JPH0830958A - 磁気記録媒体用二軸配向積層ポリエステルフィルム - Google Patents
磁気記録媒体用二軸配向積層ポリエステルフィルムInfo
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- JPH0830958A JPH0830958A JP11212395A JP11212395A JPH0830958A JP H0830958 A JPH0830958 A JP H0830958A JP 11212395 A JP11212395 A JP 11212395A JP 11212395 A JP11212395 A JP 11212395A JP H0830958 A JPH0830958 A JP H0830958A
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Abstract
ルフィルムであって、該積層フィルムの一方の面(A
面)側の最外層(A層とする)に含有される不活性粒子
の平均粒径d(μm)と積層厚みt(μm)との関係t
/dが0.5〜20であり、粒子の含有量が0.02〜
1.5重量%であり、A層表面に存在する突起につい
て、平坦面からの高さが0.035μmを越える突起個
数が全突起個数の0.75%以下であり、さらにA面の
表面全反射ラマン結晶化指数が20cm-1以下であるこ
とを特徴とする磁気記録媒体用二軸配向積層ポリエステ
ルフィルム。 【効果】 本発明のフィルムは、積層構成とし、粒子含
有量、層厚みと粒子径の関係を規定し、さらに突起高さ
分布を規定した磁気記録媒体用フィルムとしたので、特
に高性能が要求される金属薄膜型磁気記録媒体用途にお
いて、優れた出力特性と磁性面の走行耐久性を両立する
ことができる。
Description
向積層ポリエステルフィルムに関するものであり、特に
金属薄膜型磁気記録媒体用のベースフィルムとして好適
な積層ポリエステルフィルムに関する。
エステルフィルムに金属薄膜型磁性層を設けてなる磁気
記録媒体が知られている(例えば、特開昭58−682
25号公報)。また、磁気記録のハード、ソフトの高性
能化に伴い、磁気テープの磁性体もより高い出力が望ま
れ、酸化物塗布、メタル塗布、さらにメタル蒸着へと移
行してきた。特に、今後登場が予想される、家庭用およ
び業務用の小型デジタルVTRテープ、さらにHDTV
方式対応のテープの主力として高性能メタル蒸着型テー
プの開発が進められている。このような、磁気記録シス
テムの変化に合わせて、磁気記録媒体のベースフィルム
にも様々な改良が加えられてきた。従来の2層積層の二
軸配向ポリエステルフィルムにおいて、片面について平
滑性(磁気テープにした時のC/N(キャリヤ/ノイズ
比)の高さに関与)と滑り性(磁気テープの走行性に関
与)、耐久性(耐摩耗性など)の3者を満足させたもの
がある(例えば特開平2−77431号公報)。さら
に、ポリエステルフィルムの少なくとも片面に水溶性エ
マルジョンを塗布することにより微細な突起を高密度に
形成させ、該表面に金属薄膜層を設けてなるものも知ら
れている(例えば、特公平1−26338号公報)。
来のポリエステルフィルムでは、蒸着面に関して平滑性
と滑り性、耐久性を高いレベルで満足させることができ
ないという問題があった。さらに、フィルム表面にコー
ティングを施すことによって微細突起を形成させたもの
では、表面削れによるドロップアウトの問題や、表面吸
湿により磁性金属が腐蝕しやすくなりテープの長期保存
耐久性に劣るという問題があった。
が要求される金属薄膜型テープに用いた時にも高いC/
Nを有し、さらに磁性面の滑り性、耐久性が良好となる
ような磁気記録媒体用二軸配向積層ポリエステルフィル
ムを提供することを目的とする。
磁気記録媒体用二軸配向積層ポリエステルフィルムは、
少なくともA/B2層以上の積層フィルムであって、該
積層フィルムの一方の面(A面)側の最外層(A層とす
る)に含有される不活性粒子の平均粒径d(μm)と積
層厚みt(μm)との関係t/dが0.5〜20であ
り、粒子の含有量wが0.02〜1.5重量%であり、
A層表面に存在する突起について、平坦面からの高さが
0.035μmを越える突起個数が、全突起個数の0.
75%以下であり、さらにA面の表面全反射ラマン結晶
化指数が20cm-1以下であることを特徴とするものか
らなる。
リエステルであれば特に限定されないが、特にエチレン
テレフタレート、エチレン−α,β−ビス(2 −クロロ
フェノキシ)エタン−4,4'−ジカルボキシレート、エチ
レン−2,6 −ナフタレート単位から選ばれた少なくとも
一種の構造単位を主要構成成分とするのが望ましい。
晶性である場合に、機械的特性、表面の走行耐久性が一
層良好となるので望ましい。なお、本発明のフィルム
は、上記組成物を主要成分とするが、本発明の目的を阻
害しない範囲内で、他種ポリマをブレンドしてもよい
し、酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、紫外線吸収剤、結晶
核生成剤等の無機または有機添加剤が添加されていても
よい。
の積層フィルムであって、一方の最外層を構成するA層
にはその表面に突起を高密度に形成させる目的で、微細
な不活性粒子を、A層の総重量に対して0.02〜1.
5重量%含有させる必要がある。含有量が上記範囲より
も少ないと、磁気記録媒体としての走行性が不十分とな
り、逆に多いと出力、C/Nが低下する。好ましい含有
量の範囲は、0.05〜1.0重量%、さらに好ましく
は0.2〜0.8重量%である。含有される粒子の平均
粒径は5〜80nmの範囲であることが好ましく、より
好ましくは10〜60nm、さらに好ましくは20〜4
5nmであることが望ましい。平均粒径が上記範囲より
小さいと滑り性と耐久性が悪化し、この範囲より大きい
と、磁性面に形成される突起の高さが大きくなりすぎる
ためスペーシング損失が大きくなり出力が低下するので
好ましくない。本発明の熱可塑性樹脂A中の粒子は、粒
径比(粒子の長径/短径)が1.0〜1.3の粒子、特
に、球形状の粒子の場合に滑り性、耐久性がより一層良
好となるので望ましい。
れないが、出力特性および走行耐久性の点からコロイダ
ルシリカもしくは有機粒子、なかでも架橋型有機粒子、
特にジビニルベンゼン粒子が好ましい。ジビニルベンゼ
ン粒子とは、架橋成分としてジビニルベンゼンを主体と
するものをいう。なかでもジビニルベンゼンが粒子成分
の51%以上、好ましくは60%以上、さらに好ましく
は75%以上のものが好ましい。他の成分としては、特
に限定されないが、例えばエチルビニルベンゼン、ジエ
チルベンゼン等の架橋しない成分があげられる。またシ
リコーン粒子も好ましく例示される。シリコーン粒子と
は三次元的に架橋されたオルガノポリシロキサン(CH
3 SiO3/2 )を主たる成分とするものが好ましい。そ
の他として、アルミナ、ジルコニア、シリカ、チタン等
の凝集粒子、または、炭酸カルシウム、チタン等も適切
なポリマ中での粒子分散により用いることが可能であ
る。これらの粒子を複数併用して用いてもよい。
積層厚みt(μm)と、該粒子の平均粒径d(μm)と
の関係 t/dを0.5〜20の範囲とすることが必要
である。好ましくは0.75〜10の範囲であり、より
好ましくは1.2〜5の場合に、より耐久性が良好とな
るので望ましい。t/dが上記の範囲よりも小さいと積
層厚みが薄すぎるために生産性が低下するばかりか、滑
り性が悪化し、逆に大きいと表面にうねりが発生するた
めC/Nが不良となるので好ましくない。
スペーシング損失の観点より、なるべく低くかつ均一で
あることが望ましい。本発明者らは、ヘッドとテープの
接触を均一に保ち、かつ良好な滑り性を付与するため
に、突起高さを様々に変更して検討を重ねた結果、全突
起個数のうち、平坦面からの高さが0.035μmを越
えるものの個数が、0.75%以下である場合に、高出
力が安定して得られるとともに、滑り性も良好であるこ
とが確認された。好ましくは、0.50%以下、さらに
好ましくは、0.30%以下である場合に、より出力が
安定するために望ましい。平坦面からの高さが0.03
5μmを越えるものの個数が、0.75%よりも多くな
ると、平均的なスペーシングが大きくなり、高出力が得
られないばかりでなく、ヘッドの偏摩耗による出力低下
が発生しやすくなり、金属薄膜型磁気テープとしての特
性が劣ったものとなる。
m2 以上であることが好ましく、さらに好ましくは、7
00万個/mm2 以上である場合に、磁気テープとした
場合の、磁性面の走行耐久性が良好となるので望まし
い。
数は20cm-1以下、好ましくは19cm-1以下であ
る。この範囲を越えると、十分な走行耐久性が得られな
い。
ともに、上記の突起高さ範囲を達成させるために、A層
に隣接する層(B層とする)には、実質的に不活性粒子
を含有していないことが好ましい。本発明の積層フィル
ムの場合、A層の厚みがかなり薄いために、B層を構成
するポリマ中に存在する粒子の影響がA層表面にまで及
び、結果としてA層表面にうねりが生じやすくなるた
め、B層を構成するポリマはできる限りクリーンである
ことが望ましい。
は、重合時の触媒残査などに起因するポリマに不溶性の
粒子などができる限り少ないことが望ましい。これらの
不溶性粒子の原因となるのは、例えば、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)の場合は、エステル交換反応時
に触媒として用いられる、アルカリ金属化合物、アルカ
リ土類金属化合物、亜鉛化合物、マンガン化合物など、
および、反応終了段階で添加されるリン化合物などであ
り、さらに、重縮合反応触媒として、用いられる金属化
合物(例えばアンチモン化合物、チタン化合物、ゲルマ
ニウム化合物など)なども原因として挙げられる。
少なく、また、重縮合反応触媒としては不溶性粒子が生
成しにくい、ゲルマニウム化合物を用いることが、本発
明の目的を達成する上では好ましい。
リゴマ量が1.0重量%以下であることが磁気テープと
した場合のドロップアウトを低減し、良好な電磁気変換
特性を得るために好ましい。さらに好ましくは0.8重
量%以下である場合に、オリゴマのフィルム表面への析
出が著しく抑制されるので望ましい。
B層に用いられるポリエステルは、溶融押出し以前での
オリゴマ含有量が0.5重量%以下、さらに好ましくは
0.4重量%以下であることが望ましい。B層のみにオ
リゴマ含有量の少ないポリエステルを用いる場合には、
フィルム全体厚みに対するB層厚みが60%以上である
ことが望ましい。
手段としては、通常の方法によって重縮合して得られ
た、固有粘度が0.5程度のポリエステルをペレット状
で、減圧下において固相重合を行い、固有粘度を0.7
〜0.8にまで高める方法が有効である。
タレートからなる場合、該ポリエステルがテレフタル酸
以外の二塩基酸およびエチレングリコール以外のジオー
ルのうち、少なくとも1種類を1〜10モル%共重合成
分として含有させることにより、固相重合の効果がより
大きくなるので望ましい。また、窒素などの不活性ガス
の雰囲気中でペレットを加熱処理し、含有オリゴマ量を
低減させる手段も有効である。
とは反対側にC層を設けて、A/B/Cの3層構成の積
層フィルムとすることによって、ハンドリング性、走行
耐久性がより向上するので好ましい。ここで、C層厚み
は0.03〜3μm、より好ましくは、0.25〜2.
0μmの場合に走行耐久性がより一層向上するので望ま
しい。
用することが望ましく、さらに、不活性粒子を含有して
いることが好ましい。この場合、平均粒径は0.05〜
1.0μm、好ましくは0.1〜0.8μm、含有量は
0.05〜3.0重量%、好ましくは0.1〜2.0重
量%で前述の有機粒子、または炭酸カルシウム、アルミ
ナ、シリカ、チタン、カーボンブラック等から選ばれる
粒子を含有することが好ましい。
比抵抗は5×108 Ω・cm未満、好ましくは3×10
8 Ω・cm未満、さらに好ましくは1×108 Ω・cm
未満である場合に、静電印加キャスト性が向上し、結果
として製膜速度を高めることが可能となり、生産性が向
上するので望ましい。
ためには、ポリエステル106 gあたりに含有されるア
ルカリ土類金属化合物、亜鉛化合物およびマンガン化合
物のモル数M、また、アルカリ金属化合物のモル数A、
ならびにリン化合物のモル数Pとした場合に次式を満足
することが望ましい。
は、ポリエステルの製造段階で添加される、アルカリ土
類金属、亜鉛、マンガン、アルカリ金属化合物の脂肪族
カルボン酸塩、ハロゲン化物およびメチラート、エチラ
ート、エチレングリコラートなどのアルコラートなどの
グリコール可溶性の金属化合物を挙げることができる。
特に、マグネシウム化合物、マンガン化合物、およびア
ルカリ金属化合物が粒子の析出や熱安定性の低下を抑制
するために好ましい。
ン酸、およびそれらのエステルから選ばれた少なくとも
1種類を用いることができる。具体的には、リン酸、モ
ノメチルホスフェート、ジメチルホスフェート、トリメ
チルホスフェート、トリブチルホスフェート、亜リン
酸、亜リン酸トリメチルなどが例示される。
せた時の空気洩れ指数が7000秒未満である場合に、
フィルムの巻き取り性が良好となるので、収率向上、コ
ストダウンに対して効果的である。
に、C層中には、平均粒径の異なる少なくとも2種類以
上の不活性粒子を含有させることが特に有効である。具
体的には、平均粒径0.1〜0.3μm の小径粒子と平
均粒径0.5〜0.8μm の大径粒子を併用することが
特に好ましい。
しめたフィルムである。一軸あるいは無配向フィルムで
は機械強度が不足するので好ましくない。
フィルムとすることが好ましい。インラインあるいはオ
フラインでのコーティング法を用いることも可能である
が、フィルム表面の耐摩耗性を高め、さらに保存特性
(特に高湿度下での安定性)を高めるためには共押出法
が望ましい。
さ方向の一部分、例えば、表層付近のポリマ分子の配向
が、無配向、あるいは一軸配向になっていない、すなわ
ち、厚さ方向の全部分の分子配向が二軸配向である場合
に出力特性がより良好となる。特にアッベ屈折率計、レ
ーザーを用いた屈折率計、全反射レーザーラマン法など
によって測定される分子配向が、表面、裏面ともに二軸
配向である場合に出力特性がより一層良好となるので望
ましい。
体用途に特に好ましく供される。さらに、特に高出力が
要求されるデジタル記録方式のVTRやHDTV(ハイ
ディフィニションテレビジョン、NHKのハイビジョン
等)用磁気記録媒体として好ましく用いられる。
ついて説明するが、これに限定されるものではない。
方法としては、ジオール成分であるエチレングリコール
のスラリーの形で分散せしめ、このエチレングリコール
を所定のジカルボン酸成分と重合せしめるのが好まし
い。また、粒子のエチレングリコールのスラリーを14
0〜200℃、特に180〜200℃の温度で30分〜
5時間、特に1〜3時間熱処理する方法は本発明の効果
をより一層高めるために有効である。
の方法として、粒子をエチレングリコール中で熱処理し
た後、溶媒を水に置換したスラリーの形でポリエステル
と混合し、ベント方式の2軸押出機を用いて混練してポ
リエステルに練り込む方法も本発明の目的を達成するた
めにはきわめて有効である。
記方法で高濃度マスターを作っておき、それを製膜時に
粒子を実質的に含有しないポリマで希釈して粒子の含有
量を調節する方法が有効である。
低減させるためには、常法の重縮合反応によって得られ
た固有粘度0.5程度のポリエステルペレットを減圧下
において固相重合する。固相重合する場合は、あらかじ
め180℃以下の温度で予備結晶化させた後、190〜
250℃で1Torr程度の減圧下、10〜30時間固
相重合し、固有粘度0.7〜0.8程度のペレットを得
る。また、ペレットを窒素雰囲気中、190〜250℃
で常圧下、10〜30時間加熱処理を行うことによって
もオリゴマ含有量を低減させることができる。
および粒子を実質的に含有しないペレットを必要に応じ
て乾燥する。次に、ポリエステルBよりなるフィルム
(B層)の少なくとも片面にポリエステルAよりなるフ
ィルム(A層)を積層する方法としては次の方法が有効
である。
出機に供給し、スリット状のダイからシート状に押出
し、キャスティングロール上で冷却固化せしめて未延伸
フィルムを作る。すなわち、2または3台の押出し機、
2または3層のマニホールドまたは合流ブロックを用い
て、熱可塑性樹脂A、Bを積層し、口金から2層(A/
B)または3層(A/B/A)のシートを押出し、キャ
スティングロールで冷却して未延伸フィルムを作る。こ
の場合、ポリエステルAのポリマ流路に、スタティック
ミキサー、ギヤポンプを設置する方法は本発明の効果を
より一層良好とするために有効である。
リエステルA、B、Cを3台の押出機に供給し、3層の
マニホールドまたは、合流ブロックを用いて積層する。
以下は、上記同様、口金から溶融シートを押出し、キャ
スティングロールで冷却して未延伸フィルムを作る。こ
の場合、C面がキャスティングロールと接触するように
キャストすることが、出力特性、ドロップアウトの点か
ら好ましい。
軸配向させる。延伸方法としては、逐次二軸延伸法また
は同時二軸延伸法を用いることができるが、最初に長手
方向、次に幅方向の延伸を行なう逐次二軸延伸法が好ま
しく、長手方向の延伸を3段階以上に分けて、総縦延伸
倍率を3.0〜6.5倍で行なう方法が好ましい。ただ
し、熱可塑性樹脂が溶融光学異方性樹脂である場合は長
手方向延伸倍率は1.0〜1.1倍が適切である。長手
方向延伸温度は熱可塑性樹脂の種類によって異なり一概
には言えないが、通常その1段目を50〜160℃と
し、2段目以降はそれより高くすることが本発明フィル
ムの目的を達成するために有効である。長手方向延伸速
度は5,000 〜50,000%/minの範囲が好適である。幅方向
の延伸方法としてはステンタを用いる方法が一般的であ
り、延伸倍率は3.0〜7.0倍の範囲が適当である。
延伸速度は1,000 〜20,000%/min、温度は80〜180
℃の範囲が好適である。次にこの延伸フィルムを熱処理
する。この場合の熱処理温度は150〜240℃、特に
170〜210℃、時間は0.5〜60秒の範囲が好適
である。
性値の測定方法並びに効果の評価方法は次の通りであ
る。
00オングストローム程度の超薄切片とし、透過型電子
顕微鏡(例えば日本電子製JEM−1200EXなど)
を用いて、1000〜20万倍程度の倍率で場所を変え
て粒子を観察し、次式で求めた。数平均径Dを平均粒径
とした。
し、粒子を熱可塑性樹脂から遠心分離し、粒子の全体重
量に対する比率(重量%)をもって粒子含有量とする。
場合によっては、赤外分光法の併用も可能である。
ら深さ3000nmの範囲のフイルム中の粒子の内もっ
とも高濃度の粒子に起因する元素とポリエステルの炭素
元素の濃度比(M+ /C+ )を粒子濃度とし、表面から
深さ3000nmまで厚さ方向の分析を行なう。表層で
は表面という界面のために粒子濃度は低く表面から遠ざ
かるにつれて粒子濃度は高くなる。本発明フイルムの場
合はいったん極大値となった粒子濃度がまた減少し始め
る。この濃度分布曲線をもとに表層粒子濃度がの極大値
の1/2となる深さ(この深さは極大値となる深さより
も深い)を求め、これを積層厚さとした。条件は次の通
り。
する粒子が有機高分子粒子の場合はSIMSでは測定が
難しいので、表面からエッチングしながらXPS(X線
光電子分光法)、IR(赤外分光法)などで上記同様の
デプスプロファイルを測定し積層厚さを求めても良い
し、また、電子顕微鏡等による断面観察で粒子濃度の変
化状態やポリマの違いによるコントラストの差から界面
を認識し積層厚さを求めることもできる。さらには、積
層ポリマを剥離後、薄膜段差測定機を用いて測定厚さを
求めることもできる。
解析装置(エリオニクス社製ERA−8000FE)を
用いて、フィルム表面の平坦面の高さを0としたときの
突起高さを測定した。ここで、走査型電子顕微鏡の倍率
は5000〜30000倍の間を選択し、測定を100
視野について行ない、0.005μm以上の高さを有す
るものを突起として、突起個数を求め、測定された突起
についてその高さの平均値を平均高さとした。なお、場
合によっては、原子間力顕微鏡(Digital Instruments
社製 Nanoscope II)を用いて、5μm四方の視野を走
査速度0.69Hzで走査することによって得られる高
さ情報を、上記粗さ解析装置の値に読み替えてもよい。
全反射ラマン結晶化指数 ナトリウムD線(589nm)を光源として、アッベ屈
折率計を用いて測定した。マウント液にはヨウ化メチレ
ンを用い、25℃、65%RHにて測定した。ポリマの
二軸配向性は長手方向、幅方向、厚さ方向の屈折率をN
1 、N2 、N3とした時、(N1 −N2 )の絶対値が
0.07以下、かつ、N3 /[(N1 +N2 )/2]が
0.95以下であることをひとつの基準とできる。ま
た、レーザー型屈折率計を用いて屈折率を測定しても良
い。さらに、この方法では測定が難しい場合は全反射レ
ーザーラマン法を用いることもできる。レーザー全反射
ラマンの測定は、Jobin-Yvon社製Ramanor U−1000
ラマンシステムにより、全反射ラマンスペクトルを測定
し、例えばPETの場合では、1615cm-1(ベンゼ
ン環の骨格振動)と1730cm-1(カルボニル基の伸
縮振動)のバンド強度比の偏光測定比(YY/XX比な
ど。ここでYY:レーザーの偏光方向をYにしてYに対
して平行なラマン光検出、XX:レーザーの偏光方向を
XにしてXに対して平行なラマン光検出)が分子配向と
対応することを利用できる。ポリマの二軸配向性はラマ
ン測定から得られたパラメータを長手方向、幅方向の屈
折率に換算して、その絶対値、差などから判定できる。
また、カルボニル基の伸縮振動である1730cm-1の
半価幅をもって表面の全反射ラマン結晶化指数とした。
この場合の測定条件は次のとおりである。
リズムへの入射角(フィルム厚さ方向との角度)は60
゜とした。
230) (supply 1600V) 測定条件 SLIT 1000μm LASER 100mW GATE TIME 1.0sec SCAN SPEED 12cm-1/min SAMPLING INTERVAL 0.2cm -1 REPEAT TIME 6 (6)固有粘度[η](単位はdl/g) オルソクロルフェノール中、25℃で測定した溶液粘度
より下記式から計算される値を用いた。すなわち、 ηsp/C=[η]+K[η]2 ・C ここで、ηsp=(溶液粘度/溶媒粘度)−1、Cは溶媒
100mlあたりの溶解ポリマ重量(g/100ml、
通常は1.2)、Kはハギンス定数(0.343とす
る)。また、溶液粘度、溶媒粘度はオストワルド粘度計
を用いて測定した。
溶解し、液体クロマト(モデル8500 Varian製)を
用いて測定し、フィルムに対する割合(重量%)で示し
た。
わち、一対の電極6を挿入した容器に、被測定物質であ
るポリエステル5を入れる。この容器を加熱体4中に浸
す。ポリエステル5を窒素ガス雰囲気下280℃で溶融
貯留し、直流高電圧発生装置1から電圧を印加する。こ
のときの電流計2および電圧計3を指示値および電極面
積、電極間距離により、次式に従い、溶融比抵抗を求め
た。
電極と回転冷却体間に6kVの直流電圧を印加し、キャ
スト速度を少しずつ上昇させ、印加ムラが発生した時の
キャスト(m/min)を記録し、次の基準に従って判
定した。
25℃、65%RHにて測定した。まず、表裏を重ね合
わせたフィルム(5×5cm、下側のフィルムは中央部
分を約1cm角切り抜く)を試料台上に静かに乗せ、
0.2kg/cm2 の荷重を加えて真空到達度を383
mmHgに設定する。383mmHgに到達後、自動的
に真空ポンプが停止し、その後は、フィルム間を空気が
通過して系内に流入するため、真空度は低下する。この
時、真空度が2mmHg(381mmHgから379m
mHg)変化する所要時間を測定し、秒で表した値を空
気洩れ指数とした。
inで、張力一定条件で巻き取り、長さ6000mのロ
ールとした。このロールの24時間後の外観を目視によ
り観察し、しわが2カ所以上、または1mm以上の端面
ずれが認められるものを不良、しわが2カ所未満、また
は端面ずれが1mm未満のものは良、しわ、または端面
ずれが全く認められないものを優とした。
いて、微量の酸素の存在下にコバルト・ニッケル合金
(Ni20重量%)の蒸着層を形成させた(厚み:20
0nm)。次いで、蒸着層表面にカーボン保護膜、反対
面にバックコート層を公知の手段で形成させた後、8m
m幅にスリットし、パンケーキを作成した。次いで、こ
のパンケーキから長さ200m分を、カセットに組み込
みカセットテープとした。
ONY社製 EV−BS3000)を用いて、7MHz
±1MHzのC/Nの測定を行なった。
(120分ME)と比較して、 +3dB以上 :優 +1〜+3dB:良 +1dB未満 :不良 と判定した。
て評価した。線速度3.8m/秒にて、5MHz信号の
再生エンベロープの波形より判定し、 変動がなく安定しているもの :良 ヒゲ状で不安定なもの :不良 とした。
EV−BS3000)を用いて評価を行った。TV試
験信号発生器から4.4MHzの信号を供給し、ドロッ
プアウトカウンターを用いて、再生信号の減衰が−16
dB以上、長さが15μsec以上のドロップアウトの
個数を求めた。25℃、65%RH下で3分間再生/巻
き戻しを100回繰り返した後のドロップアウトの個数
を1分間あたりの個数に換算し、以下のように判定し
た。
て、20℃、50%RH下で、メタルガイドピン(材
質:SUS、表面粗度:0.1s)に磁性面が接触する
ようにして走行させた(走行速度3.3cm/分、走行
張力20g、巻き付け角60度)。100回繰り返し走
行後の摩擦係数を測定し、 0.2未満 :優 0.2以上0.3未満 :良 0.3以上 :不良 と判定した。
る。
に作成した。平均粒径0.03μmのコロイダルシリカ
に起因するシリカ粒子を含有するエチレングリコールス
ラリーを調製し、このエチレングリコールスラリーを1
90℃で2時間熱処理した後、テレフタル酸ジメチルと
エステル交換反応させ、重縮合し、該粒子を0.5〜
1.0重量%含有するポリエチレンテレフタレートのペ
レットを作成した(重合触媒:酢酸マグネシウム0.1
0重量%、三酸化アンチモン0.03重量%、リン化合
物としてトリメチルホスフェート0.026重量%を用
いた)。次に、粒子を含有しないポリエチレンテレフタ
レートをポリエステルAと同様の重合触媒を用いて常法
により作成し、ポリエステルBとした。さらに、粒子中
の組成がジビニルベンゼン81%である平均粒径0.1
μmのジビニルベンゼン粒子の水スラリーを上記ポリエ
ステルBのペレットに添加し、水分をベントで系外に押
し出しながら該粒子を練り込み、含有量1.0重量%の
ポリエチレンテレフタレートのペレットを作成した(ポ
リエステルC)。
をそれぞれ180℃で6時間減圧乾燥(3Torr)した
後、押出機1、押出機2、押出機3にそれぞれ供給し、
280℃で溶融した。これらのポリマを公知の方法で瀘
過した後、矩形の合流ブロック(フィードブロック)に
て、A/B/Cの3層積層とした。
温度25℃のキャスティングドラムに、ドラムと接触す
る面がC層側となるように巻き付けて冷却固化し、未延
伸フィルムを作った。また、各層の厚さはそれぞれのラ
インに設置されたギヤポンプにより調節した。
方向に3.6倍延伸した。延伸は2組ずつのロールの周
速差で、4段階で行なった。得られた一軸延伸フィルム
をステンタを用いて延伸速度2000%/分で95℃で
幅方向に3.7倍延伸し、定長下で、210℃にて3秒
間熱処理し、総厚さ6.3μm、A層厚さ0.03μ
m、C層厚さ0.2μmの積層ポリエステルフィルムを
得た。なお、実施例2ではA層厚みを0.1μmとし
た。
よって、蒸着層を設け、金属薄膜型磁気記録媒体を得
た。
り、C/Nと出力安定性、および磁性面走行性がともに
良好であることがわかる。
ム0.015重量%およびトリメチルホスフェート0.
013重量%のみとしたものを用いて、実施例1と同様
のプロセスにて積層ポリエステルフィルムを得た。
μmのジビニルベンゼン粒子とした以外は実施例2と同
様のプロセスにて積層ポリエステルフィルムを得た。
有しないポリエチレンテレフタレートを、200℃、1
5時間、真空下で固相重合することにより、ポリマ中の
オリゴマ含有量を0.4重量%まで低減したものを用
い、実施例3と同様のプロセスにて積層ポリエステルフ
ィルムを得た。特性を表1、2、3に示した。フィルム
中オリゴマ量が0.6重量%であり、ドロップアウトが
特に少なかった。
ム0.6重量%とトリメチルホスフェート0.25重量
%を重合触媒として用いて、重縮合を行い、金属化合物
のモル数が33.9モル/106 gであるようなポリエ
チレンテレフタレートを作成した。このポリエステルを
実施例1、2で用いた無粒子ポリエステルで希釈し、溶
融比抵抗を調節した。その他、C層厚みを2.0μmと
すること以外は実施例3と同様のプロセスにて積層ポリ
エステルフィルムを得た。ポリマ溶融時比抵抗が小さ
く、静電印加キャスト性に特に優れていた。
ニルベンゼン粒子(含有量0.5重量%)および、平均
粒径0.70μmの同粒子(含有量0.05重量%)と
し、さらにC層厚みを1.0μm以外は、実施例1と同
様のプロセスにて、積層ポリエステルフィルムを得た。
空気洩れ指数が5200秒と短く、フィルム巻き取り性
に特に優れていた。
素雰囲気中、190℃で15時間加熱処理を行い、オリ
ゴマ含有量を0.36重量%としたものを用いた。さら
にC層に含有させる粒子を平均粒径0.3μmのジビニ
ルベンゼン粒子(含有量0.6重量%)とし、積層厚み
を0.3μmとすること以外は実施例3と同様のプロセ
スにて積層ポリエステルフィルムを得た。ドロップアウ
トおよびフィルム巻き取り性に特に優れていた。
とした積層ポリエステルフィルムを得た所、C/Nが不
良であった。
は、実施例1と同様の原料、プロセスにて積層ポリエス
テルフィルムを得た。
以外は、実施例1と同様の原料、プロセスにて積層ポリ
エステルフィルムを得た。
mのジビニルベンゼン粒子として、A層のt/dが5と
なるようにして、積層ポリエステルフィルムを得た。
が、本発明範囲よりはずれており、C/Nが不良であっ
た。
キャストを行ない、未延伸フィルムを得た。縦延伸後に
水溶性ポリエステル、シリカ粒子ゾル(平均粒径30n
m)を主成分とする塗剤を均一に塗布し、A層を形成さ
せ、以下同様に横延伸、熱処理を行ない、二軸延伸フィ
ルムを得た。A層表面の全反射ラマン結晶化指数の値が
本発明の範囲から外れており、磁性面走行性が不良であ
った。
ゼン粒子を0.05重量%含有させたものを用いて、さ
らに、C層ポリマとして実施例3で用いたポリエステル
Bに平均粒径0.15μmのジビニルベンゼン粒子を
0.3重量%含有させたものを用い、さらにC層厚みを
0.02μmとすること以外は実施例1と同様のプロセ
スにて積層ポリエステルフィルムを得た。高さ0.03
5μm以上の突起個数の比率が、本発明範囲よりはずれ
ており、C/Nが不良であった。また、静電印加キャス
ト性にも劣るものであった。
粘度が0.52のポリエチレンテレフタレートを用い、
平均粒径0.15μmのコロイダルシリカを0.2重量
%含有させること以外は、実施例5と同様のプロセスに
て積層ポリエステルフィルムを得た。析出オリゴマが多
く、ドロップアウトが特に不良であった。
ルシリカを0.9重量%とし、A層厚みを2.5μm
(t/d=50)とした以外は、実施例7と同様のプロ
セスで積層ポリエステルフィルムを得た。フィルム巻き
取り性およびドロップアウトが劣ったものとなった。
子含有量、層厚みと粒子径の関係を規定し、さらに突起
高さ分布を規定した磁気記録媒体用フィルムとしたの
で、特に高性能が要求される金属薄膜型磁気記録媒体用
途において、優れた出力特性と磁性面の走行耐久性を両
立することができる。
略図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくともA/B2層以上の積層ポリエ
ステルフィルムであって、該積層フィルムの一方の面
(A面)側の最外層(A層とする)に含有される不活性
粒子の平均粒径d(μm)と積層厚みt(μm)との関
係t/dが0.5〜20であり、粒子の含有量wが0.
02〜1.5重量%であり、A層表面に存在する突起に
ついて、平坦面からの高さが0.035μmを越える突
起個数が、全突起個数の0.75%以下であり、さらに
A面の表面全反射ラマン結晶化指数が20cm-1以下で
あることを特徴とする磁気記録媒体用二軸配向積層ポリ
エステルフィルム。 - 【請求項2】 少なくともA/B/Cの3層以上の積層
ポリエステルフィルムであって、C層厚みが0.03〜
3μmであることを特徴とする請求項1に記載の磁気記
録媒体用二軸配向積層ポリエステルフィルム。 - 【請求項3】 B層は実質的に不活性粒子を含有してい
ないことを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気記録
媒体用二軸配向積層ポリエステルフィルム。 - 【請求項4】 A層表面の総突起数が500万個/mm
2 以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
に記載の磁気記録媒体用二軸配向積層ポリエステルフィ
ルム。 - 【請求項5】 フィルム中に含有されるオリゴマ量が
1.0重量%以下であることを特徴とする請求項1〜4
のいずれかに記載の磁気記録媒体用二軸配向積層ポリエ
ステルフィルム。 - 【請求項6】 ポリエステルがゲルマニウム化合物を重
合触媒として製造されたポリエステルであることを特徴
とする請求項1〜5のいずれかに記載の磁気記録媒体用
二軸配向積層ポリエステルフィルム。 - 【請求項7】 A層と反対側の最外層を構成するポリエ
ステルの溶融比抵抗が5.0×108 Ω・cm未満であ
ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の磁
気記録媒体用二軸配向積層ポリエステルフィルム。 - 【請求項8】 フィルムを表裏重ね合わせた時の空気洩
れ指数が7000秒未満であることを特徴とする請求項
1〜7のいずれかに記載の磁気記録媒体用二軸配向積層
ポリエステルフィルム。 - 【請求項9】 金属薄膜型磁気記録媒体用に用いられる
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の磁気
記録媒体用二軸配向積層ポリエステルフィルム。 - 【請求項10】 デジタル記録方式のVTRテープ用に
用いられることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに
記載の磁気記録媒体用二軸配向積層ポリエステルフィル
ム。
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1995
- 1995-05-10 JP JP11212395A patent/JP3243969B2/ja not_active Expired - Lifetime
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