JPH08309924A - 金属貼り合わせ成形加工用フイルム - Google Patents

金属貼り合わせ成形加工用フイルム

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JPH08309924A
JPH08309924A JP14687795A JP14687795A JPH08309924A JP H08309924 A JPH08309924 A JP H08309924A JP 14687795 A JP14687795 A JP 14687795A JP 14687795 A JP14687795 A JP 14687795A JP H08309924 A JPH08309924 A JP H08309924A
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JP
Japan
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film
metal
laminating
average roughness
center line
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JP14687795A
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Takashi Sumiya
隆 角谷
Wataru Oe
渉 大江
Kimio Sato
公夫 佐藤
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリマ融解ピーク温度が210〜257℃、
そのサブピーク温度が100〜240℃である共重合ポ
リエステルを主成分とし、面配向性が0.118〜0.
165、固有粘度が0.60〜1.5、少なくとも片面
の中心線平均粗さが0.01〜0.15μm、面内方向
屈折率の最大値と最小値との差が0.06以下であるこ
とを特徴とする、金属貼り合わせ成形加工用フイルム。 【効果】 深絞り加工等の成形性、耐衝撃性に優れたフ
イルムを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属貼り合わせ成形加
工用のポリエステル系フイルムに関する。更に詳しく
は、金属板に貼り合わせて絞り加工および/またはしご
き加工、折り加工等を施しうる金属貼り合わせ成形加工
用フイルム、特に飲料缶、食料缶等の缶胴、缶底、缶蓋
に使用しうる金属貼り合わせ成形加工用フイルム、及び
絞り加工および/またはしごき加工してなる金属−フイ
ルム積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属には腐蝕防止として一般的に
は塗装が施されているが、有機溶剤を用いずに防錆性を
得る方法の開発が行なわれている。即ち、(1)2軸配
向ポリエチレンテレフタレートフイルムを低融点ポリエ
ステルの接着層を介してラミネートし、製缶材として用
いる方法(特開昭56−10451、特公平1−192
546号公報等)、(2)非晶質又は低結晶性の芳香族
ポリエステルフイルムを金属板にラミネートし、製缶材
として用いる方法(特開平1−192545、特開平2
−57339号公報等)、(3)低配向ポリエチレンテ
レフタレートフイルムを金属板にラミネートし、製缶材
として用いる方法(特開昭64−22530号公報等)
などが提案されてきた。
【0003】しかし、上記(1)の方法については成形
加工性の点で、(2)の方法については保香性、経時脆
化の点で、(3)の方法については(1)の方法同様成
形加工性の点で不十分であり、実用に供されていないの
が実情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点に着目し、成形加工性(製缶性)に優れるととも
に、とくにレトルト処理前後の耐衝撃性に優れた金属貼
り合わせ成形加工用フイルムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明の
金属貼り合わせ成形加工用フイルムは、ポリマ融解ピー
ク温度が210〜257℃、そのサブピーク温度が10
0〜240℃である共重合ポリエステルを主成分とし、
面配向性が0.118〜0.165、固有粘度が0.6
0〜1.5、少なくとも片面の中心線平均粗さが0.0
1〜0.15μm、面内方向屈折率の最大値と最小値と
の差が0.06以下であることを特徴とするものからな
る。
【0006】本発明フイルムにおける共重合ポリエステ
ルとしては、代表的には、共重合ポリエチレンテレフタ
レートを挙げることができる。共重合ポリエチレンテレ
フタレートの代表例としては、共重合成分として、酸成
分が、アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸、デカン
ジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸、あるいは、イソ
フタル酸、フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン
酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、1,5′−ナフ
タレンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、アルコー
ル成分として、ジエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、ブタンジオール、ヘ
キサンジオール等の脂肪族ジオール、ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレン
グリコール等からなるものである。これらは単独又は2
種以上用いる事ができる。又ここで示した各種共重合ポ
リエチレンテレフタレートとのブレンドも可能である。
ポリマ粘度(固有粘度)としては、0.60〜1.5で
あり、好ましくは0.64〜0.8である。
【0007】これら共重合ポリエステルのエステル交換
触媒としては、Mg、Mn、Zn、Ca、Li、Ti等
が挙げられ、その中ではTiが好ましい。また、重合触
媒としては、アンチモン化合物、チタン化合物、ゲルマ
ニウム化合物等が挙げられ、中でもゲルマニウム化合物
が好ましい。さらに重合法としては、エステル交換法
(DMT法)を用いることができるが、エステル化法
(直重法)がより好ましい。
【0008】さらに、上記のような共重合ポリエステル
層には、本発明の範囲で滑剤としての粒子を含有させて
もよい。無機粒子、有機粒子のいずれも使用可能で、無
機粒子としては、ゼオライト、真球状シリカ、凝集シリ
カ、合成/天然炭酸カルシウム、真球状炭酸カルシウ
ム、二酸化チタン、硫酸バリウム等を挙げることがで
き、有機粒子としては、架橋/非架橋のアクリル、ポリ
エチレン、イミド、アミド、シリコーン、フッソ、オレ
フィン粒子等を挙げることができる。有機粒子にあって
は、架橋/非架橋を問わない。また、内部折出粒子の使
用も可能である。さらにこれら粒子を、粒子の単独又は
2種以上の混合形態で使用することもできる。また、混
合することができる相溶性の乏しい樹脂としては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール、ア
クリル、ポリカーボネート、4メチルペニラン−1、ポ
リフェニレンスルフィド等を挙げることができる。
【0009】これら粒子の平均粒径は、特に限定されな
いが、2.5μm以下が好ましい。また、2種以上の粒
子を組み合わせる場合には、平均粒径0.5μm以下の
粒子と0.5μmより大きい粒子との組み合わせが好適
である。
【0010】さて、本発明に係る金属貼り合わせ成形加
工用フイルムにおいては、ポリエチレンテレフタレート
/イソフタレート共重合体を主成分とする共重合ポリエ
ステルが好適であり、ポリマ融解ピーク温度は、210
〜257℃の範囲にあることが必要である。融解ピーク
温度が210℃未満では耐熱性が不足し、257℃を越
えると、成形性が不足する。
【0011】また、本発明では、上記ポリマの融解特性
を測定する際に発生する、擬結晶の変態により発生する
サブピーク温度Ts(℃)の範囲についても規定し、1
00〜210℃の範囲にあることが必要であり、より好
ましい範囲は170〜195℃である。このようにサブ
ピーク温度Tsについても特定範囲に規定することによ
り、目標とする耐熱性、成形性がより確実に確保でき
る。
【0012】また、本発明フイルムにおいては、少なく
とも片面、つまり絞り加工および/又はしごき加工面の
中心線平均粗さが0.01〜0.15μmとされる。こ
の面は、例えば本発明フイルムが飲料缶等に適用された
場合、缶内面を形成する面である。この面に特定範囲の
表面粗さをもたせることにより、絞り加工および/また
はしごき加工における良好な成形性をもたせるととも
に、缶内容物が例えば炭酸飲料等の場合に、缶内面の細
かい突起に泡を細かく分散させて均一に付着させること
ができる。
【0013】このフイルム表面粗さに関して更に詳しく
言えば、該フイルムが鋼板と熱ラミネートされて金属−
フイルム積層体を形成する場合、缶内面を形成する非熱
ラミネート側は、上述の如く0.01〜0.15μmの
範囲の中心線平均粗さR1Aがよく、反対側の熱ラミネー
ト面の中心平均粗さR2Aは、特に限定しないが、0.0
1〜0.50μmの範囲が好ましい。但しこのとき、R
1A<R2Aとして、フイルムの加工適正を向上させるとと
もに、非熱ラミネート側の面については上述の如く、成
形加工性および成形加工後の内容物に対する要求特性を
満足させるようにしておくことも好ましい。
【0014】そして、この共重合ポリエステルからなる
フイルム層の面配向性は、0.118〜0.165の範
囲とされる。面配向性が0.118未満では、成形後の
耐衝撃性が不足し、0.165を越えると、成形性が悪
化する。より好ましい面配向性の範囲は、0.120〜
0.145の範囲である。
【0015】さらに本発明においては、面内方向屈折率
の最大値と最小値との差が0.06以下とされる。つま
り、フイルムが、配向後にも、良好な面内方向等方性を
もっており、良好な成形加工性を発揮できるようにして
ある。
【0016】さらにまた、本発明フイルムは単層フイル
ムを基本構成とするが、積層フイルム(複合フイルム)
構成とすることもできる。
【0017】たとえば、上述の単層フイルムの少なくと
も片面(熱ラミネート面)に、ポリブチレンテレフタレ
ート系樹脂を含有してなる層(たとえばポリブチレン/
イソフタレート共重合体からなる層)を積層すれば、そ
の面の鋼板への熱ラミネート特性を向上することができ
る。また、互いに相溶性の乏しい2種以上のポリマより
なる層を積層することにより、相溶性の乏しいポリマ粒
子の存在によりその粒子周囲にボイドを形成してフイル
ムを白色化したり、その粒子に起因する表面突起を形成
したりでき、各々要求特性に応じた特性を発現させるこ
ともできる。
【0018】また、本発明フイルムにおいては、カルボ
キシル基濃度が35当量/トン以下である場合、耐衝撃
性向上、とくにレトルト処理後の耐衝撃性向上等の面か
ら好適であり、さらに金属貼り合わせ用として優れた成
形加工性を発揮することも可能となる。
【0019】なお、本発明に係るフイルムにおいては、
必要に応じて、前述したのとは別の添加剤、例えば酸化
防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、着色
剤、顔料、増白剤等を添加してもよい。
【0020】また、本発明フイルムの厚みとしては、2
〜150μmの範囲が適当である。好ましくは8〜60
μm、更に好ましくは、12〜40μmである。
【0021】また、本発明のフイルムは、鋼板(金属
板)と熱ラミネートによって貼り合わせることにより金
属−フイルム積層体とすることができる。本発明フイル
ムが貼り合わされる金属板としては、ブリキ、ティンフ
リースティール、アルミニウム等を代表例として挙げる
ことができる。これらの金属板は適宜、表面に有機、無
機処理が施されていてもよい。この積層体にあっては、
フイルムの非鋼板側のフイルム表層配向度を0.8〜
2.0とした後、所定の絞り加工および/またはしごき
加工を施すことが好ましい。
【0022】次に、本発明フイルムの代表的製法につい
て例示する。所定の粘度(通常は樹脂原料状態の固有粘
度にて0.45〜1.50)を有する樹脂に適宜滑剤処
方を施した後、400ppm以下、好ましくは80pp
m以下に乾燥する。該乾燥原料を押出機を用いて溶融す
る。脱気孔を有する押出機を用いる場合は乾燥を省略し
てもよいし、又押出機途中で各種添加剤を添加してもよ
い。該樹脂を溶融状態で口金からシート状に吐出し、冷
却ロ−ル上で一旦冷却し、しかる後、60〜135℃の
範囲で2.0〜6.0倍縦方向に延伸した後、60〜1
40℃の範囲で2.0〜6.0倍横方向に延伸し、必要
に応じて一旦冷却を施し、120〜240℃の範囲で必
要に応じ弛緩しつつ熱処理を行い、2軸延伸フイルムを
得る。2軸延伸後に、必要に応じて、フイルム表面にコ
ロナ放電処理を施すことが好ましい。
【0023】[測定法] (1)深絞り加工性(製缶性) 231℃に加熱したティンフリースティールに所定のフ
イルムを貼り合わせた後、フイルム側から冷却ロ−ルで
冷却した後水冷する。このようにして得られたフイルム
貼り合わせ金属板を、180mm径の円板状に切り出し
た後、フイルム面を内面として加熱成形機を用いて絞り
比1.42に成形する。但し、成形時ラミネート板成形
部をラジエーションヒータRHで160℃に加熱、又、
成型ポンチも120℃に加熱しておくこととする。この
ようにして得られた缶に対し、目視判定及び防錆性テス
トを行う。防錆性は、1%NaCl水を缶に入れ、缶体
を陽極に、NaCl中に陰極を挿入し、6Vの電圧印加
時の電流値で判定した。外観異常がなく、電流値が0.
25mA以下を「○」、それ以外を「×」と判定した。
一部外観上白化したものを「△」とした。○〜△を実用
上使用可能と判定した。
【0024】(2)耐衝撃性 (1)の条件で製缶した深絞り缶に水を満たした後密閉
する。製缶品及び220℃、3分で乾燥処理を施した
後、125℃×3時間のレトルト処理を施したものを各
々30個について、高さ1.0mより15°に傾斜した
床上に落とした後、(1)に述べた条件で防錆性を次の
基準によって評価する。 全数0.25mA以下: ○ それ以外 : ×
【0025】(3)融解ピーク温度、サブピーク温度T
s パーキンエルマー社製のDSC(示差走査型熱量計)を
用い、10mgのサンプルを昇温速度10℃/分で融解
して測定し、融解ピーク温度を求めた。また、この測定
の際に発生する、擬結晶の変態により発生するサブピー
ク温度をTsとした。単位は共に℃である。
【0026】(4)カルボキシル基濃度 HIRANUMA COMTITE−7 REPORT
ING TITRETORを用いて、塩化銀複合電極を
用い、過飽和塩化カリウム水溶液を充填し、下式に基づ
き計算する。 COOH(当量/トン)=[(A−B)×C×F]/S ここで、 A:試料に対するNaOH滴定量(ml) (規定度=N/50−NaOH/メタノール) B:ブランクに対するNaOH滴定量(ml) C:20 (20=N/50×1/1000×1
0 ) F:ファクター(安息香酸/メタノール溶液により求め
る。) S:試料採取量(g)
【0027】(5)面配向性 アッベの屈折率計を用い、光源としては単色光ナトリウ
ムD線を用い、マウント液としてはヨウ化メチレンを用
いて25℃雰囲気中で測定したものである。面方向(タ
テ、ヨコ方向)の屈折率の和の1/2より厚み方向の屈
折率を差し引いて求めた。
【0028】(6)配向度 測定装置: FTS−15E/D(Bio Rad Digilab 社
製FT−IR) 光源 : 特殊セラミックス検出器 :MCT 付属装置: micro-ATR測定用付属装置(WILKS
社製) 入射角:45° IRE:KRS−5、偏光子使用 測定条件: 分解能力=4cm-1 積算回数=500回 配向度として、(νC−Oトランスバンド)とベンゼン
環の吸比度比(970cm-1/790cm-1)を求め配
向度とした。また、金属−フイルム積層体においては、
非鋼板側のフイルム表層配向度は積層状態で測定し、鋼
板側の配向度は、砥石でフイルムを削り、厚み方向に鋼
板側であることを厚みで確認した後、同様の方法で評価
した。
【0029】(7)中心平均粗さ JIS−B0601に準じて測定した。
【0030】(8)固有粘度 25℃で、オルソクロルフェノール中で測定した。
【0031】(9)面内方向屈折率の最大値と最小値の
差(面内方向最大−最小屈折率) アッベの屈折率計を用い、光源としては単色光ナトリウ
ムD線を用い、マウント液としてヨウ化メチレンを用
い、25℃の雰囲気中で5°刻みで面内方向屈折率を測
定し、最大、最小値を求め、その差を求めた。
【0032】
【実施例】
実施例1〜6、比較例1〜5 主層用樹脂Aとして、ポリエチレンテレフタレート/イ
ソフタレート(PET/I)(88/12モル%)から
なる、平均粒径0.4μmの凝集シリカ0.10重量%
を添加したポリエステルを用いた。実施例4、5におい
ては、複合フイルム(積層フイルム)とし、複合層用樹
脂BにPET/I(87/13モル%)(実施例4)、
ポリブチレンテレフタレート/イソフタレート(PBT
/I)(90/10モル%)(実施例5)からなる共重
合体を用いた。
【0033】上記樹脂A、Bを押出機に供給し、270
℃で溶融押出して、シートとしてキヤストした。この未
延伸シートを、各々、表1に示す条件で縦、横二軸に逐
次延伸し、厚み25μmのフイルムを得た。
【0034】得られたフイルムの特性と、金属板との貼
り合わせ成形品の評価結果を表2に示す。フイルムが本
発明で特定した関係を満たすものは、製缶性、耐衝撃性
共に優れていたが(実施例1〜6)、いずれかが本発明
の関係から外れるものは、少なくともいずれかの特性を
満足させることができなかった。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の金属貼り
合わせ成形加工用フイルムによるときは、融解ピーク温
度、サブピーク温度、面配向性、固有粘度、表面粗さ、
面内方向最大−最小屈折率が特定範囲のフイルムとした
ので、優れた深絞り加工等の成形加工性を確保しつつ、
耐衝撃性を向上することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリマ融解ピーク温度が210〜257
    ℃、そのサブピーク温度が100〜240℃である共重
    合ポリエステルを主成分とし、面配向性が0.118〜
    0.165、固有粘度が0.60〜1.5、少なくとも
    片面の中心線平均粗さが0.01〜0.15μm、面内
    方向屈折率の最大値と最小値との差が0.06以下であ
    ることを特徴とする、金属貼り合わせ成形加工用フイル
    ム。
  2. 【請求項2】 面配向性が0.120〜0.160、ポ
    リマ融解におけるサブピーク温度が170〜195℃で
    ある、請求項1の金属貼り合わせ成形加工用フイルム。
  3. 【請求項3】 片面の中心線平均粗さがR1Aが0.01
    〜0.15μm、他面の中心線平均粗さR2Aが0.01
    〜0.50μmである、請求項1または2の金属貼り合
    わせ成形加工用フイルム。
  4. 【請求項4】 前記金属貼り合わせ成形加工用フイルム
    の少なくとも片面に、ポリブチレンテレフタレート系樹
    脂を含有してなる層が積層されている、請求項1ないし
    3のいずれかに記載の金属貼り合わせ成形加工用フイル
    ム。
  5. 【請求項5】 前記金属貼り合わせ成形加工用フイルム
    の少なくとも片面に、互いに相溶性の乏しい2種以上の
    ポリマよりなる層が積層されている、請求項1ないし4
    のいずれかに記載の金属貼り合わせ成形加工用フイル
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の金
    属貼り合わせ成形加工用フイルムを鋼板と熱ラミネート
    し、かつ、該フイルムの非鋼板側のフイルム表層配向度
    を0.8〜2.0とした後、絞り加工および/またはし
    ごき加工してなることを特徴とする金属−フイルム積層
    体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999012998A1 (fr) * 1997-09-10 1999-03-18 Teijin Limited Film de polyester
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