JPS5850108B2 - 整流装置 - Google Patents

整流装置

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JPS5850108B2
JPS5850108B2 JP5468176A JP5468176A JPS5850108B2 JP S5850108 B2 JPS5850108 B2 JP S5850108B2 JP 5468176 A JP5468176 A JP 5468176A JP 5468176 A JP5468176 A JP 5468176A JP S5850108 B2 JPS5850108 B2 JP S5850108B2
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voltage
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transistor
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は整流装置の整流素子または整流素子群が逆阻
止能力破壊等の異常を発生した時、速応して電源開閉器
を開放させる等のための異常検出機能を持たせた整流装
置に関するものである。
第1図は従来の整流装置を示した回路図で、開閉器1を
経て整流トランス2の1次側に電源が接続され、6相の
2次巻線端子は電力ヒユーズ5を経て整流素子4の陰極
側に接続される。
整流トランス2の中性点は整流装置の陰極端子9に接続
され、整流素子4の陽極は6相共通で陽極端子10に接
続される。
直流負荷3はこの陰極端子9と陽極端子10に接続され
る。
第2図は第1図の電力ヒユーズ5に作動検出器として取
付けられているものの一例を示す概念図で、電力ヒユー
ズ5に並列に小電流ヒユーズ6が接続され、これによっ
て押バネ7が圧縮されなから押棒8が引留められ、その
先端にはIJ ミツトスイッチ11が配置されている〇 従来の整流装置は以上のように構成されているが、この
動作を説明すると、整流素子4のうち1ケが逆素子能力
を失うとこの整流素子に逆電圧が加わる期間中に整流素
子、電力ヒユーズおよび整流トランス巻線を経て短絡電
流が流れる。
すると直列に接続された電力ヒユーズはしゃ断動作をし
、故障した整流素子4を切放す。
そして第2図の小電流ヒユーズ6には電力ヒユーズ健在
時にはほとんど流れなかった電流が、そのしゃ断動作と
ともに増えるため、相前後してこれもしゃ断動作を行う
すると押バネ7の拘束力がなくなるため押棒8が外部へ
押し出され、リミットスイッチ11のレバーを作動させ
、内部の回路接点が反転する。
この接点の切換りをもって、異常表示、電源開閉器の開
放等を行うものである。
しかるにこの種の整流装置の多くはメッキ用直流電源、
抵抗溶接機用直流電源等の用途で用いられ、5〜30■
、数千〜数百A程度の低電圧、大電流の特性を持つもの
で、整流トランス2次側および整流素子の回路はインピ
ーダンスを極力小とすべく、導体は太くそして短かくそ
る事が必要であり、この部分に電力ヒユーズを設置する
ことは、インピーダンスの増大をまねき、また点検交換
等が一定条件の保守スペースを必要とするところから装
置自体の空間専有体積もかなり犬となっていた。
またメカニカルな作動により、異常検出、電源開閉器作
動を行うため、故障に対する連応性において問題がある
等の欠点があった。
この発明は以上の点に鑑みてなされたもので、6相のう
ち対象となる2つの相に接続された整流素子の逆耐電圧
値は互いの整流素子が正常ならば同時にゼロ値にはなら
ない点に着目して、整流素子の異常を検出することによ
り上記欠点のない整流装置を提供することを目的とする
ものである。
第3図は本発明の一実施例による整流装置で、大電流が
流れるパワー回路部は通常の接続図で、異常を検出する
ための信号回路はブロック線図で示している。
図中1〜4,9,10は第1図の従来装置と同様であり
、8本の信号線を受ける電圧発生確認回路5と逆阻止電
圧確認回路6とこれらに接続される判定回路7、更に表
示及び出力回路8で構成される。
第4図は第3図における整流トランスの6相の各巻線の
電圧■。
〜■、と端子9および端子10の電位の関係と波形を示
したものである。
第4図Bは端子10の電位を基準とした対象となる相、
ここではUとXの整流素子陰極側電圧、を示した波形で
ある。
第5図は■相、W相分が省略されているが、本発明の一
実施例で1〜4,9,10は従来整置と同様であり、+
20v、Ov、−5vを発生し、整流装置の陽極と0
端子を共通とし、トランジスタ等の回路へ電力を供給す
る直流電源装置11と各整流素子4の陽極側にその陰極
側が接続されるダイオード群12、そしてこれらの陽極
側を共通とし、ここと整流装置の陰極間に接続される抵
抗器24、およびダイオード13、抵抗器25〜30、
トランジスタ17,18で構成される電圧発生確認部、
ならびに抵抗器31〜36、ダイオード14.15、ト
ランジスタ19,20で構成される逆明止電圧確認部、
ならびに抵抗器37〜40、トランジスタ21で構成さ
れる判定部、ならびに押釦スイッチ22、抵抗器41,
42、コンデンサ43、サイリスク16、パルストラン
ス23で構成される表示出力部等よりなっている。
この整流装置の動作を説明すると、まず6相の整流素子
4の全てが健在である場合は開閉器1を投入すると端子
9,10に直流出力を発生し、正常に各相が順番に負荷
電流を供給しながら運転をする。
この時の各相の実効電圧と直流出力電圧は前者は第4図
Aに示すごとく60°の位相差を持ち後者は各相電圧曲
線の包絡線である。
この直流電圧の実効値は相電圧実効値の1.35倍であ
る。
また相対象となる2つの相(ここではUとXの整流素子
陰極側)の電圧波形(整流装置の陽極端子側を基準とし
た)は第4図Bに示すとと< oVの期間が600で互
に1200の位相差を持つ曲線となる。
この状態において第5図のダイオード群12と抵抗器2
4の回路では回路構成が整流素子4と直流負荷3の主回
路とダイオードの接続が逆であるだけの相似形なので第
4図Aの下側半分の波形部に相当する電圧で同様な直流
電圧を発生している。
この直流電圧は抵抗器25を通じてトランジスタ17の
ベースのバイアスとして働きトランジスタ17はオフと
なっている。
ここでダイオード13はトランジスタに加えられるバイ
アスの直流電圧をダイオードの順方向電圧降下以上には
高めない電圧制限器の役目をなす。
その後に接続されているトランジスタ18はトランジス
タ17がオフしたがってオンとなりエミッタ側には+2
0 の電位が出ている。
また、U、X相の整流素子陽極側の逆阻止電圧は抵抗器
31.34を経てトランジスタ19,20のベースのバ
イアスとして与えられる。
ダイオード14,15は上記13と同じ役目である。
これらの逆阻止電圧は第4図Bのどと<1.Hzに60
゜だけOとなるのでトランジスタ19,20は各各の逆
阻止電圧のoV期間のみオンとなり、したがって常にオ
ン、オフを繰返している。
トランジスタ19,20のコレクタの電圧は抵抗器37
゜38を経てトランジスタ21のベースに接続されてい
るが、これらの電圧は第4図Bに示すごとくバイアス電
圧が必ずとちらかに発生しているために抵抗でOR回路
としたベース点電位に約+20vありトランジスタ21
は常にオンである。
したがって抵抗器41を経てのサイリスク16のゲート
回路はO電位であり、この表示出力部は動作していない
次に整流素子のうち1個が(ここではU巻線のものと仮
定する)逆阻止能力を失う異常を発生すると、この異常
整流素子が逆防止をすべき期間に逆流する短絡状の電流
が流れることとなり、この異常整流素子の陽極、陰極間
の電位差はほとんどゼロとなる。
この時整流装置9,10間の直流電圧は整流トランス、
整流回路の内部インピーダンスの電圧降下にほとんどが
消費され大巾に低下するが、ダイオード12、抵抗器2
4の回路による直流電圧は短絡状の電流を供給していな
い反対側の巻線により発生しているため、正規の電圧値
を維持し、電圧発生確認に充分の責を果す。
そしてトランジスタ19のベースに対するバイアスが消
滅する結果トランジスタ19は常にオンとなり、したが
ってトランジスタ20がオンとなるタイミングに合わせ
てトランジスタ21はオフ、オンするところとなり、サ
イリスク16に抵抗器41を経てゲートトリが電流が供
給され、サイリスク16はオンとなり故障検出を記憶す
ると共にパルストランス23を通して外部に信号を発生
する。
この動作は他の■相、W相の回路でも同じであり、どの
相で異常が発生したかはサイリスクの自己保持がどれか
を調べることによって判明する。
以上のようにこの発明の整流装置は電力ヒユーズを使用
しないで異常検出を行うため、整流装置内のインピーダ
ンスが小となりまた必要スペースも減少すると共に検出
回路の応答速度は電気的に行うため1− FIz以下に
なる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示す回路図、第2図は従来の異常検
出器の一例を示す概念図、第3図はこの発明の一実施例
による整流装置の概略回路図、第4図はこの発明を説明
するための電圧波形図、第5図はこの発明の一実施例に
よる異常検出部の詳細を示す回路図である。 図中1は開閉器、2は整流トランス、3は直流負荷、4
は整流素子、iは電圧発生確認回路、−6−は逆阻止電
圧確認回路、ヱは判定回路、1は表示及び出力回路、9
は陰極端子、10は陽極端子、11は直流電源装置、1
2〜15は整流素子、16はサイリスク、17〜21は
トランジスタ、23はパルストランス、24〜42は抵
抗器、43はコンデンサである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 13相交流を1次側電源とし、2次側に6相星形または
    2重星形結線にて中性点を出す整流トランスと、6相分
    の整流素子または整流素子群で構成される整流装置にお
    いて、整流トランスの中性点でありかつ整流装置の陰極
    端子、整流素子または整流素子群の共通の陽極側、即ち
    整流装置の陽極端子、および整流素子または整流素子群
    の各々の陰極側の計8ケ所の部所より信号線を引き出し
    、これらの信号線を受けて、整流装置の電圧発生確認、
    各々の整流素子または整流素子群の逆阻止電圧確認、対
    象となる相の2つの整流素子又は整流素子群が同時に逆
    明止電圧が消滅するか否かの判定、および判定結果を記
    憶し、表示し、出力する回路等を設けて、整流素子また
    は整流素子群の逆阻止能力破壊等の異常を検出し、電源
    側の開閉器等に対して開放指令を発して、装置の事故拡
    大を防止することを特徴とする整流装置。 2 電圧発生確認、逆阻止電圧確認、判定、および記憶
    、表示、出力等の回路部にダイオード、トランジスタ、
    サイリスクを使用した事を特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の整流装置。 3 電圧発生確認回路部をダイオード、トランジスタ等
    で構成し、そのダイオードの接続方向を整流装置の主整
    流素子または主整流素子群と逆とし、直流負荷に対して
    電流を供給していない整流トランス巻線より電圧発生を
    検知確認するようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の整流装置。 4 逆阻止電正確認回路部をダイオード、トランジスタ
    等で構成し、トランジスタのエミッターを整流装置の陽
    極端子と同一電位とし、ベース側に主整流素子または主
    整流素子群の陰極側の信号線を抵抗とダイオードにより
    電圧制限を加えて接続し、トランジスタを逆阻止電圧よ
    り保護すると共にトランジスタに対するバイアスとして
    働かせ逆阻止電圧有りの時トランジスタOFFとしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の整流装置。 5 判定回路部をトランジスタ等で構成し、このトラン
    ジスタのコレクク側を電圧発生確認により電圧が印加さ
    れる回路とし、整流トランスに電圧が発生している時の
    み判定回路部が有効に作動するようにした事を特徴とす
    る特許請求の範囲第2項記載の整流装置。
JP5468176A 1976-05-12 1976-05-12 整流装置 Expired JPS5850108B2 (ja)

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JPS52137635A JPS52137635A (en) 1977-11-17
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JPS5558727A (en) * 1978-10-25 1980-05-01 Tokyo Shibaura Electric Co Control rectified arm shortage detector
JPS5566224A (en) * 1978-11-13 1980-05-19 Tokyo Shibaura Electric Co Rotary rectifier fault detector

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