JP2552151B2 - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JP2552151B2
JP2552151B2 JP62266118A JP26611887A JP2552151B2 JP 2552151 B2 JP2552151 B2 JP 2552151B2 JP 62266118 A JP62266118 A JP 62266118A JP 26611887 A JP26611887 A JP 26611887A JP 2552151 B2 JP2552151 B2 JP 2552151B2
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coil
terminal
circuit
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resistance
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JP62266118A
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文昭 向山
延谷  力
壮夫 秋山
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録装置に関する。更に詳しくは、磁
気ディスク装置、フレキシブルディスク装置等の磁気記
録装置の書き込み回路の構成に関する。
〔従来の技術〕
従来に於いては対称な二つのコイルを有する磁気ヘッ
ドのリード・ライトコイルへは平衡な書き込み電流で磁
化反転を行うのが通例であった。そのため平衡な書き込
みを行ったつもりであってもリード・ライトヘッドの周
辺磁界であるイレーズヘッド等の影響で不平衡となって
しまい、信号波形を悪化させてしまっていた。これに対
し、リード・ライトコイルへの書き込み電流を不平衡に
する事によって周辺磁界による不平衡分を相殺する方式
が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来例に於いては書き込み・再生回路は個別部品を中
心にして構成されており書き込み電流値を不平衡に設定
する事も容易であった。しかし最近、書き込み・再生回
路のIC化が進み装置の小形化、低価格化に寄与している
がICの外に出ている信号ピンだけでは書き込み電流を不
平衡とする事が出来難くなってきた。特に小形化のため
ピンを大巾に減らそうとしたICの場合書き込み電流を操
作する事は全くできない。
本発明は、上記課題を解決し、書き込みするときのコ
イルへ与える波形を非対称にし、リード・ライトヘッド
の周辺磁界による不平衡分を補正することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の磁気記録装置は、 (1)磁気ヘッドの第1のコイル、第2のコイルに交互
に通電を行うことにより磁束の変化を発生させて記録媒
体への記録を行う磁気記録装置であって、 前記第1のコイルの一方の端子と前記第2のコイルの
一方の端子とは、それぞれ共通端子に接続され、 前記第1のコイルの他方の端子と前記第2のコイルの
他方の端子との間には、 通電方向を一方向のみに規制する通電方向規制手段と
電流値を制限する抵抗手段とが直列に接続された第1の
回路と、 第2の抵抗手段からなる第2の回路と、が形成されて
なることを特徴とする。
(2)磁気ヘッドの第1のコイル、第2のコイルに交互
に通電を行うことにより磁束の変化を発生させて記録媒
体への記録を行う磁気記録装置であって、 前記第1のコイルの一方の端子と前記第2のコイルの
一方の端子とは、それぞれ共通端子に接続され、 前記第1のコイルの他方の端子と前記第2のコイルの
他方の端子との間には、 通電方向を一方向のみに規制する第1の通電方向規制手
段と電流値を制限する第1の抵抗手段とが直列に接続さ
れた第1の回路と、 前記第1の通電方向と逆方向のみに通電方向を規制す
る第2の通電方向規制手段と第2の抵抗手段とが直列に
接続された第2の回路と、 が形成され、 前記第1の抵抗手段の抵抗値と前記第2の抵抗手段の
抵抗値とが異なることを特徴とする。
〔作用〕
本発明の上記の構成によればリード・ライトコイルの
端子しか有しないような書き込み・再生用ICであっても
書き込み時の不平衡補正が可能になり信号波形が非対称
になる悪化現象を補償する事ができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例を表す回路図である。1aと1b
はリード・ライトコイルで共通端子は電源V+へ接続され
ている。一般的にリード・ライトコイル1aと1bは重ね巻
き方式により同時に巻かれる。2は書き込み・再生用IC
であって1aと1bが接続されている。書き込み・再生用IC
2の内部ではリード回路により再生が行われると共にダ
イオードを通して交互に定電流を流すライト回路を内臓
している。リード時にはダイオードによって切り離され
ライト回路がリード回路に影響しないようになってい
る。3はダンピング抵抗であってリード時にも、ライト
時にも働く。又4と5はライト時のみ働くよう構成した
本発明のダンピング抵抗である。抵抗4と5は各々ダイ
オード6と7に直列に接続されており、書き込み時にリ
ード・ライトコイル1aと1b間の磁化反転時に生じた過渡
電圧でのみ導通する。従って抵抗4と5はリード時には
無視される。本実施例では抵抗4と5が異なる抵抗値と
なっており、この不平衡によって生じたリード・ライト
コイル1aと1bの書き込み電流波形差が元々の不平衡分を
補正する。
第2図は第1図の動作を説明する波形図である。リー
ド・ライトコイル1aの電流波形IAと電圧波形VA、リード
・ライトコイル1bの電流波形IBと電圧波形VBの各々の関
係を示している。VAとVBに見られるように抵抗4と5の
抵抗値の差が磁化反転時の過渡電圧差となって現れ、同
時に書き込み電流IAがIBに比べてオーバーショートして
おり実効的な書き込み電流はIAの方が大きくなってい
る。
第3図は本発明の他の実施例を示す回路図である。第
1図と比較しダイオードとダンピング抵抗が除かれてい
る。これは磁気ヘッドの特性とリードライト時用ダンピ
ング抵抗8を適当に選択する事でダイオード10と抵抗9
のみでライト時のダンピングと書き込み時の不平衡が実
現されている。第1図の方法より自由度は低下するが適
当な定数設計により部品点数の減少を図る事ができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、それぞれの電流経
路における抵抗値を相違させることによって、コイルへ
与える書き込み電流波形を非対称にし、ヘッドの周辺磁
界による不平衡分を補正でき、読み取りマージンが向上
し、磁気ヘッドの歩留まり向上と装置の低価格化に寄与
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例の回路図、第2図は第1図の動
作を説明する波形図である。第3図は本発明の他の実施
例の回路図を示す。 1a、1b……リード・ライトコイル 2……書き込み・再生用IC

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドの第1のコイル、第2のコイル
    に交互に通電を行うことにより磁束の変化を発生させて
    記録媒体への記録を行う磁気記録装置であって、 前記第1のコイルの一方の端子と前記第2のコイルの一
    方の端子とは、それぞれ共通端子に接続され、 前記第1のコイルの他方の端子と前記第2のコイルの他
    方の端子との間には、 通電方向を一方向のみに規制する通電方向規制手段と電
    流値を制限する抵抗手段とが直列に接続された第1の回
    路と、 第2の抵抗手段からなる第2の回路と、 が形成されてなることを特徴とする磁気記録装置。
  2. 【請求項2】磁気ヘッドの第1のコイル、第2のコイル
    に交互に通電を行うことにより磁束の変化を発生させて
    記録媒体への記録を行う磁気記録装置であって、 前記第1のコイルの一方の端子と前記第2のコイルの一
    方の端子とは、それぞれ共通端子に接続され、 前記第1のコイルの他方の端子と前記第2のコイルの他
    方の端子との間には、 通電方向を一方向のみに規制する第1の通電方向規制手
    段と電流値を制限する第1の抵抗手段とが直列に接続さ
    れた第1の回路と、 前記第1の通電方向と逆方向のみに通電方向を規制する
    第2の通電方向規制手段と第2の抵抗手段とが直列に接
    続された第2の回路と、 が形成され、 前記第1の抵抗手段の抵抗値と前記第2の抵抗手段の抵
    抗値とが異なることを特徴とする磁気記録装置。
JP62266118A 1987-10-21 1987-10-21 磁気記録装置 Expired - Lifetime JP2552151B2 (ja)

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JPH01107305A JPH01107305A (ja) 1989-04-25
JP2552151B2 true JP2552151B2 (ja) 1996-11-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6316401A (ja) * 1986-07-08 1988-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気デイスク記録再生装置の書き込み読み出し回路

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JPH01107305A (ja) 1989-04-25

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