JPS636497Y2 - - Google Patents

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JPS636497Y2
JPS636497Y2 JP17151582U JP17151582U JPS636497Y2 JP S636497 Y2 JPS636497 Y2 JP S636497Y2 JP 17151582 U JP17151582 U JP 17151582U JP 17151582 U JP17151582 U JP 17151582U JP S636497 Y2 JPS636497 Y2 JP S636497Y2
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return spring
lever
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biasing
support arms
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JP17151582U
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の技術分野 本考案は種々の装置の機構部に用いられる戻し
ばね付付勢レバーの構造に関するものである。
(2) 技術の背景 ここで、付勢レバーとは、単なる棒状レバーの
みでなく、板状あるいは扉状等の形状を有するも
のも含むものである。例えば、電話機、特に車載
用電話機等には、電話機本体に送受話器を固定す
るため、該送受話器の一部を圧接又は押圧するた
めの押圧部を具えた戻しばね付付勢レバーが用い
られる場合がある。また、例えば、カセツトテー
プレコーダ等には、カセツトテープ挿着部の開口
の開閉カバーとして、戻しばね付付勢レバーが用
いられる場合がある。このように、戻しばね付付
勢レバーは、装置内の他の部材を弾発的に圧接又
は押圧するための押圧体として、また装置の所定
部分を被うために弾発的に開閉作動するカバー又
は扉等として広く使用されている。この種の戻し
ばね付付勢レバーは、一般に、装置側に支持され
た枢軸と、この枢軸に支持腕を介して回動可能に
支承された付勢レバー本体と、前記枢軸に巻着さ
れその一端がレバー本体に掛止されかつ他端が装
置側に掛止された戻しばねとから成り、該戻しば
ねによつてレバー本体が弾発的に一定方向に押圧
されるように構成されたものが多い。従つて、こ
の種の戻しばね付付勢レバーとしては、簡易構造
で形成されかつ組込みの作業性を向上し得る構造
を有するものが望ましい。
(3) 従来技術と問題点 第1図は従来の戻しばね付付勢レバー10を示
す斜視図で、第2図は第1図の戻しばね付付勢レ
バーを或る装置に取り付けた状態を示す側面図で
ある。
第1図と第2図において、この戻しばね付付勢
レバー10は、レバー本体11と、枢軸12と、
戻しばね13とから成る。レバー本体11は、押
圧部材11aが設けられ、かつ両側部から突出す
る1対の支持腕11b,11cが設けられ、さら
に該支持腕11b,11cそれぞれに挿通穴11
d,11eが互に対向して穿設されている。そし
て、レバー本体11は、支持腕11b,11c及
び挿通穴11d,11eを介して、枢軸12に回
動自在に嵌着されている。枢軸12にはコイル状
の戻しばね13が嵌着され、その一端13aがレ
バー本体11の下面に掛止され、他端13bが、
第2図に示すように、装置側の掛止部材14に掛
止される。また、枢軸12は、第2図に示すよう
に、装置側の軸受部材15に支承される。このよ
うに構成することにより、レバー本体11は、枢
軸12を回動中心として常に上方(矢印A方向)
に押圧されることになり、第2図に示すように、
装置側の壁部16の下面によつて上方への回動移
動が停止されている。従つて、押圧部材11a上
に装置側の載置部材(図示なし)が載置され、こ
れより押圧部材11aが下方(矢印Aと逆方向)
に押圧されると、これに反発してレバー本体11
は押圧部材11aを介して前記の載置された部材
を上方に常に押圧(圧接)する。
しかしながら、この従来の戻しばね付付勢レバ
ーは、レバー本体11と枢軸12とがそれぞれ別
個の部品に形成されているため、部品点数が多
く、組付作業に手間がかかるという問題がある。
(4) 考案の目的 本考案の目的は、上記従来技術の問題点に鑑
み、部品点数を減少し簡易構造で組付の作業性を
向上し得る戻しばね付付勢レバーを提供すること
にある。
(5) 考案の構成 そして、この目的を達成するために、本考案に
依れば、付勢レバー本体両側部から1対の支持腕
が突出して形成され、該両支持腕を貫通して枢軸
が嵌入され、該枢軸に巻着した戻しばねの一端を
前記付勢レバー本体に掛止させて該レバー本体を
弾発的に一方向に押圧可能に形成した戻しばね付
付勢レバーにおいて、前記枢軸を前記両支持腕と
一体状に形成すると共に、前記両支持腕間におけ
る枢軸の一部を切除して戻しばね嵌着用の切除部
を形成し、該切除部から戻しばねを前記枢軸に嵌
着すると共に該戻しばねの一端を前記レバー本体
に掛止して該レバー本体を弾発的に一方向に押圧
可能に形成したことを特徴とする戻しばね付付勢
レバーが提供される。
(6) 考案の実施例 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
第3図から第8図は本考案に依る戻しばね付付
勢レバーの実施例を説明するための図である。第
3図は第1実施例の斜視図、第4図は第3図の矢
印B方向からみた上面図、第5図は第2実施例の
上面図、第6図から第8図は第3図の戻しばね付
付勢レバー20を自動車用電話機に適用した一例
を示す図である。
第3図と第4図において、符号20は戻しばね
付付勢レバーを示し、該レバー20は付勢レバー
本体21と戻しばね23とから成る。付勢レバー
本体21は、押圧部材21aが設けられ、かつ両
側部から突出する1対の支持腕21b,21cが
設けられ、さらに支持腕21b,21cと一体状
に枢軸22が設けられている。そして、両支持腕
21b,21c間における枢軸22の一部が切除
されて戻しばね23嵌着用の切除部22aが設け
られている。また両支持腕21b,21cの外側
方に突出する枢軸は回動軸部22b,22cとし
て形成されている。すなわち、この回動軸部22
b,22cが、レバー本体21が取り付けられる
べき装置の軸受部(図示なし)によつて、回動自
在に支承される。そして、切除部22aから戻し
ばね23が枢軸22に嵌着され、戻しばね23の
一端23aがレバー本体21の下面に掛止され、
他端23bが装置の掛止部材(図示なし)に掛止
される。尚、第4図における符号21dは、戻し
ばね23が枢軸22から抜出するのを防止するた
めのストツパーを示す。これにより、レバー本体
21は、戻しばね23によつて、回動軸部22
b,22cを同動中心として常に上方(矢印A方
向)に押圧されることになる。レバー本体21及
び枢軸22は、樹脂系の材料やアルミニウム等の
金属材料から形成されるのが好ましいが、材料は
特に限定されない。このように、この第1実施例
は、レバー本体21と枢軸22を一体状に成形し
かつ切除部22aを設けることにより、部品点数
を減少化することができ、また戻しばね23を予
め枢軸22に嵌着しておくこともできるので、装
置への組込みがきわめて簡単にできる。
第5図は前出の第3図と第4図に示す第1実施
例の変形例である第2実施例である。同図におい
て、符号30は戻しばね付付勢レバーを示し、3
1は付勢レバー本体、31aは押圧部材、31
b,31cは支持腕、31d,31eはストツパ
ー、32は枢軸、32aは切除部、32b,32
cは回動軸部、33,33′は戻しばね、をそれ
ぞれ示す。この戻しばね付付勢レバー30はレバ
ー本体31と枢軸32とが一体状に形成されてい
るのは前記第1実施例と同様であるが、第1実施
例と異なる点は支持腕31b,31c間における
枢軸32の中央部に切除部32aを設けて支持腕
31bと31cの双方に枢軸32,32を設けた
点にあり、枢軸32,32それぞれに戻しばね3
3,33′が嵌着されている。この第2実施例は、
支持腕31bと31cとの離隔寸法が大きい場合
や、戻しばねが2個嵌着されるので押圧力を大き
くする必要がある場合には、特に有用性が高い。
次に、第3図に示す戻しばね付付勢レバー20
の一適用例として、付勢レバー20を自動車用電
話機に適用した場合を第6図から第8図を参照し
て説明する。第6図は電話機本体(送受話器の受
台)34を示す斜視図である。本体34の前方部
に送受話器の受話側頭部を挿着する前方凹所34
aが設けられ、後方部に送受話器の送話側頭部を
挿着する後方凹所34bが設けられている。後方
凹所34bの底壁34c上に押圧部21aが突出
するように、該底壁34cの下側に戻しばね付付
勢レバー20が組込まれている。
第7図は、第6図にCで示す部分、すなわち後
方凹所34bの部分を長手方向に切断して付勢レ
バー20の取付状態を示す図である。図示のよう
に、回動軸22b,22cは電話機本体34に設
けられた軸受部材34dによつて回動自在に支承
されている。戻しばね23の一端23aはレバー
本体21の下面に掛止され、他端23bは電話機
本体34側に設けられた掛止部材(図示なし)に
よつて掛止されている。従つて、戻しばね23に
より、レバー本体21は回動軸22b,22cを
回動中心として、常に上方に押圧されている。そ
して、レバー本体21の端縁部21eが後方凹所
34bの底壁34cの下面と衝合することによ
り、レバー本体21の上方への移動が限定されて
いる。
第8図は第6図の電話機本体34に送受話器3
5を挿着して固定した状態を示す長手方向の側面
断面図である。同図に示すように、送受話器35
の受話側頭部35aが本体34の前方凹所34a
に、そして送話側頭部35bが後方凹所34bに
それぞれ挿入されている。そして、頭部35aの
後方側壁に設けられた係合穴35cに、凹所34
aの後方側壁34eから弾発的に突出している係
合爪34fが嵌入している。また、この場合、頭
部35aの前方上部に設けられた左右一対の支承
受面35dが、凹所34aの前方左右の上端面に
設けられた受面によつて支承されている。一方、
後方凹所34bに挿入された送話側頭部35bは
付勢レバー21によつて上方に押圧されている。
この付勢レバー21の上方押圧作用により、送受
話器35は、係合爪34fを支点として、ここの
原理により、電話機本体34にしつかりと固定さ
れる。すなわち、自動車の振動によつて、送受話
器35が本体34から脱落したり、がたつきによ
つて振動音を発生するようなことが完全に防止さ
れる。
尚、本考案は上述の実施例に限定されるもので
はない。例えば、カセツトテープレコーダ等にお
けるカセツトテープ挿着部開口の開閉カバーを弾
発的に閉鎖する構造にも適用でき、またロツカー
の扉、その他種々の装置にも適用できる。
(7) 考案の効果 以上、詳細に説明したように、本考案に依る戻
しばね付付勢レバーの構造は、レバー本体と枢軸
を一体状に形成し、戻しばね嵌着用の切除部を枢
軸に設けることにより、部品点数の減少化が実現
され、かつ簡易構造で組付作業の向上とコストダ
ウンをもたらすといつた効果大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の戻しばね付付勢レバーの斜視
図、第2図は第1図の戻しばね付付勢レバーを或
装置に取り付けた状態を示す側面図、第1図は本
考案に依る戻しばね付付勢レバーの第1実施例の
斜視図、第4図は第3図の矢印A方向からみた上
面図、第5図は本考案の第2実施例の上面図、第
6図から第8図は、第3図に示す戻しばね付付勢
レバー20を自動車用電話機に適用した例を示す
図であつて、第6図は戻しばね付付勢レバー20
を組込んだ電話機本体の斜視図、第7図は第6図
にCで示す付勢レバー20の取付部の詳細斜視
図、第8図は第6図の電話機本体に送受話器を挿
着固定した状態を示す側面断面図である。 20,30……本考案に依る戻しばね付付勢レ
バー、21,31……付勢レバー本体、21a,
31a……押圧部、21b,21c,31b,3
1c……支持腕、22,32……枢軸、22a,
32a……切除部、22b,22c,32b,3
2c……回動軸部、23,33,33′……戻し
ばね、34……自動車用電話機の本体(受台)、
35……送受話器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 付勢レバー本体両側部から1対の支持腕が突出
    して形成され、該両支持腕を貫通して枢軸が嵌入
    され、該枢軸に巻着した戻しばねの一端を前記付
    勢レバー本体に掛止させて該レバー本体を弾発的
    に一方向に押圧可能に形成した戻しばね付付勢レ
    バーにおいて、前記枢軸を前記両支持腕と一体状
    に形成すると共に、前記両支持腕間における枢軸
    の一部を切除して戻しばね嵌着用の切除部を形成
    し、該切除部から戻しばねを前記枢軸に嵌着する
    と共に該戻しばねの一端を前記レバー本体に掛止
    して該レバー本体を弾発的に一方向に押圧可能に
    形成したことを特徴とする戻しばね付付勢レバ
    ー。
JP17151582U 1982-11-15 1982-11-15 戻しばね付付勢レバ− Granted JPS5980818U (ja)

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JP17151582U JPS5980818U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 戻しばね付付勢レバ−

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JP17151582U JPS5980818U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 戻しばね付付勢レバ−

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JPS5980818U JPS5980818U (ja) 1984-05-31
JPS636497Y2 true JPS636497Y2 (ja) 1988-02-24

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4495284B2 (ja) * 1999-11-17 2010-06-30 株式会社岡村製作所 ディスプレイ支持装置
US7401380B2 (en) * 2005-09-30 2008-07-22 International Business Machines Corporation Low overhead hinge assembly
JP7500935B2 (ja) * 2019-09-11 2024-06-18 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 取付部構造及び画像形成装置

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