JPH0832139B2 - 配電機器制御監視装置 - Google Patents

配電機器制御監視装置

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JPH0832139B2
JPH0832139B2 JP63160751A JP16075188A JPH0832139B2 JP H0832139 B2 JPH0832139 B2 JP H0832139B2 JP 63160751 A JP63160751 A JP 63160751A JP 16075188 A JP16075188 A JP 16075188A JP H0832139 B2 JPH0832139 B2 JP H0832139B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えば漏電遮断器、ノーヒューズ遮断器
等の保護機器、電磁開閉器、リモコン制御機器等の制御
機器、及びトランスジューサ、電力量計等の計装機器な
どの広範囲にわたる各種の配電機器の個々の制御・監視
情報をネットワークした配電機器制御監視システムを容
易に構成できる配電機器制御監視装置に関するものであ
る。
特に、中央制御監視装置を不要にした配電機器制御監
視装置に関するものである。
[従来の技術] 従来例の構成を第14図を参照しながら説明する。第14
図は、例えば特公昭59−29998号公報に示された従来の
配電機器制御監視装置を示すブロック図である。
第14図において、(1)は中央制御監視装置、(2)
はこの中央制御監視装置(1)に接続している2本の信
号伝送線、(31)、…、(3n)はそれぞれ信号伝送線
(2)に接続された端末制御監視装置である。
また、(5)は商用電源、(6)はこの商用電源
(5)に接続している2本の電源線、(71a)、(7
1b)、…、(7na)、(7nb)はそれぞれ一方の電源線
(6)に接続された制御接点、(41a)、(41b)、…、
(4na)、(4nb)はそれぞれ一方の入力端子が他方の電
源線(6)に接続され、かつ他方の入力端子が制御接点
(71a)〜(7nb)に接続された負荷である。
つぎに、上述した従来例の動作を第15図(a)、
(b)及び(c)を参照しながら説明する。第15図
(a)〜(c)は、従来例の各部の信号波形を示すタイ
ムチャート図である。
第15図において、(a)は伝送信号を示し、P1は伝送
の開始を示す開始パルス、P2は端末制御監視装置(31
〜(3n)のアドレスを示す端末アドレスパルス、P3は端
末制御監視装置(31)〜(3n)の制御を示す制御パルス
である。(b)はアドレス一致信号、(c)はラッチ信
号を示す。
まず、制御接点(71a)〜(7nb)を「ON」して負荷
(41a)〜(4nb)を動作させる場合、中央制御監視装置
(1)は、信号伝送線(2)を介して端末制御監視装置
(31)〜(3n)に、第15図(a)に示すような、伝送信
号を送る。
端末制御監視装置(31)〜(3n)は、伝送信号中の端
末アドレスと自己の端末アドレスとを比較し、両者が一
致したとき、第15図(b)に示すような、アドレス一致
信号を発生する。
同時に、第15図(c)に示すような、ラッチ信号を制
御接点(71a)〜(7nb)に出力してそれらの制御接点
(71a)〜(7nb)を「ON」させ、負荷(41a)〜(4nb)
を動作させる。
こうして、中央制御監視装置(1)は、制御指令に基
づいて制御動作を行なう端末制御監視装置(31)〜(3
n)を介して、配電機器の1つである制御接点(71a)〜
(7nb)を「ON」している。
また、中央制御監視装置(1)は、監視指令に基づい
て監視動作を行なう端末制御監視装置(31)〜(3n)を
介して、図示しない配電機器を監視している。
[発明が解決しようとする課題] 上述したような従来の配電機器制御監視装置では、以
下に述べるような問題点があった。
(ア).小さいシステムを構築する場合でも中央制御監
視装置が必要なので、システム全体として高価で取付ス
ペースが大きかった。
(イ).中央制御監視装置の制御・監視手順を準備する
ときに、接続されている全ての配電機器の動作に関す
る、膨大かつ煩雑な、動作手順や禁止事項を熟知しなけ
ればならなかった。
(ウ).制御・監視の最小単位が接点入力やリレー接点
出力等よりなる為に、中央制御監視装置が、ネットワー
クされた各々の配電機器固有の制御・監視手順に従った
アルゴリズムにより制御・監視指令を出力する必要があ
り、従って中央制御監視装置内の制御・監視手順が膨大
となるので、1つの制御・監視指令を完了するまでの処
理時間が長くなり、信号伝送線の使用効率が非常に悪か
った。
(エ).1種類の端末制御監視装置により各種の配電機器
を制御・監視することができなかった。
この発明は、上述した問題点を解決するためになされ
たもので、中央制御監視装置を不要とし、各種の配電機
器の制御や監視等の動作手順及び禁止事項を熟知するこ
となく、かつ簡潔でより高速な制御・監視等ができる配
電機器制御監視装置を得ることを目的とする。
さらに、この発明は、1種類の端末制御監視装置によ
り各種の配電機器を制御・監視することができる配電機
器制御監視装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る配電機器制御監視装置は、信号伝送線
により相互に接続された複数の同一構成の端末制御監視
装置からなる配電機器制御監視装置において、上記各端
末制御監視装置は、送信系として、接続される外部機器
の動作状態を検知しその検知信号を生成する入力部と、
上記検知信号に基づいて監視情報又は応答指令を生成す
る監視情報生成部と、上記監視情報に基づいて制御指令
を生成する制御指令生成部と、上記制御指令又は応答指
令を符号変換する符号生成部と、上記符号変換した制御
指令又は応答指令を含む伝送信号を上記信号伝送線へ送
信する送信部とを備え、受信系として、上記信号伝送線
上の伝送信号を受信する受信部と、上記伝送信号から上
記制御指令又は応答指令の符号であると解読する符号解
読部と、上記制御指令又は応答指令に基づいて上記外部
機器を動作する動作手順を示す制御信号を生成する制御
信号生成部と、上記制御信号に基づいて上記外部機器を
駆動する駆動信号を出力する駆動出力部とを備え、か
つ、他の端末制御監視装置から送信された制御信号生成
手順を記憶する動作手順記憶部を備え、制御用電気機械
器具が接続された第1の端末制御監視装置は、上記制御
用電気機械器具に設けられた制御用スイッチが操作され
ると制御指令を上記信号伝送線へ送信し、配電機器が接
続された第2の端末制御監視装置は、上記制御信号生成
部により上記第1の端末制御監視装置からの自局向けの
制御指令と上記動作手順記憶部に記憶されている上記配
電機器の制御信号生成手順とに基づいて生成された制御
信号に基づき上記配電機器を制御し、その制御結果を応
答指令として上記信号伝送線を通じて上記第1の端末制
御監視装置へ送信し、上記第1の端末制御監視装置は、
自局が送信した制御指令に対応する応答指令を受信する
と上記制御信号生成部によりその応答指令と上記動作手
順記憶部に記憶されている上記制御用電気機械器具の制
御信号生成手順とに基づいて生成された制御信号に基づ
き上記応答指令の内容を上記制御用電気機械器具に設け
られた表示機器へ出力するものである。
また、この発明に係る配電機器制御監視装置は、信号
伝送線により相互に接続された複数の同一構成の端末制
御監視装置からなる配電機器制御監視装置において、上
記各端末制御監視装置は、送信系として、接続される外
部機器の動作状態を検知しその検知信号を生成する入力
部と、上記検知信号に基づいて監視情報又は応答指令を
生成する監視情報生成部と、上記監視情報に基づいて監
視指令を生成する監視指令生成部と、上記監視指令又は
応答指令を符号変換する符号生成部と、上記符号変換し
た監視指令又は応答指令を含む伝送信号を上記信号伝送
線へ送信する送信部とを備え、受信系として、上記信号
伝送線上の伝送信号を受信する受信部と、上記伝送信号
から上記監視指令又は応答指令の符号であると解読する
符号解読部と、上記応答指令に基づいて上記外部機器を
動作する動作手順を示す制御信号を生成する制御信号生
成部と、上記制御信号に基づいて上記外部機器を駆動す
る駆動信号を出力する駆動出力部とを備え、かつ、他の
端末制御監視装置から送信された監視情報生成手順を記
憶する動作手順記憶部を備え、監視用電気機械器具が接
続された第1の端末制御監視装置は、上記監視用電気機
械器具に設けられた監視用スイッチが操作されると監視
指令を上記信号伝送線へ送信し、配電機器が接続された
第2の端末制御監視装置は、上記監視情報生成部により
上記第1の端末制御監視装置からの自局向けの監視指令
と上記動作手順記憶部に記憶されている上記配電機器の
監視情報生成手順とに基づいて上記配電機器を監視し、
その監視結果である監視情報を応答指令として上記信号
伝送線を通じて上記第1の端末制御監視装置へ送信し、
上記第1の端末制御監視装置は、自局が送信した監視指
令に対応する応答指令を受信すると上記制御信号生成部
によりその応答指令と上記動作手順記憶部に記憶されて
いる上記監視用電気機械器具の制御信号生成手順とに基
づいて生成された制御信号に基づき上記応答指令の内容
である上記配電機器の状態を上記監視用電気機械器具に
設けられた表示機器へ出力するものである。
さらに、この発明に係る配電機器制御監視装置は、信
号伝送線により相互に接続された複数の同一構成の端末
制御監視装置からなる配電機器制御監視装置において、
上記各端末制御監視装置は、送信系として、接続される
外部機器の動作状態の変化を検知しその検知信号を生成
する入力部と、上記検知信号に基づいて監視情報を生成
する監視情報生成部と、上記監視情報に基づいて通報指
令を生成する通報指令生成部と、上記通報指令を符号変
換する符号生成部と、上記符号変換した通報指令を含む
伝送信号を上記信号伝送線へ送信する送信部とを備え、
受信系として、上記信号伝送線上の伝送信号を受信する
受信部と、上記伝送信号から上記通報指令の符号である
と解読する符号解読部と、上記通報指令に基づいて次の
動作を判断する上記監視情報生成部とを備え、かつ、他
の端末制御監視装置から送信された監視情報生成手順を
記憶する動作手順記憶部を備え、配電機器が接続された
第1の端末制御監視装置は、上記監視情報生成部により
上記動作手順記憶部に記憶されている上記配電機器の監
視情報生成手順に基づいて上記配電機器を監視し、上記
配電機器の動作状態が変化したときは開閉データに基づ
いて監視情報を生成し通報指令として上記信号伝送線を
通じて第2の端末制御監視装置へ送信し、上記第2の端
末制御監視装置は、上記通報指令を受信するとその内容
を含む新たな通報指令を第3の端末制御監視装置へ送信
出力するものである。
[作用] この発明においては、各端末制御監視装置は、自局の
異常を含む状態変化などの情報に基づいて、自局自身で
制御指令等を生成して、所定の他の端末制御監視装置に
送信し、その指令に対する応答指令が返ってくるまでの
間(あるいはその指令が完了するまでの間)は、自局が
中央制御監視装置としての役目をはたす。
また、各端末制御監視装置は、所定の他の端末制御監
視装置からの制御指令等を受信した場合は、送信側の他
の端末制御監視装置を中央制御監視装置とみなし、自局
はその端末制御監視装置としての役目をはたす。
[実施例] 実施例の構成を第1図を参照しながら説明する。第1
図は、この発明の一実施例を示すブロック図であり、
(2)は上記従来装置のものと全く同一である。
第1図において、(30)は第1の端末制御監視装置で
あって、この実施例では(30a)、(30b)、(30c)、
(30d)、(30e)、(30f)、(30g)、(30h)、(30
i)、(30j)、(30k)、(30m)、(30n)及び(30s)
から構成された端末制御監視装置である。
また、(3A)は第2の端末制御監視装置であって、こ
の実施例では(3a)、(3b)、(3c)、(3d)、(3
e)、(3f)、(3g)、(3h)、(3i)、(3j)、(3
k)、(3m)、(3n)及び(3s)から構成された端末制
御監視装置である。
(30a)は送信部かつ受信部、(30h)は制御指令生成
部かつ監視指令生成部であって、この実施例では、(30
a)は信号伝送線(2)に接続された送・受信部、(30
b)はこの送・受信部(30a)に接続された符号解読部、
(30c)はこの符号解読部(30b)に接続された制御信号
生成部、(30d)はこの制御信号生成部(30c)に接続さ
れた駆動出力部、(30e)はこの駆動出力部(30d)に接
続された入力部、(30f)は符号解読部(30b)及び入力
部(30e)に接続された監視情報生成部、(30g)はこの
監視情報生成部(30f)に接続された通報指令生成部、
(30h)は監視情報生成部(30f)に接続された制御・監
視指令生成部、(30i)は入力側が監視情報生成部(30
f)、通報指令生成部(30g)及び制御・監視指令生成部
(30h)に接続されかつ出力側が送・受信部(30a)に接
続された符号生成部、(30j)は送・受信部(30a)に接
続された自己アドレス設定部、(30k)は送・受信部(3
0a)に接続された相手アドレス設定部、(30m)は制御
信号生成部(30c)及び監視情報生成部(30f)に接続さ
れた情報処理部、(30n)はこの情報処理部(30m)に接
続された表示部である。なお、制御信号生成部(30c)
は監視情報生成部(30f)にも接続されている。
また、(30s)は入力側が送・受信部(30a)に接続さ
れ、かつ出力側が制御信号生成部(30c)、監視情報生
成部(30f)及び表示部(30n)に接続されている動作手
順記憶部である。
端末制御監視装置(3A)は、上述した端末制御監視装
置(30)の構成と同一であり、各符号(3a)〜(3s)
は、各符号(30a)〜(30s)に対応している。なお、駆
動出力部(30d)は出力端子(30d1)、(30d2)、(30d
3)及び(30d4)を有し、入力部(30e)は入力端子(30
e1)及び(30e2)を有し、駆動出力部(3d)は出力端子
(3d1)及び(3d2)を有し、かつ入力部(3e)は入力端
子(3e1)、(3e2)及び(3e3)を有する。
つぎに、配電機器の構成を第2図及び第3図を参照し
ながら説明する。第2図はこの発明の一実施例に接続さ
れた配電機器を示すブロック図、第3図は第2図の一部
を示す回路図であり、(5)及び(6)は上記従来装置
のものと全く同一である。
第2図において、(40)は端末制御監視装置(30)に
接続された制御・監視用電気機械器具であり、端末制御
監視装置(30)の出力端子(30d1)、(30d2)、(30
d3)及び(30d4)並びに入力端子(30e1)及び(30e2
に接続されたON/OFF表示灯(40a)、過電流・短絡トリ
ップ表示灯(40b)、漏電トリップ表示灯(40c)、異常
表示灯(40d)、ON操作用スイッチ(40e)及びOFF操作
用スイッチ(40f)が設けられている。
(4A)は負荷、(7A)は商用電源(5)と負荷(4A)
との間に接続された漏電遮断器であり、電源線(6)を
介して商用電源(5)に接続された電源端子(7a)、電
源線(6)を介して負荷(4A)に接続された負荷端子
(7c)、電源端子(7a)と負荷端子(7c)との間に接続
された主回路(7g)、この主回路(7g)に挿入された開
閉装置(7b)、主回路(7g)に接続された過電流引外し
装置(7d)、主回路(7g)に接続されたZCT(7e)、こ
のZCT(7e)に接続された漏電引外し装置(7f)、過電
流引外し装置(7d)内に設けられかつ端末制御監視装置
(3A)の入力端子(3e1)に接続された警報接点AL、漏
電引外し装置(7f)内に設けられかつ端末制御監視装置
(3A)の入力端子(3e2)に接続された漏電警報接点EA
L、及び開閉装置(7b)に連動しかつ端末制御監視装置
(3A)の入力端子((3e3)に接続された補助接点AXが
設けられている。
(8)は漏電遮断器(7A)に結合されかつ端末制御監
視装置(3A)に接続された電気操作装置である。
第3図において、電気操作装置(8)には、サージ吸
収用バリスタを含むダイオードブリッジ回路(8a)及び
(8c)、ダイオードブリッジ回路(8a)に接続されたON
用操作コイル(8b)、ダイオードブリッジ回路(8c)に
接続されたOFF用操作コイル(8d)、端子(8e1)、(8e
2)、(8e3)及び(8e4)が設けられた操作用接続端子
(8e)、端子(8e2)を介してダイオードブリッジ回路
(8a)及び(8c)の一端に接続された操作用電源端子
(8h)、端子(8e3))を介してダイオードブリッジ回
路(8a)の他端に接続されたON操作スイッチ(8f)、端
子(8e4)を介してダイオードブリッジ回路(8c)の他
端に接続されたOFF操作スイッチ(8g)、並びにON操作
スイッチ(8f)及びOFF操作スイッチ(8g)に接続され
た操作用電源端子(8i)が設けられている。なお、端子
(8e1)は接地されている。
さらに、配電機器制御監視システムの構成を第4図及
び第5図を参照しながら説明する。第4図はこの発明の
一実施例をネットワークした配電機器制御監視システム
を示す概略ブロック図、第5図は他の配電機器制御監視
システムを示す概略ブロック図である。
第4図において、負荷(4A)、(4A1)、…、(4An)
はそれぞれ漏電遮断器(7A)、配電機器(7A1)、…、
(7An)に接続され、漏電遮断器(7A)、制御・監視用
電気機械器具(40)、配電機器(7A1)、制御・監視用
電気機械器具(401)、…、…、配電機器(7An)、及び
制御・監視用電気機械器具(40n)はそれぞれ端末制御
監視装置(3A)、(30)、(3A1)、(301)、…、…、
(3An)及び(30n)に接続され、これら端末制御監視装
置(3A)〜(30n)どうしは信号伝送線(2)により接
続されている。なお、負荷(4A1)、配電機器(7A1)、
制御・監視用電気機械器具(401)、端末制御監視装置
(3A1)及び(301)は図示していない。
第5図において、負荷(4A1)、(4A2)、…、(4A
m)はそれぞれ配電機器(7A1)、(7A2)、…、(7Am)
に接続され、これら配電機器(7A1)〜(7Am)はそれぞ
れ端末制御監視装置(3A1)、(3A2))、…、(3Am)
に接続され、これら端末制御監視装置(3A1)〜(3Am)
どうしは信号伝送線(2)により接続されている。
また、端末制御監視装置の外観を第6図を参照しなが
ら説明する。第6図は漏電遮断器用の端末制御監視装置
(3B)を示す斜視図である。
第6図において、(3d1)、(3d2)、(3d3)及び(3
d4)は出力端子、(3e1)、(3e2)、(3e3)及び(3
e4)は入力端子、(3jk)は自己アドレス・相手アドレ
ス設定スイッチ、(3n)は液晶表示部、(3z)はボデイ
ーである。
ここで、伝送信号の構成を第7図を参照しながら説明
する。第7図は伝送信号のフレーム構成を示す構成図で
ある。
第7図において、伝送信号の1フレームは、自己アド
レスSA、相手アドレスDA、コマンド・ワードCW、データ
数BC、データDT及びフレームチェックコードFCCから構
成されている。
自己アドレスSAは送信元の端末制御監視装置自身のア
ドレス、相手アドレスDAは、送信先の他の端末制御監視
装置のアドレス、コマンド・ワードCWは例えば制御指令
である「ONコマンド」や「OFFコマンド」、監視指令で
ある「監視コマンド」等、通報指令である「通報コマン
ド」等、応答指令である「応答コマンド」等のコマンド
の種類、データ数BCはつぎのデータDTのブロック数、デ
ータDTはコマンド・ワードCWに付随するデータ、フレー
ムチェックコードFCCはフレーム全体の整合性を表わす
コードを示す。
つづいて、上述した実施例の動作を代表的な制御指
令、監視指令及び通報指令について順に説明する。
システム立ちあげ時又は必要に応じてシステム稼動
時、端末制御監視装置(30)及び(3A)は、自己アドレ
ス設定部(30j)及び(3j)並びに相手アドレス設定部
(30k)及び(3k)により、自己アドレス及び相手アド
レスが設定される。例えば、端末制御監視装置(30)
は、自己アドレスとして適当な自局のアドレス及び相手
アドレスとして端末制御監視装置(3A)のアドレスが設
定される。
また、システム立ちあげ時、端末制御監視装置(30)
及び(3A)は、所定の他の端末制御監視装置から例えば
初期コマンドを受信し、接続されている配電機器の動作
手順(制御信号生成手順や監視情報生成手順)をダウン
ロードして、動作手順記憶部(30s)及び(3s)に記憶
する。これら手順記憶部(30s)及び(3s)に記憶され
た動作手順は、表示部(30n)及び(3n)に表示させる
ことによって確認することができる。
すなわち、送・受信部(30a)及び(3a)は、信号伝
送線(2)上の伝送信号を受取り、そのフレームチェッ
クコードFCCをチェックし正常であれば、その相手アド
レスDAが自己アドレス設定部(30j)及び(3j)で設定
された自局のアドレスかどうかを判別する。相手アドレ
スDAが自局のアドレスの場合、データDTから例えば漏電
遮断器(7A)を「ON」、「OFF」させる制御手順や漏電
遮断器(7A)の状態変化を監視する監視手順を取り出し
て、動作手順記憶部(30s)及び(3s)に記憶する。
第1番目に、漏電遮断器(7A)を「ON」させる制御、
つまり制御指令の動作を説明する。
最初に、端末制御監視装置(30)側の「ONコマンド」
の送信動作及び「応答コマンド」の受信動作を第8図を
参照しながら説明する。第8図は「ONコマンド」及び
「応答コマンド」の動作の流れを示す概略動作フローチ
ャート図である。
ステップ(50)において、端末制御監視装置(30)は
動作を開始する。
ステップ(51)において、端末制御監視装置(30)
は、「ONコマンド」を生成して、端末制御監視装置(3
A)に送信する。
すなわち、入力部(30e)は、入力端子(30e1))を
介して、制御・監視用電気機械器具(40)のON操作用ス
イッチ(40e)の「ON」操作を検知し、検知信号を生成
して監視情報生成部(30f)に出力する。
監視情報生成部(30f)は、検知信号に基づいて「ON
コマンド」を表わすコマンド・ワードCWを生成して制御
・監視指令生成部(30h)に渡す。
制御・監視指令生成部(30h)は、コマンド・ワードC
Wに基づいて付随するデータDT及びそのデータ数BCを生
成し、コマンド・ワードCWとともに符号生成部(30i)
に渡す。
符号生成部(30i)は、コマンド・ワードCW、データ
数BC及びデータDTを符号変換し送・受信部(30a)に渡
す。
送・受信部(30a)は、自己アドレス設定部(30j)で
設定された自局の自己アドレスSA、相手アドレス設定部
(30k)で設定された端末制御監視装置(3A)のアドレ
スである相手アドレスDA及びフレームチェックコードFC
Cを追加して伝送信号のフレームを構成する。そして、
その伝送信号を信号伝送線(2)に載せる。
また、監視情報生成部(30f)は、上述した検知信号
に基づいた情報等を情報処理部(30m)に渡し、この情
報処理部(30m)を動作させる。
情報処理部(30m)は、上述した情報等に基づいて表
示部(30n)を駆動し、端末制御監視装置(30)の動作
状態及び制御・監視用電気機械器具(40)の動作状態等
を例えば液晶で表示する。
ステップ(52)において、端末制御監視装置(30)
は、「応答コマンド」を端末制御監視装置(3A)から受
信する。
すなわち、送・受信部(30a)は、信号伝送線(2)
上の伝送信号を受取り、そのフレームチェックコードFC
Cをチェックし正常であれば、その相手アドレスDAが自
己アドレス設定部(30j)で設定された自局のアドレス
かどうかを判別する。相手アドレスDAが自局のアドレス
の場合、コマンド・ワードCW、データ数BC及びデータDT
を符号解読部(30b)に渡す。
符号解読部(30b)は、コマンド・ワードCWが「応答
コマンド」であるかどうかを判別する。「応答コマン
ド」の場合、コマンド・ワードCW、データ数BC及びデー
タDTを制御信号生成部(30c)に渡して、この制御信号
生成部(30c)を動作させる。
制御信号生成部(30c)は、動作手順記憶部(30s)に
記憶された制御・監視用電気機械器具(40)の動作手
順、コマンド・ワードCW、データ数BC及びデータDTに基
づいて、制御・監視用電気機械器具(40)を動作させる
制御信号を生成し、駆動出力部(30d)に出力する。例
えば、漏電遮断器(7A)が、正常に「ON」した場合には
制御・監視電気機械器具(40)のON/OFF表示灯(40a)
を点灯させる制御信号を生成する。
駆動出力部(30d)は、出力端子(30d1)を介して、
上述した制御信号により制御・監視用電気機械器具(4
0)のON/OFF表示灯(40a)を点灯する。
また、制御信号生成部(30c)は、上述したコマンド
・ワードCW等を情報処理部(30m)に渡し、この情報処
理部(30m)を動作させる。
情報処理部(30m)は、上述したコマンド・ワードCW
等に基づいて表示部(30n)を駆動し、端末制御監視装
置(30)の動作状態等を例えば液晶で表示する。
ステップ(53)において、端末制御監視装置(30)は
動作を終了する。
つぎに、端末制御監視装置(3A)側の「ONコマンド」
の受信動作及び「応答コマンド」の送信動作を説明す
る。
ステップ(60)において、端末制御監視装置(3A)は
動作を開始する。
ステップ(61)において、端末制御監視装置(3A)
は、「ONコマンド」を端末制御監視装置(30)から受信
する。
すなわち、送・受信部(3a)は、信号伝送線(2)上
の伝送信号を受取り、そのフレームチェックコードFCC
をチェックし正常であれば、その相手アドレスDAが自己
アドレス設定部(3j)で設定された自局のアドレスかど
うかを判別する。相手アドレスDAが自局のアドレスの場
合、コマンド・ワードCW、データ数BC及びデータDTを符
号解読部(3b)に渡す。
符号解読部(3b)は、コマンド・ワードCWが「ONコマ
ンド」であるかどうかを判別する。「ONコマンド」の場
合、コマンド・ワードCW、データ数BC及びデータDTを制
御信号生成部(3c)に渡して、この制御信号生成部(3
c)を動作させる。
ステップ(62)において、端末制御監視装置(3A)は
「ONコマンド」を実行する。
すなわち、制御信号生成部(3c)は、動作手順記憶部
(3s)に記憶された漏電遮断器(7A)の動作手順、コマ
ンド・ワードCW、データ数BC及びデータDTに基づいて、
漏電遮断器(7A)を「ON」させる制御信号を生成し、駆
動出力部(3d)に出力する。
駆動出力部(3d)は、出力端子(3d1)を介して、上
述した制御信号により電気操作装置(8)のON操作スイ
ッチ(8f)を閉じる。
こうして、ON操作スイッチ(8f)が閉じることにより
ON用操作コイル(8b)が励磁され、開閉装置(7b)が閉
じる。つまり漏電遮断器(7A)が「ON」することにな
る。
また、制御信号生成部(3c)は、上述したコマンド・
ワードCW等を情報処理部(3m)に渡し、この情報処理部
(3m)を動作させる。
情報処理部(3m)は、上述したコマンド・ワードCW等
に基づいて表示部(3n)を駆動し、端末制御監視装置
(3A)の動作状態等を例えば液晶で表示する。
ステップ(63)において、端末制御監視装置(3A)
は、「応答コマンド」を生成して、端末制御監視装置
(30)に送信する。
すなわち、監視情報生成部(3f)は、入力部(3e)が
検知した検知信号に基づいて、漏電遮断器(7A)が正常
に「ON」したかを判別する。また、検知信号に基づいて
「応答コマンド」を表わすコマンド・ワードCWを生成
し、その判別結果であるデータDT及びそのデータ数BCを
生成してコマンド・ワードCWとともに符号生成部(3i)
に渡す。
符号生成部(3i)は、コマンド・ワードCW、データ数
BC及びデータDTを符号変換し送・受信部(3a)に渡す。
送・受信部(3a)は、自己アドレス設定部(3j)で設
定された自局の自己アドレスSA、相手アドレス設定部
(3k)で設定された端末制御監視装置(30)のアドレス
である相手アドレスDA及びフレームチェックコードFCC
を追加して伝送信号のフレームを構成する。そして、そ
の伝送信号を信号伝送線(2)に載せる。
また、監視情報生成部(3f)は、上述した検知信号に
基づいた情報等を情報処理部(3m)に渡し、この情報処
理部(3m)を動作させる。
情報処理部(3m)は、上述した情報等に基づいて表示
部(3n)を駆動し、端末制御監視装置(3A)の動作状態
及び漏電遮断器(7A)のON/OFF状態、過電流・短絡トリ
ップ状態、漏電トリップ状態等を例えば液晶で表示す
る。
ステップ(64)において、端末制御監視装置(3A)は
動作を終了する。
ここで、上述した漏電遮断器(7A)を「ON」させる制
御手順を第9図を参照しながら説明する。第9図は漏電
遮断器(7A)を「ON」させる制御手順を示すフローチャ
ート図である。
最初に、動作手順記憶部(3s)に記憶された漏電遮断
器(7A)を「ON」させる制御手順が制御信号生成部(3
c)に渡される。
ステップ(70)において、制御信号生成部(3c)は、
コマンド・ワードCWが「ONコマンド」の場合、符号解読
部(3b)により動作が開始され、つぎのステップ(71)
に進む。
ステップ(71)において、制御信号生成部(3c)は、
入力部(3e)及び監視情報生成部(3f)を介して検知さ
れた漏電遮断器(7A)の警報接点ALの開閉状態に基づい
て、過電流、短絡又は漏電によって漏電遮断器(7A)が
トリップしているかどうかを判別する。トリップしてい
ない場合(NO)はつぎのステップ(72)に進む。また、
トリップしている場合(YES)はステップ(75)へ進
む。
ステップ(72)において、制御信号生成部(3c)は、
駆動出力部(3d)を介して電気操作装置(8)のON操作
スイッチ(8f)を所定時間閉じた後、つぎのステップ
(73)に進む。
ステップ(73)において、制御信号生成部(3c)は、
入力部(3e)及び監視情報生成部(3f)を介して検知さ
れた漏電遮断器(7A)の補助接点AXの開閉状態に基づい
て、漏電遮断器(7A)が「ON」しているかどうかを判別
する。「ON」している場合(YES)はつぎのステップ(7
4)へ進む。また、「ON」していない場合(NO)はステ
ップ(77)へ進む。
ステップ(74)において、制御信号生成部(3c)は動
作を終了する。
ステップ(75)において、制御信号生成部(3c)は、
漏電遮断器(7A)のトリップ状態を解除するために、警
報接点ALをリセット(OFF)して、つぎのステップ(7
6)に進む。
ステップ(76)において、制御信号生成部(3c)は、
漏電遮断器(7A)の警報接点ALがリセットしているかど
うかを判別する。リセットしている場合(YES)はステ
ップ(72)へ戻る。また、リセットしていない場合(N
O)はつぎのステップ(77)に進む。
ステップ(77)において、過電流・短絡トリップ等の
エラー処理をして、ステップ(74)へ戻る。
第2番目に、漏電遮断器(7A)を「OFF」させる制
御、つまり他の制御指令の動作を説明する。なお、「ON
コマンド」の動作と対応しているので詳細な説明は省略
する。
まず、端末制御監視装置(30)は、制御・監視用電気
機械器具(40)のOFF操作用スイッチ(40f)が押される
と、「OFFコマンド」を生成して、端末制御監視装置(3
A)に送信する。
一方、端末制御監視装置(3A)は、「OFFコマンド」
を受信して、実行する。
すなわち、制御信号生成部(3c)は、動作手順記憶部
(3s)に記憶された漏電遮断器(7A)の動作手順、コマ
ンド・ワードCW、データ数BC及びデータDTに基づいて、
漏電遮断器(7A)を「OFF」させる制御信号を生成し、
駆動出力部(3d)に出力する。
駆動出力部(3d)は、出力端子(3d2)を介して、上
述した制御信号により電気操作装置(8)のOFF操作ス
イッチ(8g)を閉じる。
こうして、OFF操作スイッチ(8g)が閉じることによ
りOFF用操作コイル(8d)が励磁され、開閉装置(7b)
が開く。つまり漏電遮断器(7A)が「OFF」することに
なる。
その後、端末制御監視装置(3A)は、「応答コマン
ド」を生成して、端末制御監視装置(30)に送信する。
そして、端末制御監視装置(30)は、「応答コマン
ド」を受信して、動作を終了する。
ここで、上述した漏電遮断器(7A)を「OFF」させる
制御手順を第10図を参照しながら説明する。第10図は漏
電遮断器(7A)を「OFF」させる制御手順を示すフロー
チャート図である。
最初に、動作手順記憶部(3s)に記憶された漏電遮断
器(7A)を「OFF」させる制御手順が制御信号生成部(3
c)に渡される。
ステップ(80)において、制御信号生成部(3c)は、
コマンド・ワードCWが「OFFコマンド」の場合、符号解
読部(3b)により動作が開始され、つぎのステップ(8
1)に進む。
ステップ(81)において、制御信号生成部(3c)は、
入力部(3e)及び監視情報生成部(3f)を介して検知さ
れた漏電遮断器(7A)の警報接点ALの開閉状態に基づい
て、過電流、短絡又は漏電によって漏電遮断器(7A)が
トリップしているかどうかを判別する。トリップしてい
ない場合(NO)はつぎのステップ(82)に進む。また、
トリップしている場合(YES)はステップ(85)へ進
む。
ステップ(82)において、制御信号生成部(3c)は、
駆動出力部(3d)を介して電気操作装置(8)のOFF操
作スイッチ(8g)を所定時間閉じた後、つぎのステップ
(83)に進む。
ステップ(83)において、制御信号生成部(3c)は、
入力部(3e)及び監視情報生成部(3f)を介して検知さ
れた漏電遮断器(7A)の補助接点AXの開閉状態に基づい
て、漏電遮断器(7A)が「OFF」しているかどうかを判
別する。「OFF」している場合(YES)はつぎのステップ
(84)へ進む。また、「OFF」していない場合(NO)は
ステップ(87)へ進む。
ステップ(84)において、制御信号生成部(3c)は動
作を終了する。
ステップ(85)において、制御信号生成部(3c)は、
漏電遮断器(7A)のトリップ状態を解除するために、警
報接点ALをリセット(OFF)して、つぎのステップ(8
6)に進む。
ステップ(86)において、制御信号生成部(3c)は、
漏電遮断器(7A)の警報接点ALがリセットしているかど
うかを判別する。リセットしている場合(YES)はステ
ップ(82)へ戻る。また、リセットしていない場合(N
O)はつぎのステップ(87)に進む。
ステップ(87)において、過電流・短絡トリップ等の
エラー処理をして、ステップ(84)へ戻る。
第3番目に、漏電遮断器(7A)の動作状態の監視、つ
まり監視指令の動作を説明する。なお、制御指令の動作
と同一のところは詳細な説明を省略する。
最初に、端末制御監視装置(30)側の「監視コマン
ド」の送信動作及び「応答コマンド」の受信動作を第11
図を参照しながら説明する。第11図は「監視コマンド」
及び「応答コマンド」の動作の流れを示す概略動作フロ
ーチャート図である。
ステップ(90)において、端末制御監視装置(30)は
動作を開始する。
ステップ(91)において、端末制御監視装置(30)
は、「ONコマンド」の場合と同一の手順で「監視コマン
ド」を生成して、端末制御監視装置(3A)に送信する。
すなわち、入力部(30e)は、制御・監視用電気機械
器具(40)の図示しない監視スイッチの操作を検知す
る。
ステップ(92)において、端末制御監視装置(30)
は、「応答コマンド」を端末制御監視装置(3A)から受
信し、その「応答コマンド」に基づいて制御・監視用電
気機械器具(40)を駆動する。
すなわち、端末制御監視装置(30)は、「応答コマン
ド」に基づいて制御・監視用電気機械器具(40)のON/O
FF表示灯(40a)、過電流・短絡トリップ表示灯(40
b)、漏電トリップ表示灯(40c)又は異常表示灯(40
d)を点灯又は点滅する。例えば、漏電遮断器(7A)が
過電流・短絡トリップ動作状態であると応答された場合
は、制御・監視用電気機械器具(40)の過電流・短絡ト
リップ表示灯(40b)を点滅させる。
ステップ(93)において、端末制御監視装置(30)は
動作を終了する。
つぎに、端末制御監視装置(3A)側の「監視コマン
ド」の受信動作及び「応答コマンド」の送信動作を第11
図及び第12図を参照しながら説明する。第12図は漏電遮
断器(7A)の監視情報を示す説明図である。
ステップ(100)において、端末制御監視装置(3A)
は動作を開始する。
ステップ(101)において、端末制御監視装置(3A)
は、「監視コマンド」を端末制御監視装置(30)から受
信する。
すなわち、送・受信部(3a)は、信号伝送線(2)上
の伝送信号を受取り、そのフレームチェックコードFCC
をチェックし正常であれば、その相手アドレスDAが自己
アドレス設定部(3j)で設定された自局のアドレスかど
うかを判別する。相手アドレスDAが自局のアドレスの場
合、コマンド・ワードCW、データ数BC及びデータDTを符
号解読部(3b)に渡す。
符号解読部(3b)は、コマンド・ワードCWが「監視コ
マンド」であるかどうかを判別する。「監視コマンド」
の場合、コマンド・ワードCW、データ数BC及びデータDT
を監視情報生成部(3f)に渡して、この監視情報生成部
(3f)を動作させる。
ステップ(102)において、端末制御監視装置(3A)
は、監視情報を生成する。
すなわち、監視情報生成部(3f)は、動作手順記憶部
(3s)に記憶された漏電遮断器(7A)の動作手順、コマ
ンド・ワードCW、データ数BC及びデータDTに基づいて、
入力部(3e)を介して検知した、漏電遮断器(7A)の補
助接点AX、警報接点AL及び漏電警報接点EALの開閉デー
タを入力し、これらに基づいて例えば第12図に示すよう
な7種類の監視情報を生成する。
正常動作モードとして、補助接点AX、警報接点AL及び
漏電警報接点EALが全て「開」の場合は「漏電遮断器(7
A)のOFF状態」、「閉」、「開」及び「開」の場合は
「漏電遮断器(7A)のON状態」、「開」、「閉」及び
「開」の場合は「過電流・短絡トリップ動作状態」、
「開」、「閉」、及び「閉」の場合は「漏電トリップ動
作状態」の監視情報を生成する。
また、異常動作モードとして、補助接点AX、警報接点
AL及び漏電警報接点EALが「閉」、「閉」及び「開」の
場合は「過電流・短絡トリップ動作異常」、「閉」、
「開」(又は「閉」及び「閉」の場合は「漏電トリップ
動作異常」、補助接点AX、警報接点AL及び漏電警報接点
EALの開閉データが上記以外の組合せの場合は「その他
の異常」の監視情報を生成する。
ステップ(103)において、端末制御監視装置(3A)
は、「応答コマンド」を生成して、端末制御監視装置
(30)へ送信する。
すなわち、監視情報生成部(3f)は、「応答コマン
ド」を表わすコマンド・ワードCWを生成し、上述した監
視情報であるデータDT及びそのデータ数BCを生成してコ
マンド・ワードCWとともに符号生成部(3i)に渡す。
符号生成部(3i)は、コマンド・ワードCW、データ数
BC及びデータDTを符号変換し送・受信部(3a)に渡す。
送・受信部(3a)は、自己アドレス設定部(3j)で設
定された自局の自己アドレスSA、相手アドレス設定部
(3k)で設定された端末制御監視装置(30)のアドレス
である相手アドレスDA及びフレームチェックコードFCC
を追加して伝送信号のフレームを構成する。そして、そ
の伝送信号を信号伝送線(2)に載せる。
また、監視情報生成部(3f)は、上述した監視情報等
を情報処理部(3m)に渡し、この情報処理部(3m)を動
作させる。
情報処理部(3m)は、上述した監視情報等に基づいて
表示部(3n)を駆動し、端末制御監視装置(3A)の動作
状態及び漏電遮断器(7A)のON/OFF状態、過電流・短絡
トリップ状態、漏電トリップ状態等を例えば液晶で表示
する。
ステップ(104)において、端末制御監視装置(3A)
は動作を終了する。
第4番目に、漏電遮断器(7A)の異常及び状態変化に
基づいた動作、つまり通報指令の動作並びに第3の端末
制御監視装置への制御指令及び監視指令の動作を説明す
る。なお、「ONコマンド」の動作と同一のところは詳細
な説明を省略する。
最初に、端末制御監視装置(3A)側の「通報コマン
ド」並びに「制御コマンド」及び「監視コマンド」の送
信動作を第13図を参照しながら説明する。第13図は「通
報コマンド」並びに漏電遮断器(7A)の異常及び状態変
化に基づいた「制御コマンド」及び「監視コマンド」の
動作の流れを示す概略動作フローチャート図である。
ステップ(110)において、端末制御監視装置(3A)
は動作を開始する。
ステップ(111)において、端末制御監視装置(3A)
は、漏電遮断器(7A)の開閉データを入力する。
すなわち、入力部(3e)は、入力端子(3e1)、(3
e2)及び(3e3)を介して、漏電遮断器(7A)の警報接
点AL、漏電警報接点EAL及び補助接点AXの開閉状態を検
知し、検知信号(開閉データ)を生成して監視情報生成
部(3f)に出力する。
ステップ(112)において、端末制御監視装置(3A)
は、漏電遮断器(7A)の動作状態が変化したかどうかを
判別する。動作状態が変化した場合(YES)はつぎのス
テップ(113)に進む。動作状態が変化しない場合(N
O)は最終のステップ(116)へ進む。
すなわち、監視情報生成部(3f)は、動作手順記憶部
(3s)に記憶された漏電遮断器(7A)の動作手順に基づ
いて、警報接点AL、漏電警報接点EAL及び補助接点AXの
開閉データが変化したかどうかを判別する。
ステップ(113)において、端末制御監視装置(3A)
は、開閉データに基づいて監視情報を生成する。
すなわち、監視情報生成部(3f)は、動作手順記憶部
(3s)に記憶された漏電遮断器(7A)の動作手順と警報
接点AL、漏電警報接点EAL及び補助接点AXの開閉データ
とに基づいて、「監視コマンド」の動作で説明した監視
情報を生成する。
また、監視情報生成部(3f)は、上述した監視情報等
を情報処理部(3m)に渡し、この情報処理部(3m)を動
作させる。
情報処置部(3m)は、上述した監視情報等に基づいて
表示部(3n)を駆動し、端末制御監視装置(3A)の動作
状態及び漏電遮断器(7A)のON/OFF状態、過電流・短絡
トリップ状態、漏電トリップ状態等を例えば液晶で表示
する。
ステップ(114)において、端末制御監視装置(3A)
は、監視情報に基づいて通報するかどうかを判別する。
通報する場合(YES)はステップ(117)へ進む。また、
通報しない場合(NO)はつぎのステップ(115)に進
む。
すなわち、監視情報生成部(3f)は、監視情報に基づ
いて通報するかどうかを判別する。通報する場合(YE
S)は、「通報コマンド」を表わすコマンド・ワードCW
を生成して、監視情報とともに通報指令生成部(3g)に
渡す。
ステップ(115)において、端末制御監視装置(3A)
は、監視情報に基づいて「制御コマンド」又は「監視コ
マンド」を出すかどうかを判別する。「制御コマンド」
又は「監視コマンド」を出す場合(YES)はステップ(1
18)へ進む。「制御コマンド」又は「監視コマンド」を
出さない場合(NO)はつぎの最終ステップ(116)に進
む。
すなわち、監視情報生成部(3f)は、監視情報に基づ
いて「制御コマンド」又は「監視コマンド」を出すかど
うかを判別する。「制御コマンド」又は「監視コマン
ド」を出す場合(YES)は、「制御コマンド」又は「監
視コマンド」を表わすコマンド・ワードCWを生成して、
監視情報とともに制御・監視指令生成部(3h)に渡す。
ステップ(116)において、端末制御監視装置(3A)
は動作を終了する。
ステップ(117)において、端末制御監視装置(3A)
は、「通報コマンド」を生成して、端末制御監視装置
(30)へ送信する。その後、ステップ(115)に進む。
すなわち、通報指令生成部(3g)は、監視情報及びコ
マンド・ワードCWに基づいて付随するデータDT及びその
データ数BCを生成し、コマンド・ワードCWとともに符号
生成部(3i)に渡す。
符号生成部(3i)は、コマンド・ワードCW、データ数
BC及びデータDTを符号変換し送・受信部(3a)に渡す。
送・受信部(3a)は、自己アドレス設定部(3j)で設
定された自局の自己アドレスSA、相手アドレス設定部
(3k)で設定された端末制御監視装置(30)のアドレス
である相手アドレスDT及びフレームチェックコードFCC
を追加して伝送信号のフレームを構成する。そして、そ
の伝送信号を信号伝送線(2)に載せて、端末制御監視
装置(30)へ割込をかける。
ステップ(118)において、端末制御監視装置(3A)
は、「制御コマンド」又は「監視コマンド」を生成し
て、第3の端末制御監視装置に送信する。その後、最終
ステップ(116)に進む。
すなわち、制御・監視指令生成部(3h)は、監視情報
及びコマンド・ワードCWに基づいて付随するデータDT及
びそのデータ数BCを生成し、コマンド・ワードCWととも
に符号生成部(3i)に渡す。
符号生成部(3i)は、コマンド・ワードCW、データ数
BC及びデータDTを符号変換し送・受信部(3a)に渡す。
送・受信部(3a)は、自己アドレス設定部(3j)で設
定された自局の自己アドレスSA、相手アドレス設定部
(3k)で設定された第3の端末制御監視装置のアドレス
である相手アドレスDA及びフレームチェックコードFCC
を追加して伝送信号のフレームを構成する。そして、そ
の伝送信号を信号伝送線(2)に載せる。
つぎに、端末制御監視装置(30)側の「通報コマン
ド」の受信動作を第13図を参照しながら説明する。
ステップ(120)において、端末制御監視装置(30)
は動作を開始する。
ステップ(121)において、端末制御監視装置(30)
は、「通報コマンド」を端末制御監視装置(3A)から受
信したかどうかを判別する。受信した場合(YES)はつ
ぎのステップ(122)に進む。受信しない場合(NO)は
ステップ(124)へ進む。
すなわち、送・受信部(30a)は、割込があった場合
は信号伝送線(2)上の伝送信号を受取り、そのフレー
ムチェックコードFCCをチェックし正常であれば、その
相手アドレスDAが自己アドレス設定部(30j)で設定さ
れた自局のアドレスかどうかを判別する。相手アドレス
DAが自局のアドレスの場合、コマンド・ワードCW、デー
タ数BC及びデータDTを符号解読部(30b)に渡す。
符号解読部(30b)は、コマンド・ワードCWが「通報
コマンド」であるかどうかを判別する。「通報コマン
ド」の場合、コマンド・ワードCW、データ数BC及びデー
タDTを監視情報生成部(30f)に渡して、この監視情報
生成部(30f)を動作させる。
ステップ(122)において、端末制御監視装置(30)
は、「通報コマンド」を解読し、つぎのステップ(12
3)に進む。
すなわち、監視情報生成部(30f)は、コマンド・ワ
ードCW、データ数BC及びデータDTを解読する。
ステップ(123)において、端末制御監視装置(30)
は、「通報コマンド」に基づく処理をして、ステップ
(124)に進む。
すなわち、監視情報生成部(30f)は、動作手順記憶
部(30s)に記憶された動作手順、コマンド・ワードC
W、データ数BC及びデータDTに基づいて、必要がある場
合は第3の端末制御監視装置への新たな「通報コマン
ド」、「制御コマンド」又は「監視コマンド」を表わす
コマンド・ワードCWを生成して、通報指令生成部(30
g)又は制御・監視指令生成部(30h)に渡す。
通報指令生成部(30g)又は制御・監視指令生成部(3
0h)は、コマンド・ワードCW等に基づいて付随するデー
タDT及びデータ数BCを生成し、コマンド・ワードCWとと
もに符号生成部(30i)に渡す。
符号生成部(30i)は、コマンド・ワードCW、データ
数BC及びデータDTを符号変換して送・受信部(30a)に
渡す。
送・受信部(30a)は、自己アドレス設定部(30j)で
設定された自局の自己アドレスSA、相手アドレス設定部
(30k)で設定された第3の端末制御監視装置のアドレ
スである相手アドレスDA及びフレームチェックコードFC
Cを追加して伝送信号のフレームを構成する。そして、
その伝送信号を信号伝送線(2)に載せる。
また、監視情報生成部(30f)は、上述したコマンド
・ワードCWを情報処理部(30m)に渡し、この情報処理
部(30m)を動作させる。
情報処理部(30m)は、上述したコマンド・ワードCW
等に基づいて表示部(30m)を駆動し、端末制御監視装
置(30)の動作状態等を液晶で表示する。
ステップ(124)において、端末制御監視装置(30)
は動作を終了する。
なお、この発明は、特に伝送方式にこだわる必要はな
く、各制御コマンド、監視コマンド等に対応する接点入
力等を相手の端末制御監視装置に送信してもよく、専用
信号線を用いたり、電力線搬送を用いたり、あるいは各
種多重伝送技術を応用した伝送方式でも実現できる。
ところで、上記実施例では相手アドレス設定部で設定
できるアドレスが1個であるが、複数個(2〜N)とし
ても同様の動作を期待でき、この場合は複数の端末制御
監視装置に制御指令等を送信することができる。
また、上記実施例では自己アドレス設定部及び相手ア
ドレス設定部を個別に設けたが、第6図に示したように
切り換えスイッチを設けた1個の設定部で兼用しても同
様の動作を期待できる。
さらに、上記実施例では表示部として液晶を設けて接
続された配電機器等の動作状態を目視できるようにした
が、LED等の他の表示手段でもよい。
またさらに、上記実施例では情報の出力手段として表
示部を設けたが、音声による出力部を設けてもよい。
またさらに、上記実施例では、システムの立ちあげ時
に他の端末制御監視装置から送信された、初期コマンド
から制御信号生成手順や監視情報生成手順等の動作手順
をダウンロードして、動作手順記憶部に記憶している
が、制御指令である「ONコマンド」等と同時に動作手順
を送信し、その都度最適な動作手順を送信することも可
能である。
[発明の効果] この発明は、以上説明したように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。
システムを構築する場合、中央制御監視装置が不要な
ので、システム全体として安価で取付スペースが節約で
きる。
また、接続されている全ての配電機器の動作に関す
る、膨大かつ煩雑な、動作手順や禁止事項を熟知する必
要がない。
さらに、制御・監視の最小単位がマクロ的な制御指令
や監視指令なので、1つの制御・監視指令を完了するま
での処理時間が短くなり、信号伝送線の使用効率が非常
に良くなった。
またさらに、接続された配電機器に最適な動作手順を
他の端末制御監視装置から入力することができるので、
1種類の端末制御監視装置により各種の配電機器を制御
・監視することができ、端末制御監視装置として自由度
が高くなり、かつ接続された配電機器を変更してもシス
テムの構成を変更することなく、変更された配電機器に
最適な動作手順を実施できるシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はこの発明の一実施例に接続された配電機器を示すブロ
ック図、第3図は第2図の一部を示す回路図、第4図は
この発明の一実施例をネットワークした配電機器制御監
視システム示す概略ブロック図、第5図は他の配電機器
制御監視システム示す概略ブロック図、第6図は漏電遮
断器用の端末制御監視装置を示す斜視図、第7図は伝送
信号のフレーム構成を示す構成図、第8図は「ONコマン
ド」及び「応答コマンド」の動作の流れを示す概略動作
フローチャート図、第9図は漏電遮断器を「ON」させる
制御手順を示すフローチャート図、第10図は漏電遮断器
を「OFF」させる制御手順を示すフローチャート図、第1
1図は「ONコマンド」及び「応答コマンド」の動作の流
れを示す概略動作フローチャート図、第12図は漏電遮断
器の監視情報を示す説明図、第13図は「通報コマン
ド」、並びに漏電遮断器の異常及び状態変化に基づいた
「制御コマンド」及び「監視コマンド」の動作の流れを
示す概略動作フローチャート図、第14図は従来の配電機
器制御監視装置を示すブロック図、第15図(a)〜
(c)は従来例の各部の信号波形を示すタイムチャート
図である。 図において、 (3A)、(30)…端末制御監視装置、(3a)、(30a)
…送・受信部、(3b)、(30b)…符号解読部、(3
c)、(30c)…制御信号生成部、(3d)、(30d)…駆
動出力部、(3e)、(30e)…入力部、(3f)、(30f)
…監視情報生成部、(3g)、(30g)…通報指令生成
部、(3h)、(30h)…制御・監視指令生成部、(3
i)、(30i)…符号生成部、(3s)、(30s)…動作手
順記憶部、(7A)…漏電遮断器、(40)…制御・監視用
電気機械器具である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永峰 啓二 広島県福山市緑町1番8号 三菱電機株式 会社福山製作所内 (72)発明者 桝田 征男 広島県福山市緑町1番8号 三菱電機株式 会社福山製作所内 (72)発明者 酒井 勝也 広島県福山市緑町1番8号 三菱電機株式 会社福山製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号伝送線により相互に接続された複数の
    同一構成の端末制御監視装置からなる配電機器制御監視
    装置において、 上記各端末制御監視装置は、 送信系として、 接続される外部機器の動作状態を検知しその検知信号を
    生成する入力部、 上記検知信号に基づいて監視情報又は応答指令を生成す
    る監視情報生成部、 上記監視情報に基づいて制御指令を生成する制御指令生
    成部、 上記制御指令又は応答指令を符号変換する符号生成部、 及び 上記符号変換した制御指令又は応答指令を含む伝送信号
    を上記信号伝送線へ送信する送信部 を備え、 受信系として、 上記信号伝送線上の伝送信号を受信する受信部、 上記伝送信号から上記制御指令又は応答指令の符号であ
    ると解読する符号解読部、 上記制御指令又は応答指令に基づいて上記外部機器を動
    作する動作手順を示す制御信号を生成する制御信号生成
    部、 及び 上記制御信号に基づいて上記外部機器を駆動する駆動信
    号を出力する駆動出力部 を備え、かつ、 他の端末制御監視装置から送信された制御信号生成手順
    を記憶する動作手順記憶部 を備え、 制御用電気機械器具が接続された第1の端末制御監視装
    置は、上記制御用電気機械器具に設けられた制御用スイ
    ッチが操作されると制御指令を上記信号伝送線へ送信
    し、 配電機器が接続された第2の端末制御監視装置は、上記
    制御信号生成部により上記第1の端末制御監視装置から
    の自局向けの制御指令と上記動作手順記憶部に記憶され
    ている上記配電機器の制御信号生成手順とに基づいて生
    成された制御信号に基づき上記配電機器を制御し、その
    制御結果を応答指令として上記信号伝送線を通じて上記
    第1の端末制御監視装置へ送信し、 上記第1の端末制御監視装置は、自局が送信した制御指
    令に対応する応答指令を受信すると上記制御信号生成部
    によりその応答指令と上記動作手順記憶部に記憶されて
    いる上記制御用電気機械器具の制御信号生成手順とに基
    づいて生成された制御信号に基づき上記応答指令の内容
    を上記制御用電気機械器具に設けられた表示機器へ出力
    する ことを特徴とする配電機器制御監視装置。
  2. 【請求項2】信号伝送線により相互に接続された複数の
    同一構成の端末制御監視装置からなる配電機器制御監視
    装置において、 上記各端末制御監視装置は、 送信系として、 接続される外部機器の動作状態を検知しその検知信号を
    生成する入力部、 上記検知信号に基づいて監視情報又は応答指令を生成す
    る監視情報生成部、 上記監視情報に基づいて監視指令を生成する監視指令生
    成部、 上記監視指令又は応答指令を符号変換する符号生成部、 及び 上記符号変換した監視指令又は応答指令を含む伝送信号
    を上記信号伝送線へ送信する送信部 を備え、 受信系として、 上記信号伝送線上の伝送信号を受信する受信部、 上記伝送信号から上記監視指令又は応答指令の符号であ
    ると解読する符号解読部、 上記応答指令に基づいて上記外部機器を動作する動作手
    順を示す制御信号を生成する制御信号生成部、 及び 上記制御信号に基づいて上記外部機器を駆動する駆動信
    号を出力する駆動出力部 を備え、かつ、 他の端末制御監視装置から送信された監視情報生成手順
    を記憶する動作手順記憶部 を備え、 監視用電気機械器具が接続された第1の端末制御監視装
    置は、上記監視用電気機械器具に設けられた監視用スイ
    ッチが操作されると監視指令を上記信号伝送線へ送信
    し、 配電機器が接続された第2の端末制御監視装置は、上記
    監視情報生成部により上記第1の端末制御監視装置から
    の自局向けの監視指令と上記動作手順記憶部に記憶され
    ている上記配電機器の監視情報生成手順とに基づいて上
    記配電機器を監視し、その監視結果である監視情報を応
    答指令として上記信号伝送線を通じて上記第1の端末制
    御監視装置へ送信し、 上記第1の端末制御監視装置は、自局が送信した監視指
    令に対応する応答指令を受信すると上記制御信号生成部
    によりその応答指令と上記動作手順記憶部に記憶されて
    いる上記監視用電気機械器具の制御信号生成手順とに基
    づいて生成された制御信号に基づき上記応答指令の内容
    である上記配電機器の状態を上記監視用電気機械器具に
    設けられた表示機器へ出力する ことを特徴とする配電機器制御監視装置。
  3. 【請求項3】信号伝送線により相互に接続された複数の
    同一構成の端末制御監視装置からなる配電機器制御監視
    装置において、 上記各端末制御監視装置は、 送信系として、 接続される外部機器の動作状態の変化を検知しその検知
    信号を生成する入力部、 上記検知信号に基づいて監視情報を生成する監視情報生
    成部、 上記監視情報に基づいて通報指令を生成する通報指令生
    成部、 上記通報指令を符号変換する符号生成部、 及び 上記符号変換した通報指令を含む伝送信号を上記信号伝
    送線へ送信する送信部を備え、 受信系として、 上記信号伝送線上の伝送信号を受信する受信部、 上記伝送信号から上記通報指令の符号であると解読する
    符号解読部、 及び 上記通報指令に基づいて次の動作を判断する上記監視情
    報生成部 を備え、かつ、 他の端末制御監視装置から送信された監視情報生成手順
    を記憶する動作手順記憶部 を備え、 配電機器が接続された第1の端末制御監視装置は、上記
    監視情報生成部により上記動作手順記憶部に記憶されて
    いる上記配電機器の監視情報生成手順に基づいて上記配
    電機器を監視し、上記配電機器の動作状態が変化したと
    きは開閉データに基づいて監視情報を生成し通報指令と
    して上記信号伝送線を通じて第2の端末制御監視装置へ
    送信し、 上記第2の端末制御監視装置は、上記通報指令を受信す
    るとその内容を含む新たな通報指令を第3の端末制御監
    視装置へ送信出力する ことを特徴とする配電機器制御監視装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6070940A (ja) * 1983-09-26 1985-04-22 松下電工株式会社 屋内配線方式
JPS6184936A (ja) * 1984-10-03 1986-04-30 Toshiba Corp 遠方監視制御システム
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JPS62207033A (ja) * 1986-03-07 1987-09-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電力線搬送通信装置

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