JPH0831698B2 - ボトムカバーの取付け構造 - Google Patents

ボトムカバーの取付け構造

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JPH0831698B2
JPH0831698B2 JP6146012A JP14601294A JPH0831698B2 JP H0831698 B2 JPH0831698 B2 JP H0831698B2 JP 6146012 A JP6146012 A JP 6146012A JP 14601294 A JP14601294 A JP 14601294A JP H0831698 B2 JPH0831698 B2 JP H0831698B2
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JP
Japan
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bottom cover
frame
opening
protrusion
mounting structure
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP6146012A
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English (en)
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JPH0715150A (ja
Inventor
賢司 渡部
嘉伸 磯貝
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR等々の電子機器
などのケーシングにおけるボトムカバーの取付け構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は従来のボトムカバーの取
付け構造を示す図で、図5は天地を逆にした斜視図、図
6は図5の要部断面図である。
【0003】同各図において、11は合成樹脂製のフレ
ーム、12は金属板製のボトムカバー、13は取付けネ
ジである。上記フレーム11の底部には周縁部を残して
開口11aが形成されていると共に、開口11aに近い
周縁部分は取付け段部11bとされていて、該取付け段
部11bの4隅にネジ穴11cが形成されている。一
方、前記ボトムカバー12の4隅には上記ネジ穴11c
と対応したネジ挿通穴12aが形成されている。そし
て、ボトムカバー12は、前記開口11aを閉塞するよ
うにフレーム11の外方から所定位置に位置決めされ、
その各対角を前記取付けネジ13でフレーム11に固定
されるようになっていた。
【0004】また、図示していないが、実開昭57−1
15282号公報に見られるボトムカバーの取付け構造
においては、ボトムカバーに複数の切起し片を形成し、
該切起し片の折曲部をケース(フレーム)に係合させて
ボトムカバーをフレームに取付ける技術が開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した図5,図6に
示した従来技術においては、ボトムカバーを確実に固定
することができる反面、4隅全てをネジ止めによって取
付けしなければならず、ネジのコスト及びネジ止め作業
のコストが比較的嵩むという問題があった。
【0006】また、前記した先頭に示された従来技術に
おいては、ボトムカバーをフレームに取付ける際の作業
の容易さに対する配慮がなされておらず、切起し片の折
曲部を係合させるための作業が煩雑なものであった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、取付け作業が容易であると共
に確実な取付けが可能で、且つ安価なボトムカバーの取
付け構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、底部にその周縁部を残して開口が形成さ
れた合成樹脂製のフレームと、このフレームの外方より
前記開口を閉塞するために開口周縁部に保持される金属
板製のボトムカバーとを備えたボトムカバーの取付け構
造において、前記ボトムカバーの一辺に孔を穿設した突
片を設け、該突片の孔を、前記フレームの開口周縁部の
内定面側に形成した突起に係合させると共に、前記ボト
ムカバーにおける前記突片の形成辺と反対側の辺を、前
記フレームの開口周縁部にネジ止めした、構成とされ
る。
【0009】
【作用】ボトムカバーの突片をフレームの底部側のスリ
ットに差し込みながら、突片の孔にフレームの開口周縁
部の内底面側に形成された突起を係合させるようにされ
る。これによってボトムカバーの一辺側はフレームから
抜け落ちることなくフレームに保持される。この後、ボ
トムカバーの突片形成辺と反対側の辺が取付けネジによ
りフレームに固定され、ボトムカバーは確実にフレーム
に固定される。
【0010】斯様な構成をとれば、ネジ止め箇所を減ら
すことができ、取付け作業性が良好となると共に、コス
トダウンも可能となる。
【0011】
【実施例】以下本発明を図示した実施例によって説明す
る。
【0012】図1及び図2は本発明の第1実施例による
ボトムカバーの取付け構造に係り、図1はボトムカバー
をフレームに取付けた状態の要部断面図、図2はボトム
カバーの斜視図であり、図において、1は合成樹脂製の
フレーム、2は金属板製のボトムカバー、3は取付けネ
ジである。
【0013】前記ボトムカバー1の底部には周縁部を残
して図示していないが開口が形成されており(前記図5
参照)、この開口近縁部分の一部には取付け段部1aが
形成され、また、取付け段部1aのない開口近縁の一辺
側の内底面には突起1bが形成されている。なお、前記
取付け段部1aの端部と前記突起1bを形成した開口近
縁部との間には、前記ボトムカバー2の板厚と略等しい
間隙のスリット1cが形成されている。また、前記取付
け段部1aにおける前記突起1bから離れた側の端部に
はネジ穴1dが設けられている。
【0014】図2に示すように、前記ボトムカバー2の
一辺には2つの突片2aが形成されており、この突片2
aには前記突起1bに係合させるための孔2bが穿設さ
れている。また、突片2aを形成した辺と反対側の辺の
両端にはネジ挿通穴2cが形成されている。
【0015】取付けに際しては、先ず、ボトムカバー2
の突片2aをフレーム1の底部側のスリット1cに差し
込み、突片2aの孔2bにフレーム1の内底面側に形成
された前記突起1bを係合させる。これによってボトム
カバー2の一辺側はフレーム1から抜け落ちることなく
フレーム1に保持されることになる。この後、ボトムカ
バー2の突片形成辺と反対側の辺を、取付けネジ3によ
ってフレーム1に固定することにより、ボトムカバー2
全体が確実にフレーム1に固定される。この状態におい
ては、万一ボトムカバー2に何らかの力が作用してボト
ムカバー2が図1矢印D方向にたわんだとしても、突起
1bと孔2bとの係合並びに取付けネジ3による保持に
よって、ボトムカバー2の脱落を確実に防止することが
可能となる。なお、本実施例においてはボトムカバー2
の突片2aの根本部分が、前記したスリット1c部分で
挟持されているので、ガタツキもなく一層取付けが確実
である。
【0016】斯様な構成をとる本実施例においては、ネ
ジ止め箇所を減らすことができ、以って、ネジ個数並び
にネジ止め作業の軽減効果によって、取付け作業性を向
上させることができると共に、コストダウンも可能とな
る。
【0017】図3及び図4は本発明の第2実施例による
ボトムカバーの取付け構造に係り、図3はボトムカバー
をフレームに取付けた状態の要部断面図、図4はボトム
カバーの斜視図であり、同各図において前記第1実施例
と同等の部材、部位には同一符号を付し、その説明は重
複を避けるため割愛する。
【0018】本実施例においては、ボトムカバー2の突
片2aの近傍に弾性変形可能な切り起し片2dを形成し
てあり、また、フレーム1における前記突起1bを形成
した開口近縁部には、自由状態(非弾性変形状態)にお
ける前記切り起し片2dの高さより所定量小さい間隙の
スリット1c′が形成されている。そして、取付け状態
においては、切り起し片2dがフレーム1の外底面に当
接してたわむことによる反発力(弾性力)によって、突
片2aを図3矢印E方向に押し付ける付勢力が発生し、
これにより突片2aの孔2bとフレーム1の突起1bと
が常に係合するように弾性付勢されるようになってい
る。
【0019】斯様な構成をとる本実施例においては、フ
レーム1に対するボトムカバー2の取付けがより一層確
実なものとなる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、取付け作
業が容易であると共に、外力や落下衝撃に対してもボト
ムカバーの脱落のない確実な取付け状態が維持でき、ま
た、コストダウンも可能なボトムカバーの取付け構造が
提供でき、その実用的価値は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるボトムカバーの取付
け構造に係り、ボトムカバーをフレームに取付けた状態
の要部断面図である。
【図2】本発明の第1実施例によるボトムカバーの取付
け構造に係り、ボトムカバーの斜視図である。
【図3】本発明の第2実施例によるボトムカバーの取付
け構造に係り、ボトムカバーをフレームに取付けた状態
の要部断面図である。
【図4】本発明の第2実施例によるボトムカバーの取付
け構造に係り、ボトムカバーの斜視図である。
【図5】従来のボトムカバーの取付け構造に係り、ボト
ムカバーをフレームに取付けた状態を天地を逆にして示
した斜視図である。
【図6】従来のボトムカバーの取付け構造に係り、図5
の要部断面図である。
【符号の説明】
1…フレーム、 1a…取付け段部、 1b…突起、 1c,1c′…スリット、 1d…ネジ穴、 2…ボトムカバー、 2a…突片、 2b…孔、 2c…ネジ挿通穴、 2d…切り起し片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部にその周縁部を残して開口が形成され
    た合成樹脂製のフレームと、このフレームの外方より前
    記開口を閉塞するための開口周縁部に保持される金属板
    製のボトムカバーとを備えたボトムカバーの取付け構造
    において、前記ボトムカバーの一辺に孔を穿設した突片
    を設け、該突片の孔を、前記フレームの開口周縁部の内
    底面側に形成した突起に係合させ、かつ、前記ボトムカ
    バーの内側面と接する取付け段部を前記フレームの開口
    周縁部の一部に設けると共に、前記取付け段部に対して
    弾性力を与える切り起し片を前記ボトムカバーの前記突
    片の近傍に設け、前記突片の孔と前記フレームの突起と
    が常に係合する方向に前記突片を弾性付勢し、かつ、前
    記ボトムカバーにおける前記突片の形成辺と反対側の辺
    を、前記フレームの開口周縁部にネジ止めしたことを特
    徴とするボトムカバーの取付け構造。
JP6146012A 1994-06-28 1994-06-28 ボトムカバーの取付け構造 Expired - Lifetime JPH0831698B2 (ja)

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JP6146012A JPH0831698B2 (ja) 1994-06-28 1994-06-28 ボトムカバーの取付け構造

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JP6146012A JPH0831698B2 (ja) 1994-06-28 1994-06-28 ボトムカバーの取付け構造

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JPH0715150A JPH0715150A (ja) 1995-01-17
JPH0831698B2 true JPH0831698B2 (ja) 1996-03-27

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JPS5783553A (en) * 1980-11-13 1982-05-25 Toyobo Co Ltd Reducing method of thermal expansibility of organic material
JPH0716103B2 (ja) * 1988-10-07 1995-02-22 松下電器産業株式会社 電子機器の筐体固定装置

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