JP3150053B2 - スライドつまみのがたつき防止構造 - Google Patents

スライドつまみのがたつき防止構造

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JP3150053B2
JP3150053B2 JP17702195A JP17702195A JP3150053B2 JP 3150053 B2 JP3150053 B2 JP 3150053B2 JP 17702195 A JP17702195 A JP 17702195A JP 17702195 A JP17702195 A JP 17702195A JP 3150053 B2 JP3150053 B2 JP 3150053B2
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覚 山本
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静岡日本電気株式会社
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  • Slide Switches (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源を制御するた
めなどにスライド操作を行うつまみ(以下、スライドつ
まみ)を有する電子機器のスライドつまみのがたつき防
止構造に関し、特にスピーカ音やバイブレータモータの
振動によりスライドつまみが振動し異音を発生するのを
防止する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスライドつまみのがたつ
き防止構造は、たとえば実開昭63−199432号公
報に示されるように、つまみのがたつきやスライド安定
性を目的としたものがある。図4はこの従来のつまみの
がたつき防止構造の第1の例を示す分解斜視図である。
スライドつまみ4に弾性部材41を設けて、このスライ
ドつまみ4をケース5の案内溝51に挿入して弾性部材
41が撓むことにより、スライドつまみ4は安定しがた
つくことなくスムーズにケース5内をスライドすること
ができる。
【0003】また、たとえば実開平3−39223号公
報に示されるように、つまみのがたつき防止を目的とし
たものがある。図5はこの従来のつまみのがたつき防止
構造の第2の例を示す分解斜視図である。スライドつま
み6の基部61とガイド8との間にがたつき防止用の板
ばね9を備え、スライドつまみ6を弾性的に支持するこ
とにより、スライドつまみ6は安定しがたつくことなく
スムーズにケース7上をスライドすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスライ
ドつまみのがたつき防止構造では、軽薄短小化が求めら
れるなかで、例えば携帯電話機やカード型電子機器のよ
うに、スライドつまみを保持しスライドさせるための案
内溝等を設けるのに充分なスペースが取れない場合や、
またコストを抑えるために部品点数を少しでも減らす必
要がある場合には不向きであった、さらに、がたつき防
止用の弾性部材が比較的簡単にケースからはずれてしま
うという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、上記従来の問題に鑑み、
スライドつまみのがたつきを十分に防止するとともに、
少ないスペースで済み且つ簡単にはケースからはずれな
いようなスライドつまみのがたつき防止構造を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は樹脂材料からな
スライドつまみと、ケースに設けられ前記スライドつ
まみがスライド可能に挿入される案内溝と、前記スライ
ドつまみと係合するスライドスイッチ本体とからなるス
ライドつまみのがたつき防止構造において、前記スライ
ドつまみに一体に成形された弾性フック部を設け、前記
スライドつまみを前記ケースの前記案内溝に挿入して取
付けたとき前記弾性フック部が前記案内溝に連接して
けられた窓状案内溝から前記ケースの外部に突出するよ
うにし、前記スライドつまみは突出した前記弾性フック
部の弾性付勢力により一定の力を受けつつ前記ケースの
前記案内溝に取付けられるようになっている
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明ついて図面を参照し
て説明する。
【0008】図1及び図2は本発明の実施の形態を示す
分解斜視図及び組立後の平面図である。
【0009】全体が樹脂材料からなるスライドつまみ1
には、スライドスッチ本体31のスイチ切換部32と係
合する係合部12及びこの係合部12の一端からスライ
ド操作部13にほぼ平行に延出した弾性フック部11を
形成し、スライド操作部13との間にスライド誘導軸部
14が設けてある。このスライドつまみ1が挿入される
ケース2には、スライド誘導軸部14がスライド動作可
能な窓状案内溝24及びこの窓状案内溝24に連接して
設けれられスライド操作部13がスライド動作可能な案
内溝23を形成し、さらに窓状案内溝24の開口面と同
一面が平面部21を形成している。
【0010】次に、図2によりこの実施の形態の組み込
み状況及び動作について説明すると、弾性フック部11
を窓状案内溝24から突出させつつ、スライドつまみ1
がケース2の案内溝23に取付けられた状態で、スライ
ドつまみ1の弾性フック部11がその弾性付勢力により
ケース2の平面部21に接して撓むように設定しておけ
ば、スライドつまみ1には常に一定方向の力が加わりつ
つ案内溝23内に固定され、がたつきが防止される。ス
ライドつまみ1がスイッチ切換のため案内溝23内を移
動しても、弾性フック部11は常に平面部21によって
撓むように設置する。なお、平面部21及び弾性フック
部11の突当て面を光沢等に仕上げておけば、スライド
動作に対する抵抗をほとんど無しにすることができる。
【0011】ここで図3を参照して、スライドつまみ1
をケース2に取付後において、スライドつまみ1がケー
ス2から簡単にはずれることがない構造につて説明す
る。図3は図2のA−A線断面図である。
【0012】スライドつまみ1の係合部12の厚さ寸法
a及びスライド誘導軸部14の厚さ寸法b及びケース2
の窓状案内溝24の開口高さ寸法c及び弾性フック部1
1の厚さ寸法dを c>b≧a≧d としておき、ケース2からスライドつまみ1がはずれな
いようにするための段差寸法eを最小限に設定しおく。
このような寸法であれば、ケース2の窓状案内溝24へ
スライドつまみ1の弾性フック部11及び係合部12を
挿入することができ、また段差寸法eのために生ずる挿
入抵抗は、樹脂材料からなるスライド誘導軸部14が自
身の弾性力で瞬間的に変形することにより吸収されて、
スライドつまみ1をケース2に取付けることができる。
このようにして、ケース2に挿入されたスライドつまみ
1は、ケース2から簡単にははずれない状態になる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるスラ
イドつまみのがたつき防止構造は、スライドつまみに弾
性フック部を形成してケースの溝に挿入し、この弾性フ
ック部による付勢力によって常にケースに固定される構
造としたことにより、スライドつまみのがたつきを防止
し、且つスピーカ音やバイブレータモータの振動により
スライドつまみが振動し異音等を発生するのを防止する
という効果がある。
【0014】また、スライドつまみ以外に新たな部品を
追加する必要がなく、部品点数が削減できる。さらにス
ライドつまみがケースから簡単にはずれるようなことも
なく、且つ構造がコンパクトで小さいスペースの所にも
設置できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】従来のスライドつまみがたつき防止構造の第1
の例を示す分解斜視図である。
【図5】従来のスライドつまみがたつき防止構造の第2
の例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1,4,6 スライドつまみ 11 弾性フック部 12 係合部 13 スライド操作部 14 スライド誘導軸部 2,5,7 ケース 21 平面部 23 案内溝 24 窓状案内溝 3 スライドスイッチ 31 スライドスイッチ本体 32 スイッチ切換部 8 ガイド 9 板ばね

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂材料からなるスライドつまみと、ケ
    ースに設けられ前記スライドつまみがスライド可能に挿
    入される案内溝と、前記スライドつまみと係合するスラ
    イドスイッチ本体とからなるスライドつまみのがたつき
    防止構造において、前記スライドつまみに一体に成形さ
    れた弾性フック部を設け、前記スライドつまみを前記ケ
    ースの前記案内溝に挿入して取付けたとき前記弾性フッ
    ク部が前記案内溝に連接してけられた窓状案内溝から
    前記ケースの外部に突出するようにし、前記スライドつ
    まみは突出した前記弾性フック部の弾性付勢力により一
    定の力を受けつつ前記ケースの前記案内溝に取付けられ
    ることを特徴とするスライドつまみのがたつき防止構
    造。
JP17702195A 1995-07-13 1995-07-13 スライドつまみのがたつき防止構造 Expired - Fee Related JP3150053B2 (ja)

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JPH0927246A JPH0927246A (ja) 1997-01-28
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JP4552597B2 (ja) * 2004-10-28 2010-09-29 日本電気株式会社 電子機器の操作部材取付構造、該構造を備えた電子機器及び該電子機器の組立方法
JP2007059500A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 回転式電子部品及びその組立方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6119916U (ja) * 1984-07-10 1986-02-05 松下電工株式会社 スイツチ装置

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