JPH08307485A - 電話機の回線電流検出回路 - Google Patents

電話機の回線電流検出回路

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JPH08307485A
JPH08307485A JP13100195A JP13100195A JPH08307485A JP H08307485 A JPH08307485 A JP H08307485A JP 13100195 A JP13100195 A JP 13100195A JP 13100195 A JP13100195 A JP 13100195A JP H08307485 A JPH08307485 A JP H08307485A
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JP
Japan
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circuit
line
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line current
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JP13100195A
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English (en)
Inventor
Masayuki Misawa
澤 正 幸 三
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08307485A publication Critical patent/JPH08307485A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回線とシステム制御回路間の絶縁特性を充分
確保しながら、微小な電流により動作して回線電流の有
無を検出し、コストを削減できる電話機の回線電流検出
回路を提供する。 【構成】 オフフックしたときの回線の接続状態が正常
か否かをシステム制御回路において判定するため、前記
オフフックしたときの電話機における回線電流を検出す
る電話機の回線電流検出回路において、オフフックによ
りオン状態となり前記回線をスピーチネットワークへ接
続するスイッチングトランジスタ回路のベース電流を検
出するベース電流検出回路と、該ベース電流検出回路に
対し絶縁された状態で前記ベース電流の検出結果を前記
システム制御回路に出力する検出結果出力回路とを備え
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電話機がオフフック
されたときの回線状態を判定するための電話機の回線電
流検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電話機の電源回路としての商用
電源等と電話回線間は絶縁を保った状態に製造されるこ
とが求められているが、図2は、上記のような条件を備
えた従来の電話機の回線電流検出回路の構成を示す回路
図である。図において1は回線から供給される電流を整
流するための整流回路、2と3は整流回路1の出力側に
接続された抵抗素子、4は回線とスピーチネットワーク
サーキット9の接続/非接続を切替えるスイッチングト
ランジスタ回路、5はスイッチングトランジスタ回路4
のベース端子に接続された抵抗、6はシステム制御回路
7の出力ポート7aから出力される制御信号によりトラ
ンジスタ8を導通させるフォトカプラである。9は回線
と送受話器との間で信号変換(2線−4線変換)などを
行うスピーチネッワークサーキットである。10は回線
電流を検出するための回線電流検出回路を構成する電流
検出リレーコイル、11は電流検出リレーコイル10に
並列に接続されたコンデンサ、12は電流検出リレーコ
イル10により開閉されるリレー接点である。リレー接
点12はシステム制御回路7の入力ポート7bに接続さ
れている。
【0003】図2のαもしくはα′は、フックSWであ
り、メカニカルSWやリレーSW等で構成される。オフ
フックによりフックSWαは、オンとなり、局等からの
電源供給で整流回路の出力に電圧が発生する。この電圧
は、抵抗2及び3で分圧され、トランジスタ8をオンさ
せ、従ってスイッチングトランジスタ回路4をオンさせ
て、回線電流をスピーチネットワークサーキット9に供
給する。トランジスタ回路4は、システムからの制御信
号により、パルスダイヤル信号やフラッシュ信号などを
発生させる機能も持っている。システムからの制御信号
に依って、フォトカプラ6がオンになれば抵抗3を短絡
したことになり、トランジスタ8ひいてはトランジスタ
回路4がオフとなり、回線電流を遮断する。これらの信
号を発生させてないときは、フォトカプラ6はオフとな
る。この時、フックSWがオンでかつ回線電流が供給さ
れていれば、回路は閉成され回線電流が電流検出リレー
コイル10を励磁しリレー接点12を閉成する。もし、
回線が接続されていない等で、局等からの電源が供給さ
れない場合は、電流検出リレーコイル10を励磁でき
ず、リレー接点12は開く。システム制御回路7は、リ
レー接点12が閉成されているか否かを判断し、回線状
態の正常・異常などを判断する。
【0004】また、従来の電話機の回線電流検出回路と
しては、回線に直列にフォトカプラを挿入したものもあ
る。例えば、図2のAまたはA′の位置へ図3(a)の
フォトカプラを挿入するか、あるいは図2のBまたは
B′の位置へ図3(b)のフォトカプラを挿入する方法
がある。フォトカプラ内のフォトトランジスタのオン/
オフを検出することで回線電流の有無を判定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電話機の絶縁タ
イプの回線電流検出回路は以上のように構成されている
ので、電流検出リレーを用いたものでは、電流検出リレ
ーが高価であると共に実装スペースを要することからコ
ストの増加を招来すると共に、実装面でも不利となる問
題点があった。
【0006】また、回線に直列にフォトカプラを挿入す
る場合においては、フォトカプラの入力側の発光ダイオ
ード素子の特性として回線電流を充分流すことの出来る
順方向電流値の大きなものが要求され、コストの増加を
招来する問題点があった。
【0007】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、回線とシステム制御回路間の絶縁
特性を充分確保しながら、微小な電流により動作して回
線電流の有無を検出し、コストを削減できる電話機の回
線電流検出回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電話機の回
線電流検出回路は、オフフックしたときの回線の接続状
態が正常か否かをシステム制御回路において判定するた
め、前記オフフックしたときの電話機における回線電流
を検出する電話機の回線電流検出回路において、オフフ
ックによりオン状態となり前記回線をスピーチネットワ
ークへ接続するスイッチングトランジスタ回路のベース
電流を検出するベース電流検出回路と、該ベース電流検
出回路に対し絶縁された状態で前記ベース電流の検出結
果を前記システム制御回路に出力する検出結果出力回路
とを備えたものである。
【0009】また本発明に係る電話機の回線電流検出回
路は、ベース電流検出回路を発光ダイオードにより構成
すると共に、検出結果出力回路を前記発光ダイオードか
ら発せられた光を受光するフォトトランジスタにより構
成したものであり、この部品で電気的絶縁がなされる。
【0010】
【作用】本発明における電話機の回線電流検出回路は、
オフフックされると導通状態となって回線をスピーチネ
ットワークへ接続するスイッチングトランジスタ回路の
ベース電流を検出することで回線電流を検出することか
ら、直接、回線電流を検出する場合、すなわち前記スイ
ッチングトランジスタ回路のコレクタ電流を検出する従
来の場合に比べトランジスタの直流電流増幅率に応じた
小電流値による回線電流の検出が可能となり、入力電流
容量の小さなフォトカプラの使用が可能となりコスト削
減が実現する。
【0011】また、本発明における電話機の回線電流検
出回路は、スイッチングトランジスタ回路のベース電流
を検出するベース電流検出回路と、前記ベース電流の検
出結果をシステム制御回路に出力する検出結果出力回路
とを発光ダイオードとフォトトランジスタからなるフォ
トカプラにより構成することで、回線とシステム制御回
路間の絶縁特性を充分確保しながら、微小な電流により
回線電流の有無を検出する電流容量の小さな回線電流検
出素子の使用を可能にし、コストの削減を実現する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は、本実施例の電話機の回線電流検出回路の構
成を示す回路図である、図1において図2と同一の部分
については同一の符号を付し説明を省略する。図におい
て、15はフォトカプラであり、トランジスタ8のエミ
ッタ、コレクタを通してスイッチングトランジスタ回路
4のベース端子とグランド間に接続された発光ダイオー
ド15aと、システム制御回路7の入力ポート16とシ
ステム制御回路7側のグランドとの間に接続されたフォ
トトランジスタ15bとから構成されている。
【0013】次に動作について説明する。αはフックS
Wであり、図2と同様にメカニカルSWやリレーSW等
で構成される。また、スイッチングトランジスタ回路4
は、システムからの制御信号により、パルスダイヤル信
号やフラッシュ信号を発生させる。パルス信号やフラッ
シュ信号を発生させてない時は、制御回路からの制御信
号7aはLowであり、フォトカプラ6はオフとなる。
一方、オフフックにより、フックSWαはオンとなり、
局等からの電源供給で、整流回路の出力に電圧が発生す
る。この電圧は、抵抗2及び3で分圧されトランジスタ
8をオンさせ、従って、スイッチングトランジスタ回路
4をオンさせて、回線電流をスピーチネットワークサー
キット9に供給する。
【0014】このとき回線の接続状態が正常であれば、
つまり、局より回線電流が供給されていれば回線電流が
整流回路1の正極側出力端子よりコレクタ電流としてス
イチングトランジスタ回路4を流れると共に、スイチン
グトランジスタ回路4のベース端子からベース電流がト
ランジスタ8のコレクタ端子およびエミッタ端子、さら
にフォトカプラ15の発光ダイオード15aを介して整
流回路1の負極側へ流れ込むことになる。このベース電
流は、周知のように回線電流であるコレクタ電流に比べ
て充分小さく、許容順方向電流値の小さい発光ダイオー
ド15aを有したフォトカプラ15を使用できる。も
し、回線が接続されない等で、局等からの電源が供給さ
れない場合は、フォトカプラ15の発光ダイオード15
aには、電流が流れない為、フォトトランジスタ15b
はオフとなる。
【0015】システム制御回路7は、フォトカプラ15
のフォトトランジスタ15bのコレクタ端子の電位レベ
ルを入力ポート16から取り込み、‘H’レベルのとき
には回線電流が零であると看做して回線の接続状態に何
らかの異常があると判断し、また‘L’レベルのときに
は回線電流が流れており回線の接続状態が正常であると
判断する。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によればオフフッ
クによりオン状態となり回線をスピーチネットワークへ
接続するスイッチングトランジスタ回路のベース電流を
システム制御回路において絶縁を保ちながら検出するこ
とで回線電流の有無を判定するようにしたので、回線電
流に影響を与えることなく、またベース電流検出回路の
容量を小さくすることができ、コストを削減できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電話機の回線電流検出
回路の構成を示す回路図である。
【図2】従来の電話機の回線電流検出回路の構成を示す
回路図である。
【図3】従来のフォトカプラによる電話機の回線電流検
出回路である。
【符号の説明】
4 スイッチングトランジスタ回路 7 システム制御回路 9 スピーチネットワーク 15a 発光ダイオード(ベース電流検出回路) 15b フォトトランジスタ(検出結果出力回路)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オフフックしたときの回線の接続状態が
    正常か否かをシステム制御回路において判定するため、
    前記オフフックしたときの電話機における回線電流を検
    出する電話機の回線電流検出回路において、オフフック
    によりオン状態となり前記回線をスピーチネットワーク
    へ接続するスイッチングトランジスタ回路のベース電流
    を検出するベース電流検出回路と、該ベース電流検出回
    路に対し絶縁された状態で前記ベース電流の検出結果を
    前記システム制御回路に出力する検出結果出力回路とを
    備えたことを特徴とする電話機の回線電流検出回路。
  2. 【請求項2】 前記ベース電流検出回路を発光ダイオー
    ドにより構成すると共に、前記検出結果出力回路を前記
    発光ダイオードから発せられた光を受光するフォトトラ
    ンジスタにより構成したことを特徴とする請求項1記載
    の電話機の回線電流検出回路。
JP13100195A 1995-05-01 1995-05-01 電話機の回線電流検出回路 Pending JPH08307485A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000006583A (ko) * 1998-07-21 2000-01-25 이토가 미찌야 대기모드시소비전력을감소시킬수있는네트워크제어장치

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KR20000006583A (ko) * 1998-07-21 2000-01-25 이토가 미찌야 대기모드시소비전력을감소시킬수있는네트워크제어장치

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