JPH0831681A - 高電圧コンデンサ及びマグネトロン - Google Patents

高電圧コンデンサ及びマグネトロン

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Publication number
JPH0831681A
JPH0831681A JP16142694A JP16142694A JPH0831681A JP H0831681 A JPH0831681 A JP H0831681A JP 16142694 A JP16142694 A JP 16142694A JP 16142694 A JP16142694 A JP 16142694A JP H0831681 A JPH0831681 A JP H0831681A
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JP
Japan
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capacitor
voltage capacitor
high voltage
insulating
hole
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Pending
Application number
JP16142694A
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English (en)
Inventor
Setsuo Sasaki
節雄 佐々木
Isao Fujiwara
勲 藤原
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】誘電体磁器素体と絶縁樹脂との間の接触界面に
熱応力に伴う剥離、隙間または亀裂等が発生しにくく、
信頼性に富む高電圧コンデンサ及びマグネトロンを提供
する。 【構成】コンデンサ2は、誘電体磁器素体210の相対
向する両面に電極213〜215を有し、両面の少なく
とも一面のエッジ部分に切欠部A1〜C1、A2〜C2
を有している。絶縁樹脂7、8はコンデンサ2の周りに
充填されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高電圧コンデンサ及び
この高電圧コンデンサでなるフィルタを有するマグネト
ロンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の高電圧コンデンサは、例
えば実公平1ー19388号公報、実公昭63ー481
12号公報等でよく知られている。その基本的な構造
は、コンデンサを構成する誘電体磁器素体に、2つの貫
通孔を間隔をおいて形成し、貫通孔を開口させた両面
に、互いに独立した個別電極及び個別電極に対して共通
となる共通電極を設け、共通電極を、接地金具の浮上り
部上に半田付け等の手段によって固着すると共に、コン
デンサの貫通孔及び接地金具の貫通孔を通って貫通導体
を貫通させ、この貫通導体を、コンデンサの個別電極上
に、電極接続体等を用いて半田付けした構造となってい
る。接地金具は、一面側に浮上り部を突出させ、浮上り
部の外周に、コンデンサを包囲するように、絶縁ケース
を挿着すると共に、他面側に、貫通導体を包囲するよう
に、絶縁カバーを挿着させてある。そして、絶縁ケース
及び絶縁ケースで包囲されたコンデンサの内外に、エポ
キシ樹脂等の熱硬化性絶縁樹脂を充填し、耐湿性及び絶
縁性を確保してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の高電圧コンデ
ンサにおいては、信頼性を確保するために、コンデンサ
を構成する誘電体磁器素体と、その周りに充填されてい
る絶縁樹脂との間の接着強度を増大させることが極めて
重要である。ところが、従来の高電圧コンデンサは、接
着強度が測定温度範囲80〜140℃で略40〜60k
g/cm2 であり、ヒートショック試験、ヒートサイクル
試験または使用状態における温度変動などにおいて発生
する熱応力により、誘電体磁器素体と絶縁樹脂との間の
接触界面に、剥離、隙間または亀裂が発生するの防止で
きなかった。このため、高温負荷試験や耐湿負荷試験の
信頼性試験または電子レンジのマグネトロン用フィルタ
として使用した場合等のように、高温多湿の環境で使用
された場合等に、誘電体磁器素体と絶縁樹脂との間の接
触界面に発生した剥離、隙間または亀裂に湿気が侵入す
ると共に、電界が集中し、電圧破壊を生じてしまうとい
う問題点があった。
【0004】上述の問題点を解決すべく、従来より種々
の技術が提案されているが、解決しなければならない問
題点を含んでいる。例えば、実開昭63ー165836
号公報は、誘電体磁器素体の両面の外端縁及び内端縁
に、若干のギャップを残して電極を形成し、ギャップ部
分にガラスグレーズ処理を施す技術を開示しているが、
ギャップ部分にガラスグレーズ処理を施さなければなら
ないという工程上または構造上の問題点がある。
【0005】実開昭56ー108239号公報は、誘電
体磁器素体の外周を直線部分を持たない凸状の曲面状に
形成する技術を開示しているが、特殊な表面形状を持つ
誘電体磁器素体を使用しなければならないという難点が
ある。この他、絶縁樹脂の種類を選択して、熱応力を低
減させる等の技術も知られているが、選択し得る絶縁樹
脂の制限を伴う。
【0006】本発明の課題は、誘電体磁器素体と絶縁樹
脂との間の接触界面に熱応力に伴う剥離、隙間または亀
裂等が発生しにくく、信頼性に富む高電圧コンデンサ及
びマグネトロンを提供することである。
【0007】本発明のもう一つの課題は、誘電体磁器素
体と絶縁樹脂との間の接触界面の剥離、隙間または亀裂
等を、簡単な構造及び処理によって確実に防止し得る高
電圧コンデンサ及びマグネトロンを提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明に係る高電圧コンデンサは、少なくとも一つ
のコンデンサと、少なくとも一種の絶縁樹脂とを含んで
いる。前記コンデンサは、誘電体磁器素体の相対向する
両面に電極を有し、前記両面の少なくとも一面のエッジ
部分に切欠部を有している。前記絶縁樹脂は前記コンデ
ンサの周りに充填されている。
【0009】より具体的には、更に、一つの接地金具
と、少なくとも一つの貫通導体と、絶縁チューブと、絶
縁ケースと、絶縁カバーとを含む。前記接地金具は、一
面側に浮上り部を有し、前記浮上り部が少なくとも一つ
の孔を有する。前記コンデンサは、誘電体磁器素体に少
なくとも一つの貫通孔を有し、前記貫通孔が前記電極の
設けられた前記両面に開口し、前記切欠部が外周及び前
記貫通孔の周りに形成され、前記電極の一方が前記浮上
り部に固着されている。前記貫通導体は、前記貫通孔及
び前記孔内を貫通し、前記電極の他方に導通接続されて
いる。前記絶縁チュ−ブは弾力性を有する樹脂でなり、
前記貫通導体の前記貫通孔内に位置する部分に被せて設
けられている。前記絶縁ケ−スは、前記接地金具の一面
側において前記浮き上がり部の外周側に装着されてい
る。前記絶縁カバーは前記接地金具の他面側において、
前記浮き上がり部の内周側に装着されている。前記絶縁
樹脂は、前記絶縁ケース及び前記絶縁カバーの内部に充
填されている。
【0010】前記切欠部の好ましい一つの例は、ステッ
プ状に形成することである。この場合、前記切欠部は、
幅が0.1〜1.1mmで、深さが0.1〜2.0mm
であることが好ましい。前記切欠部の別の好ましい例
は、傾斜面を構成するように形成することである。この
場合、前記切欠部は、好ましくは、斜面の長さが0.1
〜1.6mmとなるように形成する。傾斜角度は、好ま
しくは30〜60度、更に好ましくは45度前後であ
る。
【0011】本発明に係るマグネトロンは、上記高電圧
コンデンサを有することが特徴である。
【0012】
【作用】コンデンサは、誘電体磁器素体の相対向する両
面に電極を有し、両面の少なくとも一面のエッジ部分に
切欠部を有しているから、電極間絶縁距離が前記切欠部
によって拡大される。しかも、絶縁樹脂が誘電体磁器素
体に設けられた切欠部に入り込んで密着するため、両者
間の接着力が増大する。このため、ヒートサイクル試
験、ヒ−トショック試験または使用時の熱ストレス等に
おいて、コンデンサの誘電体磁器素体と絶縁樹脂との間
の接触界面に剥離、隙間または亀裂が発生しにくくな
り、高温負荷試験や耐湿負荷試験等の信頼性試験または
高温多湿の環境で使用された場合等の信頼性が著しく向
上する。上記2つの作用により、耐電圧特性が向上す
る。
【0013】上述の特性向上は、誘電体磁器素体の少な
くとも一面のエッジ部分に切欠部を設けるという構造的
及びプロセス的に容易な手段によって達成できるから、
誘電体磁器素体と絶縁樹脂との間の接触界面の剥離、隙
間または亀裂等を、簡単な構造及び処理によって確実に
防止し得る。
【0014】切欠部がステップ状に形成された場合、幅
0.1〜1.1mmで、深さ0.1〜2.0mmのステ
ップが、特性改善に効果がある。また、切欠部が傾斜面
を構成するように形成された場合は、傾斜角度45度前
後で斜面の長さが0.1〜1.6mmとなるように形成
することにより、優れた特性改善効果を得ることができ
る。
【0015】
【実施例】図1は本発明に係る高電圧コンデンサの正面
断面図、図2は図1に示されたコンデンサの拡大断面
図、図3は図2に図示されたコンデンサの平面図であ
る。図に示す高電圧コンデンサは接地金具1、コンデン
サ2、貫通導体4、5、絶縁ケース6、外側絶縁樹脂
7、内側絶縁樹脂8、絶縁カバー9及びシリコン樹脂等
で構成された絶縁チューブ10、11等を含んでいる。
【0016】コンデンサ2は、図2及び図3にも示すよ
うに、誘電体磁器素体210の相対向する両面に電極2
13〜215を有し、両面の少なくとも一面のエッジ部
分に切欠部A1、B1及びC1を有している。図示され
たコンデンサ2は、電極213、214を設けた一面の
みならず、電極215を設けた他面のエッジ部分にも、
切欠部A2、B2及びC2を設けてある。このコンデン
サ2は、誘電体磁器素体210に貫通孔211、212
を有すると共に、貫通孔211、212の開口する両面
に電極213〜215を有する。切欠部A1は電極21
3及び214を形成した誘電体磁器素体210の一面側
において、その外周縁に添って設けられており、切欠部
A2は電極215を形成した誘電体磁器素体210の他
面側において、その外周縁に添って設けられている。切
欠部B1、B2は貫通孔211の内周縁に添って設けら
れ、切欠部C1、C2は貫通孔212の内周縁に添って
設けられている。外側絶縁樹脂7、内側絶縁樹脂8はコ
ンデンサ2の周りに充填されている。
【0017】コンデンサ2は、誘電体磁器素体210の
相対向する両面に電極213〜215を有し、両面の少
なくとも一面のエッジ部分に切欠部A1〜C1、A2〜
C2を有しているから、電極213または214と電極
215との間の絶縁距離が切欠部A1〜C1、A2〜C
2によって拡大される。しかも、絶縁樹脂が誘電体磁器
素体210に設けられた切欠部A1〜C1、A2〜C2
に入り込んで密着するため、両者間の接着力が増大す
る。このため、ヒートサイクル試験、ヒ−トショック試
験または使用時の熱ストレス等において、コンデンサ2
の誘電体磁器素体210と絶縁樹脂7、8との間の接触
界面に剥離、隙間または亀裂が発生しにくくなり、高温
負荷試験や耐湿負荷試験等の信頼性試験または高温多湿
の環境で使用された場合等の信頼性が著しく向上する。
上記2つの作用により、耐電圧特性が向上する。
【0018】図1〜図3に示されたコンデンサ2は、切
欠部A1〜C1、A2〜C2がステップ状に形成されて
いる。この場合、図2及び図3に示すように、幅W1が
0.1〜1.1mmで、深さd1が0.1〜2.0mm
のステップが、特性改善に効果があることが分かった。
【0019】図4は本発明に係る高電圧コンデンサに用
いられるコンデンサの正面断面図である。この実施例
は、切欠部A1〜C1、A2〜C2が傾斜面を構成する
ように形成された場合を示す。この場合の切欠部A1〜
C1、A2〜C2は傾斜角度θが30〜60度、好まし
くは、45度前後で、斜面の長さd2が0.1〜1.6
mmとなるように形成することが望ましい。これによ
り、優れた特性改善効果を得ることができる。
【0020】切欠部A1〜C1、A2〜C2は折れ線
状、折れ線と円弧との組合わせ等によって構成すること
もできる。或いは、図5に示すように、誘電体磁器素体
21の一面側に設けられる切欠部A1〜C1は傾斜面と
し、他面側に設けられる切欠部A2〜C2はステップ状
とすることもできる。
【0021】再び図1に戻って説明すると、接地金具1
は、一面側に浮上り部111を有し、浮上り部111が
孔112を有している。コンデンサ2は、浮上り部11
1上に配置され、電極215が浮上り部111に半田付
け等の手段によって固着されている。貫通導体4、5
は、貫通孔211、212及び孔112の内部を貫通
し、電極213、214に電極接続体12、13を介し
て導通接続されている。外側絶縁樹脂7は、接地金具1
の一面側でコンデンサ2の周りに充填され、誘電体磁器
素体210の表面に密着している。内側絶縁樹脂8は、
接地金具1の他面においてコンデンサ2の貫通孔21
1、212内に充填され、誘電体磁器素体210の表面
に密着している。外側絶縁樹脂7、内側絶縁樹脂8は、
ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂で構成で
きる。更に、フェノール樹脂やシリコン樹脂等も用いる
ことができる。絶縁チュ−ブ10、11は、貫通導体
4、5の貫通孔211、212内に位置する部分に被せ
て設けられている。
【0022】図6はヒ−トショック試験結果を示す図で
ある。ヒ−トショック試験に当って、本発明品と従来品
とを適宜個数抜き取り、120℃で1時間、−40℃で
1時間を1サイクルとするヒ−トショックを与え、10
サイクル毎に耐電圧試験を行ない、剥離等が原因と思わ
れる電気的破壊の有無を調べた。曲線S1は図2及び図
2に示したコンデンサを組み込んだ高電圧コンデンサ
(サンプルS1とする)の特性、曲線S2は図4に示し
たコンデンサを組み込んだ高電圧コンデンサ(サンプル
S2とする)の特性、曲線S3は切欠部を持たない従来
品の特性である。図6に示すように、350サイクルで
の累積故障率が、従来品では90%となるが、本発明品
であるサンプルS1では10%に満たず、サンプルS2
では50%未満であり、耐電圧特性が著しく改善されて
いる。
【0023】図7は本発明に係る高電圧コンデンサをフ
ィルタとして組込んだマグネトロンの部分破断面図で、
15は陰極ステム、16はフィルタボックス、17、1
8はインダクタ、19はインダクタ17、18と共にフ
ィルタとして使用された本発明に係る高電圧コンデンサ
である。フィルタボックス16は陰極ステム15を覆う
ように配置してあり、また高電圧コンデンサ19は、フ
ィルタボックス16の側面板161に設けた貫通孔を通
して、外側絶縁樹脂7が外部に出るように貫通して設け
られ、接地金具1の部分で、フィルタボックス16の側
面板161に取付け固定されている。インダクタ17、
18はフィルタボックス16の内部において、陰極ステ
ム15の陰極端子と、高電圧コンデンサ19の貫通導体
4、5との間に直列に接続されている。21は冷却フィ
ン、22はガスケット、23はRF出力端、24は磁石
である。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)誘電体磁器素体と絶縁樹脂との間の接触界面に熱
応力に伴う剥離、隙間または亀裂等が発生しにくく、信
頼性に富む高電圧コンデンサ及びマグネトロンを提供す
ることができる。 (b)誘電体磁器素体と絶縁樹脂との間の接触界面の剥
離、隙間または亀裂等を、簡単な構造及び処理によって
確実に防止し得る高電圧コンデンサ及びマグネトロンを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高電圧コンデンサの正面断面図で
ある。
【図2】図1に示されたコンデンサの拡大断面図であ
る。
【図3】図2に図示されたコンデンサの平面図である。
【図4】本発明に係る高電圧コンデンサに用いられるコ
ンデンサの正面断面図である。
【図5】本発明に係る高電圧コンデンサに用いられるコ
ンデンサの別の実施例を示す正面断面図である。
【図6】ヒ−トショック試験結果を示す図である。
【図7】本発明に係る高電圧コンデンサを組込んだマグ
ネトロンの部分破断面図である。
【符号の説明】
1 接地金具 111 浮上り部 112 孔 2 コンデンサ 211、212 貫通孔 213、214、215 電極 4、5 貫通導体 7 外側絶縁樹脂 8 内側絶縁樹脂 9 絶縁カバ− 10、11 絶縁チュ−ブ A1、B1、C1 切欠部 A2、B2、C2 切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01J 23/15 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つのコンデンサと、少なく
    とも一種の絶縁樹脂とを含む高電圧コンデンサであっ
    て、 前記コンデンサは、誘電体磁器素体の相対向する両面に
    電極を有し、前記両面の少なくとも一面のエッジ部分に
    切欠部を有しており、 前記絶縁樹脂は、前記コンデンサの周りに充填されてい
    る高電圧コンデンサ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の高電圧コンデンサであ
    って、 更に、一つの接地金具と、少なくとも一つの貫通導体
    と、絶縁チューブと、絶縁ケースと、絶縁カバーとを含
    み、 前記接地金具は、一面側に浮上り部を有し、前記浮上り
    部に少なくとも一つの孔を有しており、 前記コンデンサは、誘電体磁器素体に少なくとも一つの
    貫通孔を有し、前記貫通孔が前記電極の設けられた前記
    両面に開口し、前記切欠部が外周及び前記貫通孔の周り
    に形成され、前記電極の一方が前記浮上り部に固着され
    ており、 前記貫通導体は、前記貫通孔及び前記孔の内部を貫通
    し、前記電極の他方に導通接続されており、 前記絶縁チュ−ブは弾力性を有する樹脂でなり、前記貫
    通導体の前記貫通孔内に位置する部分に被せて設けられ
    ており、 前記絶縁ケ−スは、前記接地金具の一面側において前記
    浮き上がり部の外周側に装着されており、 前記絶縁カバーは前記接地金具の他面側において、前記
    浮き上がり部の内周側に装着されており、 前記絶縁樹脂は、前記絶縁ケース及び前記絶縁カバーの
    内部に充填されている高電圧コンデンサ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載された高
    電圧コンデンサであって、 前記切欠部はステップ状である高電圧コンデンサ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の高電圧コンデンサであ
    って、 前記切欠部は、幅が0.1〜1.1mmで、深さが0.
    1〜2.0mmである高電圧コンデンサ。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載された高
    電圧コンデンサであって、 前記切欠部は、傾斜面を構成するように形成されている
    高電圧コンデンサ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の高電圧コンデンサであ
    って、 前記切欠部は、斜面の長さが0.1〜1.6mmである
    高電圧コンデンサ。
  7. 【請求項7】 高電圧コンデンサでなるフィルタを有す
    るマグネトロンであって、 前記高電圧コンデンサは、請求項1乃至6の何れかに記
    載のものでなるマグネトロン。
JP16142694A 1994-07-13 1994-07-13 高電圧コンデンサ及びマグネトロン Pending JPH0831681A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7460353B2 (en) 2005-04-11 2008-12-02 Tdk Corporation High-voltage capacitor, high-voltage capacitor device and magnetron

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7460353B2 (en) 2005-04-11 2008-12-02 Tdk Corporation High-voltage capacitor, high-voltage capacitor device and magnetron

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Effective date: 20030604