JPH0831041A - 光磁気記録装置 - Google Patents

光磁気記録装置

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JPH0831041A
JPH0831041A JP6162333A JP16233394A JPH0831041A JP H0831041 A JPH0831041 A JP H0831041A JP 6162333 A JP6162333 A JP 6162333A JP 16233394 A JP16233394 A JP 16233394A JP H0831041 A JPH0831041 A JP H0831041A
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magneto
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寛 藤
Tomoyuki Miyake
知之 三宅
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    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
    • G11B11/10502Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing characterised by the transducing operation to be executed
    • G11B11/10504Recording
    • G11B11/10508Recording by modulating only the magnetic field at the transducer

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高速記録が可能で、しかも発生磁界の大きい
光磁気記録装置を提供する。 【構成】 光磁気記録媒体に磁界を発生させるための磁
界発生コイル3と、この磁界発生コイル3に電流を供給
する電源5と、記録情報に基づいて電源5からの第1及
び第2の電流通路を交互に形成することにより磁界発生
コイル3をこれらの電流通路を介して正方向および負方
向に電流を駆動するスイッチ手段4a、4b、4c、4
d、4eと、磁界発生コイル3によって生じる正方向の
電流振幅の過渡応答を補正するために第1の電流通路に
設けた第1の補正手段1と、磁界発生コイル3によって
生じる負方向の電流振幅の過渡応答を補正するために第
2の電流通路に設けた第2の補正手段2とから構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報信号により磁界を変
調して光磁気記録媒体に情報を記録するいわゆる磁界変
調方式の光磁気記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録媒体に磁界を発生させる記録
装置の第1の従来例として、特開平1−130302に
開示された装置があった。図9はこの装置を説明する図
である。情報信号ccをスイッチ手段14aとスイッチ
手段14dとインバータ14eに入力し、情報信号を反
転した信号ddをスイッチ手段14cとスイッチ手段1
4bに入力する。まず情報信号ccによってスイッチ手
段14aとスイッチ手段14dがオンされると、電源1
5からは実線で示す第1の電流通路に沿って電流aaが
スイッチ手段14aを通して磁界発生コイル13とこれ
に並列に配置したコンデンサ11を駆動し、スイッチ手
段14dを通って流れていた。逆にスイッチ手段14c
とスイッチ手段14bがオンされると、電源15からは
破線で示す第2の電流通路に沿って電流bbがスイッチ
手段14bを通して磁界発生コイル13とこれに並列に
配置したコンデンサ11を駆動し、スイッチ手段14c
を通って流れていた。
【0003】上記従来例は磁界発生コイル13とコンデ
ンサ11を並列に配置することにより共振現象を発生さ
せ、電流aaと電流bbの立ち上がりを速くしていた。
また、磁界発生コイル13とコンデンサ(図示せず)を
直列に配置して回路構成上の直流電流を遮断していた。
【0004】また光磁気記録媒体に磁界を発生させる記
録装置の第2の従来例として、特開平4−372701
開示された装置があった。この装置は、磁界発生コイル
13と直列に補助コイルを配置して補助コイルの充電電
流によって、電流の立ち上がりを速くしていた。また、
直流成分を含んだ変調方式による情報信号が補助コイル
に流れると、駆動電流が上下にふらつくため、補助コイ
ルの負荷を一定に保つように情報信号によって負荷の切
り替えを行う手段を電流通路に配置していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記第1の従
来例では磁界発生コイルによって発生する過渡応答によ
り、電流の反転時間の間隔が短いほど及び磁界発生コイ
ルのインダクタンスが大きいほど電流の振幅が小さくな
るという問題点を有していた。図10及び図11は、説
明のためEFM変調におけるの実際の駆動電流波形を、
さまざまなデータパターンについてディジタルオシロス
コープ上で重ねて示した図である。図10において、図
9における磁界発生コイル13とコンデンサ11の共振
により、電流の立ち上がりは速くなったが、立ち上がっ
た後の振幅は電流の反転間隔が短いほど小さくなり、電
流振幅が不安定となっていた。図11はデータ転送レー
トを2倍に上げたときの波形である。さらに反転間隔が
短くなったため、もはやデータ記録に適さないレベルま
で電流振幅は悪化した。つまり、データ転送レートを上
げる場合に記録マークの大きさが不安定となり再生エラ
ーガ発生するという大きな問題点となっていた。
【0006】また、この過渡応答は磁界発生コイルによ
って生じるため、インダクタンスが大きければ大きいほ
ど電流振幅は悪化した。これは、記録データの信頼性を
高めるために、インダクタンスを大きくして発生磁界強
度を増加させる場合の大きな問題点となっていた。
【0007】上記第2の従来例では負荷の切り替え手段
を設け、情報信号にしたがって負荷を切り替え、電流の
正方向でも負方向でも絶えず同一の電流を流すようにし
ていたが、これは消費電力を2倍に増大させていた。ま
た、情報信号にしたがって負荷を切り替えており、反転
時間毎に階段上に特性を変化させるだけであり、反転時
間よりも長くしかも連続的に変化する過渡応答を軽減す
ることは不可能であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の光磁気記録装置は、記録情報を光磁気
記録媒体に記録する光磁気記録装置であって、光磁気記
録媒体に磁界を発生させるための磁界発生コイルと、該
磁界発生コイルに電流を供給する電源と、記録情報に基
づいて前記電源からの第1及び第2の電流通路を交互に
形成することにより前記磁界発生コイルをこれらの電流
通路を介して正方向および負方向に電流を駆動するスイ
ッチ手段と、前記磁界発生コイルによって生じる電流振
幅の過渡応答を補正するために前記第1および第2の電
流通路に設けた補正手段と、を有していることを特徴と
する。
【0009】請求項2記載の光磁気記録装置は、前記補
正手段は前記磁界発生コイルによって生じる正方向の電
流振幅の過渡応答を補正するために前記第1の電流通路
に設けた第1の補正手段と、前記磁界発生コイルによっ
て生じる負方向の電流振幅の過渡応答を補正するために
前記第2の電流通路に設けた第2の補正手段からなるこ
とを特徴とする。
【0010】請求項3記載の光磁気記録装置は、前記第
1の電流通路は前記第1の補正手段に負方向の電流は流
れず正方向の電流のみ流れる電流通路であって、前記第
2の電流通路は前記第2の補正手段に正方向の電流は流
れず負方向の電流のみ流れる電流通路であることを特徴
とする。
【0011】請求項4記載の光磁気記録装置は、前記第
1の補正手段と、前記第2の補正手段が共に同一の周波
数特性を有している補正手段であることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の光磁気記録装置は、前記第
1の補正手段と、前記第2の補正手段が共にハイパスフ
ィルターであることを特徴とする。
【0013】請求項6記載の光磁気記録装置は、前記ハ
イパスフィルターは少なくとも一つの抵抗と一つのコン
デンサを並列に接続したことを特徴とする。
【0014】請求項7記載の光磁気記録装置は、前記補
正手段は前記磁界発生コイルによって生じる正方向およ
び負方向の電流振幅の過渡応答を補正するために前記第
1の電流通路と前記第2の電流通路が重複する通路上に
設けたことを特徴とする光磁気記録装置。
【0015】請求項8記載の光磁気記録装置は、前記補
正手段は少なくとも一つの抵抗と一つのコンデンサを並
列に接続したことを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1によれば、磁界発生コイルによって生
じる正方向の電流振幅の過渡応答と負方向の電流振幅の
過渡応答を補正手段で補正するため、データ転送レート
を高めるために電流の反転時間が短くなっても、過渡応
答を低減でき、電流振幅を一定に保つことが可能とな
る。さらに磁界発生コイルのインダクタンスを大きくす
る場合でも、過渡応答を低減でき電流の振幅を一定に保
つことができる。したがって、記録マークの大きさをそ
ろえることができるため、高速転送を行うことが可能と
なり、またインダクタンスを大きくできるため発生磁界
を大きくでき、記録データを正確に記録することが可能
である。
【0017】請求項2によれば、磁界発生コイルによっ
て生じる正方向の電流振幅の過渡応答を第1の補正手段
によって補正し、前記磁界発生コイルによって生じる負
方向の電流振幅の過渡応答を第2の補正手段で補正する
ため、データ転送レートを高めるために電流の反転時間
が短くなっても、過渡応答を低減でき電流振幅を一定に
保つことが可能となる。さらに磁界発生コイルのインダ
クタンスを大きくする場合でも、過渡応答を低減でき電
流の振幅を一定に保つことができる。したがって、記録
マークの大きさをそろえることができるため、高速転送
を行うことが可能となり、またインダクタンスを大きく
できるため発生磁界を大きくでき、記録データを正確に
記録することが可能である。
【0018】請求項3によれば、磁界発生コイルとの共
振が生じないため、電流の立ち上がりに支障を与えるこ
となく過渡応答を低減することが可能である。また、共
振を利用して立ち上がり速くする従来の構成と独立に設
けることもでき、それぞれの効果を個別に、あるいは同
時に利用することが可能となる。
【0019】請求項4によれば、第1の補正手段と第2
の補正手段を同一の特性にできるため、回路設計を簡単
にすることが可能となる。
【0020】請求項5によれば第1の補正手段と第2の
補正手段を共に簡単なハイパスフィルターにできるた
め、回路構成を簡単にすることが可能となる。
【0021】請求項6によれば第1の補正手段と第2の
補正手段を共に抵抗とコンデンサで構成した最も簡単な
ハイパスフィルターにできるため、回路構成を最も簡単
にすることが可能となる。
【0022】請求項7によれば正方向の電流振幅の過渡
応答を補正する第1の補正手段と、負方向の電流振幅の
過渡応答を補正する第2の補正手段を一つの補正手段で
兼用できるため、回路構成を簡単にすることが可能とな
る。
【0023】請求項8によれば補正手段を抵抗とコンデ
ンサで構成した最も簡単なハイパスフィルターにできる
ため、回路構成を最も簡単にすることが可能となる。
【0024】
【実施例】本発明の第1の実施例について以下に説明す
る。図1は、本発明の実施例1を示した図である。情報
信号cをスイッチ手段4aとスイッチ手段4dとインバ
ータ4eに入力し、情報信号cを反転した信号dをスイ
ッチ手段4cとスイッチ手段4bに入力する。これらス
イッチ手段4a、4b、4c、4dとインバータ4eで
構成されたスイッチ手段は、駆動電流を磁界発生コイル
3の正方向(図面向かって右方向)または負方向(図面
向かって左方向)に切り替えるスイッチ手段である。
【0025】まず情報信号cによってスイッチ手段4a
とスイッチ手段4dがオンされると、電源5からは実線
で示す第1の電流通路に沿って電流aが補正手段1とス
イッチ手段4aを通して磁界発生コイル3に正方向の電
流となり、スイッチ手段4dを通って流れる。補正手段
1は前記第1の電流通路上に設けており、磁界発生コイ
ル3によって生じる正方向の電流振幅の過渡応答を補正
できる。尚、このときスイッチ手段4bとスイッチ手段
4cはインバータ4eによってオフされており、第2の
電流通路は遮断されている。
【0026】逆に情報信号cを反転した信号dによって
スイッチ手段4cとスイッチ手段4bがオンされると、
電源5からは破線で示す第2の電流通路に沿って電流b
が補正手段2とスイッチ手段4bを通して磁界発生コイ
ル3に負方向の電流通路となり、スイッチ手段4cを通
って流れる。補正手段2は前記第2の電流通路上に設け
ており、磁界発生コイル3によって生じる負方向の電流
振幅の過渡応答を補正できる。尚、このときスイッチ手
段4aとスイッチ手段4dはインバータ4eによってオ
フされており、第1の電流通路は遮断されている。
【0027】図2は図1を詳細に説明する図であり、具
体的な回路例を示す図である。情報信号cをドライバ6
aを介してスイッチ手段4aと、ドライバ6dを介して
スイッチ手段4dと、インバータ4eに入力し、情報信
号cを反転した信号dをドライバ6bを介してスイッチ
手段4bと、ドライバ6cを介してスイッチ手段4cに
入力する。これらスイッチ手段4a、4b、4c、4d
と、ドライバ6a、6b、6c、6dとインバータ4e
とで構成されたスイッチ手段は、駆動電流を正方向また
は負方向に切り替えるスイッチ手段である。スイッチ手
段4aはFET(電界効果トランジスタ)Q1で代用
し、スイッチ手段4bは同様にQ2で代用し、スイッチ
手段4cは同様にQ3で代用し、スイッチ手段4dは同
様にQ4で代用する。
【0028】まず情報信号cによってスイッチ手段4a
(FETQ1)とスイッチ手段4d(FETQ4)がオ
ンされると、電源5から第1の電流通路に沿って正方向
の電流が補正手段1とスイッチ手段4a、ダイオードd
1を通して磁界発生コイル3の正方向の電流通路とな
り、スイッチ手段4dを通ってグランドへ流れる。補正
手段1は前記第1の電流通路上に設けており、抵抗R1
とコンデンサC1を並列に接続した構成であるため、磁
界発生コイル3によって生じる正方向の電流振幅の過渡
応答を補正できる。この過渡応答時間τlは電流の反転
時間よりも十分に長いため、従来は電流振幅の大きさが
不安定となっていたが、抵抗R1とコンデンサC1によ
るハイパスフィルターの時定数τRC1をこの過渡応答時
間τlに近い値に設定すればよい。したがって時定数τ
RC1は電流の反転時間よりも長く設定する。さらに過渡
応答を完全に打ち消すには、時定数τRC1を過渡応答時
間τlに等しくなるように、抵抗R1とコンデンサC1
の値を決定すればよいが、この場合は過渡応答を引き起
こす回路全体の伝達関数が抵抗R1とコンデンサC1で
構成されたハイパスフィルターの伝達関数の逆数に等し
い場合に限られる。しかし磁界発生コイル3や直列に接
続されたFETやダイオードなどの交流特性によって実
際このような理想的な場合はほとんどない。したがっ
て、過渡応答を実質上打ち消す値に設定すればよい。
尚、このときスイッチ手段4bとスイッチ手段4cはイ
ンバータ4eによってオフされており、第2の電流通路
は遮断されており、第2の補正手段2への電流通路は遮
断されている。
【0029】逆に情報信号を反転した信号dによってス
イッチ手段4c(FETQ3)とスイッチ手段4b(F
ETQ2)がオンされると、電源5から第2の電流通路
に沿って負方向の電流が補正手段2とスイッチ手段4
b、ダイオードd2を通して磁界発生コイル3の負方向
の電流となり、スイッチ手段4cを通ってグランドへ流
れる。補正手段2は前記第2の電流通路上に設けてお
り、抵抗R2とコンデンサC2を並列に接続した構成で
あるため、磁界発生コイル3によって生じる負方向の電
流振幅の過渡応答を補正できる。同様に抵抗R2とコン
デンサC2によるハイパスフィルターの時定数τ
RC2は、過渡応答時間τlに近い値に設定すればよい。
尚、このときスイッチ手段4aとスイッチ手段4dはオ
フされており、第1の電流通路は遮断されており、第1
の補正手段1への電流通路は遮断されている。
【0030】また、磁界発生コイル3の正方向(図面向
かって右方向)の電流aの過渡応答と、負方向(図面向
かって左方向)の電流bの過渡応答とがもし同一であれ
ば、抵抗R1と抵抗R2を等しい値に、コンデンサC1
とコンデンサC2も等しい値に設定すればよい。
【0031】なお、第1の補正手段1あるいは第2の補
正手段2を磁界発生コイル3と並列に、あるいは直列に
隣接させると、第1の電流通路及び第2の電流通路の両
方の通路上となり、電流反転時の余分な共振を引き起こ
すため好ましくない。これは反転時間よりも長い過渡応
答に時定数を設定するため、従来例1とは異なり電流の
立ち上がりを速くするための共振を得ることができない
からである。したがって、余分な共振を起こさないよう
に、第1の補正手段1は第1の電流通路上であって第2
の電流通路上ではなく、正方向の電流のみ流れ、負方向
の電流は流れないように配置した方がよい。同様に第2
の補正手段2は第2の電流通路上であって第1の電流通
路上ではなく、負方向の電流のみ流れ、正方向の電流は
流れないように配置した方が良い。回路図上では、スイ
ッチ手段4aと4bによって、第1の補正手段1および
2をそれぞれ磁界発生コイル3と遮断できるため、共振
を防ぐことができる構成となっている。このように配置
したほうが、磁界発生コイル3との共振を生じる事な
く、過渡応答のみを低減させることが可能となる。
【0032】また、上記と同様な位置へ従来例2と同様
な負荷の切り替え手段を設け、情報信号にしたがって負
荷を切り替えても、回路構成上第1の電流通路は情報信
号による完全なオンまたはオフのスイッチング動作であ
るため、情報信号に基づいて負荷の切り替えをおこなっ
ても片方の負荷は無意味となり、過渡応答を軽減する手
段とはならない。したがって、情報信号に基づいた負荷
の切り替えではなく、過渡応答を打ち消すための伝達関
数を有した手段でなくてはならない。
【0033】さて、図3はEFM変調におけるの実際の
駆動電流波形を、さまざまなデータパターンについてデ
ィジタルオシロスコープ上で重ねて示した図である。図
3において、電流が立ち上がった後の振幅は従来の図7
の振幅に比べて非常に安定となることが確認できる。図
4はデータ転送レートを2倍に上げたときの波形であ
る。さらに反転間隔が短くなったにもかかわらず、従来
の図7の振幅に比べて極めてに安定となり、同様に本発
明の第1の効果が確認できる。
【0034】また、このときの磁界発生コイルは従来の
ものに比べてインダクタンスを大きくして発生磁界強度
を増加させたもの(100Oe以上)であり、たとえイ
ンダクタンスが大きくなっても、これに合わせて補正手
段の定数を変更するだけで電流振幅を安定化するできる
という第2の効果がある。
【0035】本発明では上記2つの効果以外に、さらに
以下の2つの効果を付加できる。第3の効果として、回
路全体の消費電力を大きく低減できるという効果があ
る。まず発生磁界の条件として、記録パターンの中でも
っとも記録電流振幅が小さくなる最高記録周波数の振幅
を、記録に必要な最低磁界とする必要がある。図8にお
ける従来の波形と、図4における本発明の波形における
消費電力を比較するために、この最高記録周波数の振幅
を同一にすると、図8の従来の波形では過渡応答のため
にそれ以外の周波数の電流振幅が増加し、余分な電流を
供給しているのに対して、図4における本発明の波形で
は過渡応答を低減できるためすべての周波数の電流振幅
が等しくなり、効率よく電流を供給する事ができるのが
わかる。
【0036】例えば、巻線の直径90μm、ターン数4
8で作製した高磁界発生用の高インダクタンスの磁界発
生コイル3について、従来の記録装置と本発明の記録装
置で比較すると、同一の記録電流振幅0.37A
p-p(発生磁界100Oe)を発生させるために従来は
0.73Wの電力を消費していたが、本発明では0.4
9Wとなり、3割も消費電力を低減できた。
【0037】第4の効果として、磁界発生コイル3の発
熱を大きく低減できるいう効果がある。磁界発生コイル
の発熱は、電流の実効値に大きく依存する。実効値が小
さければ小さいほど発熱を抑える事ができ、熱に弱い微
小形状の磁界発生コイルや、光磁気記録媒体のプラスチ
ック基板の熱損傷を防くことができる。図8における従
来の波形と、図4における本発明の波形において、同様
に最高記録周波数の振幅を同一にすると、図8の従来の
波形では過渡応答のためにそれ以外の周波数の電流振幅
が大きくなり、発熱が増加するのに対して、図4におけ
る本発明の波形では過渡応答を低減できるためすべての
周波数の電流振幅が等しくなり、発熱を低減できるのが
わかる。
【0038】例えば、上記と同一の高磁界発生用の高イ
ンダクタンスの磁界発生コイル3(耐熱130゜C)に
ついて、同一の記録電流振幅(0.4Ap-p)を発生さ
せると従来は磁気コアの温度が185゜C、巻線の温度
が195゜Cとなり、耐熱を越えるため長時間連続記録
の場合に磁界発生コイル3を損傷させ、光磁気記録媒体
のプラスチック基板の熱損傷も招いていたが、本発明で
は磁気コアの温度が100゜C、巻線の温度が110゜
Cとなり、耐熱温度内に抑えることができ、長時間連続
記録の場合も熱に弱い磁界発生コイルの損傷や光磁気記
録媒体のプラスチック基板の熱損傷も防止することが可
能である。
【0039】また、一般によく知られている磁気ディス
ク装置(ハードディスク装置)は、光磁気ディスク装置
に比べて、磁気ヘッドと記録媒体の間隔が非常に小さい
ため、インダクタンスや駆動電流も非常に小さくてよ
く、消費電力も小さい。これとは異なり本発明は、高い
発生磁界を必要とする光磁気ディスク等において効果が
あり、しかも高速転送を行う装置、あるいは連続記録時
間の長い装置において大きな効果を得ることができる。
【0040】なお、図2における第1の補正手段1、第
2の補正手段2を最も簡単な構成で実現するために抵抗
とコンデンサで構成したハイパスフィルターとしたが、
より正確な過渡応答の補正を行うために、FETやダイ
オードなどの交流特性も考慮したフィルタで置き換えて
もよい。
【0041】また、本願の構成に加えて、従来例と同様
に磁界発生コイル3と並列にコンデンサを配置し、電流
の立ち上がり部分を速くすることも可能である。なぜな
ら、補正手段1および2をスイッチ手段4aと4bによ
って磁界発生コイルから遮断しているため、磁界発生コ
イル3と並列に接続するコンデンサのみによって共振を
発生させることができるためである。
【0042】次に、本発明の第2の実施例について以下
に説明する。図5は、本発明の実施例2を示した図であ
る。情報信号cをスイッチ手段4aとスイッチ手段4d
とインバータ4eに入力し、情報信号cを反転した信号
dをスイッチ手段4cとスイッチ手段4bに入力する。
これらスイッチ手段4a、4b、4c、4dとインバー
タ4eで構成されたスイッチ手段は、駆動電流を正方向
または負方向に切り替えるスイッチ手段である。
【0043】まず情報信号cによってスイッチ手段4a
とスイッチ手段4dがオンされると、電源5からは実線
で示す第1の電流通路に沿って電流aがスイッチ手段4
aを通して磁界発生コイル3の正方向の電流となり、ス
イッチ手段4dと第1の補正手段1通って流れる。補正
手段1は前記第1の電流通路上に設けており、磁界発生
コイル3によって生じる正方向の電流振幅の過渡応答を
補正できる。尚、このときスイッチ手段4bとスイッチ
手段4cはインバータ4eによってオフされており、第
2の電流通路は遮断されている。
【0044】逆にスイッチ手段4cとスイッチ手段4b
がオンされると、電源5からは破線で示す第2の電流通
路に沿って電流bがとスイッチ手段4bを通して磁界発
生コイル3の負方向の電流となり、スイッチ手段4cと
第2の補正手段2を通って流れる。補正手段2は前記第
2の電流通路上に設けており、磁界発生コイル3によっ
て生じる負方向の電流振幅の過渡応答を補正できる。
尚、このときスイッチ手段4aとスイッチ手段4dはイ
ンバータ4eによってオフされており、第1の電流通路
は遮断されている。
【0045】その他は実施例1と同様であるため、詳細
な説明は省略する。
【0046】本発明の第3の実施例について以下に説明
する。図6は、本発明の実施例3を示した図である。情
報信号cをスイッチ手段4aとスイッチ手段4dとイン
バータ4eに入力し、情報信号cを反転した信号dをス
イッチ手段4cとスイッチ手段4bに入力する。これら
スイッチ手段4a、4b、4c、4dとインバータ4e
で構成されたスイッチ手段は、駆動電流を正方向または
負方向に切り替えるスイッチ手段である。
【0047】まず情報信号cによってスイッチ手段4a
とスイッチ手段4dがオンされると、電源5からは実線
で示す第1の電流通路に沿って電流aがスイッチ手段4
aと補正手段7を通して磁界発生コイル3の正方向の電
流となり、スイッチ手段4dを通って流れる。尚、この
ときスイッチ手段4bとスイッチ手段4cはインバータ
4eによってオフされており、第2の電流通路は遮断さ
れている。
【0048】逆にスイッチ手段4cとスイッチ手段4b
がオンされると、電源5からは破線で示す第2の電流通
路に沿って電流bがとスイッチ手段4bを通して磁界発
生コイル3の負方向の電流となり、補正手段7とスイッ
チ手段4cを通って流れる。尚、このときスイッチ手段
4aとスイッチ手段4dはインバータ4eによってオフ
されており、第1の電流通路は遮断されている。
【0049】補正手段7は前記第1の電流通路と第2の
電流通路が重複する通路上に設けており、磁界発生コイ
ル3によって生じる正方向と負方向の電流振幅の過渡応
答を補正できる。
【0050】図7は図6を詳細に説明する図であり、具
体的な回路例を示す図である。情報信号cをドライバ6
aを介してスイッチ手段4aと、ドライバ6dを介して
スイッチ手段4dと、インバータ4eに入力し、情報信
号cを反転した信号dをドライバ6bを介してスイッチ
手段4bと、ドライバ6cを介してスイッチ手段4cに
入力する。これらスイッチ手段4a、4b、4c、4d
と、ドライバ6a、6b、6c、6dとインバータ4e
とで構成されたスイッチ手段は、駆動電流を正方向また
は負方向に切り替えるスイッチ手段である。スイッチ手
段4aはFET(電界効果トランジスタ)Q1で代用
し、スイッチ手段4bは同様にQ2で代用し、スイッチ
手段4cは同様にQ3で代用し、スイッチ手段4dは同
様にQ4で代用する。
【0051】まず情報信号cによってスイッチ手段4a
(FETQ1)とスイッチ手段4d(FETQ4)がオ
ンされると、電源5から第1の電流通路に沿って正方向
の電流がスイッチ手段4a、ダイオードd1、補正手段
7を通して磁界発生コイル3の正方向の電流通路とな
り、スイッチ手段4dを通ってグランドへ流れる。尚、
このときスイッチ手段4bとスイッチ手段4cはインバ
ータ4eによってオフされており、第2の電流通路は遮
断されている。
【0052】逆に情報信号を反転した信号dによってス
イッチ手段4c(FETQ3)とスイッチ手段4b(F
ETQ2)がオンされると、電源5から第2の電流通路
に沿って負方向の電流がスイッチ手段4b、ダイオード
d2を通して磁界発生コイル3の負方向の電流となり、
補正手段7とスイッチ手段4cを通ってグランドへ流れ
る。尚、このときスイッチ手段4aとスイッチ手段4d
はオフされており、第1の電流通路は遮断されている。
【0053】従来例1において、回路構成により発生す
る直流電流分を除去するために磁界発生コイル3に直列
にコンデンサのみを接続しているのに対して、この実施
例では低周波の電流を制限して通過させるために抵抗R
3を並列に接続している点が異なる。したがって、従来
例1の方法では、低周波の電流を制限して通過させ、過
渡応答を低減することは困難である。
【0054】補正手段7は抵抗R3とコンデンサC3を
並列に接続した構成であるため、磁界発生コイル3によ
って生じる正方向及び負方向の電流振幅の過渡応答を補
正できる。抵抗R3とコンデンサC3によるフィルター
の時定数τRC1をこの過渡応答時間τlに近い値に設定す
ればよい。したがって時定数τRC1は電流の反転時間よ
りも十分に長いため、従来例1における反転時間未満の
共振への影響は小さくできる。この実施例の長所は、実
施例1および2における補正手段1及び2を兼用した一
つの補正手段7により代用し、一つの抵抗とコンデンサ
で簡単に構成できる点である。逆に短所として、補正手
段7を磁界発生コイル3と隣接して配置するため、第1
の電流通路及び第2の電流通路の両方の通路上となり、
電流反転時の余分な共振を引き起こす点が好ましくな
い。つまり共振と完全に切り離して、過渡応答を低減す
ることが困難であるため、実施例1または実施例2に比
べて性能が劣る点である。
【0055】また、この例は磁界発生コイル3の正方向
(図面向かって右方向)の電流aの過渡応答と、負方向
(図面向かって左方向)の電流bの過渡応答が同一であ
る場合に限定される。したがって、ダイオードやFET
のばらつきによって発生する電流振幅の違いや、正方向
と不方向の過渡応答の違いを除去することは困難であ
る。
【0056】その他は実施例1と同様であるため、詳細
な説明は省略する。
【0057】本発明の第4の実施例について以下に説明
する。図8は、本発明の実施例4を示した図である。補
正手段1、2及び7は抵抗R4、R5とコンデンサC4
により構成される。上述の補正手段に比べて、コンデン
サC4に直列に抵抗4を付加した構成であり、磁界発生
コイル3によって生じる正方向及び負方向の電流振幅の
過渡応答を補正するとともに、抵抗R4によって電流振
幅を調整することが可能である。
【0058】その他は上述の実施例と同様であるため、
詳細な説明は省略する。
【0059】
【発明の効果】請求項1によれば、磁界発生コイルによ
って生じる正方向の電流振幅の過渡応答と負方向の電流
振幅の過渡応答を補正手段で補正するため、データ転送
レートを高めるために電流の反転時間が短くなっても、
過渡応答を低減でき、電流振幅を一定に保つことが可能
となる。さらに磁界発生コイルのインダクタンスを大き
くする場合でも、過渡応答を低減でき電流の振幅を一定
に保つことができる。したがって、記録マークの大きさ
をそろえることができるため、高速転送を行うことが可
能となり、またインダクタンスを大きくできるため発生
磁界を大きくでき、記録データを正確に記録できるとい
う効果がある。
【0060】請求項2によれば、磁界発生コイルによっ
て生じる正方向の電流振幅の過渡応答を第1の補正手段
によって補正し、前記磁界発生コイルによって生じる負
方向の電流振幅の過渡応答を第2の補正手段で補正する
ため、データ転送レートを高めるために電流の反転時間
が短くなっても、過渡応答を低減でき電流振幅を一定に
保つことが可能となる。さらに磁界発生コイルのインダ
クタンスを大きくする場合でも、過渡応答を低減でき電
流の振幅を一定に保つことができる。したがって、記録
マークの大きさをそろえることができるため、高速転送
を行うことが可能となり、またインダクタンスを大きく
できるため発生磁界を大きくでき、記録データを正確に
記録できるという効果がある。
【0061】請求項3によれば、磁界発生コイルとの共
振が生じないため、電流の立ち上がりに支障を与えるこ
となく過渡応答を低減することが可能である。また、共
振を利用して立ち上がり速くする従来の構成と独立に設
けることもでき、それぞれの効果を個別に、あるいは同
時に利用することができるという効果がある。
【0062】請求項4によれば、第1の補正手段と第2
の補正手段を同一の特性にできるため、回路設計を簡単
にすることができるという効果がある。
【0063】請求項5によれば第1の補正手段と第2の
補正手段を共に簡単なハイパスフィルターにできるた
め、回路構成を簡単にすることができるという効果があ
る。
【0064】請求項6によれば第1の補正手段と第2の
補正手段を共に抵抗とコンデンサで構成した最も簡単な
ハイパスフィルターにできるため、回路構成を最も簡単
にすることができるという効果がある。
【0065】請求項7によれば正方向の電流振幅の過渡
応答を補正する第1の補正手段と、負方向の電流振幅の
過渡応答を補正する第2の補正手段を一つの補正手段で
兼用できるため、回路構成を簡単にすることができると
いう効果がある。
【0066】請求項8によれば補正手段を抵抗とコンデ
ンサで構成した最も簡単なハイパスフィルターにできる
ため、回路構成を最も簡単にすることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光磁気記録装置
を示す図である。
【図2】図1における光磁気記録装置を詳細に説明する
図である。
【図3】図2における波形を示す図である。
【図4】図2における高速転送時の波形を示す図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施例における光磁気記録装置
を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例における光磁気記録装置
を示す図である。
【図7】図1における光磁気記録装置を詳細に説明する
図である。
【図8】本発明の第4の実施例における補正手段を示す
図である。
【図9】従来の光磁気記録装置を示す図である。
【図10】図9における波形を示す図である。
【図11】図9における高速転送時の波形を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の補正回路 2 第2の補正回路 3 磁界発生コイル 4a スイッチ手段 4b スイッチ手段 4c スイッチ手段 4d スイッチ手段 4e インバータ 5 電源

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録情報を光磁気記録媒体に記録する光磁
    気記録装置であって、 光磁気記録媒体に磁界を発生させるための磁界発生コイ
    ルと、 該磁界発生コイルに電流を供給する電源と、 記録情報に基づいて前記電源からの第1及び第2の電流
    通路を交互に形成することにより前記磁界発生コイルを
    これらの電流通路を介して正方向および負方向に電流を
    駆動するスイッチ手段と、 前記磁界発生コイルによって生じる電流振幅の過渡応答
    を補正するために前記第1および第2の電流通路に設け
    た補正手段と、を有していることを特徴とする光磁気記
    録装置。
  2. 【請求項2】前記補正手段は前記磁界発生コイルによっ
    て生じる正方向の電流振幅の過渡応答を補正するために
    前記第1の電流通路に設けた第1の補正手段と、 前記磁界発生コイルによって生じる負方向の電流振幅の
    過渡応答を補正するために前記第2の電流通路に設けた
    第2の補正手段からなることを特徴とする光磁気記録装
    置。
  3. 【請求項3】前記第1の電流通路は前記第1の補正手段
    に負方向の電流は流れず正方向の電流のみ流れる電流通
    路であって、前記第2の電流通路は前記第2の補正手段
    に正方向の電流は流れず負方向の電流のみ流れる電流通
    路であることを特徴とする請求項2記載の光磁気記録装
    置。
  4. 【請求項4】前記第1の補正手段と、前記第2の補正手
    段が共に同一の周波数特性を有している補正手段である
    ことを特徴とする請求項2記載の光磁気記録装置。
  5. 【請求項5】前記第1の補正手段と、前記第2の補正手
    段が共にハイパスフィルターであることを特徴とする請
    求項2記載の光磁気記録装置。
  6. 【請求項6】前記ハイパスフィルターは少なくとも一つ
    の抵抗と一つのコンデンサを並列に接続したことを特徴
    とする請求項5記載の光磁気記録装置。
  7. 【請求項7】前記補正手段は前記磁界発生コイルによっ
    て生じる正方向および負方向の電流振幅の過渡応答を補
    正するために前記第1の電流通路と前記第2の電流通路
    が重複する通路上に設けたことを特徴とする光磁気記録
    装置。
  8. 【請求項8】前記補正手段は少なくとも一つの抵抗と一
    つのコンデンサを並列に接続したことを特徴とする請求
    項7記載の光磁気記録装置。
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