JPH08308850A - 内視鏡用把持鉗子 - Google Patents

内視鏡用把持鉗子

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JPH08308850A
JPH08308850A JP7116799A JP11679995A JPH08308850A JP H08308850 A JPH08308850 A JP H08308850A JP 7116799 A JP7116799 A JP 7116799A JP 11679995 A JP11679995 A JP 11679995A JP H08308850 A JPH08308850 A JP H08308850A
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JP
Japan
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endoscope
grasping
shaft
cover
forceps
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JP7116799A
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Teruo Ouchi
輝雄 大内
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】狭窄部より先にあるような異物等でも破損せず
に容易に回収することのできる内視鏡用把持鉗子を提供
することを目的とする。 【構成】先側に開口する複数の切れ目31を有する筒状
体であってシャフト11の先端部分を囲んで軸線方向に
移動自在に配置された把持部カバー30と、遠隔操作に
よって把持部カバー30を把持部材13の後方から前方
へ移動させることができるように操作部20に配置され
たカバー操作手段33とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡の鉗子チャン
ネルに挿通されて体腔内の異物等を把持、回収するため
の内視鏡用把持鉗子に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用把持鉗子は、一般に、内視鏡の
鉗子チャンネルに挿通されるシャフトの先端に開閉自在
に設けられた把持部材を、シャフトの基端側に設けられ
た操作部からの遠隔操作により開閉操作して、体腔内の
異物等を把持、回収するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば図7に
示されるように、体腔内の狭窄部100より先にある異
物101を回収しようとすると、把持鉗子10の先端に
把持された異物101が狭窄部100を通過する際に、
落下したりちぎれてしまって、うまく回収することがで
きない。図中、1は内視鏡である。
【0004】そこで本発明は、狭窄部より先にあるよう
な異物等でも破損せずに容易に回収することのできる内
視鏡用把持鉗子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用把持鉗子は、内視鏡の鉗子チャン
ネルに挿通されるシャフトの先端に開閉自在に設けられ
た把持部材を上記シャフトの基端側に設けられた操作部
からの遠隔操作によって開閉操作するようにした内視鏡
用把持鉗子において、先側に開口する複数の切れ目を有
する筒状体であって上記シャフトの先端部分を囲んで軸
線方向に移動自在に配置された把持部カバーと、遠隔操
作によって上記把持部カバーを上記把持部材の後方から
前方へ移動させることができるように上記操作部に配置
されたカバー操作手段とを設けたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2は、
本発明の第1の実施例の内視鏡用把持鉗子を示してお
り、例えば可撓性のある密着巻きのコイルパイプで形成
されて内視鏡の鉗子チャンネル内に挿通可能なシャフト
11内に、操作ワイヤ12が進退自在に挿通されてい
て、異物等を把持するための一対の把持部材13が、操
作ワイヤ12の先端に連結されている。14は、シャフ
ト11の先端に取り付けられた先端チップである。
【0007】この実施例においては、把持部材13は板
バネ材によって形成されていて、シャフト11の先端か
ら突出された状態では、自己のバネ性によって図2に示
されるように開き、操作ワイヤ12によって引っ張られ
ると、シャフト11内に引き込まれて、シャフト11内
ですぼまった形状に弾性変形する。
【0008】シャフト11と操作ワイヤ12の基端側
は、操作部20に連結されている。シャフト11の基端
は操作部本体21に小ネジによって固定され、操作ワイ
ヤ12の基端は、操作部本体21にスライド自在に取り
付けられたスライダ22に固定されている。
【0009】したがって、操作部本体21に対してスラ
イダ22をスライド操作することによって、シャフト1
1内で操作ワイヤ12が軸線方向に進退し、把持部材1
3がシャフト11の先端から出入りして開閉される。こ
のようにして、把持部材13の開閉を遠隔操作すること
ができる。
【0010】このように構成されたシャフト11を囲ん
で、弾発性のある可撓性チューブからなる把持部カバー
30が軸線方向に進退自在に外装されている。把持部カ
バー30は、例えばフッ素樹脂チューブによって形成さ
れるが、ポリエチレン、ポリウレタン又はポリイミド等
からなるチューブを用いてもよい。
【0011】把持部カバー30の先端部分は、通常の状
態では、図2に示されるようにシャフト11の先端とほ
ぼ一致する位置にある。そして、先側に開口する複数の
切れ目31が軸線方向に真っ直ぐに、例えば90°間隔
で4本形成されていて、把持部カバー30の先端部分が
切れ目31によって4分割されている。切れ目31の長
さは、把持部材13の長さの2倍程度に設定されてい
る。
【0012】把持部カバー30の基端は、操作部20に
進退自在に係合する操作筒33に固着されている。その
操作筒33は、操作部本体21に対して軸線方向に進退
自在である。
【0013】そして、操作筒33の開口端部の内周面に
形成されたクリック突起34が、操作部本体21に間隔
をあけて形成された第1と第2のクリック溝24,25
に係合するようになっている。両クリック溝24,25
間の間隔は、切れ目31の長さと同程度に設定されてい
る。
【0014】操作筒33はプラスチックによって注射筒
状に形成されているが、開口端部側から複数のスリット
34が軸線方向に形成されているので、クリック突起3
4の部分は径が広がる方向に弾性変形することができ、
クリック溝24,25に対して係脱することができる。
【0015】このような操作筒33に連結された把持部
カバー30は、図3に示されるようにシャフト11に対
して着脱自在であり、図2に示されるようにクリック突
起34を第1のクリック溝24に係合させた状態のとき
に、把持部カバー30の先端がシャフト11の先端部分
に位置するように設定されている。
【0016】そして、操作部本体21に対して操作筒3
3を前方にスライドさせて、クリック突起34を第2の
クリック溝25に係合させると、図1に示されるよう
に、把持部カバー30が前方へ移動して、把持部カバー
30の先端部分が把持部材13の先端よりさらに前方ま
で移動する。
【0017】把持部カバー30の先端部分が前方に移動
する際に把持部材13が開いていると、切れ目31で複
数に分割されている筒状の把持部カバー30の先端部分
が、内側の把持部材13によって押し開かれる。
【0018】したがって、図1に示されるように、把持
部材13に異物101が把持された状態では、前方に移
動させられて花びら状に開いた把持部カバー30の先端
部分内に、異物101が後方から囲まれる状態になる。
【0019】このように構成された内視鏡用把持鉗子
は、図4に示されるように、内視鏡1の鉗子チャンネル
2に挿通して使用され、体腔内の狭窄部100より先に
ある異物101を把持部材13で把持した後、把持部材
13と異物101を把持部カバー30で後方から囲むこ
とにより、異物101が落下したり破損したりすること
なく狭窄部100を通過させて回収することができる。
【0020】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば切れ目31は、把持部カバー30の
先端を4分割するものに限らず、複数に分割するもので
あれば何分割であってもよい。
【0021】また、把持部カバー30の先端部分は、図
5に示されるようにラッパの先状の形状に形成してもよ
く、そのように形成すると、側面に隙間がない状態に広
げることができる。この場合、広げる前は、図6に示さ
れるように折り畳んで、鉗子チャンネルに通せるように
する。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、先側に開口する複数の
切れ目を有する筒状体からなる把持部カバーを把持部材
の後方から前方へ移動させることによって、把持部材に
把持された異物等を把持部カバー内に囲み込むことがで
きるので、狭窄部より先にある異物等でも、狭窄部内を
通過させて破損せずに容易に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の把持、回収状態の側面断面図で
ある。
【図2】第1の実施例の側面断面図である。
【図3】第1の実施例の把持部カバーの側面断面図であ
る。
【図4】第1の実施例の使用状態の略示図である。
【図5】第2の実施例の把持、回収状態の側面図であ
る。
【図6】第2の実施例の側面図である。
【図7】従来例の使用状態の略示図である。
【符号の説明】
11 シャフト 12 操作ワイヤ 13 把持部材 20 操作部 21 操作部本体 30 把持部カバー 31 切れ目 33 操作筒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の鉗子チャンネルに挿通されるシャ
    フトの先端に開閉自在に設けられた把持部材を上記シャ
    フトの基端側に設けられた操作部からの遠隔操作によっ
    て開閉操作するようにした内視鏡用把持鉗子において、 先側に開口する複数の切れ目を有する筒状体であって上
    記シャフトの先端部分を囲んで軸線方向に移動自在に配
    置された把持部カバーと、遠隔操作によって上記把持部
    カバーを上記把持部材の後方から前方へ移動させること
    ができるように上記操作部に配置されたカバー操作手段
    とを設けたことを特徴とする内視鏡用把持鉗子。
JP11679995A 1995-05-16 1995-05-16 内視鏡用把持鉗子 Expired - Fee Related JP3665387B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006028266A1 (ja) * 2004-09-07 2006-03-16 The Japan Health Sciences Foundation 残留物回収装置

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WO2006028266A1 (ja) * 2004-09-07 2006-03-16 The Japan Health Sciences Foundation 残留物回収装置

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