された両側縁部1a、1aを、板厚t=1.
6mm用のガイド爪2で掴持することによって、このプ
リント配線板1を搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、爪式コンベヤを備えた
半田付け装置、例えばフローソルダリング装置によって
半田付け処理が成されるプリント配線板、及びその半田
付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、サイズの比較的に大きいプリン
ト配線板や、例えばマザーボードのようにコネクタ等の
比較的に重量の重い部品を多数実装するプリント配線板
では、基板自体に反りが生じ易いため、その反りを防止
する1つの手段として、基板に板厚の厚いものを用いる
方法がある。これは、プリント配線板として、通常、板
厚t=1.6mmの基板が使用されているところを、例
えば板厚t=3.2mmという厚めの基板を使用するこ
とによって、基板自体の機械的強度を向上させ、その反
りを防止する方法である。
【0003】一方、大量のプリント配線板の半田付け処
理を行う装置として、例えば爪式コンベヤを用いたフロ
ーソルダリング装置がある。これは、図6に示すよう
に、爪式コンベヤ(図示せず)のガイド爪2によってプ
リント配線板11の両側縁部11a、11aを掴持した
状態で、このプリント配線板11を爪式コンベヤによっ
て、ポンプ(図示せず)により矢印3、3、・・・の如
く半田を噴流させた半田槽(図示せず)上を搬送させな
がら半田付けを行うものである。なお、同図における1
1bが、このプリント配線板11の部品面、11cが、
半田面である。
【0004】ここで、このフローソルダリング装置によ
ってプリント配線板11の半田付けを行う場合、図7の
拡大図に示すように、プリント配線板11の板厚tに応
じてガイド爪2を選択する必要がある。即ち、プリント
配線板11の板厚tが例えば1.6mmである場合、こ
の板厚t=1.6mmのプリント配線板11を掴持し得
るガイド爪2、つまり板厚t=1.6mm用のガイド爪
2を使用する必要がある。この板厚t=1.6mm用の
ガイド爪2は、通常、プリント配線板1の板厚tが2m
m程度までであればそれを掴持することができるが、こ
の板厚を越える場合、例えば上記のような板厚t=3.
2mmのプリント配線板1を掴持する場合は、ガイド爪
2を更に大きいサイズのもの、即ち板厚t=3.2mm
用のものに変更する必要がある。従って、従来は、板厚
t=1.6mmのプリント配線板1の半田付けを行う場
合には、板厚t=1.6mm用のガイド爪2を、また、
板厚t=3.2mmのプリント配線板の半田付けを行う
場合には、板厚t=3.2mm用のガイド爪2を、夫々
使用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法では、例えば板厚t=1.6mmのプリント配線板1
の半田付けを行った後に、板厚t=3.2mmのプリン
ト配線板1の半田付けを行う際、ガイド爪2を板厚t=
1.6mm用のものから板厚t=3.2mm用のものに
交換する必要がある。勿論、この板厚t=3.2mmの
プリント配線板1の半田付けを行った後、再度、板厚t
=1.6mmのプリント配線板1の半田付けを行う場合
についても、ガイド爪2を板厚t=1.6mm用のもの
に設定し直す必要がある。即ち、プリント配線板1の中
で、現在では板厚t=1.6mmのプリント配線板1の
占める割合が圧倒的に多いのにも係わらず、比較的に数
の少ない板厚t=3.2mmのプリント配線板1の半田
付けを行うために、わざわざガイド爪2を交換しなけれ
ばならず非常に面倒であり、その交換作業に非常に手間
が掛かってしまう。従って、半田付け処理の効率が低下
してしまい、ひいては生産性が低下してしまうという問
題がある。
【0006】本発明は、例えば板厚t=3.2mmのよ
うに厚さの大きいプリント配線板1に対しても、板厚t
=1.6mm用のように厚さの薄いプリント配線板用の
ガイド爪2をそのまま使用することができるプリント配
線板、及びその半田付け方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明のプリント配
線板は、爪式コンベヤを備えた半田付け装置の上記爪式
コンベヤに使用されるガイド爪の掴持可能基板厚さ寸法
よりも厚みの大きい平面基板によって形成されているプ
リント配線板において、上記半田付け装置によって半田
付け処理を行うときに上記平面基板の上記ガイド爪によ
って掴持される部分の厚みが、上記ガイド爪の掴持可能
基板厚さ寸法に形成されていることを特徴とするもので
ある。
【0008】第2の発明のプリント配線板は、第1の発
明のプリント配線板において、上記平面基板の平面形状
が略長方形であり、上記ガイド爪の掴持可能基板厚さ寸
法の厚みに形成されている部分を上記略長方形の各長辺
に沿って設けたことを特徴とするものである。
【0009】第3の発明のプリント配線板の半田付け方
法は、爪式コンベヤを備えた半田付け装置の上記爪式コ
ンベヤに使用されるガイド爪の掴持可能基板厚さ寸法よ
りも厚みの大きい平面基板によって形成されているプリ
ント配線板の半田付け方法において、上記半田付け装置
によって半田付け処理を行うときに上記平面基板の上記
ガイド爪によって掴持される部分の厚みを、上記ガイド
爪の掴持可能基板厚さ寸法に加工する加工過程を備え、
該加工過程において加工された部分を上記ガイド爪で掴
持することによって上記プリント配線板を上記爪式コン
ベヤで搬送し上記半田付け装置で半田付け処理を行うこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【作用・発明の効果】第1の発明によれば、このプリン
ト配線板は、ガイド爪の掴持可能基板厚さ寸法よりも厚
みの大きい平面基板によって形成されているが、半田付
け処理を行うときにガイド爪によって掴持される部分の
厚みについては、そのガイド爪の掴持可能基板厚さ寸法
に形成されている。従って、このプリント配線板は、上
記ガイド爪の掴持可能基板厚さ寸法よりも大きい板厚の
基板で形成されながらも、上記ガイド爪によって掴持す
ることができるという効果がある。即ち、爪式コンベヤ
を備えた半田付け装置によって半田付けを行う場合、従
来のようにガイド爪をわざわざ交換する必要がないの
で、半田付け処理の効率、ひいては生産性を向上させる
ことができるという効果を奏する。
【0011】第2の発明によれば、このプリント配線板
は、その平面形状が略長方形であり、ガイド爪の掴持可
能基板厚さ寸法の厚みに形成されている部分、即ち半田
付け処理を行うときにガイド爪によって掴持される部分
は、上記略長方形の各長辺に沿って設けられている。従
って、このプリント配線板をガイド爪で掴持する場合、
基板自体に掛かる曲げの力を小さくすることができ、ひ
いては基板自体の反りを小さくすることができるという
効果がある。
【0012】第3の発明によれば、加工手段が、半田付
け装置によって半田付け処理を行うときにガイド爪によ
って掴持される部分の厚みをそのガイド爪の掴持可能基
板厚さ寸法に加工する。そして、半田付け処理を行う
際、加工過程において上記ガイド爪の掴持可能基板厚さ
寸法に加工された部分を上記ガイド爪で掴持することに
よってこのプリント配線板を爪式コンベヤで搬送する。
即ち、この第3の発明のプリント配線板の半田付け方法
では、板厚のより厚いプリント配線板でも上記ガイド爪
によって掴持することができるので、従来のようにプリ
ント配線板の板厚に応じてガイド爪をわざわざ交換する
必要がない。従って、従来よりも半田付け処理の効率を
向上させることができ、これによってプリント配線板の
生産性を向上させることができるという効果がある。
【0013】
【実施例】本発明に係るプリント配線板の一実施例を図
1から図5を参照して説明する。各図に示す1は、プリ
ント配線板であり、基板材料として機械的に強度の強い
材料、例えばガラス・エポキシによって形成されてお
り、その板厚tが例えばt=3.2mmという比較的に
板厚の厚いものである。なお、このプリント配線板1の
部品面は1b、半田面は1cである。また、2は、爪式
コンベヤ(図示せず)のガイド爪であり、板厚t=1.
6mmの基板を掴持し得るもの、即ち板厚t=1.6m
m用のもので、約1.6mmの間隔を上下方向に隔てて
2つの突部2a、2aが柱状部2bから同一方向に突出
している。なお、この突部2a、2aの突出量は、約2
mmである。
【0014】図1(a)に示すように、このプリント配
線板1は、長方形の形状を有しており、長辺に対応する
両側縁部1a、1aが、その全域に渡って階段状に加工
された構造になっている。即ち、この両側縁部1a、1
aは、図1(b)に示す斜線部分dを削り取られた状
態、つまり部品面1bの側端から幅dの部分を厚さt1
だけ残して削り取られた状態になっている。ここで、t
1 は、例えば1.6mm、幅dは、例えば2乃至3mm
である。つまり、このプリント配線板1は、板厚t=
3.2mmの基板で形成されているが、その両側縁部1
a、1aについては、一般によく使用されている板厚t
=1.6mmの基板と同等の板厚である。従って、板厚
をt1 =1.6mmに加工された両側縁部1a、1a
は、図1(c)に示すように、板厚t=1.6mm用の
ガイド爪2によって掴持することができるように形成さ
れている。
【0015】そして、図2に示すように、このプリント
配線板1の階段状に加工された両側縁部1a、1aを、
その長さ方向に沿って所定の間隔を隔てて位置する板厚
t=1.6mm用の複数のガイド爪2、2によって掴持
する。そして、このプリント配線板1を爪式コンベヤに
よって、(ポンプ(図示せず)により矢印3、3、・・
・の如く半田を噴流させた)半田槽(図示せず)上を同
図の紙面に直角な方向に搬送させながら半田付けを行
う。即ち、板厚t=3.2mmのこのプリント配線板1
の半田付けを行うために、わざわざ板厚t=3.2mm
用のガイド爪2を使用する必要がないため、ガイド爪
2、2の交換作業も不要になり、これによって半田付け
作業の効率、ひいては生産性が向上する。なお、このプ
リント配線板1の両側縁部1a、1aを階段状に加工す
る作業は、このプリント配線板1全体の外形加工工程の
際に同時に実施することができるので、この両側縁部1
a、1aの加工のために加工工程が増加することはな
い。
【0016】また、ガイド爪2、2によって掴持する部
分、即ち階段状に加工した部分を、長方形のプリント配
線板1の長辺に対応する両側縁部1a、1aに形成した
ので、このプリント配線板1を爪式コンベヤによって搬
送する際に、プリント配線板1自体に掛かる曲げの力を
抑えることができ、これによってプリント配線板1自体
の反りを小さくすることができる。
【0017】更に、プリント配線板1の両側縁部1a、
1aの両端に渡って階段状に加工し、その部分の板厚t
1 を1.6mmの厚さに形成しているので、実際にこの
プリント配線板1を装置に組み込む際に、板厚t=1.
6mm用の基板挿入スロット用ガイドレール(案内溝)
をそのまま使用することができる。
【0018】なお、本実施例では、プリント配線板1の
両側縁部1a、1aの部品面1b側を削り取ることによ
って階段状に加工したが、半田面1c側を削り取っても
よい。また、図3に示すように、プリント配線板1の略
中央部分に厚さt1 だけ残した状態で、部品面1bと半
田面1cとの両面、即ち斜線部分1e、1fの部分を削
り取ることによって側縁部1aを外側に凸状に加工して
もよい。更に、本実施例では、プリント配線板1の両側
縁部1a、1aをその全域に渡って階段状に加工した
が、図4に示すように、実際にこのプリント配線板1を
爪式コンベヤで搬送する際にガイド爪2で掴持される部
分1g、1g、・・・のみを階段状に加工してもよい。
そして、図5に示すように、プリント配線板1の部品面
1bを下にして掴持することもでき、これによって、表
面実装部品についてもフローソルダリングで半田付け処
理を行うことができる。
【0019】また、プリント配線板1の板厚tは、t=
1.6mmを越えるものであれば板厚t=3.2mmに
限らない。そして、プリント配線板1の階段状に加工し
た部分の板厚t1 、及びガイド爪2の掴持可能基板厚さ
についても、1.6mmに限ることはない。更に、本実
施例では、プリント配線板1の長辺に対応する両側縁部
1a、1aを階段状に加工したが、短辺に対応する両側
縁部を加工してもよい。また、プリント配線板1の基板
材料についても、ガラス・エポキシに限らず、合成繊維
系エポキシ等の他の材料でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のプリント配線板を示す
もので、(a)は全体斜視図、(b)は加工工程を示す
拡大側面図、(c)はガイド爪によって掴持した状態を
示す拡大側面図である。
【図2】同実施例のプリント配線板を掴持した状態を示
す概略側面図である。
【図3】同実施例のプリント配線板の図1(b)とは異
なる状態で加工した過程を示す拡大側面図である。
【図4】同実施例のプリント配線板の図1(a)とは異
なる形状で加工したプリント配線板の拡大斜視図であ
る。
【図5】同実施例のプリント配線板を図1(c)とは異
なる状態で掴持した状態を示す拡大側面図である。
【図6】従来のプリント配線板を掴持した状態を示す概
略側面図である。
【図7】従来のプリント配線板をガイド爪によって掴持
した状態を示す拡大側面図である。
【符号の説明】
1 プリント配線板 1a 側縁部 1b 部品面 1c 半田面 2 ガイド爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 爪式コンベヤを備えた半田付け装置の上
    記爪式コンベヤに使用されるガイド爪の掴持可能基板厚
    さ寸法よりも厚みの大きい平面基板によって形成されて
    いるプリント配線板において、 上記半田付け装置によって半田付け処理を行うときに上
    記平面基板の上記ガイド爪によって掴持される部分の厚
    みが、上記ガイド爪の掴持可能基板厚さ寸法に形成され
    ていることを特徴とするプリント配線板。
  2. 【請求項2】 上記平面基板の平面形状が略長方形であ
    り、上記ガイド爪の掴持可能基板厚さ寸法の厚みに形成
    されている部分を上記略長方形の各長辺に沿って設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板。
  3. 【請求項3】 爪式コンベヤを備えた半田付け装置の上
    記爪式コンベヤに使用されるガイド爪の掴持可能基板厚
    さ寸法よりも厚みの大きい平面基板によって形成されて
    いるプリント配線板の半田付け方法において、 上記半田付け装置によって半田付け処理を行うときに上
    記平面基板の上記ガイド爪によって掴持される部分の厚
    みを上記ガイド爪の掴持可能基板厚さ寸法に加工する加
    工過程を備え、該加工過程において加工された部分を上
    記ガイド爪で掴持することによって上記プリント配線板
    を上記爪式コンベヤで搬送し上記半田付け装置で半田付
    け処理を行うことを特徴とするプリント配線板の半田付
    け方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006179595A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Fujitsu Ltd プリント配線板
US8345456B2 (en) 2008-11-06 2013-01-01 Fuji Electric Co., Ltd. Control system of a power factor correction circuit
JP2014035293A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Hitachi Medical Corp 放射線検出器及びx線ct装置

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