JPH0831710B2 - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JPH0831710B2
JPH0831710B2 JP3266286A JP26628691A JPH0831710B2 JP H0831710 B2 JPH0831710 B2 JP H0831710B2 JP 3266286 A JP3266286 A JP 3266286A JP 26628691 A JP26628691 A JP 26628691A JP H0831710 B2 JPH0831710 B2 JP H0831710B2
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roller
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air
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洋二 鷲崎
成夫 住
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板搬送装置に関し、
特に、自動的に基板の厚みの中心部を所定の位置に合せ
る基板搬送装置とこれをラミネ−タ、フィルム剥離装置
に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からラミネ−タ、フィルム剥離装置
等に使用する基板搬送装置として、基板幅寄せ機構を備
えた基板搬送装置が用いられている。
【0003】近年、基板の多層技術が進み多層基板の厚
みは、厚くなり、かつ、配線パタ−ンは細密化の傾向に
あり、特に、配線パタ−ン形成工程の一工程であるレジ
ストフィルムを搬送されてきた多層基板の両面(又は、
片面)に圧着ラミネ−トする基板搬送装置付自動フィル
ム張付装置(ラミネ−タ)が提案されている。また、基
板両面(又は、片面)に張付られたフィルムのカバ−フ
ィルムを剥す装置として自動フィルム剥離装置も提案さ
れている。
【0004】前記自動フィルム張付装置(以下、ラミネ
−タという)や自動フィルム剥離装置は、通常、基板の
両面にレジストフィルムをラミネ−トしたり、両面のカ
バ−フィルムを剥すように構成されている。すなわち、
基板厚みの中心部を基準として基板両側からフィルムを
ラミネートもしくは剥離する等の基板処理を行う処理装
置の基板挿入領域の所定の高さの所に、実質的に水平に
基板搬送装置によって導入し、その位置で上下よりフィ
ルム処理部材が同調した動きで基板へ近づき、例えば、
ラミネ−タの場合には、フィルム張付部材(仮付部材、
ラミネ−トロ−ラ等)が、また、自動フィルム剥離装置
の場合には、フィルム緩め部材が上下同一動作で処理を
行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ラ
ミネ−タや自動フィルム剥離装置において、例えば、厚
みが1mmの基板が処理できるように、ラミネ−タや自動
フィルム剥離装置の上下フィルム処理部材の中心部に基
板の厚みの中心部が位置するように設定(基板搬送装置
の基板搬送面をラミネ−タや自動フィルム剥離装置の上
下フィルム処理部材の中心部より0.5mmだけ下の位置
に設定)した基板搬送装置で基板の厚みが11mmの基板
を処理しようとすると、基板搬送装置で搬送されてくる
基板厚みの中心部とラミネ−タや自動フィルム剥離装置
の上下フィルム処理部材の中心部とは、5mmずれること
になり、ラミネータの圧着ロールや自動フィルム剥離装
置(ピーラーと称する)のフィルム剥離用爪(USP4
867836参照)や振動ペン(特開昭63−3735
号公報(対応USP4770737)参照)と基板表
面との間隔に、基板の上面と下面で差が生じるため、基
板の両面への処理(フィルムのラミネ−ト又はカバ−フ
ィルムの剥離)動作が同じ条件で正確に行われないとい
う問題が生ずる。
【0006】そこで、ラミネ−タや自動フィルム剥離装
置の上下フィルム処理部材の中心部と搬送されてくる基
板厚みの中心部を一致させるために、基板搬送装置全体
の位置(基板搬送面高さ)を変更しなければならないと
いう問題があった。
【0007】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものである。本発明の目的は、基板の厚みに関係
なく、該基板の厚みの中心部を処理装置の中心部(基板
搬送方向に対して垂直方向の基板処理基準位置)に自動
的に位置合せを行うことができる技術を提供することに
ある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0010】実質的に水平に置かれた基板厚みの中心部
を基準として基板処理を行う処理装置に基板を実質的に
水平に導入する基板搬送装置において、該基板搬送装置
上で当該基板を両面側からクランプする少くとも一対の
ニップローラと、該ニップローラを基板両面側から同調
して当該基板の厚さの中心部を前記処理装置の基板搬送
方向に対して垂直方向基板処理基準位置に自動的に位置
合せするラック・ピニオン機構を有する同調駆動手段を
備えたものである。
【0011】
【作用】前記の手段によれば、実質的に水平に置かれた
基板厚みの中心部を基準として基板処理を行う処理装置
に基板を実質的に水平に導入する基板搬送装置におい
て、該基板搬送装置上で当該基板を両面側からクランプ
する少くとも一対のニップローラと、該ニップローラを
基板両面側から同調して当該基板の厚さの中心部を前記
処理装置の基板搬送方向に対して垂直方向基板処理基準
位置に自動的に位置合せするラック・ピニオン機構を有
する同調駆動手段を備えたので、基板の厚みに関係な
く、該基板の厚みの中心部を処理装置の基板搬送方向に
対して垂直方向の基板処理基準位置に自動的に位置合せ
することができる。
【0012】特に、前記基板押え手段が、基板を一面側
から押えるための押えローラと、該押えローラを基板方
向に押し付けるためのシリンダを含むようにした場合に
は、基板押え手段の構成が簡略である。
【0013】更に、前記押えローラが、トラッキング機
能を有するゴムローラとされている場合には、別体のト
ラッキング用ゴムローラが不要である。
【0014】又、前記基板位置合せ手段が、基板を両面
側からクランプするための、少くとも一対のニップロー
ラと、該ニップローラを基板両面側から同調して基板方
向に押し付けるための同調駆動手段を含むようにした場
合には、基板位置合せ手段の構成が簡略である。
【0015】更に、前記ニップローラの少くとも一つ
が、前記基板押え手段の押えローラを兼ねるようにした
場合には、別体の押えローラが不要である。
【0016】更に、前記押えローラを兼ねたニップロー
ラが、前記処理装置側に配設されている場合には、小さ
い基板であっても、最後迄基板を押えて、(必要なら
ば)トラッキングすることができる。
【0017】又、前記押えローラを兼ねたニップローラ
が、搬送中の基板を押えるために、まず基板方向に押し
付けられ、次いで、該ニップローラの押し付け力をゆる
めつつ、該ニップローラを含む全てのニップローラが、
基板厚みの中心部を前記処理装置の中心部に合せるため
に、基板両面側から同調して基板方向に押し付けられる
ようにした場合には、簡単な動作で確実に基板押えと位
置合せを行うことができる。
【0018】又、前記押えローラを兼ねたニップローラ
を、位置合せ時に基板両面で同調して基板方向に押し付
けるためローラ支持部材が、押えローラとして作用する
時に該ニップローラの基板方向への移動を許容するよう
にされている場合には、簡単な構成で基板押えと位置合
せの干渉を防ぐことができる。
【0019】又、前記同調駆動手段が、ラック式パラレ
ルタイプのエアハンドである場合には、同調駆動を許容
に行うことができる。
【0020】又、前記ローラが、歯付ベルトにより回転
駆動されている場合には、基板押えや位置合せの際にロ
ーラ位置が変化しても、確実にローラを回転駆動するこ
とができる。
【0021】又、前記処理装置の中心位置が、前記入口
側搬送装置上の最も厚い基板の中心位置よりも、該入口
側搬送装置から離れる方向にある場合には、基板を入口
側搬送装置の搬送ラインに喰い込ませる必要がなく、制
御が簡単である。
【0022】又、前記基板押え手段の上流側に、基板を
幅寄せして、基板の幅方向位置を、基板押えに適した所
定位置とするための基板幅寄せ手段を備えた場合には、
基板の幅寄せを容易に行うことができる。これに対して
基板を押えた後では、幅寄せ作業が複雑となる。
【0023】又、前記処理装置が、基板の両面を同時に
処理するものである場合には、基板の両面に対する作業
が同時に行われ、作業能率が向上する。
【0024】又、前記処理装置が、基板の表面上にフィ
ルムを圧着する圧着ローラを含むラミネータである場合
には、基板厚みの中心部を、ラミネータの上下圧着ロー
ラ間の中心部と一致させて、ラミネータにより、基板の
両面に同じ条件で正確にフィルムを張付けることができ
る。
【0025】更に、前記フィルムを圧着する前に、基板
の表面に空泡防止剤を塗布する空泡防止剤付着手段が設
けられている場合には、フィルムのしわや空泡を生じる
ことなく、基板にフィルムを張付けることができる。な
お、前記空泡防止剤付着手段の動作をオンオフできるよ
うにして、該空泡防止剤付着手段の消耗を防ぐこともで
きる。
【0026】又、前記処理装置が、フィルムが圧着され
た基板からフィルムを剥離するためのフィルム剥離機構
を含むピーラーである場合には、フィルムが圧着された
基板の厚み中心部を、ピーラーの上下フィルム剥離用爪
や上下振動ペン間の中心部と一致させて、ピーラーによ
り、基板の両面から同じ条件で確実にフィルムを剥離す
ることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明をラミネ−タに適用した一実施
例について、図面を用いて具体的に説明する。 図1は、本発明をラミネ−タに適用した一実施例の幅寄
せ機構を有する入口部搬送装置の構成を示す斜視図、 図2は、本発明の一実施例のラミネ−タの側面から見た
装置全体の概略構成を説明するための説明図、 図3は、図1の平面図、 図4は、図3の矢印R方向から見た側面図、 図5は、図3の矢印F方向から見た図、 図6は、図4のX−X線の矢印方向へ見た図、 図7は、図5のY−Y線の矢印方向へ見た図、 図8は、本実施例の基板搬送装置の動力伝達を説明する
概略図、 図9は、同じく分解斜視図、 図10は、本実施例のエアハンドの詳細構成を示す断面
図である。
【0028】図2に示すように、透光性樹脂層及び透光
性樹脂フィルムの3層構造からなる積層体フィルム1を
供給ロ−ラ2に連続的に巻回している。供給ロ−ラ2の
積層体フィルム1はフィルム分離部材3で透光性樹脂フ
ィルム(保護膜)1A、一面(接着面)が露出した感光
性樹脂層及び透光性樹脂フィルムからなる積層体フィル
ム(以下、単に、フィルムという)1Bの夫々に分離さ
れる。
【0029】前記分離されたうちの一方の透光性樹脂フ
ィルム1Aは巻取ロ−ラ4により巻取られるように構成
されている。前記供給ロ−ラ2、巻取ロ−ラ4のそれぞ
れは基板搬送径路I−Iを中心に上下に設けられてい
る。
【0030】前記分離されたうちの他方のフィルム1B
の供給方向の先端側は、前記図2に示すように、テンシ
ョンロ−ラ5を経てメインバキュ−ムプレ−ト(フィル
ム供給部材)6に供給される。
【0031】6Dはメインバキュ−ムプレ−ト6の先端
部材である。メインバキュ−ムプレ−ト6の近傍にはフ
ィルム1Bの静電除去装置18が設けられている。メイ
ンバキュ−ムプレ−ト6は、フィルム張付け位置に近接
しかつ離反する(上下方向に移動する)ように構成され
ている。つまり、メインバキュ−ムプレ−ト6は、その
メインバキュ−ムプレ−ト用支持板(フィルム供給部材
用支持板)8に取付けられたガイドレ−ル7に摺動自在
に取付けられている。メインバキュ−ムプレ−ト用支持
板8は、装置本体(フィルム張付け装置の筐体)に取付
けられている取付枠にラックギヤ(図示していない)と
ピニオンギヤ10を介して上下移動可能に設けられてい
る。
【0032】前記ピニオンギヤ10は、駆動モ−タ11
に連結される上下メインバキュ−ムプレ−ト用支持板連
結棒32に設けられたラックギヤ9と噛合されている。
【0033】また、前記メインバキュ−ムプレ−ト用支
持板8には、先端巻付用フィルム保持部材12が前後ガ
イドレ−ル(図示していない)に摺動自在に設けられて
いる。前記先端巻付用フィルム保持部材12には、連結
切込み部材が設けられ、この連結切込み部材に連結棒が
嵌め込められている。この連結棒13は固定刃支持部材
14に設けられている。この固定刃支持部材14には固
定刃15が支持されている。
【0034】また、回転刃支持部材16には回転刃17
が回転自在に設けられている。回転刃17には刃先が所
定の傾斜角度で斜めに設けられている。また、回転刃支
持部材16の上下にはそれぞれフィルム1Bへ向けてエ
ア−を吹き付けるための空気吹付管19,20が設けら
れている。
【0035】前記図2において、圧着ロ−ラ支持部材4
0の中央部は、装置本体(フィルム張付け装置の筐体)
左右両端の基板搬送路I−Iを中心に上下に取付けられ
ている。その圧着ロ−ラ支持部材40の一端には圧着ロ
−ラ21の軸が取付けられている。他端には、圧着ロ−
ラ上下移動用エア−シリンダ−41が上下の圧着ロ−ラ
支持部材40を連結するよう取付けられている。上下の
圧着ロ−ラ21の近傍には、それぞれ圧着ロ−ラ拭取ロ
−ラ27が圧着ロ−ラ拭取ロ−ラ用エア−シリンダ−2
8に支持されている。
【0036】また、基板搬送路I−Iの近傍には、基板
拭取ロ−ラ30が基板拭取ロ−ラ連結保持部材29に上
下が連動するように支持され、下の基板拭取ロ−ラ30
には、基板拭取ロ−ラ用エア−シリンダ−31が取付け
られている。さらに、進行方向の後方には、基板押え部
材(エア−シリンダ−)24Cが設けられている。
【0037】装置本体(フィルム張付け装置の筐体)の
前方部には、入口部搬送装置があり、該入口部搬送装置
には、複数の駆動ロ−ラ(搬送ロ−ラ)23Aが設けら
れ、入口部搬送装置の基板進行方向の先端部には、基板
押え部材(エア−シリンダ−)24Aが、さらに先端に
はウェットロ−ラ用押え部材(エア−シリンダ−)24
Bが設けられている。22はプリント配線板用の基板、
23Bは縦動ロ−ラである。
【0038】図1及び図3から図7に示すように、搬送
装置本体フレ−ム50は、搬送装置脚部51に支持され
ていて、搬送装置脚部51にはキャスタ−52が取付ら
れ、進行方向に対し左右両側にそれぞれ補助キャスタ−
保持部材119R,119Lが固定されている。補助キ
ャスタ−保持部材119R,119Lには、前後方向に
移動可能に補助キャスタ−取付部材121R,121L
が設けられ、クランクレバ−120により任意の位置で
固定されるように設定されている。さらに、補助キャス
タ−取付部材121R,121Lには、キャスタ−52
が取付けられている。
【0039】左右の搬送装置本体フレ−ム50には、相
対する位置に貫通孔があり、その貫通孔にはベアリング
を介して駆動ロ−ラ(搬送ロ−ラ)23Aの軸が回転自
在に取付けられていて、駆動ロ−ラ(搬送ロ−ラ)23
Aの軸の両端には、歯付プ−リ113が取付けられてい
る。
【0040】図3に示すように、歯付ベルト114によ
り駆動ロ−ラ(搬送ロ−ラ)23Aの軸が左右交互に連
結されている。また、図7に示すように、駆動ロ−ラ
(搬送ロ−ラ)23Aの進行方向左端の軸に固定された
歯付プ−リ82(図8の82A)は、駆動モ−タ78の
軸に固定されて歯付プ−リ80及びロータリーエンコー
ダ79の軸に固定された歯付プーリ81と歯付ベルト8
3によってつながれている。駆動モ−タ78とロ−タリ
−エンコ−ダ79は、駆動モ−タ取付部材77に取付ら
れ、駆動モ−タ取付部材77は搬送装置本体フレ−ム5
0に固定されている。
【0041】図6に示すように、前記駆動ロ−ラ(搬送
ロ−ラ)23Aの軸の進行方向最左端には、歯付プ−リ
82(図8の82B)が固定されていて、その歯付プ−
リ82(図8の82B)とゴムロ−ラ118UNの軸の
進行方向左端に固定されている歯付プ−リ123Lは、
歯付ベルト85でつなげられている。
【0042】図3及び図7に示すように、前記歯付プ−
リ82(図8の82A,82B)の取付られた駆動ロ−
ラ(搬送ロ−ラ)23Aの他端(進行方向右端)の軸に
は、ギヤ75が取付けられている。ギヤ75の上部に
は、ギヤ75に噛合うようにギヤ76が設けられ、ギヤ
76はシャフトに取付けられ、そのシャフトには歯付プ
−リ122が取付けられている。前記シャフトは、ギヤ
保持部材74にベアリングを介して回転自在に取付けら
れている。
【0043】図1、図3、図5、図6、図7及び図9に
示すように、左右の搬送装置本体フレ−ム50にはそれ
ぞれクランプ部保持部材57(57R,57L)の一端
が取付けられている。クランプ部保持部材57R,57
Lの他端には、それぞれエア−ハンド58R,58Lが
固定されている。エア−ハンド58R,58Lには、そ
れぞれクランプ保持部材59R,59Lが取付けられて
いて、そのクランプ保持部材59R,59Lの一端に
は、エア−ハンド60R,60Lが固定されている。
【0044】前記エアーハンド58R,58L,60
R,60Lは、いずれもラック式パラレルタイプとさ
れ、図10に詳細に示す如く、本体201と、該本体2
01内を上下動可能な一対のピストンロッド202,2
03と、前記本体201内の中央部に収容され、該ピス
トンロッド202,203の内側側面に形成されたラッ
ク202A,203Aと同時に噛合するピニオン204
と、一方(図では右側)のピストンロッド202の下端
にボルト205で固定された下部ハンド206と、他方
(図では右側)のピストンロッド203の上端にボルト
207で固定された上部ハンド208と、ロッドカバー
209,210によって主に構成されている。図におい
て、219は軸受、220はパッキン、221はO−リ
ングである。
【0045】このエアーハンドは、左側のシリンダ23
0にエアーを送入した場合には、ピニオン204の作用
でピストンロッド202の上部とピストンロッド203
の下部が同調して本体201内に引込まれ、これに伴っ
て、下部ハンド206と上部ハンド208が互いに離れ
る方向に駆動される。一方、右側のシリンダ231にエ
アを送入した場合には、逆にピストンロッド202の上
部とピストンロッド206と上部ハンド208が互いに
接近する方向に駆動される。
【0046】前記エア−ハンド58R,58Lの上部ハ
ンド部分には、エア−シリンダ−保持部材61の両端が
それぞれ固定されていて、前記エア−ハンド58R,5
8Lの下部ハンド部分には、ロ−ラ保持部材62の両端
が固定されている。エア−シリンダ−保持部材61の上
面部の左右には、基板押え部材(エア−シリンダ−)2
4Aが取付けられていて、基板押え部材(エア−シリン
ダ−)24Aのロッドにはロ−ラ支持部材70が取付け
られている。また、中央部近傍には、センサ−取付板7
1が固定され、さらにセンサ−取付板71には基板先端
検知センサ−72が取付けられている。左右のロ−ラ支
持部材70にはベアリングを介して、ゴムロ−ラ118
UPの軸が回転自在に取付けられている。エア−シリン
ダ−保持部材61の下面両端部は、ロ−ラ支持部材63
UPが固定されていて、そのロ−ラ支持部材63UPの
側面には、貫通孔が設けられている。その貫通孔には、
ベアリングを介し縦動ロ−ラ23Bの軸が回転自在に取
付けられている。
【0047】また、押えローラを兼ねたゴムローラ11
8UPを、位置合せ時に基板両面で同調して基板方向に
押し付けるための前記ローラ支持部材63UPの側面に
は、押えローラとして作用する時にはゴムローラ118
UPの基板方向への移動を許容するためのU字形溝が設
けられ、そのU字形溝に案内されるようにゴムロ−ラ1
18UPの軸が設けられている。前記ロ−ラ保持部材6
2の上面両端部には、ロ−ラ支持部材63UNが固定さ
れていて、このロ−ラ支持部材63UNの側面には、2
個の貫通孔が設けられている。その貫通孔には、それぞ
れベアリングを介し駆動ロ−ラ23A及びゴムロ−ラ1
18UNの軸が回転自在に取付けられている。
【0048】前記エア−ハンド60(60R,60L)
の上部ハンド部にはそれぞれエア−シリンダ−取付部材
64R,64Lが取付けられ、エア−シリンダ−取付部
材64R,64Lの上面には、ウェット用押え部材(エ
ア−シリンダ−)24Bが固定されていて、下面には、
それぞれU字形溝が設けられたウェットロ−ラ軸案内部
材69R,69Lが取付けられている。ウェット用押え
部材(エア−シリンダ−)24Bのロッドには、それぞ
れウェットロ−ラ支持部材66UPが固定されていて、
そのウェットロ−ラ支持部材66UPには、ウェットロ
−ラ26UPの軸が回転自在に設けられている。ウェッ
トロ−ラ26UPの進行方向右の軸には、歯付プ−リ1
23Rが取付けられていて、図3に示すように、縦動ロ
−ラ23Bの軸に取付けられた歯付プ−リ113と歯付
ベルト85Rでつながれている。
【0049】エア−ハンド60(60R,60L)の下
部ハンド部にはそれぞれウェットロ−ラ保持部材65
R,65Lが取付けられていて、そのウェットロ−ラ保
持部材65R,65Lの上面には、ウェットロ−ラ26
UNの軸が回転自在に設けられたウェットローラ支持部
材66UNが固定されている。前記ウェットロ−ラ保持
部材65R,65Lには、ウェット用受皿67の両端が
固定されたウェット用受皿取付板68が取付けられてい
る。ウェット用受皿67の中央部近傍には基板先端検知
センサ−反射部材73が取付けられている。ウェットロ
−ラ26UNの進行方向左の軸には、歯付プ−リ123
Lが取付けられていて、駆動ロ−ラ23Aの軸に取付け
られた歯付プ−リ113と歯付ベルト85Lでつながれ
ている。
【0050】左右の搬送装置本体フレ−ム50のクラン
プ部保持部材57R,57Lの近傍の上面には、反射部
材取付板90の両端が固定されている。その反射部材取
付板90の上面中央には、基板進行方向右側から基板幅
寄せ開始センサー反射部材91R,基板後端検知センサ
−反射部材92,基板幅寄せ開始センサ−反射部材91
Lが取付けられている。また、反射部材取付板90の右
端には、幅寄せポ−ルに取付けられた幅寄せセンタ−表
示板93の移動を表示するための目盛93Aが設けられ
ている。
【0051】図5に示すように、搬送装置本体フレ−ム
50の駆動モ−タ78(図1)の近傍には、保持部材取
付板98の両端が固定されていて、その保持部材取付板
98の中央には、センサ−保持部材88及び89が取付
けられ、それぞれには、幅寄せ開始センサ−86(86
R,86L)及び基板後端検知センサ−87が設けられ
ている。
【0052】図1,図3,図4及び図5に示すように、
左右のラミネ−タ本体フレ−ム56(図3)には、それ
ぞれスライドベ−ス54R,54Lが固定されている。
そのスライドベ−ス54R,54Lには、複数のカムフ
ォロア55が設けられている。また、位置決め部材97
R,97Lが固定されている。さらに、スライドベ−ス
54R上面には、搬送装置位置決めセンサ−94が取付
けられている。
【0053】基板進行方向の右前方の搬送装置本体フレ
−ム50下部には、搬送装置位置決めセンサ−94用の
検出板95が設けられている。搬送装置脚部51には、
ガイド板53が取付けられていて、そのガイド板53の
下面両端には、フック96R,96Lが設けられてい
る。
【0054】図1に示すように、搬送装置本体フレ−ム
50の中央の駆動ロ−ラ23Aの下部には、2つの貫通
孔があり、その貫通孔にはシャフト101が摺動可能に
設けられている。そのシャフト101の両端にはシャフ
ト保持部材100R(右側)、(左側の100Lは図示
していない)が固定されている。シャフト保持部材10
0Rには、幅寄せ駆動部保持部材109が固定されてい
て、その幅寄せ駆動部保持部材109の基板進行方向左
側には、歯付プ−リ107Lが取付けられた幅寄せ駆動
モ−タ108が設けられている。前記幅寄せ駆動部保持
部材109の基板進行方向右側には、歯付プ−リ(図8
では107R)が回転自在に取付けられていて、前記歯
付プ−リ107Lと歯付ベルト106が掛けられてい
る。
【0055】また、前記シャフト101には、リニアブ
ッシュ102L(左側),(右側は図示していない)が
摺動自在に取付けられ、それぞれには、固定部材105
(左側),(右側は図示していない)の一端が設けられ
ている。固定部材105の他端は、前記歯付ベルト10
6の上側に取付けられている。また、右側の図示してい
ない固定部材の他端は、前記歯付ベルト106の下側に
取付けられている。
【0056】前記幅寄せ駆動部保持部材109の中央に
は、センタリングブロック124が固定され、そのセン
タリングブロック124には、貫通ねじ孔があり貫通ね
じ孔には、センタリングスクリュ−112がねじ込まれ
ている。センタリングスクリュ−112の両端には、そ
れぞれカップリング111R,111Lを介して、連結
シャフト110R,110Lの一端が取付けられてい
る。連結シャフト110R,110Lの他端には、幅寄
せセンタ−位置あわせハンドル99R,(左側は図示し
ていない)が取付けられている。また、連結シャフト1
10R,110Lの幅寄せセンタ−位置あわせハンドル
99R,(左側は図示していない)の近傍が保持部材
(図示していない)で搬送装置本体フレ−ム50に固定
されている。
【0057】前記リニアブッシュ102L(左側)の上
面には、幅寄せポ−ル104L(左側)(右側の104
Rは図示していない)が取付けられている幅寄せポ−ル
保持部材103Lが固定されている。右側も同様な構造
になっている。
【0058】次に、本実施例の基板搬送装置の動作を図
8を用いて説明する。ラミネ−タを自動運転させると、
駆動モ−タ78が左側から見て反時計回りに回転し、歯
付ベルト83を介してロ−タリ−エンコ−ダ−79の軸
の歯付プ−リ81に動力を伝え、さらに、駆動ロ−ラ2
3A軸の歯付プ−リ82Aにも動力を伝える。しかも、
該駆動ロ−ラ23Aが回転することで歯付プ−リ、歯付
ベルトと順次動力が伝えられ全ての駆動ロ−ラ23Aが
回転する。また、同様にゴムロ−ラ118UN,ウェッ
トロ−ラ26UNに動力が伝わる。
【0059】前記歯付プ−リ82Aの固定された駆動ロ
−ラ23Aの右端のギヤ75がギヤ76に噛み合ってい
るので、ギヤ76と同軸上に固定された歯付プ−リ12
2に動力が伝わり、歯付プ−リと歯付ベルトでつながれ
た縦動ロ−ラ23B,ゴムロ−ラ118UP,ウェット
ロ−ラ26UPが回転することになる。
【0060】基板搬送装置に前工程から基板22が投入
され、この基板22は駆動ロ−ラ23A上を搬送され、
幅寄せ開始センサ−86R,86Lのどちらかの幅寄せ
開始センサ−が基板を検知すると、その検知信号により
幅寄せ駆動モ−タ108が基板進行方向から見て時計回
りに回転し、動力は歯付プ−リ107,歯付ベルト10
6に伝わり幅寄せポ−ル保持部材103に固定された幅
寄せポ−ル104が左右から搬送されている基板22を
幅寄せし、センタリングを行なう。
【0061】前記幅寄せ開始センサ−86の基板22を
検知した信号で第1のカウンタ−(図示していない)が
ロ−タリ−エンコ−ダ−79からのパルス信号をカウン
トし始める。該第1のカウンタ−が設定値になった時、
基板押え部材(エア−シリンダ−)24A,ウェットロ
−ラ用押え部材(エア−シリンダ−)24Bに圧縮空気
が送られて作動しゴムロ−ラ118UP,ウェットロ−
ラ26UPが幅寄せされた状態で搬送されている基板2
2を押える。
【0062】この時、下側のゴムローラ118UN及び
ウェットローラ26UNの上下方向位置は、入口側搬送
装置の駆動ローラ23Aと同じレベルに固定されてい
る。これは、圧着前の仮付け時の基板位置決めを容易と
するためである。
【0063】基板22の先端が基板先端検知センサ−7
2に検知されると、その検知した信号で第2のカウンタ
−(図示していない)がロ−タリ−エンコ−ダ−79か
らのパルス信号をカウントし始める。該第2のカウンタ
−が設定値に達した時、駆動モ−タ78が停止し、基板
22の搬送も停止する。さらに、前記第2のカウンタ−
が設定値に達した時、図2に示すラミネ−タ本体の上下
のメインバキュ−ムプレ−ト6が基板22に接近し始め
フィルムを基板22に圧着仮付けを行う。そのフィルム
仮付動作が始まると第1のタイマ(図示していない)が
働き、この第1のタイマの設定値に達した時、前記上下
のメインバキュ−ムプレ−ト6が基板22から離反す
る。その離反信号により、エア−ハンド58,60が作
動し、同時に基板押え部材(エア−シリンダ−)24A
及びウェットロ−ラ押え部材(エア−シリンダ−)24
Bの圧縮空気が解放される(基板を押える動作をやめ
る)。これは、次の工程におけるエアーハンドによる位
置合せ(クランプ)を容易とするためである。
【0064】図8に示すように、エア−ハンド58,6
0が作動することにより、上下それぞれのゴムロ−ラ1
18UP,縦動ロ−ラ23Bとゴムロ−ラ118UN,
駆動ロ−ラ23A及びウェットロ−ラ26UPとウェッ
トロ−ラ26UNが基板22をクランプする。クランプ
動作により搬送面の基板22の中心は、クランプ中心に
移動し、しかもクランプ中心は、基板の厚みに関係なく
一定位置に位置することになる。前記クランプ中心と上
下圧着ロ−ラ21のクランプ中心を一致するように入口
部基板搬送装置とラミネ−タを設置することで基板の厚
みに関係なく基板の厚みの中心は、自動的に所定の位置
(高さ)に位置合わせが行なわれる。また、上下のウェ
ットロ−ラ26UP,26UNのクランプ動作は空泡防
止剤を使用しない時、動作しないように制御されウェッ
トロ−ラが基板による摩耗が低減される。
【0065】前述の入口部搬送装置のクランプ動作は、
上下のメインバキュ−ムプレ−ト6がフィルムの仮付け
動作を行なう前に行なうように制御してもよい。
【0066】エア−ハンド58R,58Lのクランプ動
作は、基板後端検知センサ−87が基板22の後端を検
知した信号により第2のタイマ(図示していない)が働
き、その第2のタイマが設定値に達したとき、解除され
クランプ前の原点位置に戻る。
【0067】また、エア−ハンド60R,60Lのクラ
ンプ動作は、前記基板先端検知センサ−72が基板22
の通過(基板後端)を検知した信号により解除されクラ
ンプ前の原点位置に戻る。
【0068】次に、本願発明を特開昭63−37352
(対応USP4770737)で提案したピーラーに適
用した実施例について、図面を用いて簡単に説明する。
【0069】図11は、本発明をピーラーに適用した実
施例の概略構成を説明するための説明図、 図12は、前記ピーラーによってフィルムがはがされる
前のプリント配線用基板を示す断面図である。
【0070】本実施例のピーラーにおけるプリント配線
用基板の搬送機構は、図11に示すように、主として、
プリント配線用基板301を搬送する搬送用駆動ローラ
302で構成されている。
【0071】この搬送機構における搬送経路A−Aに
は、振動ペン型のフィルム浮上装置303、流体吹付装
置304、フィルムの剥離を補助するための剥離角度設
定板305及びフィルム搬出装置306が設けられてい
る。
【0072】前記プリント配線用基板301は、図12
で示すように、絶縁性基板301Aの両面(又は片面)
に銅等の導電層301Bが形成されたものである。この
プリント配線用基板301の導電層301B上には、感
光性樹脂層301Cと透光性樹脂フィルム(保護膜)3
01Dとからなる積層体が熱圧着ラミネートされてい
る。感光性樹脂層301Cは、所定の配線パターンフィ
ルムが重ねられ、露光された後の状態にある。プリント
配線用基板301は、図11に示すように、搬送経路A
−Aを矢印A方向(基板搬送方向)に搬送用駆動ローラ
302で搬送されるように構成されている。
【0073】本発明に係る基板押え・位置合わせ装置3
10は、入口側の搬送用駆動ローラ302と、処理装置
の一部である剥離角度設定板305及びフィルム搬出装
置306の間に設けられている。
【0074】図11において、302Aは、ピンチロー
ラ、307A、307Bは、それぞれ矢印M方向、O方
向に排出されるフィルムを収容するための剥離フィルム
収納容器である。
【0075】ピーラーの他の構成及び作用は、前記特開
昭63−37352号公報(対応USP477073
7)に詳細に開示されているので、説明は省略する。
【0076】以上の説明からわかるように、前記実施例
によれば、(1)基板の搬送方向の先端を検知し、この
基板先端検知信号に基づいて基板の巾寄せを行い、該基
板の巾寄せが終了した後、基板を押えて搬送方向に一定
距離だけ移動させ、基板の厚みの中心部を処理装置の基
板搬送方向に対して垂直方向の基板処理基準位置にラッ
ク・ピニオン機構を有する同調駆動手段で、自動的に上
下に移動させることにより、基板の厚みに関係なく、該
基板の厚みの中心部を処理装置間の基板搬送方向に対し
て垂直方向の基板処理基準位置に自動的に位置合せを行
うことができる。(2)ラミネータにおいては、前記基
板を押えて搬送方向に一定距離だけ移動させる過程にお
いて、フィルムを仮付けし、基板の厚みの中心部を処理
装置間の中心部に自動的に上下に移動させ、基板を搬送
方向に移動させながらフィルムを基板に順次張付けるの
で、フィルムのしわや空泡を生じることなく基板にフィ
ルムを張付けることができる。
【0077】(3)ピーラーにおいては、前記基板を押
えて搬送方向に一定距離だけ移動させて、基板の厚みの
中心部を処理装置間の中心部に自動的に上下に移動させ
たのち、基板を搬送方向に移動させながらフィルムを基
板から順次剥離するので、確実にフィルムを剥離するこ
とができる。
【0078】(4)前記基板の表裏両面にフィルムを張
付け又は基板の表裏両面からフィルムを剥離するので、
作業効率を向上することができる。
【0079】(5)前記同調駆動手段(基板位置合せ手
段)は、基板の厚みの中心部を処理装置間の中心部に上
下に移動させると共に基板を表裏両面からそれぞれ挟持
する基板挟持手段を備えたので、基板厚の中心をラミネ
−タの上下フィルム処理機構の中心と一致させ、ラミネ
−タが基板の両面に同じ条件で正確にレジストフィルム
を張付けることができる。
【0080】以上、本発明を実施例にもとづき具体的に
説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能であることは言うまでもない。
【0081】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0082】実質的に水平に置かれた基板厚みの中心部
を基準として基板処理を行う処理装置に基板を実質的に
水平に導入する基板搬送装置において、該基板搬送装置
上で当該基板を両面側からクランプする少くとも一対の
ニップローラと、該ニップローラを基板両面側から同調
して当該基板の厚さの中心部を前記処理装置の基板搬送
方向に対して垂直方向基板処理基準位置に自動的に位置
合せするラック・ピニオン機構を有する同調駆動手段を
備えたので、基板の厚みに関係なく、該基板の厚みの中
心部を処理装置の基板搬送方向に対して垂直方向の基板
処理基準位置に自動的に位置合せすることができる。
れにより、処理装置における基板処理を確実に能率よく
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をラミネ−タに適用した一実施例の巾
寄せ機構を有する入口部搬送装置の構成を示す斜視図、
【図2】 本発明の一実施例のラミネ−タの側面から見
た装置全体の概略構成を説明するための説明図、
【図3】 第1図の平面図、
【図4】 第3図の矢印R方向から見た側面図、
【図5】 第3図の矢印F方向から見た図、
【図6】 第4図のX−X線の矢印方向へ見た図、
【図7】 第5図のY−Y線の矢印方向へ見た図、
【図8】 本実施例の基板搬送装置の動力伝達を説明す
る概略図、
【図9】 同じく分解斜視図、
【図10】 本実施例のエアハンドの詳細構成を示す断
面図、
【図11】 本発明をピーラーに適用した実施例の概略
構成を説明するための説明図、
【図12】 前記ピーラーによってフィルムがはがされ
る前のプリント配線用基板を示す断面図である。
【符号の説明】
1…積層体フィルム、2…供給ロ−ラ、3…フィルム分
離部材、4…巻取ロ−ラ、5…テンションロ−ラ、6…
メインバキュ−ムプレ−ト(フィルム供給部材)、7…
ガイドレ−ル、8…メインバキュ−ムプレ−ト用支持
板、9…ラックギヤ、10…ピニオンギヤ、11…駆動
モ−タ、12…先端巻付フィルム保持部材、13…連結
棒、14…固定刃支持部材、15…固定刃、16…回転
刃支持部材、17…回転刃、18…静電気除去装置、1
9…空気吹付管、20…空気吹付管、21…圧着ロ−ラ
(ラミネ−ションロ−ラ)、22…プリント配線板用の
基板、23A…駆動ロ−ラ(搬送ロ−ラ)、23B…縦
動ロ−ラ、24A…基板押え部材(エア−シリンダ
−)、24B…ウェットロ−ラ用押え部材(エア−シリ
ンダ−)、24C…基板押え部材(エア−シリンダ
−)、25…バキュ−ムバ−、26…ウェットロ−ラ、
27…圧着ロ−ラ拭取ロ−ラ、28…圧着ロ−ラ拭取ロ
−ラ用エア−シリンダ−、29…基板拭取ロ−ラ連結保
持部材、30…基板拭取ロ−ラ、31…基板拭取ロ−ラ
用エア−シリンダ−、32…上下メインバキュ−ムプレ
−ト用支持板連結棒、33…連結棒取付部材、40…圧
着ロ−ラ支持部材、41…圧着ロ−ラ上下移動用エア−
シリンダ−、50…搬送装置本体フレ−ム、51…搬送
装置脚部、52…キャスタ−、53…ガイド板、54…
スライドベ−ス、55…カムフォロア、56…ラミネ−
タ本体フレ−ム、57…クランプ部保持部材、58…エ
ア−ハンド、59…クランプ部保持部材、60…エア−
ハンド、61…エア−シリンダ−保持部材、62…ロ−
ラ保持部材、63…ロ−ラ支持部材、64…エア−シリ
ンダ−取付部材、65…ウェットロ−ラ保持部材、66
…ウェットロ−ラ支持部材、67…ウェット用受皿、6
8…ウェット用受皿取付板、69…ウェットロ−ラ軸案
内部材、70…ロ−ラ支持部材、71…センサ−取付
板、72…基板先端検知センサ−、73…基板先端検知
センサ−反射部材、74…ギヤ保持部材、75…ギヤ、
76…ギヤ、77…駆動モ−タ取付部材、78…駆動モ
−タ、79…ロ−タリ−エンコ−ダ−、80…歯付プ−
リ、81…歯付プ−リ、82…歯付プ−リ、83…歯付
ベルト、84…歯付ベルト、85…歯付ベルト、86…
幅寄せ開始センサ−、87…基板後端検知センサ−、8
8…センサ−保持部材、89…センサ−保持部材、90
…反射部材取付板、91…基板幅寄せ開始センサ−反射
部材、92…基板後端検知センサ−反射部材、93…幅
寄せセンタ−表示板、94…搬送装置位置決めセンサ
−、95…検出板、96…フック、97…位置決め部
材、98…保持部材取付板、99…幅寄せセンタ−位置
合わせハンドル、100…シャフト保持部材、101…
シャフト、102…リニアブッシュ、103…幅寄せポ
−ル保持部材、104…幅寄せポ−ル、105…固定部
材、106…歯付ベルト、107…歯付プ−リ、108
…幅寄せ駆動モ−タ、109…幅寄せ駆動部保持部材、
110…連結シャフト、111…カップリング、112
…センタリングスクリュ−、113…歯付プ−リ、11
4…歯付ベルト、115…縦動ロ−ラ受け部材、116
…軸受け、117…ゴムリング、118…ゴムロ−ラ、
119…補助キャスタ−保持部材、120…クランクレ
バ−、121…補助キャスタ−取付部材、122…歯付
プ−リ、123…歯付プ−リ、124…センタリングブ
ロック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に水平に置かれた基板厚みの中心
    部を基準として基板処理を行う処理装置に基板を実質的
    に水平に導入する基板搬送装置において、該基板搬送装
    置上で当該基板を両面側からクランプする少くとも一対
    のニップローラと、該ニップローラを基板両面側から同
    調して当該基板の厚さの中心部を前記処理装置の基板搬
    送方向に対して垂直方向基板処理基準位置に自動的に位
    置合せするラック・ピニオン機構を有する同調駆動手段
    を備えたことを特徴とする基板搬送装置。
JP3266286A 1990-10-17 1991-10-15 基板搬送装置 Expired - Lifetime JPH0831710B2 (ja)

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