JPH083115B2 - 洗面所浄化ブロック組成物 - Google Patents
洗面所浄化ブロック組成物Info
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- JPH083115B2 JPH083115B2 JP62154632A JP15463287A JPH083115B2 JP H083115 B2 JPH083115 B2 JP H083115B2 JP 62154632 A JP62154632 A JP 62154632A JP 15463287 A JP15463287 A JP 15463287A JP H083115 B2 JPH083115 B2 JP H083115B2
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- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/02—Inorganic compounds ; Elemental compounds
- C11D3/04—Water-soluble compounds
- C11D3/046—Salts
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- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L9/00—Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
- A61L9/015—Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone
- A61L9/04—Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone using substances evaporated in the air without heating
- A61L9/05—Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone using substances evaporated in the air without heating specially adapted to be released by contact with a liquid, e.g. for toilets
-
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- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
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- C11D1/66—Non-ionic compounds
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- C11D17/00—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
- C11D17/0047—Detergents in the form of bars or tablets
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Description
本発明は、便所の洗浄水の処理に用いられるケーキ状
組成物に関する。更に詳しくは、本発明は、注型により
成形可能で且つ水洗便所の浄化に供することが出来る、
耐久性のよいトイレットタンク用ディスペンサーに関す
る。 水洗便所の洗浄水を化学薬品で処理して、たとえば便
器の美観、清浄化、殺菌消毒、脱臭、空中浮遊微粒子の
低減等好ましい効果を現出せしめるに際しては、かかる
化学薬品をトイレを水で洗浄する度に、自動的に洗浄水
に定量を添加することが望ましい。従来技術によれば、
かかる目的のために設計された数多くの装置が明らかに
されている。 特に好ましい装置としては、固形のケーキ状組成物を
含有して成る装置が挙げられる。この種の装置において
は、計量された一定量の水が、トイレ洗浄の各サイクル
毎に装置内に流入し、トイレ洗浄が行われる間はずっと
ケーキと接触した状態にあり、かくして組成物の濃厚溶
液が生成され、次回のトイレ洗浄時にトイレ洗浄水中に
一定量添加されるわけである。このような装置の利点と
しては、かかる化学薬品組成物が、化学薬品の水溶液よ
りも濃厚・濃縮されたものとして包装梱包し、出荷出来
ることである。又、このようなディスペンサーの破損に
起因して出荷ないし取扱い時に生じる液体洩れの問題
も、解消されるのである。
組成物に関する。更に詳しくは、本発明は、注型により
成形可能で且つ水洗便所の浄化に供することが出来る、
耐久性のよいトイレットタンク用ディスペンサーに関す
る。 水洗便所の洗浄水を化学薬品で処理して、たとえば便
器の美観、清浄化、殺菌消毒、脱臭、空中浮遊微粒子の
低減等好ましい効果を現出せしめるに際しては、かかる
化学薬品をトイレを水で洗浄する度に、自動的に洗浄水
に定量を添加することが望ましい。従来技術によれば、
かかる目的のために設計された数多くの装置が明らかに
されている。 特に好ましい装置としては、固形のケーキ状組成物を
含有して成る装置が挙げられる。この種の装置において
は、計量された一定量の水が、トイレ洗浄の各サイクル
毎に装置内に流入し、トイレ洗浄が行われる間はずっと
ケーキと接触した状態にあり、かくして組成物の濃厚溶
液が生成され、次回のトイレ洗浄時にトイレ洗浄水中に
一定量添加されるわけである。このような装置の利点と
しては、かかる化学薬品組成物が、化学薬品の水溶液よ
りも濃厚・濃縮されたものとして包装梱包し、出荷出来
ることである。又、このようなディスペンサーの破損に
起因して出荷ないし取扱い時に生じる液体洩れの問題
も、解消されるのである。
従来技術による界面活性剤のケーキ状組成物は、米国
特許第4,308,625号(Kitko)及び米国特許第4,043,931
号(Jeffrey等)において開示されているが、これらの
特許は、ポリアルコキシル化アルコール類の使用を含む
二種以上の非イオン性の界面活性剤を用いて製造される
洗面・便所の浄化用錠剤を開示するものである。米国特
許第4,477,363号(Wong等)においては、遊離の脂肪族
アルコール及びアルキル硫酸のアルカリ土類金属塩の界
面活性剤緩衝液とから成る固形のケーキが提案されてい
る。 日本国特開昭58−168699号(日本合成ゴム)におい
て、ポリエチレングリコールまたはそのモノエステルと
ポリエチレングリコールジエステルとの混合物を25ない
し90重量%含有する注型した洗面所用浄化剤ブロックが
開示されている。好ましいモノエステル及びジエステル
としては、ステアリン酸エステル類があり、かかるステ
アリン酸エステル類の例としては、ポリエチレングリコ
ール4000及び6000のモノステアリン酸エステル類やポリ
エチレングリコール6000のジステアリン酸エステル類が
挙げられる。かかるブロック製剤は、又特に脱臭剤、洗
剤、着色剤、充填材、粘結材、芳香剤や溶解速度調整剤
も含有していてもよい。 日本国特開昭58−25398号(ライオン)よれば、ポリ
エチレングリコールジエステル、好ましくはジステアリ
ン酸エステルを40ないし98重量%含有する注型した洗面
所用浄化ブロック製剤が開示されている。特に好ましい
ジエステル類としては、ポリエチレングリコール1500、
3000及び9000のジステアリン酸エステル類がある。かか
るブロック製剤は、又特に芳香剤、着色剤、界面活性
剤、殺菌剤やビルダーを含有していてもよい。 日本国特開昭59−24797号(アースI)には、エチエ
ンオキサイド付加生成物基を91ないし230モル有するポ
リエチレングリコールジステアリン酸エステルが少なく
とも40%且つポリオキシエチレンソルビタンモノステア
リン酸エステル−6エチレンオキサイド又はポリエチレ
ンソルビタントリステアリン酸エステル−20エチレンオ
キサイドのいずれかを0.1ないし60%含有する注型され
た洗面所用浄化ブロック製剤が開示されている。例示さ
れたポリエチレングリコールジステアリン酸エステル類
は、91、160、230及び245モルのエチレンオキサイドを
有する。かかるブロック製剤は、又特に染料及び芳香剤
を含有していてもよい。 日本国特開昭61−83300号(アースII)においては、
1ないし8容量%の12−ヒドロキシステアリン酸及び/
又は0.1ないし5%のベンジリデンソルビトール;20ない
し70%の香料;10ないし30%の着色剤;及び15ないし60
%の界面活性剤とを含有する注型した洗面所用浄化ブロ
ック製剤が開示されている。かかる界面活性剤は、ポリ
エチレングリコールジステアリン酸エステルであってよ
い。該ブロック製剤は、また特に脱臭剤、殺菌剤や脱塩
素剤を含有していてもよい。 米国特許第4,269,723号(Barford等I)は、一つ以上
の有機界面活性剤と一つ以上の粘結剤とを含有する圧縮
打錠した洗面所用浄化ブロック製剤を開示している。
尚、ここでかかる粘結剤は、溶解遅延剤として作用する
ものであり、粘土並びに水溶性及び水分散性のゲル形成
可能な有機高分子物質とから選択される。特記すべき粘
結剤としては、アルギン酸エステル類やカラゲニン酸エ
ステル類があり、又特記される界面活性剤としては、脂
肪酸のアルキレンオキサイドの縮合物が挙げられる。 英国特許第2061996A号(Jeyes)は、ブロック製剤が
低融点成分を溶解し、高融点成分及び/又は液状成分を
溶解物中に分散せしめ次いで型内に注型することによっ
て製造されること以外は、実質的にBarford等Iと同じ
である。 米国特許第4,460,490号(Barford等II)においては、
少なくとも一種の界面活性剤を含有する低溶解速度の浄
化剤を成型した成形物とこの成形物に封入ないし接合せ
しめた漂白剤から成る錠剤とから構成される二成分系の
洗面所用浄化ブロック製剤が開示されている。かかる成
形物は、好ましくは一種以上の易溶解性の界面活性剤を
一種以上の溶解性制御剤と混合して成るものである。特
記される溶解性制御剤としては、脂肪酸の低度エトキシ
ル化物やたとえばキサンタンゴムなどのゲル形成性ゴム
又はアルギン酸エステルやカラゲニン酸エステルなどが
挙げられる。 米国特許第4,310,434号(Choy等)及び米国特許第4,2
78,434号(Choy)においては、染料及び本発明において
利用される香料とを含有して成るケーキ状界面活性剤組
成物が開示されている。かかる界面活性剤は、便器内に
おいて浄化と泡立てとを行い、又同時に該組成物中にそ
の他の成分、たとえば染料、香料、有機樹脂等を調合す
るのに寄与する。 水溶性の不活性塩、たとえばアルカリ金属塩化物や硫
酸塩などは、かかる組成物においては“フィラー(充填
剤)”としての機能を果し、その結果かかる組成物が過
剰量の活性成分を用いることなく所定の寸法のケーキに
成形出来るようにするために用いられる。かかるケーキ
状組成物の主たる成分は、通常は界面活性剤、香料及び
充填材としての塩類である。
特許第4,308,625号(Kitko)及び米国特許第4,043,931
号(Jeffrey等)において開示されているが、これらの
特許は、ポリアルコキシル化アルコール類の使用を含む
二種以上の非イオン性の界面活性剤を用いて製造される
洗面・便所の浄化用錠剤を開示するものである。米国特
許第4,477,363号(Wong等)においては、遊離の脂肪族
アルコール及びアルキル硫酸のアルカリ土類金属塩の界
面活性剤緩衝液とから成る固形のケーキが提案されてい
る。 日本国特開昭58−168699号(日本合成ゴム)におい
て、ポリエチレングリコールまたはそのモノエステルと
ポリエチレングリコールジエステルとの混合物を25ない
し90重量%含有する注型した洗面所用浄化剤ブロックが
開示されている。好ましいモノエステル及びジエステル
としては、ステアリン酸エステル類があり、かかるステ
アリン酸エステル類の例としては、ポリエチレングリコ
ール4000及び6000のモノステアリン酸エステル類やポリ
エチレングリコール6000のジステアリン酸エステル類が
挙げられる。かかるブロック製剤は、又特に脱臭剤、洗
剤、着色剤、充填材、粘結材、芳香剤や溶解速度調整剤
も含有していてもよい。 日本国特開昭58−25398号(ライオン)よれば、ポリ
エチレングリコールジエステル、好ましくはジステアリ
ン酸エステルを40ないし98重量%含有する注型した洗面
所用浄化ブロック製剤が開示されている。特に好ましい
ジエステル類としては、ポリエチレングリコール1500、
3000及び9000のジステアリン酸エステル類がある。かか
るブロック製剤は、又特に芳香剤、着色剤、界面活性
剤、殺菌剤やビルダーを含有していてもよい。 日本国特開昭59−24797号(アースI)には、エチエ
ンオキサイド付加生成物基を91ないし230モル有するポ
リエチレングリコールジステアリン酸エステルが少なく
とも40%且つポリオキシエチレンソルビタンモノステア
リン酸エステル−6エチレンオキサイド又はポリエチレ
ンソルビタントリステアリン酸エステル−20エチレンオ
キサイドのいずれかを0.1ないし60%含有する注型され
た洗面所用浄化ブロック製剤が開示されている。例示さ
れたポリエチレングリコールジステアリン酸エステル類
は、91、160、230及び245モルのエチレンオキサイドを
有する。かかるブロック製剤は、又特に染料及び芳香剤
を含有していてもよい。 日本国特開昭61−83300号(アースII)においては、
1ないし8容量%の12−ヒドロキシステアリン酸及び/
又は0.1ないし5%のベンジリデンソルビトール;20ない
し70%の香料;10ないし30%の着色剤;及び15ないし60
%の界面活性剤とを含有する注型した洗面所用浄化ブロ
ック製剤が開示されている。かかる界面活性剤は、ポリ
エチレングリコールジステアリン酸エステルであってよ
い。該ブロック製剤は、また特に脱臭剤、殺菌剤や脱塩
素剤を含有していてもよい。 米国特許第4,269,723号(Barford等I)は、一つ以上
の有機界面活性剤と一つ以上の粘結剤とを含有する圧縮
打錠した洗面所用浄化ブロック製剤を開示している。
尚、ここでかかる粘結剤は、溶解遅延剤として作用する
ものであり、粘土並びに水溶性及び水分散性のゲル形成
可能な有機高分子物質とから選択される。特記すべき粘
結剤としては、アルギン酸エステル類やカラゲニン酸エ
ステル類があり、又特記される界面活性剤としては、脂
肪酸のアルキレンオキサイドの縮合物が挙げられる。 英国特許第2061996A号(Jeyes)は、ブロック製剤が
低融点成分を溶解し、高融点成分及び/又は液状成分を
溶解物中に分散せしめ次いで型内に注型することによっ
て製造されること以外は、実質的にBarford等Iと同じ
である。 米国特許第4,460,490号(Barford等II)においては、
少なくとも一種の界面活性剤を含有する低溶解速度の浄
化剤を成型した成形物とこの成形物に封入ないし接合せ
しめた漂白剤から成る錠剤とから構成される二成分系の
洗面所用浄化ブロック製剤が開示されている。かかる成
形物は、好ましくは一種以上の易溶解性の界面活性剤を
一種以上の溶解性制御剤と混合して成るものである。特
記される溶解性制御剤としては、脂肪酸の低度エトキシ
ル化物やたとえばキサンタンゴムなどのゲル形成性ゴム
又はアルギン酸エステルやカラゲニン酸エステルなどが
挙げられる。 米国特許第4,310,434号(Choy等)及び米国特許第4,2
78,434号(Choy)においては、染料及び本発明において
利用される香料とを含有して成るケーキ状界面活性剤組
成物が開示されている。かかる界面活性剤は、便器内に
おいて浄化と泡立てとを行い、又同時に該組成物中にそ
の他の成分、たとえば染料、香料、有機樹脂等を調合す
るのに寄与する。 水溶性の不活性塩、たとえばアルカリ金属塩化物や硫
酸塩などは、かかる組成物においては“フィラー(充填
剤)”としての機能を果し、その結果かかる組成物が過
剰量の活性成分を用いることなく所定の寸法のケーキに
成形出来るようにするために用いられる。かかるケーキ
状組成物の主たる成分は、通常は界面活性剤、香料及び
充填材としての塩類である。
かかる従来技術の大きな問題の一つは、ケーキの溶解
速度が早く且つ不均一であり、その結果ケーキの安定性
及び寿命が低減短縮するため、界面活性剤ケーキの寿命
が短く及び/又は一定しないことであった。ポリエチレ
ングリコールジステアリン酸エステルから成る組成物に
おいては、かかるジステアリン酸エステルが特定の水溶
解度と分子量を有している場合、ケーキ状組成物ブロッ
ク剤としての寿命が長く且つ一定である注型された固形
のケーキ状組成物が提供され得ることが、見い出された
のである。 本発明の目的の一つは、注型によって成形され且つ特
定種類のポリエチレングリコールジステアリン酸エステ
ルを含有して成る固形ケーキ製剤であって、浄化剤を便
所内に自動的に定量供給するための使用に適した組成物
を提供することである。 本発明のもう一つの目的は、溶解温度が比較的高く、
ブロック製剤の表面粘着性が少なく従って作業性の改善
された、注型された固形ケーキ状組成物を提供すること
である。 本発明の更に別の目的は、ブロック剤としての寿命が
長く且つ均一であり、不快なトイレットを解消する洗面
所用ブロック製剤を提供することである。 本発明の又もう一つの目的は、隆起(mounding)し難
く又大きな破片に分断し難い洗面所用ブロック製剤を提
供することである。 本発明のその他の目的、利点や新規な特徴は、以下の
記載及び付記した特許請求の範囲から本技術分野に精通
した技術者には明白となろう。
速度が早く且つ不均一であり、その結果ケーキの安定性
及び寿命が低減短縮するため、界面活性剤ケーキの寿命
が短く及び/又は一定しないことであった。ポリエチレ
ングリコールジステアリン酸エステルから成る組成物に
おいては、かかるジステアリン酸エステルが特定の水溶
解度と分子量を有している場合、ケーキ状組成物ブロッ
ク剤としての寿命が長く且つ一定である注型された固形
のケーキ状組成物が提供され得ることが、見い出された
のである。 本発明の目的の一つは、注型によって成形され且つ特
定種類のポリエチレングリコールジステアリン酸エステ
ルを含有して成る固形ケーキ製剤であって、浄化剤を便
所内に自動的に定量供給するための使用に適した組成物
を提供することである。 本発明のもう一つの目的は、溶解温度が比較的高く、
ブロック製剤の表面粘着性が少なく従って作業性の改善
された、注型された固形ケーキ状組成物を提供すること
である。 本発明の更に別の目的は、ブロック剤としての寿命が
長く且つ均一であり、不快なトイレットを解消する洗面
所用ブロック製剤を提供することである。 本発明の又もう一つの目的は、隆起(mounding)し難
く又大きな破片に分断し難い洗面所用ブロック製剤を提
供することである。 本発明のその他の目的、利点や新規な特徴は、以下の
記載及び付記した特許請求の範囲から本技術分野に精通
した技術者には明白となろう。
本発明の諸々の目的は、ジステアリン酸エステル溶解
試験(以下に記載する実施例1を参照のこと)に規定さ
れた滴溶解時間が少なくとも5.5時間であり、分子量が
約3,000ないし12,000、好ましくは約7.000ないし9,000
であるポリエチレングリコールジステアリン酸エステ
ル、結合剤としてグアーガム及び充填剤として塩化ナト
リウム並びに任意の成分として香料、染料、結合剤、充
填材及びそれらの混合物から構成される群から選択され
た成分とから成る、固形であって、担体で担持されてい
ないケーキ状組成物を提供することによって達成される
のである。有利には、かかる組成物は、前記ポリエチレ
ングリコールジステアリン酸エステルを重量パーセント
で約8%から約35%まで、好ましくは約12%から約29%
含有して成るのである。ポリエチレングリコールジステ
アリン酸エステルは、極めて親水性が強いことが知られ
ている。この化合物は極めて親水性が強いため、かかる
物質は水溶性が高く、固体から溶液への転移時間が長く
ないことが予期されるであろう。驚くべきことに、本発
明に係わる特定種類のポリエチレングリコールジステア
リン酸エステルは、水和過程を経由して強固なゲルを形
成するので、その結果分子量が種々に異なるポリエチレ
ングリコールジステアリン酸エステルを含有するその他
の処方物と比較して、前記したようにブロック製剤とし
ての寿命をより長く出来ることが見い出されたのであ
る。 本発明において重大なことは、かかるケーキ状組成物
に用いられる前記ポリエチレングリコールジステアリン
酸エステルは、ジステアリン酸エステル溶解試験法の規
定になる滴溶解時間が少なくとも約5.5時間である、と
いうことである。分子量が約3,000ないし12,000である
ポリエチレングリコールジステアリン酸エステルの全て
が、かかる特性を有しているわけではないことが見い出
されたのである。これらの製造方法が、その溶解性に影
響を及ぼし、左右しているように思われる。好ましく
は、それらの製造方法としては、M.J.Satkowski他編、
非イオン性界面活性材(Dekker,NY 1967)中、42−174
頁のW.B.Satokowskiらの“Polyoxyethylene Esters of
Fatty Acids"において記載されている脂肪酸とアルコー
ルを縮合させる方法による。たとえば、分子量が284.5
であるステアリン酸を分子量範囲が5,500と8,500との間
にあるポリエチレングリコールとを反応させ、分子量範
囲が6,033と9,033との間にあるポリエチレングリコール
ジステアリン酸エステルを製造する。かかる化合物の滴
溶解時間は少なくとも5.5時間であり、本発明において
使用するのに適している。 ケーキ製剤特性を改良するために、かかるケーキ製剤
中において、分子量が約3,000と約7,000の間にあるポリ
エチレングリコールジステアリン酸エステルを過半部使
用することが有利であることが発見されたのである。
尚、過半部以下は分子量が約3,000と約7,000との間、好
ましくは約3,000ないし約4,000であるポリエチレングリ
コールジステアリン酸エステルを、高分子量の前記ポリ
エチレングリコールジステアリン酸エステルと組合わせ
て使用すると、隆起現象を防止するのに役立ちまた結合
剤としての機能も果すのである。 充填剤としてグアーガムを使用すると、ブロック製剤
の溶解を遅延させるのに最も効果的であり、且つ嫌なト
イレの雰囲気という問題を低減することが見出されたの
である。通常、グアーガムは、組成物中に3ないし35重
量%、好ましくは5ないし15重量%が含有させる。グア
ーガムを充填剤としての塩化ナトリウムと共に使用する
ことが、有利であることもまた見出された。その理由
は、水の粘度を相乗的に増加せしめるからであって、こ
のような現象は、硫酸カルシウムなどその他の充填材で
は見られない。更には、かかるマトリックスの水に対す
る相対的な不溶性が、増大せしめられるのである。 又もう一つ別の結合剤として固形の保湿剤を使用する
と、本発明のケーキ製剤が隆起するのを防止する上で有
益であることが見い出されている。適当な保湿剤として
は、グリセリンモノステアリン酸エステル、グリセリン
モノパルミチン酸エステル、エチレングリコールステア
リン酸エステル、プロピレングリコールモノステアリン
酸エステルなどが挙げられ、最も好ましくは、グリセリ
ンモノステアリン酸エステルであり、隆起現象を防止す
るマトリックスが得られる。このような保湿剤は、約20
重量%まで、好ましくは約5%ないし約12重量%の量が
用いられる。 かかるケーキ製剤処方に或る種の非イオン性界面活性
剤を用いることが、有利であることが見いだされてい
る。ここに含まれる非イオン性の界面活性剤は、長鎖の
エチレンオキサイド結合部と脂肪族アルコール、好まし
くは第一級又は第二級脂肪族アルコール又はアルキルフ
ェノールとの縮合生成物がある。好ましくは、かかる第
一級ないし第二級アルコールは、8ないし20個の炭素原
子を含有し、又このようなアルキルフェノールを含む結
合部は、アルキル鎖が直鎖ないし分鎖状であり、6ない
し12個の炭素原子、好ましくは6ないし9個の炭素原子
を包含するものである。 処方にとって望ましい特性を有する代表的な非イオン
性界面活性剤は、“Neodol"(シェル石油の登録商
標);“Tergitol"(ユニオンカーバイド社の登録商
標);及び“Alfol"(コンチネンタルオイル社の登録商
標)などとして市販されている。具体的な例としては、
“Neodol 25−7"(線状C12−C15の第一級アルコールと
アルコール1モル当たり7モルのエチレンオキサイドを
縮合したもの);“Neodol 45−7"(線状C14−C15の第
一級アルコールをアルコール1モル当たり7モルのエチ
レンオキサイドと縮合したもの);“Tergitol 15−S
−7"(第二級C11−C15アルコールとアルコール1モル当
たり7モルのエチレンオキサイドをランダムに縮合した
もの);及びAlfol 1416−6.5"(第一級C14−C16アルコ
ールをアルコール1モル当たり6.5モルのエチレンオキ
サイドを縮合させたもの)が挙げられる。 かかる非イオン性界面活性剤は、ケーキ製剤成分を一
体化するカップリング剤として作用し、ケーキ製剤処方
の20ないし40重量%、好ましくは20ないし30重量%の量
を使用することが出来る。 又ケーシ製剤の保存性を高めるのに有効なものにエト
キシル化ノニルフェノールがある。高級エトキシル化ノ
ニルフェノール、即ちフェノール1モル当たりエチレン
オキサイド20モル以上を付けたものが、ケーキ製剤の溶
解速度を遅くさせる。約10重量%まで、好ましくは5重
量%までのエトキシル化ノニルフェノールを、エトキシ
ル化脂肪族アルコールと共に使用するのが好ましい。 本組成物においては、塩化ナトリウムが“充填材”と
して使用され、その結果該組成物を過剰量の有効成分を
用いることなく所望の寸法のケーキ製剤に成形すること
が出来るのである。塩化ナトリウムは、単独で又は別の
塩類と組合わせて64重量%までの量を使用する。 本発明の組成物に用いる別の塩類(充填材塩類)は、
水溶性の有機又は無機の如何なる塩類又はそれらの塩の
混合物であってもよい。本発明の目的のために、“水溶
性”なる用語は、20℃において水100グラム当たり少な
くとも0.2グラムが水に溶解する性質を意味する。水溶
性塩類の例としては、種々のアルカリ及び/又はアルカ
リ土類金属の硫酸塩、塩化物、硼酸塩、臭化物、クエン
酸塩、酢酸塩、乳酸塩等が挙げられる。 適当な別の塩類の具体例としては、硫酸カルシウム、
硫酸カリウム、炭酸ナトリウム、塩化リチウム、燐酸三
ナトリウム、瑙酸ナトリウム、臭化カリウム、弗化カリ
ウム、重炭酸ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マグネ
シウム、クエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、乳酸カ
ルシウム、硫酸カルシウム及び弗化ナトリウムが挙げら
れる。好ましい別の塩類としては、無機塩類、特にアル
カリ金属の硫酸塩及び塩化物がある。かかる好ましい別
の塩類は、低コストの故に硫酸カルシウムである。この
ような塩類は、本明細書に記載する組成物においては約
20重量%ないし約64重量%、好ましくは約20重量%ない
し約35重量%の量存在し、含まれる。塩化ナトリウム
は、グアーガムとのみ又はその他の塩類と一緒に使用す
る。その理由は、このような組み合せは、水の粘度を相
乗的に増大せしめると共に該マトリックスの水への相対
的溶解性を低減させるのみならず、隆起現象を防止する
作用を発揮するからである。硫酸カルシウムは、塩化ナ
トリウムと共に用いるのが有利である。というのも、溶
解度が低く然もトイレットタンク内であり得る可能性が
高い温度範囲においても一定で、不変であるからであ
る。 種々の任意の材料を本明細書に記載する組成物中に含
有させることが出来る。 染料は、15重量%まで、好ましくは約2.5ないし10重
量%の量で含有させてもよい。適当な染料の例として
は、アリザリンライトブルーB(C.I.63010)、カルタ
ブルーVP(C.I.24401)、アシッドグリーン2G(C.I.420
85)、アストラゴングリーンD(C.I.42040)、スプラ
ノールシアニン7B(C.I.42675)、マキシロンブルー3LR
(C.I.Basic Blue 80)、ドリマリンブルーZ−RL(C.
I.Reactive Blue 18)、アリザリンライトブルーH−RL
(C.I.Acid Blue 182)、FD&C ブルーNo.1、FD&C
グリーンNo.3及びアシッドブルーNo.9(C.I.42090)
が挙げられる。その他のものは、前記した特許第4,310,
434号及び第4,477,363号において開示されており、これ
らの特許は、参考として本明細書に包含してある。 本発明のケーキ製剤は、又約15重量%までの陽イオン
性の四級アルモニウム塩を含有していてもよい。 かかる陽イオン性四級アンモニウム塩類は、構造中に
より多くの短鎖のアルキル基を包含し、静菌作用が良好
な傾向を有することが、知られている。本発明の組成物
に用いることが出来る静菌剤の具体的な例としては、ジ
ーイソブチル クレゾキシ エトキシ エチル ジメチ
ル ベンジル アンモニウム クロライド、ジ−イソブ
チル フェノキシ エトキシ エチル ジメチル ベン
ジル アンモニウム クロライド、ミリスチル ジメチ
ルベンゼン アンモニウム クロライド、ベンザルコニ
ウム クロライド、セチル ピリジニウム クロライ
ド、ココナットジメチル ベンジル アンモニウム ク
ロライド、ステアリル ジメチル ベンジル アンモニ
ウム クロライド、アルキル ジメチル ベンジル ア
ンモニウム クロライド、アルキル ジエチル ベンジ
ル アンモニウム クロライド、アルキル ジメチル
ベンジル アンモニウム ブロマイド、 ジ−イソブチ
ル フェノキシ エトキシ エチル トリメチル アン
モニウム クロライド、ジ−イソブチル フェノキシ
エトキシ エチル ジメチル アルキル アンモニウム
クロライド、メチル−ドデシルベンジル トリメチル
アンモニウム クロライド、セチル トリメチル ア
ンモニウム ブロマイド、オクタデシル ジメチル エ
チル アンモニウム ブロマイド、セチル ジメチル
エチル アンモニウム ブロマイド、オクタデシニル−
9−ジメチル エチル アンモニウム ブロマイド、ジ
オクチル ジメチル アンモニウム クロライド、ドデ
シル トリメチル アンモニウム クロライド、オクタ
デシル トリメチル アンモニウム ブロマイド、ヘキ
サデシニル トリメチル アンモニウム アイオダイ
ド、オクチルトリメチル アンモニウム フルオライド
及びそれらの混合物が挙げられる。その他の水分散性の
塩類、たとえば酢酸塩類、硫酸塩類、硝酸塩類及び燐酸
塩類などは、これらのハロゲン化物の代替としても有効
であるが、塩化物及び臭化物類が、好ましい。 これらのケーキ製剤は、又トイレの洗浄水に好ましい
匂いを付与するために香料を包含していてもよい。かか
る香料は、固体状であってもよく、適当には15重量%ま
で、好ましくは10重量%までの量存在し、含まれる。こ
れに関連して、“香料”なる用語は、好ましい匂いを発
する如何なる物質をも言うものであることに注目するの
がよく、かくしてたとえば精油、松の抽出物、テルピノ
レン類、オルトフェニルフェノール又はパラージクロロ
ベンゼンなどの“消毒性”匂いを発する物質を用いても
よい。かかる精油及び松の抽出物は、可塑剤としても寄
与し、ブロック製剤の貯蔵性を高める上で或る程度機能
を発揮するのである。或る種の香料物質は、アニオン性
硫酸塩系の界面活性剤の溶解性を制御する機能を付加的
に有しているものがあり、このようなものを添加しても
よい。かかる香料物質の例としては、酢酸イソボルニ
ル、酢酸ミルテニルや酢酸フレンチルが挙げられる。他
の適当な広量ないし芳香剤は、本明細書において参考と
して引用したCallicottらの米国特許第4,396,522号に開
示されている。 かかるケーキ製剤は又、本製剤を製造する際に補助的
に使用出来るその他の結合剤及び/又は可塑剤成分を含
有してもよく、例えば分子量が約3,000ないし約10,000
である。ポリプロピレングリコール混合物の約20%ま
で、好ましくは約4%ないし約15%の量を添加してもよ
い。このようなポリプロピレングリコールは、溶融体粘
度を低減せしめ、脱型剤としても作用ししかも該組成物
を注型方法で製造する場合は該ブロック製剤を可塑化す
る働きもするのである。その他の適当な可塑剤、例えば
松油の幾つかの留分、D−リモネン、ジペンテンやエチ
レンオキサイド−プロピレンオキサイドブロックコポリ
マーなども利用してもよい。 本発明のブロック製剤は種々の方法、例えば注型/成
型法、錠圧縮打錠法又は押し出し法などによって製造す
ることが出来る。注型法が、本発明の好ましい方法であ
る。 この注型法は、当業界の人の技術範囲内に勿論含まれ
るものであって、各成分を溶解し、次いで溶解物を適当
な形状の型に注型し、かかる溶解物を冷却して、固化せ
しめることから成る方法である。このような一定の形状
を呈する錠剤又はブロック剤は、各一個の重量が20ない
し150グラム、好ましくは30ないし75グラムであるのが
適当である。一つの好ましい実施態様において、本発明
の組成物は、ポリエチレングリコールジステアリン酸エ
ステルを35重量%含有し、グアーガムを35重量%まで含
有し、塩化ナトリウムを64重量%まで含有して成るそ組
成物であり、かかる組成物は、さらに下記のうち少なく
とも1つを含有して成る: 20重量%までの固形保湿剤; 40重量%までの非イオン性界面活性剤; 10重量%までのエトキシル化ノニルフェノール; 全充填剤(塩化ナトリウムを含む)含量が64重量%ま
でとなる量の追加するその他の水溶性塩充填剤; 15重量%までの染料; 15重量%までの陽イオン性の四級アルモニウム塩; 20%までの香料;及び 20重量%までの可塑材。 特に好ましい実施態様において、前記好ましい組成物
は、塩化ナトリウムを32重量%までの量含有するもので
あり、かかる組成物はさらに下記のうち少なくとも1つ
を含有する。 10重量%までのグリセリンモノステアリン酸エステ
ル; 30重量%までのエトキシル化C8−C20脂肪族アルコー
ル; 10重量%までのエトキシル化ノニルフェノール; 約4重量%ないし約15重量%の可塑材; 約32重量%までの硫酸カルシウム;及び 約15重量%までの消毒剤、着色剤及び/又は香料。 別の特に好ましい実施態様によれば、前記好ましい組
成物は、下記を含有して成るのである: 12ないし29重量%のポリエチレングリコールジステア
リン酸エステル; 5ないし15重量%のグアーガム; 5ないし15重量%の固形保湿剤; 20ないし30重量%の非イオン性界面活性剤; 必要により、10重量%までのエトキシル化ノニルフェ
ノール; 20ないし35重量%の塩化ナトリウム 2.5ないし10重量%の染料; 必要により、5重量%までの陽イオン性の四級アルモ
ニウム塩; 必要により、10%までの香料;および 4ないし15重量%の可塑剤。
試験(以下に記載する実施例1を参照のこと)に規定さ
れた滴溶解時間が少なくとも5.5時間であり、分子量が
約3,000ないし12,000、好ましくは約7.000ないし9,000
であるポリエチレングリコールジステアリン酸エステ
ル、結合剤としてグアーガム及び充填剤として塩化ナト
リウム並びに任意の成分として香料、染料、結合剤、充
填材及びそれらの混合物から構成される群から選択され
た成分とから成る、固形であって、担体で担持されてい
ないケーキ状組成物を提供することによって達成される
のである。有利には、かかる組成物は、前記ポリエチレ
ングリコールジステアリン酸エステルを重量パーセント
で約8%から約35%まで、好ましくは約12%から約29%
含有して成るのである。ポリエチレングリコールジステ
アリン酸エステルは、極めて親水性が強いことが知られ
ている。この化合物は極めて親水性が強いため、かかる
物質は水溶性が高く、固体から溶液への転移時間が長く
ないことが予期されるであろう。驚くべきことに、本発
明に係わる特定種類のポリエチレングリコールジステア
リン酸エステルは、水和過程を経由して強固なゲルを形
成するので、その結果分子量が種々に異なるポリエチレ
ングリコールジステアリン酸エステルを含有するその他
の処方物と比較して、前記したようにブロック製剤とし
ての寿命をより長く出来ることが見い出されたのであ
る。 本発明において重大なことは、かかるケーキ状組成物
に用いられる前記ポリエチレングリコールジステアリン
酸エステルは、ジステアリン酸エステル溶解試験法の規
定になる滴溶解時間が少なくとも約5.5時間である、と
いうことである。分子量が約3,000ないし12,000である
ポリエチレングリコールジステアリン酸エステルの全て
が、かかる特性を有しているわけではないことが見い出
されたのである。これらの製造方法が、その溶解性に影
響を及ぼし、左右しているように思われる。好ましく
は、それらの製造方法としては、M.J.Satkowski他編、
非イオン性界面活性材(Dekker,NY 1967)中、42−174
頁のW.B.Satokowskiらの“Polyoxyethylene Esters of
Fatty Acids"において記載されている脂肪酸とアルコー
ルを縮合させる方法による。たとえば、分子量が284.5
であるステアリン酸を分子量範囲が5,500と8,500との間
にあるポリエチレングリコールとを反応させ、分子量範
囲が6,033と9,033との間にあるポリエチレングリコール
ジステアリン酸エステルを製造する。かかる化合物の滴
溶解時間は少なくとも5.5時間であり、本発明において
使用するのに適している。 ケーキ製剤特性を改良するために、かかるケーキ製剤
中において、分子量が約3,000と約7,000の間にあるポリ
エチレングリコールジステアリン酸エステルを過半部使
用することが有利であることが発見されたのである。
尚、過半部以下は分子量が約3,000と約7,000との間、好
ましくは約3,000ないし約4,000であるポリエチレングリ
コールジステアリン酸エステルを、高分子量の前記ポリ
エチレングリコールジステアリン酸エステルと組合わせ
て使用すると、隆起現象を防止するのに役立ちまた結合
剤としての機能も果すのである。 充填剤としてグアーガムを使用すると、ブロック製剤
の溶解を遅延させるのに最も効果的であり、且つ嫌なト
イレの雰囲気という問題を低減することが見出されたの
である。通常、グアーガムは、組成物中に3ないし35重
量%、好ましくは5ないし15重量%が含有させる。グア
ーガムを充填剤としての塩化ナトリウムと共に使用する
ことが、有利であることもまた見出された。その理由
は、水の粘度を相乗的に増加せしめるからであって、こ
のような現象は、硫酸カルシウムなどその他の充填材で
は見られない。更には、かかるマトリックスの水に対す
る相対的な不溶性が、増大せしめられるのである。 又もう一つ別の結合剤として固形の保湿剤を使用する
と、本発明のケーキ製剤が隆起するのを防止する上で有
益であることが見い出されている。適当な保湿剤として
は、グリセリンモノステアリン酸エステル、グリセリン
モノパルミチン酸エステル、エチレングリコールステア
リン酸エステル、プロピレングリコールモノステアリン
酸エステルなどが挙げられ、最も好ましくは、グリセリ
ンモノステアリン酸エステルであり、隆起現象を防止す
るマトリックスが得られる。このような保湿剤は、約20
重量%まで、好ましくは約5%ないし約12重量%の量が
用いられる。 かかるケーキ製剤処方に或る種の非イオン性界面活性
剤を用いることが、有利であることが見いだされてい
る。ここに含まれる非イオン性の界面活性剤は、長鎖の
エチレンオキサイド結合部と脂肪族アルコール、好まし
くは第一級又は第二級脂肪族アルコール又はアルキルフ
ェノールとの縮合生成物がある。好ましくは、かかる第
一級ないし第二級アルコールは、8ないし20個の炭素原
子を含有し、又このようなアルキルフェノールを含む結
合部は、アルキル鎖が直鎖ないし分鎖状であり、6ない
し12個の炭素原子、好ましくは6ないし9個の炭素原子
を包含するものである。 処方にとって望ましい特性を有する代表的な非イオン
性界面活性剤は、“Neodol"(シェル石油の登録商
標);“Tergitol"(ユニオンカーバイド社の登録商
標);及び“Alfol"(コンチネンタルオイル社の登録商
標)などとして市販されている。具体的な例としては、
“Neodol 25−7"(線状C12−C15の第一級アルコールと
アルコール1モル当たり7モルのエチレンオキサイドを
縮合したもの);“Neodol 45−7"(線状C14−C15の第
一級アルコールをアルコール1モル当たり7モルのエチ
レンオキサイドと縮合したもの);“Tergitol 15−S
−7"(第二級C11−C15アルコールとアルコール1モル当
たり7モルのエチレンオキサイドをランダムに縮合した
もの);及びAlfol 1416−6.5"(第一級C14−C16アルコ
ールをアルコール1モル当たり6.5モルのエチレンオキ
サイドを縮合させたもの)が挙げられる。 かかる非イオン性界面活性剤は、ケーキ製剤成分を一
体化するカップリング剤として作用し、ケーキ製剤処方
の20ないし40重量%、好ましくは20ないし30重量%の量
を使用することが出来る。 又ケーシ製剤の保存性を高めるのに有効なものにエト
キシル化ノニルフェノールがある。高級エトキシル化ノ
ニルフェノール、即ちフェノール1モル当たりエチレン
オキサイド20モル以上を付けたものが、ケーキ製剤の溶
解速度を遅くさせる。約10重量%まで、好ましくは5重
量%までのエトキシル化ノニルフェノールを、エトキシ
ル化脂肪族アルコールと共に使用するのが好ましい。 本組成物においては、塩化ナトリウムが“充填材”と
して使用され、その結果該組成物を過剰量の有効成分を
用いることなく所望の寸法のケーキ製剤に成形すること
が出来るのである。塩化ナトリウムは、単独で又は別の
塩類と組合わせて64重量%までの量を使用する。 本発明の組成物に用いる別の塩類(充填材塩類)は、
水溶性の有機又は無機の如何なる塩類又はそれらの塩の
混合物であってもよい。本発明の目的のために、“水溶
性”なる用語は、20℃において水100グラム当たり少な
くとも0.2グラムが水に溶解する性質を意味する。水溶
性塩類の例としては、種々のアルカリ及び/又はアルカ
リ土類金属の硫酸塩、塩化物、硼酸塩、臭化物、クエン
酸塩、酢酸塩、乳酸塩等が挙げられる。 適当な別の塩類の具体例としては、硫酸カルシウム、
硫酸カリウム、炭酸ナトリウム、塩化リチウム、燐酸三
ナトリウム、瑙酸ナトリウム、臭化カリウム、弗化カリ
ウム、重炭酸ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マグネ
シウム、クエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、乳酸カ
ルシウム、硫酸カルシウム及び弗化ナトリウムが挙げら
れる。好ましい別の塩類としては、無機塩類、特にアル
カリ金属の硫酸塩及び塩化物がある。かかる好ましい別
の塩類は、低コストの故に硫酸カルシウムである。この
ような塩類は、本明細書に記載する組成物においては約
20重量%ないし約64重量%、好ましくは約20重量%ない
し約35重量%の量存在し、含まれる。塩化ナトリウム
は、グアーガムとのみ又はその他の塩類と一緒に使用す
る。その理由は、このような組み合せは、水の粘度を相
乗的に増大せしめると共に該マトリックスの水への相対
的溶解性を低減させるのみならず、隆起現象を防止する
作用を発揮するからである。硫酸カルシウムは、塩化ナ
トリウムと共に用いるのが有利である。というのも、溶
解度が低く然もトイレットタンク内であり得る可能性が
高い温度範囲においても一定で、不変であるからであ
る。 種々の任意の材料を本明細書に記載する組成物中に含
有させることが出来る。 染料は、15重量%まで、好ましくは約2.5ないし10重
量%の量で含有させてもよい。適当な染料の例として
は、アリザリンライトブルーB(C.I.63010)、カルタ
ブルーVP(C.I.24401)、アシッドグリーン2G(C.I.420
85)、アストラゴングリーンD(C.I.42040)、スプラ
ノールシアニン7B(C.I.42675)、マキシロンブルー3LR
(C.I.Basic Blue 80)、ドリマリンブルーZ−RL(C.
I.Reactive Blue 18)、アリザリンライトブルーH−RL
(C.I.Acid Blue 182)、FD&C ブルーNo.1、FD&C
グリーンNo.3及びアシッドブルーNo.9(C.I.42090)
が挙げられる。その他のものは、前記した特許第4,310,
434号及び第4,477,363号において開示されており、これ
らの特許は、参考として本明細書に包含してある。 本発明のケーキ製剤は、又約15重量%までの陽イオン
性の四級アルモニウム塩を含有していてもよい。 かかる陽イオン性四級アンモニウム塩類は、構造中に
より多くの短鎖のアルキル基を包含し、静菌作用が良好
な傾向を有することが、知られている。本発明の組成物
に用いることが出来る静菌剤の具体的な例としては、ジ
ーイソブチル クレゾキシ エトキシ エチル ジメチ
ル ベンジル アンモニウム クロライド、ジ−イソブ
チル フェノキシ エトキシ エチル ジメチル ベン
ジル アンモニウム クロライド、ミリスチル ジメチ
ルベンゼン アンモニウム クロライド、ベンザルコニ
ウム クロライド、セチル ピリジニウム クロライ
ド、ココナットジメチル ベンジル アンモニウム ク
ロライド、ステアリル ジメチル ベンジル アンモニ
ウム クロライド、アルキル ジメチル ベンジル ア
ンモニウム クロライド、アルキル ジエチル ベンジ
ル アンモニウム クロライド、アルキル ジメチル
ベンジル アンモニウム ブロマイド、 ジ−イソブチ
ル フェノキシ エトキシ エチル トリメチル アン
モニウム クロライド、ジ−イソブチル フェノキシ
エトキシ エチル ジメチル アルキル アンモニウム
クロライド、メチル−ドデシルベンジル トリメチル
アンモニウム クロライド、セチル トリメチル ア
ンモニウム ブロマイド、オクタデシル ジメチル エ
チル アンモニウム ブロマイド、セチル ジメチル
エチル アンモニウム ブロマイド、オクタデシニル−
9−ジメチル エチル アンモニウム ブロマイド、ジ
オクチル ジメチル アンモニウム クロライド、ドデ
シル トリメチル アンモニウム クロライド、オクタ
デシル トリメチル アンモニウム ブロマイド、ヘキ
サデシニル トリメチル アンモニウム アイオダイ
ド、オクチルトリメチル アンモニウム フルオライド
及びそれらの混合物が挙げられる。その他の水分散性の
塩類、たとえば酢酸塩類、硫酸塩類、硝酸塩類及び燐酸
塩類などは、これらのハロゲン化物の代替としても有効
であるが、塩化物及び臭化物類が、好ましい。 これらのケーキ製剤は、又トイレの洗浄水に好ましい
匂いを付与するために香料を包含していてもよい。かか
る香料は、固体状であってもよく、適当には15重量%ま
で、好ましくは10重量%までの量存在し、含まれる。こ
れに関連して、“香料”なる用語は、好ましい匂いを発
する如何なる物質をも言うものであることに注目するの
がよく、かくしてたとえば精油、松の抽出物、テルピノ
レン類、オルトフェニルフェノール又はパラージクロロ
ベンゼンなどの“消毒性”匂いを発する物質を用いても
よい。かかる精油及び松の抽出物は、可塑剤としても寄
与し、ブロック製剤の貯蔵性を高める上で或る程度機能
を発揮するのである。或る種の香料物質は、アニオン性
硫酸塩系の界面活性剤の溶解性を制御する機能を付加的
に有しているものがあり、このようなものを添加しても
よい。かかる香料物質の例としては、酢酸イソボルニ
ル、酢酸ミルテニルや酢酸フレンチルが挙げられる。他
の適当な広量ないし芳香剤は、本明細書において参考と
して引用したCallicottらの米国特許第4,396,522号に開
示されている。 かかるケーキ製剤は又、本製剤を製造する際に補助的
に使用出来るその他の結合剤及び/又は可塑剤成分を含
有してもよく、例えば分子量が約3,000ないし約10,000
である。ポリプロピレングリコール混合物の約20%ま
で、好ましくは約4%ないし約15%の量を添加してもよ
い。このようなポリプロピレングリコールは、溶融体粘
度を低減せしめ、脱型剤としても作用ししかも該組成物
を注型方法で製造する場合は該ブロック製剤を可塑化す
る働きもするのである。その他の適当な可塑剤、例えば
松油の幾つかの留分、D−リモネン、ジペンテンやエチ
レンオキサイド−プロピレンオキサイドブロックコポリ
マーなども利用してもよい。 本発明のブロック製剤は種々の方法、例えば注型/成
型法、錠圧縮打錠法又は押し出し法などによって製造す
ることが出来る。注型法が、本発明の好ましい方法であ
る。 この注型法は、当業界の人の技術範囲内に勿論含まれ
るものであって、各成分を溶解し、次いで溶解物を適当
な形状の型に注型し、かかる溶解物を冷却して、固化せ
しめることから成る方法である。このような一定の形状
を呈する錠剤又はブロック剤は、各一個の重量が20ない
し150グラム、好ましくは30ないし75グラムであるのが
適当である。一つの好ましい実施態様において、本発明
の組成物は、ポリエチレングリコールジステアリン酸エ
ステルを35重量%含有し、グアーガムを35重量%まで含
有し、塩化ナトリウムを64重量%まで含有して成るそ組
成物であり、かかる組成物は、さらに下記のうち少なく
とも1つを含有して成る: 20重量%までの固形保湿剤; 40重量%までの非イオン性界面活性剤; 10重量%までのエトキシル化ノニルフェノール; 全充填剤(塩化ナトリウムを含む)含量が64重量%ま
でとなる量の追加するその他の水溶性塩充填剤; 15重量%までの染料; 15重量%までの陽イオン性の四級アルモニウム塩; 20%までの香料;及び 20重量%までの可塑材。 特に好ましい実施態様において、前記好ましい組成物
は、塩化ナトリウムを32重量%までの量含有するもので
あり、かかる組成物はさらに下記のうち少なくとも1つ
を含有する。 10重量%までのグリセリンモノステアリン酸エステ
ル; 30重量%までのエトキシル化C8−C20脂肪族アルコー
ル; 10重量%までのエトキシル化ノニルフェノール; 約4重量%ないし約15重量%の可塑材; 約32重量%までの硫酸カルシウム;及び 約15重量%までの消毒剤、着色剤及び/又は香料。 別の特に好ましい実施態様によれば、前記好ましい組
成物は、下記を含有して成るのである: 12ないし29重量%のポリエチレングリコールジステア
リン酸エステル; 5ないし15重量%のグアーガム; 5ないし15重量%の固形保湿剤; 20ないし30重量%の非イオン性界面活性剤; 必要により、10重量%までのエトキシル化ノニルフェ
ノール; 20ないし35重量%の塩化ナトリウム 2.5ないし10重量%の染料; 必要により、5重量%までの陽イオン性の四級アルモ
ニウム塩; 必要により、10%までの香料;および 4ないし15重量%の可塑剤。
本発明がより良く理解されるように、以下の実施例を
説明のためにのみ掲げる。これらの実施例において、特
に記載しない限り部及びパーセントは全て、重量に基づ
く。 以下に述べる実施例は、注型/成型法による一定の形
状を呈するブロック剤の本体を成型するのに適した組成
物に関するものである。 実施例I ジステアリン酸エステル溶解試験 水に対するポリエチレングリコールジステアリン酸エ
ステルの溶解速度を測定するために、本試験を以下のよ
うに行う: 当該ポリエチレングリコールジステアリン酸エステル
の試料をビーカーに取り、加熱して溶融物を形成させ
る。7.5ml容量のポリエチレン製全量ピペットを用い
て、この溶融物の一滴をペトリ皿の中央に取り、これを
十分完全に固化させ、次いで脱イオン水を75mlペトリ皿
に加える。ペトリ皿を観察・記録して、この界面活性剤
の一滴が完全に溶解するに要する時間を測定する。 溶解時間が少なくとも5.5時間であれば、かかるポリ
エチレングリコールジステアリン酸エステルは、所望の
分子量を含有する場合、本発明の組成物を配合・製造す
る際の使用に適していることになるのである。 実施例II A.ポリエチレングリコール6000ジステアリン酸エステル
(PEG 6000DS)を選択するための方法 水に対するポリエチレングリコールジステアリン酸エ
ステルの溶解速度を測定するため、試験を以下のように
行う: 1.PEG 6000DSのアリコートをビーカーに取り、溶解させ
る。 2.7.5ml容量の全量ピペットを用いて、この溶融物の一
滴を顕微鏡ガラススライドに移すが、この場合添加する
PEG 6000DSの重量は、分析用天秤を用いた場合0.02+又
は−0.001gである。溶融物を十分間固化させる。 3.このガルススライドを注意深く800ccの脱イオン水を
入れ、38℃の水浴に浸漬した。1000mlのガラスビーカー
中にいれる。 4.このビーカーを観察して、PEG 6000DSの一滴が完全に
溶解するのに必要な時間を測定する。溶解時間が少なく
とも5.5時間であれば、このポリエチレングリコールジ
ステアリン酸エステルは、本発明の組成物を処方し製造
するに際して使用に適していることになる。 B.ケーキ組成物の製造 A項でのポリエチレングリコール 6000ジステアリン酸エステル 21 % 7EOでエトキシル化したC12−C15 線状、第一級アルコール 29.5% 100EOでエトキシル化したノニルフェノール 5.5% エチレンオキサイド−プロピレン オキサイドブロックコポリマー (8500 MW 80% EO) 3.5% アシッドブルーNo.9染料 5.5% ジペンテン 8.0% オルトフェニルフェノール 1.0% グアーガム 5.5% 塩化ナトリウム 20.5% 第一の混合容器中に該エトキシル化C12−C15線状第一
級アルコールの五分の四を加えて、撹拌下加熱する。該
ポリエチレングリコール6000ジステアリン酸エステル、
エトキシル化ノニルフェノールとエチレンオキサイド−
プロピレンオキサイドブロックコポリマーを加えて、こ
の混合物を撹拌下71℃までに加熱して、透明な溶融物を
形成せしめる。 別の容器中において、該エトキシル化線状第一級アル
コールの残りの五分の一に撹拌下該染料、ジペンテン及
びオルトフェニルフェノールとを加える。この混合物を
次いで第一の混合容器に加えて、その後グアーゴム及び
塩化ナトリウムを加える。生成した混合物を57℃にまで
冷却し型の中に注入する。5℃までに冷却した後、ブロ
ック製剤を型から取り出す。 実施例III 実施例IIの方法に従い、成形した洗面所用ケーキ製剤
を以下の諸成分を用いて製造する: ポリエチレングリコール6000 ジステアリン酸エステル 9.0% グリセリンモノステアリン酸エステル 5.5% 7EOでエトキシル化したC12−C15 の線状第一級アルコール 20.0% 50EOでエトキシル化したセト ステアリルアルコール 17.5% アシッドブルーNo.9染料 5.5% テルピノレン 8.0% オルトフェニルフェノール 1.0% グアーガム 9.5% 塩化ナトリウム 24.0% 実施例IV 実施例IIの方法に従って、成形したケーキ製剤を以下
の諸成分を用いて製造する: ポリエチレングリコール6000 ジステアリン酸エステル 20.0% グリセリンモノステアリン酸 エステル−酸に安定のもの 10.0% エトキシル化脂肪族アルコール (Neodol 45−7) 20% グアーガム 9.0% 塩化ナトリウム 26.0% ポリプロピレングリコール (PPGD1000) 5.0% セチル トリメチル アンモニウム ブロマイド 1.0% アシッドブルーNo.9染料 4.0% テルピノレン 5.0% この組成物は、溶融体粘度が49℃において2000cps(2
Pa.s)であり、固結温度が46℃であった。この成形した
錠剤は、タンク内寿命(in−tank life)が30日以上で
あり、僅かな隆起現象しか見られなかった。 実施例V 実施例IIの方法に従って、成形したケーキ製剤を以下
の成分を用いて製造する: ポリエチレングリコール6000 ジステアリン酸エステル 20.0% グリセリンモノステアリン酸 エステル−酸に安定のもの 10.0% エトキシル化脂肪族アルコール (Neodol 45−7) 21.0% グアーガム 6.0% 塩化ナトリウム 26.0% ポリプロピレングリコール(PPGD1000) 6.0% セチル トリメチル アンモニウム ブロマイド 1.0% アシッドブルーNo.9染料 4.0% テルピノレン 6.0% この組成物は、溶融体粘度が51℃で1120cps(1.2Pa.
s)であり、固結温度が46℃であった。この成形した錠
剤は、6つのトイレでのタンク内寿命が20−40日であ
り、30日後に隆起が起こった。 実施例VI 実施例IIの方法に従って、成形したケーキ製剤を以下
の成分を用いて製造する。 ポリエチレングリコール6000 ジステアリン酸エステル 16.5% グリセリンモノステアリン酸 エステル−酸に安定のもの 5.5% エトキシル化脂肪族アルコール (Neodol 45−7) 25.0% グアーガム 6.0% 塩化ナトリウム 32.0% ポリプロピレングリコール(PPGD1000) 5.0% セチル トリメチル アンモニウム ブロマイド 1.0% アシッドブルーNo.9染料 4.0% テルピノレン 5.0% 成形した組成物は、タンク内寿命が約30日であり、若
干平旦化が見られた。 実施例VII 実施例IIの方法に従って、成形したケーキ製剤組成物
を以下の成分を用いて製造する: ポリエチレングリコール6000 ジステアリン酸エステル 12.5% グリセリンモノステアリン酸 エステル−酸に安定なもの 5.5% エトキシル化脂肪族アルコール (Neodol 45−7) 23.0% エトキシル化ノニルフェノール(NP100) 4.0% グアーガム 8.0% 塩化ナトリウム 32.0% ポリプロピレングリコール(PPGD1000) 5.0% セチル トリメチル アンモニウム ブロマイド 1.0% アシッドブルーNo.9染料 4.0% テルピノレン 5.0% この成形した組成物は、6つの異なるトイレでのタン
ク内寿命が約25−30日であり、若干の隆起が見られた。 実施例VIII トイレット用ブロック製剤の隆起性及びカップリング性
を予備的に評価する方法 一旦水中に浸した場合、ブロック製剤が、(1)元の
形状から隆起又は散大する潜在的傾向及び(2)一体化
した単一体を保持する潜在的傾向を測定評価するため、
試験を以下のように行う: 1.2000mlビーカー二つに水道水を満たし、その内一つ
は、約5℃の冷蔵庫に少なくとも4時間いれておき、も
う一つのビーカーは、常温に保持しておく。 2.試料ロットから採取したブロック製剤をそれぞれのビ
ーカーにいれ、これらのブロック製剤は、一晩又は約16
時間水の中に浸漬した状態に保持する。 3.かかる浸漬時間経過後、ブロック製剤を観察する。常
温の試料は、トイレのタンク内で浸漬中に生起し得る可
能性があるようなブロック製剤基部が散大し又は拡大す
る度合が、明確に認められる。5℃の試料は、ブロック
製剤の成分が一体のままであるか又は一体のまま溶解す
る傾向が明確に認められる。 本発明の主眼点、好ましい具体例や実施態様を、本明
細書において記載し説明した。しかしながら、本明細書
によって保護の確保を意図する本発明は、開示した特定
の形態については限定的ではなく、具体的な説明を行う
にすぎないものと見なされるべきであり、かかる形態に
限定されるものと解釈されるべきではない。本技術分野
に通暁した人は、前記特許請求の範囲で定義した如き本
発明の範囲から逸脱することなく、修正や変更を行うこ
とが可能である。
説明のためにのみ掲げる。これらの実施例において、特
に記載しない限り部及びパーセントは全て、重量に基づ
く。 以下に述べる実施例は、注型/成型法による一定の形
状を呈するブロック剤の本体を成型するのに適した組成
物に関するものである。 実施例I ジステアリン酸エステル溶解試験 水に対するポリエチレングリコールジステアリン酸エ
ステルの溶解速度を測定するために、本試験を以下のよ
うに行う: 当該ポリエチレングリコールジステアリン酸エステル
の試料をビーカーに取り、加熱して溶融物を形成させ
る。7.5ml容量のポリエチレン製全量ピペットを用い
て、この溶融物の一滴をペトリ皿の中央に取り、これを
十分完全に固化させ、次いで脱イオン水を75mlペトリ皿
に加える。ペトリ皿を観察・記録して、この界面活性剤
の一滴が完全に溶解するに要する時間を測定する。 溶解時間が少なくとも5.5時間であれば、かかるポリ
エチレングリコールジステアリン酸エステルは、所望の
分子量を含有する場合、本発明の組成物を配合・製造す
る際の使用に適していることになるのである。 実施例II A.ポリエチレングリコール6000ジステアリン酸エステル
(PEG 6000DS)を選択するための方法 水に対するポリエチレングリコールジステアリン酸エ
ステルの溶解速度を測定するため、試験を以下のように
行う: 1.PEG 6000DSのアリコートをビーカーに取り、溶解させ
る。 2.7.5ml容量の全量ピペットを用いて、この溶融物の一
滴を顕微鏡ガラススライドに移すが、この場合添加する
PEG 6000DSの重量は、分析用天秤を用いた場合0.02+又
は−0.001gである。溶融物を十分間固化させる。 3.このガルススライドを注意深く800ccの脱イオン水を
入れ、38℃の水浴に浸漬した。1000mlのガラスビーカー
中にいれる。 4.このビーカーを観察して、PEG 6000DSの一滴が完全に
溶解するのに必要な時間を測定する。溶解時間が少なく
とも5.5時間であれば、このポリエチレングリコールジ
ステアリン酸エステルは、本発明の組成物を処方し製造
するに際して使用に適していることになる。 B.ケーキ組成物の製造 A項でのポリエチレングリコール 6000ジステアリン酸エステル 21 % 7EOでエトキシル化したC12−C15 線状、第一級アルコール 29.5% 100EOでエトキシル化したノニルフェノール 5.5% エチレンオキサイド−プロピレン オキサイドブロックコポリマー (8500 MW 80% EO) 3.5% アシッドブルーNo.9染料 5.5% ジペンテン 8.0% オルトフェニルフェノール 1.0% グアーガム 5.5% 塩化ナトリウム 20.5% 第一の混合容器中に該エトキシル化C12−C15線状第一
級アルコールの五分の四を加えて、撹拌下加熱する。該
ポリエチレングリコール6000ジステアリン酸エステル、
エトキシル化ノニルフェノールとエチレンオキサイド−
プロピレンオキサイドブロックコポリマーを加えて、こ
の混合物を撹拌下71℃までに加熱して、透明な溶融物を
形成せしめる。 別の容器中において、該エトキシル化線状第一級アル
コールの残りの五分の一に撹拌下該染料、ジペンテン及
びオルトフェニルフェノールとを加える。この混合物を
次いで第一の混合容器に加えて、その後グアーゴム及び
塩化ナトリウムを加える。生成した混合物を57℃にまで
冷却し型の中に注入する。5℃までに冷却した後、ブロ
ック製剤を型から取り出す。 実施例III 実施例IIの方法に従い、成形した洗面所用ケーキ製剤
を以下の諸成分を用いて製造する: ポリエチレングリコール6000 ジステアリン酸エステル 9.0% グリセリンモノステアリン酸エステル 5.5% 7EOでエトキシル化したC12−C15 の線状第一級アルコール 20.0% 50EOでエトキシル化したセト ステアリルアルコール 17.5% アシッドブルーNo.9染料 5.5% テルピノレン 8.0% オルトフェニルフェノール 1.0% グアーガム 9.5% 塩化ナトリウム 24.0% 実施例IV 実施例IIの方法に従って、成形したケーキ製剤を以下
の諸成分を用いて製造する: ポリエチレングリコール6000 ジステアリン酸エステル 20.0% グリセリンモノステアリン酸 エステル−酸に安定のもの 10.0% エトキシル化脂肪族アルコール (Neodol 45−7) 20% グアーガム 9.0% 塩化ナトリウム 26.0% ポリプロピレングリコール (PPGD1000) 5.0% セチル トリメチル アンモニウム ブロマイド 1.0% アシッドブルーNo.9染料 4.0% テルピノレン 5.0% この組成物は、溶融体粘度が49℃において2000cps(2
Pa.s)であり、固結温度が46℃であった。この成形した
錠剤は、タンク内寿命(in−tank life)が30日以上で
あり、僅かな隆起現象しか見られなかった。 実施例V 実施例IIの方法に従って、成形したケーキ製剤を以下
の成分を用いて製造する: ポリエチレングリコール6000 ジステアリン酸エステル 20.0% グリセリンモノステアリン酸 エステル−酸に安定のもの 10.0% エトキシル化脂肪族アルコール (Neodol 45−7) 21.0% グアーガム 6.0% 塩化ナトリウム 26.0% ポリプロピレングリコール(PPGD1000) 6.0% セチル トリメチル アンモニウム ブロマイド 1.0% アシッドブルーNo.9染料 4.0% テルピノレン 6.0% この組成物は、溶融体粘度が51℃で1120cps(1.2Pa.
s)であり、固結温度が46℃であった。この成形した錠
剤は、6つのトイレでのタンク内寿命が20−40日であ
り、30日後に隆起が起こった。 実施例VI 実施例IIの方法に従って、成形したケーキ製剤を以下
の成分を用いて製造する。 ポリエチレングリコール6000 ジステアリン酸エステル 16.5% グリセリンモノステアリン酸 エステル−酸に安定のもの 5.5% エトキシル化脂肪族アルコール (Neodol 45−7) 25.0% グアーガム 6.0% 塩化ナトリウム 32.0% ポリプロピレングリコール(PPGD1000) 5.0% セチル トリメチル アンモニウム ブロマイド 1.0% アシッドブルーNo.9染料 4.0% テルピノレン 5.0% 成形した組成物は、タンク内寿命が約30日であり、若
干平旦化が見られた。 実施例VII 実施例IIの方法に従って、成形したケーキ製剤組成物
を以下の成分を用いて製造する: ポリエチレングリコール6000 ジステアリン酸エステル 12.5% グリセリンモノステアリン酸 エステル−酸に安定なもの 5.5% エトキシル化脂肪族アルコール (Neodol 45−7) 23.0% エトキシル化ノニルフェノール(NP100) 4.0% グアーガム 8.0% 塩化ナトリウム 32.0% ポリプロピレングリコール(PPGD1000) 5.0% セチル トリメチル アンモニウム ブロマイド 1.0% アシッドブルーNo.9染料 4.0% テルピノレン 5.0% この成形した組成物は、6つの異なるトイレでのタン
ク内寿命が約25−30日であり、若干の隆起が見られた。 実施例VIII トイレット用ブロック製剤の隆起性及びカップリング性
を予備的に評価する方法 一旦水中に浸した場合、ブロック製剤が、(1)元の
形状から隆起又は散大する潜在的傾向及び(2)一体化
した単一体を保持する潜在的傾向を測定評価するため、
試験を以下のように行う: 1.2000mlビーカー二つに水道水を満たし、その内一つ
は、約5℃の冷蔵庫に少なくとも4時間いれておき、も
う一つのビーカーは、常温に保持しておく。 2.試料ロットから採取したブロック製剤をそれぞれのビ
ーカーにいれ、これらのブロック製剤は、一晩又は約16
時間水の中に浸漬した状態に保持する。 3.かかる浸漬時間経過後、ブロック製剤を観察する。常
温の試料は、トイレのタンク内で浸漬中に生起し得る可
能性があるようなブロック製剤基部が散大し又は拡大す
る度合が、明確に認められる。5℃の試料は、ブロック
製剤の成分が一体のままであるか又は一体のまま溶解す
る傾向が明確に認められる。 本発明の主眼点、好ましい具体例や実施態様を、本明
細書において記載し説明した。しかしながら、本明細書
によって保護の確保を意図する本発明は、開示した特定
の形態については限定的ではなく、具体的な説明を行う
にすぎないものと見なされるべきであり、かかる形態に
限定されるものと解釈されるべきではない。本技術分野
に通暁した人は、前記特許請求の範囲で定義した如き本
発明の範囲から逸脱することなく、修正や変更を行うこ
とが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドワード・ロバート・スタウチ アメリカ合衆国、ペンシルバニア州19606、 リーディング、グレン・ロード6105 (56)参考文献 特開 昭58−25398(JP,A) 特開 昭59−24797(JP,A) 特開 昭57−179298(JP,A) 米国特許4269723(US,A)
Claims (2)
- 【請求項1】分子量が3,000ないし12,000であり且つ滴
下溶解時間(7.5ml容量のポリエチレン製ピペットから
溶融相の一滴を落としてその後完全に固化させたもの
が、75mlの脱イオン水に常温で溶解するのに要する時
間)が少なくとも5.5時間であるポリエチレングリコー
ルジステアリン酸エステルを含んで成り、更に結合剤及
び充填剤としてそれぞれグアーガム及び塩化ナトリウム
を含有することを特徴とする、固形ケーキ状洗面所浄化
ブロック組成物。 - 【請求項2】前記ポリエチレングリコールジステアリン
酸エステルは、大部分が分子量が7,000と12,000との間
にあるポリエチレングリコールジステアリン酸エステル
と残り僅少部が分子量が3,000と7,000との間にあるポリ
エチレングリコールジステアリン酸エステルとから成る
混合物を含んでなるものである、特許請求の範囲第1項
に記載された浄化ブロック組成物。
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US876923 | 1986-06-20 | ||
US06/876,923 US4722801A (en) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | Toilet bowl cleaner in cake form containing a polyethyleneglycol distearate |
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JP7196155A Expired - Lifetime JP2622949B2 (ja) | 1986-06-20 | 1995-07-07 | 便器用清浄剤 |
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US6055679A (en) * | 1995-03-03 | 2000-05-02 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Passive lavatory cleanser dispensing system |
CA2249293C (en) * | 1996-03-19 | 2002-07-02 | The Procter & Gamble Company | Toilet bowl detergent system containing blooming perfume |
US5990061A (en) * | 1996-05-17 | 1999-11-23 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Toilet cleansing block |
US5945390A (en) * | 1996-05-17 | 1999-08-31 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Toilet cleansing block |
US5863876A (en) * | 1997-02-11 | 1999-01-26 | S. C. Johnson & Son, Inc. | In-tank toilet cleansing block having polyacrylic acid/acrylate |
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