JPH08312966A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH08312966A
JPH08312966A JP12505495A JP12505495A JPH08312966A JP H08312966 A JPH08312966 A JP H08312966A JP 12505495 A JP12505495 A JP 12505495A JP 12505495 A JP12505495 A JP 12505495A JP H08312966 A JPH08312966 A JP H08312966A
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JP
Japan
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cooking
heating
dish
cooking chamber
temperature
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JP12505495A
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English (en)
Inventor
Yuki Takahashi
由紀 高橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 調理室温度を検出するための温度センサを有
効利用して、棚板の装着状態を検出すること。 【構成】 「オーブン&グリル調理」が開始されると、
制御装置は上下ヒータに通電し(ステップS2)、調理
室を加熱する。そして、加熱開始からT1 時間経過する
と、温度センサの出力信号Aを読込み(ステップS
4)、基準値α,βと比較する(ステップS5)。そし
て、その比較結果に基づいて、棚板が上下2段に装着さ
れていること(ステップS6),下段のみに装着されて
いること(ステップS16),上段のみに装着されてい
ること(ステップS24)を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調理皿の装着状態を検
出する構成を備えた加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、オーブン・グリル機能付き電
子レンジには、調理皿が調理室の上段に装着されている
か,下段に装着されているか,上下段に装着されている
かを光センサで検出する構成のものがある。この構成の
場合、光センサの検出結果に基づいてオーブン調理およ
びグリル調理を判別した後、温度センサにより検出され
る調理室の温度変化率に基づいて調理時間を設定する。
そして、オーブン調理用熱源またはグリル調理用熱源を
制御することに基づいて調理室を設定温度に保持しなが
ら、設定時間が経過するまで調理物を加熱する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来は、専用の光センサで調理皿の装着状態を検出する構
成であるため、光センサや光センサを固定する手段等の
余分な部材が必要になり、その結果、構成の複雑化やコ
ストアップを招いていた。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、簡単・安価な構成で調理皿の装着状
態を検出できる加熱調理器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の加熱調理
器は、調理室に対して出入れ可能に設けられ、調理物が
載置される調理皿と、前記調理室内に収容された調理物
を加熱する加熱手段と、前記調理室の温度を検出する温
度検出手段と、この温度検出手段の検出結果に基づい
て、前記調理皿の装着状態を検出する調理皿検出手段と
を備えたところに特徴を有する。
【0006】請求項2記載の加熱調理器は、調理皿検出
手段の検出結果に基づいて加熱手段を制御する制御手段
を備えたところに特徴を有する。請求項3記載の加熱調
理器は、制御手段が、調理室内が設定温度になるように
加熱手段を制御するところに特徴を有する。請求項4記
載の加熱調理器は、制御手段が、加熱手段の出力が設定
値になるように加熱手段を制御するところに特徴を有す
る。請求項5記載の加熱調理器は、制御手段が、調理室
に対する熱風供給量が設定値になるように加熱手段を制
御するところに特徴を有する。
【0007】請求項6記載の加熱調理器は、温度検出手
段の検出結果に基づいて調理皿に載置された調理物の分
量を検出する分量検出手段を備えたところに特徴を有す
る。請求項7記載の加熱調理器は、分量検出手段が、調
理皿検出手段により調理皿の装着状態が検出された後に
調理物の分量を検出するところに特徴を有する。請求項
8記載の加熱調理器は、調理皿検出手段の検出結果に基
づいて、加熱モードを切換えるモード切換手段を備えた
ところに特徴を有する。
【0008】請求項9記載の加熱調理器は、温度検出手
段が調理皿の近傍に配置されているところに特徴を有す
る。請求項10記載の加熱調理器は、調理室内に調理皿
を上下2段に装着するための調理皿装着部を備え、温度
検出手段が、上段の調理皿の近傍或いは下段の調理皿の
近傍に配置され、調理皿検出手段が、調理室の下段の
み,上段のみ,或いは上下段ともに調理皿が装着されて
いることを検出するところに特徴を有する。
【0009】請求項11記載の加熱調理器は、調理室内
に調理皿を上下2段に装着するための調理皿装着部と、
加熱手段に相当する上ヒータ,下ヒータ,熱風生成装置
と、調理皿検出手段の検出結果に基づいて、前記上ヒー
タ,下ヒータ,熱風生成装置を選択駆動する加熱形態選
択手段とを備え、この加熱形態選択手段が、前記調理室
の上段のみに調理皿が装着されていることが検出される
と、前記上ヒータにより調理物を上側から加熱し、調理
室の下段のみに調理皿が装着されていることが検出され
ると、前記上ヒータおよび前記下ヒータにより調理物を
上下両側から加熱し、調理室の上下段に調理皿が装着さ
れていることが検出されると、前記熱風生成装置により
調理室に熱風を供給するところに特徴を有する。
【0010】
【作用】請求項1記載の手段によれば、調理室内に調理
皿を収容して加熱調理を行うと、温度検出手段により調
理室の温度が検出され、温度検出手段の検出結果に基づ
いて調理皿の装着状態が検出される。従って、調理室の
温度を検出する温度検出手段が有効利用され、その結
果、光センサを用いない簡単・安価な構成で調理皿の装
着状態が検出される。
【0011】請求項2記載の手段によれば、調理皿の装
着状態に基づいて加熱手段が制御される。従って、調理
皿の装着状態に応じて加熱量を制御できるので、調理物
の仕上り状態が向上する。請求項3記載の手段によれ
ば、調理皿の装着状態に基づいて加熱手段が制御され、
調理室内が温度コントロールされる。従って、調理皿の
装着状態に応じて加熱量が制御されるので、調理物の仕
上り状態が向上する。
【0012】請求項4記載の手段によれば、調理皿の装
着状態に基づいて加熱手段が制御され、加熱手段の出力
がコントロールされる。従って、調理皿の装着状態に応
じて加熱量が制御されるので、調理物の仕上り状態が向
上する。請求項5記載の手段によれば、調理皿の装着状
態に基づいて加熱手段が制御され、調理室に対する熱風
供給量がコントロールされる。従って、調理皿の装着状
態に応じて加熱量が制御されるので、調理物の仕上り状
態が向上する。
【0013】請求項6記載の手段によれば、温度検出手
段の検出結果に基づいて、調理皿に載置された調理物の
分量が検出される。従って、調理物の分量に応じて加熱
手段を制御することが可能となり、その結果、調理物の
仕上り状態が向上する。請求項7記載の手段によれば、
調理皿の装着状態が検出された後に調理物の分量が検出
される。従って、調理物の分量に基づく温度変化が明確
になった後に調理物の分量を検出できるので、分量検出
が正確に行われる。
【0014】請求項8記載の手段によれば、調理皿の装
着状態に基づいて加熱モードが切換えられる。従って、
調理皿の装着状態に応じて加熱形態を変化させることが
できるので、調理物の仕上り状態が向上する。しかも、
使用者が加熱モードを指定する手間がなくなる。
【0015】請求項9記載の手段によれば、温度検出手
段が調理皿の近傍に配置されているので、該調理皿の加
熱状態が温度検出手段に敏感に反映される。従って、温
度検出手段の検出結果に基づいて調理皿の装着状態が正
確に検出される。
【0016】請求項10記載の手段によれば、温度検出
手段が上段の調理皿の近傍および下段の調理皿の近傍の
いずれかに配置されている。従って、上段の調理皿の加
熱状態および下段の調理皿の加熱状態のうちのいずれか
が温度検出手段に敏感に反映されるので、上段のみに調
理皿が装着されたこと,下段のみに調理皿が装着された
こと,上下段の双方に調理皿が装着されたことが正確に
検出される。
【0017】請求項11記載の手段によれば、調理室の
上段のみに調理皿が装着されていることが検出される
と、上ヒータにより調理物が上側から加熱される。ま
た、調理室の下段のみに調理皿が装着されていることが
検出されると、上ヒータおよび下ヒータにより調理物が
上下両側から加熱される。また、調理室の上下段に調理
皿が装着されていることが検出されると、熱風生成装置
により調理室に熱風が供給される。従って、調理皿の装
着状態に応じて加熱形態が変化するので、調理物の仕上
り状態が向上する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1ないし図4
に基づいて説明する。尚、本実施例は、本発明をオーブ
ン・グリル機能付き電子レンジに適用したものである。
まず、図3において、電子レンジ本体1は、外箱2の内
部に内箱3を配設して構成されたものであり、内箱3の
内部は調理室4として機能するようになっている。ま
た、外箱2には扉5が枢支されており、調理室4の前面
開口部は扉5の回動に伴い開閉される。
【0019】調理室4の右側には機械室(図示せず)が
設けられている。そして、この機械室内にはレンジ調理
用のマグネトロン6(図4参照)が配設されており、マ
グネトロン6が作動すると、導波管(図示せず)を通し
て調理室4内にマイクロ波が照射される。また、調理室
4の底部には回転軸7が突出しており、レンジ調理を行
うにあたっては、回転軸7にターンテーブル(図示せ
ず)を装着し、ターンテーブル上に調理物を載置する。
【0020】調理室4の奥方には、その裏側に位置して
熱風生成室(図示せず)が設けらており、この熱風生成
室内には、図4に示すように、加熱手段に相当する熱風
生成装置8が配設されている。この熱風生成装置8は熱
風ファン8aおよび熱風ヒータ8bから構成されたもの
であり、熱風ファン8aおよび熱風ヒータ8bが作動す
ると、熱風ファン8aから吐出された風が熱風ヒータ8
bにより加熱され、熱風が生成される。
【0021】調理室4の奥壁には、図3に示すように、
中央部に位置して吸気口4aが形成され、上下部に位置
して上吹出口4bおよび下吹出口4cが形成されてお
り、熱風生成装置8作動すると、上吹出口4bおよび下
吹出口4cから調理室4内に熱風が吐出され、吸気口4
aを通して熱風生成室に戻される。
【0022】調理室4の上側には、加熱手段に相当する
上ヒータ9(図4参照)が配設されている。この上ヒー
タ9は面状ヒータから構成されたものであり、上ヒータ
9が発熱すると、その輻射熱により調理室4が上側から
加熱される。また、調理室4の下側には、加熱手段に相
当する下ヒータ10(図4参照)が配設されている。こ
の下ヒータ10は面状ヒータから構成されたものであ
り、下ヒータ10が発熱すると、その輻射熱により調理
室4が下側から加熱される。
【0023】調理室4の左右側板には、調理皿装着部に
相当する棚板載置部11が設けられている。この棚板載
置部11は、左右側板の上部に対向配置された上側載置
部11a(1個のみ図示する)および左右側板の下部に
対向配置された下側載置部11b(1個のみ図示する)
から構成されたものであり、両上側載置部11aおよび
両下側載置部11bに棚板12を選択的に載置すること
に伴い、調理室4内の上下段に棚板12が選択的に装着
される。尚、棚板12は、オーブン調理およびグリル調
理を行うにあたって調理物を載置するためのものであ
り、調理皿に相当する。
【0024】マグネトロン6,熱風ファン8a,熱風ヒ
ータ8b,上ヒータ9,下ヒータ10は、図4に示すよ
うに、制御装置13に接続されている。この制御装置1
3はマイクロコンピュータから構成されたものであり、
調理皿検出手段,制御手段,分量検出手段,モード切換
手段,加熱形態選択手段に相当する。そして、制御装置
13には調理モード選択キー14aおよびスタートキー
14bが接続されており、加熱調理を行うにあたって
は、調理モード選択キー14aを操作して「レンジ調
理」または「オーブン&グリル調理」を選択した後、ス
タートキー14bを操作する。
【0025】尚、調理モード選択キー14aおよびスタ
ートキー14bは、図3の操作パネル14に設けられた
ものである。また、図4に示すように、操作パネル14
には表示部14cが設けられており、制御装置13は、
調理モード(加熱モード)や残り調理時間等の調理情報
を表示部14cに表示する。また、ターンテーブルモー
タ15は回転軸7に連結されたものであり、制御装置1
3は、レンジ調理が選択されたことを検出すると、マグ
ネトロン6およびターンテーブルモータ15に通電す
る。そして、回転軸7と一体的にターンテーブルを回転
させながら調理室4内にマイクロ波を照射し、レンジ調
理を行う。
【0026】調理室4の左側板には、図3に示すよう
に、温度検出手段に相当する温度センサ16が取付けら
れている。この温度センサ16は上側載置部11aの近
傍に配置されたものであり、制御装置13に接続されて
いる。この温度センサ16は調理室4の温度を検出する
ものであり、温度センサ16の検出信号は制御装置13
に出力される。尚、温度センサ16はサーミスタから構
成されたものであり、その感熱部が調理室4内に突出す
るように配置されている。
【0027】次に上記構成の作用について説明する。
「オーブン&グリル調理」を行うにあたっては、まず、
棚板12を上側載置部11aおよび下側載置部11bに
選択的に載置する。次に、調理モード選択キー14aに
より「オーブン&グリル調理」を選択した後、スタート
キー14bを操作する。すると、制御装置13は、図1
のステップS1へ移行し、「オーブン&グリル調理」が
選択されたことを検出する。そして、ステップS2へ移
行し、上ヒータ9および下ヒータ10に通電して調理室
4内に収容された調理物を加熱開始した後、ステップS
3へ移行する。
【0028】制御装置13は、ステップS3へ移行する
と、加熱開始タイマーをセットし、タイマーによる加熱
時間の計測動作を開始する。そして、計測値と設定時間
T1とを比較し、計測値が設定時間T1 に達したことを
検出すると、まず、ステップS4へ移行し、時刻T1 に
おける温度センサ16の出力信号をAとして読込む。次
に、ステップS5へ移行し、温度信号Aを基準値α,β
と比較する。
【0029】図2は、調理時間の経過に伴う温度センサ
16の出力信号の変化を示すものである。ここで、曲線
a1 およびa2 は、上側載置部11aのみに棚板12が
セットされた場合、曲線b1 およびb2 は、下側載置部
11bのみに棚板12がセットされた場合、曲線c1 お
よびc2 は、上側載置部11aおよび下側載置部11b
の双方に棚板12がセットされた場合である。
【0030】同図から明らかなように、棚板12が2枚
の場合(曲線c1 およびc2 )には、温度センサ16か
らの出力信号が比較的緩やかに上昇する。また、棚板1
2が1枚の場合(曲線a1 およびa2 ,b1 およびb2
)には、温度センサ16からの出力信号が比較的急に
上昇する。基準値αは、この事情に鑑みて実験的に設定
されたものであり、棚板12の装着枚数を判断するため
の基準値である。
【0031】また、温度センサ16は、上側載置部11
aの近傍に配置されているので、上段の棚板12から熱
影響を受け易い。従って、棚板12が上段のみにセット
されている場合(曲線a1 およびa2 )には、温度セン
サ16からの出力信号が比較的急に上昇する。また、棚
板12が下段のみにセットされている場合(曲線b1お
よびb2 )には、温度センサ16からの出力信号が比較
的緩やかに上昇する。基準値βは、この事情に鑑みて実
験的に設定されたものであり、棚板12の装着位置を判
断するための基準値である。
【0032】制御装置13は、温度信号Aを基準値α,
βと比較すると、その比較結果に基づいて、棚板12の
装着枚数および装着位置を判断し、その判断結果に基づ
いてオーブン調理およびグリル調理を選択的に実行す
る。例えば「0≦温度信号A<基準値α」である場合、
制御装置13は、棚板12が上下段にセットされている
ことを検出し、ステップS5からS6,S7へ移行す
る。そして、調理モードをオーブン仕様として、以後、
熱風生成装置8を制御する。
【0033】制御装置13は、調理モードをオーブン仕
様にすると、タイマーによる加熱時間の計測値と設定時
間T2 とを比較し、計測値が設定時間T2 に達したこと
を検出すると、ステップS8へ移行する。そして、時刻
T2 における温度センサ16の出力信号をBaとして読
込んだ後、ステップS9へ移行し、温度信号Baを基準
値μと比較する。図2の曲線c1 は、上下段の棚板12
に載置された調理物の分量が少ない場合(例えば、各棚
板12にピザが1枚ずつ載置された場合)、曲線c2
は、上下段の棚板12に載置された調理物の分量が多い
場合(例えば、各棚板12にピザが2枚ずつ載置された
場合)である。
【0034】両曲線c1 およびc2 を比較すれば明らか
なように、調理物の分量が少ない場合(曲線c1 )に
は、温度センサ16からの出力信号が比較的急に上昇す
る。また、調理物の分量が多い場合(曲線c2 )には、
温度センサ16からの出力信号が比較的緩やかに上昇す
る。基準値μは、この事情に鑑みて実験的に設定された
ものであり、上下段に棚板12が装着された場合におい
て、調理物の分量を判断するための基準値である。
【0035】制御装置13は、温度信号Baと境界値μ
とを比較すると、その比較結果に基づいて、調理物の分
量を判断し、その判断結果に基づいてオーブン調理時間
を設定する。例えば「基準値μ<温度信号Ba」である
場合、制御装置13は、図1のステップS9でYESと
判断してステップS10へ移行し、調理物の分量が多い
ことを検出する。そして、ステップS11へ移行し、
「オーブン調理時間=1.5Ta」に設定する。また、
「基準値μ≧温度信号Ba」である場合、ステップS9
でNOと判断してステップS12へ移行する。そして、
調理物の分量が少ないことを検出した後、ステップS1
3へ移行し、「オーブン調理時間=Ta」に設定する。
【0036】制御装置13は、ステップS11またはS
13でオーブン調理時間を設定すると、表示部14cに
表示された残り調理時間をカウントダウンする動作(ス
テップS14),「加熱調理の残り時間=0」を判断す
る動作(ステップS15)を繰返す。そして、ステップ
S15で「加熱調理の残り時間=0」を検出すると、動
作を終了する(エンド)。
【0037】また、制御装置13は、ステップS5で
「基準値α≦温度信号A<基準値β」を判断すると、ス
テップS16へ移行し、棚板12が下段のみにセットさ
れていることを検出してステップS17へ移行する。そ
して、調理モードをオーブン仕様として、以後、上ヒー
タ9および下ヒータ10を制御する。
【0038】制御装置13は、調理モードをオーブン仕
様にすると、加熱時間の計測値が設定時間T2 に達した
ことを検出して、ステップS18へ移行する。そして、
時刻T2 における温度センサ16の出力信号をBbとし
て読込んだ後、ステップS19へ移行し、温度信号Bb
を基準値eと比較する。図2の曲線b1 は、下段の棚板
12に載置された調理物の分量が少ない場合(例えば棚
板12にピザが1枚載置された場合)、曲線b2 は、下
段の棚板12に載置された調理物の分量が多い場合(例
えば棚板12にピザが2枚載置された場合)である。
【0039】両曲線b1 およびb2 を比較すれば明らか
なように、調理物の分量が少ない場合(曲線b1 )に
は、温度センサ16からの出力信号が比較的急に上昇す
る。また、調理物の分量が多い場合(曲線b2 )には、
温度センサ16からの出力信号が比較的緩やかに上昇す
る。基準値eは、この事情に鑑みて実験的に設定された
ものであり、下段に棚板12が装着された場合におい
て、調理物の分量を判断する基準値である。
【0040】制御装置13は、ステップS19で「基準
値e<温度信号Bb」を判断すると、調理物の分量が多
いことを検出し(ステップS20)、オーブン調理時間
を1.5Tbに設定する(ステップS21)。また、ス
テップS19で「基準値e≧温度信号Bb」を判断する
と、調理物の分量が少ないことを検出し(ステップS2
2)、オーブン調理時間をTbに設定する(ステップS
23)。そして、ステップS14およびS15を繰返し
た後、動作を終了する(エンド)。
【0041】また、制御装置13は、ステップS5で
「基準値β≦温度信号A」を判断すると、ステップS2
4へ移行し、棚板12が上段のみにセットされているこ
とを検出する。そして、ステップS25へ移行し、調理
モードをグリル仕様として、以後、上ヒータ9を制御す
る。
【0042】制御装置13は、調理モードをグリル仕様
にすると、加熱時間の計測値が設定時間T2 に達したこ
とを検出して、ステップS26へ移行する。そして、時
刻T2 における温度センサ16の出力信号をBcとして
読込んだ後、ステップS27へ移行し、温度信号Bcを
基準値γと比較する。図2の曲線a1 は、上段の棚板1
2に載置された調理物の分量が少ない場合(例えば棚板
12に秋刀魚が1尾載置された場合)、曲線a2 は、上
段の棚板12に載置された調理物の分量が多い場合(例
えば棚板12に秋刀魚が4尾載置された場合)である。
【0043】両曲線a1 およびa2 を比較すれば明らか
なように、調理物の分量が少ない場合(曲線a1 )に
は、温度センサ16からの出力信号が比較的急に上昇す
る。また、調理物の分量が多い場合(曲線a2 )には、
温度センサ16からの出力信号が比較的緩やかに上昇す
る。基準値γは、この事情に鑑みて実験的に設定された
ものであり、上段に棚板12が装着された場合におい
て、調理物の分量を判断する基準値である。
【0044】制御装置13は、ステップS27で「基準
値γ<温度信号Bc」を判断すると、調理物の分量が多
いことを検出し(ステップS28)、グリル調理時間を
1.5Tcに設定する(ステップS29)。また、ステ
ップS27で「基準値γ≧温度信号Bc」を判断する
と、調理物の分量が少ないことを検出し(ステップS3
0)、グリル調理時間をTcに設定する(ステップS3
1)。そして、ステップS14およびS15を繰返した
後、動作を終了する(エンド)。
【0045】尚、制御装置13は、ステップS8,S1
8,S26で温度信号を読込むと、以後、温度センサ1
6の出力信号が設定値になるように、熱風生成装置8,
上ヒータ9,下ヒータ10を制御する。
【0046】上記実施例によれば、温度センサ16の検
出信号に基づいて、棚板12の装着位置および装着枚数
を検出する構成とした。このため、調理室4の温度を検
出する温度センサ16が有効利用され、その結果、光セ
ンサを用いない簡単・安価な構成で棚板12の装着状態
が検出される。
【0047】また、温度センサ16の検出結果に基づい
て、棚板12に載置された調理物の分量を検出する構成
とした。このため、調理物の分量に応じて調理時間を加
減することが可能となり、その結果、調理物の仕上り状
態が一層向上する。この場合、図2から明らかなよう
に、調理物の分量差に基づく温度上昇率の違い(例え
ば、曲線a1 とa2 との差)は、棚板12の装着状態の
相違に基づく温度上昇率の違い(例えば、曲線a1 とb
1 との差)より小さい。これに対して本実施例は、棚板
12の装着状態が検出された後に調理物の分量を検出す
る構成としたので、調理物の分量差に基づく温度変化が
明確化された後に調理物の分量を判別できる。従って、
調理物の分量が正確に検出される。
【0048】また、棚板12の装着状態に基づいて、加
熱モードをオーブン調理(熱風生成装置8制御,上ヒー
タ9および下ヒータ10制御)とグリル調理(上ヒータ
9制御)との間で切換える構成とした。このため、棚板
12の装着状態に応じて加熱形態が選択されるので、調
理物の仕上り状態が向上する。しかも、使用者が調理モ
ードを入力する必要がなくなるので、使い勝手が向上す
る。
【0049】また、温度センサ16を上段の棚板12の
近傍に配置する構成としたので、上段の棚板12の加熱
状態が温度センサ16に敏感に反映される。従って、温
度センサ16の検出結果に基づいて上段の棚板12の装
着状態が正確に検出される。これと共に、調理室4内に
棚板12を上下2段に装着する構成であっても、上段の
みに棚板12が装着されたこと,下段のみに棚板12が
装着されたこと,上下段の双方に棚板12が装着された
ことが正確に検出される。この場合、温度センサ16の
感熱部を調理室4内に突出させているので、上段の棚板
12の加熱状態が一層敏感に温度センサ16に反映さ
れ、その結果、棚板12の装着状態の検出が一層正確化
される。
【0050】また、上段に棚板12が装着されていると
きには、上ヒータ9で調理物を加熱し、下段に棚板12
が装着されているときには、上ヒータ9および下ヒータ
10で調理物を加熱し、上下段に棚板12が装着されて
いるときには、熱風生成装置8により調理室4に熱風を
供給する構成とした。このため、棚板12の装着状態に
応じて加熱形態が変化するので、調理物の仕上り状態が
向上する。
【0051】次に本発明の第2実施例を図5に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。制御装置13は、ステップS6
で棚板12が上下段に装着されていることを検出する
と、ステップS7およびS8からS32へ移行する。そ
して、温度センサ16の出力信号に基づいて熱風生成装
置8を制御することにより、以後、調理室4内を200
°Cに温度コントロールする。
【0052】また、制御装置13は、ステップS16で
棚板12が下段のみに装着されていることを検出する
と、ステップS17およびS18からS33へ移行す
る。そして、温度センサ16の出力信号に基づいて上ヒ
ータ9および下ヒータ10を制御することにより、以
後、調理室4内を160°Cに温度コントロールする。
【0053】また、制御装置13は、ステップS24で
棚板12が上段のみに装着されていることを検出する
と、ステップS25およびS26からS34へ移行す
る。そして、温度センサ16の出力信号に基づいて上ヒ
ータ9を制御することにより、以後、調理室4内を18
0°Cに温度コントロールする。
【0054】上記実施例によれば、棚板12の装着状態
に基づいて熱風生成装置8,上ヒータ9,下ヒータ10
を駆動制御し、調理室4内を温度コントロールする構成
とした。このため、棚板12の装着状態に応じて加熱量
が制御されるので、調理物の仕上り状態が向上する。
【0055】次に本発明の第3実施例を図6に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。制御装置13は、ステップS6
で棚板12が上下段に装着されていることを検出する
と、ステップS7およびS8からS35へ移行し、以
後、加熱出力が1300Wとなるように熱風ヒータ8b
を制御する。
【0056】また、制御装置13は、ステップS16で
棚板12が下段のみに装着されていることを検出する
と、ステップS17およびS18からS36へ移行し、
以後、加熱出力が1100Wとなるように、上ヒータ9
および下ヒータ10を制御する。また、制御装置13
は、ステップS24で棚板12が上段のみに装着されて
いることを検出すると、ステップS25およびS26か
らS37へ移行し、以後、加熱出力が800Wとなるよ
うに、上ヒータ9を制御する。
【0057】上記実施例によれば、棚板12の装着状態
に基づいて熱風ヒータ8b,上ヒータ9,下ヒータ10
を駆動制御し、各ヒータ8b,9,10の出力をコント
ロールする構成とした。このため、棚板12の装着状態
に応じて加熱量が制御されるので、調理物の仕上り状態
が向上する。
【0058】次に本発明の第4実施例を図7に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。制御装置13は、ステップS6
で棚板12が上下段に装着されていることを検出する
と、ステップS7およびS8からS38へ移行し、以
後、熱風ファン8aの印加電圧を100Vに制御し、熱
風生成装置8から調理室4に供給される熱風量をコント
ロールする。
【0059】また、制御装置13は、ステップS16で
棚板12が下段のみに装着されていることを検出する
と、ステップS39へ移行し、調理モードをオーブン仕
様として熱風生成装置8を制御する。そして、ステップ
S18からS40へ移行し、以後、熱風ファン8aの印
加電圧を80Vに制御し、熱風生成装置8から調理室4
に供給される熱風量をコントロールする。尚、制御装置
13は、ステップS24で棚板12が上段のみに装着さ
れていることを検出すると、ステップS25およびS2
6からS34へ移行し、以後、熱風ファン8aの印加電
圧を0Vに制御し、調理室4内が180°Cに保持され
るように上ヒータ9を制御する。
【0060】上記実施例によれば、棚板12の装着状態
に基づいて熱風ファン8aを制御し、調理室4に対する
熱風供給量をコントロールする構成とした。このため、
棚板12の装着状態に応じて加熱量が制御されるので、
調理物の仕上り状態が向上することになる。
【0061】尚、上記第1〜第4実施例においては、上
段の棚板12の近傍に温度センサ16を配置したが、こ
れに限定されるものではなく、例えば下段の棚板12の
近傍に配置しても良い。また、上記第1〜第4実施例に
おいては、温度センサ16により上下2段に装着される
棚板12を検出する構成としたが、これに限定されるも
のではなく、例えば本発明の第5実施例を示す図8のよ
うに、ターンテーブル17上にセットされるオーブン調
理用の丸皿18(調理皿に相当する)および上下2段に
装着される棚板12を検出する構成としても良い。
【0062】この構成の場合、上段の棚板12の近傍,
下段の棚板12の近傍,丸皿18の近傍のいずれかに温
度センサ16を配置することにより、上下段に棚板12
が装着されたこと(図7のa),下段のみに棚板12が
装着されたこと(図7のb),上段のみに棚板12が装
着されたこと(図7のc),丸皿18が装着されたこと
(図7のd)を判別し、その判別結果に基づいて加熱モ
ードの選択動作,調理物の分量検出,加熱手段の加熱制
御,調理時間の設定(調理物の分量検出)等を行うと良
い。
【0063】また、上記第1〜第5実施例においては、
加熱手段として熱風生成装置8を設けたが、熱風生成装
置8は必要に応じて設ければ良い。例えば熱風生成装置
8を廃止する場合には、上下段の棚板12が検出される
こと,下段の棚板12が検出されることに伴い上ヒータ
9および下ヒータ10の双方に通電してオーブン調理を
行うと良い。
【0064】また、上記第1〜第5実施例においては、
加熱手段として下ヒータ10を設けたが、下ヒータ10
は必要に応じて設ければ良い。例えば下ヒータ10を廃
止する場合には、上下段の棚板12が検出されること,
下段の棚板12が検出されることに伴い熱風生成装置8
に通電してオーブン調理を行うと良い。
【0065】また、上記第1〜第5実施例においては、
「オーブン&グリル調理」の開始に伴い上ヒータ9と下
ヒータ10をオンさせたが、これに限定されるものでは
なく、例えば熱風生成装置8のみをオンしたり、あるい
は、熱風生成装置8と上ヒータ9と下ヒータ10とをオ
ンしても良い。要は、調理室4全域が加熱されるような
形態を取れば良い。
【0066】また、上記第1〜第5実施例においては、
棚板12および丸皿18の装着状態に基づいて加熱モー
ドの切換え,加熱量の制御,調理時間の設定(調理物の
分量検出)を行う構成としたが、これに限定されるもの
ではなく、例えば、これらの中のいずれか1つの動作を
行ったり、あるいは、2つの動作を行ったりする構成と
しても良い。
【0067】また、上記第1〜第5実施例においては、
複数の調理皿の装着状態を温度センサ16で検出する構
成としたが、これに限定されるものではなく、例えば1
枚の棚板12の有無や1枚の丸皿18の有無を検出する
構成としても良い。この構成の場合、棚板12や丸皿1
8が検出されたときにはヒータ調理(オーブン調理ある
いはグリル調理)を行い、棚板12や丸皿18が検出さ
れないときにはマグネトロン調理を行うと良い。尚、こ
の構成は、本発明をオーブン機能付き電子レンジまたは
グリル機能付き電子レンジに適用した場合に有効であ
る。
【0068】また、上記第1〜第5実施例においては、
本発明をオーブン・グリル機能付き電子レンジに適用し
たが、これに限定されるものではなく、上述のオーブン
機能付き電子レンジやグリル機能付き電子レンジに適用
したり、あるいは、オーブン調理専用器やグリル調理専
用器に適用しても良い。本発明をオーブン調理専用器や
グリル調理専用器に適用する場合には、温度センサの出
力信号に基づいて調理皿の装着枚数を検出し、その検出
結果に基づいてヒータ出力を制御したり、調理時間を調
整したりすると良い。
【0069】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の加熱調理器は次の効果を奏する。請求項1記載の手段
によれば、温度検出手段からの出力信号に基づいて調理
皿の装着状態を検出する構成とした。このため、調理室
の温度を検出する温度検出手段が有効利用され、その結
果、光センサを用いない簡単・安価な構成で調理皿の装
着状態が検出される。
【0070】請求項2記載の手段によれば、調理皿の装
着状態に基づいて加熱手段を制御する構成とした。この
ため、調理皿の装着状態に応じて加熱量が制御されるの
で、調理物の仕上り状態が向上する。請求項3記載の手
段によれば、調理皿の装着状態に基づいて調理室内を温
度コントロールする構成とした。このため、調理皿の装
着状態に応じて加熱量が制御されるので、調理物の仕上
り状態が向上する。
【0071】請求項4記載の手段によれば、調理皿の装
着状態に基づいて加熱手段の出力をコントロールする構
成とした。このため、調理皿の装着状態に応じて加熱量
が制御されるので、調理物の仕上り状態が向上する。請
求項5記載の手段によれば、調理皿の装着状態に基づい
て熱風供給量をコントロールする構成とした。このた
め、調理皿の装着状態に応じて加熱量が制御されるの
で、調理物の仕上り状態が向上する。
【0072】請求項6記載の手段によれば、温度検出手
段からの出力信号に基づいて調理物の分量を検出する構
成とした。このため、調理物の分量に応じて加熱手段を
制御することが可能となり、その結果、調理物の仕上り
状態が向上する。請求項7記載の手段によれば、調理皿
の装着状態を検出した後に調理物の分量を検出する構成
とした。このため、調理物の分量差に基づく温度変化が
明確化された後に調理物の分量を検出できるので、分量
検出が正確に行われる。
【0073】請求項8記載の手段によれば、調理皿の装
着状態に基づいて加熱モードを切換える構成とした。こ
のため、調理皿の装着状態に応じて加熱形態を変化させ
ることができるので、調理物の仕上り状態が向上する。
しかも、使用者が加熱モードを指定する手間がなくな
る。請求項9記載の手段によれば、温度検出手段を調理
皿の近傍に配置した。このため、調理皿の加熱状態を温
度検出手段に敏感に反映させることができるので、調理
皿の装着状態が正確に検出される。
【0074】請求項10記載の手段によれば、温度検出
手段を上段の調理皿の近傍および下段の調理皿の近傍の
いずれかに配置した。このため、上段の調理皿の加熱状
態および下段の調理皿の加熱状態のうちのいずれかを温
度検出手段に敏感に反映させることができるので、上段
のみに棚板が装着されたこと,下段のみに棚板が装着さ
れたこと,上下段の双方に棚板が装着されたことが正確
に検出される。
【0075】請求項11記載の手段によれば、上段に調
理皿が装着されているときには上ヒータで調理物を加熱
し、下段に調理皿が装着されているときには上下ヒータ
で調理物を加熱し、上下段に調理皿が装着されていると
きには熱風生成装置により熱風を供給する構成とした。
このため、調理皿の装着状態に応じて加熱形態が変化す
るので、調理物の仕上り状態が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すフローチャート
【図2】加熱時間の経過に伴う温度センサの出力信号の
変化を示す図
【図3】全体構成を示す斜視図
【図4】電気的構成の概略を示すブロック図
【図5】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図8】本発明の第5実施例を示す図(調理皿の装着状
態を概略的に示す図)
【符号の説明】
4は調理室、8は熱風生成装置(加熱手段)、9は上ヒ
ータ(加熱手段)、10は下ヒータ(加熱手段)、11
は棚板載置部(調理皿装着部)、12は棚板(調理
皿)、13は制御装置(調理皿検出手段,制御手段,分
量検出手段,モード切換手段,加熱形態選択手段)、1
6は温度センサ(温度検出手段)、18は丸皿(調理
皿)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 11/00 7361−3K H05B 11/00 D

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理室に対して出入れ可能に設けられ、
    調理物が載置される調理皿と、 前記調理室内に収容された調理物を加熱する加熱手段
    と、 前記調理室の温度を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段の検出結果に基づいて、前記調理皿の
    装着状態を検出する調理皿検出手段とを備えたことを特
    徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 調理皿検出手段の検出結果に基づいて加
    熱手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 制御手段は、調理室内が設定温度になる
    ように加熱手段を制御することを特徴とする請求項2記
    載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 制御手段は、加熱手段の出力が設定値に
    なるように加熱手段を制御することを特徴とする請求項
    2記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 制御手段は、調理室に対する熱風供給量
    が設定値になるように加熱手段を制御することを特徴と
    する請求項2記載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 温度検出手段の検出結果に基づいて、調
    理皿に載置された調理物の分量を検出する分量検出手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  7. 【請求項7】 分量検出手段は、調理皿検出手段により
    調理皿の装着状態が検出された後に調理物の分量を検出
    することを特徴とする請求項6記載の加熱調理器。
  8. 【請求項8】 調理皿検出手段の検出結果に基づいて、
    加熱モードを切換えるモード切換手段を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  9. 【請求項9】 温度検出手段が調理皿の近傍に配置され
    ていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  10. 【請求項10】 調理室内に調理皿を上下2段に装着す
    るための調理皿装着部を備え、 温度検出手段は、上段の調理皿の近傍或いは下段の調理
    皿の近傍に配置され、調理皿検出手段は調理室の下段の
    み,上段のみ,或いは上下段ともに調理皿が装着されて
    いることを検出することを特徴とする請求項1記載の加
    熱調理器。
  11. 【請求項11】 調理室内に調理皿を上下2段に装着す
    るための調理皿装着部と、 加熱手段に相当する上ヒータ,下ヒータ,熱風生成装置
    と、 調理皿検出手段の検出結果に基づいて、前記上ヒータ,
    下ヒータ,熱風生成装置を選択駆動する加熱形態選択手
    段とを備え、 この加熱形態選択手段は、 前記調理室の上段のみに調理皿が装着されていることが
    検出されると、前記上ヒータにより調理物を上側から加
    熱し、 調理室の下段のみに調理皿が装着されていることが検出
    されると、前記上ヒータおよび前記下ヒータにより調理
    物を上下両側から加熱し、 調理室の上下段に調理皿が装着されていることが検出さ
    れると、前記熱風生成装置により調理室に熱風を供給す
    ることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
JP12505495A 1995-05-24 1995-05-24 加熱調理器 Pending JPH08312966A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1199073A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2012172895A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
CN106175415A (zh) * 2016-08-30 2016-12-07 宁波方太厨具有限公司 一种智能烹饪设备及其烹饪方法
JP2017519605A (ja) * 2014-07-11 2017-07-20 ロレアル ケラチン繊維上に化粧品を塗布するための、加熱部材を備えたアプリケータ

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JP2017519605A (ja) * 2014-07-11 2017-07-20 ロレアル ケラチン繊維上に化粧品を塗布するための、加熱部材を備えたアプリケータ
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