JPS636095A - 洗面所浄化ブロック組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は、便所の洗浄水の処理に用いられるケーキ状組
成物に関する。更に詳しくは、本発明（よ、注型により
成形可能で且つ水洗便所の浄化に供することが出来る、
耐久性のよいトイレタンク用デイスペンサーに関する。 水洗便所の洗浄水（Ｆｌｕｓｈ　ｕ＋ａｔｅｒ）を化学
薬品で処理して、たとえば便器の美観、清浄化、殺菌消
毒、脱臭、空中浮遊微粒子の低減等好ましい効果を現出
せしめるに際しては、かかる化学薬品をトイレを水で洗
浄する度に、自動的に洗浄水に定量を添加することが望
ましい。従来技術によれば、かかる目的のために設計さ
れた数多くの装置が明らかにされている。 特に好ましい装置としては、固形のケーキ状組成物を含
有して成る装置が挙げられる。この揮の装置においては
、計量された一定量の水が、トイレ洗浄の各工程毎に装
置内に流入し、トイレ洗浄が行われる間はずっとケーキ
と接触したままになり、かくして組成物の濃厚溶液が生
成され、次回のトイレ洗浄時にトイレ洗浄水中に一定量
添加されるわけである。このような装置の利点としては
、かかる化学薬品組成物が、化学薬品の水溶液よりも濃
厚・濃縮されたものとして包装梱包し、出荷出来ること
である。又、このようなデイスペンサーの破損に起因し
て出荷ないし取扱い時に生じる液体洩れの問題も、除去
されるのである。

【従来の技術】

従来技術による界面活性剤のケーキ状組成物は、米国特
許筒４，３０８，６２５号（Ｋｊｔｋｏ）及び米国特許
筒４．０４３，９３１号（Ｊｅｆｆｒｅｙ等）において
開示されているが、これらの特許は、ポリアルコキシル
化アルコール類の使用を含む二糎以上の非イオン性の界
面活性剤を用いて製造される洗面・便所の浄化用錠剤を
開示するものである。 米国特許筒４，４７７．３６３号（Ｗｏｎｇ等）におい
ては、遊離の脂肪族アルコール及びアルキル硫酸のアル
カリ土類金属塩の界面活性剤緩衝液とから成る固形のケ
ーキが提案されている。 日本特許筒５８−１６８６９９号（日本合成ゴム）にお
いて、ポリエチレングリコールまたはそのモノエステル
とポリエチレングリコールジエステルとの混合物を２５
ないし９０重置火含有する注型した洗面所用浄化剤ブロ
ックが開示されている。好ましいモノエステル及びジエ
ステルとしては、ステアリン酸エステル類があり、かか
るステアリン酸エステル類の例としては、ポリエチレン
グリコール４０及び６０のモノステアリン酸エステル類
やポリエチレングリコール６０のジステアリン酸エステ
ル類が挙げられる。かかるブロック製剤は、又特に脱臭
剤、洗剤、着色剤、充填材、粘結剤、芳香剤や溶解速度
調整剤も含有していてもよい。 日本特許筒５８−２５３９８号（ライオン）よれば、ポ
リエチレングリコールジエステル、好ましくはジステア
リン酸エステルを４０ないし９８重量％含有する注型し
た洗面所用浄化ブロック製剤が開示されている。特に好
ましいジエステル類としては、ポリエチレングリコール
７０．１８６及び２０５のジステアリン酸エステル類が
ある。かかるブロック製剤は、又特に芳香剤、着色剤、
界面活性剤、殺菌剤やビルダーを含有していてもよい。 日本特許筒５９−２４７９７号（アース　ｌ）には、エ
チェンオキサイド付加生成物基を９１ないし２３０モル
有するポリエチレングリコールジステアリン酸エステル
が少なくとも４０％且つポリオキシエチレンソルビタン
モノステアリン酸エステル−６エチエンオキサイド又は
ポリエチレンソルビタントリステアリン酸エステル−２
０エチエシオキサイドのいずれかを０．１ないし６０％
含有する注型された洗面所用浄化ブロック製剤が開示さ
れている。例示されたポリエチレングリコールジステア
リン酸エステル類は、９１．１６０．２３０及び２４５
モルのエチェンオキサイドを有する。かかるブロック製
剤は、又特に染料及び芳香剤を含有していてもよい。 日本特許筒５８−２５３９８号（アース　ＩＩ）におい
ては、１ないし８容量％の１２ヒドロキシステアリン酸
及び／又は０．１ないし５％のベンジリデン　ソルビト
ール；２０ないし７０％の香料；１０ないし３０％の着
色剤；及び１５ないし６０％の界面活性剤とを含有する
注型した洗面所用浄化ブロック製剤が開示されている。 かかる界面活性剤は、ポリエチレングリコール　ジステ
アリン酸エステルであってよい。該ブロック製剤は、ま
た特に脱臭剤、殺菌剤や脱塩素剤を含有していてもよい
。 米国特許筒４，２６９，７２３号（Ｂａｒｆｏｒｄ等■
）は、一つ以上の有機界面活性剤と一つ以上の粘結剤と
を含有する圧縮打錠した洗面所用浄化ブロック製剤を開
示している。尚、ここでかかる粘結剤は、溶射遅延剤と
して作用するものであり、粘土並びに水溶性及び水分散
性のゲル形成可能な有機高分子物質とから選択される。 特記すべき粘結剤としては、アルギン酸エステル類やカ
ラゲニン酸エステル類があり、又特記される界面活性剤
としては、脂肪酸のアルキレンオキサイドの縮合物が挙
げられる。 英国特許筒２０６１９９６Ａ　（Ｊｅｙｅｓ）は、ブロ
ン’）製剤が低融点成分を溶解し、高融点成分及び／又
は液状成分を溶解物中に分散せしめ次いで型内に注型す
ることによって製造されること以外は、実質的にＢａｒ
ｆｏｒｄ等■と同じである。 米国特許部４，４６０，４９０号（Ｂａｒｆｏｒｄ等Ｉ
Ｉ）においては、少なくとも一種の界面活性剤を含有す
る低溶解速度の浄化剤を成型した成形物とこの成形物に
封入ないし接合せしめた漂白剤から成る錠剤とから構成
される二成分系の洗面所月浄化ブロック製剤が開示され
ている。かかる成形物は、好ましくは一種以上の易溶解
性の界面活性剤を一種以上の溶解性制御剤と混合して成
るものである。特記される溶解性制御剤としては、脂肪
酸の低度エトキシル化物やたとえばキサンタンゴムなど
のゲル形成性ゴム又はアルギン酸エステルやカラゲニン
酸エステルなどが挙げられろ。 本明細書において参考として引用する米国特許部４，３
１０，４３４号（Ｃｈｏｙ等）及び米国特許部４，２７
８゜４３４号（Ｃｈｏｙ）においては、染料及び本発明
において利用される香料とを含有して成る界面活性剤ケ
ーキ状組成物が開示されている。かかる界面活性剤は、
便器内において浄化と泡立てとを行い、又同時に該組成
物中のその他の成分、たとえば染料、香料、有機樹脂等
を調合するのに寄与する。 水溶性の不活性塩、たとえばアルカリ金属塩化物や硫酸
塩などは、かかる組成物においては゛フィラー（充填剤
）”としての機能を果し、その結果かかる組成物が過剰
量の活性成分を用いることなく所定の寸法のケーキに成
形出来るようにするために用いられる。かかるケーキ状
組成物の主たる成分は、通常は界面活性剤、香料及び充
填材としての塩類である。

【発明が屏決しようする問題点】

かかる従来技術の大きな問題の−っは、ケーキの溶解速
度が早く且つ不均一であり、その結果ケーキの安定性及
び寿命が低減短縮するため、界面活性剤ケーキの寿命が
短く及び／又は−定しないことであった。ポリエチレン
グリコールジステアリン酸エステルから成る組成物にお
いて、かかるジステアリン酸エステルが特定の水溶解度
と分子量を有している場合、ケーキ状組成物ブロック剤
としての寿命が長く且つ一定である注型された固形のケ
ーキ状組成物が提供され得ることが、見い出された。 本発明の目的の一つは、注型によって成形され得且つ４
Ｌｔ種Ｕのポリエチレングリコールジステアリン酸エス
テルを含有して成る固形ケーキ製剤であって、浄化剤を
便所内に自動的に定量供給するための側層に適した組成
物を提供する乙とである。 本発明のもう一つの目的は、溶解温度が比較的高く、ブ
ロック製剤の表面粘着性が少なく従って作業性の改善さ
れた、注型された固形ケーキ状組成物を提供することで
ある。 本発明の更に別の目的は、ブロック剤としての寿命が長
く且つ均一であり、不快なトイレットを解消する洗面所
用ブロック製剤を提供することである。 本発明の又もう一つの目的は、隆起（ｍｏｕｎｄｉｎｇ
）し難く又大きな破片に分断し難い洗面所用ブロック製
剤を提供することである。 本発明のその他の目的、利点や新規な特徴：よ、以下の
記載及び付記した特許請求の範囲から本技術分野に精通
した技術者には明白となろう。

【問題点を屏決するための手段及び発明の効果】本発明
の諸々の目的は、ジステアリン酸エステル溶解試験（以
下に記載する参考例１を参照のこと）に規定された滴下
溶解時間が少な（とも５．５時間であり、分子量が約３
，０００ないし１２，０００、好ましくは約７　、００
０ないし９，０００であるポリエチレングリコールジス
テアリン酸エステル及び香料、染料、結合剤、充填材及
びそれらの混合物から構成される群から選択された任意
の成分とから成る固形の、担体で担持されていないケー
キ状組成物を提供することによって達成されるのである
。有利には、かかる組成物は、前記ポリエチレングリコ
ールジステアリン酸エステルを重量パーセントで約８％
から約３５％まで、好ましく；よ約１２％から約２９％
含有して成るのである。ポリエチレングリコールジステ
アリン酸エステルは、極めて親水性が強いことが知られ
ている。この化合物は極めて親水性が強いため、かかる
物質は水溶性が高く、固体から溶液への転移時間が長く
ないことが、予期されるであろう。驚くべきことに、本
発明に係わる特定揮類のポリエチレングリコールジステ
アリン酸エステルは、水和過程を経由して強固なゲルを
形成し、その結果分子量が異なるポリエチレングリコー
ルジステアリン酸エステルを含有するその他の処方物と
比較して前記したようにブロック製剤としての寿命をよ
り長く出来ることが、見い出されたのである。 本発明のもう一つの具体例は、好ましくは注型され、重
量パーセントで約８％ないし約３５％、好ましくは約１
２％ないし２９％の前記ポリエチレングリコールジステ
アリン酸エステルと本組成物の重量パーセントで約３％
ないし約３５％、野ましくけ約５ないし１５％の量の天
然ゴム及びたとえば充填材、染料、結合剤、香料などの
従来使用されてきた材料とから成る保存性の長い洗面所
浄化用ケーキ状組成物に関するものである。好ましくは
、かかるゴムは、グアーゴム（ｇｕａｒ　ｇｕＶｌ）で
ある。 本発明において重大なことは、かかるケーキ状組成物に
用いられる前記ポリエチレングリコールジステアリン酸
エステルは、ジステアリン酸エステル溶解試験法の規定
になる滴下溶解時間が少なくとも約５．５時間であると
いうことである。分子量が約３，０００ないし１２，０
００であるポリエチレングリコールジステアリン酸エス
テルの全てが、かかる特性を有しているわけではないこ
とが見いだされている。これらの製造方法が、その溶解
性に影響を及ぼし、左右しているように思われる。好ま
しくは、それらの製造方法としては、Ｍ、Ｊ、５ａｔｋ
ｏｕ＋ｓｋｉ他纒、　　　　　　　ン　　　　　　　　
　　　　　（Ｄｅｋｋｅｒ、　　ＮＹ　　１９６７）中
、４２−１７４頁の−、Ｂ、　Ｓａｔｏｋｏｗ＋ｓｋｉ
らの“Ｐｏ１ｙｏｙｙｅｔｈｙｌ−ｅｎｅｓ　Ｅｓｔｅ
ｒｓ　ｏｆ　Ｆａｔｔｙ　Ａｃ１ｄｓ”において記載さ
れている脂肪酸とアルコールを縮合させろ方法による。 尚、この文献は、参考として本明細書の一部を成すもの
である。たとえば、分子量が２８４．５であるステアリ
ン酸を分子量範囲が５５００と８５００との間にあるポ
リエチレングリコールとを反応させ、分子量範囲が６０
３３と９０３３との間にあるポリエチレングリコールジ
ステアリン酸エステルを製造する。 かかる化合物の滴下溶解時間は少なくとも５．５時間で
あり、本発明において使用するのに適している。 本′発明によれば、分子量が約３　、０００ないし約１
２．０００、ジステアリン酸エステル溶解試験法の規定
になる滴下溶解時間が少なくとも約５．５時間であるポ
リエチレングリコールジステアリン酸エステルを使用す
ることによって、保存性の良い固形のケーキ状組成物を
得る出来ることが判った。 本発明になるかかる組成物は、以下から成る固形のケー
キ状組成物の形状を呈する： （＾）通常約８重量％ないし約３５重量％、好ましくは
約１２重量％ないし約２９重量％の、分子量が約３，０
００ないし１２，０００、好ましくは約７．０００ない
し１２，０００、ジステアリン酸エステル溶解試験法の
規定になる滴下溶解時間が少なくとも約５．５時間であ
るポリエチレングリコールジステアリン酸エステル、及
び（Ｂ）たとえば充填材、染料、結合剤、消毒剤、香料
などの従来使用されている材料。 ケーキ製剤特性を改良するために、かかるケーキ製剤中
に分子量が約３，０００と約７，０００の間にあるポリ
エチレングリコールジステアリン酸エステルを過半部側
用することが、有利であると判っている。 尚、過半以下は分子量が約３，０００と約７，０００と
の間、好ましくは約３　、０００ないし約４，０００で
あるポリエチレングリコールジステアリン酸エステルを
、高分子量の前記ポリエチレングリコールジステアリン
酸エステルと組合わせて使用すると、隆起現象を防止し
また更には結合剤としての機能も果す。 更には、天然ゴムが、結合剤として本発明においては゛
有利に使用することが出来ることが見いだされたのであ
る。利用出来るかかる天然ゴムとしては、冷水ゲル化添
加剤であり、高粘度及び高ゲル強度を与えるようなもの
である。例えば、グアー、キサンタン（ｘａｎｔｈａｎ
）、トラガカント、カラゲーナン、インドゴム、アルギ
ン等がある。最も好ましいのはグアーであり、ブロック
製剤の溶解を遅延させるのに最も有効であり且つ嫌なト
イレの雰囲気という問題を低減することが判っている。 グアーゴムを充填材としての塩化ナトリウムと共に使用
することが、有利であることが判っている。その理由は
、水の粘度を相乗的に増加せしめからであって、このよ
うな現象は、硫酸カルシウムなどその他の充填材では見
られない。更には、かかるマトリックスの水に対する相
対的な不溶性が、増大せしめられるのである。 又別の結合剤として固形の緩和剤を使用すると、本発明
のケーキ製剤が隆起するのを防止する上で有益であるこ
とが見いだされている。適当な緩和剤としては、グリセ
リンモノステアリン酸エステル、プロピレンモノパルミ
チン酸エステル、エチレングリコールステアリン酸エス
テル、プロピレングリコールモノステアリン酸エステル
などが挙げられ、最も好ましくは、グリセリンモノステ
アリン酸エステルであり、隆起現象を防止するマトリッ
クスが得られる。このような緩和剤は、約２０重量％ま
で、好ましくは約５％ないし約１２％の量が用いられる
。 かかるケーキ製剤処方に成る種の非イオン性界面活性剤
を用いることが、有利であることが見いだされている。 ここに含まれる非イオン性の界面活性剤は、長鎖のエチ
レンオキサイド結合部と脂肪族アルコール、好ましくは
第−級又は第二級脂肪族アルコール又はアルキルフェノ
ールとの縮合生成物がある。好ましくは、かかる第一級
ないし第二級アルコールは、８ないし２０の炭素原子を
含有し、又このようなアルキルフェノールを含む結合部
は、アルキル鎖が直鎖ないし分鎖状てあり、６ないし１
２の炭素原子、好ましくは６ないし９の炭素原子を包含
するものである。 処方にとって望ましい特性を有する代表的な非イオン性
界面活性剤は、シェル石油の製造になる”　Ｎｅｏｄｏ
　Ｉ　”商標の製品群；ニニオンカーバイド社の製造に
なる“Ｔｅｒｇｉｔｏｌ”商標の製品群；及びコンチネ
ンタルオイル社の“＾ｌ　ｆ　ｏ　ｌ　”商標の製品群
として市販されている。具体的な例としては、°“Ｎｅ
ｏｄｏ　１２５−７″°（線状Ｃ１２ｃｔｓの第一級ア
ルコールとアルコール１モル当な９７モルのエチレンオ
キサイドを縮合したもの）；　Ｎｅｏｄｏ１４５−７”
（線状ＣＩ４　　Ｃ２、の第一級アルコールをアルコー
ル１モル当たり７モルのエチレンオキサイドと縮合した
もの）；“Ｔｅｒｇｊｔｏｌ　１５−５−７”（第二級
ｃ’、、ＣＩ５アルコールとアルコール１モル当たり７
モルのエチレンオキサイドをランダム縮合させたもの）
；及び＾１ｆｏ１１４１６−６．５”（第一級ＣＩ４　
　ＣＩｌ＋アルコールをアルコール１モル当たり６．５
モルのエチレンオキサイドを縮合させたもの）が挙げら
れる。 かかる非イオン性界面活性剤は、ケーキ製剤成分を一体
化するカップリング剤として作用し、ケーキ製剤処方の
４０重量％、好ましくは２０ないし３０重量％の量を使
用することが出来る。 又ケーキ製剤の保存性を高めるのに有効なものにエトキ
シル化ノニルフェノールがある。高級エトキシル化ノニ
ルフェノール、即ちフェノール１モル当たりエチレンオ
キサイド２０モル以上を付けたものが、ケーキ製剤の溶
解速度を遅くさせろ。 約１０重量％まで、好ましくは５重量％までのにエトキ
シル化ノニルフェノールを、エトキシル化脂肪族アルコ
ールと共に使用するのが好ましい。 水溶性の不活性塩類は、本組成物においては“充填材”
として使用し、その結果該組成物を過剰量の有効成分を
用いることなく所望の寸法のケーキ製剤に成形すること
が出来るのである。これらの塩類は、単独で又は組合わ
せて６４重量％までの量を使用する。 本発明の組成物に用いるかかる塩類（充填材塩）は、水
溶性の有機又は無機の如何なる塩類又はそれらの塩の混
合物であってもよい。本発明の目的のために、“水溶性
”なる用語は、２０℃において水１００グラム当たり少
なくとも２．０グラム水に溶解する性質を意味する。水
溶性塩類の例としては、種々のアルカリ及び／又はアル
カリ土類金属の硫酸塩、塩化物、硼酸塩、臭化物、クエ
ン酸塩、酢酸塩、乳酸塩等が挙げられる。 適当な塩類の具体例としては、硫酸カルシウム、塩化ナ
トリウム、硫酸カリウム、炭酸ナトリウム、塩化リチウ
ム、燐酸三ナトリウム、珊酸ナトリウム、臭化カリウム
、弗化カリウム、重炭酸ナトリウム、塩化カルシウム、
塩化マグネシウム、クエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウ
ム、乳酸カルシウム、硫酸カルシウム及び弗化ナトリウ
ムが挙げられろ。好ましい塩類としては、無機縁類、特
にアルカリ金属の硫酸塩及び塩化物である。特に好まし
い塩類は、低コストの故に硫酸カルシウム及び塩化ナト
リウムである。かかる塩類は、本明細書に記載する組成
物においては約２０重量％ないし約６４重量％、好まし
くは約２０重量％ないし約３５重量％の量存在し、含ま
れる。最も好ましくは、塩化ナトリウムは、グアゴムと
共にそれ単独若しくはその他の塩類と一緒に使用する。 その理由は、このような組み合せは、水の粘度を相乗的
に増大せしめると共に該マトリックスの水への相対的溶
射性を低減させるのみならず、隆起現象を防止する作用
を発揮するのである。 硫酸カルシウムは、単独又はその他のゴムと共に若しく
は塩化ナトリウムと共に用いるのが有利である。という
のも、溶解度が低く然もトイレットタンク内であり得る
可能性が高い温度範囲において一定であるからである。 覆々の任意の材料を本明細書に記載する組成物中に含有
させることが出来る。 染料は、１５重置火まで、好ましくは約２．５ないし１
０重置火の量で包含させてもよい。適当な染料の例とし
ては、アリザリンライトブルーＢ　（Ｃ，Ｉ。 ６３０１０）、カルタフルー　ＶＰ　（Ｃ、Ｉ　、２４
４０１）、７シツＦグリーン２Ｇ　（Ｃ，１，４２０８
５）、アストラゴングリーンＤ　（Ｃ，１，４２０４０
）、スプラノールシアニン７Ｂ　（Ｃ，１、４２６７５
）、マキシロンブルー３ＬＲ（Ｃ，１，Ｂａ５ｉｃＢｌ
ｕｅ　８０）、トリマリンブルー　Ｚ−ＲＬ　（Ｃ，１
，Ｒｅａｃ−ｔｊｖｅ　Ｂｌｕｅ　１８）、アリザリン
ライトブルー　Ｈ−ＲＬ（Ｃ，Ｉ、　Ａｃ１ｄ　Ｂｌｕ
ｅ　１８２）、ＦＤ＆Ｃブルー　Ｎｏ、１、ＦＤ＆Ｃグ
リーンＮＯ−３及びアシッドブルーＮｏ、９が挙げられ
る。その他のものは、前記した特許第４，３１０゜４３
４号及び第４，４７７．３６３号において開示されてお
り、これらの特許は、参考として本明細書に包含しであ
る。 本発明のケーキ製剤は、又約１５重量％までの陽イオン
性の四級アンモニウム塩を含有していてもよい。 かかる陽イオン性四級アンモニウム塩類は、構造中によ
り多くの短鎖のアルキル基を包含し、静菌作用が長野な
傾向を有することが、知られている。本発明の組成物に
用いることが出来る静菌剤の具体的な例としては、ジー
イソブチルクレゾキン　ニドキシエチル　ジメチルベン
ジルアンモニウム　クロライド、ジ−イソブチルフェノ
キシエトキシエチル　ジメチルベンジルアンモニウムク
ロライド、ミリスチル　ジメチルベンゼンアンモニウム
　クロライド、ベンザルコニウム　クロライド、セチル
　ピリジニウム　クロライド、ココナツト　ジメチルベ
ンジルアンモニウム　クロライド、ステアリル　ジメチ
ルベンジルアンモニウムクロライド、アルキル　ジメチ
ルベンジルアンモニウム　クロライド、アルキル　ジエ
チルベンジルアンモニウム　クロライド、アルキル　ジ
メチルベンジル　アンモニウム　ブロマイド、ジ−イソ
ブチルフェノキシエトキシエチル　トリメチルアンモニ
ウム　クロライド、ジ−イソブチル　フェノキシニ′ト
キシエチル　ジメチル　アルキル　アンモニウム　クロ
ライド、メチル−ドデシルベンジルトリメチルアンモニ
ウム　クロライド、セチル　トリメチル　アンモニウム
　ブロマイド、オクタデシル　ジメチルエチルアンモニ
ウム　ブロマイド、セチル　ジメチルエチルアンモニウ
ム　ブロマイド、オクタデシニル−９−ジメチルエチル
　アンモニウム　ブーマイト、ジオクチル　ジメチル　
アンモニウム　クロライド、ドデシル　トイツメチルア
ンモニウム　クロライド、オクタデシル　トリメチルア
ンモニウム　ブロマイド、ヘキサデシニル　トリメチル
　アンモニウム　アイオダイド、オクチルトリメール　
アンモニウム　フルオライド及びそれらの混合物が挙げ
られる。その他の水分散性の塩類、たとえば酢酸塩類、
硫酸塩類、硝酸塩類及び燐酸塩類などは、これらのハロ
ゲン化物の代替としても有効であるが、塩化物及び臭化
物類が、好ましこれらのケーキ製剤は、又トイレの洗浄
水に好ましい匂いを付与するために香料を包含していて
もよい。かかる香料は、固体状であってもよく、適当に
は１５重量％まで、好ましくは１０重量％までの量存在
し、含まれる。これに関連して、゛°香料”なる用語は
、好ましい匂いを発する如何なる物質をも言うものであ
ることに注目するのがよ（、かくしてたとえば精油、松
の抽出物、テルビルン類、オルトフェニルフェノール又
はパラ−ジクロロベンゼンなどの“消毒性”匂いを発す
る物質を用いてもよい。かかる精油及び松の抽出物は、
可塑剤としても寄与し、ブロック製剤の貯蔵性を高める
上で成る程度機能を発揮するのである。 成る踵の香料物質は、７ニオン性硫酸塩系の界面活性剤
の溶解性を制御する機能を付加的に有しているものがあ
り、このようなものを添加してもよい。かかる香料物質
の例としては、酢酸イソボルニル、酢酸ミルテニルや酢
酸フレンチルが挙げられろ。他の適当な香料なし）シ芳
香剤は、本明細書において参考として引用したＣａ１ｌ
ｉ−ｃｏｔｔらの米国特許用４，３９６，５２２号に開
示されている。 かかるケーキ製剤は又、本製剤を製造する際に補助的に
使用出来るその他の結合剤及び／又は可塑剤成分を含有
してもよく、例えば分子量が約３゜０００ないし約１０
，０００である。ポリプロピレングリコール混合物の約
２０％まで、好ましくは約４％ないし約１５％の量を添
加してもよい。このようなポリプロピレングリコールは
、溶融体粘度を低減せしめ、脱型剤としても作用ししか
も該組成物を注型方法で製造する場合は該ブロック製剤
を可塑化する働きもするのである。その他の適当な可塑
剤、例えば松浦の幾つかの留分、Ｄ−リモネン、ジペン
テンやエチレンオキサイド−プロピレンオキサイドブロ
ックコポリマーなども利用してもよい。 本発明のブロック製剤ば覆々の方法、例えば注型／成型
法、錠圧縮打鍵法又は押し出し法などによって製造する
ことが出来る。注型法が、本発明の好ましい方法である
。 この注型法は、当業界の人の技術範囲内に勿論含まれる
ものであって、各成分を溶解し、次いで溶解物を適当な
形状の型に注型し、かかる溶解物を冷却して、固化せし
めることから成る方法である。このような−定の形状を
呈する錠剤又はブロック剤は、各−個の重量が２０ない
し１５０グラム、好ましくは３０ないし７０グラムであ
るのが適当である。 本発明の野ましい実施態様であるこのような一定の形状
を呈する錠剤又はブロック剤は、以下から構成される： 即ち、分子量が３，０００−１２，０００で、ジステア
リン酸エステル溶解試験法の規定になる溶解時間が少な
くとも５．５時間であるポリエチレングリコールジステ
アリン酸エステルが約８％ないし約３５重量％；グリセ
リンモノステアリン酸エステルが約１０１ｉ量％まで； エトキシル化Ｃ，−Ｃ２゜脂肪族アルコールが３０重量
％まで； エトキシル化ノニルフェノールが１０ｉｉ量％まで可塑
剤が約４重量％ないし約１５ｉｉ量％；グアーゴムが約
３５重量％まで； 塩化ナトリウムが約３２重量％まで； 硫酸カルシウムが約３２重量％まで；及び消毒剤、着色
剤及び／又は香料が約１５重量％ま

【実施例】

本発明がよゆ良く理解されるように、以下の実施例を説
明のためにのみ掲げる。これらの実施例において、特に
記載しない限り部及びパーセントは全て、重量に基づく
。 以下に述べろ実施例は、注型／成型法による一定の形状
を呈するブロック剤の本体を製造するのに適した組成物
に関するものである。 参考例　ｒ ジ　　テ　　リ・　ｋニス−−；−２会水に対するポリ
エチレングリコールジステアリン酸エステルの溶解速度
を測定するために、本試験を以下のように行う： 当該ポリエチレングリコールジステアリン酸エステルの
試料をビーカーに取ゆ、加熱して溶融物を形成させる。 ７．５ｍｌ容量のポリエチレン製全量ピペットを用いて
、この１容融物の一滴をベトブ皿の中央に取り、これを
十分量完全に固化させ、次いで脱イオン水を７５　ｍｌ
ペトリ皿に加丸る。ベトリ皿を観察・記録して、この界
面活性剤の一滴が完全に溶解するに要する時間を測定す
る。 溶解時間が少なくとも５．５時間であれば、かかるポリ
エチレングリコールジステアリン酸エステルは、所望の
分子量を有する場合、本発明の組成物を配合・製造する
際の使用に適していることになるのである。 実施例ＩＩ 水に対するポリ、エチレングリコールジステアリン酸エ
ステルの溶解速度を測定するため、試験を以下のように
行う： １　、　ＰＥＧ　６００００５のアリコートをペーカー
に取り、溶解させる。 ２　、７．５　ｍｌ容量の全量ピペットを用いて、この
溶融物の一滴を頂黴鏡ガラススライドに移すが、この場
合添加するＰＥＧ　６００００５の重量は、分析用天秤
を用いた場合０．０２＋又は−０，００１ｇである。溶
融物を十分量固化させる。 ３、このガラススライドを注意深（８００ｃｃの脱イオ
ン水を入れ、３８℃の水浴に浸漬した。 １０００　ｍｌのガラスビーカー中にいれる。 ４、このビーカーを観察して、ＰＥＧ　６０００ＤＳの
一滴が完全に溶解するのに必要な時間を測定する。溶射
時間が少なくとも５．５時間であれば、このポリエチレ
ングリコールジステアリン酸エステルは、本発明の組成
物を処方し製造するに際して使用に適して−）ろことに
なる。 Ｂ、　−キ尖　、の−告 Ａ項でのポリエチレングリコール ６０００ジステアリン酸エステル　　　２１％７Ｅｅｌ
でエトキシル化したＣｌ２−Ｃｌ３線状、第一級アルコ
ール　　　　　２９．５％１００　ＥＯでエトキシル化
したノニルフェノール　　　　　　　　　　　　５．５
％エチレンオキサイド−プロピレン オキサイドブロックコポリマー （８５００ＭＷ　８０％Ｅｅｌ）　　　　　　　　　３
．５％アシッドブルーＮ００９染料　　　　５．５％ジ
ペンテン　　　　　　　　　　　８．０％オルトフェニ
ルフェノール　　　　１．０％グアーゴム　　　　　　
　　　　　５．５％塩化ナトリウム　　　　　　　　２
０．５％第一の混合容器中に該エトキシル化Ｃ１□−Ｃ
Ｉ５線状第−級アルコールの五分の四を加えて、撹拌下
部熱する。該ポリエチレングリコール６０００ジステア
リン酸エステル、エトキシル化ノニルフェノールとエチ
レンオキサイド−プロピレンオキサイドブロックコポリ
マーを加えて、この混合物を撹拌下７１℃までに加熱し
て、透明な溶融物を形成せしめる。 別の容器中において、該エトキシル化線状第一級アルコ
ールの残りの五分の−に撹拌下該染料、ジペンテン及び
オルトフェニルフェノールとを加える。この混合物を次
いで第一の混合容器に加えて、その後グアーゴム及び塩
化ナトリウムを加える。生成した混合物を５７℃にまで
冷却し型の中に注入する。５℃までに冷却した後、ブロ
ック製剤を型から取り出す。 実施例ＩＩＩ 実施例ＩＩの方法に従い、成形した洗面所用ケーキ製剤
を以下の諸成分を用いて製造する：ポリエチレングリコ
ール６０００ ジステアリン酸エステル　　　　　　９．０％グリセリ
ンモノステアリン酸エステル　５．５％７ＥＣ）でエト
キシル化したＣ　ｌ２−ＣＩ５の線状第一級アルコール
　　　　　　２０．０％５０　Ｅ１５でエトキシル化し
たセト ステアリルアルコール　　　　　　　１７．５％アシッ
ドブルーＮｏ、９染料　　　　　　　５．５％テルピル
ン　　　　　　　　　　　　８．０％オルトフェニルフ
ェノール　　　　　　１．０％グアーゴム　　　　　　
　　　　　　　　９．５％塩化ナトリウム　　　　　　
　　　　　２４．０％実施例ｒｖ 実施例ＩＩの方法に従って、成形したケーキ製剤を以下
の諸成分を用いて製造する： ポリエチレングリコール６０００ ジステアリン酸エステル　　　　　　２０．０％グリセ
リンモノステアリン酸 エステル−酸に安定のもの　　　　　１０．０％ニドキ
シル化脂肪族アルコール （Ｎｅｏｄｏｌ　４５−７）　　　　　　　　　　　２
０％グアーゴム　　　　　　　　　　　　　９．０％塩
化ナトリウム　　　　　　　　　　　２６．０％ポリプ
ロピレングリコール （ＰＰＧＤｌｏｏＯ）　　　　　　　　　　　　　５．
０％セチル　トリメチルアンモニウム ブロマイド　　　　　　　　　　　　　１．０％アシッ
ドブルーＮｏ、９染料　　　　　　　４．０％テルビル
ン　　　　　　　　　　　　　５．０％この組成物は、
溶融体粘度が４９℃において２０００ｃｐｓ（２Ｐａ、
Ｓ）であり、固結温度が４６℃であった。この成形した
錠剤は、タンク内寿命（ｉｎ−ｔａｎｋ　１ｉｆｅ）が
３０日以上であり、僅かな隆起現象しか見られなかった
。 実施例Ｖ 実施例ＩＩの方法に従って、成形したケーキ製剤を以下
の成分を用いて製造する： ポリエチレングリコール６０００ ジステアリン酸エステル　　　　　　２０．０％グリセ
リンモノステアリン酸 エステル−酸に安定ナモの　　　　　１０．０％エトキ
シル化脂肪族アルコール （Ｎｅｏｄｏｌ　４５−７）　　　　　　　　　　　２
１．０％グアーゴム　　　　　　　　　　　　　　６．
０％塩化ナトリウム　　　　　　　　　　　２６．０％
ポリプロビレレグリコール（ＰＰＧＤｌｏｏＯ）　　６
．０％セチル　トリメチルアンモニウム ブロマイド　　　　　　　　　　　　　１．０％アシッ
ドブルーＮｏ　、９染料　　　　　　　４．０％テルピ
ルン　　　　　　　　　　　　　６．０％この組成物は
、溶融体粘度が５１℃で１１２０　ｃｐｓ（１，２Ｐａ
、ｓ）であり、固結温度が４６℃であった。この成形し
た錠剤は、６つのトイレでのタンク内寿命が２０−４０
日であり、３０日後に隆起が起こった。 実施例Ｖｌ 実施例ＩＩの方法に従って、成形したケーキ製剤を息下
の成分を用いて製造する。 ポリエチレングリコール６０００ ジステアリン酸エステル　　　　　　１６．５％グリセ
リンモノステアリン酸 ニスチル−酸に安定なもの　　　　　５．５％エトキシ
ル化脂肪族アルコール （Ｎｅｏｄｏｌ　４５−７）　　　　　　　　　　　２
５．０％グアーゴム　　　　　　　　　　　　　　６．
０％塩化ナトリウム　　　　　　　　　　　３２・０％
ポリプロピレングリコール（ＰＰにＤ１００Ｏ）　　５
．０％セチル　トリメチル　アンモニウム ブロマイド　　　　　　　　　　　　　１．０％アシッ
ドブルーＮ００９染料　　　　　　　　４．０％テルピ
ルン　　　　　　　　　　　　　５．０％成形した組成
物は、タンク内寿命が約３０日であり、若干平旦化が見
られた。 実施例ＶＩＩ 実施例ＩＩの方法に従って、成形したケーキ製剤組成物
を以下の成分を用いて製造する：ポリエチレングリコー
ル６０００ ジステアリン酸ニスチル　　　　　　１２．５％グリセ
リンモノステアリン酸 エステル−酸に安定なもの　　　　　５．５％エトキシ
ル化Ｍｌ　肪族アルコール （Ｎｅｏｄｏｌ　４５−７）　　　　　　　　　　　２
３．０％エトキシル化ノニルフェノール（ＮＰｌｏｏ）
　　４．０％グアーゴム　　　　　　　　　　　　　　
８．０％塩化ナトリウム　　　　　　　　　　　３２．
０％ポリプロピレングリコール（ＰＰＧＤｌｏｏｏ）　
　５．０％セチル　トリメチルアンモニウム ブロマイド　　　　　　　　　　　　　１．０％アシッ
ドブルーＮ００９染料　　　　　　　４．０％テルピル
ン　　　　　　　　　　　　　５．０％この成形した組
成物は、６つの異なるトイレでのタンク内寿命が約２５
−３０日であり、若干の隆起が見られた。 実施例Ｖｌｌｌ 実施例ＩＩの方法に従って、成形したケーキ製剤組成物
を以下の成分を用いて製造する：ポリエチレングリコー
ル６０００ ジステアリン酸エステル　　　　　　１６．５％グリセ
リンモノステアリン酸エステル　５．５％エトキシル化
脂肪族アルコール （Ｎｅｏｄｏｌ　４５−７）　　　　　　　　　　　２
３．０％硫酸カルシウム　　　　　　　　　　　３２．
０％グアーゴム　　　　　　　　　　　　　　８．０％
ポリプロピレングリコール（ＰＰＧＤｌｏｏＯ）　　５
．０％セチル　トリメチルアンモニウム ブロマイド　　　　　　　　　　　　　１．０％アシッ
ドブルーＮ００９染料　　　　　　　４．０％テルピル
ン　　　　　　　　　　　　　５．０％この成形した錠
剤は、３０日間タンク内に入れた後隆起した。 グアーゴムの代りに、前記した天然ゴムのいずれでも、
一つを等量月いてもよい。 実施例ＩＸ 実施例ＩＩの方法に従って、成形したケーキ製剤組成物
を以下の成分を用いて製造する：ポリエチレングリコー
ル６０００ ジステアリン酸エステル　　　　　　３０・０％グリセ
リンモノステアリン酸エステル　２０・０％５０Ｅｅｌ
でエトキシル化したセト ステアリルアルコール　　　　　　　２０．０％アシッ
ドブルーＮｏ　、９染料　　　　　　　４．０％セチル
　トリメチルアンモニウム ブロマイド　　　　　　　　　　　　　１．０％硫酸カ
ルシウム　　　　　　　　　　　２５．０％得られたブ
ロック製剤は、以下のような特性を有していた： 脱型　　　　　　　　　　　　　脱落 ブロックの表面　　　　　　　　乾燥 比重　　　　　　　　　　　　　　　　１．１１実施例
Ｘ 実施例ＩＩの方法に従って、成形したケーキ製剤組成物
を以下の成分を用いて製造する：ポリエチレングリコー
ル６０００ ジステアリン酸エステル　　　　　　２０．０％グリセ
リンモノステアリン酸エステル　１５．０％５０Ｅｅｌ
でエトキシル化したセト ステアリルアルコール　　　　　　　　２０．０％エト
キシル化脂肪族アルコール （Ｎｅｏｄｏｌ　２５−７）　　　　　　　　　　　５
．０％アシッドブルーＮｏ　、９染料　　　　　　　４
．０％セチル　トリメチルアンモニウム ブロマイド　　　　　　　　　　　　　０．９％ポリプ
ロピレングリコール４２５　　　　１０．０％硫酸カル
シウム　　　　　　　　　　　２０．１％テルビルン　
　　　　　　　　　　　　５．０％得られたブロック製
剤は、す下の特性を有していた。 脱型　　　　　　　　　　　　軽く叩くブロックの表面
　　　　　　　乾燥 タンク内寿命（日）３０ 隆起　　　　　　　　　　　　若干の隆起実施例ＸＩ 実施例ＩＩの方法に従って、成形したケーキ製剤組成物
を息下の成分を用いて製造する：ポリエチレングリコー
ル６０００ ジステアリン酸エステル　　　　　　２０．０％グリセ
リンモノステアリン酸エステル　１０・０％５０Ｅｅｌ
でエトキシル化したセト ステアリルアルコール　　　　　　　２０．０％エトキ
シル化Ｍｌ　肪族アルコール （Ｎｅｏｄｏｌ　２５−７）　　　　　　　　　　　　
　５．０％アシッドブルーＮ００９染料　　　　　　　
　４．０％セチル　トリメチルアンモニウム ブロマイド　　　　　　　　　　　　　０．９％ポリプ
ロピレングリコール４２５　　　　１０．０％硫酸カル
シウム　　　　　　　　　　　２５．１％テルビルン　
　　　　　　　　　　　　５．０％得られたブロック製
剤は、以下のような特性を有していた。 脱型　　　　　　　　　　　　脱落 ブロックの表面　　　　　　　乾燥 比重　　　　　　　　　　　　１．１９隆起　　　　　
　　　　　　　若干の隆起実施例ＸＩＩ 実施例ＩＩの方法に従って、成形したケーキ製剤組成物
を以下の成分を月いて製造する：ポリエチレングリコー
ル６０００ ジステアリン酸エステル　　　　　　２０．０％グリセ
リンモノステアリン酸エステル　１２．０％５０ＥＯで
エトキシル化したセト ステアリルアルコール　　　　　　　２０．０％エトキ
シル化脂肪族アルコール （Ｎｅｏｄｏｌ　２５−７）　　　　　　　　　　　　
６．０％アシッドブルーＮｏ　、９染料　　　　　　　
４．０％セチル　トリメチル　アンモニウム ブロマイド　　　　　　　　　　　　　０．９％ポリプ
ロピレングリコール４２５　　　　　９．０％硫酸カル
シウム　　　　　　　　　　　　２３．１％テルビルン
　　　　　　　　　　　　　５．０％得られたブロック
製剤は、以下のような特性を有していた。 脱型　　　　　　　　　　　　軽く叩くブロックの表面
　　　　　　　乾燥 比重　　　　　　　　　　　　１．２１タンク内寿命（
日）２７ 隆起　　　　　　　　　　　　なし 実施例ＸＩＩＩ 実施例ＩＩの方法に従って、成形したケーキ製剤組成物
を以下の成分を用いて製造する：ポリエチレングリコー
ル６０００ ジステアリン酸エステル　　　　　　２２．５％グリ七
りンモノステアリシ酸エステル　１０．０％５０ＥＯで
ニドキシル化したセト ステアリルアルコール　　　　　　　１７．５％エトキ
シル化ｌｆｆ１　Ｅｌ　族アルコール（Ｎｅｏｄｏｌ　
２５−７）　　　　　　　　　　　　　５．０％アシッ
ドブルーＮｏ、９染料　　　　　　　４．０％セチル　
トリメチル　アンモニウム ブロマイド　　　　　　　　　　　　　０．５％ポリプ
ロピレングリコール４２５　　　　１０．０％硫酸カル
シウム　　　　　　　　　　　２５．５％テルビルン　
　　　　　　　　　　　　５．０％得られたブロック製
剤は、以下のような特性を有していた。 脱型　　　　　　　　　　　　軽く叩くブロックの表面
　　　　　　　乾燥 比重　　　　　　　　　　　　１．２４タンク内寿命（
日）　　　　　８トイレ、２０−２６日隆起　　　　　
　　　　　　　なし 実施例ＸＩＶ −旦水中に浸した場合、ブロック製剤が、（１）元の形
状から隆起又は散大する潜在的傾向及び（２）−体化し
た単−体を保持する潜在的傾向を測定評価するため、試
験を以下のように行う： １　、２０００　ｍｌビーカー二つに水道水を満たし、
その内−つは、約５℃の冷蔵庫に少なくとも４時間いれ
ておき、もう一つのビーカーは、常温に保持しておく。 ２、試料ロットから採取したブロック製剤をそれぞれの
ビーカーにいれ、これらのブロック製剤は、−晩又：：
約１６時間水の中に浸漬した状態に保持する。 ３、かかる浸漬時間経過後、ブロック製剤を観察する。 常温の試料は、トイレのタンク内で浸漬中に生起し得る
可能性があるようなブロック製剤基部が散大し又は拡大
する度合が、明確に認められる。５℃の試料は、ブロッ
ク製剤の成分が一体のままであるか又は−体のまま溶解
する傾向が明確に認められる。 本発明の主眼点、好ましい具体例や実施態様を、本明細
書において記載し説明した。しかしながら、本明細書に
よって保護の確保を意図する本発明は、開示した特定の
形態については限定的ではなく、具体的な説明を行うに
すぎないものと見なされるべきであり、かかる形態に限
定されるものと解釈されるべきではない。本技術分野に
通暁した人：よ、前記特許請求の範囲で定義した如き本
発明の範囲から逸脱することなく、修正や変更を行うこ
とが可能である。 特許出願人　　　キーライ−・ブランズ・インコーボレ
ーテンド

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ポリエチレングリコールジステアリン酸エステルを
   含んで成り、該ポリエチレングリコールジステアリン酸
   エステルの分子量が、３，０００ないし１２，０００で
   あり又本特許明細書において規定されたジステアリン酸
   エステル溶解テストによる滴下時間が、少なくとも５．
   ５時間であることを特徴とする固形ケーキ状洗面所浄化
   ブロック組成物。 ２）前記ポリエチレングリコールジステアリン酸エステ
   ルは大半が、分子量が７，０００と１２，０００との間
   にあるポリエチレングリコールジステアリン酸エステル
   から成り、残り僅少部が分子量が３，０００と７，００
   ０との間のポリエチレングリコールジステアリン酸エス
   テルであることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
   載された浄化ブロック組成物。 ３）グアーガム（ｇｕａｒ　ｇｕｍ）を含む特許請求の
   範囲第１項又は第２項に記載された浄化ブロック組成物
   。 ４）充填剤として塩化ナトリウムを含む特許請求の範囲
   第３項に記載された浄化ブロック組成物。