JPH08312240A - 引き戸 - Google Patents

引き戸

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Publication number
JPH08312240A
JPH08312240A JP11715395A JP11715395A JPH08312240A JP H08312240 A JPH08312240 A JP H08312240A JP 11715395 A JP11715395 A JP 11715395A JP 11715395 A JP11715395 A JP 11715395A JP H08312240 A JPH08312240 A JP H08312240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical frame
end surface
sliding door
elastic member
shoji
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11715395A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyoshi Endo
利喜 遠藤
Makiko Iwata
牧子 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP11715395A priority Critical patent/JPH08312240A/ja
Publication of JPH08312240A publication Critical patent/JPH08312240A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 隙間より隣室等の光が漏洩してくるを防止
し、又、開閉時の発生音を抑制し、指を挟んでも怪我を
する危険がない引き戸を提供する。 【構成】 枠体内に障子20が左右方向に開閉可能に設
けられる引き戸であって、上記枠体を構成する縦枠1
1、或いは縦枠11と当接する障子20の端面に弾性材
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の壁体の開口部に
設けられる引き戸に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般の住宅等の建物構造におい
て、建具が設けられる各部、例えば、引き戸やドアが設
けられる枠体や戸当りの材料には、一般に木材が用いら
れている。ところが、これらの引き戸やドアの開閉時
に、力が強すぎると引き戸やドアの端部が枠体や戸当り
に当たった時大きい音が発生するといった問題がある。
この問題を解消する方法として、例えば、実開昭57−
4578号公報において、ドア端部を受容する切欠部を
設けた断面L字状のドア枠の戸当り部の表面に消音クッ
ション部材を貼着した戸当り部の構造が記載されてい
る。又、上記の実開昭57−4578号公報に記載され
た戸当り部の構造と類似した例としては、実開昭57−
13776号公報に記載された戸当り緩衝装置の例が挙
げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
実開昭57−4578号公報や実開昭57−13776
号公報に記載されている考案例はドアの場合の対処策で
あって、一般の住宅において従来より多く用いられてい
る引き戸の場合においては、木材により構成された縦枠
は、経年変化で垂直が狂って傾斜し、障子を閉めた状態
で、障子の端面と縦枠の当接面との間に隙間が生じた
り、或いは、縦枠が垂直性を維持していても、障子自身
が傾斜して、上記と同様に障子の端面と縦枠の当接面と
の間に隙間が生じ、この隙間から隣室等の光が漏れてき
たりするといった問題があった。
【0004】又、障子を開閉する時、障子の端面が縦枠
や戸当りの当接面に当たって、大きい音が発生し、周囲
が迷惑するといった問題や、不注意により指を挟み、怪
我をするといった懸念があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、隙間より隣室等の光が漏洩して
くるを防止し、又、開閉時の発生音を抑制し、指を挟ん
でも怪我をする危険がない引き戸を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
引き戸においては、枠体内に障子が左右方向に開閉可能
に設けられる引き戸であって、上記枠体を構成する縦
枠、或いは縦枠と当接する障子の端面に弾性材が設けら
れていることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の本発明の引き戸において
は、枠体内に障子が左右方向に開閉可能に設けられた引
き戸であって、上記枠体を構成する縦枠の障子との当接
面が切欠かれてることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の本発明の引き戸において
は、請求項1記載の引き戸であって、且つ、請求項2記
載の引き戸であることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の引き戸においては、障子の端面に弾性
材が設けられ、或いは、枠体を構成する縦枠の障子の端
面との当接面が切欠かれてるので、縦枠と障子の端面と
の隙間が弾性材、或いは縦枠の切欠きにより隙間が塞が
れて、隣室等からの光の漏洩が遮断され、又、弾性材の
クッション性により開閉時の発生音が抑制され、指を挟
んで怪我をするといった危険性が解消される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、請求項1記載の本発明の引き戸の一例を
示す断面図である。図1において、10は、建物の壁体
を開口して設けられた引き戸であり、この引き戸10
は、縦枠11、中程に設けられた戸すり12、端部の戸
当り13、及び敷居14、更には、引き戸の上端に設け
られた鴨居(図示しない)により構成され、障子20が
設けられた態様を示すものである。
【0011】上記障子20は、敷居14に設けられたH
型のレール14a上を左右に円滑に移動するように嵌め
られており、図面上向かって左側に一杯移動されて、縦
枠11の端面に障子20の端面が当接したすることによ
り閉められた状態となる。又、反対方向である右側に移
動させることにより、出入り口が開口され、右側に一杯
開かれて戸当り13に障子20の端面が当接するように
なっている。
【0012】図2は、図1のA部の詳細を示す拡大断面
図であり、本発明の引き戸の詳細を示すものである。障
子20は、左右に設けられた縦枠21、21と、上下に
設けられた横枠(図示しない)に、面材22、22が両
面に貼着されて構成されている。
【0013】上記縦枠の外側の端面21aには、クッシ
ョン性がある弾性材23が取付けられている。この弾性
材23は、頂部がゆるやかな曲面となっており、又、内
部が中空となっているので、縦枠21の端面に当接した
時、柔軟に圧縮され易いようになっている。従って、当
接面にできる隙間を埋めたり、縦枠21の端面にこの弾
性材23が当たった時に、発生音を吸収し易いようにな
っている。
【0014】上記弾性材23の裏側には、先端に向かっ
て拡幅された突起23bが設けられ、縦枠21の端面に
設けられた嵌合溝21bに圧入されて、固定されてい
る。
【0015】弾性材23に用いられる材質は、合成樹
脂、ゴム系のもの、或いはこれらの発泡材等が好適に用
いられる。又、これらの弾性材23の障子20の縦枠2
1への取付け、固定方法は、上記実施例に示すような、
圧入による嵌合の他、下記図3に示すように接着材や、
両面粘着テープによる接着、更には、縦枠21と面材2
2、22との間に隙間を設けて挟み込むようにして固定
することができる。
【0016】図3は、請求項1記載の本発明の引き戸の
他の例を示す要部の拡大断面図である。図3において、
障子30は、左右に設けられた縦枠31、31と、上下
に設けられた横枠(図示しない)に、面材32、32が
両面に貼着されて構成されている。
【0017】上記縦枠の外側の端面31aには、クッシ
ョン性がある弾性材33が接着材により接着されて取付
けられている。この弾性材33は、上記実施例と同様、
頂部がゆるやかな曲面となっており、又、内部が中空と
なっているので、縦枠31の端面に当接した時、柔軟に
圧縮され易いようになっている。従って、当接面にでき
る隙間を埋めたり、縦枠31の端面にこの弾性材33が
当たった時に、発生音を吸収し易いようになっている。
又、用いられるこの弾性材の材質は、上記と同様のもの
が好適に用いられる。
【0018】図4は、図1のB部の詳細を示す拡大断面
図であり、本発明の引き戸の詳細を示すものである。図
4において、縦枠11の端面には、図1に示す障子20
の端面の当接面が切欠かかれ、切欠き部11aが形成さ
れている。
【0019】従って、障子20の端面は、障子20が完
全に閉められた状態で、図中に示すように、上記切欠き
部11a内に入り込むようになり、隣室等から漏洩して
くる光を、完全に遮断することができる。
【0020】仮に、縦枠11、或いは障子20の縦枠1
1と当接する端面が垂直性を欠いていても、弾性材の圧
縮により隙間を遮断することができる。又、障子が、端
面に弾性材が設けられていない構造てで、縦枠が平坦な
端面となっている場合においても、引き戸の縦枠に当接
する端部は、切欠き部11a内に入り込むようになり、
隣室等から漏洩してくる光を、完全に遮断することがで
きる。
【0021】
【発明の効果】本発明の引き戸においては、障子の端面
に弾性材が設けられ、或いは、枠体を構成する縦枠の障
子の端面との当接面が切欠かかれてるので、縦枠と障子
の端面との隙間が弾性材、或いは縦枠の切欠きにより隙
間が塞がれて、隣室等からの光の漏洩が遮断され、又、
弾性材のクッション性により開閉時の発生音が抑制さ
れ、指を挟んで怪我をするといった危険性が解消され
る。従って、引き戸として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の本発明の引き戸の一例を示す断
面図。
【図2】図1のA部の詳細を示す拡大断面図。
【図3】請求項1記載の本発明の引き戸の他の例を示す
要部の拡大断面図。
【図4】請求項2記載の本発明の引き戸部構造の一例を
示す要部の拡大断面図。
【符号の説明】
10 引き戸部 11 (枠体の)縦枠 11a 切欠き 12 戸ずり 13 戸当り 14 敷居 14a レール 20、30 障子 21 (障子の)縦枠 22 面材 23、33 弾性材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体内に障子が左右方向に開閉可能に設
    けられる引き戸であって、上記枠体を構成する縦枠、或
    いは縦枠と当接する障子の端面に弾性材が設けられてい
    ることを特徴とする引き戸。
  2. 【請求項2】 枠体内に障子が左右方向に開閉可能に設
    けられた引き戸であって、上記枠体を構成する縦枠の障
    子との当接面が切欠かれてることを特徴とする引き戸。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の引き戸であって、且つ、
    請求項2記載の引き戸。
JP11715395A 1995-05-16 1995-05-16 引き戸 Pending JPH08312240A (ja)

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JP11715395A JPH08312240A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 引き戸

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JP11715395A JPH08312240A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 引き戸

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JPH08312240A true JPH08312240A (ja) 1996-11-26

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