JPH0417016B2 - - Google Patents
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- JPH0417016B2 JPH0417016B2 JP25860985A JP25860985A JPH0417016B2 JP H0417016 B2 JPH0417016 B2 JP H0417016B2 JP 25860985 A JP25860985 A JP 25860985A JP 25860985 A JP25860985 A JP 25860985A JP H0417016 B2 JPH0417016 B2 JP H0417016B2
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- 208000032953 Device battery issue Diseases 0.000 description 3
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は通信用端末装置などに用いられる予備
電源の2次電池の通電不能劣化監視回路に関する
ものである。
電源の2次電池の通電不能劣化監視回路に関する
ものである。
(従来の技術)
従来から、商用電源を使う通信用端末装置や火
災報知器などの防災用機器類は、商用電源停電時
にも機能を損わないようにするため、2次電池に
よる予備電源方式を採用していた。
災報知器などの防災用機器類は、商用電源停電時
にも機能を損わないようにするため、2次電池に
よる予備電源方式を採用していた。
このような予備電源における2次電池の性能劣
化を監視する方式としては、例えば、特開昭60−
106336号公報に示されているように、トリクル充
電中の2次電池の端子電圧が基準値以下に低下し
たことを検出すると、この2次電池に所定の急速
充電電流を流し、その後所定の強制放電を行な
い、その放電中あるいは放電終了時点の端子電圧
を再度基準電圧と比較して、2次電池の性能劣化
を判定する方式が提案されている。
化を監視する方式としては、例えば、特開昭60−
106336号公報に示されているように、トリクル充
電中の2次電池の端子電圧が基準値以下に低下し
たことを検出すると、この2次電池に所定の急速
充電電流を流し、その後所定の強制放電を行な
い、その放電中あるいは放電終了時点の端子電圧
を再度基準電圧と比較して、2次電池の性能劣化
を判定する方式が提案されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、2次電池の性能劣化モードの一
つとして、例えば、2次電池内部のリード線外れ
などに起因する通電不能劣化があり、このモード
の劣化が発生すると、予備電源としての機能が全
く果せなくなるため、できるだけ速やかに、2次
電池の性能劣化情報を提供する必要がある。
つとして、例えば、2次電池内部のリード線外れ
などに起因する通電不能劣化があり、このモード
の劣化が発生すると、予備電源としての機能が全
く果せなくなるため、できるだけ速やかに、2次
電池の性能劣化情報を提供する必要がある。
本発明は上記問題点に鑑み、通電不能劣化を速
やかに検出することができる2次電池の通電不能
劣化監視回路を提供するものである。
やかに検出することができる2次電池の通電不能
劣化監視回路を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
この目的を達成するために、本発明による2次
電池の通電不能劣化監視回路は、直流電源と、こ
の直流電源の電圧低下検出回路と、充電回路と、
充電電流検出回路とを具備し、この直流電源の電
圧低下を検知して、この充電電流検出回路の機能
を停止するように構成したものである。
電池の通電不能劣化監視回路は、直流電源と、こ
の直流電源の電圧低下検出回路と、充電回路と、
充電電流検出回路とを具備し、この直流電源の電
圧低下を検知して、この充電電流検出回路の機能
を停止するように構成したものである。
(作用)
この構成によれば、2次電池の充電電流を常時
監視しており、充電電源が検出できなくなれば直
ちに性能劣化情報を出力する。また商用電源が停
電した場合、直流電源から電力が供給されなくな
るため、充電電流も検出できなくなる。これが誤
つて2次電池の性能劣化情報とならないようにす
るため、直流電源の電圧低下を検出し、充電電流
検出回路の機能を停止する。
監視しており、充電電源が検出できなくなれば直
ちに性能劣化情報を出力する。また商用電源が停
電した場合、直流電源から電力が供給されなくな
るため、充電電流も検出できなくなる。これが誤
つて2次電池の性能劣化情報とならないようにす
るため、直流電源の電圧低下を検出し、充電電流
検出回路の機能を停止する。
(実施例)
以下、本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す2次電池の
通電不能劣化監視回路のブロツク図である。第1
図において、1は商用電源を降圧し整流して得ら
れた直流電源、2はこの直流電源の出力電圧を監
視する電圧低下検出回路、3は2次電池5の充電
回路、4は充電電流検出回路であり、充電電流の
通路に直列に挿入された第1の抵抗R1の両端の
電圧を監視して充電電流の有無を検出する。D1
は逆流防止のための第1のダイオード、5は2次
電池である。6はORゲートであり、通電不能劣
化および他の(例えば短絡劣化などの)劣化モー
ドの検出出力の論理和を出力し、2次電池5の性
能劣化情報とする。
通電不能劣化監視回路のブロツク図である。第1
図において、1は商用電源を降圧し整流して得ら
れた直流電源、2はこの直流電源の出力電圧を監
視する電圧低下検出回路、3は2次電池5の充電
回路、4は充電電流検出回路であり、充電電流の
通路に直列に挿入された第1の抵抗R1の両端の
電圧を監視して充電電流の有無を検出する。D1
は逆流防止のための第1のダイオード、5は2次
電池である。6はORゲートであり、通電不能劣
化および他の(例えば短絡劣化などの)劣化モー
ドの検出出力の論理和を出力し、2次電池5の性
能劣化情報とする。
以上のように構成された2次電池5の通電不能
劣化監視回路の動作について説明する。まず、商
用電源の給電中は、2次電池5へ充電電流が供給
され、第1の抵抗R1の両端に電圧降下が発生し、
これを充電電流検出回路4が監視しており、充電
電流が流れていれば充電電流検出回路4はORゲ
ート6に出力を供給しない。この状態で、2次電
池5に通電不能劣化が発生すると、充電電流が流
れなくなるため、充電電流検出回路4は、これを
検知して、ORゲート6に出力を供給する。この
結果、ORゲート6より性能劣化情報が出力され
る。
劣化監視回路の動作について説明する。まず、商
用電源の給電中は、2次電池5へ充電電流が供給
され、第1の抵抗R1の両端に電圧降下が発生し、
これを充電電流検出回路4が監視しており、充電
電流が流れていれば充電電流検出回路4はORゲ
ート6に出力を供給しない。この状態で、2次電
池5に通電不能劣化が発生すると、充電電流が流
れなくなるため、充電電流検出回路4は、これを
検知して、ORゲート6に出力を供給する。この
結果、ORゲート6より性能劣化情報が出力され
る。
次に、商用電源が停電した場合における動作に
ついて説明する。第2図は、停電直後の直流電源
1の端子電圧の過渡的変化を示す図である。商用
電源の給電中は直流電源1の端子電圧はV0であ
り、時刻t0で停電が始まると徐々に低下してゆ
く。時間t1で端子電圧はV1まで低下し、2次電池
5の端子電圧に等しくなり、第1のダイオード
D1により充電電源は流れなくなる。このため、
充電電流検出回路4は、第2図ロに示すように出
力を発生するようになる。理論回路素子は一般に
電源電圧が低くても動作するので、ORゲート6
は、時刻t2(この時の直流電源の電圧はV2まで低
下)まで動作する。前述の充電電流検出出力が、
誤つて2次電池5の性能劣化情報とならないよう
にするため、電圧低下検出回路2が直流電源1の
端子電圧を監視しており、直流電源1の電圧低下
を(理想的には時刻t1以前に)検知すると、充電
電流検出回路4に制御信号を供給し、充電電流検
出回路4の出力の発生を停止する。この結果、商
用電源が停電し、充電電流が流れなくなつた場合
にも、2次電池5の性能劣化情報は出力されない
ことになる。なお、停電直後の過渡的状況を除い
た停電中の2次電池5の通電不能劣化の検出につ
いては、放電電流の有無を検出することにより、
公知の技術で行ない得る。
ついて説明する。第2図は、停電直後の直流電源
1の端子電圧の過渡的変化を示す図である。商用
電源の給電中は直流電源1の端子電圧はV0であ
り、時刻t0で停電が始まると徐々に低下してゆ
く。時間t1で端子電圧はV1まで低下し、2次電池
5の端子電圧に等しくなり、第1のダイオード
D1により充電電源は流れなくなる。このため、
充電電流検出回路4は、第2図ロに示すように出
力を発生するようになる。理論回路素子は一般に
電源電圧が低くても動作するので、ORゲート6
は、時刻t2(この時の直流電源の電圧はV2まで低
下)まで動作する。前述の充電電流検出出力が、
誤つて2次電池5の性能劣化情報とならないよう
にするため、電圧低下検出回路2が直流電源1の
端子電圧を監視しており、直流電源1の電圧低下
を(理想的には時刻t1以前に)検知すると、充電
電流検出回路4に制御信号を供給し、充電電流検
出回路4の出力の発生を停止する。この結果、商
用電源が停電し、充電電流が流れなくなつた場合
にも、2次電池5の性能劣化情報は出力されない
ことになる。なお、停電直後の過渡的状況を除い
た停電中の2次電池5の通電不能劣化の検出につ
いては、放電電流の有無を検出することにより、
公知の技術で行ない得る。
次に本発明の第2の実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
第3図は、本発明の第2の実施例を示す2次電
池の通電不能劣化監視回路の回路図である。第3
図において、1は直流電源、3は充電回路、D1
は第1のダイオード、5は2次電池、6はORゲ
ートであり、以上は第1図の構成と同じものであ
る。21は直流電源1の電圧低下検出回路であり、
直流電源1の両端に接続された第2の抵抗R2と
ツエナーダイオードZの直列素子と、第2の抵抗
R2の両端にベースおよびエミツタがそれぞれ接
続された第1のトランジスタTr-1とから構成さ
れ、電圧低下検出回路21の出力は、前記第1の
トランジスタTr-1のコレクタから取り出される。
41は充電電流検出回路であり、エミツタに電圧
低下検出回路21の出力が供給され、ベースが第
3の抵抗R3を介して第1のダイオードD1のアノ
ード端子に、コレクタが第4の抵抗R4を介して
直流電源1の負極端子に接続された第2のトラン
ジスタTr-2と、エミツタに電圧低下検出回路21
の出力が供給され、ベースが第2のトランジスタ
Tr-2のコレクタに接続され、コレクタが第5の
抵抗R5と第6の抵抗R6の直列素子を介して直流
電源1の負極端子に接続された第3のトランジス
タTr-3とで構成され、充電電流検出回路41の出
力は、第5の抵抗R5と第6の抵抗R6の接続点よ
り取り出される。
池の通電不能劣化監視回路の回路図である。第3
図において、1は直流電源、3は充電回路、D1
は第1のダイオード、5は2次電池、6はORゲ
ートであり、以上は第1図の構成と同じものであ
る。21は直流電源1の電圧低下検出回路であり、
直流電源1の両端に接続された第2の抵抗R2と
ツエナーダイオードZの直列素子と、第2の抵抗
R2の両端にベースおよびエミツタがそれぞれ接
続された第1のトランジスタTr-1とから構成さ
れ、電圧低下検出回路21の出力は、前記第1の
トランジスタTr-1のコレクタから取り出される。
41は充電電流検出回路であり、エミツタに電圧
低下検出回路21の出力が供給され、ベースが第
3の抵抗R3を介して第1のダイオードD1のアノ
ード端子に、コレクタが第4の抵抗R4を介して
直流電源1の負極端子に接続された第2のトラン
ジスタTr-2と、エミツタに電圧低下検出回路21
の出力が供給され、ベースが第2のトランジスタ
Tr-2のコレクタに接続され、コレクタが第5の
抵抗R5と第6の抵抗R6の直列素子を介して直流
電源1の負極端子に接続された第3のトランジス
タTr-3とで構成され、充電電流検出回路41の出
力は、第5の抵抗R5と第6の抵抗R6の接続点よ
り取り出される。
以上のように構成された2次電池の通電不能劣
化監視回路について、その動作を説明する。ま
ず、商用電源の給電中は2次電池5へ充電電流が
供給される。一方、直流電源1の出力電圧V0は
ツエナーダイオードZのツエナー電圧VZより大
きく、第2の抵抗R2に電流が流れ、この両端に
接続された第1のトランジスタTr-1のベース・
エミツタ間に電圧が発生して、第1のトランジス
タTr-1は導通状態となる。充電回路3は、その
内部に抵抗成分を含むので充電電流が流れると、
充電回路3の両端に電位差が発生する。この電位
差が第2のトランジスタTr-2のベース・エミツ
タ間に供給され、第2のトランジスタTr-2もま
た導通状態となり、コレクタ・エミツタ間の電圧
は零となる。この結果第3のトランジスタTr-3
は不導通となり、ORゲート6には、充電電流検
出回路41の出力は供給されない。この状態で2
次電池5に通電不能劣化が発生すると、充電電流
が流れないようになり、充電回路3の両端の電位
差が零となり、第2のトランジスタTr-2が不導
通、第3のトランジスタTr-3が導通となり、OR
ゲート6に出力が供給され、性能劣化情報が出力
される。
化監視回路について、その動作を説明する。ま
ず、商用電源の給電中は2次電池5へ充電電流が
供給される。一方、直流電源1の出力電圧V0は
ツエナーダイオードZのツエナー電圧VZより大
きく、第2の抵抗R2に電流が流れ、この両端に
接続された第1のトランジスタTr-1のベース・
エミツタ間に電圧が発生して、第1のトランジス
タTr-1は導通状態となる。充電回路3は、その
内部に抵抗成分を含むので充電電流が流れると、
充電回路3の両端に電位差が発生する。この電位
差が第2のトランジスタTr-2のベース・エミツ
タ間に供給され、第2のトランジスタTr-2もま
た導通状態となり、コレクタ・エミツタ間の電圧
は零となる。この結果第3のトランジスタTr-3
は不導通となり、ORゲート6には、充電電流検
出回路41の出力は供給されない。この状態で2
次電池5に通電不能劣化が発生すると、充電電流
が流れないようになり、充電回路3の両端の電位
差が零となり、第2のトランジスタTr-2が不導
通、第3のトランジスタTr-3が導通となり、OR
ゲート6に出力が供給され、性能劣化情報が出力
される。
次に、商用電源が停電すると、直流電源1の出
力電圧が低下しはじめる。この時 V0<VZ<V1 を満足するようツエナーダイオードZを選択して
おくと、V0がVZに等しくなつた時刻に電圧低下
検出回路21が、充電電流検出回路41へ出力を供
給しなくなる。この結果、充電電流検出回路41
は、充電電流が流れなくなつても、ORゲート6
に出力を供給しないようになる。
力電圧が低下しはじめる。この時 V0<VZ<V1 を満足するようツエナーダイオードZを選択して
おくと、V0がVZに等しくなつた時刻に電圧低下
検出回路21が、充電電流検出回路41へ出力を供
給しなくなる。この結果、充電電流検出回路41
は、充電電流が流れなくなつても、ORゲート6
に出力を供給しないようになる。
なお、本実施例においては、第3図に破線で示
すように直流電源1の正極端子から充電回路3へ
至る結線abを取りはずし(×印)、電圧低下検出
回路21の出力を充電回路3へ結線cbを介して供
給するようにしても、全く同様な機能を果すこと
ができる。
すように直流電源1の正極端子から充電回路3へ
至る結線abを取りはずし(×印)、電圧低下検出
回路21の出力を充電回路3へ結線cbを介して供
給するようにしても、全く同様な機能を果すこと
ができる。
以下に本発明の第3の実施例について、図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第4図は、本発明の第3の実施例における2次
電池の通電不能劣化監視回路の回路図である。第
4図において、1は直流電源、3は充電回路、
R1は第1の抵抗、D1は第1のダイオード、5は
2次電池、6はORゲートであり、以上は第1図
の構成と同じものである。42は充電電流検出回
路であり、第3図の構成と殆んど同じものであ
る。22は直流電源1の電圧低下検出回路である。
直流電源1の出力電圧は第2のダイオードD2を
通じでコンデンサCに蓄えられる。第4のトラン
ジスタTr-4のベースは第7の抵抗R7を介して、
第2のダイオードD2のアノード端子に、エミツ
タは第2のダイオードD2のカソード端子に、コ
レクタは第8の抵抗R8と第9の抵抗9の直列素子
を介して、直流電源1の負極端子に接続される。
第5のトランジスタTr-5のベースは第8の抵抗
R8と第9の抵抗R9との接続点に、エミツタは直
流電源1の負極端子に接続される。第5のトラン
ジスタTr-5のコレクタは、電圧低下検出回路22
の出力端子であり、充電電流検出回路42の出力
端子に接続される。
電池の通電不能劣化監視回路の回路図である。第
4図において、1は直流電源、3は充電回路、
R1は第1の抵抗、D1は第1のダイオード、5は
2次電池、6はORゲートであり、以上は第1図
の構成と同じものである。42は充電電流検出回
路であり、第3図の構成と殆んど同じものであ
る。22は直流電源1の電圧低下検出回路である。
直流電源1の出力電圧は第2のダイオードD2を
通じでコンデンサCに蓄えられる。第4のトラン
ジスタTr-4のベースは第7の抵抗R7を介して、
第2のダイオードD2のアノード端子に、エミツ
タは第2のダイオードD2のカソード端子に、コ
レクタは第8の抵抗R8と第9の抵抗9の直列素子
を介して、直流電源1の負極端子に接続される。
第5のトランジスタTr-5のベースは第8の抵抗
R8と第9の抵抗R9との接続点に、エミツタは直
流電源1の負極端子に接続される。第5のトラン
ジスタTr-5のコレクタは、電圧低下検出回路22
の出力端子であり、充電電流検出回路42の出力
端子に接続される。
以上のように構成された2次電池の通電不能劣
化監視回路について、その動作を説明する。ま
ず、商用電源の給電中は2次電池5へ充電電流が
供給される。一方、直流電源1の出力電圧は第2
のダイオードD2を通してコンデンサCに蓄えら
れる。この結果、第4のトランジスタTr-4のベ
ース・エミツタ間には、第2のダイオードD2の
順方向降圧電圧だけ逆バイアスされ、第4のトラ
ンジスタTr-4は不導通となる。したがつて第8
の抵抗R8および第9の抵抗R9には電流が流れず、
第5のトランジスタTr-5もまた不導通であり、
充電電流検出回路42の出力端子から電流を引き
込むことはない。充電電流検出回路42の動作に
ついては第3図における動作と同様であり、充電
電流が流れている状態では、充電電流検出回路4
2はORゲート6へ出力を供給しない。2次電池5
が通電不能劣化を起した場合は、充電電流検出回
路42はORゲート6へ出力を送り、性能劣化情報
が出力される。
化監視回路について、その動作を説明する。ま
ず、商用電源の給電中は2次電池5へ充電電流が
供給される。一方、直流電源1の出力電圧は第2
のダイオードD2を通してコンデンサCに蓄えら
れる。この結果、第4のトランジスタTr-4のベ
ース・エミツタ間には、第2のダイオードD2の
順方向降圧電圧だけ逆バイアスされ、第4のトラ
ンジスタTr-4は不導通となる。したがつて第8
の抵抗R8および第9の抵抗R9には電流が流れず、
第5のトランジスタTr-5もまた不導通であり、
充電電流検出回路42の出力端子から電流を引き
込むことはない。充電電流検出回路42の動作に
ついては第3図における動作と同様であり、充電
電流が流れている状態では、充電電流検出回路4
2はORゲート6へ出力を供給しない。2次電池5
が通電不能劣化を起した場合は、充電電流検出回
路42はORゲート6へ出力を送り、性能劣化情報
が出力される。
次に、商用電源が停電すると、直流電源1の出
力電圧が低下しはじめる。第4のトランジスタ
Tr-4のエミツタ電圧はコンデンサCに蓄えられ
た電圧を保つのに対し、ベース電圧は、直流電源
の出力電圧とともに低下するため第4のトランジ
スタTr-4はやがて導通し、その結果第5のトラ
ンジスタTr-5もまた導通となる。この結果、充
電電流検出回路4の出力は常に零に保たれ、性能
劣化情報は出力されない。
力電圧が低下しはじめる。第4のトランジスタ
Tr-4のエミツタ電圧はコンデンサCに蓄えられ
た電圧を保つのに対し、ベース電圧は、直流電源
の出力電圧とともに低下するため第4のトランジ
スタTr-4はやがて導通し、その結果第5のトラ
ンジスタTr-5もまた導通となる。この結果、充
電電流検出回路4の出力は常に零に保たれ、性能
劣化情報は出力されない。
以上のように本実施例によれば、直流電源の出
力電圧の低下分を、第4のトランジスタTr-4の
ベース・エミツタ間の電圧で検出することによ
り、小さい変化を確実に把えることができる。
力電圧の低下分を、第4のトランジスタTr-4の
ベース・エミツタ間の電圧で検出することによ
り、小さい変化を確実に把えることができる。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、本発明は、直流電
源と、直流電源の電圧低下検出回路と、充電回路
と、充電電流検出回路とにより、直流電源の電圧
低下を検知して、充電電流検出回路の機能を停止
せしめることにより、2次電池の通電不能劣化を
正しく、かつ、速やかに検出することができる効
果がある。
源と、直流電源の電圧低下検出回路と、充電回路
と、充電電流検出回路とにより、直流電源の電圧
低下を検知して、充電電流検出回路の機能を停止
せしめることにより、2次電池の通電不能劣化を
正しく、かつ、速やかに検出することができる効
果がある。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク
図、第2図は、商用電源の停電直後における直流
電源の端子電圧の過渡的な変化および、充電電流
検出回路の出力の変化を示す図、第3図は、本発
明の第2の実施例を示す回路図、第4図は、本発
明の第3の実施例を示す回路図である。 1……直流電源、2,21,22……電圧低下検
出回路、3……充電回路、4,41,42……充電
電流検出回路、5……2次電池、6……ORゲー
ト、Tr-1〜Tr-5……トランジスタ、Z……ツエ
ナーダイオード。
図、第2図は、商用電源の停電直後における直流
電源の端子電圧の過渡的な変化および、充電電流
検出回路の出力の変化を示す図、第3図は、本発
明の第2の実施例を示す回路図、第4図は、本発
明の第3の実施例を示す回路図である。 1……直流電源、2,21,22……電圧低下検
出回路、3……充電回路、4,41,42……充電
電流検出回路、5……2次電池、6……ORゲー
ト、Tr-1〜Tr-5……トランジスタ、Z……ツエ
ナーダイオード。
Claims (1)
- 1 直流電源と、前記直流電源の電圧低下検出回
路と、充電回路と、充電電流検出回路とを具備
し、前記直流電源の電圧低下を検知して、前記充
電電流検出回路の機能を停止することを特徴とす
る2次電池の通電不能劣化監視回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25860985A JPS62123922A (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 | 2次電池の通電不能劣化監視回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25860985A JPS62123922A (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 | 2次電池の通電不能劣化監視回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62123922A JPS62123922A (ja) | 1987-06-05 |
JPH0417016B2 true JPH0417016B2 (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=17322648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25860985A Granted JPS62123922A (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 | 2次電池の通電不能劣化監視回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62123922A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3057498B2 (ja) * | 1989-08-02 | 2000-06-26 | 富士通株式会社 | アレイディスク装置およびそのデータ読み出し方法 |
-
1985
- 1985-11-20 JP JP25860985A patent/JPS62123922A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62123922A (ja) | 1987-06-05 |
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