JPH08318639A - 発光素子アセンブリ及びその製造方法 - Google Patents
発光素子アセンブリ及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH08318639A JPH08318639A JP15269195A JP15269195A JPH08318639A JP H08318639 A JPH08318639 A JP H08318639A JP 15269195 A JP15269195 A JP 15269195A JP 15269195 A JP15269195 A JP 15269195A JP H08318639 A JPH08318639 A JP H08318639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- emitting element
- element array
- substrates
- array
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発光素子アレイと駆動用ドライバICとを良
好にワイヤボンディングする。 【構成】 発光素子アセンブリAは、発光素子アレイ1
を連設する発光素子搭載基板(絶縁基板)3の連結側の
電源供給路(導体)aの各端部3aにまたがるように配
設する。
好にワイヤボンディングする。 【構成】 発光素子アセンブリAは、発光素子アレイ1
を連設する発光素子搭載基板(絶縁基板)3の連結側の
電源供給路(導体)aの各端部3aにまたがるように配
設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光素子アセンブリに
関し、特に複数の絶縁基板が連設され、この絶縁基板に
搭載される発光素子アレイの実装構造及びその製造方法
に関するものである。
関し、特に複数の絶縁基板が連設され、この絶縁基板に
搭載される発光素子アレイの実装構造及びその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の発光素子アセンブリは、特公平3
−42188号公報に開示されるようなものがある。こ
れは、所定の配線パターンが施され、共通電極(導体)
上に複数の発光素子(LED)から形成される発光素子
アレイ及び前記発光素子アレイを駆動させるための駆動
ドライバIC等を搭載した発光素子搭載基板(絶縁基
板)を複数用意し、前記発光素子アレイが前記発光素子
搭載基板の整列方向に対し一直線状に並ぶように前記発
光素子搭載基板を連設させて、所定の発光領域を有した
発光素子アセンブリを得るものである。このような発光
素子アセンブリを例えばA4サイズのプリンタヘッドと
して用いる場合、複数の発光素子の直線配列を考慮し、
前記発光素子アレイの直線実装精度を向上させなければ
ならず(印字品質を向上させるため)、そのため予めA
4サイズ(以下、サイズは発光素子の主走査方向のサイ
ズを言う)の前記発光素子搭載基板を使用すると、前記
発光素子搭載基板のねじれや発光素子の発熱による変形
等が生じて複数個配列させる発光素子アレイの実装精度
(直線配列性)に支障をきたすため(前記発光素子アレ
イを前記発光素子搭載基板の配列方向に対し±15μm
程度の実装精度で配設しなければならない)、複数の短
い発光素子搭載基板を連設して所定サイズを得るもので
ある。従って、複数用意された前記発光素子搭載基板を
連設する場合、発光素子アレイが微小なため前記発光素
子搭載基板の端面同志を突合せて前記発光素子アレイの
位置を合わせることでは、前記発光素子アレイの直線性
を出すことが困難であり、更には、より精細な印字を得
るためには発光点(発光素子)の間隔を数十ミクロン単
位の微細レイアウトが必要とされるため、連設する基板
端面に配設される発光素子アレイの最外端の発光素子
(発光点)を連設して搭載される発光素子アレイの発光
素子と同様の間隔となるように近接させることが困難で
あった。そのため、前記発光素子搭載基板の連結側に前
記発光素子アレイが基板端面に対し突出するように搭載
し、この突出した発光素子アレイの端部同志を突合せて
前記発光素子アレイが直線状に並ぶように前記発光素子
搭載基板を位置決めし、前記発光素子搭載基板を連結部
材で固定することで、複数の発光素子アレイが直線状に
並び均一間隔の発光点となる所定サイズの発光素子アセ
ンブリを得るものであった。
−42188号公報に開示されるようなものがある。こ
れは、所定の配線パターンが施され、共通電極(導体)
上に複数の発光素子(LED)から形成される発光素子
アレイ及び前記発光素子アレイを駆動させるための駆動
ドライバIC等を搭載した発光素子搭載基板(絶縁基
板)を複数用意し、前記発光素子アレイが前記発光素子
搭載基板の整列方向に対し一直線状に並ぶように前記発
光素子搭載基板を連設させて、所定の発光領域を有した
発光素子アセンブリを得るものである。このような発光
素子アセンブリを例えばA4サイズのプリンタヘッドと
して用いる場合、複数の発光素子の直線配列を考慮し、
前記発光素子アレイの直線実装精度を向上させなければ
ならず(印字品質を向上させるため)、そのため予めA
4サイズ(以下、サイズは発光素子の主走査方向のサイ
ズを言う)の前記発光素子搭載基板を使用すると、前記
発光素子搭載基板のねじれや発光素子の発熱による変形
等が生じて複数個配列させる発光素子アレイの実装精度
(直線配列性)に支障をきたすため(前記発光素子アレ
イを前記発光素子搭載基板の配列方向に対し±15μm
程度の実装精度で配設しなければならない)、複数の短
い発光素子搭載基板を連設して所定サイズを得るもので
ある。従って、複数用意された前記発光素子搭載基板を
連設する場合、発光素子アレイが微小なため前記発光素
子搭載基板の端面同志を突合せて前記発光素子アレイの
位置を合わせることでは、前記発光素子アレイの直線性
を出すことが困難であり、更には、より精細な印字を得
るためには発光点(発光素子)の間隔を数十ミクロン単
位の微細レイアウトが必要とされるため、連設する基板
端面に配設される発光素子アレイの最外端の発光素子
(発光点)を連設して搭載される発光素子アレイの発光
素子と同様の間隔となるように近接させることが困難で
あった。そのため、前記発光素子搭載基板の連結側に前
記発光素子アレイが基板端面に対し突出するように搭載
し、この突出した発光素子アレイの端部同志を突合せて
前記発光素子アレイが直線状に並ぶように前記発光素子
搭載基板を位置決めし、前記発光素子搭載基板を連結部
材で固定することで、複数の発光素子アレイが直線状に
並び均一間隔の発光点となる所定サイズの発光素子アセ
ンブリを得るものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、基板の製造技術
の向上により大型(A4サイズ以上)の1枚基板の作成
が可能となってきているが、基板コスト(基板製造コス
ト)等の問題から例えば、A1サイズの発光素子アセン
ブリを得るためには、例えばA4サイズの発光素子搭載
基板を連設(A4サイズ×4)することでA1サイズの
発光素子アセンブリを得なければならない。従って、発
光素子搭載基板の連結側に発光素子アレイが基板端面に
対し突出するように搭載し、この突出した発光素子アレ
イの端部同志を突合せて前記発光素子アレイが直線状に
並ぶように前記発光素子搭載基板を位置決めして前記発
光素子搭載基板を連結部材で固定するという前述したA
4サイズの発光素子アセンブリを得る方法と同様に、所
定サイズの発光領域を有した発光素子アセンブリを得る
ものであった。
の向上により大型(A4サイズ以上)の1枚基板の作成
が可能となってきているが、基板コスト(基板製造コス
ト)等の問題から例えば、A1サイズの発光素子アセン
ブリを得るためには、例えばA4サイズの発光素子搭載
基板を連設(A4サイズ×4)することでA1サイズの
発光素子アセンブリを得なければならない。従って、発
光素子搭載基板の連結側に発光素子アレイが基板端面に
対し突出するように搭載し、この突出した発光素子アレ
イの端部同志を突合せて前記発光素子アレイが直線状に
並ぶように前記発光素子搭載基板を位置決めして前記発
光素子搭載基板を連結部材で固定するという前述したA
4サイズの発光素子アセンブリを得る方法と同様に、所
定サイズの発光領域を有した発光素子アセンブリを得る
ものであった。
【0004】そこで本発明は最も効率的な生産工程を考
慮した発光素子アレイの実装構造及び、その製造方法を
得ることを目的とするものである。
慮した発光素子アレイの実装構造及び、その製造方法を
得ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、少なくとも2つ以上の絶縁基板が連設さ
れ、前記絶縁基板に形成する導体上に複数の発光素子ア
レイが実装される発光素子アセンブリにおいて、連設さ
れる前記絶縁基板の連結側の前記導体各端部にまたがる
ようにして前記発光素子アレイが配設されてなることを
特徴とするものである。
決するため、少なくとも2つ以上の絶縁基板が連設さ
れ、前記絶縁基板に形成する導体上に複数の発光素子ア
レイが実装される発光素子アセンブリにおいて、連設さ
れる前記絶縁基板の連結側の前記導体各端部にまたがる
ようにして前記発光素子アレイが配設されてなることを
特徴とするものである。
【0006】また、少なくとも2つ以上の絶縁基板が連
設され、前記絶縁基板に形成する導体上に複数の発光素
子アレイを実装する発光素子アセンブリの製造方法にお
いて、複数の前記絶縁基板を連結する絶縁基板接続工程
と、連設される前記絶縁基板の連結側の前記導体各端部
にまたがるように前記発光素子アレイを実装する発光素
子実装工程とを含むことを特徴とするものである。
設され、前記絶縁基板に形成する導体上に複数の発光素
子アレイを実装する発光素子アセンブリの製造方法にお
いて、複数の前記絶縁基板を連結する絶縁基板接続工程
と、連設される前記絶縁基板の連結側の前記導体各端部
にまたがるように前記発光素子アレイを実装する発光素
子実装工程とを含むことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】導体上に配設される発光素子アレイは、絶縁基
板の連結側となる前記導体各端部にまたがるように配設
され、導電性接着剤等により各絶縁基板の前記導体上に
確実に固定されることから、前記発光素子アレイが浮く
ことがなく前記発光素子アレイと駆動用ドライバICと
を良好にワイヤボンディングすることができ、また、前
記導体と前記発光素子アレイとを良好に電気的接続でき
る。
板の連結側となる前記導体各端部にまたがるように配設
され、導電性接着剤等により各絶縁基板の前記導体上に
確実に固定されることから、前記発光素子アレイが浮く
ことがなく前記発光素子アレイと駆動用ドライバICと
を良好にワイヤボンディングすることができ、また、前
記導体と前記発光素子アレイとを良好に電気的接続でき
る。
【0008】また、発光素子アセンブリの製造工程にお
いて、所定サイズの絶縁基板を連設し、大型の絶縁基板
を得た後、連続して発光素子アレイを実装することがで
きるため発光素子アレイを直線的に配列させるための煩
わしい絶縁基板の位置決め工程がなくなることから生産
性が向上する。
いて、所定サイズの絶縁基板を連設し、大型の絶縁基板
を得た後、連続して発光素子アレイを実装することがで
きるため発光素子アレイを直線的に配列させるための煩
わしい絶縁基板の位置決め工程がなくなることから生産
性が向上する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を添付図面に記載した実施例に
基づき説明するが、図1は発光素子アセンブリの平面
図、図2は発光素子アセンブリの側面図、図3は製造工
程を示す工程フロー図である。
基づき説明するが、図1は発光素子アセンブリの平面
図、図2は発光素子アセンブリの側面図、図3は製造工
程を示す工程フロー図である。
【0010】図1,図2において、1は複数の発光素子
(例えば、128個のLED)により形成される発光素
子アレイ、2は発光素子アレイ1の各々の発光素子を駆
動させるための駆動ドライバIC、3は発光素子アレイ
1や駆動ドライバIC2を搭載するための単一の電源供
給路(導体)a,b及び、図示しない配線パターンが形
成され、例えばセラミック材からなる発光素子搭載基板
(絶縁基板)であり、この発光素子搭載基板3には、後
述する連結子を介し発光素子搭載基板3同志を連結させ
るための発光素子搭載基板3に形成するレジストの一部
を除去して設けた段差部3bが発光素子搭載基板3の連
結側となる端部3aに形成されている。4は発光素子ア
レイの輝度調整用の選択抵抗(チップ抵抗)や駆動ドラ
イバICに供給する電源の平滑用チップコンデンサ等か
らなる電子部品、5は各発光素子搭載基板3の段差部3
bにエポキシ等の接着剤で固定させる連結子であり、以
上により発光素子アセンブリAを構成する。
(例えば、128個のLED)により形成される発光素
子アレイ、2は発光素子アレイ1の各々の発光素子を駆
動させるための駆動ドライバIC、3は発光素子アレイ
1や駆動ドライバIC2を搭載するための単一の電源供
給路(導体)a,b及び、図示しない配線パターンが形
成され、例えばセラミック材からなる発光素子搭載基板
(絶縁基板)であり、この発光素子搭載基板3には、後
述する連結子を介し発光素子搭載基板3同志を連結させ
るための発光素子搭載基板3に形成するレジストの一部
を除去して設けた段差部3bが発光素子搭載基板3の連
結側となる端部3aに形成されている。4は発光素子ア
レイの輝度調整用の選択抵抗(チップ抵抗)や駆動ドラ
イバICに供給する電源の平滑用チップコンデンサ等か
らなる電子部品、5は各発光素子搭載基板3の段差部3
bにエポキシ等の接着剤で固定させる連結子であり、以
上により発光素子アセンブリAを構成する。
【0011】前述した連結子5は、所定サイズ発光素子
搭載基板3を連結するための接続部材であって、発光素
子アレイ1を構成する発光素子の発熱による発光素子搭
載基板3の熱膨張を考慮し、同材料(例えば、セラミッ
ク)からなるものである。
搭載基板3を連結するための接続部材であって、発光素
子アレイ1を構成する発光素子の発熱による発光素子搭
載基板3の熱膨張を考慮し、同材料(例えば、セラミッ
ク)からなるものである。
【0012】所定の長さの発光領域を得るため連設され
る発光素子搭載基板3に形成される各電源供給路a,b
上には、発光素子アレイ1及び駆動ドライバIC2が発
光素子搭載基板3の図示しない端部側から実装され、各
発光素子搭載基板3の連結側となる各端部3aにまたが
るように搭載されるもので、個々の発光素子アレイ1及
び駆動ドライバIC2は金等からなる接続部材6により
ワイヤボンディングされている(発光素子アレイ1の図
示しない電極パッドと駆動ドライバICの図示しない電
極パッドとがワイヤボンディングにより電気的に接続さ
れる)。
る発光素子搭載基板3に形成される各電源供給路a,b
上には、発光素子アレイ1及び駆動ドライバIC2が発
光素子搭載基板3の図示しない端部側から実装され、各
発光素子搭載基板3の連結側となる各端部3aにまたが
るように搭載されるもので、個々の発光素子アレイ1及
び駆動ドライバIC2は金等からなる接続部材6により
ワイヤボンディングされている(発光素子アレイ1の図
示しない電極パッドと駆動ドライバICの図示しない電
極パッドとがワイヤボンディングにより電気的に接続さ
れる)。
【0013】かかる構成により、発光素子アレイ1及び
駆動ドライバIC2は、各発光素子搭載基板3の連結側
となる電源供給路a,bの各端部3aにまたがるように
配設され、導電性接着剤により確実に固定されることか
ら、発光素子アレイ1と駆動用ドライバIC2とを良好
にワイヤボンディングできるだけでなく、電気的接続も
良好で、かつ製造工程における発光素子アレイ1の脱落
の心配もない。
駆動ドライバIC2は、各発光素子搭載基板3の連結側
となる電源供給路a,bの各端部3aにまたがるように
配設され、導電性接着剤により確実に固定されることか
ら、発光素子アレイ1と駆動用ドライバIC2とを良好
にワイヤボンディングできるだけでなく、電気的接続も
良好で、かつ製造工程における発光素子アレイ1の脱落
の心配もない。
【0014】次に、かかる発光素子アセンブリAの製造
工程について、図3を用いて説明する。
工程について、図3を用いて説明する。
【0015】まず、所定の長さ(例えば、A1サイズ)
の発光領域を得るため、各発光素子搭載基板(A4サイ
ズ×4=A1サイズ)3に形成される段差部3bに接着
剤を塗布し、連結子4を配設して(連結子4を介し各発
光素子搭載基板3を接続する)各発光素子搭載基板3を
接続する(発光素子搭載基板(絶縁基板)接続工程S
1)。このとき、各発光素子搭載基板3を平坦に接続す
るために、予め用意した平坦板(図示しない)上に載置
して連結する方法、あるいは発光素子アセンブリAのユ
ニット部品としてアルミ等の放熱板(図示しない)を用
い、この放熱板の平坦載置面上に絶縁伝熱フィルムを介
して発光素子搭載基板3を載置し連結する方法を採れば
良い。
の発光領域を得るため、各発光素子搭載基板(A4サイ
ズ×4=A1サイズ)3に形成される段差部3bに接着
剤を塗布し、連結子4を配設して(連結子4を介し各発
光素子搭載基板3を接続する)各発光素子搭載基板3を
接続する(発光素子搭載基板(絶縁基板)接続工程S
1)。このとき、各発光素子搭載基板3を平坦に接続す
るために、予め用意した平坦板(図示しない)上に載置
して連結する方法、あるいは発光素子アセンブリAのユ
ニット部品としてアルミ等の放熱板(図示しない)を用
い、この放熱板の平坦載置面上に絶縁伝熱フィルムを介
して発光素子搭載基板3を載置し連結する方法を採れば
良い。
【0016】次に、所定の長さを得た発光素子搭載基板
3の電源供給路aに銀ペースト等からなる導電性接着剤
を塗布し、この接着剤を塗布した個所に発光素子アレイ
1を必要な発光領域分だけ実装する(チップマウンター
により両工程を行う)。この場合の実装方法は、発光素
子搭載基板3に形成される配線パターンを認識して、1
チップ目(初めに実装される発光素子アレイ1)を発光
素子搭載基板3の整列方向に対しXY方向の予め定めら
れた座標に発光素子アレイ1を実装するもので(電源供
給路a上の予め定められた座標)、2チップ目からは1
チップ目の発光素子アレイ1の発光素子の発光面と2チ
ップ目の発光素子アレイ1の発光素子の発光面とを認識
し、発光素子の発光面が所定のピッチでかつ電源供給路
a上を直線状に並ぶように、1チップ毎に補正(発光素
子搭載基板3に対しXY方向に±15μm以内の実装精
度で実装する)をしながら実装する(導電性接着剤塗布
及び発光素子アレイ実装工程S2)。尚、この工程にお
いて、発光素子アレイ1は、図1で示す発光素子アレイ
1を発光素子搭載基板3の図示しない端部側から実装し
た際に、各発光素子搭載基板3の連結側となる電源供給
路aの各端部3aにまたがるように実装される。
3の電源供給路aに銀ペースト等からなる導電性接着剤
を塗布し、この接着剤を塗布した個所に発光素子アレイ
1を必要な発光領域分だけ実装する(チップマウンター
により両工程を行う)。この場合の実装方法は、発光素
子搭載基板3に形成される配線パターンを認識して、1
チップ目(初めに実装される発光素子アレイ1)を発光
素子搭載基板3の整列方向に対しXY方向の予め定めら
れた座標に発光素子アレイ1を実装するもので(電源供
給路a上の予め定められた座標)、2チップ目からは1
チップ目の発光素子アレイ1の発光素子の発光面と2チ
ップ目の発光素子アレイ1の発光素子の発光面とを認識
し、発光素子の発光面が所定のピッチでかつ電源供給路
a上を直線状に並ぶように、1チップ毎に補正(発光素
子搭載基板3に対しXY方向に±15μm以内の実装精
度で実装する)をしながら実装する(導電性接着剤塗布
及び発光素子アレイ実装工程S2)。尚、この工程にお
いて、発光素子アレイ1は、図1で示す発光素子アレイ
1を発光素子搭載基板3の図示しない端部側から実装し
た際に、各発光素子搭載基板3の連結側となる電源供給
路aの各端部3aにまたがるように実装される。
【0017】次に、連設する発光素子搭載基板3に実装
した各発光素子アレイ1を駆動させるために必要な駆動
ドライバIC2を電源供給路bに、前工程S2と同様に
導電性接着剤を塗布し、この接着剤を塗布した個所に駆
動ドライバIC2を発光素子アレイ1の搭載数分だけ実
装する。この場合の実装方法は、発光素子搭載基板3の
配線パターンを認識して、予め定められた個々の座標
(±50μm以内の実装精度)に発光素子アレイ1に対
応し、電源供給路b上を直線状に並ぶように駆動ドライ
バIC2を実装する(導電性接着剤塗布及び駆動ドライ
バIC実装工程S3)。尚、前工程S2と同様に駆動ド
ライバIC2は、各発光素子搭載基板3の連結側となる
電源供給路bの各端部3aにまたがるように実装され
る。
した各発光素子アレイ1を駆動させるために必要な駆動
ドライバIC2を電源供給路bに、前工程S2と同様に
導電性接着剤を塗布し、この接着剤を塗布した個所に駆
動ドライバIC2を発光素子アレイ1の搭載数分だけ実
装する。この場合の実装方法は、発光素子搭載基板3の
配線パターンを認識して、予め定められた個々の座標
(±50μm以内の実装精度)に発光素子アレイ1に対
応し、電源供給路b上を直線状に並ぶように駆動ドライ
バIC2を実装する(導電性接着剤塗布及び駆動ドライ
バIC実装工程S3)。尚、前工程S2と同様に駆動ド
ライバIC2は、各発光素子搭載基板3の連結側となる
電源供給路bの各端部3aにまたがるように実装され
る。
【0018】次に、発光素子アレイ1及び駆動ドライバ
IC2を実装した発光素子搭載基板3を高温炉に入れ導
電性接着剤を硬化させた後(導電性接着剤硬化工程S
4)、発光素子アレイ1と駆動ドライバIC2とを接続
部材6によりワイヤボンディングする(ワイヤボンディ
ング工程S5)。
IC2を実装した発光素子搭載基板3を高温炉に入れ導
電性接着剤を硬化させた後(導電性接着剤硬化工程S
4)、発光素子アレイ1と駆動ドライバIC2とを接続
部材6によりワイヤボンディングする(ワイヤボンディ
ング工程S5)。
【0019】次に、発光素子搭載基板3を図示しない光
量測定器(フォトテスタ)に入れ、発光素子アレイ1毎
に発光素子を1ドット毎点灯させ、この点灯させた発光
素子アレイ1の発光輝度の平均値を算出し、この平均値
と任意に定められた基準値とを比較して輝度調整のため
の抵抗値を求め、前記光量測定器が有しているメモリに
前記抵抗値のデータを格納する(発光素子アレイ輝度測
定工程S6)。
量測定器(フォトテスタ)に入れ、発光素子アレイ1毎
に発光素子を1ドット毎点灯させ、この点灯させた発光
素子アレイ1の発光輝度の平均値を算出し、この平均値
と任意に定められた基準値とを比較して輝度調整のため
の抵抗値を求め、前記光量測定器が有しているメモリに
前記抵抗値のデータを格納する(発光素子アレイ輝度測
定工程S6)。
【0020】そして、前記データを基に発光素子搭載基
板3の図示しない電極に導電性接着剤を塗布した後、各
々の発光素子アレイ1の輝度に応じた抵抗値を有した選
択抵抗(図1で示す電子部品4)を前記電極に実装し
(電子部品実装工程S7)、その後、発光素子搭載基板
3を高温炉に入れ前記導電性接着剤を硬化させる(導電
性接着剤硬化工程S8)。尚、工程S7では前述した選
択抵抗以外の他の電子部品(例えば、コンデンサ)も実
装される。
板3の図示しない電極に導電性接着剤を塗布した後、各
々の発光素子アレイ1の輝度に応じた抵抗値を有した選
択抵抗(図1で示す電子部品4)を前記電極に実装し
(電子部品実装工程S7)、その後、発光素子搭載基板
3を高温炉に入れ前記導電性接着剤を硬化させる(導電
性接着剤硬化工程S8)。尚、工程S7では前述した選
択抵抗以外の他の電子部品(例えば、コンデンサ)も実
装される。
【0021】最終工程として、各駆動ドライバIC2に
駆動信号を印加し、連設する発光素子搭載基板3が有す
る全ての発光素子を1ドットずつ全点灯させる完成検査
を行うことで所定サイズの発光素子アセンブリAが完成
する(完成検査工程S9)。
駆動信号を印加し、連設する発光素子搭載基板3が有す
る全ての発光素子を1ドットずつ全点灯させる完成検査
を行うことで所定サイズの発光素子アセンブリAが完成
する(完成検査工程S9)。
【0022】かかる製造工程は、所定サイズの発光素子
搭載基板3を連設し、大型の発光素子搭載基板3を得た
後、連続して発光素子アレイ1を電源供給路a上に実装
することができるため、従来のような発光素子アレイ1
を直線的に配列させるための煩わしい発光素子搭載基板
3の位置決め工程がなくなることから生産性が向上し、
また、従来の製造工程のように発光素子アレイを発光素
子搭載基板の端部に対し突出させた状態で保管すること
がないため、製造工程における発光素子アレイ1(突出
した個所)の破損の心配がない。また、所定の大きさの
発光素子搭載基板3を複数個用意し、必要に応じた大き
さの発光素子アセンブリAを得ることから、大型の発光
素子搭載基板を用意することに比べ、基板コストを削減
することができ、また製造工程における生産効率もアッ
プすることから、製造コストを低減することができ安価
な発光素子アセンブリAが得られるものである。
搭載基板3を連設し、大型の発光素子搭載基板3を得た
後、連続して発光素子アレイ1を電源供給路a上に実装
することができるため、従来のような発光素子アレイ1
を直線的に配列させるための煩わしい発光素子搭載基板
3の位置決め工程がなくなることから生産性が向上し、
また、従来の製造工程のように発光素子アレイを発光素
子搭載基板の端部に対し突出させた状態で保管すること
がないため、製造工程における発光素子アレイ1(突出
した個所)の破損の心配がない。また、所定の大きさの
発光素子搭載基板3を複数個用意し、必要に応じた大き
さの発光素子アセンブリAを得ることから、大型の発光
素子搭載基板を用意することに比べ、基板コストを削減
することができ、また製造工程における生産効率もアッ
プすることから、製造コストを低減することができ安価
な発光素子アセンブリAが得られるものである。
【0023】尚、本発明の製造方法において、前述した
各工程(S1〜S9)により発光素子アセンブリAを得
るような工程としたが、発光素子搭載基板接続工程S1
及び発光素子アレイ実装工程S2を含む製造工程であれ
ば、本実施例の製造工程に限定されるものではない。
各工程(S1〜S9)により発光素子アセンブリAを得
るような工程としたが、発光素子搭載基板接続工程S1
及び発光素子アレイ実装工程S2を含む製造工程であれ
ば、本実施例の製造工程に限定されるものではない。
【0024】また、発光素子アレイ実装工程S2におい
て、前述した方法により発光素子アレイ1を直線状に並
べるようにしたが、実装精度を満足するものであれば実
装方法はこの限りでない。
て、前述した方法により発光素子アレイ1を直線状に並
べるようにしたが、実装精度を満足するものであれば実
装方法はこの限りでない。
【0025】
【発明の効果】本発明は、少なくとも2つ以上の絶縁基
板が連設され、前記絶縁基板に形成する導体上に複数の
発光素子アレイが実装される発光素子アセンブリにおい
て、連設される前記絶縁基板の連結側の前記導体各端部
にまたがるようにして前記発光素子アレイが配設されて
なることを特徴とするものであり、前記発光素子アレイ
は、前記絶縁基板の連結側となる前記導体の各端部にま
たがるように配設され、導電性接着剤等により両絶縁基
板の前記導体上に確実に固定されることから、前記発光
素子アレイと駆動用ドライバICとを良好にワイヤボン
ディングするだけでなく、電気的接続も良好で、かつ製
造工程における前記発光素子アレイの脱落の心配もな
い。
板が連設され、前記絶縁基板に形成する導体上に複数の
発光素子アレイが実装される発光素子アセンブリにおい
て、連設される前記絶縁基板の連結側の前記導体各端部
にまたがるようにして前記発光素子アレイが配設されて
なることを特徴とするものであり、前記発光素子アレイ
は、前記絶縁基板の連結側となる前記導体の各端部にま
たがるように配設され、導電性接着剤等により両絶縁基
板の前記導体上に確実に固定されることから、前記発光
素子アレイと駆動用ドライバICとを良好にワイヤボン
ディングするだけでなく、電気的接続も良好で、かつ製
造工程における前記発光素子アレイの脱落の心配もな
い。
【0026】また、少なくとも2つ以上の絶縁基板が連
設され、前記絶縁基板に形成する導体上に複数の発光素
子アレイを実装する発光素子アセンブリの製造方法にお
いて、複数の前記絶縁基板を連結する絶縁基板接続工程
と、連設される前記絶縁基板の連結側の前記導体各端部
にまたがるように前記発光素子アレイを実装する発光素
子実装工程とを含むことを特徴とするものであり、前記
絶縁基板を連結して任意の大きさの絶縁基板を得た後、
連続して前記発光素子アレイを実装することができるた
め従来のように発光素子アレイを直線的に配列させるた
めの煩わしい絶縁基板の位置決め工程がなくなることか
ら生産性を向上させることができる。また所定の大きさ
の前記絶縁基板を複数個用意し、必要に応じた大きさの
発光素子アセンブリが得られることから、大型の絶縁基
板を用意することに比べ、基板コストを削減することが
でき、また製造工程における生産効率もアップすること
から、製造コストを低減し安価な発光素子アセンブリが
得られるものである。また、従来のように発光素子アレ
イを絶縁基板の端面に対し突出させなくとも良いことか
ら、発光素子アレイ(突出した個所)を破損する恐れが
なくなり、製造工程における発光素子アセンブリの管理
が容易になる。
設され、前記絶縁基板に形成する導体上に複数の発光素
子アレイを実装する発光素子アセンブリの製造方法にお
いて、複数の前記絶縁基板を連結する絶縁基板接続工程
と、連設される前記絶縁基板の連結側の前記導体各端部
にまたがるように前記発光素子アレイを実装する発光素
子実装工程とを含むことを特徴とするものであり、前記
絶縁基板を連結して任意の大きさの絶縁基板を得た後、
連続して前記発光素子アレイを実装することができるた
め従来のように発光素子アレイを直線的に配列させるた
めの煩わしい絶縁基板の位置決め工程がなくなることか
ら生産性を向上させることができる。また所定の大きさ
の前記絶縁基板を複数個用意し、必要に応じた大きさの
発光素子アセンブリが得られることから、大型の絶縁基
板を用意することに比べ、基板コストを削減することが
でき、また製造工程における生産効率もアップすること
から、製造コストを低減し安価な発光素子アセンブリが
得られるものである。また、従来のように発光素子アレ
イを絶縁基板の端面に対し突出させなくとも良いことか
ら、発光素子アレイ(突出した個所)を破損する恐れが
なくなり、製造工程における発光素子アセンブリの管理
が容易になる。
【図1】本発明の実施例を示す平面図。
【図2】同上実施例の側面図。
【図3】本発明の製造工程を示す工程フロー図。
1 発光素子アレイ 3 発光素子搭載基板(絶縁基板) 3a 端部 5 連結子 a 電源供給路(導体) S1 発光素子搭載基板接続工程(絶縁基板接続工程) S2 発光素子アレイ実装工程(発光素子実装工程)
フロントページの続き (72)発明者 安原 孝規 新潟県長岡市東蔵王2丁目2番34号 日本 精機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも2つ以上の絶縁基板が連設さ
れ、前記絶縁基板に形成する導体上に複数の発光素子ア
レイが実装される発光素子アセンブリにおいて、連設さ
れる前記絶縁基板の連結側の前記導体各端部にまたがる
ようにして前記発光素子アレイが配設されてなることを
特徴とする発光素子アセンブリ。 - 【請求項2】 少なくとも2つ以上の絶縁基板が連設さ
れ、前記絶縁基板に形成する導体上に複数の発光素子ア
レイを実装する発光素子アセンブリの製造方法におい
て、複数の前記絶縁基板を連結する絶縁基板接続工程
と、連設される前記絶縁基板の連結側の前記導体各端部
にまたがるように前記発光素子アレイを実装する発光素
子実装工程とを含むことを特徴とする発光素子アセンブ
リの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15269195A JPH08318639A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 発光素子アセンブリ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15269195A JPH08318639A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 発光素子アセンブリ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08318639A true JPH08318639A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=15546034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15269195A Pending JPH08318639A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 発光素子アセンブリ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08318639A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011177975A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Kyocera Corp | 発光素子アレイおよび印刷装置 |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP15269195A patent/JPH08318639A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011177975A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Kyocera Corp | 発光素子アレイおよび印刷装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4209490B2 (ja) | 配線基板 | |
JP3410969B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2798027B2 (ja) | 液晶表示装置およびその製造方法 | |
US4899174A (en) | Method of making LED array printhead with tab bonded wiring | |
US5870128A (en) | Light-emitting device assembly having in-line light-emitting device arrays and manufacturing method therefor | |
JPH04216589A (ja) | 電子回路の接続構造 | |
US6611280B1 (en) | Flexible cable, flexible cable mount method, semiconductor device with flexible cable, led array head with flexible cable, image forming apparatus with such led array head | |
JPH08318639A (ja) | 発光素子アセンブリ及びその製造方法 | |
US6686945B1 (en) | Thermal head, thermal head unit, and method of manufacture thereof | |
JPS6221559A (ja) | サ−マルヘツド | |
JPH0321354B2 (ja) | ||
JP3234003B2 (ja) | サーマルヘッド | |
JP3289820B2 (ja) | サーマルヘッド | |
JPH05254164A (ja) | 高密度実装機能デバイス | |
JPH0547820A (ja) | ワイヤボンデイング方法 | |
JP3362234B2 (ja) | 電子部品およびその製造方法 | |
JPH0234041Y2 (ja) | ||
JP2003312048A (ja) | プリンタヘッド及びその製造方法 | |
JPS63302076A (ja) | Ledアレイプリンタヘツド | |
JPH06278313A (ja) | 画像装置 | |
JP2001191572A (ja) | サーマルヘッド | |
JP2919239B2 (ja) | 光プリントヘッドの実装構造及びその形成方法 | |
JPH04340928A (ja) | 半導体素子の実装構造および電子光学装置および電子印字装置 | |
JPH0119166Y2 (ja) | ||
JP3384696B2 (ja) | Ledプリントヘッド |