WO2006028266A1

WO2006028266A1 - 残留物回収装置

Info

Publication number: WO2006028266A1
Application number: PCT/JP2005/016981
Authority: WO
Inventors: Masakazu Yamagishi
Original assignee: The Japan Health Sciences Foundation
Priority date: 2004-09-07
Filing date: 2005-09-07
Publication date: 2006-03-16
Also published as: JPWO2006028266A1

Abstract

血管等の体内管状器官の内部からステントや異物等の残留物を安全かつ容易、迅速、確実に体外に回収する装置が提供され、該装置は管状器官の内部に挿入される中空の外筒（３３）、該外筒内に挿通された内筒（４）、および該内筒の先端部にリンク機構を用いて開閉可能に設けられた把持手段（２）を有する。

Description

明細' 残留物回収置

技術分野

本発明は残留物回収装置に関するものであり、詳しくは血管、胆管、尿管その他の体内管状器官に揷入し、該器官内に存在するステントゃ異物等の不要な残留物を把持、回収するための鉗子構造を有する残留物回収装置に関する。背景技術

冠動脈等の体内管状器官内に留置されたステントを回収する方法としては、ステントの拡張前であれば、カテーテル先端からループ状のガイドワイヤーを突出させてスネアを形成し、このスネア内にステントの一部を挿入し、ガイドワイヤーを引き絞ってスネア内にステントを挟み込み、カテーテル内に引き込んで回収するこ'とも可能であるが、ステントの拡張後は、例えばモーターで駆動する小型カッターの付いたカテーテル (D C A) や、ロータブレーターとも呼ばれるダイヤモンド粉が付着したへッドを高速回転させてァテローム'を除去するタイプのカテーテル（R C A) 等を用いてステントを破壊した上で除去せざるを得なかった。

し力し、かかるステントの破壤を伴う回収方法では、血管等の管壁を傷つける危険性があり.、また破壊されたステントの破片をことごとく除去することは困難であった。

このような場合にステントを破壌せずに回収するための装置として、例えば特開平 8— 3 0 8 8 5 0号は、内視鏡の鉗子チャンネルに揷通されるシャフトの先端に開閉自在に設けられた把持部材を上記シャフトの基端側に設けられた操作部からの遠隔操作によつて開閉操作するようにした内視鏡用把持鉗子において、先側に開口する複数の切れ目を有する筒状体であって上記シャフトの先端部分を囲んで軸線方向に移動自在に配置された把持部カバーと、遠隔操作によつて上記把持部カバーを上記把持部材の後方から前方へ移動させることができるように上記操作部に配置された力パー操作手段とを設けたことを特徴とする内視鏡用把持鉗子を開示しており、かかる装置によれば、狭窄部より先にあるような異物等でも破損せずに容易に回収することができると説明されている。

し力し、この装置では、把持部材は板パネ材によって形成されており、シャフトの先端から突出された状態では、自己のパネ性によって開き、操作ワイヤ一によつて引っ張られると、シャフト内に引き込まれて、シャフト内で窄まつた形状に弾性変形するよう構成してあるため、把持部材の開き角度等の動作や把持力等が使用するパネ材の材質、形状等によって一様に決まってしまい、回収対象物の種々の形状、材質、構造等に対して自由度をもって柔軟に対応できないどいう問題があった。発明の開示

そこで、本発明は体腔内に残留する様々な材質、形状、構造のステントゃ異物等を安全かつ容易、確実に把持、回収し得る回収装置を提供することを目的としてなされたものである。 .

上記目的を達成するために、本発明の第一の観点によれば、血管等の体内管状器官内部の残留物を回収するための装置であって、管状器官の内部に挿入される中空の外筒、該外筒内に揷通された内筒、およぴ該内筒の先端部にリンク機構を用いて開閉可能に設けら^_れた把持手段を有することを特徴とする残留物回収装置が提供される。

上記目的を達成するために、本発明の第二の観点によれば、血管等の体内管状器官内部の残留物を回収するための装置であって、管状器官の内部に挿入される中空の外筒、該外筒内に揷通された内筒、該内筒内に揷通されたシャフト、およぴ該内筒の先端部に設けられた把持手段を有しており、該内筒と該シャフトとの間の相対的運動に基づく該把持手段の.開閉動作により残留物を把持し、把持した残留物を該外筒と該内筒との間の相対的運動により該外筒内に収容する残留物回収装置が提供される。

本発明に係る ¾留物回収装置によれば、回収対象物の形状、材質、構造等に応じて把持部の把持力や開き角度を柔軟な対応性をもって自由に調整でき、安全かつ容易、迅速、確実にステント等の異物を回収することができるという効果を奏する。図面の簡単な説明

図 1は、本発明の実施形態に係る残留物回収装置の全体構成を示す、一部を断面図で表した概略的側面図である。

図 2は、図 1に示す残留物回収装箧の把持部の構成を示す概略的断面図である。

図 3は、図 2に示す把持部の線 3— 3に沿つ'た概略的断面図である。

図 4は、図 1に示す残留物回収装置の操作部の構成を示す概略的断面図である。

図 5は、本発明の実施形態に係る残留物回収装置の操作方法を説明する、一部を断面図で表した概略的側面図である。

.図 6は、本発明の実施形態に係る残留物回収装置の操作方法を説明する、一部を断面図で表した概略的側面図である。

図 7は、本発明の実施形態に係る残留物回収装置の操作方法を説明する、一部を断面図で表した概略的側面図である。 '

図 8は、ステント内部へのガイドワイヤーの挿入操作を説明する樺略的断面図である。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明は便宜上ステントの回収を例にとって行うが、上述したように本発明に係る残留物回収装置はステント以外の異物のような残留物の Hi収にも同様に適用し得る。

図 1〜図 4はそれぞれ本実施形態に係る残留物回収装置の構造を説明する' 概略的断面図である。

図 1に示すように、本実施形態に係る残留物回収装置 1は、大きく分けて、ステントを把持するための把持部（以下、把持手段ともいう） 2と、把持したステントを収納するための収納部 3と、体外において把持、収納操作を行うための操作部 7とから構成されている。

収納部 3は、図 1に詳細に示すように、中空の外筒 3 3、外筒 3 3の内部にその軸方向に揷通された内筒 4、および内筒 4の内部にその軸方向に揷通されたシャフト 5とからなっている。

外筒 3 3は主として血管等の内部に揷通されるカテーテルとしての機能と把持部 2を収納する機能とを果たす部分で、所定の外径，内径を有する中空の筒部材からなり、曲げ性等の柔軟性、機械的強度等に富む合成樹脂等の材料で形成することが望ましく、市販のカテーテルを利用することも可能である。また、内筒 4は主として把持部 2の外筒 3 3からの露出およぴ外筒 3 3内べの収納を可能にする機能を果たす部分で、外筒 3 3と同様の材料で形成することができる。内筒 4の外径は外筒 3 3の内径よりわずかに小さく形成されており、内筒 4は外筒 3 3内を外筒 3 3に対して管軸方向前後への往復運動および管軸を中心とした正逆の回転運動が可能であるように構成されている。

さらに、シャフト 5は主として把持部 2の開閉動作を可能に "る機能を果たす部分で、柔軟性、機械的強度等に富む材料で形成することが望ましく、例えば密着卷きのコィルパイプで形成することができる。 · 図 1に示すように、外筒 3 3の先端部 3 2は外側に向けてテーパーを設けた形状を有しており、ステントを外筒 3 3内に収容する際の引つかかりを少なくするよう形成してある。

また、外筒 3 3の基端部では、その端部開口を塞ぐように設けられた円板状の手元部 3 4の中心部を、内筒 4の基端部が手元部 3 4と液密的かつ摺動可能に貫いており、内筒 4の基端部と手元部 3 4のうち一方を他方に対して移動させることにより、内筒 4を外筒 3 3内の管軸方向に自由に往復移動させることができるよう構成してある。

なお、手元部 3 4の近傍にはポート 3 1が設けられており、ここを通して外筒 3 3内を生理食塩水等でフラッシュすることが可能な構造になっている。把持部 2は、図 2および図 3に詳細に示すように、内筒 4の先端部 2 5に、その周方向に等間隔に 4個の支軸 2 4でそれぞれ回自在に支持された 4本の鉗子 2 0を有しており、各鉗子 2 0の先端部はそれらを結ぶ円の内側にやや屈曲する'ことでステントの把持を容易にしてある。さらに、各鉗子 2 0はその長さ方向ほぼ中央に設けられた連結軸 2 2 aによりジョイント 2 1の一端に回動自在に支持されており、ジョイント 2 1の他端は、シャフト 5の先端部 2 3に設けられた連結軸 2 2 bに回動自在に支持されている。

したがって、内筒 4に対してシャフト 5をスライド操作することによって、シャフト先端部 2 3と鉗子 2 0の連結軸 2 2 aとの位置関係が変化する。かかる構成により、シャフト 5をその基端部側に引くことで、シャフト 5を介して互いに向かい合う鉗子 2 0同士距離は増大し、結果として 4本の甜子 2 0の各先端部を結ぶ円は拡径する。反対に、シャフト 5をその先端側に押すことで 4本の鉗子 2 0の各先端部を結ぶ円は縮径する。このようにして、把持部 2の開閉を体外から遠隔操作することができる。

このように、本実施形態においてはシャフト 5の軸方向に沿った往復動作を 'リンク機構を利用して 4本の鉗子 2 0の開閉動作に変換することでステント等に対する把持力を得るよう構成されている。

なお、本実施形態においては 4本の鉗子を備えた場合を示しているが、鉗子 2 0の本数は 4本に限られるものではなく、 2本、 3本、あるいは 5本以上であっても良く、その本数は回収対象物の形状、材質、構造等に応じて適宜決定することができる。ただし、一般に、ステント等の回収対象物を容易、確実に把持するためには、 3本以上の鉗子を備えていることが望ましい。

また、本実施形態においては、 4本の鉗子は内筒 4の先端部 2 5に、その周方向に等間隔に位置しているが、各鉗子間の間隔は必ずしも一様である必要はなく、回収対象物の形状、材質、構造等に応じて適宜異ならしめることで把持' 機能をより高めることもできる。

さらに、図 1〜図 4に示すように、シャフト 5の中心、軸心部分には、操作部 7まで達する貫通孔が設けてあり、その中をガイドワイヤー 6が装置 1の長手方向に沿ってスムーズに往復移動できるよう構成されている。ガイドワイヤ一 6は主として把持部 2がステントの端部にスムーズに接近し、ステントを掴み易くする役割を果たす。

なお、外筒 3 3、内筒 4、シャフト 5およびガイドワイヤー 6は、ステントが血管内の所定の位置にあるときに体外から本装置 1を操作部 7を介して操作するのに十分な長さをそれぞれ有している。

また、図 1および図 4に示すように、内筒 4内のシャフト 5の基端部は外筒 3 3の基端面を貫いて手前に引き出されているが、人がその部分を手に持って操作を行う際にシャフト 5の保持を確実にし；シャフト 5の押し引き動作を容易にするために、操作部 7内においてシャフト 5の基端部 1 2に接続した接続用シャフト 1 0の基端部に取っ手 8が取り付けられている。

さらに、シャフト基端部 1 2には、その一部に切欠き 1 3が設けてあり、ガ、ィドワイヤー 6がポート 1 1から揷入或いは抜去可能な構成としてある。

接続シャフト 1 0のガイド孔 1 4内には接続シャフト 1 0を包囲するように所定長さのコイルスプリング 3 0が配されており、シャフト 5の引っ張り量を所定量以下に制限している。上述したように、把持部 2はシャフト 5をその先端側に最大限押し出した状態において最も窄まり、そこからシャフト 5をその基端部側に引いてジョイント 2 1がシャフト 5の軸心に対し垂直に位置した時に最も開いた状態となる。従って、コイルスプリング 3ひを設けてシャフト 5の引っ張り量を所定量以下に制限しておけば鉗子 2 0のスムーズな最大範囲の開閉が常時確保できるので好ましい。

なお、上述したように外筒 3 3と內筒 4との間の位置関係および内筒 4とシャフト 5との間の位置関係はそれぞれ装置 1の長手方向に変更可能である力ネジゃピン等の一時的係合手段によって相互の位置関係を所望の状態で固定できるように構成しておくことが好ましい。このように構成することにより、例えば外筒 3 3と内筒 4との間の位置関係を固定したまま内筒 4に対してシャフト 5を相対的に移動したり、あるいは内筒 4とシャフト 5との間の位置関係を固定したまま外筒 3 3に対して内筒 4を相対的に移動したりすることが容易になり、ステントの把^、回収をより安全かつ容易、迅速、確実に行うことができる。 .

以下、本発明に係る残留物回収装置を用いた回収操作を血管内留置力チーテルの回収を例にとり,、図 5〜図 8を参照して説明する。なお、図 5〜図 8においては、説明の便宜上、各部材の縮尺は異なって描かれており、また各部の寸法も実際の寸法を必ずしも反映していないことに留意されたい。

まず、図 5にその位置関係を示すように、力'イドワイヤー 6の先端部を血管 1 0 0内に留置したステント 5 0の網目状の筒内を通過させてステント遠位まで進入させる。

次に、外筒 3 3内にガイドワイヤー 6を揷通させた状態で、外筒 3 3の先端をステント近傍まで導入する。その際、把持部 2を備えた内筒 4はその中にガィドワイヤー 6を挿通させた状態であらかじめ完全に外筒 3 3内に収納しておくカあるいは先に外筒 3 3のみを血管内に導入し、把持部 2の付いた内筒 4は後で外筒の基端部開口からその中にガイドワイヤー 6を揷通させつつ送り込んでも良い。

次いで、手元部 3 4を保持、固定した状態で、内筒 4の基端部を先端側に向力つて押すことで、外筒 3 3内に収納されていた把持部 2を外筒 3 3の前方に押し出して血管 1 0 0内に露出させ、次いで内筒 4の基端部を保持、固定した' 状態で取っ手 8を手元側（矢印 2 0 0の方向）に引いてシャフト 5を内筒 4に対して相対的に基端部側に移動させる（このとき、外筒 3 3と内筒 4との間の相対的位置関係は上述した方法により固定されている）ことで鉗子 2 0を矢印 2 3 0の方向に広げ、そのまま把持部 2をガイドワイヤー 6に沿って前進させてステント 5 0の基端部と血管 1 0 0の内壁との間に各鉗子 2 0の先端部を入り込ませる。

このとき、上述したように、ガイドワイヤー 6は、鉗子 2 0がステント 5 0 の基端部にスムーズに接近し、ステント 5 0の基端部と血管 1 0 0の内壁との間に容易に入り込んでステント 5 0を掴み易くする効果（捕捉効果）を発揮する。

また、上述した通常の方法によってはステント 5 0を容易に捕捉できない場合、力かる捕捉効果をさらに有効に発揮させるために、例えば図 8に示すように、ガイドワイヤー 6の先端をステント 5 0と血管 1 0 0の内壁との間に進入させ、次いでステント 5 0の外側からステント 5 0の網目を通過させてステント 5 0の網目の筒の内側に挿入した後、このガイドワイヤー 6にガイドされつつ把持部 2を前進させてステント 5 0の基端部外周と血管 1 0 0の内壁との間に鉗子 2 0の先端部を挿入するようにすればよい。

なお、説明の便宜上、図 8は血管 1 0 0内に存在するステント 5 0の上半部のみを示しており、またガイドワイヤー 6は図中の右側から左側へ向かってステント 5 0内部に挿入されるものとする。次いで、図 6に示すように、外筒 3 3を保持、固定した状韓で取っ手 8を先端方向（矢印 2 1 0の方向）に押して（このとき、外筒 3 3と内筒 4との間の相対的位置関係は上述した方法により固定されている）各鉗子 2 0を矢印 2 4 0で示すように閉じ、ステント 5 0の基端部を把持する。

この場合、本実施形態においては、把持手段 2の開閉を、リンク機構を用レ、、さらに内筒 4とシャフト 5との間の相対的運動に基づいて行っているので、回収したいステント 5 0の形状、材質、構造等に jfeじて把持部の把持力や開き角度等を柔軟な対応性をもって容易かつ自由に調整でき、安全かつ容易、迅速、確実にステント 5 0を把持することができる。

なお、本実施形態においては、把持手段 2によるステント 5 0の把持をさらに確実にするために、上述したのと同様の操作によって、鉗子 2 0を再度開き、その開いた状態で把持部 2をさらに前進させた後、鉗子 2 0を閉じる動作を必要回数繰り返してステント 5 0を把持手段 2のさらに深部に取り込んでも良い。

次に、図 7に示すように、手元部 3 4を保持して内筒 4の基端部を手前方向 (矢印 2 2 0の方向）に引くと共に、外筒 3 3を先端方向（矢印 2 5 0の方向）に押し出してステント 5 0を外筒 3 3内に収容する。この場合、鉗子 2 0が閉じた状態では、各鉗子 2 0の与える最大外径は内筒 4の外径とほぼ等しくなるため、閉じた状態の把持部 2を外筒 3 3内に収納することができる。

ステント 5 0が完全に外筒 3 3内に収納された後、回収装置 1を血管 1 0 0 から体外に抜き去る。このようにして、ステントを把持、回収することができる。

Claims

請求の範囲

1 . 血管等の体内管状器官内部の残留物を回収するための装置であって、管状器官の内部に挿入される中空の外筒、該外筒内に揷通された内筒、および該内筒の先端部にリンク機構を用いて開閉可能に設けられた把持手段を有することを特徴とする残留物回収装置。

2. 前記内筒内にその軸方向にガイドワイヤー挿通用の貫通孔が設けられている請求項 1に記載の残留物回収装置。

3 . 前記內筒'内に揷通されたシャフトをさらに有しており、かつ前記把持手段が、複数の棒状部材であって、それぞれその基部において前記内筒の先端部に回動可能に支持されると共に、その基部以外の部分においてジョイントを介して該シャフトの先端部分に連結されている棒状部材を有している請求項 1に記載の残留物回収装置。

4 . 血管等の体内管状器官内部の残留物を回収するための装置であって、管状器官の内部に挿入される中空の外筒、該外筒内に揷通された内筒、該内筒内に揷通されたシャフト、および該内筒の先端部に設けられた把持手段を有しており、該.内筒と該シャフトとの間の相対的運動に基づく該把持手段の開閉動作により残留物を把持し、把持した残留物を該外筒と該内筒との間の相対的運動により該外筒內に収容する残留物回収装置。

5 . 前記シャフト内にその軸方向にガイドワイヤー揷通用の貫通孔が設けられている請求項 3または 4に記載の残留物回収装置。

6 . 基端部側に、前記把持手段による残留物の把持、収容を操作するための操作部をさらに有している請求項 1〜 5のいずれかに記載の残留物回収装置。