JPH0537631Y2 - - Google Patents

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JPH0537631Y2
JPH0537631Y2 JP4619785U JP4619785U JPH0537631Y2 JP H0537631 Y2 JPH0537631 Y2 JP H0537631Y2 JP 4619785 U JP4619785 U JP 4619785U JP 4619785 U JP4619785 U JP 4619785U JP H0537631 Y2 JPH0537631 Y2 JP H0537631Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、多機能電話機などの被電源供給回路
への過電圧印加、逆電圧印加を防止する電源供給
制御回路に関する。
〔考案の技術的背景〕
末端機器の1つである従来の電話機は、局線を
通して供給される48Vの局電源電圧により動作す
る構成となつている。ところが最近の拡声機能、
メモリ機能、ランプ表示機能等を持つた多機能電
話機は、局電源電圧レベルでは動作するに不充分
なため、商用電源電圧を適当なレベルに変化して
得た直流電圧を外部から供給して動作させるよう
な構成となつている。
第2図は多機能電話機の外観図であつて、1は
電話機本体、2は局線との接続線、3は電源アダ
プタであり、この電源アダプタ3において変換さ
れた直流電圧が電源供給線4を通つて電話機本体
1内の回路に供給されている。
ところで、従来、電源供給線4は電話機本体1
に組み込まれた構造となつているので、電話機本
体1を移動する場合、電源供給線4がさまたげと
なり、さらに電源アダプタ3も一緒に運ばなけれ
ばならず不便であつた。このため、電源供給線4
にプラグを設け、一方電話機本体1にジヤツクを
設けた接続コネクタが用いられるようになつた。
〔背景技術の問題点〕
ところで、接続コネクタは、製造の容易さ、ま
た電源アダプタ3の汎用性等を考慮して同心円筒
形状の構造となつているものが多い。ところが、
このような同心円筒形状の電源アダプタは、直流
出力電圧が4.5V,6V,9V,12V,24Vのレベル
に設定されており、またプラグの内側導体が正極
で、外側導体が負極であるものや、逆に外側が正
極でも内側導体が負極であるもの等種々の構成の
ものがある。
したがつて、電話機本体1に各出力電圧レベル
の電源アダプタ3が接続可能であり、このため電
話機本体1内の回路に許容電圧より高い過電圧が
加わつたり、また逆電圧が加わる虞れが多分にあ
る。このように過電圧や逆電圧が加わると、電話
機本体1内の回路が動作しないばかりでなく、甚
しくは破損する虞れもある。
〔考案の目的〕 本考案は上記実情に基づいてなされたもので、
その目的とするところは、簡単な構成で、過電圧
の印加および逆電圧の印加を確実に防止し、しか
もスイツチ駆動回路が動作不能になつた場合でも
過電圧の印加および逆電圧の印加を防止すること
ができ、これにより動作信頼性の極めて高い電源
供給制御回路を提供することにある。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するために本考案は、被電源供
給回路への電源供給路にスイツチング素子を介挿
するとともに、電源端子間に、スイツチ駆動回路
と方向性素子とを直列にかつ方向性素子の向きを
順方向にして接続し、かつ電源端子間に印加され
た電圧の大きさを検出してその電圧が所定レベル
範囲内のレベルであるか否かを判定する電圧検出
回路を設けている。そして、上記方向性素子によ
り、上記電源端子間に正規の極性の電源電圧が印
加されているときには、上記スイツチ駆動回路を
動作状態に設定してスイツチング素子を導通さ
せ、一方正規の極性とは逆極性の電源電圧が印加
されたときには上記スイツチ駆動回路を非動作状
態に設定してスイツチング素子を遮断状態に復帰
させ、かつ上記電圧検出路により、電源端子間に
印加された電源電圧が所定レベル範囲内の電圧で
あるときには上記スイツチ駆動回路を動作状態に
設定してスイツチング素子を導通させ、一方所定
レベル範囲外の電源電圧が印加されたときには上
記スイツチ駆動回路を非動作状態に設定してスイ
ツチング素子を遮断状態に復帰させるようにした
ものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例について第1図を参照
して説明する。第1図は本考案の電源供給制御回
路を多機能電話機に適用した場合の構成図であ
る。同図において10,11は電源アダプタから
供給される直流電圧を受ける電源端子であつて、
電話機本体の外装に設けられたジヤツクに相当す
る部分である。なお、印加電圧の極性は被電源供
給回路である電話機本体内の本体回路12に応じ
て電源端子10側が正極(+)、電源端子11側
が負極(−)に設定されている。
さて、第1図において20はスイツチ回路であ
り、スイツチング素子としてのNPN形トランジ
スタQ1を有し、さらにこのトランジスタQ1が導
通したときコイルRycが励磁されて切換接点Rys
ブレーク接点b側からメーク接点m側へ切換わる
リレーと、抵抗21とを有して構成される。この
スイツチ回路20は、リレーの切換接点Rysがメ
ーク接点m側へ切換わつたとき、電源端子10,
11と本体回路12との間の電源供給路を形成す
るものである。D1は方向性素子たるダイオード
であり、このダイオードD1はカソード側を電源
端子11側にして電源端子10,11間にトラン
ジスタQ1と直列に接続される。このダイオード
D1は比較的高い耐逆電圧を有している。30は
電圧検出回路であり、電源端子10,11間に印
加される電圧の大きさを検出してそれぞれが所定
レベル範囲内の大きさであるときに限りトランジ
スタQ1を導通制御するもので、具体的には次の
ように構成されている。すなわち、電源端子10
に一端子が接続された電源スイツチ13の他端子
とダイオードD1のアノードとの間に直列に接続
されたツエナダイオードD2、抵抗31および抵
抗32と、同じく電源スイツチ13の他端とダイ
オードD1のアノードとの間に直列に接続された
抵抗33,34と、抵抗33,34の接続点、抵
抗34とダイオードD2の接続点および抵抗3
1,32の接続点のそれぞれにコレクタ、エミツ
タおよびベースが接続されたNPN形トランジス
タQ2とからなつてる。ツエナダイオードD2は、
カソードを電源端子10側にして接続され、その
ツエナ電圧は本体回路へ印加されるべき所定のレ
ベル範囲をV1〜V2としたときその最大許容電圧
V1よりやや大きな電圧である。したがつて、こ
の所定の電圧V1より大きな電圧、厳密にはこの
所定の電圧V1にダイオードD1の順方向電圧を
加えた大きさの電圧が電源端子10,11間に印
加されたときツエナダイオードD2が降伏して抵
抗31,32にツエナ電流が流れ、それ以外のと
きには抵抗31,32には電流が流れない。そし
て、抵抗31,32に電流が流れたときにトラン
ジスタQ2にベース電流が流れ、このトランジス
タQ2が導通する。このとき抵抗31はトランジ
スタQ2により短絡されることとなる。トランジ
スタQ2が導通しないときは、抵抗34の両端に
は抵抗31,32の分圧比で電源電圧を分圧した
電圧が現われる。分圧比は本体回路12への最小
許容電圧V2以上の電圧が電源端子10,11間
に印加されたときトランジスタQ1を導通させる
に足るベース電圧が得られるように定めればよ
い。なお、抵抗34は最小許容電圧以下の電源電
圧が本体回路に印加されることをも防止するため
のもので、必ずしも必要でない。その場合の所定
レベル範囲は最大許容電圧V1以下の全範囲とな
る。
次に上記の如く構成された回路の動作について
説明する。電源アダプタから電源端子10,11
間に、本体回路12に供給すべき電圧レベルの直
流電圧が電源端子10を正極、電源端子11を負
極として加わり、この状態で電源スイツチ13が
閉じられるとツエナダイオードD2は導通状態に
ならず、抵抗33を通してトランジスタQ1にベ
ース電流が流れてトランジスタQ1が導通する。
このトランジスタQ1の導通によりリレーのコイ
ルRycが励磁されてリレーの接点Rysがメーク接点
mに切換接続されるとともに、抵抗21を介して
このリレーのコイルRycに電流が流れ続ける。こ
れにより、電源端子10,11間に加わつた直流
電圧がメーク接点mを介して本体回路12に供給
される。この結果、電話機は拡声機能などの多機
能を実現するため回路部が動作するようになる。
次に電源端子10,11間に過電圧となる直流
電圧が加わつた場合について説明する。過電圧が
加わるとツエナダイオードD2が導通するため、
トランジスタQ2にベース電流が流れるようにな
る。このとき、トランジスタQ1にはベース電流
が流れないためトランジスタQ1は非導通状態に
ある。したがつて、リレーのコイルRycは励磁さ
れず本体回路12に直流電圧を供給するためのリ
レーの接点Rysはブレーク接点bに接続されたま
まの状態にある。
また、電源端子10,11間に逆電圧が加わる
と、この逆電圧はダイオードD1により阻止され
るためスイツチ回路20に直流電圧か加わらず、
リレーのコイルRycは励磁されない。したがつて、
本体回路12には逆電圧が印加されることはな
い。
このように電源端子10,11間に、過電圧印
加防止用のツエナダイオードD2および逆電圧印
加防止用のダイオードD1を接続し、過電圧印加
時にはツエナダイオードD2が導通してトランジ
スタQ1を非導通状態にしてリレーの接点Rysをブ
レーク接続b側に接続して過電圧印加を防止し、
また逆電圧印加時にはダイオードD1によりトラ
ンジスタQ1を非導通状態にして逆電圧印加を防
止するので、電話機本体に過電圧および逆電圧と
なる電源アダプタが誤つて接続されても過電圧、
逆電圧は電話機の本体回路12に供給されず、本
体回路12を破損するような虞れはない。これに
より、汎用性のある接続コネクタを設けた電源ア
ダプタを安心して使用することができる。また、
本装置は第1図に示すように簡単な回路構成によ
つて実現している。
さらに本実施例では、正規の電源電圧が印加さ
れているときにリレーのコイルRycに駆動電流を
供給して励磁することによりリレー接点Rysをメ
イク側に切り替え、逆電圧印加時および過電圧印
加時には上記リレーのコイルRycへの駆動電流の
供給を遮断して励磁状態を解除することによりリ
レー接点Rysをブレーク側に復帰させるように回
路を構成している。このため、例えばリレーのコ
イルRycが断線などにより動作不能状態に陥つた
場合にも、リレー接点Rysはブレーク側に復帰す
るため、この状態で仮に逆電圧または過電圧が印
加されたとしても、これらの以上電圧は本体回路
12に供給される心配はない。
すなわち、本実施例の回路は、回路故障が生じ
た場合をも考慮して、回路が常に安全サイドに動
作するように構成されており、これにより動作信
頼性の極めて高い回路を実現している。
なお、本考案は上記一実施例に限定されるもの
ではない。上記一実施例では多機能の電話機に適
用した場合について説明したが、本考案の回路
は、過電圧および逆電圧の印加を防止する必要の
ある被電源供給回路であればその全ての回路に適
用することができる。
〔考案の効果〕 本考案によれば、電圧検出回路によつて電源電
圧を検出し、かつスイツチング素子を駆動するス
イツチ駆動回路に方向性素子を接続し、過電圧お
よび逆電圧の印加時に、被電源供給回路に直流電
圧を供給するためのスイツチング素子を非導通制
御して過電圧、逆電圧の印加を防止するので、過
電圧印加および逆電圧印加を確実に防止し得、か
つ構成の簡単な電源供給制御回路を提供できる。
また本考案では、正規の電源電圧が印加されて
いるときにスイツチ駆動回路を動作させてスイツ
チング素子を導通側に設定し、逆電圧または過電
圧の印加時にはスイツチ駆動回路に対する駆動電
流の供給を遮断してスイツチ駆動回路を非動作状
態とし、これによりスイツチング素子を遮断側に
復帰させるように構成している。このため、たと
えスイツチ駆動回路の動作不良等が生じた場合で
も、スイツチング素子を遮断側に設定することが
でき、この状態で仮に逆電圧または過電圧が印加
されても、これらの異常電圧が被電源供給回路に
供給されないようにすることができる。すなわ
ち、回路故障が生じた場合をも考慮して、回路を
常に安全サイドに動作するように構成し、これに
より高い動作信頼性を確保できる電源供給制御回
路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電源供給制御回路の一実
施例を示す構成図、第2図は多機能電話機の外観
図である。 10,11……電源端子、12……本体回路、
13……電源スイツチ、20……スイツチ回路、
30……電圧検出回路、D1……ダイオード、D
2……ツエナダイオード、Q1,Q2……NPN形ト
ランジスタ、Ryc……リレーのコイル、Rys……リ
レーの切換接点、m……メーク接点、b……ブレ
ーク接続点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被電源供給回路に印加すべき正規の極性および
    所定レベル範囲内の電圧が電源端子間に印加され
    たとき、この電源端子と前記被電源供給回路との
    間に電源供給路を形成する電源供給制御回路にお
    いて、 前記電源供給路に介挿されたスイツチング素子
    と、 前記電源端子から駆動電流が供給されている期
    間に動作状態となり前記スイツチング素子を導通
    させて前記電源供給路を形成し、一方前記駆動電
    流の供給が断たれたときに非動作状態となり前記
    スイツチング素子を非導通状態に復帰させて前記
    電源供給路を遮断するスイツチ駆動回路と、 前記電源端子間に前記スイツチ駆動回路と直列
    でかつ前記正規の極性に対し順方向に接続され、
    前記電源端子間に前記正規の極性の電源電圧が印
    加された場合に導通し、前記スイツチ駆動回路に
    駆動電流を供給してこのスイツチ駆動回路を動作
    状態に設定し、一方前記正規の極性とは逆極性の
    電源電圧が印加された場合に遮断し、前記スイツ
    チ駆動回路への駆動電流の供給を断つてこのスイ
    ツチ駆動回路を非動作状態に設定するための方向
    性素子と、 前記電源端子間に印加された電源電圧の大きさ
    を検出し、この印加された電源電圧が前記所定レ
    ベル範囲内の電圧であるとき前記スイツチ駆動回
    路に駆動電流を供給してこのスイツチ駆動回路を
    動作状態に設定し、一方前記電源電圧が前記所定
    レベル範囲内の電圧でないとき前記スイツチ駆動
    回路への駆動電流の供給を断つてこのスイツチ駆
    動回路を非動作状態に設定するための電圧検出回
    路とを具備したことを特徴とする電源供給制御回
    路。
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JPS61164517U JPS61164517U (ja) 1986-10-13
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