JPH08318726A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
- Publication number
- JPH08318726A JPH08318726A JP12488595A JP12488595A JPH08318726A JP H08318726 A JPH08318726 A JP H08318726A JP 12488595 A JP12488595 A JP 12488595A JP 12488595 A JP12488595 A JP 12488595A JP H08318726 A JPH08318726 A JP H08318726A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary damper
- case
- opening
- rotary
- damper
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロータリダンパのシール性を確保しつつ、そ
の操作力を軽減させる。 【構成】 回転軸73を中心に回転するロータリダンパ
7は、シール材15が設けられた円板71、72を有す
る。ケース3の外側には段差部18、19が形成される
とともに、回転軸73と連結したレバー16、17が配
置される。なお、レバー16、17は段差部18、19
と常に接する突出部16a、17aを有しており、カム
機構をなす。ロータリダンパ7の停止時には、カム機構
によりロータリダンパ7はシール材15が設けられてい
る方向に変位する。そのため、シール材15がケース3
に密接し、シール性が確保される。一方、ロータリダン
パ7の回転時には、カム機構により停止時とは逆の方向
にロータリダンパ7は変位する。そのため、ケース3か
らシール材15は離れるので、ロータリダンパ7の操作
力を軽減できる。
の操作力を軽減させる。 【構成】 回転軸73を中心に回転するロータリダンパ
7は、シール材15が設けられた円板71、72を有す
る。ケース3の外側には段差部18、19が形成される
とともに、回転軸73と連結したレバー16、17が配
置される。なお、レバー16、17は段差部18、19
と常に接する突出部16a、17aを有しており、カム
機構をなす。ロータリダンパ7の停止時には、カム機構
によりロータリダンパ7はシール材15が設けられてい
る方向に変位する。そのため、シール材15がケース3
に密接し、シール性が確保される。一方、ロータリダン
パ7の回転時には、カム機構により停止時とは逆の方向
にロータリダンパ7は変位する。そのため、ケース3か
らシール材15は離れるので、ロータリダンパ7の操作
力を軽減できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空調装置に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置に用いられる吹出
口切替ダンパの一例として、特公昭57−121913
号公報に開示されているような、円筒形で、円板面に開
口部を設けたロータリダンパが挙げられる。通常、ロー
タリダンパの開口部の周囲には、ケースとロータリダン
パとの間にできる隙間による通風漏れを防止し、シール
性を確保するために、フォームやゴムなどの弾性部材か
らなるシール材が取り付けられている。
口切替ダンパの一例として、特公昭57−121913
号公報に開示されているような、円筒形で、円板面に開
口部を設けたロータリダンパが挙げられる。通常、ロー
タリダンパの開口部の周囲には、ケースとロータリダン
パとの間にできる隙間による通風漏れを防止し、シール
性を確保するために、フォームやゴムなどの弾性部材か
らなるシール材が取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造とすると、シール性の確保のためにロータリダ
ンパのシール材とケースとがたえず接触した状態である
ため、通風路を切り替えるためにロータリダンパを回転
させると、シール材とケースとの接触抵抗が大きく、ロ
ータリダンパを回転させる際に必要な操作力が大きくな
ってしまう。つまり、シール性を確保しようとすると、
必要な操作力は大きくなってしまうという問題点があっ
た。
うな構造とすると、シール性の確保のためにロータリダ
ンパのシール材とケースとがたえず接触した状態である
ため、通風路を切り替えるためにロータリダンパを回転
させると、シール材とケースとの接触抵抗が大きく、ロ
ータリダンパを回転させる際に必要な操作力が大きくな
ってしまう。つまり、シール性を確保しようとすると、
必要な操作力は大きくなってしまうという問題点があっ
た。
【0004】そこで本発明は上記のような点に鑑み、シ
ール性を確保しつつ、操作力を軽減させたロータリダン
パを有する空調装置の提供を目的とするものである。
ール性を確保しつつ、操作力を軽減させたロータリダン
パを有する空調装置の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1は、内部に空気通路を有するケースと、こ
のケースの内部に配置され、略円筒形で、少なくとも一
方の底面に開口部を有するロータリダンパと、このロー
タリダンパに、その軸方向に平行に設けられ、前記ロー
タリダンパと連結し、前記ケースに回転自在に支持され
る回転軸と、この回転軸を回転する駆動手段とを有し、
前記ロータリダンパの開口部を有する底面と対向する開
口部を前記ケースに形成し、前記回転軸を回転させるこ
とにより前記ロータリダンパを回転させ、前記ロータリ
ダンパの開口部と前記ケースの開口部とが重なる面積を
変化させることにより、通風量を調整し、前記空気通路
内の通風方向を切替える空調装置において、前記底面の
開口部の周囲であって前記底面の少なくとも一方の側の
面に設けられるシール材と、前記ケースの、前記シール
材と対向する部位に設けられた当接部と、前記ロータリ
ダンパの停止時には、前記当接部に前記シール材が密接
する位置まで、前記底面を前記ロータリダンパの軸方向
に前記シール材が設けられた向きへ変位させ、前記ロー
タリダンパの回転時には、前記底面を、前記シール材が
前記当接部に密接する位置から、前記停止時において前
記底面を変位させる方向とは逆の向きへ変位させるよう
に、前記ロータリダンパの作動状態に応じて、前記底面
を前記ロータリダンパの軸方向に変位させる変位手段と
を有するという技術的手段を採用するものである。
に、請求項1は、内部に空気通路を有するケースと、こ
のケースの内部に配置され、略円筒形で、少なくとも一
方の底面に開口部を有するロータリダンパと、このロー
タリダンパに、その軸方向に平行に設けられ、前記ロー
タリダンパと連結し、前記ケースに回転自在に支持され
る回転軸と、この回転軸を回転する駆動手段とを有し、
前記ロータリダンパの開口部を有する底面と対向する開
口部を前記ケースに形成し、前記回転軸を回転させるこ
とにより前記ロータリダンパを回転させ、前記ロータリ
ダンパの開口部と前記ケースの開口部とが重なる面積を
変化させることにより、通風量を調整し、前記空気通路
内の通風方向を切替える空調装置において、前記底面の
開口部の周囲であって前記底面の少なくとも一方の側の
面に設けられるシール材と、前記ケースの、前記シール
材と対向する部位に設けられた当接部と、前記ロータリ
ダンパの停止時には、前記当接部に前記シール材が密接
する位置まで、前記底面を前記ロータリダンパの軸方向
に前記シール材が設けられた向きへ変位させ、前記ロー
タリダンパの回転時には、前記底面を、前記シール材が
前記当接部に密接する位置から、前記停止時において前
記底面を変位させる方向とは逆の向きへ変位させるよう
に、前記ロータリダンパの作動状態に応じて、前記底面
を前記ロータリダンパの軸方向に変位させる変位手段と
を有するという技術的手段を採用するものである。
【0006】請求項2は、請求項1において、前記ロー
タリダンパの複数の前記底面が前記開口部を有してお
り、前記シール材が前記底面の、軸方向に関して同じ側
に設けられているという技術的手段を採用するものであ
る。請求項3は、請求項1または2において、前記変位
手段が、少なくとも1つの凹部または凸部を有し、段差
が形成される段差部と、該段差部に対向して配置され、
常に前記段差部に接する突出部とを有し、前記変位手段
のうち、前記突出部または前記段差部のどちらか一方が
前記ケースに形成され、他方は前記回転軸に連結して設
けられており、前記回転軸に連結して設けられた前記段
差部または前記突出部のどちらか一方が前記ロータリダ
ンパの回転に応じて前記ケースに形成された前記突出部
または前記段差部に常に接しながら移動することによ
り、前記ケースと、前記回転軸に連結した前記段差部ま
たは前記突出部のどちらか一方との相対的な位置が変化
するという技術的手段を採用するものである。
タリダンパの複数の前記底面が前記開口部を有してお
り、前記シール材が前記底面の、軸方向に関して同じ側
に設けられているという技術的手段を採用するものであ
る。請求項3は、請求項1または2において、前記変位
手段が、少なくとも1つの凹部または凸部を有し、段差
が形成される段差部と、該段差部に対向して配置され、
常に前記段差部に接する突出部とを有し、前記変位手段
のうち、前記突出部または前記段差部のどちらか一方が
前記ケースに形成され、他方は前記回転軸に連結して設
けられており、前記回転軸に連結して設けられた前記段
差部または前記突出部のどちらか一方が前記ロータリダ
ンパの回転に応じて前記ケースに形成された前記突出部
または前記段差部に常に接しながら移動することによ
り、前記ケースと、前記回転軸に連結した前記段差部ま
たは前記突出部のどちらか一方との相対的な位置が変化
するという技術的手段を採用するものである。
【0007】請求項4は、請求項3において、前記ロー
タリダンパの両側の前記底面と対向する前記ケースの部
分にそれぞれ前記段差部を形成するという技術的手段を
採用するものである。
タリダンパの両側の前記底面と対向する前記ケースの部
分にそれぞれ前記段差部を形成するという技術的手段を
採用するものである。
【0008】
【作用及び発明の効果】請求項1に示したように、ロー
タリダンパの停止時に、ロータリダンパの底面を、変位
手段によりシール材が設けられている向きに変位させる
ことによって、シール材をケースに設けられた当接部に
密着させることができる。その結果、ロータリダンパの
停止時において、ロータリダンパとケースとの間でシー
ル性を確保することができる。一方、ロータリダンパの
回転時には、ロータリダンパの底面を停止時における位
置から、変位手段によりロータリダンパの停止時とは逆
の向きへ変位させることにより、シール材は当接部から
離れる。そのため、シール材とケースとの接触抵抗がな
くなり、ロータリダンパを回転させるのに必要な操作力
を軽減させることができる。また、ロータリダンパの底
面に開口部が形成されているため、ロータリダンパの底
面を、ケースに設けられた当接部に密着させることでロ
ータリダンパとケースとの間でシール性は確保される。
したがって、上記底面の全面にわたって開口部を形成す
ることができるので、ケース側に開口部を多数形成し
て、多数の空気流路の切替えを一度に行うことができる
とともに、各開口部に対するシール性を一度に確保する
ことができる。
タリダンパの停止時に、ロータリダンパの底面を、変位
手段によりシール材が設けられている向きに変位させる
ことによって、シール材をケースに設けられた当接部に
密着させることができる。その結果、ロータリダンパの
停止時において、ロータリダンパとケースとの間でシー
ル性を確保することができる。一方、ロータリダンパの
回転時には、ロータリダンパの底面を停止時における位
置から、変位手段によりロータリダンパの停止時とは逆
の向きへ変位させることにより、シール材は当接部から
離れる。そのため、シール材とケースとの接触抵抗がな
くなり、ロータリダンパを回転させるのに必要な操作力
を軽減させることができる。また、ロータリダンパの底
面に開口部が形成されているため、ロータリダンパの底
面を、ケースに設けられた当接部に密着させることでロ
ータリダンパとケースとの間でシール性は確保される。
したがって、上記底面の全面にわたって開口部を形成す
ることができるので、ケース側に開口部を多数形成し
て、多数の空気流路の切替えを一度に行うことができる
とともに、各開口部に対するシール性を一度に確保する
ことができる。
【0009】また、請求項2では、請求項1と同様の作
用と効果が得られるとともに、ロータリダンパの複数の
底面が開口部を有することにより、開口部の開口面積を
大きく保ちつつ、より多くの通風方向を切替えることが
できる。また、シール材をロータリダンパの底面の、軸
方向に関して同じ側に設けることによって、ロータリダ
ンパを一方向に変位させることにより、複数の底面に形
成された開口部のシール材を当接部に密着させることが
できる。
用と効果が得られるとともに、ロータリダンパの複数の
底面が開口部を有することにより、開口部の開口面積を
大きく保ちつつ、より多くの通風方向を切替えることが
できる。また、シール材をロータリダンパの底面の、軸
方向に関して同じ側に設けることによって、ロータリダ
ンパを一方向に変位させることにより、複数の底面に形
成された開口部のシール材を当接部に密着させることが
できる。
【0010】さらに、請求項3では、段差部または突出
部のうち、回転軸に連結したものが、ロータリダンパの
回転に応じて、ケースに形成された他方に常に接しなが
ら移動することにより、回転軸に連結した段差部または
突出部のうちどちらか一方と、ケースとの相対的な位置
が変化することにより、ロータリダンパの回転に応じ
て、回転軸に連結された底面を、回転軸の軸方向に変位
させることができ、請求項1または2と同様の作用と効
果が得られる。また、凹部と凸部の数を変えることによ
り、ロータリダンパが回転する間に、ロータリダンパの
底面を軸方向に変位させる回数を変化させることができ
る。そのため、凹部と凸部の数を変えることで、切替え
る通風方向の数に応じて、底面を軸方向に変位させる回
数を変化させることができる。
部のうち、回転軸に連結したものが、ロータリダンパの
回転に応じて、ケースに形成された他方に常に接しなが
ら移動することにより、回転軸に連結した段差部または
突出部のうちどちらか一方と、ケースとの相対的な位置
が変化することにより、ロータリダンパの回転に応じ
て、回転軸に連結された底面を、回転軸の軸方向に変位
させることができ、請求項1または2と同様の作用と効
果が得られる。また、凹部と凸部の数を変えることによ
り、ロータリダンパが回転する間に、ロータリダンパの
底面を軸方向に変位させる回数を変化させることができ
る。そのため、凹部と凸部の数を変えることで、切替え
る通風方向の数に応じて、底面を軸方向に変位させる回
数を変化させることができる。
【0011】さらに、請求項4では、請求項3と同様の
作用と効果が得られるとともに、ロータリダンパの両側
の底面と対向するケースの部分に段差部をそれぞれ形成
することにより、2か所でケースに対するロータリダン
パの位置を固定することができ、ロータリダンパのがた
つきを防止することができる。
作用と効果が得られるとともに、ロータリダンパの両側
の底面と対向するケースの部分に段差部をそれぞれ形成
することにより、2か所でケースに対するロータリダン
パの位置を固定することができ、ロータリダンパのがた
つきを防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図11は、本発明を適用した車両用空調装置1を
示す断面図である。3は車両用空調装置1のケースであ
り、内部に空気通路を有しているとともに、送風機4、
エバポレータ5、ヒータコア6、ロータリダンパ7が設
置されている。図11において、ヒータコア6の左側に
はバイパス路20が形成される。8はバイパス路20を
通過する冷風量を調整し、車室内に吹き出す空気の温度
を調整するエアミックスダンパである。
する。図11は、本発明を適用した車両用空調装置1を
示す断面図である。3は車両用空調装置1のケースであ
り、内部に空気通路を有しているとともに、送風機4、
エバポレータ5、ヒータコア6、ロータリダンパ7が設
置されている。図11において、ヒータコア6の左側に
はバイパス路20が形成される。8はバイパス路20を
通過する冷風量を調整し、車室内に吹き出す空気の温度
を調整するエアミックスダンパである。
【0013】エアミックスダンパ8により温度を調整さ
れた空気を車室内の所定位置に向かって吹出すために、
デフロスタ(以下デフとする)吹出口9と、フェイス吹
出口10と、フット吹出口11とがケース3の下流側に
開設されている。これらの吹出口9、10、11から吹
き出す空気の量を、ロータリダンパ7により調整するこ
とにより、空調装置1は吹出モードを切り替えることが
できる。
れた空気を車室内の所定位置に向かって吹出すために、
デフロスタ(以下デフとする)吹出口9と、フェイス吹
出口10と、フット吹出口11とがケース3の下流側に
開設されている。これらの吹出口9、10、11から吹
き出す空気の量を、ロータリダンパ7により調整するこ
とにより、空調装置1は吹出モードを切り替えることが
できる。
【0014】ケース3の内部のヒータコア6およびバイ
パス路20の風下には、後述するロータリダンパ7が配
置され、このロータリダンパ7の底面である円板71、
72と対向するケース3の壁面の部分には、デフ吹出口
9、フェイス吹出口10、フット吹出口11にそれぞれ
連通した扇状の開口部12、13、14がそれぞれ開設
されている。詳述すると、ケース3の、図11において
左側となる壁面には、デフ吹出口9に連通した2つの開
口部12が所定角度離して形成されている。一方、ケー
ス3の、図11において右側となる壁面には、フェイス
吹出口10とフット吹出口11とに連通した開口部1
3、14がそれぞれ、所定角度離して2つずつ形成され
ている。ロータリダンパ7は、これらの開口部12、1
3、14を通過する風量を調整することにより、吹出口
9、10、11から吹き出す空気の量を調整し、吹出モ
ードを切り替える。
パス路20の風下には、後述するロータリダンパ7が配
置され、このロータリダンパ7の底面である円板71、
72と対向するケース3の壁面の部分には、デフ吹出口
9、フェイス吹出口10、フット吹出口11にそれぞれ
連通した扇状の開口部12、13、14がそれぞれ開設
されている。詳述すると、ケース3の、図11において
左側となる壁面には、デフ吹出口9に連通した2つの開
口部12が所定角度離して形成されている。一方、ケー
ス3の、図11において右側となる壁面には、フェイス
吹出口10とフット吹出口11とに連通した開口部1
3、14がそれぞれ、所定角度離して2つずつ形成され
ている。ロータリダンパ7は、これらの開口部12、1
3、14を通過する風量を調整することにより、吹出口
9、10、11から吹き出す空気の量を調整し、吹出モ
ードを切り替える。
【0015】図3(a)は、ロータリダンパ7の回転時
における、ケース3を開口部12側からみた一部透視図
であり、図4(a)はケース3を開口部13、14側か
らみた一部透視図である。なお、図3(a)、図4
(a)中の点線は、ケース3の内部に配置される、ロー
タリダンパ7の底面である円板71、72を示す。一
方、図3(a)中2点鎖線はケース3の内壁3aを示
す。また、図1の左側の部分は図3(a)のB−B線断
面図であり、図1の右側の部分は図4(a)のC−C線
断面図である。図5はロータリダンパ7のケース3への
組付け状態を示した斜視図である。
における、ケース3を開口部12側からみた一部透視図
であり、図4(a)はケース3を開口部13、14側か
らみた一部透視図である。なお、図3(a)、図4
(a)中の点線は、ケース3の内部に配置される、ロー
タリダンパ7の底面である円板71、72を示す。一
方、図3(a)中2点鎖線はケース3の内壁3aを示
す。また、図1の左側の部分は図3(a)のB−B線断
面図であり、図1の右側の部分は図4(a)のC−C線
断面図である。図5はロータリダンパ7のケース3への
組付け状態を示した斜視図である。
【0016】図5に示したように、ロータリダンパ7は
略円筒形であり、その底面となる2枚の円板71、72
と、その軸中心に形成された回転軸73と、板状のリブ
74とを備えている。回転軸73はケース3に支持され
ており、回転自在となっている。なお、回転軸73の両
端ともケース3の外側に突出しており、ケース3の外部
に配置されるレバー16、17と連結している。
略円筒形であり、その底面となる2枚の円板71、72
と、その軸中心に形成された回転軸73と、板状のリブ
74とを備えている。回転軸73はケース3に支持され
ており、回転自在となっている。なお、回転軸73の両
端ともケース3の外側に突出しており、ケース3の外部
に配置されるレバー16、17と連結している。
【0017】リブ74は円板71と72との間に設けら
れている。隣り合うリブ74は間隔をあけて配置されて
おり、ロータリダンパ7の円周面方向からの通風が可能
となっている。ただし、リブ74は、ロータリダンパ7
が回転する際に、内壁3aと干渉しない部分にのみ設け
られている。2枚の円板71、72には、空気通路と吹
出口9、10、11のうち任意の吹出口とを選択的に連
通させ、通風方向を切替える、扇状の複数の開口部71
a、72a、72bが形成されている。図3(a)に示
したように、円板71はデフ吹出口9と空気通路とを連
通させる開口部71aを2つ有している。この開口部7
1aは、前述したケース3に設けられた開口部12が形
成される角度と同じ角度だけ離して形成される。一方、
図4(a)に示したように、円板72は、フェイス吹出
口10と空気通路とを連通させる開口部72aを2つ
と、フット吹出口11と空気通路とを連通させる開口部
72bを2つを有している。開口部72aは、前述した
ケース3に設けられた開口部13が形成される角度と同
じ角度だけ離して形成される。開口部72bは、前述し
たケース3に設けられた開口部14が形成される角度と
同じ角度だけ離して形成される。
れている。隣り合うリブ74は間隔をあけて配置されて
おり、ロータリダンパ7の円周面方向からの通風が可能
となっている。ただし、リブ74は、ロータリダンパ7
が回転する際に、内壁3aと干渉しない部分にのみ設け
られている。2枚の円板71、72には、空気通路と吹
出口9、10、11のうち任意の吹出口とを選択的に連
通させ、通風方向を切替える、扇状の複数の開口部71
a、72a、72bが形成されている。図3(a)に示
したように、円板71はデフ吹出口9と空気通路とを連
通させる開口部71aを2つ有している。この開口部7
1aは、前述したケース3に設けられた開口部12が形
成される角度と同じ角度だけ離して形成される。一方、
図4(a)に示したように、円板72は、フェイス吹出
口10と空気通路とを連通させる開口部72aを2つ
と、フット吹出口11と空気通路とを連通させる開口部
72bを2つを有している。開口部72aは、前述した
ケース3に設けられた開口部13が形成される角度と同
じ角度だけ離して形成される。開口部72bは、前述し
たケース3に設けられた開口部14が形成される角度と
同じ角度だけ離して形成される。
【0018】図12、図13、図14、図15、図16
に示すように、ロータリダンパ7が回転し、ケース3の
開口部12、13、14とロータリダンパ7の開口部7
1a、72a、72bとの重なる面積が変化することに
より、フェイスモード、バイレベルモード、フットモー
ド、フットデフモード、デフモードの、5種類に通風路
を切替えることができる。
に示すように、ロータリダンパ7が回転し、ケース3の
開口部12、13、14とロータリダンパ7の開口部7
1a、72a、72bとの重なる面積が変化することに
より、フェイスモード、バイレベルモード、フットモー
ド、フットデフモード、デフモードの、5種類に通風路
を切替えることができる。
【0019】図12はフェイスモード時の状態を示す図
であり、開口部13と開口部72aとのみが重なってお
り、フェイス吹出口10から空気が吹出される。図13
はバイレベル時の状態を示す図であり、開口部13の一
部と開口部72aの一部、開口部14の一部と開口部7
2bの一部が重なっており、フェイス吹出口10および
フット吹出口11から空気が吹出される。図14はフッ
トモード時の状態を示す図であり、開口部14と開口部
72bとのみが重なっており、フット吹出口11から空
気が吹出される。図15はフットデフモード時の状態を
示す図であり、開口部12の一部と開口部71aの一
部、開口部14の一部と開口部72bの一部が重なって
おり、デフ吹出口9およびフット吹出口11から空気が
吹出される。図16はデフモード時の状態を示す図であ
り、開口部12と開口部71aとのみが重なっており、
デフ吹出口9から空気が吹出される。
であり、開口部13と開口部72aとのみが重なってお
り、フェイス吹出口10から空気が吹出される。図13
はバイレベル時の状態を示す図であり、開口部13の一
部と開口部72aの一部、開口部14の一部と開口部7
2bの一部が重なっており、フェイス吹出口10および
フット吹出口11から空気が吹出される。図14はフッ
トモード時の状態を示す図であり、開口部14と開口部
72bとのみが重なっており、フット吹出口11から空
気が吹出される。図15はフットデフモード時の状態を
示す図であり、開口部12の一部と開口部71aの一
部、開口部14の一部と開口部72bの一部が重なって
おり、デフ吹出口9およびフット吹出口11から空気が
吹出される。図16はデフモード時の状態を示す図であ
り、開口部12と開口部71aとのみが重なっており、
デフ吹出口9から空気が吹出される。
【0020】図6に示したように、ロータリダンパ7の
開口部71a、72a、72bの周囲には、フォームや
ゴムなどの弾性部材からなるシール材15が設けられ
る。また、円板71、72の開口部71a、72a、7
2bが形成されない部分にも、円板71、72の中心か
ら開口部71a、72a、72bの外周側の縁と同じ長
さだけ離れた部分と、円板71、72の中心から開口部
71a、72a、72bの内周側の縁と同じ長さだけ離
れた部分とにそれぞれシール材15が設けられており、
シール材15は円板71、72の外周側と内周側に連続
的に設けられている。
開口部71a、72a、72bの周囲には、フォームや
ゴムなどの弾性部材からなるシール材15が設けられ
る。また、円板71、72の開口部71a、72a、7
2bが形成されない部分にも、円板71、72の中心か
ら開口部71a、72a、72bの外周側の縁と同じ長
さだけ離れた部分と、円板71、72の中心から開口部
71a、72a、72bの内周側の縁と同じ長さだけ離
れた部分とにそれぞれシール材15が設けられており、
シール材15は円板71、72の外周側と内周側に連続
的に設けられている。
【0021】ただし、円板71、72とも、ロータリダ
ンパ7の円周方向から見た際に、同じ側となる面(図1
において右側となる面)、つまり回転軸73の軸方向に
関して同じ側となる面にそれぞれシール材15は設けら
れる。ところで、デフ吹出口9が形成される側の、ケー
ス3の壁面の内側には、開口部12と重なる位置に開口
部12aを有する内壁3aが形成される。なお、内壁3
aはロータリダンパ7の回転により開口部72aが移動
する範囲に設けられている。
ンパ7の円周方向から見た際に、同じ側となる面(図1
において右側となる面)、つまり回転軸73の軸方向に
関して同じ側となる面にそれぞれシール材15は設けら
れる。ところで、デフ吹出口9が形成される側の、ケー
ス3の壁面の内側には、開口部12と重なる位置に開口
部12aを有する内壁3aが形成される。なお、内壁3
aはロータリダンパ7の回転により開口部72aが移動
する範囲に設けられている。
【0022】図5に示したように、ロータリダンパ7は
ケース3の内部に配置されるが、この際、円板71がケ
ース3の開口部12と、円板72がケース3の開口部1
3、14と、それぞれ対向するように配置される。ただ
し、ロータリダンパ7の円板71は、ケース3の、開口
部12が形成された壁面と内壁3aとの間に配置されて
いる。なお、内壁3aは開口部12と重なる位置に開口
部12aを有しているので通風を妨げない。
ケース3の内部に配置されるが、この際、円板71がケ
ース3の開口部12と、円板72がケース3の開口部1
3、14と、それぞれ対向するように配置される。ただ
し、ロータリダンパ7の円板71は、ケース3の、開口
部12が形成された壁面と内壁3aとの間に配置されて
いる。なお、内壁3aは開口部12と重なる位置に開口
部12aを有しているので通風を妨げない。
【0023】したがって、円板71に設けられたシール
材15は内壁3aと対面しており、ロータリダンパ7が
軸方向に移動するとシール材15は内壁3aに密接す
る。そのため、内壁3aはシール材15が密接する当接
部となっている。一方、円板72に設けられたシール材
15は、ケース3の壁面と対面しており、ロータリダン
パ7が移動するとシール材15はケース3の壁面に密接
する。そのため、ケース3はシール材15が密接する当
接部となっている。
材15は内壁3aと対面しており、ロータリダンパ7が
軸方向に移動するとシール材15は内壁3aに密接す
る。そのため、内壁3aはシール材15が密接する当接
部となっている。一方、円板72に設けられたシール材
15は、ケース3の壁面と対面しており、ロータリダン
パ7が移動するとシール材15はケース3の壁面に密接
する。そのため、ケース3はシール材15が密接する当
接部となっている。
【0024】図1に示したように、回転軸73の両端、
つまりケース3の外側にある部分には、レバー16、1
7が配置される。図3(a)、図4(a)に示したよう
に、開口部12側にはレバー16が、開口部13、14
側にはレバー17がそれぞれ配置される。なお、レバー
16、17は回転軸73と連結しており、回転軸73が
回転すると、レバー16、17も回転する。
つまりケース3の外側にある部分には、レバー16、1
7が配置される。図3(a)、図4(a)に示したよう
に、開口部12側にはレバー16が、開口部13、14
側にはレバー17がそれぞれ配置される。なお、レバー
16、17は回転軸73と連結しており、回転軸73が
回転すると、レバー16、17も回転する。
【0025】レバー16、レバー17とも、取り付けら
れた際にケース3と対向する面に、回転軸73の軸方向
に突出した突出部16a、17aを有している。ただ
し、レバー16は回転軸73と連結した部分から所定長
さ離れた位置に1つの突出部16aが形成される。一
方、レバー17は円板状の形状であり、その周縁部に2
つの突出部17aが形成される。なお、レバー16はコ
ントロールケーブルまたはサーボモータ等の駆動手段
(図示しない)により駆動される。
れた際にケース3と対向する面に、回転軸73の軸方向
に突出した突出部16a、17aを有している。ただ
し、レバー16は回転軸73と連結した部分から所定長
さ離れた位置に1つの突出部16aが形成される。一
方、レバー17は円板状の形状であり、その周縁部に2
つの突出部17aが形成される。なお、レバー16はコ
ントロールケーブルまたはサーボモータ等の駆動手段
(図示しない)により駆動される。
【0026】図3(b)は図3(a)のD−D線断面図
であり、図4(b)はレバー17と段差部19の展開図
である。図3(b)、図4(b)に示したように、ケー
ス3の外側には段差部18、19が形成される。段差部
18、19は、ケース3の外側の面の、レバー16、1
7の突出部16a、17aが移動する範囲にそれぞれ形
成される。なお、突出部16aは回転軸73より離れた
位置となるが、一方、開口部13、14のレイアウトの
都合上、レバー17の突出部17aは回転軸73の近く
の位置となる。そのために、突出部17aが移動する範
囲は突出部16aが移動する範囲よりも小さくなるの
で、ケース3に形成される段差部19は段差部18にく
らべて勾配が急な段差が形成される。
であり、図4(b)はレバー17と段差部19の展開図
である。図3(b)、図4(b)に示したように、ケー
ス3の外側には段差部18、19が形成される。段差部
18、19は、ケース3の外側の面の、レバー16、1
7の突出部16a、17aが移動する範囲にそれぞれ形
成される。なお、突出部16aは回転軸73より離れた
位置となるが、一方、開口部13、14のレイアウトの
都合上、レバー17の突出部17aは回転軸73の近く
の位置となる。そのために、突出部17aが移動する範
囲は突出部16aが移動する範囲よりも小さくなるの
で、ケース3に形成される段差部19は段差部18にく
らべて勾配が急な段差が形成される。
【0027】図12ないし図16に示すように、ロータ
リダンパ7が回転することにより、ケース3の開口部1
2、13、14とロータリダンパ7の開口部71a、7
2a、72bとが重なる面積は変化し、5種類の通風方
向を切替えることができる。5種類の通風方向を切替え
るために、段差部18は凹部18bを5つ有する。一
方、段差部19は凸部19aを5つを有する。
リダンパ7が回転することにより、ケース3の開口部1
2、13、14とロータリダンパ7の開口部71a、7
2a、72bとが重なる面積は変化し、5種類の通風方
向を切替えることができる。5種類の通風方向を切替え
るために、段差部18は凹部18bを5つ有する。一
方、段差部19は凸部19aを5つを有する。
【0028】レバー16、17は、回転軸73の回転に
応じて回転し、それにともなって、レバー16、17の
突出部16a、17aは、常に、この段差部18、19
に接しながら移動するようになっており、レバー16、
17の突出部16a、17aと段差部18、19とでカ
ム機構をなしている。次に本実施例の作動について述べ
る。
応じて回転し、それにともなって、レバー16、17の
突出部16a、17aは、常に、この段差部18、19
に接しながら移動するようになっており、レバー16、
17の突出部16a、17aと段差部18、19とでカ
ム機構をなしている。次に本実施例の作動について述べ
る。
【0029】図1は回転軸73の回転時におけるロータ
リダンパ7の状態を示す図であり、図7は回転軸73の
停止時におけるロータリダンパ7の状態を示す図であ
る。図2は図1のA部を拡大した図であり、図8は図7
のE部を拡大した図である。空調装置1の吹出モードを
切替えるために駆動手段が駆動すると、これに連結した
レバー16は、突出部16aが回転軸73を中心とした
円弧を描くように回転する。これにともなって、レバー
16と連結した回転軸73が回転し、その結果、ロータ
リダンパ7が回転軸73を中心に回転する。ロータリダ
ンパ7が回転することにより、ロータリダンパ7の開口
部71a、72a、72bとケース3の開口部12、1
3、14との重なる面積が変化し、各吹出口を通過する
風量は調整され、通風路が切替えられる。なお、前述し
たように、回転軸73の回転とともに、回転軸73に連
結したレバー16、レバー17も回転し、それぞれの突
出部16a、17aはケース3に形成された段差部1
8、19に沿ってそれぞれ回転するので、ロータリダン
パ7はその回転位置に応じて軸方向に移動することにな
る。
リダンパ7の状態を示す図であり、図7は回転軸73の
停止時におけるロータリダンパ7の状態を示す図であ
る。図2は図1のA部を拡大した図であり、図8は図7
のE部を拡大した図である。空調装置1の吹出モードを
切替えるために駆動手段が駆動すると、これに連結した
レバー16は、突出部16aが回転軸73を中心とした
円弧を描くように回転する。これにともなって、レバー
16と連結した回転軸73が回転し、その結果、ロータ
リダンパ7が回転軸73を中心に回転する。ロータリダ
ンパ7が回転することにより、ロータリダンパ7の開口
部71a、72a、72bとケース3の開口部12、1
3、14との重なる面積が変化し、各吹出口を通過する
風量は調整され、通風路が切替えられる。なお、前述し
たように、回転軸73の回転とともに、回転軸73に連
結したレバー16、レバー17も回転し、それぞれの突
出部16a、17aはケース3に形成された段差部1
8、19に沿ってそれぞれ回転するので、ロータリダン
パ7はその回転位置に応じて軸方向に移動することにな
る。
【0030】回転軸73の回転時には、図3(b)に示
すように、レバー16の突出部16aは、ケース3に形
成された段差部18の凸部18aと接している。一方、
図4(b)に示すように、レバー17の突出部17a
は、ケース3に形成された段差部19の凹部19bと接
している。この際、突出部16aと段差部18、および
突出部17aと段差部19によりそれぞれなされるカム
機構により、ロータリダンパ7はレバー16側(図1中
左側)へと移動する。つまり、ロータリダンパ7は、円
板71、72のシール材15が設けられていない側へ変
位する。そのため、図2に示したように、シール材15
はケース3から離れ、シール材15とケース3との間に
はクリアランスができる。したがって、ケース3とシー
ル面との接触による摺動抵抗がなくなるため、ロータリ
ダンパ7の回転に必要な操作力は軽減される。
すように、レバー16の突出部16aは、ケース3に形
成された段差部18の凸部18aと接している。一方、
図4(b)に示すように、レバー17の突出部17a
は、ケース3に形成された段差部19の凹部19bと接
している。この際、突出部16aと段差部18、および
突出部17aと段差部19によりそれぞれなされるカム
機構により、ロータリダンパ7はレバー16側(図1中
左側)へと移動する。つまり、ロータリダンパ7は、円
板71、72のシール材15が設けられていない側へ変
位する。そのため、図2に示したように、シール材15
はケース3から離れ、シール材15とケース3との間に
はクリアランスができる。したがって、ケース3とシー
ル面との接触による摺動抵抗がなくなるため、ロータリ
ダンパ7の回転に必要な操作力は軽減される。
【0031】一方、回転軸73の停止時には、図9
(b)に示すように、レバー16の突出部16aは、ケ
ース3に形成された段差部18の凹部18bと接してい
る。一方、図10(b)に示すように、レバー17の突
出部17aは、ケース3に形成された段差部19の凸部
19aと接している。この際、突出部16aと段差部1
8、および突出部17aと段差部19によりそれぞれな
されるカム機構により、ロータリダンパ7は回転軸73
の軸方向に沿って、円板71、72にシール材15が設
けられている向きに、つまりレバー17側(図7中右
側)へと移動する。そのため、図8に示すように、シー
ル材15はケース3と密接する。シール材15はケース
3の壁面と接触し、圧縮されるため、ケース3とロータ
リダンパ7との間にできる隙間をシールすることがで
き、シール性を確保することができる。
(b)に示すように、レバー16の突出部16aは、ケ
ース3に形成された段差部18の凹部18bと接してい
る。一方、図10(b)に示すように、レバー17の突
出部17aは、ケース3に形成された段差部19の凸部
19aと接している。この際、突出部16aと段差部1
8、および突出部17aと段差部19によりそれぞれな
されるカム機構により、ロータリダンパ7は回転軸73
の軸方向に沿って、円板71、72にシール材15が設
けられている向きに、つまりレバー17側(図7中右
側)へと移動する。そのため、図8に示すように、シー
ル材15はケース3と密接する。シール材15はケース
3の壁面と接触し、圧縮されるため、ケース3とロータ
リダンパ7との間にできる隙間をシールすることがで
き、シール性を確保することができる。
【0032】また、空気通路からの通風方向を切り替え
るための開口部71a、72a、72bをロータリダン
パ7の円筒部ではなく、円板面である円板71、72に
設けることによって、円筒部に開口部を設ける場合より
も多くの方向に通風方向を切り替えることが可能であ
る。また、ロータリダンパ7の両側の円板71、72に
開口部71a、72a、72bを設けることにより、開
口部71a、72a、72bの開口面積を大きく保ちつ
つ、より多くの通風方向を切り替えることができる。
るための開口部71a、72a、72bをロータリダン
パ7の円筒部ではなく、円板面である円板71、72に
設けることによって、円筒部に開口部を設ける場合より
も多くの方向に通風方向を切り替えることが可能であ
る。また、ロータリダンパ7の両側の円板71、72に
開口部71a、72a、72bを設けることにより、開
口部71a、72a、72bの開口面積を大きく保ちつ
つ、より多くの通風方向を切り替えることができる。
【0033】以上に述べたように、円板面に通風のため
の開口部を設けたロータリダンパ7を有する空調装置1
において、ロータリダンパ7の作動状態に応じて、ロー
タリダンパ7の円板面を回転軸73の軸方向に変位させ
ることにより、ロータリダンパ7のシール性を確保しつ
つ、操作力を軽減させた空調装置とすることができる。
の開口部を設けたロータリダンパ7を有する空調装置1
において、ロータリダンパ7の作動状態に応じて、ロー
タリダンパ7の円板面を回転軸73の軸方向に変位させ
ることにより、ロータリダンパ7のシール性を確保しつ
つ、操作力を軽減させた空調装置とすることができる。
【0034】また、回転軸73の軸方向に関して、同じ
側となる円板71、72の面(図1において右側となる
面)にそれぞれシール材15が設けられているため、ロ
ータリダンパ7を一方向に変位させることにより、円板
71、72に設けられたシール材15をそれぞれケース
3の内部の壁面に密接させることができる。また、段差
部18、19と突出部16a、17aとから構成される
カム機構によりロータリダンパ7を変位させるため、段
差部18、19の凸部と凹部の数を変えることにより、
ロータリダンパ7が回転する間に、ロータリダンパ7が
軸方向に変位する回数は変化する。段差部18、19の
凸部と凹部の数を変えることにより、切替える通風方向
の数に応じて、底面を軸方向に変位させる回数を変化さ
せることができる。
側となる円板71、72の面(図1において右側となる
面)にそれぞれシール材15が設けられているため、ロ
ータリダンパ7を一方向に変位させることにより、円板
71、72に設けられたシール材15をそれぞれケース
3の内部の壁面に密接させることができる。また、段差
部18、19と突出部16a、17aとから構成される
カム機構によりロータリダンパ7を変位させるため、段
差部18、19の凸部と凹部の数を変えることにより、
ロータリダンパ7が回転する間に、ロータリダンパ7が
軸方向に変位する回数は変化する。段差部18、19の
凸部と凹部の数を変えることにより、切替える通風方向
の数に応じて、底面を軸方向に変位させる回数を変化さ
せることができる。
【0035】ところで、ロータリダンパ7のどちらか一
方の円板と対向する、ケース3の部分に段差部を形成す
ることにより、ロータリダンパ7の作動状態に応じてロ
ータリダンパ7を軸方向に移動させることは可能であ
る。しかし、ロータリダンパ7の両側の円板71、72
と対向するケース3の部分に、一方の突出部が対向する
段差部の凹部と接する際に、他方の突出部が対向する段
差部の凸部と接するように形成することにより、凹部と
接するほうの突出部が、対向する段差部の凸部方向へ移
動してしまうことを防止することができる。例えば、ロ
ータリダンパ7の回転時には突出部16が段差部18の
凸部18aと接しているので、ロータリダンパ7が、円
板71、72にシール材15が設けられている向きに移
動することを防止できる。一方、ロータリダンパ7の停
止時には突出部17が段差部19の凸部19aと接して
いるので、ロータリダンパ7が、円板71、72のシー
ル材15が当接部から離れる向きに移動することを防止
できる。このように、ロータリダンパ7の両側の円板7
1、72と対向するケース3の部分に、それぞれ段差部
18、19を形成することにより、回転時および停止時
において、ケース3に対する円板71、72の位置をし
っかり固定することができ、ロータリダンパ7のがたつ
きを防止することができる。
方の円板と対向する、ケース3の部分に段差部を形成す
ることにより、ロータリダンパ7の作動状態に応じてロ
ータリダンパ7を軸方向に移動させることは可能であ
る。しかし、ロータリダンパ7の両側の円板71、72
と対向するケース3の部分に、一方の突出部が対向する
段差部の凹部と接する際に、他方の突出部が対向する段
差部の凸部と接するように形成することにより、凹部と
接するほうの突出部が、対向する段差部の凸部方向へ移
動してしまうことを防止することができる。例えば、ロ
ータリダンパ7の回転時には突出部16が段差部18の
凸部18aと接しているので、ロータリダンパ7が、円
板71、72にシール材15が設けられている向きに移
動することを防止できる。一方、ロータリダンパ7の停
止時には突出部17が段差部19の凸部19aと接して
いるので、ロータリダンパ7が、円板71、72のシー
ル材15が当接部から離れる向きに移動することを防止
できる。このように、ロータリダンパ7の両側の円板7
1、72と対向するケース3の部分に、それぞれ段差部
18、19を形成することにより、回転時および停止時
において、ケース3に対する円板71、72の位置をし
っかり固定することができ、ロータリダンパ7のがたつ
きを防止することができる。
【0036】また、以上の実施例では、段差部をケース
の外側に形成し、突出部を有するレバーをケースの外側
に配置したが、段差部をケースの内側に形成し、突出部
をこの段差部に対向するロータリダンパの円板面に設け
たり、突出部をケースの内側に形成し、段差部をこの段
差部に対向するロータリダンパの円板面に設けても、以
上の実施例と同様の効果が得られる。
の外側に形成し、突出部を有するレバーをケースの外側
に配置したが、段差部をケースの内側に形成し、突出部
をこの段差部に対向するロータリダンパの円板面に設け
たり、突出部をケースの内側に形成し、段差部をこの段
差部に対向するロータリダンパの円板面に設けても、以
上の実施例と同様の効果が得られる。
【図1】本実施例の作動説明に供与する図であり、ロー
タリダンパ7の回転時における、ケース3の、ロータリ
ダンパ7が配置される部分の、円板71、72の円板面
に垂直な面での断面図であり、その左側の部分は図3
(a)のB−B線での断面図であり、その右側の部分は
図4(a)のC−C線での断面図である。
タリダンパ7の回転時における、ケース3の、ロータリ
ダンパ7が配置される部分の、円板71、72の円板面
に垂直な面での断面図であり、その左側の部分は図3
(a)のB−B線での断面図であり、その右側の部分は
図4(a)のC−C線での断面図である。
【図2】図1のA部を拡大した図である。
【図3】図3(a)は、ケース3の、ロータリダンパ7
が配置される部分の開口部12側からみた一部透視図で
あり、図3(b)は、図3(a)のD−D線での断面図
である。
が配置される部分の開口部12側からみた一部透視図で
あり、図3(b)は、図3(a)のD−D線での断面図
である。
【図4】図4(a)は、ケース3の、ロータリダンパ7
が配置される部分の開口部13、14側からみた一部透
視図であり、図4(b)は、レバー17および段差部1
9の展開図である。
が配置される部分の開口部13、14側からみた一部透
視図であり、図4(b)は、レバー17および段差部1
9の展開図である。
【図5】ロータリダンパ7の、ケース3への組付けの状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図6】ロータリダンパ7の円板72a側へのシール材
15の組付けの状態を示す斜視図である。
15の組付けの状態を示す斜視図である。
【図7】本実施例の作動説明に供与する図であり、ロー
タリダンパ7の停止時における、ケース3の、ロータリ
ダンパ7が配置される部分の、円板71、72の円板面
に垂直な面での断面図であり、その左側の部分は図9
(a)のF−F線での断面図であり、その右側の部分は
図10(a)のG−G線での断面図である。
タリダンパ7の停止時における、ケース3の、ロータリ
ダンパ7が配置される部分の、円板71、72の円板面
に垂直な面での断面図であり、その左側の部分は図9
(a)のF−F線での断面図であり、その右側の部分は
図10(a)のG−G線での断面図である。
【図8】図7のE部を拡大した図である。
【図9】図9(a)は、ケース3の、ロータリダンパ7
が配置される部分の開口部12側からみた一部透視図で
あり、図9(b)は、図9(a)のH−H線での断面図
である。
が配置される部分の開口部12側からみた一部透視図で
あり、図9(b)は、図9(a)のH−H線での断面図
である。
【図10】図10(a)は、ケース3の、ロータリダン
パ7が配置される部分の開口部13、14側からみた一
部透視図であり、図10(b)は、レバー17および段
差部19の展開図である。
パ7が配置される部分の開口部13、14側からみた一
部透視図であり、図10(b)は、レバー17および段
差部19の展開図である。
【図11】本発明を適用した車両用空調装置1を示す断
面図である。
面図である。
【図12】図12は、フェイスモード時における、ケー
ス3の開口部12、13、14と、ロータリダンパ7の
開口部71a、72a、72bの状態を示す図であり、
図12(a)はケース3の開口部12側からみた一部透
視図であり、図12(b)はケース3の開口部13、1
4側からみた一部透視図である。
ス3の開口部12、13、14と、ロータリダンパ7の
開口部71a、72a、72bの状態を示す図であり、
図12(a)はケース3の開口部12側からみた一部透
視図であり、図12(b)はケース3の開口部13、1
4側からみた一部透視図である。
【図13】図13は、バイレベルモード時における、ケ
ース3の開口部12、13、14と、ロータリダンパ7
の開口部71a、72a、72bの状態を示す図であ
り、図13(a)はケース3の開口部12側からみた一
部透視図であり、図13(b)はケース3の開口部1
3、14側からみた一部透視図である。
ース3の開口部12、13、14と、ロータリダンパ7
の開口部71a、72a、72bの状態を示す図であ
り、図13(a)はケース3の開口部12側からみた一
部透視図であり、図13(b)はケース3の開口部1
3、14側からみた一部透視図である。
【図14】図14は、フットモードモード時における、
ケース3の開口部12、13、14と、ロータリダンパ
7の開口部71a、72a、72bの状態を示す図であ
り、図14(a)はケース3の開口部12側からみた一
部透視図であり、図14(b)はケース3の開口部1
3、14側からみた一部透視図である。
ケース3の開口部12、13、14と、ロータリダンパ
7の開口部71a、72a、72bの状態を示す図であ
り、図14(a)はケース3の開口部12側からみた一
部透視図であり、図14(b)はケース3の開口部1
3、14側からみた一部透視図である。
【図15】図15は、フットデフモード時における、ケ
ース3の開口部12、13、14と、ロータリダンパ7
の開口部71a、72a、72bの状態を示す図であ
り、図15(a)はケース3の開口部12側からみた一
部透視図であり、図15(b)はケース3の開口部1
3、14側からみた一部透視図である。
ース3の開口部12、13、14と、ロータリダンパ7
の開口部71a、72a、72bの状態を示す図であ
り、図15(a)はケース3の開口部12側からみた一
部透視図であり、図15(b)はケース3の開口部1
3、14側からみた一部透視図である。
【図16】図16は、デフモード時における、ケース3
の開口部12、13、14と、ロータリダンパ7の開口
部71a、72a、72bの状態を示す図であり、図1
6(a)はケース3の開口部12側からみた一部透視図
であり、図16(b)はケース3の開口部13、14側
からみた一部透視図である。
の開口部12、13、14と、ロータリダンパ7の開口
部71a、72a、72bの状態を示す図であり、図1
6(a)はケース3の開口部12側からみた一部透視図
であり、図16(b)はケース3の開口部13、14側
からみた一部透視図である。
1 空調装置 3 ケース 7 ロータリダンパ 12 開口部 12a 開口部 13 開口部 14 開口部 15 シール材 16a 突出部 17a 突出部 18 段差部 18a 凸部 18b 凹部 19 段差部 19a 凸部 19b 凹部 71 底面である円板 71a 開口部 72 底面である円板 72a 開口部 72b 開口部 73 回転軸
Claims (4)
- 【請求項1】 内部に空気通路を有するケースと、 このケースの内部に配置され、略円筒形で、少なくとも
一方の底面に開口部を有するロータリダンパと、 このロータリダンパに、その軸方向に平行に設けられ、
前記ロータリダンパと連結し、前記ケースに回転自在に
支持される回転軸と、 この回転軸を回転する駆動手段とを有し、 前記ロータリダンパの開口部を有する底面と対向する開
口部を前記ケースに形成し、 前記回転軸を回転させることにより前記ロータリダンパ
を回転させ、前記ロータリダンパの開口部と前記ケース
の開口部とが重なる面積を変化させることにより、通風
量を調整し、前記空気通路内の通風方向を切替える空調
装置において、 前記底面の開口部の周囲であって前記底面の少なくとも
一方の側の面に設けられるシール材と、 前記ケースの、前記シール材と対向する部位に設けられ
た当接部と、 前記ロータリダンパの停止時には、前記当接部に前記シ
ール材が密接する位置まで、前記底面を前記ロータリダ
ンパの軸方向に前記シール材が設けられた向きへ変位さ
せ、 前記ロータリダンパの回転時には、前記底面を、前記シ
ール材が前記当接部に密接する位置から、前記停止時に
おいて前記底面を変位させる方向とは逆の向きへ変位さ
せるように、 前記ロータリダンパの作動状態に応じて、前記底面を前
記ロータリダンパの軸方向に変位させる変位手段とを有
することを特徴とする空調装置。 - 【請求項2】 前記ロータリダンパの複数の前記底面が
前記開口部を有しており、前記シール材が前記底面の、
軸方向に関して同じ側に設けられていることを特徴とす
る請求項1記載の空調装置。 - 【請求項3】 前記変位手段が、少なくとも1つの凹部
または凸部を有し、段差が形成される段差部と、該段差
部に対向して配置され、常に前記段差部に接する突出部
とを有し、 前記変位手段のうち、前記突出部または前記段差部のど
ちらか一方が前記ケースに形成され、他方は前記回転軸
に連結して設けられており、前記回転軸に連結して設け
られた前記段差部または前記突出部のどちらか一方が前
記ロータリダンパの回転に応じて前記ケースに形成され
た前記突出部または前記段差部に常に接しながら移動す
ることにより、前記ケースと、前記回転軸に連結した前
記段差部または前記突出部のどちらか一方との相対的な
位置が変化することを特徴とする請求項1または2記載
の空調装置。 - 【請求項4】 前記ロータリダンパの両側の前記底面と
対向する前記ケースの部分にそれぞれ前記段差部を形成
することを特徴とする請求項3記載の空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12488595A JPH08318726A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12488595A JPH08318726A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08318726A true JPH08318726A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14896510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12488595A Withdrawn JPH08318726A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08318726A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002362131A (ja) * | 2001-06-01 | 2002-12-18 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 車両用空調装置 |
JP2008013016A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Denso Corp | 空調装置 |
EP3351410A1 (en) * | 2017-01-20 | 2018-07-25 | Thermo King Corporation | Air flow distribution device |
US10457112B2 (en) | 2017-06-19 | 2019-10-29 | Thermo King Corporation | Configurable evaporator unit air outlets for a secondary HVAC system |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP12488595A patent/JPH08318726A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002362131A (ja) * | 2001-06-01 | 2002-12-18 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 車両用空調装置 |
JP2008013016A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Denso Corp | 空調装置 |
EP3351410A1 (en) * | 2017-01-20 | 2018-07-25 | Thermo King Corporation | Air flow distribution device |
US20180208013A1 (en) * | 2017-01-20 | 2018-07-26 | Thermo King Corporation | Air flow distribution device |
US10457112B2 (en) | 2017-06-19 | 2019-10-29 | Thermo King Corporation | Configurable evaporator unit air outlets for a secondary HVAC system |
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Date | Code | Title | Description |
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